JP7267718B2 - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ等の画像形成装置では、カセット等から給送されたシートを、プレレジローラ対によって回転停止状態のレジストローラ対のニップ部に先端を突き当て、シートにループを形成することでシートの斜行を補正する構成が知られている。斜行が補正されたシートは、その後レジストローラ対及びプレレジローラ対が駆動されることで搬送されるが、シートに形成されたループが原因となってシートにシワが形成されてしまう虞がある。
このため、従来、原稿搬送部によって原稿の斜行を補正し、斜行が補正された原稿の画像を画像読取装置によって読取る複写機が提案されている(特許文献1参照)。原稿搬送部は、ピックアップローラによって給紙トレイに積載された原稿を給送し、中間搬送ローラ対によって回転停止状態のレジストローラ対に原稿を搬送する。原稿は、レジストローラ対のニップ部に先端が突き当たることにより、ループが形成され、斜行が補正される。原稿にループが形成された状態で、中間搬送ローラ対は停止する。
そして、異なるサイズの原稿を連続して給送する混載モードの場合、特に原稿にシワが形成されやすいため、原稿にシワが形成されないように、以下のような制御が実行される。すなわち、原稿にループが形成された後に、レジストローラ対のみを駆動させ、中間搬送ローラ対は駆動させない。これにより、原稿のループが減少し、原稿のシワを低減する。
特開2013-40019号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の画像読取装置は、斜行が補正されたシートをレジストローラ対によって搬送する際に、シートの先端がレジストローラ対のニップ部によって挟持できていないことがある。上記混載モードの際の制御を行う場合には、中間搬送ローラ対は駆動されないため、シートの先端がレジストローラ対のニップに進入せず、ジャム等の搬送不良が発生する虞があった。
そこで、本発明は、シートにシワが形成されることを低減すると共に、搬送不良の発生を低減するシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、シート搬送装置において、シートが積載される手差しトレイと、前記手差しトレイに積載されたシートを給送する給送手段と、前記給送手段によって給送されたシートを挟持してシート搬送方向に搬送する第1ローラ対と、前記シート搬送方向において前記第1ローラ対の下流に配置され、ニップ部においてシートを挟持して搬送する第2ローラ対と、前記第1ローラ対を駆動する第1駆動源と、前記第2ローラ対を駆動する第2駆動源と、前記手差しトレイに支持されるシートの坪量に関する情報を取得する取得手段と、前記手差しトレイからシートを給送するジョブが投入された場合に、前記手差しトレイからシートを給送させ、前記第1ローラ対によって搬送されるシートの先端を停止状態の前記第2ローラ対の前記ニップ部に突き当てた後、所定タイミングで前記第2ローラ対の回転を開始させるように前記第2駆動源を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記取得手段によって取得したシートの坪量が第1の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する第1モードを実行し、前記取得手段によって取得したシートの坪量が前記第1の坪量よりも小さい第2の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対を前記第2ローラ対の搬送速度よりも遅い搬送速度で駆動するように前記第1駆動源を制御する前記モードとしての第2モードを実行し、前記制御手段は、前記第2モードにおいて、前記所定タイミングから第1の時間が経過した後に前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する、ことを特徴とする。
また、本発明は、シート搬送装置において、シートが支持されるシート支持手段と、前記シート支持手段に積載されたシートを給送する給送手段と、前記給送手段によって給送されたシートを挟持してシート搬送方向に搬送する第1ローラ対と、前記シート搬送方向において前記第1ローラ対の下流に配置され、ニップ部においてシートを挟持して搬送する第2ローラ対と、前記第1ローラ対を駆動する第1駆動源と、前記第2ローラ対を駆動する第2駆動源と、前記シート支持手段に支持されるシートの坪量に関する情報を取得する取得手段と、前記シート支持手段からシートを給送するジョブが投入された場合に、前記シート支持手段からシートを給送させ、前記第1ローラ対によって搬送されるシートの先端を停止状態の前記第2ローラ対の前記ニップ部に突き当てた後、所定タイミングで前記第2ローラ対の回転を開始させるように前記第2駆動源を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記取得手段によって取得したシートの坪量が第1の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する第1モードを実行し、前記取得手段によって取得したシートの坪量が前記第1の坪量よりも小さい第2の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対を前記第2ローラ対の搬送速度よりも遅い搬送速度で駆動するように前記第1駆動源を制御する第2モードを実行前記制御手段は、前記第2モードにおいて、前記所定タイミングから第1の時間が経過した後に前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する、ことを特徴とする。
本発明によると、シートのシワ及び搬送不良を低減できる。
第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図。 制御系を示す制御ブロック図。 (a)はシートの先端がニップに突き当たった状態を示す模式図、(b)はシートがニップによって挟持されて搬送された状態を示す模式図。 (a)は第1モードにおけるストップレジ制御を示すタイミングチャート、(b)は第1モードにおけるノンストップレジ制御を示すタイミングチャート。 (a)は第2モードにおけるストップレジ制御を示すタイミングチャート、(b)は第2モードにおけるノンストップレジ制御を示すタイミングチャート。 シートのループ量が減少した状態を示す模式図。 斜行補正動作における各処理を説明するフローチャート。 第2モード要否判断の各処理を示すフローチャート。 第2の実施の形態に係る第2モードにおけるストップレジ制御を示すタイミングチャート。 第3の実施の形態に係る第2モード要否判断の各処理を示すフローチャート。
<第1の実施の形態>
〔全体構成〕
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ100は、電子写真方式のフルカラーレーザビームプリンタである。プリンタ100は、図1に示すように、原稿の画像を読み取る画像読取装置50と、プリンタ本体60とを備えている。プリンタ本体60は、積載されたシートを給送するシート搬送装置としてのシート給送部110と、シートに画像を形成する画像形成部150と、シートにトナー像を定着させる定着器160と、排出搬送部170と、両面搬送部190と、を備えている。プリンタ100に画像形成の指令が入力されると、画像読取装置50又はプリンタ100に接続された外部のコンピュータ等から入力された画像情報に基づいて、画像形成部150による画像形成プロセスが開始される。
画像形成手段としての画像形成部150は、4ドラムフルカラー方式を採用している。画像形成部150は、レーザスキャナ152と、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(BK)の4色のトナー画像を形成する4個のプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10BKと、を有している。
なお、4つのプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10BKは、形成する画像の色が異なること以外は同じ構成である。そのため、プロセスカートリッジ10Yの構成及び画像形成プロセスのみを説明し、プロセスカートリッジ10M,10C,10BKの説明は省略する。
プロセスカートリッジ10Yは、感光ドラム151と、不図示の帯電器と、現像器153と、を有している。レーザスキャナ152は入力された画像情報に基づいて、感光ドラム151に向けてレーザ光を照射する。このとき感光ドラム151は帯電器により予め帯電されており、レーザ光が照射されることで感光ドラム151上に静電潜像が形成される。その後、現像器153により静電潜像が現像され、感光ドラム151上にトナー像が形成される。
プロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10BKの上方には、中間転写ベルト155が配置されており、中間転写ベルト155は、転写駆動ローラ142によって矢印A方向に回転駆動される。中間転写ベルト155の内方には、各感光ドラム151に対向した位置で中間転写ベルト155の内面に当接する4つの1次転写ローラ11Y,11M,11C,11BKが設けられている。また、転写駆動ローラ142に対向した位置には、中間転写ベルト155の外面に当接する転写従動ローラ143が設けられている。これら転写駆動ローラ142及び転写従動ローラ143は、転写ローラ対141を構成すると共に、互いに当接して転写ニップN2を形成している。
画像形成プロセスにおいて、各感光ドラム151上に形成されたイエロー(Y)のトナー像は、1次転写ローラ11Yに静電的付加バイアスが付与されることにより中間転写ベルト155に転写され担持される。同様にして、各色のトナー像が、1次転写ローラ11M,11C,11BKによって既に中間転写ベルト155に1次転写された上流のトナー像に重ね合せて転写される。これにより、中間転写ベルト155上には、フルカラーのトナー像が形成される。フルカラーのトナー像は、転写駆動ローラ142によって回転する中間転写ベルト155により転写ニップN2まで搬送される。
上述の画像形成プロセスに並行して、シート給送部110からシートPが給送される。シート給送部110は、プリンタ本体60から手前方向に引き出し可能に形成された複数(本実施の形態では2つ)のカセット111の内部に積載されたシートPを、不図示のピックアップローラ並びに分離ローラ対によって1枚ずつに分離して給送する。シート給送部110によって給送されたシートPは、カセット引抜ローラ対120及びレジ前ローラ対121によってレジストレーションローラ対(以下、レジローラ対とする)131に搬送される。第2ローラ対としてのレジローラ対131は、シート搬送方向においてレジ前ローラ対121の下流に配置されている。
また、プリンタ本体60には、シートを手差しして積載可能なシート支持手段としての手差しトレイ113を有する手差し給送部114が設けられている。手差しトレイ113に支持されたシートは、給送手段としての手差し給送ローラ対112によって1枚ずつに分離されて給送された後に、中間ローラ対としての手差し引抜ローラ対115によってレジ前ローラ対121に搬送される。手差し給送部114、手差し引抜ローラ対115、レジ前ローラ対121、レジローラ対131及び後述する制御装置200は、シート搬送装置を構成している。
第1ローラ対としてのレジ前ローラ対121は、停止状態のレジローラ対131のニップN1にシートPの先端を突き当て、シートPにループを形成する。これにより、シートPの先端がレジローラ対131のニップ部としてのニップN1に倣い、シートPの斜行が補正される。斜行が補正されたシートPは、転写ニップN2による転写タイミングに合わせてレジローラ対131によって搬送され、転写ローラ対141に所定の転写電流が流されることで中間転写ベルト155上のトナー像が転写される。トナー像が転写されたシートPは、定着器160において所定の熱及び圧力が付与されて、トナーが溶融固着される。定着器160を通過したシートPは、排出ローラ対171を含む排出搬送部170によって排出トレイ180に排出される。
シートPの両面に画像形成する場合には、排出ローラ対171は、正転することで第1面にトナー像が形成されたシートPの先端側を機外に送出し、シートPの後端が分岐点172を超えたところで逆転する。これにより、シートPはスイッチバックし、両面搬送部190にシートの前後及び表裏が反転した状態で搬送される。そして、シートPは、両面搬送部190によって再び転写ニップN2に搬送され、シートPの第2面にトナー像が転写される。第1面及び第2面にトナー像が転写されたシートPは、上述した経路を通って、排出トレイ180に排出される。
[制御系]
図2はプリンタ100の制御系を示す制御ブロック図である。プリンタ100の装置本体には、本実施の形態の制御手段である制御装置200が搭載されている。制御装置200は、中央処理装置(CPU)201を含む少なくとも1つのプロセッサと、読み出し専用メモリ(ROM)202を含む非一過性の記憶装置と、ランダムアクセスメモリ(RAM)203とを含む一過性の記憶装置とを含む。CPU201は、ROM202等に格納されたプログラムを読み出して実行可能であり、画像形成装置全体の動作を制御する。例えば、CPU201は画像形成部150及び定着器160に指令信号を送ることで、画像形成部150におけるトナー像の形成プロセスや定着器160の温度制御等を行う。ROM202及びRAM203等の記憶装置は、プログラム及びデータの保管場所となると共にCPU201がプログラムを実行する際の作業スペースとなる。
制御装置200には、レジモータ133、レジ前搬送モータ145及び手差し給送モータ146が接続されており、第2駆動源としてのレジモータ133は、レジローラ対131の駆動ローラであるレジ駆動ローラ131aを駆動する。レジ前搬送モータ145は、レジ前ローラ対121、カセット引抜ローラ対120及び手差し引抜ローラ対115のそれぞれの駆動ローラであるレジ前駆動ローラ121a、カセット引抜駆動ローラ120a及び手差し引抜駆動ローラ115aを駆動する。手差し給送モータ146は、手差し給送ローラ対112の駆動ローラである手差し給送駆動ローラ112aを駆動する。
制御手段としてのCPU201は、各モータへの駆動信号をモータ駆動回路204に送り、モータ駆動回路204は、受け取った駆動信号に基づいて各モータに電流を供給し、各モータを回転させる。これにより、レジローラ対131、レジ前ローラ対121、カセット引抜ローラ対120、手差し引抜ローラ対115及び手差し給送ローラ対112は、所望のタイミング及び回転速度(若しくは搬送速度)で駆動させる。
また、制御装置200のセンサ出力検知回路205には、レジ検知センサ132が接続されており、レジ検知センサ132は、後述するようにシート搬送方向におけるレジ前ローラ対とレジローラ対との間に配置され、搬送されるシートPの先端を検知する。レジ検知センサ132は、例えば光電センサが用いられており、受光量が閾値以上であることをセンサの出力信号が表している場合、センサ出力検知回路205はハイレベルの信号(ON信号)を出力する。一方、受光量が閾値未満であることをセンサの出力信号が表している場合、センサ出力検知回路205はローレベルの信号(OFF信号)を出力する。ここではセンサ出力検知回路205が2値信号を出力する場合を例示したが、センサの出力信号に応じた多値信号を出力するようにしてもよい。以下、センサの出力信号に応じてセンサ出力検知回路205から出力される信号を、各センサの検知結果として扱う。
また、制御装置200は、プリンタ100のユーザインタフェースとなる操作部301に接続されている。操作部301は、ユーザに情報を表示するディスプレイ装置と、ユーザの入力操作を受け付けることで情報を入力可能な物理キー及びディスプレイ装置のタッチパネル機能と、を含む。制御装置200は、操作部301に指令信号を送り、画像やテキストメッセージ等の形でディスプレイ装置に情報を表示させる。また、操作部301に対して入力された情報(シートの属性情報、印刷条件の設定情報、画像形成動作の開始を指示する指令等)は、制御装置200へと送信される。操作部301は、本実施の形態においてシートの給送元である給紙段、シートの坪量及びシート搬送方向における長さに関する情報を取得するための取得手段となる。
[斜行補正動作における第1モード]
次に、レジ前ローラ対121及びレジローラ対131による斜行補正動作時における第1モードについて説明する。手差しトレイ113(図1参照)からシートPを給送するジョブが投入されると、CPU201は、手差し給送モータ146を駆動して手差し給送ローラ対112によってシートPを給送する。そして、図3(a)に示すように、CPU201は、レジ前搬送モータ145を駆動して手差し引抜ローラ対115及びレジ前ローラ対121によってシートPを搬送し、シートPの先端は、停止状態のレジローラ対131のニップN1に突き当たる。
なお、手差し引抜ローラ対115は、第1駆動源としてのレジ前搬送モータ145によって駆動される手差し引抜駆動ローラ115a及び手差し引抜駆動ローラ115aに従動回転する手差し引抜従動ローラ115bを有する。レジ前ローラ対121は、レジ前搬送モータ145によって駆動されるレジ前駆動ローラ121a及びレジ前駆動ローラ121aに従動回転するレジ前従動ローラ121bを有する。レジローラ対131は、レジモータ133によって駆動されるレジ駆動ローラ131a及びレジ駆動ローラ131aに従動回転するレジ従動ローラ131bを有する。
ニップN1のシート搬送方向における上流には、レジ検知センサ132が配置されており、レジ検知センサ132の検知位置をシートPの先端が通過すると、センサ信号がONになり、CPU201は、シートPの先端位置を把握できる。CPU201は、レジ検知センサ132がONとなってから、レジ検知センサ132の検知位置からニップN1までの距離に加えて、ループ量D1だけシートPを搬送するようにレジ前搬送モータ145を駆動する。これにより、ニップN1に先端が突き当たったシートPは、ループ量D1の分だけループが形成され、斜行が補正される。
そして、レジローラ対131が停止状態から駆動状態に切り替わる所定のレジONタイミングにおいて、CPU201は、図3(b)に示すように、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を同時に駆動させる。この時、レジ前ローラ対121及びレジローラ対131がシートPを搬送するそれぞれの搬送速度(周速度)が互いに同じとなるように、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145は駆動される。よって、シートPは、レジ前ローラ対121とレジローラ対131との間でループを維持した状態で転写ニップN2に向けて搬送される。なお、レジONタイミングは、中間転写ベルト155上に形成されたトナー像が転写ニップN2に到達するタイミングから不図示の計算で算出される。
図4(a)は、第1モードにおいてシートPがニップN1に突入してからレジONタイミングまでの時間が長い場合の、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145の駆動タイミング及び駆動速度を示すタイミングチャートである。図4(b)は、第1モードにおいてシートPがニップN1に突入してからレジONタイミングまでの時間が短い場合の、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145の駆動タイミング及び駆動速度を示すタイミングチャートである。なお、以下において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145の駆動は、レジ前ローラ対121及びレジローラ対131のそれぞれに伝達されるまでに変速されていてもよい。また、以下において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145の駆動速度は、レジ前ローラ対121及びレジローラ対131の搬送速度(周速度)に対応するものとして記載する。
まず、図4(a)に示す制御について説明する。図4(a)に示すように、CPU201は、給送タイミングt0においてレジ前搬送モータ145を速度V1で駆動し、レジモータ133は停止したままにする。そして、CPU201は、シートPの先端がレジ検知センサ132によって検知されるセンサ検知タイミングt1において、レジ前搬送モータ145を速度V2で駆動する。速度V2は、給送タイミングt0からセンサ検知タイミングt1までの経過時間に基づいて決定される。更に、CPU201は、シートPの先端がニップN1に突入するニップ突入タイミングt2からループ量D1だけシートPを搬送させた後、レジ前搬送モータ145を停止させる。
次に、CPU201は、所定タイミングとしてのレジONタイミングt3において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V4で駆動させる。そして、CPU201は、シートPの先端が転写ニップN2よりもシート搬送方向における上流に位置する変速タイミングt4において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V3で駆動させる。なお、速度V3は、中間転写ベルト155の駆動速度と略等しく、速度V4よりも速い。
次に、図4(b)に示す制御について説明する。図4(b)に示すように、CPU201は、給送タイミングt0においてレジ前搬送モータ145を速度V1で駆動し、レジモータ133は停止したままにする。そして、CPU201は、センサ検知タイミングt1において、レジ前搬送モータ145を速度V2で駆動する。更に、CPU201は、ニップ突入タイミングt2からループ量D1だけシートPを搬送させた後、レジ前ローラ対121を停止させることなく、レジONタイミングt3において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V4で駆動させる。すなわち、CPU201は、レジONタイミングt3までレジ前ローラ対121を停止させないようにレジ前搬送モータ145を制御する。
そして、CPU201は、変速タイミングt4において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V3で駆動させる。このように、ニップ突入タイミングt2からレジONタイミングt3までの時間が長い場合には、図4(a)に示すようなレジ前搬送モータ145を一時停止させる制御(以下、ストップレジ制御という)を行う。また、ニップ突入タイミングt2からレジONタイミングt3までの時間が短い場合には、図4(b)に示すようなレジ前搬送モータ145を停止させない制御(以下、ノンストップレジ制御という)を行う。
上述した第1モードにおいては、第1処理としてのストップレジ制御及び第2処理としてのノンストップレジ制御のいずれにおいても、レジONタイミングt3においてレジモータ133及びレジ前搬送モータ145を同じ速度V4で駆動する。このため、レジONタイミングt3までに形成されたシートPのループは維持されたまま、転写ニップN2に向けてシートPが搬送される。
しかし、例えば手差しトレイ113にシートPが斜行した状態でセットされ、シートPの斜行量が多い場合、シートPには、シートは搬送方向に直交する幅方向に関して非対称なループが形成される。このようなシートPのよじれが生じている状態でレジローラ対131が回転を開始すると、非対称に変形している部分がレジローラ対131に挟み込まれることでシートPにシワが生じることがあった。特に、坪量が低くコシが弱いシートや、シート搬送方向における長さが長いシートが搬送される場合には、シートPのよじれに起因するシワが発生しやすい。
これは、斜行補正前のシートPに斜行がある場合、レジ前ローラ対121によって挟持されている部分のシートの位置が、レジ前ローラ対121の回転に伴って幅方向に徐々にずれていくためである。レジローラ対131におけるシート位置とレジ前ローラ対121におけるシート位置のずれがシートの搬送に伴って大きくなる結果、シートのよじれも大きくなってシワが発生しやすくなる。
[斜行補正動作における第2モード]
次に、レジ前ローラ対121及びレジローラ対131による斜行補正動作時における第2モードについて説明する。第2モードは、上述したシートPのよじれに起因するシワを低減するためのモードである。
図5(a)は、第2モードにおけるストップレジ制御に係るタイミングチャートであり、図5(b)は、第2モードにおけるノンストップレジ制御に係るタイミングチャートである。これらのタイミングチャートは、図4(a)及び図4(b)で説明したタイミングチャートに対してレジONタイミングt3での制御のみが異なるので、それ以外の部分の説明については説明を省略する。
第2モードにおけるストップレジ制御では、図5(a)に示すように、CPU201は、レジONタイミングt3において、レジモータ133を速度V4で駆動し、レジ前搬送モータ145を速度V4よりも遅い速度V5で駆動する。そして、CPU201は、変速タイミングt4までレジモータ133及びレジ前搬送モータ145の駆動速度を維持し、変速タイミングt4において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V3で駆動させる。すなわち、レジONタイミングt3から第1の時間が経過した変速タイミングt4において、レジ前ローラ対121及びレジローラ対131は同じ速度で駆動される。なお、上述した速度の関係は、V5<V4<V3に設定される。また、速度V5は、変速タイミングt4までの間にどの程度ループを解消するかに基づいて不図示の計算で算出される。
なお、レジ前ローラ対121には、不図示のワンウェイクラッチが内蔵されており、シートPのループが無くなってレジ前ローラ対121が引きずられたとしても、ワンウェイクラッチの作用によりシートPへのダメージを低減できる。
第2モードにおける第2処理としてのノンストップレジ制御では、図5(b)に示すように、CPU201は、レジONタイミングt3において、レジモータ133を速度V4で駆動し、レジ前搬送モータ145を速度V4よりも遅い速度V5で駆動する。そして、CPU201は、変速タイミングt4までレジモータ133及びレジ前搬送モータ145の駆動速度を維持し、変速タイミングt4において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V3で駆動させる。
このような図5(a)及び図5(b)で説明した制御により、レジ前ローラ対121は、レジONタイミングt3においてレジローラ対131の搬送速度よりも遅い搬送速度で駆動される。これにより、シートPは、図6に示すように、レジ前ローラ対121とレジローラ対131との間でループが減少し、シートPのよじれに起因するシワを低減できる。また、レジONタイミングt3においてレジ前搬送モータ145が必ず駆動されるため、レジONタイミングt3でシートPの先端がニップN1に挟持されていなかったとしても、レジ前ローラ対121によってシートPがニップN1に押し込まれる。これにより、シートPが不送りになることがなく、搬送不良を低減できる。
また、レジONタイミングt3において、レジ前搬送モータ145とレジモータ133との速度差を大きくすることで、シートPのループを素早く解消でき、シワの発生要因をより速く回避することができる。
[斜行補正動作のフロー]
次に、本実施の形態における斜行補正動作を、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。図7に示すように、手差しトレイ113からのシートPの給送に伴って、CPU201は、レジ前搬送モータ145を速度V1で駆動させる(ステップS1)。速度V1は、予めROM202に格納された搬送速度である。次に、CPU201は、シートPのシワを回避するために第2モードの要否判断を行う(ステップS2)。なお、第2モードの要否判断については、後述する。
次に、CPU201は、レジ検知センサ132がONとなったか否かを判断し(ステップS3)、レジ検知センサ132がONとなった場合(ステップS3:YES)、レジ前搬送モータ145を速度V2で駆動させる(ステップS4)。そして、CPU201は、中間転写ベルト155上に形成されたトナー像が転写ニップN2に到達するタイミングから、不図示の計算によってレジONタイミングt3を算出する(ステップS5)。また、レジモータ133が停止している状態でレジ前搬送モータ145が速度V2で駆動されるため、先端がニップN1に突き当たったシートPにループが形成される(ステップS6)。シートPに形成されるループ量D1は、予めROM202に格納されている。
そして、CPU201は、所定のループ量D1を形成する前若しくはループ量D1を形成した直後にレジONタイミングt3になったか否かを判断する(ステップS7)。すなわち、ニップ突入タイミングt2とレジONタイミングt3との間隔が短い場合(ステップS7:YES)、ステップS9に進む。また、ニップ突入タイミングt2とレジONタイミングt3との間隔が長い場合(ステップS7:NO)、レジ前搬送モータ145を停止させ(ステップS8)、ステップS9に進む。ステップS9においては、CPU201は、速度V4を算出し(ステップS9)、変速タイミングt4を算出する(ステップS10)。
次にCPU201は、レジONタイミングt3になったか否かを判断し(ステップS11)、レジONタイミングt3となった場合(ステップS11:YES)、第2モード要否判断において第2モードが必要と判断されたか否かを確認する(ステップS12)。第2モードが必要と判断された場合(ステップS12:YES)、不図示の計算で速度V5を算出する(ステップS13)。そして、CPU201は、レジモータ133を速度V4で駆動すると同時に、レジ前搬送モータ145を速度V5で駆動する(ステップS14,S15)。
第2モードが不要と判断された場合(ステップS12:NO)、CPU201は、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V4で駆動する(ステップS16)。ステップS15又はステップS16の後に、CPU201は、変速タイミングt4になったか否かを判断する(ステップS17)。変速タイミングt4となった場合(ステップS17:YES)、CPU201は、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V3で駆動する(ステップS18,S19)。
次に、CPU201は、次の給紙要求が有るか否かを判断し(ステップS20)、給紙要求がある場合(ステップS20:YES)にはステップS1に戻り、給紙要求が無い場合(ステップS20:NO)、処理を終了する。
図8は、第2モード要否判断の各処理を示すフローチャートである。第2モード要否判断が開始されると、CPU201は、シートの給送元である給紙段が手差しトレイ113か否かを判断する(ステップS31)。給紙段が手差しトレイ113である場合(ステップS31:YES)、CPU201は、給送するシートのサイズがA4以上であるか否かを判断する(ステップS32)。給送するシートのサイズがA4以上である場合(ステップS32:YES)、CPU201は、シートの坪量が64g/m以下であるか否かを判断する(ステップS33)。なお、給紙段やシートのサイズ及び坪量は、操作部301によって選択される。
シートの坪量が64g/m以下である場合(ステップS33:YES)、CPU201は、給送されるシートPにシワが発生しやすいと判断し、第2モードを実行する必要があると判断し(ステップS35)、処理を終了する。また、給紙段が手差しトレイ113でないこと、シートのサイズがA4未満であること、及びシートの坪量が64g/mより大きいこと、のいずれか1つでも満たされた場合には、CPU201は、第2モードが不要であると判断する(ステップS34)。そして、第2モード要否判断が終了する。
例えばシートの坪量の要件のみを考えれば、シートの坪量が64g/mより大きい第1の坪量の場合、第1モードが実行され、レジONタイミングt3においてレジ前ローラ対121及びレジローラ対131は同じ搬送速度で駆動される。また、シートの坪量が64g/m以下、すなわち第1の坪量より小さい第2の坪量の場合、第2モードが実行され、レジONタイミングt3においてレジ前ローラ対121はレジローラ対131の搬送速度よりも遅い搬送速度で駆動される。
以上のように、本実施の形態では、例えば厚紙等のシワが発生しにくいシートを給送する場合には、シートPのループ量を維持しながら転写ニップN2に向けてシートPを搬送する第1モードを実行する。一方で、例えば薄紙等の坪量が低くコシの弱いシートを給送する場合には、シートPのループを解消しながら転写ニップN2に向けてシートPを搬送する第2モードを実行する。
これにより、シートPのよじれに起因するシワを低減できる。また、レジONタイミングt3でシートPの先端がニップN1に挟持されていなかったとしても、レジ前ローラ対121によってシートPがニップN1に押し込まれる。これにより、シートPが不送りになることがなく、搬送不良を低減できる。
<第2の実施の形態>
次いで、本発明の第2の実施の形態について説明するが、第2の実施の形態は、第1の実施の形態の第2モードにおけるストップレジ制御を変更したものである。このため、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
図9は、本実施の形態に係る第2モードにおけるストップレジ制御のタイミングチャートである。なお、図9に示すタイミングチャートは、図5(a)において説明したタイミングチャートに対してレジONタイミングt3以降の制御のみが異なるので、それ以外の部分の説明については説明を省略する。
図9に示すように、CPU201は、レジONタイミングt3において、レジモータ133を速度V4で駆動し、レジ前搬送モータ145を速度V4よりも遅い速度V6で駆動する。そして、CPU201は、変速タイミングt4までレジモータ133の駆動速度を維持するが、変速タイミングt4よりも前の一旦停止タイミングt5において、レジ前搬送モータ145を一旦停止させる。変速タイミングt4は、レジONタイミングt3から第1の時間経過したタイミングであり、一旦停止タイミングt5は、レジONタイミングt3から第1の時間よりも短い第2の時間が経過したタイミングである。
その後、CPU201は、変速タイミングt4において、レジモータ133及びレジ前搬送モータ145を速度V3で駆動させる。なお、上述した速度の関係は、V6<V4<V3に設定される。なお、速度V6は、第1の実施の形態で説明した図5(a)(b)に示す速度V5と等しくてもよく、速度V4よりも速くてもよい。また、速度V6及び一旦停止タイミングt5は、変速タイミングt4までの間にどの程度ループを解消するかに基づいて不図示の計算で算出される。
例えば、図5(a)における速度V4と速度V5との速度差を図9における速度V4と速度V6との速度差よりも大きく設定した場合には、図5(a)で説明した制御の方がシートPのループを素早く解消できる。一方で、シートPの先端がニップN1に挟持されていないことに起因する不送りは、図9のように速度V4と速度V6との速度差を小さくした方が有利である。これら図5(a)及び図10の制御は、どちらを採用してもシワ及び不送りを低減できるが、シワの発生しやすさや不送りの発生しやすさに応じて、適宜選択すればよい。
<第3の実施の形態>
次いで、本発明の第3の実施の形態について説明するが、第3の実施の形態は、第1の実施の形態の第2モード要否判断の処理を変更したものである。このため、第1の実施の形態と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
図10は、第3の実施の形態に係る第2モード要否判断の各処理を示すフローチャートである。第2モード要否判断が開始されると、CPU201は、シートの給送元である給紙段が手差しトレイ113か否かを判断する(ステップS41)。給紙段が手差しトレイ113でない場合(ステップS41:NO)、CPU201は、給送するシートのサイズがA4以上であるか否かを判断する(ステップS42)。給送するシートのサイズがA4以上でない場合(ステップS42:NO)、CPU201は、シートの坪量が64g/m以下であるか否かを判断する(ステップS43)。なお、給紙段やシートのサイズ及び坪量は、操作部301によって選択される。
シートの坪量が64g/m以下でない場合(ステップS43:NO)、CPU201は、給送されるシートPにシワが発生しにくいと判断し、第2モードを実行する必要がないと判断し(ステップS45)、処理を終了する。また、給紙段が手差しトレイ113であること、シートのサイズがA4以上であること、及びシートの坪量が64g/m以下であること、のいずれか1つでも満たされた場合には、CPU201は、第2モードが必要であると判断する(ステップS44)。そして、第2モード要否判断が終了する。
なお、第1乃至第3の実施の形態は、適宜組み合わせてもよい。また、既述のいずれの形態においても、速度V6は速度V4と略同じでも良く、また速度V4より速くてもよい。
また、既述のいずれの形態においても、手差しトレイ113から給送される場合を例に説明したが、カセット111からシートPを給送した場合にも、上記第1モード又は第2モードを実行してもよい。
また、既述のいずれの形態においても、電子写真方式のプリンタ100を用いて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置にも本発明を適用することが可能である。
112:給送手段(手差し給送部)/113:手差しトレイ、シート支持手段/115:中間ローラ対(手差し引抜ローラ対)/121:第1ローラ対(レジ前ローラ対)/131:第2ローラ対(レジローラ対)/133:第2駆動源(レジモータ)/145:第1駆動源、モータ(レジ前搬送モータ)/150:画像形成手段(画像形成部)/201:制御手段(CPU)/301:取得手段(操作部)/N1:ニップ部(ニップ)/P:シート/t3:所定タイミング(レジONタイミング)

Claims (6)

  1. シートが積載される手差しトレイと、
    前記手差しトレイに積載されたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段によって給送されたシートを挟持してシート搬送方向に搬送する第1ローラ対と、
    前記シート搬送方向において前記第1ローラ対の下流に配置され、ニップ部においてシートを挟持して搬送する第2ローラ対と、
    前記第1ローラ対を駆動する第1駆動源と、
    前記第2ローラ対を駆動する第2駆動源と、
    前記手差しトレイに支持されるシートの坪量に関する情報を取得する取得手段と、
    前記手差しトレイからシートを給送するジョブが投入された場合に、前記手差しトレイからシートを給送させ、前記第1ローラ対によって搬送されるシートの先端を停止状態の前記第2ローラ対の前記ニップ部に突き当てた後、所定タイミングで前記第2ローラ対の回転を開始させるように前記第2駆動源を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記取得手段によって取得したシートの坪量が第1の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する第1モードを実行し、前記取得手段によって取得したシートの坪量が前記第1の坪量よりも小さい第2の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対を前記第2ローラ対の搬送速度よりも遅い搬送速度で駆動するように前記第1駆動源を制御する前記モードとしての第2モードを実行し、
    前記制御手段は、前記第2モードにおいて、前記所定タイミングから第1の時間が経過した後に前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. シートが支持されるシート支持手段と、
    前記シート支持手段に積載されたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段によって給送されたシートを挟持してシート搬送方向に搬送する第1ローラ対と、
    前記シート搬送方向において前記第1ローラ対の下流に配置され、ニップ部においてシートを挟持して搬送する第2ローラ対と、
    前記第1ローラ対を駆動する第1駆動源と、
    前記第2ローラ対を駆動する第2駆動源と、
    前記シート支持手段に支持されるシートの坪量に関する情報を取得する取得手段と、
    前記シート支持手段からシートを給送するジョブが投入された場合に、前記シート支持手段からシートを給送させ、前記第1ローラ対によって搬送されるシートの先端を停止状態の前記第2ローラ対の前記ニップ部に突き当てた後、所定タイミングで前記第2ローラ対の回転を開始させるように前記第2駆動源を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記取得手段によって取得したシートの坪量が第1の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する第1モードを実行し、前記取得手段によって取得したシートの坪量が前記第1の坪量よりも小さい第2の坪量の場合、前記所定タイミングにおいて、前記第1ローラ対を前記第2ローラ対の搬送速度よりも遅い搬送速度で駆動するように前記第1駆動源を制御する第2モードを実行
    前記制御手段は、前記第2モードにおいて、前記所定タイミングから第1の時間が経過した後に前記第1ローラ対及び前記第2ローラ対を同じ搬送速度で駆動するように前記第1駆動源及び前記第2駆動源を制御する、
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  3. 前記シート搬送方向において前記給送手段の下流及び前記第1ローラ対の上流に配置される中間ローラ対を備え、
    前記第1駆動源は、前記給送手段、前記中間ローラ対及び前記第1ローラ対を駆動する1つのモータである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記制御手段は、前記所定タイミングから前記第1の時間よりも短い第2の時間が経過した際に、前記第1ローラ対を停止させるように前記第1駆動源を制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記シート搬送方向における前記第1ローラ対と前記第2ローラ対との間に配置され、シートの先端を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段がシートの先端を検知したことに基づいて、前記所定タイミングとなる前に前記第1ローラ対を停止させるように前記第1駆動源を制御する第1処理と、前記所定タイミングまで前記第1ローラ対を停止させないように前記第1駆動源を制御する第2処理と、を実行可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置によって搬送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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