JP6143983B1 - 車両用変圧器 - Google Patents

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Abstract

車両用変圧器は、車両の屋根上に搭載される。車両用変圧器は、変圧器本体が収納されて冷媒が充填されたタンク(110)と、タンク(110)の上方に配置され、上記冷媒と外気との熱交換によって上記冷媒を冷却する複数の冷却管(120)と、車両の走行方向(1)に沿ってタンク(110)と並ぶようにタンク(110)の側方に配置され、タンク(110)と連通しているコンサベータ(140)とを備える。

Description

本発明は、車両用変圧器に関する。
車両用変圧器の構成を開示した先行文献として、特許第5805354号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された車両用変圧器においては、変圧器本体および冷却器が、車両の屋根上において車両の進行方向に沿って並んで配置されている。
電力機器の構成を開示した先行文献として、特開2006−269694号公報(特許文献2)がある。特許文献2に記載された電力機器においては、放熱器を本体容器の上方に配置している。
特許第5805354号公報 特開2006−269694号公報
絶縁油を冷媒として循環させている変圧器においては、通常、変圧器本体の上方にコンサベータが配置されている。そのため、変圧器本体および冷却器が、車両の進行方向に沿って並んで配置されていた。特許文献2に記載された電力機器は、蒸発器において蒸発させた冷媒を放熱器において凝縮させる構成となっており、コンサベータを備える構成にはなっていない。
特許文献1に記載の車両用変圧器のように、変圧器本体および冷却器が、車両の進行方向に沿って並んで配置されている場合、車両の走行に伴う走行風による冷媒の冷却効率をさらに改善できる余地がある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、車両の走行に伴う走行風による冷媒の冷却効率を高めることができる、車両用変圧器を提供することを目的とする。
本発明の基づく車両用変圧器は、車両の屋根上に搭載される車両用変圧器である。車両用変圧器は、タンクと複数の冷却管とコンサベータとを備える。タンクには、変圧器本体が収納されており、冷媒が充填されている。複数の冷却管は、タンクの上方に配置されており、冷媒と外気との熱交換によって冷媒を冷却する。コンサベータは、車両の走行方向に沿ってタンクと並ぶようにタンクの側方に配置されており、タンクと連通している。
本発明によれば、車両の走行に伴う走行風による冷媒の冷却効率を高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の外観を示す斜視図である。 図1の車両用変圧器を矢印II方向から見た平面図である。 図1の車両用変圧器を矢印III方向から見た正面図である。 図1の車両用変圧器を矢印IV方向から見た左側面図である。 図1の車両用変圧器を矢印V方向から見た右側面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2の第1変形例に係る車両用変圧器の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態2の第2変形例に係る車両用変圧器の外観を示す正面図である。 本発明の実施の形態2の第3変形例に係る車両用変圧器の外観を示す平面図である。 本発明の実施の形態2の第4変形例に係る車両用変圧器のタンクおよび複数の冷却管を上方から見た平面図である。 図10に示す複数の冷却管の一部をXI−XI線矢印方向から見た断面図である。 本発明の実施の形態3に係る車両用変圧器の外観を示す斜視図である。
以下、本発明の各実施の形態に係る車両用変圧器について図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の外観を示す斜視図である。図2は、図1の車両用変圧器を矢印II方向から見た平面図である。図3は、図1の車両用変圧器を矢印III方向から見た正面図である。図4は、図1の車両用変圧器を矢印IV方向から見た左側面図である。図5は、図1の車両用変圧器を矢印V方向から見た右側面図である。
本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器100は、車両の屋根上に搭載される車両用変圧器である。図1〜5に示すように、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器100は、タンク110と複数の冷却管120とコンサベータ140とを備える。
タンク110には、図示しない変圧器本体が収納されており、冷媒である絶縁油が充填されている。変圧器本体は、鉄心、および、鉄心に巻き回された巻線を含んでいる。鉄心および巻線は、絶縁油に浸漬された状態でタンク110内に収納されている。タンク110には、絶縁油を循環させるための図示しないポンプが接続されている。
複数の冷却管120は、タンク110の上方に配置されている。本実施の形態においては、複数の冷却管120の各々は、車両の走行方向1に直交する、車両の幅方向2に沿って延在している。複数の冷却管120の各々は、円筒状の外形を有している。複数の冷却管120の各々は、ステンレス鋼、銅またはアルミニウムなどの熱伝導率の高い金属で構成されている。
複数の冷却管120は、高さ方向に並んで配置され、かつ、各高さにて水平方向に並んで配置されている。本実施の形態においては、複数の冷却管120は、各高さにて車両の走行方向1に並んで配置されている。複数の冷却管120において、各高さにて水平方向に並んでいる本数は、高さ方向に並んでいる本数より多い。たとえば、複数の冷却管120において、各高さにて水平方向に並んでいる本数が15本であり、高さ方向に並んでいる本数が4本である場合、合計60本の冷却管120が配置されている。
複数の冷却管120の各々の一端は、第1ヘッダー130に接続されている。複数の冷却管120の各々の他端は、第2ヘッダー131に接続されている。複数の冷却管120の各々は、第1ヘッダー130および第2ヘッダー131の各々と連通している。
第1ヘッダー130と第2ヘッダー131とは、車両の幅方向2において互いに間隔をあけて位置し、車両の走行方向1に沿って延在している。第1ヘッダー130および第2ヘッダー131の各々は、配管を通じてタンク110の上面に接続され、タンク110と連通している。
上記のポンプが駆動することにより、タンク110内の絶縁油は、第1ヘッダー130、複数の冷却管120および第2ヘッダー131を通過して、再び、タンク110内に戻るように循環する。絶縁油は、複数の冷却管120を通過する際に、外気と熱交換することにより冷却される。
コンサベータ140は、車両の走行方向1に沿ってタンク110と並ぶようにタンク110の側方に配置されている。車両の走行方向1から見て、コンサベータ140と複数の冷却管120とは重なっていない。
コンサベータ140は、タンク110と連通している。コンサベータ140は、絶縁油の温度による体積変化に対応するために設けられている。具体的には、タンク110内の絶縁油が高温になって膨張した際には、タンク110からコンサベータ140に絶縁油が流入し、タンク110内の絶縁油が低温になって収縮した際には、コンサベータ140からタンク110に絶縁油が流入する。
車両用変圧器100は、変圧器本体に近づくに従って上昇するように傾斜して複数の冷却管120に向けて延在する傾斜部をさらに備えている。具体的には、車両用変圧器100は、第1傾斜部150、第2傾斜部151、第3傾斜部152および第4傾斜部153を有している。
第1傾斜部150は、タンク110の左側面側に設けられている。第2傾斜部151は、タンク110の右側面側に設けられている。第3傾斜部152は、タンク110の正面側に設けられている。第4傾斜部153は、タンク110の背面側に設けられている。
第1傾斜部150、第2傾斜部151、第3傾斜部152および第4傾斜部153の各々は、タンク110の外壁の一部で構成されていてもよいし、タンク110とは別体の部材で構成されていてもよい。
第1傾斜部150、第2傾斜部151、第3傾斜部152および第4傾斜部153の各々は、車両用変圧器100に向けて吹く風が複数の冷却管120に当たるように導風する。具体的には、第1傾斜部150および第2傾斜部151は、車両の走行方向1に吹く風が複数の冷却管120に当たるように導風する。第3傾斜部152および第4傾斜部153は、車両の幅方向2に吹く風が複数の冷却管120に当たるように導風する。
本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器100においては、複数の冷却管120がタンク110の上方に配置されていることにより、車両の走行に伴う走行風が複数の冷却管120に当たりやすく、複数の冷却管120を通過する冷媒を効率よく冷却することができる。
複数の冷却管120において、各高さにて水平方向に並んでいる本数が、高さ方向に並んでいる本数より多いことにより、複数の冷却管120の設置面積を広くしつつ車両用変圧器100の低背化を図ることができる。
車両用変圧器100は、車両用変圧器100に向けて吹く風が複数の冷却管120に当たるように導風する傾斜部を有しているため、複数の冷却管120を通過する冷媒をさらに効率よく冷却することができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器について図を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器は、複数の冷却管の各々の形状およびヘッダーとタンクとの接続形態が主に、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器100と異なるため、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器100と同様である構成については説明を繰り返さない。
図6は、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の外観を示す斜視図である。図6に示すように、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器200は、タンク110と複数の冷却管220とコンサベータ140とを備える。
複数の冷却管220は、タンク110の上方に配置されている。本実施の形態においては、複数の冷却管220の各々は、高さ方向に延在する第1脚部221および第2脚部223と、車両の幅方向2に沿って延在している水平部222とを含んでいる。水平部222の一端は第1脚部221の他端と繋がっており、水平部222の他端は第2脚部223の他端と繋がっている。
複数の冷却管220の各々の第1脚部221の一端は、第1ヘッダー230に接続されている。複数の冷却管220の各々の第2脚部223の一端は、第2ヘッダー231に接続されている。複数の冷却管220の各々は、第1ヘッダー230および第2ヘッダー231の各々と連通している。
第1ヘッダー230と第2ヘッダー231とは、車両の幅方向2において互いに間隔をあけて位置し、車両の走行方向1に沿って延在している。第1ヘッダー230および第2ヘッダー231の各々は、タンク110の上部に一体で構成されている。
本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器200においては、複数の冷却管220、第1ヘッダー230および第2ヘッダー231が、タンク110の補強部材を兼ねている。その結果、タンク110自体の剛性を低減できるため、タンク110を薄型化および小型化することができる。ひいては、車両用変圧器200を小型化および軽量化することができる。
以下、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の変形例について図を参照して説明する。
図7は、本発明の実施の形態2の第1変形例に係る車両用変圧器の外観を示す正面図である。図7に示すように、本発明の実施の形態2の第1変形例に係る車両用変圧器200aにおいては、複数の冷却管220の第1脚部221および第2脚部223の高さが、車両の走行方向1の一方側に行くに従って高くなっている。
これにより、車両の走行方向1の一方側に向けて吹く風は、複数の冷却管220を通過する際に、順次、高さの高い冷却管220に接することになる。その結果、車両用変圧器200aにおいては、車両の走行方向1の一方側に向けて吹く風が複数の冷却管220に効率よく当たるため、冷媒の冷却効率を高めることができる。
図8は、本発明の実施の形態2の第2変形例に係る車両用変圧器の外観を示す正面図である。図8に示すように、本発明の実施の形態2の第2変形例に係る車両用変圧器200bにおいては、複数の冷却管220の第1脚部221および第2脚部223の高さが、車両の走行方向1の一方側に行くに従って低くなった後、再度高くなって元の高さになっている。
これにより、車両の走行方向1の一方側に向けて吹く風は、まず、車両の走行方向1の最も他方側に位置する冷却管と接触する。このとき、風が接触した冷却管の周囲に、渦が形成される。この渦によって、最も他方側に位置する冷却管と接触した風は、下向きの力を受けつつ、車両の走行方向1の一方側に向かい、他方側から2番目の冷却管と接触する。他方側から2番目の冷却管の周囲にも渦が形成され、この渦によって、他方側から2番目の冷却管と接触した風は、下向きの力を受けつつ、車両の走行方向1の一方側に向かい、他方側から3番目の冷却管と接触する。
このように、本変形例では、車両の走行方向1の一方側に向けて吹く風が、各冷却管の周囲に渦を形成することにより、図8の点線に示すように冷却管に沿って傾斜しつつ複数の冷却管220を吹き抜ける。これにより、本変形例では、実施の形態1に比較して、車両の走行方向1の一方側に向けて吹く風がスムーズに複数の冷却管220を通り抜け、結果として、高い冷却効果を得ることができる。
一方、車両の走行方向1の他方側に向けて吹く風は、まず、車両の走行方向1の最も一方側に位置する冷却管と接触する。このとき、風が接触した冷却管の周囲に、渦が形成される。この渦によって、最も一方側に位置する冷却管と接触した風は、下向きの力を受けつつ、車両の走行方向1の他方側に向かい、一方側から2番目の冷却管と接触する。一方側から2番目の冷却管の周囲にも渦が形成され、この渦によって、一方側から2番目の冷却管と接触した風は、下向きの力を受けつつ、車両の走行方向1の他方側に向かい、一方側から3番目の冷却管と接触する。
このように、本変形例では、車両の走行方向1の他方側に向けて吹く風が、各冷却管の周囲に渦を形成することにより、図8の点線に示すように冷却管に沿って傾斜しつつ複数の冷却管220を吹き抜ける。これにより、本変形例では、実施の形態1に比較して、車両の走行方向1の他方側に向けて吹く風がスムーズに複数の冷却管220を通り抜け、結果として、高い冷却効果を得ることができる。
以上のように、車両用変圧器200bにおいては、車両の走行方向1のいずれの方向に向けて吹く風も複数の冷却管220に効率よく当たるため、冷媒の冷却効率を高めることができる。
図9は、本発明の実施の形態2の第3変形例に係る車両用変圧器の外観を示す平面図である。図9に示すように、本発明の実施の形態2の第3変形例に係る車両用変圧器200cにおいては、車両の幅方向2における複数の冷却管220の位置が、車両の走行方向1の一方側に行くに従って車両の幅方向2の一方側にずれている。
これにより、車両の走行方向1の一方側に向けて吹く風は、複数の冷却管220を通過する際に、順次、車両の幅方向2の一方側にずれて位置する冷却管に接することになる。一方、車両の走行方向1の他方側に向けて吹く風は、複数の冷却管220を通過する際に、順次、車両の幅方向2の他方側にずれて位置する冷却管に接することになる。その結果、車両用変圧器200cにおいては、車両の走行方向1のいずれの方向に向けて吹く風も複数の冷却管220に効率よく当たるため、冷媒の冷却効率を高めることができる。
図10は、本発明の実施の形態2の第4変形例に係る車両用変圧器のタンクおよび複数の冷却管を上方から見た平面図である。図11は、図10に示す複数の冷却管の一部をXI−XI線矢印方向から見た断面図である。図10,11に示すように、本発明の実施の形態2の第4変形例に係る車両用変圧器200dにおいては、複数の冷却管220の各々は、扁平管である。複数の冷却管220は、タンク110の上方から見て、タンク110を覆っている。
具体的には、複数の冷却管220の各々の水平部222において、扁平管は、扁平な面が高さ方向と直交するように配置されている。複数の冷却管220は、水平部222の延在方向から見て、千鳥状に配置されている。複数の冷却管220は、タンク110の上方から見て、車両の走行方向1に隙間なく並んでいる。複数の冷却管220は、タンク110の上方から見て、タンク110の全体を覆っている。
これにより、変圧器本体から発生する漏れ磁束を複数の冷却管220によって遮蔽することができる。その結果、タンク110の外部に及ぶ漏れ磁束を低減することができる。ひいては、車両用変圧器200dの周囲に磁束の影響を受けやすい電子部品を配置することが可能となる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る車両用変圧器について図を参照して説明する。なお、本発明の実施の形態3に係る車両用変圧器は、複数の冷却管の延在方向およびヘッダーの配置が主に、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器200と異なるため、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器200と同様である構成については説明を繰り返さない。
図12は、本発明の実施の形態3に係る車両用変圧器の外観を示す斜視図である。図12に示すように、本発明の実施の形態3に係る車両用変圧器300は、タンク110と複数の冷却管320とコンサベータ140とを備える。
複数の冷却管320は、タンク110の上方に配置されている。本実施の形態においては、複数の冷却管320の各々は、高さ方向に延在する第1脚部321および第2脚部323と、車両の走行方向1に沿って延在している水平部322とを含んでいる。水平部322の一端は第1脚部321の他端と繋がっており、水平部322の他端は第2脚部323の他端と繋がっている。
複数の冷却管320の各々の第1脚部321の一端は、第1ヘッダー330に接続されている。複数の冷却管320の各々の第2脚部323の一端は、第2ヘッダー331に接続されている。複数の冷却管320の各々は、第1ヘッダー330および第2ヘッダー331の各々と連通している。
第1ヘッダー330と第2ヘッダー331とは、車両の走行方向1において互いに間隔をあけて位置し、車両の幅方向2に沿って延在している。第1ヘッダー330および第2ヘッダー331の各々は、タンク110の上部に一体で構成されている。
本発明の実施の形態3に係る車両用変圧器300においては、複数の冷却管320、第1ヘッダー330および第2ヘッダー331が、タンク110の補強部材を兼ねている。その結果、タンク110自体の剛性を低減できるため、タンク110を薄型化および小型化することができる。ひいては、車両用変圧器300を小型化および軽量化することができる。
また、複数の冷却管320の各々が、車両の走行方向1に沿って延在していることにより、複数の冷却管320の各々に車両の走行に伴う走行風が略同等に当たるため、複数の冷却管320を通過する冷媒を効率よく冷却することができる。
なお、今回開示した上記の実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 車両の走行方向、2 車両の幅方向、100,200,200a,200b,200c,200d,300 車両用変圧器、110 タンク、120,220,320 冷却管、130,230,330 第1ヘッダー、131,231,331 第2ヘッダー、140 コンサベータ、150 第1傾斜部、151 第2傾斜部、152 第3傾斜部、153 第4傾斜部、221,321 第1脚部、222,322 水平部、223,323 第2脚部。

Claims (6)

  1. 車両の屋根上に搭載される車両用変圧器であって、
    変圧器本体が収納されて冷媒が充填されたタンクと、
    前記タンクの上方に配置され、前記冷媒と外気との熱交換によって前記冷媒を冷却する複数の冷却管と、
    前記車両の走行方向に沿って前記タンクと並ぶように前記タンクの側方に配置され、前記タンクと連通しているコンサベータとを備える、車両用変圧器。
  2. 前記変圧器本体に近づくに従って上昇するように傾斜して前記複数の冷却管に向けて延在する傾斜部をさらに備える、請求項1に記載の車両用変圧器。
  3. 前記複数の冷却管は、高さ方向に並んで配置され、かつ、各高さにて水平方向に並んで配置されており、
    前記複数の冷却管において、前記各高さにて前記水平方向に並んでいる本数は、前記高さ方向に並んでいる本数より多い、請求項1または請求項2に記載の車両用変圧器。
  4. 前記複数の冷却管の各々は、扁平管である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  5. 前記複数の冷却管は、前記タンクの上方から見て、前記タンクを覆っている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  6. 前記複数の冷却管の各々は、前記車両の走行方向に沿って延在している、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
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