JP2016200622A - 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル - Google Patents

光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2016200622A
JP2016200622A JP2015078298A JP2015078298A JP2016200622A JP 2016200622 A JP2016200622 A JP 2016200622A JP 2015078298 A JP2015078298 A JP 2015078298A JP 2015078298 A JP2015078298 A JP 2015078298A JP 2016200622 A JP2016200622 A JP 2016200622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
conductor pattern
wiring board
main surface
optical element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015078298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6690131B2 (ja
Inventor
裕紀 安田
Hironori Yasuda
裕紀 安田
平野 光樹
Mitsuki Hirano
光樹 平野
宏之 岡部
Hiroyuki Okabe
宏之 岡部
石川 浩史
Hiroshi Ishikawa
浩史 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Flexceed
Flexceed Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Flexceed
Flexceed Co Ltd
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Flexceed, Flexceed Co Ltd, Hitachi Metals Ltd filed Critical Flexceed
Priority to JP2015078298A priority Critical patent/JP6690131B2/ja
Publication of JP2016200622A publication Critical patent/JP2016200622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6690131B2 publication Critical patent/JP6690131B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】光素子と光ファイバとの相対的な位置精度を向上させることが可能な光配線基板、及びこの光配線基板を備えた光モジュールならびに光アクティブケーブルを提供する。【解決手段】光ファイバと光学的に結合する光素子3が搭載される光配線基板1は、表裏一対の第1及び第2の主面10a,10bを有する板状の絶縁材料からなる基材10と、第1の主面10aに設けられた第1の導体パターン11と、第2の主面10bに設けられ、第1の導体パターン11よりも厚く形成された第2の導体パターン12とを備え、光ファイバを支持するフェルールを位置決めする位置決め部1bを第2の導体パターン12によって形成する。【選択図】図4

Description

本発明は、光ファイバと光学的に結合する光素子が搭載される光配線基板、この光配線基板を有する光モジュール、及びこの光モジュールを光ファイバの両端部に有する光アクティブケーブルに関する。
従来、光ファイバの先端部に装着されたフェルールが嵌合される筒状部材、及び光ファイバと光学的に結合する光素子を備えた光モジュールとして、特許文献1に記載の光ファイバ用ソケットが知られている。
この光ファイバ用ソケットは、光素子(光電変換素子)と、光素子が実装された回路基板を有する回路ブロックと、フェルールが嵌合される筒状のスリーブブロックとを備えている。回路ブロックは、回路基板と、この回路基板と一体成形され、スリーブブロックを受容する樹脂製の受け部材とを有している。受け部材には、スリーブブロックを嵌挿するための円筒状の凹型空洞が形成されている。
スリーブブロックは、円筒状のスリーブと、集光用のレンズと、スリーブの端面に形成された一対の嵌合突起とを有している。一方、受け部材には、スリーブブロックの一対の嵌合突起がそれぞれ嵌入される2つの嵌合穴が形成されている。そして、スリーブブロックは、スリーブの下部が受け部材の凹型空洞に挿入されると共に、嵌合突起が受け部材の嵌合穴に嵌入されることにより、回路ブロックとの相対的な位置決めがなされる。
光素子が発光素子である場合、この光素子から光が放射されると、放射された光が集光レンズによって集光され、フェルールに保持された光ファイバに入射する。また、光素子が受光素子である場合には、光ファイバから放射された光が集光レンズによって集光され、光素子に入射する。このようにして、光素子と光ファイバとが光学的に結合する。
特開2012−242658号公報
上記のように構成された光モジュールでは、光素子の光軸と光ファイバの中心軸とがずれていると、光素子及び光ファイバの一方から放射された光が他方に十分に入射せず、例えば光ファイバを信号伝送媒体とする光通信が行えない場合がある。このため、光素子の光軸と光ファイバの中心軸とは、高精度に一致していることが望ましい。
しかし、特許文献1に記載のものでは、例えば回路基板に対する嵌合穴の位置精度が低いと、光素子の光軸と光ファイバの中心軸とが大きくずれてしまうおそれがある。また、回路基板に対して嵌合穴を高い位置精度で形成する場合には、コストの上昇を招来してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、光素子と光ファイバとの相対的な位置精度を向上させることが可能な光配線基板、及びこの光配線基板を備えた光モジュールならびに光アクティブケーブルを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、光ファイバと光学的に結合する光素子が搭載される光配線基板であって、表裏一対の第1及び第2の主面を有する板状の絶縁材料からなる基材と、前記第1の主面に設けられた第1の導体パターンと、前記第2の主面に設けられ、前記第1の導体パターンよりも厚く形成された第2の導体パターンとを備え、前記光ファイバを支持する支持部材を位置決めする位置決め部が前記第2の導体パターンによって形成された、光配線基板を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、光配線基板、前記光配線基板に搭載された光素子、及び前記光素子と光結合する光ファイバを支持する支持部材を有し、前記光配線基板は、表裏一対の第1及び第2の主面を有する板状の絶縁材料からなる基材と、前記第1の主面に設けられた第1の導体パターンと、前記第2の主面に設けられ、前記第1の導体パターンよりも厚く形成された第2の導体パターンとを備え、前記支持部材が前記第2の導体パターンによって形成された位置決め部に位置決めされた、光モジュールを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、光ファイバ、及び前記光ファイバの両端部に設けられた一対の光モジュールを有し、前記光モジュールは、光配線基板、前記光配線基板に搭載された光素子、及び前記光素子と光結合する光ファイバを支持する支持部材を有し、前記一対の光モジュールのうち、一方の光モジュールの前記光素子は発光素子であり、かつ他方の光モジュールの前記光素子は受光素子であり、前記光配線基板は、表裏一対の第1及び第2の主面を有する板状の絶縁材料からなる基材と、前記第1の主面に設けられた第1の導体パターンと、前記第2の主面に設けられ、前記第1の導体パターンよりも厚く形成された第2の導体パターンとを備え、前記支持部材が前記第2の導体パターンによって形成された位置決め部に位置決めされた、光アクティブケーブルを提供する。
本発明に係る光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブルによれば、光素子と光ファイバとの相対的な位置精度を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る光モジュールを示す斜視図である。 図1とは異なる方向から見た光モジュールを示す斜視図である。 光モジュールの分解斜視図である。 光モジュールの側面図である。 スリーブの斜視図である。 光配線基板の第1の主面側を示す平面図である。 光配線基板の第2の主面側を示す平面図である。 図6において、基材を第1の主面a側から透視した第2の導体パターンを破線で示すと共に、光素子及び電子部品の実装領域を二点鎖線で示す説明図である。 光モジュール及びスリーブの挿通孔に挿入されたフェルール及び光ファイバを、光配線基板の長手方向に平行な断面で切断した断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光アクティブケーブルを示す構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光配線基板を示し、(a)は第2の主面側を示す平面図、(b)は側面図、(c)は第1の主面側を示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る光配線基板を示し、(a)は第2の主面側を示す平面図、(b)は側面図、(c)は第1の主面側を示す平面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態に係る光モジュールを示す斜視図である。図3は、光モジュールの分解斜視図である。図4は、光モジュールの側面図である。なお、図4では、光モジュールのスリーブの図示を省略し、かつモールド樹脂の輪郭を二点鎖線で示してその内部を実線で図示している。
この光モジュール100は、光配線基板1と、光ファイバを支持する支持部材としての円筒状のスリーブ2と、光配線基板1に搭載された光素子3と、光素子3に電気的に接続された電子部品4と、光素子3及び電子部品4を封止するモールド樹脂5とを備えている。
光配線基板1は、表裏一対の第1の主面10a及び第2の主面10bを有する板状の基材10と、基材10の第1の主面10aに設けられた第1の導体パターン11と、基材10の第2の主面10bに設けられた第2の導体パターン12とを有している。基材10は、例えばPI(ポリイミド)等の電気絶縁性を有する板状の樹脂材料からなる。本実施の形態では、基材10の厚さが例えば100μm以下であり、光配線基板1が可撓性を有している。すなわち、光配線基板1は、フレキシブル基板である。
第2の導体パターン12は、第1の導体パターン11よりも厚く形成されている。図4に示すように、基材10の厚さをt、第1の導体パターン11の厚さをt、第2の導体パターン12の厚さをtとすると、tの望ましい範囲は10〜100μm(10μm以上かつ100μm以下)であり、tの望ましい範囲は5〜35μm(5μm以上かつ35μm以下)であり、tの望ましい範囲は50〜150μm(50μm以上かつ150μm以下)である。第1の導体パターン11及び第2の導体パターン12は、例えば基材10の第1及び第2の主面10a,10bに形成された銅箔をエッチングして形成されている。
基材10は、第1の主面10a側が光素子3及び電子部品4と共にモールド樹脂5によってモールドされている。光配線基板1は、長方形状であり、その長手方向の一端部がコネクタ部1aとして形成されている。モールド樹脂5は、基材10の第1の主面10a側において、コネクタ部1aを除く範囲に形成されている。コネクタ部1aは、光配線基板1の長手方向に沿って延びるように形成された第1の導体パターン11及び第2の導体パターン12の一部、ならびに、これらの間に介在する基材10によって構成されている。
図5は、スリーブ2の斜視図である。図5では、スリーブ2の軸方向の両端面2a,2bのうち、基材10の第2の主面10bに対向する端面2bを斜め方向から見た状態を示している。
スリーブ2は、第2の主面10bに直交する方向に延びる挿通孔20が形成された筒状体からなり、第2の主面10bに対向する端面2bには、一対の凸部21と、一対の凸部21の間の一対の凹部22が形成されている。挿通孔20は、スリーブ2の中心部を軸方向に貫通し、その内径は、軸方向の全体にわたって一定である。
一対の凹部22は、挿通孔20の内径よりも狭い溝幅を有し、スリーブ2の径方向に延びる溝状に形成されている。一対の凸部21は、それぞれが扇状であり、その内周面21aは挿通孔20の内面20aの一部として、また外周面21bはスリーブ2の側面2cの一部として、それぞれ形成されている。また、一対の凸部21の周方向の端面21c,21dは、凹部22を挟んで互いに平行に向かい合っている。なお、本実施の形態では、一対の凸部21が、挿通孔20の中心軸Cを対称軸とする対称形状に形成されているが、一対の凸部21は対称形状でなくともよい。
光配線基板1には、図3に示すように、スリーブ2を位置決めする位置決め部1bが、第2の導体パターン12によって形成されている。スリーブ2は、一対の凸部21が第2の導体パターン12に係合することで、光配線基板1に位置決めされている。次に、この位置決め構造ならびに第1及び第2の導体パターン11,12について、図6乃至図8を参照して、より詳細に説明する。
図6は、光配線基板1の第1の主面10a側を示す平面図である。図7は、光配線基板1の第2の主面10b側を示す平面図である。図8は、図6において、基材10を第1の主面10a側から透視した第2の導体パターン12を破線で示すと共に、光素子3及び電子部品4の実装領域3a,4aを二点鎖線で示す説明図である。
光配線基板1の位置決め部1bは、第2の導体パターン12によって形成された円形状突起部121、及び光配線基板1の長手方向に円形状突起部121を挟む位置に設けられた一対の矩形状突起部122によって構成されている。なお、本実施の形態では、円形状突起部121を囲む4箇所に、第2の導体パターン12によって形成された外縁突起部123が設けられているが、この外縁突起部123は、スリーブ2の位置決めには関与しない。したがって、外縁突起部123は必ずしもなくともよい。
円形状突起部121の中心部には、光素子3又は後述する光ファイバから出射される光を通過させる貫通孔121aが形成されている。また、円形状突起部121の周縁121bは、光素子3又は光ファイバから出射される光の光軸を中心とする円弧状に形成されている。すなわち、第2の導体パターン12は、位置決め部1bを構成する部分(円形状突起部121及び矩形状突起部122)の周縁の一部が、光素子3又は光ファイバから出射される光の光軸を中心とする円弧状に形成されている。貫通孔121aの中心軸は、この光軸に一致している。
光素子3及び電子部品4は、光配線基板1における基材10の第1の主面10a側にフリップチップ実装されている。すなわち、光素子3及び電子部品4は、第1の主面10a側の面に複数の電極を有し、この複数の電極が第1の導体パターン11に例えば半田付けによって電気的に接続されている。
光素子3及び電子部品4は、実装機(チップマウンタ)によって光配線基板1上に配置され、固定用の接着剤によって固定される。この配置の際の基準位置としては、例えば第1の導体パターン11の何れかの角部を用いることができる。これにより、光素子3及び電子部品4は、第1の導体パターン11に対して高精度に位置決めされて実装される。
光素子3は、電気信号を光信号に変換して出力する発光素子、又は光信号を電気信号に変換して出力する受光素子である。発光素子としては、例えばVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting LASER(垂直共振器面発光レーザ))を用いることができ、受光素子としては、例えばフォトダイオードを用いることができる。
光素子3が発光素子である場合、電子部品4は、コネクタ部1aを介して伝送された電気信号に応じた電流を光素子3に供給するドライブ素子である。また、光素子3が受光素子である場合、電子部品4は、光素子3からの電気信号を増幅して出力する増幅素子である。
本実施の形態では、第1の導体パターン11が、電子部品4の電極に接続された第1乃至第6導体部111〜116と、光素子3と電子部品4とを電気的に接続するための第7及び第8導体部117,118とを有している。第1乃至第6導体部111〜116は、その一部がモールド樹脂5から露出して光配線基板1の長手方向に沿って延び、コネクタ部1aを構成する。電子部品4は、第1乃至第6導体部111〜116によって電源が供給されると共に、電気信号が入力又は出力される。すなわち、第1乃至第6導体部111〜116は、一部が電源線であり、他の一部がグランド線であり、さらにその他の一部が信号線である。
コネクタ部1aにおける第1乃至第6導体部111〜116の第2の主面10b側には、第2の導体パターン12によって形成された第1乃至第6帯状導体部124〜129が設けられている。第1帯状導体部124は、第1の主面10a側の第1導体部111とバイア13によって電気的に接続され、第2帯状導体部125は、第1の主面10a側の第2導体部112とバイア13によって電気的に接続されている。以下同様に、第3乃至第6帯状導体部126〜129は、第1の主面10a側の第3乃至第6導体部113〜116とバイア13によって電気的に接続されている。
図8に示すように、第2の導体パターン12は、光素子3の実装領域3a、及び電子部品4の実装領域4aの裏側にあたる領域を覆って形成されている。つまり、光配線基板1の基材10を第1の主面10a側から透視した場合に、図8に二点鎖線で示す光素子3及び電子部品4の実装領域3a,4aの第2の主面10b側には、第2の導体パターン12が存在している。本実施の形態では、光素子3の実装領域3aの裏側にあたる領域が円形状突起部121によって覆われ、電子部品4の実装領域4aの裏側にあたる領域が、主として矩形状突起部122によって覆われている。
スリーブ2は、一対の凹部22に矩形状突起部122が嵌合すると共に、一対の凸部21が円形状突起部121の外周に配置されることにより、光配線基板1に位置決めされる。この際、一対の凸部21は、その内周面21aが円形状突起部121の周縁121bにおける端面に対向し、第2の導体パターン12からなる位置決め部1bに係合する。凸部21の内周面21aの曲率半径は、円形状突起部121の周縁121bの曲率半径よりも僅かに大きく形成されている。
スリーブ2は、凸部21が位置決め部1bに係合して位置決めされた状態で、接着によって光配線基板1に固定される。より具体的には、基材10の第2の主面10bにおける凸部21に対向する部位に接着剤を塗布した後にスリーブ2を位置決めし、この接着剤が硬化することにより、スリーブ2が光配線基板1に固定される。なお、接着剤は、スリーブ2の端面2b側に塗布してもよい。また、接着剤を予め塗布することなくスリーブ2を位置決めした後に、スリーブ2の側面2cと光配線基板1との間に跨って接着剤を塗布してもよい。
なお、本実施の形態では、凹部22に対する凸部21の突出高さが、第2の導体パターン12の厚さよりも高く形成されているが、凸部21の突出高さは第2の導体パターン12の厚さよりも低くてもよい。ただし、凸部21の突出高さが第2の導体パターン12の厚さよりも高い場合には、位置決め部1bにおける第2の導体パターン12の厚さ方向の全体にわたって凸部21が係合するので、より確実にスリーブ2の位置決めが行える。
図9は、光モジュール100及びスリーブ2の挿通孔20に挿入されたフェルール6及び光ファイバ7を、光配線基板1の長手方向に平行で、かつ貫通孔121aの中心軸を含む断面で切断した断面図である。
フェルール6は、光ファイバ7の端部に装着された円柱状の部材であり、その軸孔60に光ファイバ7が挿通されている。光配線基板1に対向するフェルール6の端部はテーパ状に形成されている。
スリーブ2は、挿通孔20にフェルール6が挿入されることで、光ファイバ7を支持する。つまり、スリーブ2は、フェルール6を介して光ファイバ7を支持している。挿通孔20の内径は、フェルール6の外径と実質的に同径に形成され、フェルール6が挿通孔20に挿入されることにより、スリーブ2と光ファイバ7とが同軸上に配置される。なお、フェルール6は、スリーブ2に接着してもよいが、スリーブ2に対して着脱可能であってもよい。
フェルール6は、その軸方向端面6aが貫通孔121aの周辺における第2の導体パターン12(円形状突起部121)に突き当てられる。これにより、光配線基板1に対するフェルール6及び光ファイバ7の軸方向の位置が決められている。
図9では、光素子3が発光素子であり、この光素子3の発光部30から放射された光の光束を符号30aで図示している。この光束30aは、第1の導体パターン11の第7導体部117と第8導体部118との間から基材10を透過し、さらに円形状突起部121の貫通孔121aを通過して、光ファイバ7のクラッド70に覆われたコア71に入射する。なお、光素子3が受光素子である場合には、光ファイバ7のコア71から放射された光が、円形状突起部121の貫通孔121aを通過し、さらに基材10を透過して光素子3の受光部に入射する。このようにして、光素子3は光ファイバ7と光学的に結合する。
(第1の実施の形態の作用及び効果)
以上説明した本発明の第1の実施の形態によれば、以下に述べる作用及び効果が得られる。
(1)スリーブ2は、第2の導体パターン12により構成された位置決め部1bによって位置決めされるので、光素子3と光ファイバ7との相対的な位置精度を高めることができる。つまり、仮にスリーブ2の位置決めを、スリーブ2に設けられた突起と基材10に形成された孔との嵌合によって行う場合には、この孔を形成する際の工具の位置決め精度等によっては光素子3と光ファイバ7との相対的な位置精度が低下してしまうおそれがあるが、本実施の形態によれば、第2の導体パターン12(位置決め部1b)によってスリーブ2の位置決めがなされるので、例えば上記のように突起と孔との嵌合によってスリーブ2の位置決めをする場合に比較して、光配線基板1に対するスリーブ2の位置精度を高めることができ、ひいては光素子3と光ファイバ7との相対的な位置精度を高めることができる。
(2)第2の導体パターン12は、第1の導体パターン11よりも厚く形成されている。すなわち、第2の導体パターン12は、電気的な接続を目的として形成される通常の導体パターンの厚みよりも厚く形成されているので、例えば第2の導体パターン12の厚みが第1の導体パターン11の厚みと同じである場合に比較して、位置決め部1bによるスリーブ2の位置決めを、より確実に行うことができる。
(3)円形状突起部121の周縁121bは、光素子3又は光ファイバ7から出射される光の光軸を中心とする円弧状に形成され、スリーブ2の一対の凸部21は、その内周面21aが円形状突起部121の周縁121bにおける端面に対向する。またさらに、凸部21の内周面21aは、スリーブ2の挿通孔20の内面20aの一部として形成されている。つまり、スリーブ2は、その内面20aにおいて円形状突起部121と係合すると共に、この内面20aによってフェルール6を保持するので、第2の導体パターン12とフェルール6との相対的な位置精度、ひいては光素子3と光ファイバ7との相対的な位置精度をさらに高めることができる。
(4)フェルール6は、軸方向端面6aが第2の導体パターン12(円形状突起部121)に突き当てられるので、フェルール6の軸方向における光ファイバ7の端面の位置を正確に固定することができる。これにより、光素子3と光ファイバ7との距離の精度を高め、光素子3と光ファイバ7との光学的な結合を確実に行うことができる。また、フェルール6の軸方向端面6aが第2の導体パターン12に突き当てられることから、光ファイバ7の端面と光素子3との間の距離を第2の導体パターン12の厚み以上に確保することができ、光素子3又は光ファイバ7から放射された光がある程度拡散した状態で光ファイバ7又は光素子3に入射する。これにより、光素子3と光ファイバ7との相対的な位置に僅かな誤差があった場合でも、その誤差を許容して、光素子3と光ファイバ7とを光学的に結合させることができる。
(5)光素子3の実装領域3aの裏側にあたる領域が第2の導体パターン12によって覆われているので、光素子3を実装機によって実装する際に、光素子3を基材10に押し付けても、基材10の変形を抑制することができる。これにより、光素子3の実装位置の精度を確保することができる。同様に、電子部品4の実装領域4aの裏側にあたる領域が第2の導体パターン12によって覆われているので、電子部品4を実装機によって実装する際に、基材10の変形を抑制することができ、電子部品4の実装位置の精度を確保することができる。
(6)基材10は、第1の主面10aが光素子3及び電子部品4と共にモールド樹脂5によってモールドされているので、例えばコネクタ部1aを嵌合相手のコネクタに着脱する際に、光素子3や電子部品4が損傷を受けることを回避することが可能となる。また、スリーブ2を光配線基板1に位置決め及び固定する際の光配線基板1の剛性を高めることができ、スリーブ2の位置決め及び固定を確実に行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について、図10を参照して説明する。図10は、第1の実施の形態に係る光モジュール100が光ファイバの両端部に設けられた光アクティブケーブル101を示す構成図である。
この光アクティブケーブル101は、第1の実施の形態について説明した光ファイバ7を光ファイバ素線として有する光ファイバ心線8と、フェルール6と、送信用及び受信用の一対の光モジュール100とを有している。以下の説明では、一対の光モジュール100のうち、送信用の光モジュール100を送信用光モジュール100Aとし、受信用の光モジュール100を受信用光モジュール100Bとして説明する。
送信用光モジュール100A及び受信用光モジュール100Bは、それぞれ光素子3及び電子部品4を光配線基板1に実装して構成されている。送信用光モジュール100Aは、光素子3が発光素子であり、電子部品4が光素子3に電流を供給するドライブ素子である。受信用光モジュール100Bは、光素子3が受光素子であり、電子部品4が光素子3からの電気信号を増幅して出力する増幅素子である。
光ファイバ心線8は、光ファイバ7(図9に示す)を、例えばシリコンからなる緩衝層、及び例えばプラスチックからなる外被で覆って構成されている。
光アクティブケーブル101は、例えば情報処理装置間の信号の送受信に用いられる。この場合、一方の情報処理装置のマザーボードに設けられた雌コネクタに送信用光モジュール100Aの光配線基板1のコネクタ部1aが嵌合し、他方の情報処理装置のマザーボードに設けられた雌コネクタに受信用光モジュール100Bの光配線基板1のコネクタ部1aが嵌合する。
送信用光モジュール100Aの電子部品4は、光配線基板1のコネクタ部1aを介して入力された信号に応じて光素子3に電流を供給し、光素子3(発光素子)を発光させる。この光素子3から放射された光は、光ファイバ7を媒体として受信用光モジュール100Bに伝搬し、受信用光モジュール100Bの光素子3(受光素子)に受光される。この光素子3の出力信号は、受信用光モジュール100Bの電子部品4で増幅され、光配線基板1のコネクタ部1aから出力される。これにより、光アクティブケーブル101を介した信号伝送がなされる。
この光アクティブケーブル101によれば、光ファイバ心線8をマザーボードに対して平行に引き出すことができるため、一方のマザーボードと他方のマザーボードとの間の光ファイバ7に対する曲げを少なくすることができる。これにより、光ファイバ7の曲げによる光の損失を抑制することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について、図11を参照して説明する。図11において、第1の実施の形態について説明したものと実質的に同一の機能を有する構成要素については、第1の実施の形態と共通する符号を付して、その重複した説明を省略する。
図11は、第3の実施の形態に係る光配線基板1Aを示し、(a)は第2の主面10b側を示す平面図、(b)は側面図、(c)は第1の主面10a側を示す平面図である。
第1の実施の形態に係る光配線基板1では、コネクタ部1aが、光配線基板1の長手方向に沿って延びるように形成された第1の導体パターン11及び第2の導体パターン12の一部、ならびに、これらの間に介在する基材10によって構成されていたが、第3の実施の形態に係る光配線基板1Aでは、基材10の長手方向の長さが第1の実施の形態に係る光配線基板1よりも短く、コネクタ部1aが第1乃至第6帯状導体部124〜129のみによって構成されている。
つまり、第3の実施の形態に係る光配線基板1Aでは、基材10の端部から突出した第2の導体パターン12(第1乃至第6帯状導体部124〜129)によってコネクタピンが形成され、このコネクタピンが例えば情報処理装置のマザーボードに設けられた雌コネクタの端子に接触し、電気的な接続がなされる。すなわち、光配線基板1Aのコネクタ部1aは、フライングリード型に構成されている。
なお、この光配線基板1Aは、例えば基材10の第2の主面10b上に第1乃至第6帯状導体部124〜129を含む第2の導体パターン12を形成した後に、コネクタ部1aにおける基材10を除去することにより形成することができる。
この第3の実施の形態に係る光配線基板1Aによれば、相手側コネクタへの嵌合が容易となる。また、第1乃至第6帯状導体部124〜129は、その厚みが第1の導体パターン11の厚みよりも厚く、例えば50μm以上の厚みを有しているので、相手側コネクタへの嵌合の際に折れ曲がってしまうことが抑制される。また、マザーボードに設けたスルーホールに第1乃至第6帯状導体部124〜129を差し込み、半田付けすることにより、容易にマザーボードと接続することも可能となる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について、図12を参照して説明する。図12において、第1の実施の形態について説明したものと実質的に同一の機能を有する構成要素については、第1の実施の形態と共通する符号を付して、その重複した説明を省略する。
図12は、第4の実施の形態に係る光配線基板1Bを示し、(a)は第2の主面10b側を示す平面図、(b)は側面図、(c)は第1の主面10a側を示す平面図である。
第1の実施の形態に係る光配線基板1では、コネクタ部1aにおける基材10の第2の主面10bに第1乃至第6帯状導体部124〜129が設けられていたが、第4の実施の形態に係る光配線基板1Bでは、コネクタ部1aにおける基材10の第2の主面10bに第1乃至第6帯状導体部124〜129が設けられていない。一方、第1乃至第6導体部111〜116は、第1の実施の形態に係る光配線基板1Aと同様に、基材10の長手方向の端部まで形成されている。すなわち、光配線基板1Bには、基材10及び第1の導体パターン11によって、エッジコネクタ部が形成されている。
この第4の実施の形態に係る光配線基板1Bによれば、第1の実施の形態に係る光配線基板1よりもコネクタ部1aの厚みが薄くなるので、相手側コネクタへの嵌合が容易となる。また、コネクタ部1aの柔軟性が高まるので、コネクタ部1aの先端部が相手側コネクタに嵌合した状態で、基材10を第1乃至第6導体部111〜116と共に屈曲させることも容易となる。これにより、例えば相手側コネクタが設けられたマザーボード(リジッド基板)に対して垂直な方向に光ファイバ7を引き出すことも可能となる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]光ファイバ(7)と光学的に結合する光素子(3)が搭載される光配線基板(1,1A,1B)であって、表裏一対の第1及び第2の主面(10a,10b)を有する板状の絶縁材料からなる基材(10)と、前記第1の主面(10a)に設けられた第1の導体パターン(11)と、前記第2の主面(10b)に設けられ、前記第1の導体パターン(11)よりも厚く形成された第2の導体パターン(12)とを備え、前記光ファイバ(7)を支持する支持部材(スリーブ2)を位置決めする位置決め部(1b)が前記第2の導体パターン(12)によって形成された、光配線基板(1,1A,1B)。
[2]前記第2の導体パターン(12)は、前記位置決め部(1b)を構成する周縁(121b)の一部が前記光素子(3)又は前記光ファイバ(7)から出射される光の光軸を中心とする円弧状に形成された、[1]に記載の光配線基板(1,1A,1B)。
[3]前記基材(10)及び前記第1の導体パターン(11)によってエッジコネクタ部が形成されている、[1]又は[2]に記載の光配線基板(1B)。
[4]前記基材(10)の端部から突出した前記第2の導体パターン(12)によってコネクタピンが形成されている、[1]乃至[3]の何れか1項に記載の光配線基板(1A)。
[5]光配線基板(1,1A,1B)、前記光配線基板(1,1A,1B)に搭載された光素子(3)、及び前記光素子(3)と光結合する光ファイバ(7)を支持する支持部材(2)を有し、前記光配線基板(1,1A,1B)は、表裏一対の第1及び第2の主面(10a,10b)を有する板状の絶縁材料からなる基材(10)と、前記第1の主面(10a)に設けられた第1の導体パターン(11)と、前記第2の主面(12)に設けられ、前記第1の導体パターン(11)よりも厚く形成された第2の導体パターン(12)とを備え、前記支持部材(2)が前記第2の導体パターン(12)によって形成された位置決め部(1b)に位置決めされた、光モジュール(100)。
[6]前記支持部材(2)は、前記第2の主面(10b)に直交する方向に延びる挿通孔(20)が形成された筒状体からなり、前記支持部材(2)の端面(2b)に形成された凸部(21)が前記第2の導体パターン(12)に係合することで、前記支持部材(2)が前記光配線基板(1,1A,1B)に位置決めされる、[5]に記載の光モジュール(100)。
[7]前記支持部材(2)は、前記挿通孔(20)に前記光ファイバ(7)の端部に装着されたフェルール(6)が挿入されることで前記光ファイバ(7)を支持し、前記フェルール(6)は、その軸方向端面(6a)が前記第2の導体パターン(12)に突き当てられる、[6]に記載の光モジュール(100)。
[8]前記光素子(3)は、前記基材(10)の前記第1の主面(10a)側に実装され、前記第2の導体パターン(12)は、前記光素子(3)の実装領域(3a)の裏側にあたる領域を覆って形成されている、[5]乃至[7]の何れか1つに記載の光モジュール(100)。
[9]前記基材(10)の前記第1の主面(10a)側に、前記光素子(3)と電気的に接続された電子部品(4)が実装され、前記第2の導体パターン(12)は、前記電子部品(4)の実装領域(4a)の裏側にあたる領域を覆って形成されている、[8]に記載の光モジュール(100)。
[10]前記基材(10)は、前記第1の主面(10a)側が前記光素子(3)及び前記電子部品(4)と共に樹脂(モールド樹脂5)によってモールドされている、[9]に記載の光モジュール(100)。
[11]光ファイバ(7)、及び前記光ファイバ(7)の両端部に設けられた一対の光モジュール(100)を有し、前記光モジュール(7)は、光配線基板(1,1A,1B)、前記光配線基板(1,1A,1B)に搭載された光素子(3)、及び前記光素子(3)と光結合する光ファイバ(7)を支持する支持部材(2)を有し、前記一対の光モジュール(100)のうち、一方の光モジュール(100)の前記光素子(3)は発光素子であり、かつ他方の光モジュールの前記光素子(3)は受光素子であり、前記光配線基板(1,1A,1B)は、表裏一対の第1及び第2の主面(10a,10b)を有する板状の絶縁材料からなる基材(10)と、前記第1の主面(10a)に設けられた第1の導体パターン(11)と、前記第2の主面(10b)に設けられ、前記第1の導体パターン(11)よりも厚く形成された第2の導体パターン(12)とを備え、前記支持部材(2)が前記第2の導体パターン(12)によって形成された位置決め部(1b)に位置決めされた、光アクティブケーブル(101)。
以上、本発明の第1乃至第4の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記第1乃至第4の実施の形態では、光配線基板1,1A,1Bに1つの光素子3が搭載された場合について説明したが、これに限らず、複数の光素子3が搭載されていてもよい。また、位置決め部1b等の形状も、各図面に具体的に例示したものに限らない。
また、図10を参照して説明した第2の実施の形態では、第1の実施の形態に係る光配線基板1を有する光モジュール100を光ファイバ7(光ファイバ心線8)の両端部に設けた光アクティブケーブル101について説明したが、これに限らず、第3又は第4の実施の形態に係る光配線基板1A,1Bを有する光モジュールを光ファイバ7の両端部に設けて光アクティブケーブルを構成してもよい。
また、上記各実施の形態では、光素子3又は光ファイバ7から放射された光が基材10を透過する場合について説明したが、光素子3又は光ファイバ7から放射された光の波長における基材10の光透過性が低い場合等には、基材10に光を通過させるための孔を形成してもよい。
また、上記各実施の形態では、支持部材としてのスリーブ2が円筒状である場合について説明したが、これに限らない。つまり、支持部材は光ファイバを支持することが可能であれば、角筒状であってもよく、また筒状に限定されることもない。またさらに、支持部材は、フェルールを介することなく直接的に光ファイバを支持してもよく、内部に光を集光させるための集光レンズを有していてもよい。
1,1A,1B…光配線基板
1a…コネクタ部
1b…位置決め部
10…基材
10a…第1の主面
10b…第2の主面
11…第1の導体パターン
12…第2の導体パターン
2…スリーブ(支持部材)
20…挿通孔
21…凸部
3…光素子
4…電子部品
3a,4a…実装領域
5…モールド樹脂
6…フェルール
7…光ファイバ
100…光モジュール
101…光アクティブケーブル

Claims (11)

  1. 光ファイバと光学的に結合する光素子が搭載される光配線基板であって、
    表裏一対の第1及び第2の主面を有する板状の絶縁材料からなる基材と、
    前記第1の主面に設けられた第1の導体パターンと、
    前記第2の主面に設けられ、前記第1の導体パターンよりも厚く形成された第2の導体パターンとを備え、
    前記光ファイバを支持する支持部材を位置決めする位置決め部が前記第2の導体パターンによって形成された、
    光配線基板。
  2. 前記第2の導体パターンは、前記位置決め部を構成する周縁の一部が前記光素子又は前記光ファイバから出射される光の光軸を中心とする円弧状に形成された、
    請求項1に記載の光配線基板。
  3. 前記基材及び前記第1の導体パターンによってエッジコネクタ部が形成されている、
    請求項1又は2に記載の光配線基板。
  4. 前記基材の端部から突出した前記第2の導体パターンによってコネクタピンが形成されている、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の光配線基板。
  5. 光配線基板、前記光配線基板に搭載された光素子、及び前記光素子と光結合する光ファイバを支持する支持部材を有し、
    前記光配線基板は、
    表裏一対の第1及び第2の主面を有する板状の絶縁材料からなる基材と、
    前記第1の主面に設けられた第1の導体パターンと、
    前記第2の主面に設けられ、前記第1の導体パターンよりも厚く形成された第2の導体パターンとを備え、
    前記支持部材が前記第2の導体パターンによって形成された位置決め部に位置決めされた、
    光モジュール。
  6. 前記支持部材は、前記第2の主面に直交する方向に延びる挿通孔が形成された筒状体からなり、
    前記支持部材の端面に形成された凸部が前記第2の導体パターンに係合することで、前記支持部材が前記光配線基板に位置決めされる、
    請求項5に記載の光モジュール。
  7. 前記支持部材は、前記挿通孔に前記光ファイバの端部に装着されたフェルールが挿入されることで前記光ファイバを支持し、
    前記フェルールは、その軸方向端面が前記第2の導体パターンに突き当てられる、
    請求項6に記載の光モジュール。
  8. 前記光素子は、前記基材の前記第1の主面側に実装され、
    前記第2の導体パターンは、前記光素子の実装領域の裏側にあたる領域を覆って形成されている、
    請求項5乃至7の何れか1項に記載の光モジュール。
  9. 前記基材の前記第1の主面側に、前記光素子と電気的に接続された電子部品が実装され、
    前記第2の導体パターンは、前記電子部品の実装領域の裏側にあたる領域を覆って形成されている、
    請求項8に記載の光モジュール。
  10. 前記基材は、前記第1の主面側が前記光素子及び前記電子部品と共に樹脂によってモールドされている、
    請求項9に記載の光モジュール。
  11. 光ファイバ、及び前記光ファイバの両端部に設けられた一対の光モジュールを有し、
    前記光モジュールは、光配線基板、前記光配線基板に搭載された光素子、及び前記光素子と光結合する光ファイバを支持する支持部材を有し、
    前記一対の光モジュールのうち、一方の光モジュールの前記光素子は発光素子であり、かつ他方の光モジュールの前記光素子は受光素子であり、
    前記光配線基板は、
    表裏一対の第1及び第2の主面を有する板状の絶縁材料からなる基材と、
    前記第1の主面に設けられた第1の導体パターンと、
    前記第2の主面に設けられ、前記第1の導体パターンよりも厚く形成された第2の導体パターンとを備え、
    前記支持部材が前記第2の導体パターンによって形成された位置決め部に位置決めされた、
    光アクティブケーブル。

JP2015078298A 2015-04-07 2015-04-07 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル Active JP6690131B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015078298A JP6690131B2 (ja) 2015-04-07 2015-04-07 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015078298A JP6690131B2 (ja) 2015-04-07 2015-04-07 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016200622A true JP2016200622A (ja) 2016-12-01
JP6690131B2 JP6690131B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=57424242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015078298A Active JP6690131B2 (ja) 2015-04-07 2015-04-07 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6690131B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075461A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 日東電工株式会社 光電気複合伝送モジュール

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5298157U (ja) * 1976-01-23 1977-07-23
JP2004325939A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Seiko Epson Corp 光通信モジュール、光通信装置、及びその製造方法
JP2009047937A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Sony Corp 光送信/光受信モジュール及び光モジュールの製造方法並びに光通信モジュール
US20090232456A1 (en) * 2008-03-14 2009-09-17 Hongyu Deng Mini Optical Subassembly
JP2014145810A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Hitachi Metals Ltd 光モジュール

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5298157U (ja) * 1976-01-23 1977-07-23
JP2004325939A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Seiko Epson Corp 光通信モジュール、光通信装置、及びその製造方法
JP2009047937A (ja) * 2007-08-20 2009-03-05 Sony Corp 光送信/光受信モジュール及び光モジュールの製造方法並びに光通信モジュール
US20090232456A1 (en) * 2008-03-14 2009-09-17 Hongyu Deng Mini Optical Subassembly
JP2014145810A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Hitachi Metals Ltd 光モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021075461A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 日東電工株式会社 光電気複合伝送モジュール
CN114556177A (zh) * 2019-10-15 2022-05-27 日东电工株式会社 光电复合传输模块

Also Published As

Publication number Publication date
JP6690131B2 (ja) 2020-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5958364B2 (ja) 光モジュール
JP4690963B2 (ja) 多チャンネル光モジュールの製造方法
TWI521250B (zh) 電氣至光學及光學至電氣轉換頭插頭
JP4238187B2 (ja) 光電気複合型コネクタ及びそれを用いた基板
WO2014050444A1 (ja) 光モジュール
US9726826B2 (en) Inter-lens adjusting method and photoelectric hybrid substrate
JP6379642B2 (ja) 光学装置の製造方法、光学装置及び光学コネクタユニット
JP5246136B2 (ja) 光送受信器
WO2016088349A1 (ja) 光モジュール
KR20110127522A (ko) 광모듈 및 이의 제조 방법
JP2010016012A (ja) 光電気変換デバイス、光電気変換モジュールおよび光電気変換デバイスの製造方法
JP2009139412A (ja) 光配線基板及び光結合方法
US8750657B2 (en) Flip-chip optical interface with micro-lens array
JP2009223063A (ja) 光モジュール
JP6561491B2 (ja) テープファイバの接続構造、及び、製造方法
US11327258B2 (en) Optical module
JP2014071414A (ja) 光モジュール及び光モジュールの製造方法
JP2005292739A (ja) 光モジュール
JP6589345B2 (ja) 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル
WO2011089499A2 (ja) 光ファイバ用ソケット
JP6690131B2 (ja) 光配線基板、光モジュール、及び光アクティブケーブル
JP6776507B2 (ja) 光モジュール、及び光アクティブケーブル
JP2011154123A (ja) 光ファイバ用ソケット
JP6421557B2 (ja) 光モジュール及び光ケーブル
JP5573441B2 (ja) 光電変換モジュール用部品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20150731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180315

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180327

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20181213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190327

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200310

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6690131

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350