JP2016188542A - リッドロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック部材の固着が抑制されるリッドロック装置を提供する。【解決手段】リッドロック装置は、ハウジングと、軸方向に移動可能にハウジングに設けられたロック部材とを備える。ロック部材は、主軸部と、主軸部から延びる中間部25と、中間部25から延びる部分であって主軸部よりも細い先端部28とを有する。先端部28及び中間部25は、ハウジングの外側に配置される。中間部25は、主軸部側から先端部28側に向かって窄むように構成されかつ、中間部25には、少なくとも1つの、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って中心軸に向かうように傾斜する傾斜面27aが設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、車両のフューエルリッドを閉鎖位置で固定するリッドロック装置に関する。
リッドロック装置として、特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1に記載のリッドロック装置は、ハウジングと、ロック部材(ロッドまたは移動子とも呼ばれる。)と、ロック部材を移動させる駆動機構とを備える。ロック部材の少なくとも末端部は、ハウジングに収容され、ロック部材の少なくとも先端部はハウジングから突出する。ロック部材の先端部は、フューエルリッドが閉鎖位置にあるときにフューエルリッドに係合する。ロック部材は、先端部とフューエルリッドとが係合する第1位置と、先端部がフューエルリッドから離間する第2位置との間で移動する。
特開2008−303636号公報
ところで、ハウジング内にはモータ等の電気部品または歯車等の部品が収容されており、ハウジングに水または砂塵が侵入するとこれらの部品が故障したり欠けたりするおそれがあることから、ハウジング内に水または砂塵が侵入することを抑制するため、ロック部材とハウジングの開口部との間にはシーリング部材が設けられている。しかしながら、水、砂塵等がロック部材とハウジングの開口部との間の隙間に入り込むと、水または砂塵が隙間に溜まるようになって、ロック部材が固着し、動かなくなる場合がある。例えば、水の場合、水が氷結すると、ロック部材が固着する。砂塵の場合、砂塵がロック部材とハウジングの開口部との間に挟まり込むことによりロック部材が固着する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロック部材の固着が抑制されるリッドロック装置を提供することにある。
(1)上記課題を解決するリッドロック装置は、ハウジングと、軸方向に移動可能に前記ハウジングに設けられたロック部材とを備え、前記ロック部材は、主軸部と、前記主軸部から延びる中間部と、前記中間部から延びる部分であって前記主軸部よりも細い先端部とを有し、前記ロック部材の少なくとも前記先端部及び前記中間部は前記ハウジングの外側に配置され、前記中間部は、前記主軸部側から前記先端部側に向かって窄むように構成されかつ、前記中間部には、少なくとも1つの、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って中心軸に向かうように傾斜する傾斜面が設けられている。
この構成によれば、ロック部材に降りかかる水、砂塵または泥水(砂塵を含む水)のうち、中間部の傾斜面に当たる水、砂塵または泥水は、傾斜面に衝突してまたは傾斜面に沿って下方または先端側に導かれるようになる。このため、ロック部材を伝ってハウジングに向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なくなる。これにより、ロック部材の固着が抑制されるようになる。
(2)上記リッドロック装置において、前記中間部と前記主軸部との境目には、前記主軸部側に高い段差部が設けられている。
この構成によれば、ロック部材に降りかかる水、砂塵または泥水のうち、中間部の傾斜面に当たってハウジング側に移動する水、砂塵または泥水は、段差部で、下方にまたは先端側に導かれるようになるため、ロック部材を伝ってハウジングに向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なくなる。これにより、ロック部材の固着が抑制されるようになる。
(3)上記リッドロック装置において、前記ロック部材は、前記先端部が前記ハウジングの開口部から最も離れている状態の第1位置と前記先端部が前記ハウジングの開口部に接近した状態の第2位置との間で移動し、前記ロック部材が前記第2位置に配置されるとき、前記段差部は、前記ハウジングの前記開口部の手前のところに配置される。
ロック部材の先端部がハウジング側に接近する第2位置にロック部材が配置されるときに、段差部が開口部に入るようになると、開口部と段差部との間の隙間に水、砂塵または泥水が溜まる。一方、ロック部材の先端部がハウジング側に接近する第2位置にロック部材が配置されるときに、段差部が開口部から遠くに離れたところに位置するようになると、段差部よりもハウジング側の部分に降りかかる水、砂塵または泥水が開口部に侵入するようになる。この点、上記構成によれば、ロック部材の先端部がハウジング側に接近する第2位置にロック部材が配置されるときに、段差部がハウジングの開口部の手前のところに位置するため、水、砂塵または泥水が開口部に侵入すること及び開口部内に水、砂塵または泥水が溜まることが抑制される。
(4)上記リッドロック装置において、前記先端部の中心軸は、前記主軸部の中心軸に対して、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの車幅方向内方側に位置し、前記傾斜面は前記中間部において車幅方向外側に配置されている。この構成によれば、傾斜面が中間部において車幅方向内側に配置される場合に比べて、水、砂塵または泥水を下方または前方に導く効果が高くなる。
(5)上記リッドロック装置において、前記中間部は、前記傾斜面として平坦な第1傾斜面と、平坦な第2傾斜面とを有し、前記第1傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、前記第2傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って下方に傾斜する。
この構成によれば、ロック部材は2つの傾斜面を有するため、1つの傾斜面を有するロック部材に比べて、ロック部材を伝ってハウジングに向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なる。これによって、ロック部材の固着がより抑制されるようになる。
(6)上記リッドロック装置において、前記中間部は、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面に加えて、平坦な第3傾斜面と平坦な第4傾斜面とを有し、前記第3傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って上方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、前記第4傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って上方に傾斜する。
この構成によれば、ハウジングに対してロック部材を上下方向に反転させても、上述と同様の効果を得ることができる。これにより、このような構成のロック部材は、車両の左側に取り付けられるリッドロック装置にも、車両の右側に取り付けられるリッドロック装置にも用いられ得る。すなわち、左側のリッドロック装置と右側のリッドロック装置それぞれについて専用のロック部材を用意する必要がなくなるため、金型等の初期費用が削減可能となる。
(7)上記リッドロック装置において、前記中間部は、前記傾斜面としての平坦傾斜面と、湾曲傾斜面とを有し、前記湾曲傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、前記平坦傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って下方に傾斜する。
この構成によれば、平坦な傾斜面と湾曲傾斜面とのうちのいずれか一方の面しか有しないロック部材に比べて、ロック部材を伝ってハウジングに向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なくなるため、ロック部材の固着がより抑制されるようになる。
(8)上記リッドロック装置において、前記中間部は、前記平坦傾斜面及び前記湾曲傾斜面に加えて、他の平坦傾斜面及び他の湾曲傾斜面を有し、前記他の湾曲傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って上方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、前記他の平坦傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って上方に傾斜する。
この構成によれば、ハウジングに対してロック部材を上下方向に反転させても、上述と同様の効果を得ることができる。これにより、このような構成のロック部材は、車両の左側に取り付けられるリッドロック装置にも、車両の右側に取り付けられるリッドロック装置にも用いられ得る。すなわち、左側のリッドロック装置と右側のリッドロック装置それぞれについて専用のロック部材を用意する必要がなくなるため、金型等の初期費用が削減可能となる。
上記リッドロック装置は、ロック部材の固着が抑制される。
リッドロック装置が搭載された車両の平面図。 リッドロック装置の斜視図。 リッドロック装置の分解斜視図。 図2のA−A線に沿うリッドロック装置の断面図。 第1実施形態に係るリッドロック装置の先端部の斜視図。 図5のB−B線に沿うリッドロック装置の部分断面図。 図5の矢印Cからみたロック部材の正面図。 図6のD−D線に沿うロック部材の断面図。 (a)〜(c)は、リッドロック装置の動作を示す平面図。 第2実施形態に係るリッドロック装置の先端部の斜視図。 図10のE−E線に沿うリッドロック装置の部分断面図。 図10の矢印Fからみたロック部材の正面図。 図11のG−G線に沿うロック部材の断面図。
<第1実施形態>
図1〜図9を参照して、リッドロック装置について説明する。
なお、リッドロック装置10の各部位の配置関係を説明するときは、車両1にリッドロック装置10を取り付けた状態を基準にして説明する。例えば、車両1にリッドロック装置10を取り付けたときの前側を、リッドロック装置10の前側という。
フューエルリッド2は、車両1に設けられている給油開口部1aを閉鎖する。フューエルリッド2は、給油開口部1aの近傍に回転可能に取り付けられている。なお、フューエルリッド2が給油開口部1aを閉鎖するときのフューエルリッド2の位置を「閉鎖位置」といい、フューエルリッド2が給油開口部1aから離間して開いた状態にあるときのフューエルリッド2の位置を「開放位置」という(図1参照)。
フューエルリッド2は、付勢部材により、給油開口部1aから離間するように付勢されている。このため、フューエルリッド2に外力が加わっていないときには、付勢部材によりフューエルリッド2は開放位置に移動する。フューエルリッド2が閉鎖位置に配置されるとき、フューエルリッド2はリッドロック装置10により固定される。
フューエルリッド2には、リッドロック装置10のロック部材20(後述参照)に係合する係合部3(図1参照)が設けられている。係合部3には、例えば、ロック部材20が挿通する係合凹部4(図9参照)または挿通孔が設けられている。
また、係合部3には、フューエルリッド2が開放位置から閉鎖位置に向かって回転するときにロック部材20が当接する部分(以下、「当接部5」。図9(c)参照)が設けられている。当接部5は、係合部3の端縁から延び、フューエルリッド2が閉鎖した状態において車幅方向内方かつ前方に延びる(図9(a)参照)。フューエルリッド2が開放位置から閉鎖位置に回転することに伴って、当接部5はロック部材20をハウジング11内に押し込む(図9(c)参照)。
図2はリッドロック装置10の斜視図である。図3は、リッドロック装置10の分解斜視図である。なお、図3では、第1ハウジング11aが省略されている。図4は、リッドロック装置10の断面図である。
図2〜図4に示されるように、リッドロック装置10は、フューエルリッド2の係合部3に係合するロック部材20と、ロック部材20を支持するハウジング11と、ロック部材20を移動させる駆動機構50とを備える。ハウジング11は、第1ハウジング11aと、第2ハウジング11bとにより構成されている。ロック部材20の後方部及び駆動機構50は、第1ハウジング11aと第2ハウジング11bとの間に構成される収容空間に収容される。第1ハウジング11aには、ロック部材20を移動可能に支持するガイド部12が設けられている。ガイド部12の前方には、ロック部材20が挿通する開口部13が設けられている。ロック部材20は、軸方向(主軸部21の中心軸CAに沿う方向)に沿って前後に移動する。
図3及び図4に示されるように、駆動機構50は、モータ51と、モータ51からの動力をロック部材20に伝達する伝達機構52と、モータ51を動作させる、またはモータ51の動作を停止させるためのスイッチ60とを備える。伝達機構52は、例えば、モータ51の出力軸に取り付けられるウォームギア53と、ウォームギア53に噛合するウォームホイール54とを備える。ウォームホイール54の側面には、ロック部材20を押す突起54aが設けられている。
スイッチ60は、スイッチ本体部61と、スイッチ本体部61に回転可能に取り付けられているスイッチレバー62とを備える。スイッチレバー62は、スイッチ本体部61から突出するように付勢されている。スイッチレバー62は、ロック部材20が最前位置(後述参照)に配置されるときに、ロック部材20に設けられているスイッチ押圧部24がスイッチレバー62に当接するように、配置される。すなわち、ロック部材20が最前位置に配置されるとき、スイッチ押圧部24がスイッチレバー62を押す。スイッチレバー62が押されると、スイッチ60はON状態になる。スイッチレバー62が押されないとき、スイッチ60はOFF状態になる。
図4に示されるように、ロック部材20は、主軸部21と、主軸部21から先端側に延びる中間部25と、中間部25から延びる先端部28とを有する。
主軸部21の大部分は、ハウジング11内に収容される。主軸部21の前端部21aは、ロック部材20の移動に伴ってハウジング11内に入ったりハウジング11から脱出したりする(図9参照)。主軸部21の前端部21aよりも後方の部分には、主軸部21の周面と開口部13の内周面13aとの間の隙間を封止するシーリング部材30が取り付けられている。シーリング部材30の断面構造は、例えば、X字形状にされる。
ロック部材20の主軸部21の後部には、前述のスイッチ押圧部24が突出する。スイッチ押圧部24は、スイッチ60のスイッチレバー62に当接し得る位置に設けられている。ロック部材20の主軸部21の胴部には、ウォームホイール54の突起54aが収容され得る収容凹部22が設けられている。収容凹部22の後部には、突起54aが当接する当接面23が設けられている。突起54aが収容凹部22の当接面23に接触してウォームホイール54が回転すると、突起54aが当接面23を押すため、ロック部材20が後方に移動する。
ロック部材20は、ばね40により、前方に付勢されている。
ロック部材20の収容凹部22の当接面23にウォームホイール54の突起54aが接触していないときには、ロック部材20は、ばね40の付勢力により前方に移動する。ロック部材20は、第1位置(以下、「最前位置」という。)と第2位置(以下、「最後位置」という。図9(a)参照。)との間で移動する。なお、ロック部材20の移動経路は一時的に最後位置を越える(図9(b)参照)。最前位置は、ロック部材20の前後方向の移動範囲において、先端部28がハウジング11の開口部13から最も離れているときのロック部材20の位置を示す。最後位置は、ロック部材20の前後方向の移動範囲において、先端部28がハウジング11の開口部13から接近しているときのロック部材20の位置を示す。
先端部28と中間部25とは、ハウジング11の外部に配置される。好ましくは、ロック部材20が最後位置(図6の2点鎖線参照)に配置されるとき、主軸部21と中間部25との境目がハウジング11の開口部13に位置する。
先端部28は、主軸部21の先端側の部分(すなわち前端部21a)よりも細い。具体的には、先端部28の胴部は円柱であり、先端部28の胴部の直径は、主軸部21の前端部21aの直径よりも小さい。先端部28の先端面28aは、外方に行くに従って後方に傾斜する。
また、先端部28は、主軸部21に対して偏心する(図6参照)。具体的には、先端部28の中心軸CBは、主軸部21の中心軸CA(本実施形態では、中心軸CAは、円柱構造を有する前端部21aの中心軸CAを指す。)に対して車幅方向内方側に位置する(図6及び図7参照)。
中間部25は、主軸部21から延びた部分であって主軸部21と先端部28との間に位置する部分であり、主軸部21から先端部28に向かって窄む。
中間部25のいずれの断面(中間部25において主軸部21の中心軸CAに沿う線上のいずれかの点を含む中心軸CAに垂直な断面)も、主軸部21の前端部21aの断面よりも小さく、かつ先端部28における最も太い部分の断面よりも大きい。
図5〜図8を参照して、ロック部材20の中間部25の構造を説明する。
中間部25は、左右方向(車幅方向)に2つの領域に分割され、上下方向に2つの領域に分割される。正面視で(図7参照)、中間部25の右上側の領域(すなわち車幅方向外側かつ上側の領域)を第1領域ARAといい、中間部25の左上側の領域(すなわち車幅方向内側かつ上側の領域)を第2領域ARBという。また、中間部25の右下側の領域(すなわち車幅方向外側かつ下側の領域)を第3領域ARCといい、中間部25の左下側の領域(すなわち車幅方向内側かつ下側の領域)を第4領域ARDという。なお、図7では、各領域間の境界及び各領域と先端部28との間の境界は、2点鎖線で示されている。図12においても同様である。
図5及び図7に示されるように、中間部25において、少なくとも第1領域ARAには傾斜面(以下、「第1傾斜面27a」という。)が設けられている。第1傾斜面27aは、平坦構造を有する。第1傾斜面27aは、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部28側に行くに従って中心軸CAに向かうように傾く。第1領域ARAに設けられている第1傾斜面27aは、水、砂塵または泥水がロック部材20の中間部25に降りかかる場合に、水、砂塵または泥水を下方または前方に流し、またはこれらを前方または外方に跳ね返す(以下、「水等の流れ変更作用」という。)。これにより、水、砂塵または泥水が中間部25の表面を伝って主軸部21に向かって移動することを抑制する。
また、図5及び図7に示されるように、中間部25において、第2領域ARBに傾斜面(以下、「第2傾斜面27b」という。)が設けられることが好ましい。第2傾斜面27bは、平坦構造を有し、車幅方向内方に行くに従って下方に傾く。この構成によれば、ロック部材20の中間部25の内側半分において、上述の流れ変更作用が働く。図8に示されるように、第2傾斜面27bは、第1傾斜面27aよりも傾斜角度が小さい。第2傾斜面27bの傾斜角度が大きいと、先端部28の根元部に切欠きが構成され、先端部28の強度が低下する。このような強度低下を生じさせないようにするため、第2傾斜面27bの傾斜角度は、第1傾斜面27aの傾斜角度よりも小さく設定されている。
また、図7に示されるように、中間部25において、第3領域ARCには傾斜面(以下、「第3傾斜面27c」という。)が設けられることが好ましい。第3傾斜面27cは、第1領域ARAの第1傾斜面27aと上下対称構造であることが好ましい。具体的には、第3傾斜面27cは、平坦構造であり、車幅方向外方に行くに従って上方に傾きかつ先端部28側に行くに従って中心軸CAに向かうように傾く。第3傾斜面27cは、上下反転状態でロック部材20がハウジング11に装着される場合(例えば車両1の右側に取り付けられるリッドロック装置10に装着される場合にこのようにロック部材20は上下反転状態で装着される。)、水等の流れ変更作用を発揮する。すなわち、第1領域ARAに第1傾斜面27aが設けられて第3領域ARCに第3傾斜面27cが設けられているロック部材20は、左側に取り付けられるリッドロック装置10にも、右側に取り付けられるリッドロック装置10にも装着可能である。
また、図7に示されるように、中間部25において、第4領域ARDには傾斜面(以下、「第4傾斜面27d」という。)が設けられることが好ましい。第4傾斜面27dは、第2傾斜面27bと上下対称構造であることが好ましい。具体的には、第4傾斜面27dは、平坦構造であり、車幅方向内方に行くに従って上方に傾く。この構成によれば、上下反転状態でロック部材20がハウジング11に装着される場合、第4領域ARDの第4傾斜面27dは、上述の水等の流れ変更作用を発揮する。
中間部25と主軸部21との境目には、主軸部21側に高い段差部26が設けられている(図5参照)。すなわち、段差部26を挟んで、主軸部21を構成する周面が、中間部25を構成する面よりも高い位置にある。高い位置とは、中心軸CAからの離間距離(径方向の距離)が大きいことを示す。段差部26は、一部(中間部25の上部)を除いて中間部25を周方向に一周するように設けられている。また、ロック部材20が最後位置に配置されるとき、段差部26がハウジング11の開口部13の手前のところに配置される(図6の2点鎖線参照)。
図9を参照して、リッドロック装置10の動作を説明する。
図9(a)に示されるように、フューエルリッド2が閉鎖位置に配置されているとき、ばね40の付勢力によりロック部材20が前方に突出し、ロック部材20の先端部28がフューエルリッド2の係合凹部4に挿通し、ロック部材20の先端部28の先端面28aが係合凹部4の底面4aに当接する。また、開放位置に向かうようにフューエルリッド2が付勢部材により付勢されているため、係合凹部4の係合面4b(車幅方向外方に向く面)とロック部材20の先端部28の周面とが接触する。これにより、フューエルリッド2は、閉鎖位置で固定される。このとき、ロック部材20のスイッチ押圧部24は、スイッチ60のスイッチレバー62から離間する。
図9(b)は、車両1の給油開口部1aを開放させるときの、リッドロック装置10の動作を示す図である。車両1の給油開口部1aを開放させるための信号をリッドロック装置10が受信すると、モータ51が動作する。モータ51の動作により、ウォームギア53及びウォームホイール54が回転し、ウォームホイール54の突起54aがロック部材20の収容凹部22の当接面23に当接するようになる。そうすると、ロック部材20が後方に移動するため、ロック部材20の先端部28とフューエルリッド2の係合凹部4との係合が解除されて、フューエルリッド2が開放位置に向かって回転する。モータ51は、所定時間の経過後(フューエルリッド2が開放位置に移動するまでに要する時間よりも長い時間の経過後)、出力軸を逆回転させる。そうすると、ウォームホイール54の突起54aがロック部材20の収容凹部22の当接面23から離間するようになるため、ばね40の付勢力により、ロック部材20が前方に移動する。ロック部材20は最前位置に至ると止まる。このとき、ロック部材20のスイッチ押圧部24がスイッチレバー62に接触する。この接触により、スイッチ60は、ON状態になり、フューエルリッド2が開放されていることを示す信号を運転席の表示装置に出力する。
図9(c)は、車両1の給油開口部1aを閉鎖させるときの、リッドロック装置10の動作を示す図である。
給油者等の操作によりフューエルリッド2が閉鎖位置に向かって回転すると、フューエルリッド2の当接部5がロック部材20の先端面28aに当接する。フューエルリッド2が閉鎖位置に向かって更に回転すると、ロック部材20が後方に押され、フューエルリッド2が閉鎖位置の直前に至ると、ロック部材20の先端部28が係合凹部4に挿通する。これにより、フューエルリッド2は、ロック部材20により閉鎖位置で固定される。
ところで、リッドロック装置10のロック部材20は、水または砂塵等によって固着することがある。以下、リッドロック装置10が固着する理由について説明する。
リッドロック装置10の動作により、フューエルリッド2が開くと、給油開口部1aから水、砂塵等が入り、これらがリッドロック装置10に降りかかることがある。例えば、フューエルリッド2の上部に水または泥水が付着したり砂塵が積もっていたりすることがあるため、フューエルリッド2が開くときまたは振動等で、水、砂塵または泥水がフューエルリッド2の上部から落下する。そうすると、水、砂塵、または泥水がロック部材20に降りかかる。
水、または泥水の場合、ロック部材20に当たる一部の水はロック部材20を伝って開口部13に侵入する。水の侵入は、ロック部材20のシール部材に妨げられるため、水がハウジング11内に入ることは抑制される。しかし、ロック部材20の周面とハウジング11の開口部13の内周面13aとの間の隙間に水が溜まることがある。水が凍るような環境で水が開口部13の隙間に溜まると、水の氷結によりロック部材20がハウジング11に固着し、モータ51の駆動ではロック部材20が移動しなくなるおそれがある。
砂塵の場合、ロック部材20に当たって散乱するものの、一部はハウジング11の開口部13に侵入する。例えば、粒径がマイクロメートルオーダの粒子(例えば、直径300μ以下の粒子)の場合、ロック部材20周辺に形成される気流に乗ってロック部材20に沿って移動しハウジング11の開口部13に侵入したり、ロック部材20に付着してロック部材20の移動とともにハウジング11の開口部13に侵入したりする。このように砂塵が開口部13に入ると、砂が隙間に詰まって、ロック部材20がハウジング11に固着し、モータ51の駆動ではロック部材20が移動しなくなるおそれがある。
ロック部材20が固着すると、モータ51の動力ではフューエルリッド2が開かなくなることがあるため、ロック部材20を手動で動かさなくてはならないといった手間が生じる。このような理由から、本実施形態のロック部材20には、上述の第1傾斜面27aが設けられ、好ましくは段差部26が設けられる。
以下、リッドロック装置10の第1傾斜面27a及び段差部26の作用について説明する。
ロック部材20に水が上から降りかかるととき、水は、先端部28、中間部25、または主軸部21の前端部21aに当たる。先端部28に当たる水の一部は、跳ね返って落下し、一部は、先端部28を伝って中間部25に向かう。中間部25に向かう水は、第1傾斜面27aに沿って下方に移動し、落下する。中間部25に当たる水の一部は跳ね返って落下し、一部は、第1傾斜面27aに沿って下方にまたは前方に移動し、その後落下する。中間部25に降りかかる水の多くは、跳ね返るか、中間部25の表面を伝って下方または前方に移動するが、後方に向かって移動するものもある。後方に向かって移動する水は、段差部26に至ると、段差部26に沿って下方に移動し、その後落下する。このようにして、先端部28および中間部25にあたる水は、主軸部21側に移動することが抑制されるようになる。これにより、主軸部21の前端部21aに付着する水の量が少なくなるため、ハウジング11の開口部13から侵入する水の量が抑制されるようになる。なお、水がロック部材20に降りかかるときの第1傾斜面27a及び段差部26の作用を説明したが、これらの作用は、砂塵または泥水がロック部材20に降りかかる場合でも同じである。
以上の作用により、ハウジング11の開口部13から侵入する水、砂塵または泥水の量が抑制されるようになることから、ハウジング11の開口部13の内周面13aと主軸部21との間の隙間に水、砂塵または泥水が溜まることが抑制されるようなり、この結果、ロック部材20の固着が抑制されるようになる。
なお、第2領域ARBの第2傾斜面27bも第1傾斜面27aと同様の効果を奏する。また、第3領域ARCの第3傾斜面27c及び第4領域ARDの第4傾斜面27dは、ロック部材20を上下反転させてハウジング11に装着される場合に、第1傾斜面27aと同様の効果を奏する。
以下、本実施形態に係るリッドロック装置10の効果を説明する。
(1)本実施形態では、ロック部材20は、主軸部21と、中間部25と、先端部28とを有する。先端部28及び中間部25はハウジング11の外側に配置される。中間部25は、主軸部21側から先端部28側に向かって窄むように構成されかつ、中間部25には第1傾斜面27aが設けられている。第1傾斜面27aは、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部28側に行くに従って中心軸CAに向かうように傾斜する。
この構成によれば、ロック部材20に降りかかる水、砂塵または泥水(砂塵を含む水)のうち、中間部25の第1傾斜面27aに当たる水、砂塵または泥水は、第1傾斜面27aに衝突してまたは第1傾斜面27aに沿って下方または先端側に導かれるようになる。このため、ロック部材20を伝ってハウジング11に向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なくなる。これにより、ロック部材20の固着が抑制されるようになる。
(2)本実施形態において、ロック部材20の中間部25と主軸部21との境目には、主軸部21側に高い段差部26が設けられている。
この構成によれば、ロック部材20に降りかかる水、砂塵または泥水のうち、中間部25の第1傾斜面27aに当たってハウジング11側に移動する水、砂塵または泥水は、段差部26で、下方にまたは先端側に導かれるようになるため、ロック部材20を伝ってハウジング11に向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なくなる。これにより、ロック部材20の固着が抑制されるようになる。
(3)本実施形態では、最後位置にロック部材20が配置されるとき、段差部26は、ハウジング11の開口部13の手前のところに配置される。
最後位置(すなわち先端部28がハウジング11側に接近する位置)にロック部材20が配置されるときに、段差部26が開口部13内に入るようになると、開口部13と段差部26との間の隙間に水、砂塵または泥水が溜まる。一方、最後位置(第2位置)にロック部材20が配置されるときに段差部26が開口部13から遠くに離れたところに位置するようになると、段差部26よりもハウジング11側の部分に降りかかる水、砂塵または泥水が開口部13に侵入するようになる。この点、上記構成によれば、最後位置にロック部材20が配置されるときに段差部26がハウジング11の開口部13の手前のところに位置するため、水、砂塵または泥水が開口部13に侵入すること及び開口部13内に水、砂塵または泥水が溜まることが抑制される。
(4)本実施形態では、先端部28の中心軸CBは、主軸部21の中心軸CAに対して車幅方向内方側に位置する。そして、第1傾斜面27aは、中間部25において車幅方向外側に配置される。
先端部28の中心軸CBが、主軸部21の中心軸CAに対して車幅方向内方側に位置するとき、中心軸CAよりも外側にある領域の面積が、中心軸CAよりも内側にある領域の面積よりも大きくなる。このため、上記のように、第1傾斜面27aが中間部25において車幅方向外側に配置されることにより、第1傾斜面27aが中間部25において車幅方向内側に配置される場合に比べて、水、砂塵または泥水を下方または前方に導く効果が高くなる。特に、図5に示されるように、第1傾斜面27aが、第1領域ARAにおいて、主軸部21の中間部25側の周縁部から先端部28の中間部25側の周縁部に亘って設けられる場合は、第2領域ARBにおいて、主軸部21の中間部25側の周縁部から先端部28の中間部25側の周縁部にわたって設けられる場合に比べて、次の効果がある。すなわち、前者の構成によれば、後者の構成に比べて傾斜面が長くなって傾斜面の面積が大きくなるため、水、砂塵または泥水を下方または前方に導く効果が高くなる。
(5)本実施形態では、中間部25は、平坦な第1傾斜面27aと第2傾斜面27bとを有する。
第1傾斜面27aは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの中間部25の上側かつ車幅方向外側(第1領域ARA)に設けられて、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部28側に行くに従って主軸部21の中心軸CAに向かうように傾斜する。第2傾斜面27bは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの中間部25の上側かつ車幅方向内側(第2領域ARB)に設けられて、車幅方向内方に行くに従って下方に傾斜する。
この構成によれば、ロック部材20は2つの傾斜面(第1傾斜面27a及び第2傾斜面27b)を有するため、1つの傾斜面しかないロック部材20に比べて、ロック部材20を伝ってハウジング11に向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なる。これによって、ロック部材20の固着がより抑制されるようになる。
(6)本実施形態では、中間部25は、第1傾斜面27a及び第2傾斜面27bに加えて、更に第3傾斜面27c及び第4傾斜面27dを有する。
第3傾斜面27cは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの中間部25下側かつ車幅方向外側(第3領域ARC)に設けられて、車幅方向外方に行くに従って上方にかつ先端部28側に行くに従って主軸部21の中心軸CAに向かうように傾斜する。第4傾斜面27dは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの中間部25下側かつ車幅方向内側(第4領域ARD)に設けられて、車幅方向内方に行くに従って上方に傾斜する。
この構成によれば、ハウジング11に対してロック部材20を上下方向に反転させても、上述と同様の効果を得ることができる。これにより、このような構成のロック部材20は、車両1の左側に取り付けられるリッドロック装置10にも、車両1の右側に取り付けられるリッドロック装置10にも用いられ得る。すなわち、左側のリッドロック装置10と右側のリッドロック装置10それぞれについて専用のロック部材20を用意する必要がなくなるため、金型等の初期費用が削減可能となる。
<第2実施形態>
図10〜図13を参照して、第2実施形態に係るリッドロック装置10を説明する。
本実施形態に係るリッドロック装置10は、第1実施形態に係るリッドロック装置10に対してロック部材20の中間部25の構造を変更したものである。第1実施形態に係るリッドロック装置10では、ロック部材20の中間部25に平坦な傾斜面が設けられているが、本実施形態に係る中間部25には、傾斜面は湾曲する。以下、この傾斜面を、湾曲傾斜面27vという。
図10及び図12に示されるように、中間部25において、第1領域ARAに設けられている湾曲傾斜面27vは、車幅方向外方に行くに従って傾斜角度を増大させながら下方に傾き、かつ先端部28側に行くに従って中心軸CAに向かうように傾いている。ここで、傾斜角度とは、ロック部材20の正面視で(図12参照)、主軸部21の中心軸CAに垂直かつ左右に延びる直線と、湾曲傾斜面27vに接する接線との間のなす角度θ(90度以下側の角度)を示す。
また、図10〜図13に示されるように、第3領域ARCにも同様の湾曲傾斜面27xが設けられることが好ましい。第3領域ARCの湾曲傾斜面27xは、第1領域ARAの湾曲傾斜面27vと上下対称構造であることが好ましい。なお、本実施形態では、第2領域ARBの傾斜面27w(平坦傾斜面)は、第1実施形態に示された第2傾斜面27bと同様に、第4領域ARDの傾斜面27y(平坦傾斜面)は第1実施形態に示された第4傾斜面27dと同様に構成されている。
なお、更に、本実施形態に係るロック部材20においても、図10及び図11に示されるように、第1実施形態と同様、中間部25と主軸部21との間には、段差部26が設けられることが好ましい。
以下、本実施形態に係るリッドロック装置10の効果を説明する。
(1)本実施形態では、中間部25は、平坦な傾斜面27w(平坦傾斜面)と湾曲傾斜面27vとを有する。湾曲傾斜面27vは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの上側かつ車幅方向外側(第1領域ARA)に設けられて、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部28側に行くに従って主軸部21の中心軸CAに向かうように傾斜する。傾斜面27wは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの上側かつ車幅方向内側(第2領域ARB)に設けられて、車幅方向内方に行くに従って下方に傾斜する。
この構成によれば、平坦な傾斜面27wと湾曲傾斜面27vとのうちのいずれか一方の面しか有しないロック部材20に比べて、ロック部材20を伝ってハウジング11に向かって移動する水、砂塵または泥水の量が少なくなるため、ロック部材20の固着がより抑制されるようになる。
(2)本実施形態では、中間部25は、傾斜面27w(平坦傾斜面)及び湾曲傾斜面27vに加えて、平坦な他の傾斜面27y(平坦傾斜面)及び他の湾曲傾斜面27xを有する。
他の湾曲傾斜面27xは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの下側かつ車幅方向外側(第3領域ARC)に設けられて、車幅方向外方に行くに従って上方にかつ先端部28側に行くに従って主軸部21の中心軸CAに向かうように傾斜する。傾斜面27yは、リッドロック装置10が車体1bに取り付けられたときの下側かつ車幅方向内側(第4領域ARD)に設けられて、車幅方向内方に行くに従って上方に傾斜する。
この構成によれば、ハウジング11に対してロック部材20を上下方向に反転させても、上述と同様の効果を得ることができる。これにより、このような構成のロック部材20は、車両1の左側に取り付けられるリッドロック装置10にも、車両1の右側に取り付けられるリッドロック装置10にも用いられ得る。すなわち、左側のリッドロック装置10と右側のリッドロック装置10それぞれについて専用のロック部材20を用意する必要がなくなるため、金型等の初期費用が削減可能となる。
<その他の実施形態>
・第1実施形態では、ロック部材20の第1領域ARAには、1つの第1傾斜面27aが設けられているが、第1領域ARAには複数の傾斜面を設けられ得る。これらの傾斜面は、第1傾斜面27aと同様の構造とされる。例えば、中間部25は、主軸部21から先端部28にかけて複数の領域に区分され、これらの領域に傾斜面が設けられる。各傾斜面は、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部28側に行くに従って中心軸CAに向かうように傾く。このような構成によっても、第1実施形態に示した(1)の効果が得られる。
・第2実施形態では、ロック部材20の第1領域ARAには、1つの湾曲傾斜面27vが設けられているが、第1領域ARAに複数の湾曲面が設けられ得る。これらの湾曲面は、湾曲傾斜面27vと同様の構造とされる。例えば、中間部25は、主軸部21から先端部28にかけて複数の領域に区分され、これらの領域に湾曲面が設けられる。各湾曲面は、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部28側に行くに従って主軸部21の中心軸CAに向かうように傾斜するように構成される。このような構成によっても、第2実施形態に示した(1)の効果が得られる。
・第1実施形態及び第2実施形態で示されているロック部材20は、先端部28が主軸部21に対して偏心するが、上記技術は、先端部28が主軸部21に対して偏心するロック部材20への適用に限定されるものではない。すなわち、先端部28が偏心していないロック部材20にも、第1傾斜面27a、湾曲傾斜面27v、段差部26等が形成され得る。
1…車両、1a…給油開口部、1b…車体、2…フューエルリッド、3…係合部、4…係合凹部、4a…底面、4b…係合面、5…当接部、10…リッドロック装置、11…ハウジング、11a…第1ハウジング、11b…第2ハウジング、12…ガイド部、13…開口部、13a…内周面、20…ロック部材、21…主軸部、21a…前端部、22…収容凹部、23…当接面、24…スイッチ押圧部、25…中間部、26…段差部、27a…第1傾斜面、27b…第2傾斜面、27c…第3傾斜面、27d…第4傾斜面、27v…湾曲傾斜面、27w…傾斜面、27x…湾曲傾斜面、27y…傾斜面、28…先端部、28a…先端面、30…シーリング部材、40…ばね、50…駆動機構、51…モータ、52…伝達機構、53…ウォームギア、54…ウォームホイール、54a…突起、60…スイッチ、61…スイッチ本体部、62…スイッチレバー、ARA…第1領域、ARB…第2領域、ARC…第3領域、ARD…第4領域、CA…中心軸、CB…中心軸。

Claims (8)

  1. ハウジングと、軸方向に移動可能に前記ハウジングに設けられたロック部材とを備え、
    前記ロック部材は、主軸部と、前記主軸部から延びる中間部と、前記中間部から延びる部分であって前記主軸部よりも細い先端部とを有し、前記ロック部材の少なくとも前記先端部及び前記中間部は前記ハウジングの外側に配置され、
    前記中間部は、前記主軸部側から前記先端部側に向かって窄むように構成されかつ、前記中間部には、少なくとも1つの、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って中心軸に向かうように傾斜する傾斜面が設けられている、リッドロック装置。
  2. 前記中間部と前記主軸部との境目には、前記主軸部側に高い段差部が設けられている
    請求項1に記載のリッドロック装置。
  3. 前記ロック部材は、前記先端部が前記ハウジングの開口部から最も離れている状態の第1位置と前記先端部が前記ハウジングの開口部に接近した状態の第2位置との間で移動し、前記ロック部材が前記第2位置に配置されるとき、前記段差部は、前記ハウジングの前記開口部の手前のところに配置される
    請求項2に記載のリッドロック装置。
  4. 前記先端部の中心軸は、前記主軸部の中心軸に対して、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの車幅方向内方側に位置し、
    前記傾斜面は前記中間部において車幅方向外側に配置されている
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のリッドロック装置。
  5. 前記中間部は、前記傾斜面として平坦な第1傾斜面と、平坦な第2傾斜面とを有し、
    前記第1傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、
    前記第2傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って下方に傾斜する
    請求項4に記載のリッドロック装置。
  6. 前記中間部は、前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面に加えて、平坦な第3傾斜面と平坦な第4傾斜面とを有し、
    前記第3傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って上方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、
    前記第4傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って上方に傾斜する
    請求項5に記載のリッドロック装置。
  7. 前記中間部は、前記傾斜面としての平坦傾斜面と、湾曲傾斜面とを有し、
    前記湾曲傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って下方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、
    前記平坦傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの上側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って下方に傾斜する
    請求項4に記載のリッドロック装置。
  8. 前記中間部は、前記平坦傾斜面及び前記湾曲傾斜面に加えて、他の平坦傾斜面及び他の湾曲傾斜面を有し、
    前記他の湾曲傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向外側に設けられて、車幅方向外方に行くに従って上方にかつ先端部側に行くに従って前記主軸部の中心軸に向かうように傾斜し、
    前記他の平坦傾斜面は、前記リッドロック装置が車体に取り付けられたときの下側かつ車幅方向内側に設けられて、車幅方向内方に行くに従って上方に傾斜する
    請求項7に記載のリッドロック装置。
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