JP2016198736A - アミノサリチルアルジミン配位子を金属に配位させた触媒及びこれを用いたヨード環化体の製造方法 - Google Patents

アミノサリチルアルジミン配位子を金属に配位させた触媒及びこれを用いたヨード環化体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】広範なヨード環化体を高い光学純度で合成する手法の提供。【解決手段】式(1)で示されるアミノサリチルアルジミン配位子を金属又は金属塩に配位させてなる触媒。(R1及びR2はH、アルキル基、フェニル基又はナフチル基;R3及びR4はH、ハロゲン、ニトロ基、アルキル基、アルキニル基、アルコキシ基又はフェニル基)【選択図】なし

Description

本発明は、アミノサリチルアルジミン配位子を金属に配位させた触媒及びこれを用いたヨード環化体の製造方法に関する。
ヨード環化は、その生成物から様々な化学変換が可能であり、天然物等の複雑な化合物の合成に用いられる重要な反応である。特に、環化によって新規の第四級不斉炭素を構築できることから、触媒的不斉反応への展開が注目されている。近年になり、Jacobsen(非特許文献1)やJohnston(非特許文献2)、Gao(非特許文献3)らにより触媒的不斉ヨード環化が達成されている。
Dobish, M.C.: Johnston,J.N. J. Am. Chem. Soc. 2012, 134, 6068 Veitch, G.E.: Jacobsen, E.N. Angew. Chem. Int. Ed. 2010, 49, 7332 Ning, Z.: Jin, R.: Ding, J.: Gao, L. SYNLETT. 2009, 14, 2291
しかしながら、上記文献に記載のいずれにおいても、反応に用いられる基質はカルボン酸化合物に限定され、他の基質を用いたヨード環化体を得る反応系の開発が望まれる。
そこで、本発明は、上記課題を鑑み、より広範な基質に対する不斉ヨード環化反応を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討を行ったところ、金属にアミノサリチルアルジミン配位子を配位させた触媒の存在下で、不飽和アミドとN−ヨードスクシンイミドを反応させることで、エナンチオ選択的にヨード環化体を得ることが出来る点を発見し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明の一手段に係る触媒は、下記式(1)で示される配位子に金属又は金属塩を配位させたものである。
上記式(1)で示される配位子においてR、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、RとRは結合して環を形成していてもよい。RとRとは、同じであっても、異なっていてもよい。R、Rは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ基、アルキル基、アルキニル基、アルコキシ基又はフェニル基(置換基を有していてもよい。)である。
また、本発明の他の一手段に係るヨード環化体を製造する方法は、下記式(1)で示される配位子に金属又は金属塩を配位させた触媒の存在下で、不飽和アミドとN−ヨードスクシンイミドを反応させることで下記式(2)で示されるヨード環化体を製造するものである。
ここでR、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、RとRは結合して環を形成していてもよい。RとRとは、同じであっても、異なっていてもよい。R、Rは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ基、アルキル基、アルキニル基、アルコキシ基又はフェニル基(置換基を有していてもよい。)である。
ここでR、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)、カルボニル基、スルホニル基である。
以上、本発明により、新規な金属触媒を提供するとともに、これを用いて不斉ヨード環化反応及びそれにより得られるヨード環化体をエナンチオ選択的に提供することが可能となり、得られる光学活性なヨード環化体の拡大を行う事が出来る。また、本発明によると非常に高い収率を得ることもできる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。ただし、本発明は多くの異なる様態で実施することが可能であり、以下に示す実施形態に限定されるものではない。
(実施形態1)
本実施形態に係る触媒は、下記化学式(1)で示される配位子を金属又は金属塩に配位させて得られる。
本実施形態に係る配位子において、R、Rは、ジアミンの置換基として種々のものを採用することができる。例えば水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であることが望ましく、RとRは結合して環を形成していてもよい。RとRとは、同じであっても、異なっていてもよい。
また、本実施形態に係る配位子において、RおよびRは、芳香環に導入できる置換基である限り限定されることはなく種々のものを採用することができる。例えば水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ基、アルキル基、アルコキシ基又はフェニル基(置換基を有していてもよい。)を例示することができる。
配位子を配位させる金属としては、配位させることができる限りにおいてこれに限定されるわけではないが、例えば銅、ニッケル、亜鉛、コバルト、ルテニウム、ロジウム又は鉄を例示することができる。また配位子を金属に配位させる方法としては、周知の方法を採用することができ、限定されるわけではないが、金属塩と配位子を混合することで配位させることができる。金属塩としては、限定されるわけではないが、金属が銅である場合、Cu(OAc)、Cu(OTf)、CuCl等を用いることができる。
さらに、本実施形態に係る触媒は、不飽和アミドを用いた不斉ヨード環化反応を行なうために用いることができる。具体的には、本実施形態に係る触媒の存在下で、下記式(3)で示される反応のように、不飽和アミドとN−ヨードスクシンイミドを反応させてヨード環化体をエナンチオ選択的に合成することができる。
ここでR、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)、カルボニル基、スルホニル基である。
(触媒の製造)
まず、下記式(4)で示されるジアミンに対し、1,3ジメチル−5−アセチル−バルビツール酸(DAB)を作用させることで、下記式(5)で示されるモノDAB化ジアミンを得ることができる。
次に、(5)で示されるモノDAB化ジアミンに対し、ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)存在の下、置換基Rを有する1、2−ビスブロモメチルベンゼンを反応させることで、下記式(6)で示されるDAB基と第三級アミン部位を導入したジアミンを得ることができる。
次に、(6)で示されるジアミンに対し、2−アミノエタノール存在の下、DAB基を外すことで、下記式(7)に示される第三級アミン部位を持つジアミンを得ることができる。
そして、下記式(7)で示されるジアミンに対し、無水硫酸ナトリウム存在下、サリチルアルデヒドを作用させることで、上記式(1)に示される配位子を得ることが出来る。
さらに、上記式(1)で示される配位子に対し、金属または金属塩を作用させることで触媒を得ることが出来る。
以上、本実施形態により、ハロ環化反応において広範な基質にて高い不斉収率を与える触媒及びそれによる光学活性なヨード環化体を提供することが出来る。
以下、上記実施形態の触媒について実際に作成し、その効果について確認を行った。以下説明する。
(実施例)
本実施例では、下記式(1−1)で示される配位子を金属塩に配位させた触媒を作成し、その触媒をハロ環化反応に用いた。
(触媒の合成)
まず、下記反応式(8)に従い、下記式(7−1)の合成をおこなった。
まず、(1R、2R)−1、2−diphenylethane−1、2−diamine(1.06g、5.0mmol)と1、3−dimethyl−5−acetyl−barbituric acid(DAB)(991mg、5mmol)を無水THF溶液(15ml)に溶かし、アルゴン雰囲気下、20℃で48時間攪拌し、減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒1:1 n−ヘキサン/酢酸エチル)により精製し、白色固体状のモノDAB化されたジアミンを98%の収率で得た。
次に、上記で得たモノDAB化されたジアミン(98mg、0.25mmol)を無水DMF(3ml)に溶かし、diisopropylethylamine(DIPEA)(94μl、0.55mmol)とo−xylylenedibromide(72.6mg、0.275mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、40℃で48時間攪拌し、蒸留水(10ml)を加えた後、酢酸エチル、飽和食塩水の順に抽出する。有機層を芒硝により乾燥し、減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒3:1 n−ヘキサン/酢酸エチル)により精製し、黄色固体状のDAB基と第三級アミン部位を導入したジアミンを81%の収率で得た。
次に、上記で得たDAB基と第三級アミン部位を導入したジアミン(196mg、0.396mmol)と2−aminoethanol(238μl、3.96mmol)を無水エタノール(3ml)に溶解し、アルゴン雰囲気下、50℃で24時間攪拌し、減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒1:1 n−ヘキサン/酢酸エチル)により精製し、上記式(12)に示される黄色オイル状の第三級アミン部位を持つジアミンを99%の収率で得た。
(7−1)の機器データ:
H NMR(400MHz、CDCl)δ2.10(br−s、2H), 4.00−4.09(m,5H), 4.55(d,J=8.3Hz,1H), 7.07−7.24(m,14H,aromatic);
13C NMR(100MHz,CDCl)δ16.5, 55.1, 56.0, 56.8, 63.2, 73.0, 122.2, 126.5, 126.8, 127.1, 127.7, 127.8, 127.9, 129.8, 136.1, 139.7, 142.9;
FT/IR(solid)3374, 3230, 3057, 3027, 2935, 2890, 2792, 1600, 1490, 1452, 1359, 1322, 1218, 1180, 1078, 1027, 873, 744, 700, 626cm−1
[α]=+25.7°(c=0.74,CHCl);
HRMS(FAB+)calcd for C2223 (M+H)315.1861: found 315.1870.
次に、下記式(9)に従い、上記で得たジアミン(7−1)(518.8mg)と3,5−ジブロモサリチルアルデヒド(419.9mg)をジクロロメタン(10mL)に溶解し、無水硫酸ナトリウム(9.0mg)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で12時間攪拌し減圧濃縮する。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒4:1 n−ヘキサン/酢酸エチル)により精製し、上記式(1−1)に示される2,4−dibromo−6−((E)−(((1R,2R)−2−(isoindolin−2−yl)−1,2−diphenylethyl)imino)methyl)phenol(860.6mg)を99%の収率で得た。
(1−1)の機器データ:
H NMR(400MHz,CDCl)δ3.98(d,J=11.00Hz,2H), 4.07(d,J=11.00Hz,2H), 4.30(d,J=7.02Hz,1H), 4.97(d,J=7.02Hz,1H), 7.09−7.19(m,14H), 7.29(s,1H), 7.69(s,1H), 8.31(s,1H)
13C NMR(100MHz,CDCl)δ163.1, 158.2, 139.2, 139.2, 137.8, 137.0, 133.0, 129.5, 128.2, 127.9, 127.9, 127.5, 127.5, 126.7, 122.2, 120.1, 112.3, 109.4, 76.2, 74.6, 57.5;
FT/IR(solid)3352, 3031, 2787, 1631, 1451, 1168,1049, 747, 705cm−1
[α]=+53.16°(c=0.1,CHCl);
HRMS(FAB+) calcd for C2923BrO (M−H): 573.0183, found 573.0180.
次に、この得られた配位子(1−1)を6.3mg用い、これに塩化メチレン中酢酸銅(II)一水和物2.0mgを配位させることで錯体を得た。
不斉ヨード環化反応は、5-phenyl-N-tosylhex-5-enamide34.3mgとN-iodosuccinimide24.7mgとを上記錯体触媒の存在下、−78℃、18時間にて行った。この結果、下記に示すヨード環化体(2−1)を46.0mg得ることができ、収率は98%(93%ee)であった。
(2−1)の機器データ
H NMR(400 MHz,CDCl) δ7.94(d,J=7.76Hz,2H), 7.38−7.27(m,7H), 3.50(s,2H), 2.47−2.33(m,4H), 2.42 (s,3H), 1.80(m,1H), 1.59(m,1H);
13C NMR(100MHz,CDCl) δ168.8, 143.4, 138.7, 129.3, 129.1, 128.7, 127.7 (2C), 125.1, 87.5, 31.5, 28.3, 21.5, 16.1, 15.3;
FT/IR(solid)3023, 2960, 1600, 1318, 1157, 758 cm−1
[α]=+47.88°(c=0.1,CHCl,93% ee);
HRMS(FAB+)calcd for C1920INONaS (M+Na): 492.0101, found 492.0095.
5−(p−tolyl)−N−tosylhex−5−enamideを基質に用いて行った場合、下記化合物(2−2)を48.3mg得ることができ、収率は99%(94%ee)であった。
(2−2)の機器データ
H NMR(400MHz,CDCl) δ7.94(d,J=7.56Hz,2H), 7.30 (d,J=8.48Hz,2H), 7.15(m,4H), 3.47(s,2H), 2.50−2.29(m,4H), 2.43(s,3H), 2.34(s,3H), 1.80−1.78(m,1H), 1.60−1.50(m,1H);
13C NMR(100MHz,CDCl) δ169.0, 143.3, 138.7, 138.6, 135.7, 129.7, 129.3, 127.6, 125.0, 87.5, 31.3, 28.2, 21.5, 21.0, 16.3, 15.3;
FT/IR(solid) 1601, 1319, 1158, 819cm−1
[α] = +58.55° (c=0.1, CHCl, 94% ee);
HRMS(FAB+) calcd for C2023INOS (M+H) 484.0438: found 484.0427.
5−cyclohexyl−N−tosylhex−5−enamideを基質に用いて反応を行った場合、下記化合物(2−3)を47.5mg得ることができ、収率は99%(91%ee)であった。
(2−3)の機器データ
H NMR(400MHz,CDCl) δ7.85(d,J=8.38Hz,2H), 7.28 (d,J=8.38Hz,2H), 3.45(m,2H), 2.57−2.45(m,2H), 2.41(s,3H), 1.98−1.50(m,10H), 1.28−0.98(m,5H);
13C NMR(100MHz,CDCl) δ169.4, 143.0, 138.9, 129.1, 127.3, 88.6, 45.8, 29.2, 27.3, 26.5, 26.2, 26.1, 26.1, 25.8, 21.5, 16.0, 12.5;
FT/IR(solid) 2927, 1584, 1361, 1159, 808, 576cm−1
[α]=−30.81°(c=0.1,CHCl,91%ee);
HRMS(FAB+) calcd for C1927INOS (M+H) 476.0751: found 476.0737.
以上本実施例により、本発明に係る触媒の有用性を確認することができ、広範なヨード環化体を高い光学純度で合成することが出来ることを確認した。
本発明は、ヨード環化体を非常に高い光学純度で供給できることから、医薬・農薬の開発と生産に有用であり、産業上の利用可能性がある。

Claims (2)

  1. 下記式(1)で示される配位子を金属又は金属塩に配位させてなる触媒。
    ここでR、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、RとRは結合して環を形成していてもよい。RとRとは、同じであっても、異なっていてもよい。R、Rは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ基、アルキル基、アルキニル基、アルコキシ基又はフェニル基(置換基を有していてもよい。)である。
  2. 下記式(1)で示される配位子を金属又は金属塩に配位させてなる触媒の存在下で、不飽和アミドとN−ヨードスクシンイミドを反応させることで下記式(2)で示されるヨード環化体を製造する方法。
    ここでR、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、RとRは結合して環を形成していてもよい。RとRとは、同じであっても、異なっていてもよい。R、Rは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ニトロ基、アルキル基、アルキニル基、アルコキシ基又はフェニル基(置換基を有していてもよい。)である。
    ここでR、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)又はナフチル基(置換基を有していてもよい。)であり、Rは、水素、アルキル基、フェニル基(置換基を有していてもよい。)、カルボニル基、スルホニル基である。


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