JP2016182998A - 後処理装置および後処理装置の制御プログラム - Google Patents

後処理装置および後処理装置の制御プログラム Download PDF

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雄介 平野
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Abstract

【課題】良好な折り処理を行うことのできる後処理装置および後処理装置の制御プログラムを提供する。
【解決手段】後処理装置としての画像形成装置は、用紙を搬送するローラー対RAと、ローラー対RAの搬送圧よりも大きい搬送圧で、ローラー対RAよりも用紙搬送方向の下流側で用紙を搬送するローラー対RBとを備える。画像形成装置は、ローラー対RAを用いて搬送している用紙の前端を、搬送を停止した状態のローラー対RBに当てることにより用紙のレジストを行う。画像形成装置は、用紙のレジストを行った後、少なくともローラー対RBを用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する。画像形成装置は、用紙を搬送した後、用紙に対して折り処理を行う。画像形成装置は、ローラー対RBの搬送速度がローラー対RAの搬送速度よりも、用紙の条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように用紙を搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、後処理装置および後処理装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、良好な折り処理を行うことのできる後処理装置および後処理装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバ機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
画像形成装置の中には、後処理装置を搭載しているものがある。後処理装置は、印刷後の用紙を折る機能(折り機能)、印刷後の用紙に穴を開ける機能(穴開け機能)、または印刷した複数の用紙をステープルする機能(ステープル機能)などを有する。一般的に、後処理装置は、用紙に対して後処理を行う動作を開始する前に、用紙のレジストを実施する。具体的には、上流側ローラーを回転することにより用紙を搬送し、回転を停止した状態の下流側のローラーのニップに対して用紙の前端を当てる。これにより、用紙の傾きが補正され、用紙の搬送方向に対して垂直な方向に用紙の前端が揃えられる。
しかしながら、この方法で用紙のレジストを実施した場合には、用紙の前端が揃えられる一方で、用紙の後端は用紙の搬送方向に対して垂直な方向からずれているため、用紙内に不規則なたわみが生じやすい。これは、下流側のローラーのニップに対して用紙の前端を当てている時(前端を揃えている時)に、用紙の後部は上流側ローラーにニップされているためである。
後処理装置は、用紙内の特定の位置を爪状の部材で押し込むことにより、用紙に対して折り処理を行う。用紙内に不規則なたわみが生じた用紙に対して折り処理を施すと、用紙にしわが生じる。
そこで、用紙内の不規則なたわみを解消し得る技術が、たとえば下記特許文献1などに開示されている。下記特許文献1には、シートの一部を保持してシートに搬送力を付与する第1シート搬送手段と、第1シート搬送手段よりもシート搬送方向下流側に配置され、シートの一部を保持してシートに搬送力を付与する第2シート搬送手段と、第1シート搬送手段によりシートの一部を保持させるとともに、第2シート搬送手段によりシート搬送方向上流側へ戻す搬送力をシートに付与することによって、第1シート搬送手段と第2シート搬送手段との間のシート部分に形成された折り返し部分を挟持することによりシートに折り部を形成する折り部形成手段とを備えたシート折り装置が開示されている。このシート折り装置では、第1シート搬送手段の搬送力が第2シート搬送手段の搬送力よりも小さい。またこのシート折り装置は、第1シート搬送手段と上記第2シート搬送手段とにシートが保持されている状態で、第2シート搬送手段のシート搬送速度を該第1シート搬送手段のシート搬送速度よりも速くする。これにより、第2シート搬送手段によってシートが引っ張られ、シートの意図しないたわみが解消される。
特開2014−118235号公報
特許文献1の技術では、シートのたわみを解消するために第2シート搬送手段によってシートを引っ張る際にシートが破損する場合や、シートのたわみが十分に解消されない場合があった。その結果、良好な折り処理を行うことができなかった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、良好な折り処理を行うことのできる後処理装置および後処理装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従う後処理装置は、用紙に対して折り処理を行う後処理装置であって、用紙を搬送する上流側搬送部と、上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で用紙を搬送する下流側搬送部と、上流側搬送部を用いて搬送している用紙の前端を、搬送を停止した状態の下流側搬送部に当てることにより、用紙のレジストを行うレジスト手段と、レジスト手段にて用紙のレジストを行った後、少なくとも下流側搬送部を用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送手段と、搬送手段にて用紙を搬送した後、用紙に対して折り処理を行う折り手段とを備え、搬送手段は、下流側搬送部の搬送速度が上流側搬送部の搬送速度よりも、用紙の条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように用紙を搬送する。
上記後処理装置において好ましくは、用紙の条件は、用紙の坪量および紙種のうち少なくともいずれか一方である。
上記後処理装置において好ましくは、上流側搬送部よりも用紙搬送方向の上流側で用紙を搬送する他の上流側搬送部と、レジスト手段にて用紙のレジストを行う前に、他の上流側搬送部を用いて搬送した用紙の前端を、搬送を停止した状態の上流側搬送部に当てることにより、用紙のレジストを行う他のレジスト手段とをさらに備える。
上記後処理装置において好ましくは、搬送手段は、上流側搬送部と下流側搬送部とを用いて用紙を搬送し、搬送手段にて用紙を搬送する場合の上流側搬送部の搬送速度は、レジスト手段にて用紙のレジストを行う場合の上流側搬送部の搬送速度と同一である。
上記後処理装置において好ましくは、搬送手段は、上流側搬送部と下流側搬送部とを用いて用紙を搬送し、搬送手段にて用紙を搬送する場合の上流側搬送部の搬送速度は、レジスト手段にて用紙のレジストを行う場合の上流側搬送部の搬送速度よりも速い。
上記後処理装置において好ましくは、搬送手段は、上流側搬送部と下流側搬送部とを用いて用紙を搬送し、搬送手段にて用紙を搬送する場合の上流側搬送部の搬送速度は、レジスト手段にて用紙のレジストを行う場合の上流側搬送部の搬送速度よりも遅い。
上記後処理装置において好ましくは、搬送手段は、レジスト手段にて用紙のレジストを行った後、下流側搬送部の搬送速度を第1の搬送速度とした状態で、少なくとも下流側搬送部を用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する第1の搬送手段と、第1の搬送手段にて用紙を搬送した後、下流側搬送部の搬送速度を第1の搬送速度よりも速い第2の搬送速度とした状態で、少なくとも下流側搬送部を用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する第2の搬送手段とを含む。
上記後処理装置において好ましくは、上流側搬送部および下流側搬送部の各々は、1対のローラーによって構成される。
本発明の他の局面に従う後処理装置は、用紙に対して折り処理を行う後処理装置であって、用紙を搬送する上流側搬送部と、上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で用紙を搬送する下流側搬送部と、上流側搬送部を用いて搬送している用紙の前端を、搬送を停止した状態の下流側搬送部に当てることにより、用紙のレジストを行うレジスト手段と、レジスト手段にて用紙のレジストを行った後、少なくとも下流側搬送部を用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送手段と、搬送手段にて用紙を搬送した後、用紙に対して折り処理を行う折り手段とを備え、搬送手段は、用紙の条件に応じた時間だけ用紙が上流側搬送部においてスリップするように用紙を搬送する。
本発明のさらに他の局面に従う後処理装置の制御プログラムは、用紙に対して折り処理を行う後処理装置の制御プログラムであって、後処理装置は、用紙を搬送する上流側搬送部と、上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で用紙を搬送する下流側搬送部とを備え、制御プログラムは、上流側搬送部を用いて搬送している用紙の前端を、搬送を停止した状態の下流側搬送部に当てることにより、用紙のレジストを行うレジストステップと、レジストステップにて用紙のレジストを行った後、少なくとも下流側搬送部を用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送ステップと、搬送ステップにて用紙を搬送した後、用紙に対して折り処理を行う折りステップとをコンピューターに実行させ、搬送ステップにおいて、下流側搬送部の搬送速度が上流側搬送部の搬送速度よりも、用紙の条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように用紙を搬送する。
本発明のさらに他の局面に従う後処理装置の制御プログラムは、用紙に対して折り処理を行う後処理装置の制御プログラムであって、後処理装置は、用紙を搬送する上流側搬送部と、上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で用紙を搬送する下流側搬送部とを備え、制御プログラムは、上流側搬送部を用いて搬送している用紙の前端を、搬送を停止した状態の下流側搬送部に当てることにより、用紙のレジストを行うレジストステップと、レジストステップにて用紙のレジストを行った後、少なくとも下流側搬送部を用いて用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送ステップと、搬送ステップにて用紙を搬送した後、用紙に対して折り処理を行う折りステップとをコンピューターに実行させ、搬送ステップにおいて、用紙の条件に応じて決定された時間だけ用紙が上流側搬送部においてスリップするように用紙を搬送する。
本発明によれば、良好な折り処理を行うことのできる後処理装置および後処理装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における後処理装置1の構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第1の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第2の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第3の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第4の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、用紙SHのたるみが解消される様子を模式的に示す上面図である。 本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定される搬送速度VAと搬送速度VBとの速度差を示す表の第1の例である。 本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定される搬送速度VAと搬送速度VBとの速度差を示す表の第2の例である。 本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定される搬送速度VAと搬送速度VBとの速度差を示す表の第3の例である。 本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定される搬送速度VAと搬送速度VBとの速度差を示す表の第4の例である。 本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定される搬送速度VAと搬送速度VBとの速度差を示す表の第5の例である。 本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定されるスリップ時間を示す表の一例である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第5の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第6の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第7の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第8の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第9の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の第10の動作を模式的に示す図である。 本発明の一実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、後処理装置が画像形成装置の一部である場合について説明する。画像形成装置としては、たとえばMFP、プリンター、複写機、またはファクシミリなどが挙げられる。後処理装置は、画像形成装置とは別体であってもよい。
[画像形成装置の構成]
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成装置の構成を示す断面図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成装置(後処理装置の一例)は、後処理装置1と、画像形成装置本体2とを備えている。
後処理装置1は、画像形成装置本体2で画像を形成した後の用紙に対して、折り処理などの後処理を行う。後処理装置1は、穴開け処理やステープル処理などの後処理をさらに行うものであってもよい。後処理装置1は、後処理を行った後の用紙を排紙トレイ251に排出する。
画像形成装置本体2は、用紙に画像を形成する。画像形成装置本体2は、トナー像形成部210と、定着装置220と、給紙カセット230と、用紙搬送部240とを含んでいる。
トナー像形成部210は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙にカラー画像を形成する。トナー像形成部210は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体211と、感光体211にトナー像を形成する現像装置212と、感光体211からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルト213と、中間転写ベルト213から用紙に画像を転写(2次転写)する転写ローラー214などを含む。
定着装置220は、加熱ベルト221と、加圧ローラー222とを含む。定着装置200は、加熱ベルト221と加圧ローラー222とで、トナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行う。これにより、定着装置200は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。
給紙カセット230は、画像を形成するための用紙を収容する。給紙カセット230は複数であってもよい。この場合、複数の給紙カセット230の各々は、互いに異なる坪量または紙種の用紙を収容してもよい。
用紙搬送部240は、給紙ローラー241と、搬送ローラー242と、排出ローラー243などを含む。用紙搬送部240は、給紙ローラー241は、用紙を給紙カセット230から搬送経路TRに給紙する。搬送ローラー242は、搬送経路TRに沿って用紙を搬送する。排出ローラー243は、画像が形成された用紙を、画像形成装置本体2から後処理装置1または排紙トレイ252に排出する。なお、画像が形成された用紙を後処理装置1に排出する1対の排出ローラー243を、ローラー対R0(他の上流側搬送部の一例)と記すことがある。
画像形成装置本体2は、給紙カセット230に収容された用紙のサイズおよび向きを検知するためのセンサーSR1と、後処理装置1へ用紙を搬送するための搬送口で用紙を検知するためのセンサーSR2とをさらに含んでいる。
図2は、本発明の一実施の形態における後処理装置1の構成を示す断面図である。
図2を参照して、後処理装置1は、ローラーRA1およびローラーRA2と、ローラーRB1およびRB2と、折り爪FBと、可動ガイドGBと、折りローラーFRと、センサーSEとを含んでいる。
ローラーRA1とローラーRA2とは、搬送経路TRを挟んで対向している。ローラーRA1およびローラーRA2の各々は、用紙を挟み込みながら回転することで、搬送経路TRに沿って矢印ARで示す用紙搬送方向に用紙を搬送する。ローラーRA1およびローラーRA2はローラー対RA(上流側搬送部の一例)を構成する。ローラーRA1およびRA2は、一方が他方の回転に対して従動するものであってもよいし、両方がモーターなどによって駆動されるものであってもよい。
ローラーRB1とローラーRB2とは、搬送経路TRを挟んで対向している。ローラーRB1およびローラーRB2の各々は、用紙を挟み込みながら回転することで、搬送経路TRに沿って矢印ARで示す用紙搬送方向に用紙を搬送する。ローラーRB1およびローラーRB2の各々は、ローラー対RAよりも用紙搬送方向の下流側で用紙を搬送する。ローラーRB1およびローラーRB2はローラー対RB(下流側搬送部の一例)を構成する。ローラーRB1およびRB2は、一方が他方の回転に対して従動するものであってもよいし、両方がモーターなどによって駆動されるものであってもよい。
ローラー対RBは、ローラー対RAの搬送圧よりも大きい搬送圧で用紙を搬送する。なお、用紙を搬送する搬送部(ここではローラー対)の搬送圧は、搬送部が用紙を保持し(ここではローラー対のニップに用紙を挟んだ状態)、かつローラー対が回転しないように保持された状態で、用紙を搬送部から解放するのに必要な引っ張り力を測定することにより計測される。
折り爪FBは、ローラーRA1とローラーRB1との間におけるローラーRB1の付近に配置されている。折り爪FBは、支点P1を中心として揺動可能であり、必要に応じて図2中下方向に用紙を押圧する。
可動ガイドGBは、搬送経路TRを挟んでFBと対向する位置に配置されている。可動ガイドGBは、矢印ARで示す方向に沿って移動可能であり、必要に応じて矢印ARで示す方向に用紙を押圧する。
折りローラーFRは、ローラーRB2の上流側に配置されている。折りローラーFRおよびローラーRB2の各々は、用紙を挟み込みながら回転することで、折り処理中の用紙を図2中下方向または上方向に搬送する。折りローラーFRは、モーターなどによって駆動されるものであってもよいし、ローラーRB2の回転に対して従動するものであってもよい。
折り爪FB、可動ガイドGB、および折りローラーFRは、用紙に対して折り処理を行う折り部FPを構成する。
センサーSEは、ローラー対RBよりも下流側に配置されている。センサーSEは、ローラー対RBと排紙トレイ251との間で用紙を検知する。
図3は、本発明の一実施の形態における画像形成装置の構成を示すブロック図である。
図3を参照して、画像形成装置は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、スキャナー104と、ネットワークI/F105と、操作パネル106と、補助記憶装置107と、画像形成部108と、後処理部109と、用紙検知部110とを含んでいる。CPU101と、ROM102、RAM103、スキャナー104、ネットワークI/F105、操作パネル106、補助記憶装置107、画像形成部108、後処理部109、および用紙検知部110の各々とは、バスなどで相互に接続されている。
CPU101は、画像形成装置全体の動作を制御する。CPU101は、制御プログラムに基づいて処理を行う。
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムや各種テーブルなどを記憶する。
RAM103は、CPU101の作業用のメモリであり、各種ジョブに関するデータを一時的に保存する。
スキャナー104は、原稿の画像を読み取り、その画像データを作成する。
ネットワークI/F105は、ネットワークを通じて外部機器との間で各種の情報を送受信する。
操作パネル106は、各種情報を表示する表示パネルと、表示パネルへの入力操作を検出する検出部とを含んでいる。
補助記憶装置107は、スキャナー104で読み取った画像データなどの各種情報を記憶する。
画像形成部108は、用紙に画像を形成する。
後処理部109は、画像が形成された用紙に対して、折り処理などの後処理を行う。
用紙検知部110は、搬送経路TRの各所で用紙を検知する。また用紙検知部110は、給紙カセット230に収容された用紙のサイズおよび向きを検知する。
[画像形成装置の動作]
次に、本実施の形態において、画像形成装置が折り処理(三つ折り処理)を行う場合の動作について、図4〜図7および図15〜図20を用いて説明する。なお、図4〜図7および図15〜図20において、回転しているローラーにはその回転方向を示す矢印が付されており、停止しているローラーには矢印が付されていない。
図4を参照して、複数の給紙カセット230の各々には、互いに異なる坪量または紙種の用紙が収納されている。ユーザーは、操作パネル106に表示された設定画面で任意の給紙カセット(用紙)を選択し、印刷ジョブの実行指示を行う。
画像形成装置は、操作パネル106を通じて、印刷ジョブの設定および実行指示を受け付ける。画像形成装置は、選択された給紙カセットの情報に基づいて、用紙の坪量や紙種などの用紙の条件を取得する。画像形成装置は、取得した用紙の条件に基づいて、後述するローラー対の搬送速度や、画像形成装置本体2での印刷条件などを決定する。
なお、画像形成装置は、給紙カセット230に設けられたセンサーSR1によって用紙の条件を取得してもよい。
画像形成装置は、用紙SHに対して画像を形成した後、用紙SHをローラー対R0によって後処理装置1内に導入する。ローラー対R0は、ローラー対RAよりも用紙搬送方向の上流側で、用紙SHを搬送する。用紙SHが後処理装置1に導入される直前でセンサーSR2はオンし、画像形成装置は後処理装置1への用紙の到達を検知する。以降、画像形成装置は、センサーSEがオンしてからの経過時間によって、用紙の前端の位置を把握する。
用紙SHが後処理装置1に導入される時点で、画像形成装置は、ローラー対RAおよびRBの各々を構成するローラーRA1、RA2、RB1、およびRB2を停止しており、ローラー対RAおよびRBによる搬送を停止している。ローラー対R0によって搬送された用紙SHの前端は、停止しているローラー対RAに突き当てられる。これにより、画像形成装置は用紙SHのレジストを行い、搬送経路TRに対して垂直な方向に用紙SHの前端を揃える。以降、ローラー対RAに用紙SHを突き当てるレジストを、前レジストと記すことがある。
図5を参照して、画像形成装置は、前レジスト後であって、センサーSR2がオンしてから所定時間T1経過後に、ローラー対RAの正転駆動を開始する。画像形成装置は、ローラー対RAを用いて用紙搬送方向に用紙SHを搬送する。
図6を参照して、ローラー対RAによって搬送されている用紙SHの前端は、停止しているローラー対RBに突き当てられる。これにより、画像形成装置は用紙SHのレジストを行い、用紙搬送方向に対して垂直な方向に用紙SHの前端を揃える。用紙SHにはループRPが形成される。以降、ローラー対RBに用紙SHを突き当てるレジストを、単にレジストと記すことがある。
図7を参照して、画像形成装置は、レジスト後であって、センサーSR2がオンしてから所定時間T2(>T1)経過後に、ローラー対RBの正転駆動を開始する。画像形成装置は、ローラー対RAおよびRBを用いて用紙SHを用紙搬送方向に搬送する。
画像形成装置は、ローラー対RAおよびRBを用いて用紙SHを搬送する際(レジスト後に用紙SHを搬送する際)、ローラー対RBの搬送速度VBがローラー対RAの搬送速度VAよりも、用紙SHの条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように用紙SHを搬送する。
搬送速度とは、用紙を搬送する各搬送部(ローラー対)が、用紙を用紙搬送方向に搬送する速度である。特に、用紙の搬送部がローラーで構成される場合、搬送速度は、用紙を搬送する時のローラーの半径とローラーの回転速度とから算出される。
レジスト後、画像形成装置は、少なくともローラー対RBを用いて用紙SHを搬送すればよく、ローラー対RAを停止してもよいし、逆転駆動してもよい。
図8は、本発明の一実施の形態において、用紙SHのたるみが解消される様子を模式的に示す上面図である。
図8(a)に示すように、レジストの際、用紙SHの後部はローラー対RAにニップされている。このため、図8(b)に示すように、レジストの際に用紙SHの前端は用紙搬送方向(矢印ARで示す方向)に対して垂直な方向に揃えられる一方、用紙SHの後端は用紙の搬送方向に対して垂直な方向からずれたままとなる。その結果、用紙SH内に不規則なたわみX1が生じる。
画像形成装置は、レジストの後で、ローラー対RBの搬送速度VBがローラー対RAの搬送速度VAより速くなるように、用紙SHを搬送する。これにより、ローラー対RAとローラー対RBとの間の用紙SHが用紙搬送方向に引っ張られ、ローラー対RAのニップにおいて用紙SHがスリップし、図8(c)に示すように、用紙SHのたるみが解消される。
画像形成装置は、ローラー対RBに用紙SHを突き当てている間(以降、レジスト中と記すことがある)、およびレジスト後に用紙SHを搬送する際の各々での搬送速度VAおよびVBの各々の速度を示す表を補助記憶装置107などに予め記憶しており、この表に基づいて搬送速度VAおよびVBの各々を制御する。
図9〜図13は、本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定される搬送速度VAと搬送速度VBとの速度差を示す表である。特に図9〜図12では、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBがローラー対RAの搬送速度VAよりも、用紙の坪量に応じて決定された速度差(以降、速度差と記す)だけ速くなるように、搬送速度VAおよびVBの各々が設定されている。
図9に示す表では、ローラー対RAの搬送速度VAが、レジスト中およびレジスト後で一定値に設定されている。また、ローラー対RAの搬送速度VAが、用紙の坪量に関わらず一定値に設定されている。また、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBが、搬送速度VAよりも速い値であって、用紙SHの坪量に応じて異なる値に設定されている。その結果、速度差が、用紙SHの坪量に応じて異なる値となっている。
具体的には、ローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも600mm/sに設定されている。レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBは、52g/m2未満の坪量の用紙の場合には650mm/sに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合には700mm/sに設定されている。その結果、52g/m2未満の坪量の用紙の場合の速度差は、50mm/sに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合の速度差は、100mm/sに設定されている。
レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBを、ローラー対RAの搬送速度VAよりも速くすることで、用紙を引っ張る力が働き、レジストによる用紙のたわみが解消される。この際、不規則な用紙のたわみを確実に解消するため、理論上のたわみの長さを超える長さだけ、画像形成装置は用紙を引っ張ることが好ましい。これにより、搬送圧が相対的に低いローラー対RAのニップで、用紙がスリップするようになる。
また、用紙の条件によってたわみの解消に必要な速度差は異なる。たわみが解消しにくい条件の用紙では、大きな速度差を必要とするが、たわみが解消しやすい条件の用紙では小さい速度差で足りる。たわみが解消しやすい条件の用紙で過剰な速度差を発生させると、引っ張りすぎによるしわの発生や、用紙の破損が起こり得る。
そこで、画像形成装置は、図9〜図13に示す表のように用紙の条件によって速度差を設定することで、レジスト後用紙のたわみを適切に解消している。
坪量の大きい用紙は坪量の小さい用紙に比べてたるみを直すために必要な引っ張り力が大きい。一方、坪量の小さい用紙は坪量の大きい用紙に比べて引っ張り力に対する剛性が小さい。そこで、図9〜図12に示す表では、坪量の大きい用紙を搬送する場合の速度差が、坪量の小さい用紙を搬送する場合の速度差よりも大きく設定されている。これにより、坪量の大きい用紙を坪量の小さい用紙よりも大きい力で引っ張ることで、坪量の大きい用紙のたるみを効果的に解消することができ、坪量の小さい用紙が引っ張り力により破損することを抑止することができる。
図9に示す表のように、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAと、レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAとを同一にした場合には、レジスト後にローラー対RBの搬送速度VBを増加させればよいだけになり、ローラー対RAおよびRBの制御が簡易なものになる。
図10に示す表では、レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAが、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAよりも速く設定されている。また、ローラー対RAの搬送速度VAが、用紙の坪量に関わらず同じ値に設定されている。また、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBが、搬送速度VAよりも速い値であって、用紙SHの坪量に応じて異なる値に設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差が、用紙SHの坪量に応じて異なる値となっている。
具体的には、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも600mm/sに設定されている。レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも630mm/sに設定されている。レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBは、52g/m2未満の坪量の用紙の場合には650mm/sに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合には700mm/sに設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差は、52g/m2未満の坪量の用紙の場合には50mm/sに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合には100mm/sに設定されている。
図10に示す表のように、レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAを、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAよりも速くした場合には、後処理装置全体での用紙の搬送速度を向上することができ、折り処理に要する時間を短縮することができる。
図11に示す表では、レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAが、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAよりも遅く設定されている。また、ローラー対RAの搬送速度VAが、用紙の坪量に関わらず同じ値に設定されている。また、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBが、搬送速度VAよりも速い値であって、用紙SHの坪量に応じて異なる値に設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差が、用紙SHの坪量に応じて異なる値となっている。
具体的には、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも630mm/sに設定されている。レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも600mm/sに設定されている。レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBは、52g/m2未満の坪量の用紙の場合には650mm/sに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合には700mm/sに設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差は、52g/m2未満の坪量の用紙の場合には50mm/sに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合には100mm/sに設定されている。
図11に示す表のように、レジスト後のローラー対RAの搬送速度VAを、レジスト中のローラー対RAの搬送速度VAよりも遅くした場合には、ローラー対RAの搬送速度VAとの必要な速度差を得るためのローラー対RBの搬送速度VBを低くすることができ、用紙を安定して搬送することができる。
図12に示す表では、ローラー対RAの搬送速度VAが、レジスト中およびレジスト後で一定値に設定されている。また、ローラー対RAの搬送速度VAが、用紙の坪量に関わらず一定値に設定されている。また、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBが、搬送速度VAよりも速い値であって、用紙SHの坪量に応じて異なる値に設定されている。また、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBが、段階的に増加するように設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差が、用紙SHの坪量に応じて異なる値となっている。
具体的には、ローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも600mm/sに設定されている。52g/m2未満の坪量の用紙の場合のレジスト後のローラー対RBの搬送速度VBは、630mm/sに設定されており、一定時間経過後に650mm/sに加速するように設定されている。52g/m2以上の坪量の用紙の場合のレジスト後のローラー対RBの搬送速度VBは、680mm/sに設定されており、一定時間経過後に700mm/sに加速するように設定されている。その結果、52g/m2未満の坪量の用紙の場合の、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差は、30mm/sから50mm/sに増加するように設定されている。52g/m2以上の坪量の用紙の場合の、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差は、80mm/sから100mm/sに増加するように設定されている。
なお、ローラー対RBによる搬送を開始してから理論たわみ量を解消するまでの時間は、必要最小限の引っ張り力となる速度差に設定されることが好ましい。それ以降の時間は、不規則たわみを解消するために、速度差が大きく設定されることが好ましい。
レジスト後の速度差が大きいと、用紙にたわみがなくなったときの衝撃が強い。そこで、図12に示す表のように、レジスト後のローラー対RBの搬送速度を第1の搬送速度から第2の搬送速度に増加することにより、用紙の引っ張り力を段階的に増加することができる。これにより、用紙のたわみ(スキュー)が大きい場合にも、用紙のたわみを効果的に解消することができる。加えて、急激な引っ張り力の増加による用紙の破損を抑止することができる。
図13に示す表では、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBがローラー対RAの搬送速度VAよりも、用紙の紙種(材質)に応じて決定された速度差だけ速くなるように、搬送速度VAおよびVBの各々が設定されている。
図13に示す表では、ローラー対RAの搬送速度VAが、レジスト中およびレジスト後で一定値に設定されている。また、ローラー対RAの搬送速度VAが、用紙の紙種に関わらず一定値に設定されている。また、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBが、搬送速度VAよりも速い値であって、用紙SHの紙種に応じて異なる値に設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差が、用紙SHの紙種に応じて異なる値となっている。
具体的には、ローラー対RAの搬送速度VAは、いずれも600mm/sに設定されている。レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBは、用紙が上質紙の場合には650mm/sに設定されており、用紙がカラー紙の場合には700mm/sに設定されている。その結果、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBとローラー対RAの搬送速度VAとの速度差は、用紙が上質紙の場合には50mm/sに設定されており、用紙がカラー紙の場合には100mm/sに設定されている。
カラー紙は、表面平滑度が高いため、ローラー対RAのニップ部でスリップしやすく、たわみが解消しにくい。このため、カラー紙は、たるみを直すために必要な引っ張り力が大きい。一方、上質紙は、引っ張り力が大きいとしわになりやすい性質を有する。そこで、図13に示す表では、用紙がカラー紙である場合の速度差が、用紙が上質紙である場合の速度差よりも大きく設定されている。これにより、用紙に不具合が発生することを抑止することができる。
画像形成装置は、ローラー対RAおよびRBを用いて用紙SHを搬送する際(ローラー対RBに用紙SHを突き当てた後で用紙SHを搬送する際)、用紙SHの条件に応じた時間(スリップ時間)だけ用紙SHがローラー対RAにおいてスリップするように用紙SHを搬送してもよい。このスリップは、ローラー対RBの搬送速度VBがローラー対RAの搬送速度VAよりも速いことに起因して、ローラー対RAのニップにおいて生じるものである。
画像形成装置は、図14に示す表のように用紙の条件に応じたスリップ時間を設定することで、レジスト後用紙のたわみを適切に解消してもよい。スリップ時間は、レジスト後のローラー対RBの搬送速度VBを、ローラー対RAの搬送速度VAよりも速く駆動する時間として設定される。
図14は、本発明の一実施の形態において用紙の条件に応じて決定されるスリップ時間を示す表の一例である。
図14に示す表では、ローラー対RBの搬送速度VBが、ローラー対RAの搬送速度VAよりも速く設定されている。またスリップ時間が、用紙SHの坪量に応じて異なる値に設定されている。具体的には、レジスト後の搬送速度VBと搬送速度VBとの速度差は、坪量に関わらず20mm/sに設定されている。52g/m2未満の坪量の用紙の場合のスリップ時間は、50msに設定されており、52g/m2以上の坪量の用紙の場合のスリップ時間は100msに設定されている。
スリップ時間によっても、たわみを解消する能力は変化する。スリップ時間が長いほどたわみを解消する能力は高くなるが、その分用紙に負荷を与え、しわや破損の原因になる。そこで、用紙の条件に応じてスリップ時間を設定することで、不具合を発生することなく、たわみを効果的に解消することができる。
続いて画像形成装置は、図15〜図20に示す方法で、用紙SHに対して折り処理を行う。ここまでの工程において用紙のたわみは効果的に解消されているので、画像形成装置は、良好な折り処理を行うことができる。
図15を参照して、用紙SHがローラー対RBのニップを通過した直後にセンサーSEはオンし、画像形成装置は用紙を検知する。以降、画像形成装置は、センサーSEがオンしてからの経過時間によって、用紙の前端の位置を把握する。
画像形成装置は、センサーSEがオンしてから所定時間T3経過後(用紙SHの前端が所定位置まで来たタイミングで)、可動ガイドGBを矢印Z1で示す方向に退避(移動)させる。また画像形成装置は、ローラー対RBを停止し、続いてローラー対RAを停止する。ローラー対RBの停止の後にローラー対RAを停止することにより、用紙SHにはループRPが形成される。
所定時間T3の長さは、用紙の条件(ローラー対RBの搬送速度VB)に応じて設定されることが好ましい。ローラー対RBの搬送速度VBが異なれば、用紙SHの前端が到達する位置の時間変化も異なるためである。たとえば、52g/m2以上の坪量の用紙の場合、所定時間T3は108msに設定され、52g/m2未満の坪量の用紙の場合、所定時間T3は109msに設定される。
ここでは、図6に示す工程において、用紙を3mmだけたわませる(ループを形成する)ものとする。また、図7に示す工程から図15に示す工程の間で、52g/m2以上の坪量の用紙の場合には11mm、52g/m2未満の坪量の用紙の場合には6mm、用紙を引っ張るものとする。この条件では、引っ張り量とたわみ量との差分である8mm(52g/m2以上の坪量の用紙の場合)または3mm(52g/m2未満の坪量の用紙の場合)が、ローラー対RAのニップ部において用紙SHがスリップする量となる。
図16を参照して、次に画像形成装置は、折り爪FBを矢印Z2で示す方向に移動させる。また画像形成装置は、ローラー対RAの正転駆動およびローラー対RBの逆転駆動を開始する。折りローラーFRは、ローラーRB2の回転に従動する。これにより、用紙SHは、折り爪FBの押圧によって折り位置PT1で折り曲げられる。折り位置PT1は、ローラーRB2と折りローラーFRとのニップである折りニップに導入される。
図17を参照して、ローラー対RAの正転駆動およびローラー対RBの逆転駆動を開始してから所定時間T4経過後(用紙SHの中腹が折りニップに侵入した後のタイミングで)、折り爪FBを矢印Z3で示す方向に移動(退避)させる。用紙SHの前端がセンサーSEの検知位置を用紙搬送方向とは反対の方向(図17中右方向)に通過するタイミングで、センサーSEはオフする。以降、画像形成装置は、センサーSEがオフしてからの経過時間によって、用紙の前端の位置を把握する。
図18を参照して、画像形成装置は、センサーSEがオフしてから所定時間T4経過後(用紙SHの前端が所定位置まで来たタイミングで)、ローラー対RBを停止し、続いてローラー対RAを停止する。ローラー対RBの停止の後にローラー対RAを停止することにより、用紙SHにはループRPが形成される。
図19を参照して、次に画像形成装置は、可動ガイドGBを矢印Z4で示す方向に移動させる。また画像形成装置は、ローラー対RAおよびRBの各々の正転駆動を開始する。折りローラーFRは、ローラーRB2の回転に従動する。これにより、用紙SHは、可動ガイドGBの押圧によって折り位置PT2で折り曲げられる。用紙SHの前端および折り位置PT2は、ローラー対RBのニップに導入される。用紙SHの前端がセンサーSEの検知位置を用紙搬送方向に通過するタイミングで、センサーSEはオンする。以降、画像形成装置は、センサーSEがオンしてからの経過時間によって、用紙の前端の位置を把握する。
図20を参照して、画像形成装置は、センサーSEがオンしてから所定時間T5経過後(用紙SHの前端が所定位置まで来たタイミングで)、可動ガイドGBを矢印Z5で示す方向に移動させ、ホームポジションに戻す。また画像形成装置は、ローラー対RAを停止する。その後、画像形成装置は、三つ折りした用紙を排紙トレイ251に排出する。
[画像形成装置の動作を示すフローチャート]
図21は、本発明の一実施の形態における画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
図21を参照して、画像形成装置のCPU101は、折り処理を含む印刷ジョブの実行指示を受け付けると、用紙の条件を取得する(S101)。次にCPU101は、取得した用紙の条件に基づいて、ローラー対RAおよびRBの搬送速度ならびに印刷条件を決定する(S103)。続いてCPU101は、後処理装置への用紙の到達を検知し(S105)、ローラー対RAの正転駆動を開始する(S107)。次にCPU101は、後処理装置への用紙の到達を検知してから所定時間が経過したか否かを判別する(S109)。後処理装置への用紙の到達を検知してから所定時間が経過したと判別するまで、CPU101はステップS109の処理を繰り返す。
ステップS109において、後処理装置への用紙の到達を検知してから所定時間が経過したと判別した場合(S109でYES)、CPU101は、決定した搬送速度で、ローラー対RAおよびRBの各々を正転駆動する(SS11)。続いてCPU101は、折り動作を行い(S113)、用紙を排出し(S115)、処理を終了する。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態において、画像形成装置は、ローラー対RBに用紙を突き当てるレジストの後で、ローラー対RBの搬送速度VBがローラー対RAの搬送速度よりも、用紙の条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように用紙を搬送する。また画像形成装置は、ローラー対RBに用紙を突き当てるレジストの後で、用紙の条件に応じた時間だけ用紙がローラー対RAのニップ部においてスリップするように用紙を搬送する。これにより、用紙の破損などの不具合の発生を抑止しつつ、用紙のたわみを効果的に解消することができる。その結果、良好な折り処理を行うことができる。
加えて、ローラー対RBに用紙を突き当てるレジストの前に、ローラー対RAに用紙を突き当てる前レジストを行う場合には、ローラー対RBに用紙を突き当てるレジストの際の補正量を少なくすることができる。すなわち、前レジストによって、ローラー対RBに用紙を突き当てるレジストの際の補正量は、ローラー対RAからローラー対RBまで搬送する間に生じる用紙の傾き分だけになる。その結果、ローラー対RBに用紙を突き当てるレジストの際に用紙をたわませる量(用紙のループ量)を少なくすることができ、用紙の条件による速度差の差異も小さくすることができる。
[その他]
上述の実施の形態では、上流側搬送部および下流側搬送部の各々が1対のローラーによって構成される場合について示したが、上流側搬送部および下流側搬送部の各々は、この構成に限られるものではなく、一方がローラーで構成され、他方が静止した接触部材であって、ローラーと接触する接触部材で構成されてもよい。
下流側搬送部の搬送速度と上流側搬送部の搬送速度との速度差またはスリップ量は、用紙の坪量および紙種のうち少なくともいずれか一方に応じて決定されることが好ましい。下流側搬送部の搬送速度と上流側搬送部の搬送速度との速度差またはスリップ量は、用紙のサイズもしくは向き、または後処理装置の周囲の湿度もしくは温度などに応じて決定されてもよい。
上述の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。たとえば、用紙の坪量と紙種との両方に応じて、下流側搬送部の搬送速度と上流側搬送部の搬送速度との速度差またはスリップ時間が設定されてもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 後処理装置
2 画像形成装置本体
101 CPU(Central Processing Unit)
102 ROM(Read Only Memory)
103 RAM(Random Access Memory)
104 スキャナー
105 ネットワークI/F
106 操作パネル
107 補助記憶装置
108 画像形成部
109 後処理部
110 用紙検知部
200 定着装置
210 トナー像形成部
211 感光体
212 現像装置
213 中間転写ベルト
214 転写ローラー
220 定着装置
221 加熱ベルト
222 加圧ローラー
230 給紙カセット
240 用紙搬送部
241 給紙ローラー
242 搬送ローラー
243 排出ローラー
251,252 排紙トレイ
AR 矢印(用紙搬送方向)
FB 折り爪
FP 折り部
FR 折りローラー
GB 可動ガイド
P1 支点
PT1,PT2 折り位置
R0,RA,RB ローラー対
RA1,RA2,RB1,RB2 ローラー
RP ループ
SE,SR1,SR2 センサー
SH 用紙
TR 搬送経路
X1 たわみ
Z1,Z2,Z3,Z4,Z5 矢印(移動方向)

Claims (11)

  1. 用紙に対して折り処理を行う後処理装置であって、
    前記用紙を搬送する上流側搬送部と、
    前記上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、前記上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で前記用紙を搬送する下流側搬送部と、
    前記上流側搬送部を用いて搬送している前記用紙の前端を、搬送を停止した状態の前記下流側搬送部に当てることにより、前記用紙のレジストを行うレジスト手段と、
    前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行った後、少なくとも前記下流側搬送部を用いて前記用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段にて前記用紙を搬送した後、前記用紙に対して折り処理を行う折り手段とを備え、
    前記搬送手段は、前記下流側搬送部の搬送速度が前記上流側搬送部の搬送速度よりも、前記用紙の条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように前記用紙を搬送する、後処理装置。
  2. 前記用紙の条件は、前記用紙の坪量および紙種のうち少なくともいずれか一方である、請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記上流側搬送部よりも用紙搬送方向の上流側で前記用紙を搬送する他の上流側搬送部と、
    前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行う前に、前記他の上流側搬送部を用いて搬送した前記用紙の前端を、搬送を停止した状態の前記上流側搬送部に当てることにより、前記用紙のレジストを行う他のレジスト手段とをさらに備えた、請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記搬送手段は、前記上流側搬送部と前記下流側搬送部とを用いて前記用紙を搬送し、
    前記搬送手段にて前記用紙を搬送する場合の前記上流側搬送部の搬送速度は、前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行う場合の前記上流側搬送部の搬送速度と同一である、請求項1〜3のいずれかに記載の後処理装置。
  5. 前記搬送手段は、前記上流側搬送部と前記下流側搬送部とを用いて前記用紙を搬送し、
    前記搬送手段にて前記用紙を搬送する場合の前記上流側搬送部の搬送速度は、前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行う場合の前記上流側搬送部の搬送速度よりも速い、請求項1〜3のいずれかに記載の後処理装置。
  6. 前記搬送手段は、前記上流側搬送部と前記下流側搬送部とを用いて前記用紙を搬送し、
    前記搬送手段にて前記用紙を搬送する場合の前記上流側搬送部の搬送速度は、前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行う場合の前記上流側搬送部の搬送速度よりも遅い、請求項1〜3のいずれかに記載の後処理装置。
  7. 前記搬送手段は、
    前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行った後、前記下流側搬送部の搬送速度を第1の搬送速度とした状態で、少なくとも前記下流側搬送部を用いて前記用紙を用紙搬送方向に搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送手段にて前記用紙を搬送した後、前記下流側搬送部の搬送速度を前記第1の搬送速度よりも速い第2の搬送速度とした状態で、少なくとも前記下流側搬送部を用いて前記用紙を用紙搬送方向に搬送する第2の搬送手段とを含む、請求項1〜6のいずれかに記載の後処理装置。
  8. 前記上流側搬送部および下流側搬送部の各々は、1対のローラーによって構成される、請求項1〜7のいずれかに記載の後処理装置。
  9. 用紙に対して折り処理を行う後処理装置であって、
    前記用紙を搬送する上流側搬送部と、
    前記上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、前記上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で前記用紙を搬送する下流側搬送部と、
    前記上流側搬送部を用いて搬送している前記用紙の前端を、搬送を停止した状態の前記下流側搬送部に当てることにより、前記用紙のレジストを行うレジスト手段と、
    前記レジスト手段にて前記用紙のレジストを行った後、少なくとも前記下流側搬送部を用いて前記用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段にて前記用紙を搬送した後、前記用紙に対して折り処理を行う折り手段とを備え、
    前記搬送手段は、前記用紙の条件に応じた時間だけ前記用紙が前記上流側搬送部においてスリップするように前記用紙を搬送する、後処理装置。
  10. 用紙に対して折り処理を行う後処理装置の制御プログラムであって、
    前記後処理装置は、前記用紙を搬送する上流側搬送部と、前記上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、前記上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で前記用紙を搬送する下流側搬送部とを備え、
    前記制御プログラムは、
    前記上流側搬送部を用いて搬送している前記用紙の前端を、搬送を停止した状態の前記下流側搬送部に当てることにより、前記用紙のレジストを行うレジストステップと、
    前記レジストステップにて前記用紙のレジストを行った後、少なくとも前記下流側搬送部を用いて前記用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送ステップと、
    前記搬送ステップにて前記用紙を搬送した後、前記用紙に対して折り処理を行う折りステップとをコンピューターに実行させ、
    前記搬送ステップにおいて、前記下流側搬送部の搬送速度が前記上流側搬送部の搬送速度よりも、前記用紙の条件に応じて決定された速度差だけ速くなるように前記用紙を搬送する、後処理装置の制御プログラム。
  11. 用紙に対して折り処理を行う後処理装置の制御プログラムであって、
    前記後処理装置は、前記用紙を搬送する上流側搬送部と、前記上流側搬送部の搬送圧よりも大きい搬送圧で、前記上流側搬送部よりも用紙搬送方向の下流側で前記用紙を搬送する下流側搬送部とを備え、
    前記制御プログラムは、
    前記上流側搬送部を用いて搬送している前記用紙の前端を、搬送を停止した状態の前記下流側搬送部に当てることにより、前記用紙のレジストを行うレジストステップと、
    前記レジストステップにて前記用紙のレジストを行った後、少なくとも前記下流側搬送部を用いて前記用紙を用紙搬送方向に搬送する搬送ステップと、
    前記搬送ステップにて前記用紙を搬送した後、前記用紙に対して折り処理を行う折りステップとをコンピューターに実行させ、
    前記搬送ステップにおいて、前記用紙の条件に応じて決定された時間だけ前記用紙が前記上流側搬送部においてスリップするように前記用紙を搬送する、後処理装置の制御プログラム。
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