JP5303526B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データに基づいて形成した画像を用紙等の媒体に印刷する複写装置やファクシミリ送受信機、プリンタ等の画像形成装置に係り、特に用紙の両面に印刷する機能を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置は、単に用紙の片面のみに画像を印刷するのではなく、その両面に印刷することが可能な両面印刷機能を備えている。両面印刷機能は、片面に印刷がされた用紙を排出せずに反転させ、もう片方の面に印刷を行うことで実現されている。
この種の画像形成装置では、用紙に生じたカールを除去するためのデカール装置が備えられているものがある。画像形成装置内において用紙にカールが生じると、排出ローラ等によって用紙を送り出すことができず、紙詰まりの原因となることがある。そのため、用紙に生じたカールを除去するためのデカール装置が必要となる。
一方、デカール装置を用いずに、用紙に生じるカールを防止しようとする技術もある。より詳しくは、定着ローラと下流側ローラの共通接線の定着ローラに対する圧ローラ側の接点を、定着ローラ及び圧ローラそれぞれの回転中心を結んだ直線より用紙搬送方向下流側の圧接部内に配置することにより、圧接部の形状によって用紙のカールを抑える技術である(例えば、特許文献1参照。)。
この先行技術によれば、圧接部内で少なくとも互いに向きが異なる2つのニップを形成するとともに、用紙搬送方向下流側のニップの長さを適当な大きさにすることができるので、デカール装置等を用いることなく用紙のカールを抑えることが可能であると考えられる。
特開2001−109293号公報
上記先行技術の装置は、デカール装置等を用いることなく用紙のカールを抑えることを目的としているが、用紙の種類やトナーの種類、両面印刷の仕方の具合によってはカールが発生することがあり、印刷品質を向上させるためには、やはりデカール装置を必要とする場合がある。
ところで、複写装置等では、通常、ロール紙ではなく、予め定型サイズに切断されたいわゆるカット紙が用いられるため、用紙は当初はカールしていないが、用紙が定着装置を通過する際にカールすることがある。例えば、複写装置では、転写装置により用紙にトナー像を転写した後、定着装置によりトナー像を定着させることで用紙に画像を形成するが、定着装置は、一般的に加熱ローラと加圧ローラとで構成され、トナーを加熱・加圧することで、トナーを融解して用紙に定着させる。このように、定着装置では、用紙を加熱・加圧するがゆえに、用紙がカールしやすく、高品質の印刷を実現するためには、定着装置の下流にどうしてもデカール装置が必要になる場合がある。
ここで、両面印刷した用紙をデカールするデカール装置において、デカールする向きを切り替えることができる技術がある(例えば、ロータリーデカール装置)。しかし、現在の構成においては、画像形成前に一時的に画像データを退避させるビデオバッファに保存した画像データを、エンジン制御部に送信してから(画像吐き出しを開始してから)では、デカールする向きを切り替える時間が取れない。
また、デカールする向きを判断するために、用紙の印字率を算出するにしても、エンジン制御部に画像データを送信した後にしか印字率が分からないため、複数部数を印刷する場合は、1部目をサンプルとして取りあえず出力し、2部目以降でデカール装置を制御する構成となっている。
したがって、複数部数を印刷する場合の1部目は、正しいデカール処理が行えず、1部目の印刷品質を向上させることができないという問題があった。
そこで本発明は、複数部数を印刷する場合であっても、1部目から正確なデカール処理を行って、すべての部数について印刷品質を向上させることができる技術の提供を課題としたものである。
本発明は、ページ単位で処理された画像データに基づいて画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置である。本発明の画像形成装置は、その画像形成部にて形成されたページ単位の画像を用紙の一方の面に印刷した後、その同じ用紙の他方の面にもページ単位の画像を印刷して排出することができる。なおページ単位の画像とは、1枚の用紙の1つの面(1ページ)に対応するものである。
また、本発明の画像形成装置は、デカール装置を備える。このデカール装置は、画像形成部にて画像が形成された用紙に生じたカールを矯正する装置であり、用紙の一方の面側に用紙を湾曲させてカールを矯正する第1状態、及び用紙の他方の面側に用紙を湾曲させてカールを矯正する第2状態に移行可能な装置である。すなわち、このデカール装置は、用紙を表面側から裏面側に向けて湾曲させたり、これとは逆に裏面側から表面側に向けて湾曲させたりして、カールを矯正することができる。
そして、本発明の画像形成装置は、画像形成部が画像を形成する前に、以下の処理を行う。
(1)画像データに基づいて用紙の一方の面の印字率と用紙の他方の面の印字率とを算出する。
(2)上記(1)で算出した印字率に基づいて、デカール装置を第1状態に移行させるか、第2状態に移行させるかを判断する。この判断は、一方の面の印字率と、他方の面の印字率とを比較することにより行い、印刷後の用紙がいずれの方向にカールするかを予測する。予測については、印字率の大小で行ったり、所定の閾値を設定したりすることで実現可能である。
(3)上記(2)で判断した判断結果に基づいて、デカール装置を第1状態か第2状態かに移行させる。デカール装置を第1状態か第2状態かに移行させた後は、通常通りデカール装置にデカール処理を行わせる。
このように、本発明の画像形成装置によれば、画像形成部が画像を形成する前に、印字率を算出し、デカール装置の移行状態を判断し、その判断結果に基づいてデカール装置を第1状態か第2状態かに移行させるので、複数部数を印刷する場合であっても、1部目から正確なデカール処理を行って印刷処理を行うことができる。したがって、本発明では、1部目をサンプルとして取りあえず出力する必要はなくなり、1部目の印刷から印刷品質を向上させた印刷を行うことができる。
本発明の画像形成装置の構成として、画像形成装置の全体動作を制御するメイン制御手段と、画像形成部により行われる印刷動作を制御する印刷制御手段とをさらに備え、算出手段は、メイン制御手段に設けられ、判断手段及び移行手段は、印刷制御手段に設けられ、メイン制御手段は、用紙の各面ごとにページ単位の画像を印刷するべきことを要求する印刷要求とともに、算出手段が算出した印字率を印刷制御手段に送信することが好ましい。
この発明によれば、メイン制御手段は、印刷要求とともに印字率を印刷制御手段に送信するので、処理の負担をメイン制御手段と印刷制御手段とで分散させつつ、印刷制御手段は、印刷要求に基づいて画像形成部の印刷動作を制御しながら、メイン制御手段から受信した印字率に基づいてデカール装置の制御を行うことができる。
本発明の画像形成装置の構成として、画像データを画像形成部に送信する前に一時的に記憶する画像データ記憶手段をさらに備え、算出手段は、画像データ記憶手段に記憶する画像データに基づいて印字率を算出することが好ましい。
この発明によれば、算出手段は、画像データ記憶手段に記憶する画像データに基づいて印字率を算出することができる。この画像データ記憶手段(例えば、ビデオバッファ)は、従来の画像形成装置にも備わっていることが多い記憶手段である。そして、この記憶手段に画像データを溜め込む際に、その画像データをドットカウントする等して印字率を算出すれば、簡単な構成及び処理にて印字率を算出することができ、画像形成装置の処理の負担を軽減させることができる。
本発明の画像形成装置の構成として、印刷制御手段は、印刷要求に基づいて、画像データ記憶手段に一時的に保存されている画像データを送信することを要求する画像データ送信要求をメイン制御手段に送信し、判断手段は、印刷制御手段が用紙の一方の面及び他方の面についてのすべての画像データ送信要求の送信が完了する前に判断を行うことが好ましい。
この発明によれば、印刷制御手段が用紙の一方の面及び他方の面についてのすべての画像データ送信要求(例えば、PVSYNC)の送信が完了する前にデカール装置についての判断を行うので、両面印刷をする際の少なくともいずれかの面(表面又は裏面)の印刷動作が行われる前にデカール装置を制御することができる。したがって、両面印刷をする際の少なくともいずれかの面の印刷動作が開始される前にデカール装置を制御することができるので、デカール装置を制御するタイミングが間に合わないという問題が生じない。
本発明の画像形成装置の構成として、メイン制御手段は、印刷制御手段に、印刷物を何部印刷するかの情報である印刷部数情報を送信し、印刷制御手段は、印刷部数情報が2部以上である場合、1部目の印字率に基づいて2部目以降の印刷動作を制御することが好ましい。
この発明によれば、印刷制御手段は、印刷部数情報が2部以上である場合、1部目の印字率に基づいて2部目以降の印刷動作を制御するので、2部目以降の印刷については1部目の印字率と同様であることを前提に、1部目の印刷状態を保持しつつ(反映させて)、デカール装置を1部目と同じように制御して印刷動作を行うことにより、高品質で出力した1部目と同じ状態で、2部目以降についても印刷処理を行うことができる。
本発明の画像形成装置の構成として、メイン制御手段は、印刷制御手段に、印刷のジョブ単位であるジョブ情報を送信し、印刷制御手段は、印刷実行中に他のジョブ情報を割り込みで受信した場合、印刷実行中のジョブを一時中断するとともに印刷実行中の印字率又はデカール装置の状態の情報を保存し、他のジョブ情報に基づく印刷を実行した後に、保存した印字率又はデカール装置の状態の情報を用いて中断した印刷を再開することが好ましい。
この発明によれば、他のジョブ情報を割り込みで受信した場合、印刷実行中の印字率又はデカール装置の状態の情報を保存し、保存した情報を用いて中断した印刷を再開するので、印刷の再開時には中断前の状態で印刷を再開することができ、中断前のジョブに関する印字率を改めて算出する必要はなく、印刷の再開後も中断前の状態で印刷処理を継続することができる。
本発明によれば、画像形成部が画像を形成する前に、画像データの印字率を算出し、デカール装置の移行状態を判断し、その判断結果に基づいてデカール装置を第1状態か第2状態かに移行させるので、複数部数を印刷する場合であっても、1部目から正確なデカール処理を行って印刷処理を行うことができ、1部目の印刷から印刷品質を向上させることができる。
画像形成装置1の構成を示す説明図である。 デカール装置80の詳細を概略的に示す図である。 画像形成装置1の制御構成を概略的に示すブロック図である。 動作例1のシーケンス図を示す連続図である(1/2)。 動作例1のシーケンス図を示す連続図である(2/2)。 動作例2のシーケンス図を示す連続図である(1/2)。 動作例2のシーケンス図を示す連続図である(2/2)。
以下、本発明の画像形成装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態における画像形成装置1の構成を示す説明図である。
画像形成装置1は、画像データに基づいて印刷媒体である用紙に画像を印刷する装置である。画像形成装置1は、例えばコピー機能を有する複写装置等の装置である。この画像形成装置1は、用紙の片面に印刷する機能だけでなく、用紙の表面及び裏面の両面に印刷する両面印刷機能を有している。なお、図中の実線矢印は用紙の搬送路及びその搬送方向を示している。
画像形成装置1は、印刷動作を行う各構成部分を内蔵した本体2と、各種サイズの用紙を複数の給紙カセット4にそれぞれ収容するカセット式給紙部3を備えている。カセット式給紙部3は、例えば上・中・下段(3段)の給紙カセット4を備えている。給紙カセット4はいわゆるフロントローディング式であり、個々の給紙カセット4は、いずれも本体2に対して前面側(図1でみて手前側)にスライドして引き出すことが可能である。また、各給紙カセット4内には印刷前のカットペーパー等の用紙が積載して収容されている。カセット式給紙部3からは、給紙カセット4内に積載された用紙(図中符号P)が1枚ずつ分離して送り出される。
上・中・下段の給紙カセット4には、それぞれの位置で異なる用紙サイズや用紙タイプを設定することができる。例えば、最上段の給紙カセット4には使用頻度が比較的高いA4普通紙を収容し、これを通常使用する給紙段とすることができる。また、中段の給紙カセット4を多目的用途とし、ここにはOHPシートや厚紙、薄紙等を収容することができる。また、最下段の給紙カセット4にはA4より大型サイズの用紙を収容することができる。各段の給紙カセット4に収容される用紙サイズや用紙タイプ等は、予め画像形成装置1に設定しておくことができる。
また画像形成装置1は、例えば給紙カセット4に収容された種類と異なる用紙を手差しで給紙するための手差し給紙部5を備えている。手差し給紙部5には、カセット式給紙部3に入っていないサイズの用紙や葉書、封筒のように1枚ずつ送り込むものが載置される。なお手差し給紙部5は、本体2の右側面にたたみ込んで収納できる形態であってもよい。
画像形成装置1は、さらに、カセット式給紙部3に収容された用紙を1枚ずつ取り出して搬送する用紙搬送部6を備えている。用紙搬送部6は、カセット式給紙部3から送り出された用紙を本体2の側面に沿って垂直上方に搬送し、また手差し給紙部5から送り出された用紙を水平に搬送してそれぞれ転写部11に搬送する機能を有する。
画像形成装置1は、用紙搬送部6により搬送された用紙をプリントエンジン(画像形成部)10に所定のタイミングで送り出すレジストローラ7を備えている。レジストローラ7は、転写部11のすぐ上流側に取り付けられている。レジストローラ7は、用紙の斜め送りを矯正するとともに、プリントエンジン10で形成されるトナー画像との同期をとりながら転写部11に向けて用紙を送り出す機能を有する。転写部11では、レジストローラ7によって同期をとりつつ送られてきた用紙にトナー画像が転写される。
画像形成装置1は、複写を行う原稿を載置して画像データの読み取りを行うための原稿送り台8と、原稿送り台8に載置された原稿から光学的に画像を読み取る光学部9を備えている。原稿送り部8は、ユーザが原稿の複写を行う場合に、原稿送り部8に文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿が積載される。原稿が複数枚ある場合には原稿送り部8により1枚ずつ原稿が分離して搬送され、光学部9によってその画像が読み取られる。
画像形成装置1は、用紙に対して画像データに基づいてトナー画像を形成するプリントエンジン10と、プリントエンジン10が形成したトナー画像を用紙に転写する転写部11を備えている。プリントエンジン10は、光学部9による読み取り画像を処理した画像データに基づいて原稿画像の静電潜像を形成し、さらにこの静電潜像からトナー画像を形成する機能を有する。
プリントエンジン10は、いわゆる4連タンデム式の画像形成ユニット150,152,154,156を備えている。これらユニット150〜156は、用紙の搬送方向(図1中の左方向)でみて上流側から順にマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの各色に対応したトナー画像を形成するものである。
さらに画像形成ユニット150〜156は、それぞれ一方向(図1中の時計回り方向)に回転する感光体ドラム160を有するほか、その周面に沿って配置された帯電部162、露光部164、現像部166及びクリーニング部168を備えている。なお図1には、マゼンタの画像形成ユニット150についてのみ、帯電部162、露光部164、現像部166の符号が示されており、また、その下流に隣接するシアンの画像形成ユニット152についてのみ、クリーニング部168の符号が示されているが、画像形成ユニット150〜156の構成は共通のものである。また各現像部166には、対応するトナーボックス(図示されていない)にマゼンタ、シアン、イエロー及びブラックのトナーが収納されている。
転写部11は、無端状の転写ベルト174を一方向(図1中の反時計回り方向)に周回させて用紙を搬送しつつ、その転写面に各色のトナー画像を転写させる。転写ベルト174は駆動ローラ170及び従動ローラ172に跨って配置されており、その外周における上面が4つの画像形成ユニット150〜156の各感光体ドラム160の周面に接している。また、転写ベルト174の内周側には、各感光体ドラム160に対応して4つの転写ローラ176が設置されており、転写ベルト174は、各転写ローラ176と各感光体ドラム160との間で挟み付けられている。用紙搬送部6から搬送されてきた用紙は、転写ベルト174上に静電吸着された状態で下流側(図1中の左方向)へ搬送され、この搬送過程で用紙の転写面に対して各色別のトナー画像が転写される。
一対をなすレジストローラ7は、プリントエンジン10における画像形成動作と給紙動作とのタイミングを取るためのものである。レジストローラ7は、上流位置の感光体ドラム160の回転に同期して正転することにより、用紙を転写ベルト174上へ送り出す。そして、用紙が転写ベルト174によって搬送されるのに伴い、各感光体ドラム160上のトナー画像が用紙に転写される。
画像形成装置1は、用紙に転写された未定着のトナー画像を定着させる定着部12を備えている。定着部12は、転写部11にて未定着トナー画像を担持した用紙を加熱・加圧し、トナー画像を定着させる。
画像形成装置1は、トナー画像が定着した後の用紙を排紙又は両面印刷するために搬送する排紙・分岐部13と、排紙・分岐部13により排紙された用紙が載置される排紙トレイ14を備えている。排紙・分岐部13は、両面印刷を行わない場合(片面印刷の場合)、定着部12から搬送された用紙は排紙・分岐部13からそのまま排紙トレイ14に排出する。
画像形成装置1は、用紙に生じたカールを矯正するデカール(デカーラ)装置80を備えている。デカール装置80は、定着部12と排紙・分岐部13との間に配置され、プリントエンジン10及び定着部12を通過することによって用紙に生じたカールを矯正する役割を果たす。なお、デカール装置80の詳細については、別の図面を用いて後述する。
画像形成装置1は、両面印刷するために排紙・分岐部13から搬送された用紙を再度、転写部11へ搬送する両面印刷用ユニット20を備えている。両面印刷用ユニット20は、両面印刷を行う場合、定着部12から搬送された用紙が、デカール装置80及び排紙・分岐部13を通って送られてくると、内部に備えられた用紙反転装置30により搬送方向を切り替えて、ここから再度、用紙搬送部6及びレジストローラ7を介して転写部11へと送る機能を有する。
用紙反転装置30は、スイッチバック機構60及びシフト機構70を備えている。スイッチバック機構60は、用紙の搬送方向を反転させるためのものである。またシフト機構70は、用紙の幅方向への位置ずれを補正するためのものである。シフト機構70よりも用紙搬送方向でみて上流位置には、用紙の幅方向への位置ずれを検知するためのセンサ31が設けられている。
用紙反転装置30への進入方向でみて、スイッチバック機構60のさらに下流側には中間トレイ21が設置されている。この中間トレイ21には、一方の面に印刷がされた用紙が一時的に収容される。スイッチバック機構60は、用紙を中間トレイ21に一旦収容した後、これをスイッチバックさせてその搬送方向を切り替えるものである。
スイッチバックされた用紙は、シフト機構70により位置補正がなされた後、これよりも搬送方向下流位置で下方へ潜り込むようにして反転される。そして用紙は、転写部11及びプリントエンジン10の下方で複数の搬送ローラ53により右方へ送られた後、僅かに斜めに上昇しつつ用紙搬送部6に合流する。これにより用紙は、先に印刷がされた方の面を下向きにした状態でプリントエンジン10に送られ、これにより用紙の両面に印刷が行われる。両面印刷がされた用紙は、デカール装置80及び排紙・分岐部13を通って排紙トレイ14に排出される。あるいは、用紙は再度、用紙反転装置30により反転された後、本体2の左側部分に沿って上方へ搬送され、排紙トレイ14に排出される。
図2は、デカール装置80の詳細を概略的に示す図である。
デカール装置80は、ロータリー式のデカール装置であり、ハードローラ81と、ソフトローラ82とを備えている。
ハードローラ81は、硬質の周面を有するローラである。
ソフトローラ82は、ハードローラ81に圧接され、周面が弾性変形してハードローラ81との間にニップを形成するローラである。
ハードローラ81とソフトローラ82との径を比較すると、ソフトローラ82の径の方が、ハードローラ81の径よりも大きい。
また、デカール装置80は、第1状態と第2状態とに移行可能である。
ここで、第1状態とは、図2(A)に示す状態であり、ハードローラ81が用紙Pの上方に位置し、ソフトローラ82が用紙Pの下方に位置し、用紙Pの一方の面側(裏面側、図2中下側)に用紙Pを湾曲させてカールを矯正する状態である。
これに対して、第2状態とは、図2(B)に示す状態であり、ソフトローラ82が用紙Pの上方に位置し、ハードローラ81が用紙Pの下方に位置し、用紙Pの他方の面側(表面側、図2中上側)に用紙Pを湾曲させてカールを矯正する状態である。
デカール装置80は、初期状態(デフォルト状態)では、図2(A)に示す第1状態にある。この場合、ハードローラ81及びソフトローラ82を回転させるデカール駆動モータの回転方向は、モータ出力軸側からみて時計回りの方向である。用紙Pは、ハードローラ81とソフトローラ82との間を通り、図中右側から左側へ搬送される。図2(A)に示す第1状態では、用紙Pは、上カール(Uの字状)となるように用紙にクセがつけられるため、用紙Pのカール状態は、上カールの状態に矯正される。
デカール装置80は、後述するエンジン制御部300からカールの調整方向を変更する指示を受けた場合、デカール駆動を停止し、図示しないロータリーを回転させる(ロータリー制御)。このロータリーは、ハードローラ81及びソフトローラ82に連結されており、このロータリーが回転することにより、ハードローラ81及びソフトローラ82の配置位置が、図2(A)に示す状態から、図2(B)に示す状態に移行する。
ロータリーの回転終了後には、ハードローラ81及びソフトローラ82についてのデカール駆動モータの駆動を、これまでとは逆方向に回転させる。用紙Pは、ハードローラ81とソフトローラ82との間を通り、図中右側から左側へ搬送される。図2(B)に示す第2状態では、用紙Pは、下カール(逆Uの字状)となるように用紙にクセがつけられるため、用紙Pのカール状態は、下カールの状態に矯正される。
このように、デカール装置80は、用紙に対するハードローラ81及びソフトローラ82の配置位置を変えることにより、第1状態(図2(A)の状態)と第2状態(図2(B)の状態)とを移行可能である。
なお、第1状態及び第2状態のうち、いずれを初期状態とするかについては、画像形成装置1の内部機構や使用する用紙等によって自由に設定することができ、上述したように第1状態(図2(A)の状態)を初期状態とせずに、第2状態(図2(B)の状態)を初期状態としてもよい。
図3は、画像形成装置1の制御構成を概略的に示すブロック図である。
画像形成装置1は、その全体動作を制御するためのメイン制御部(メイン制御手段)200とともに、プリントエンジン10の動作を制御するエンジン制御部(印刷制御手段)300を備えている。これら制御部200,300は、例えば中央演算処理装置(CPU)を備えた電子回路から構成されており、この電子回路が回路基板上に形成された状態で画像形成装置1に内蔵されている。メイン制御部200とエンジン制御部300とは、相互に通信を行いながら処理を実行する。
また、メイン制御部200については、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて構成することが好ましい。ここで、ASICとは、電子部品の1つであり、特定の用途向けに製造された集積回路のことである。
本実施形態の場合、例えば原稿送り部8による原稿送り動作や、これに伴う光学部9での画像読取動作等は、メイン制御部200により制御されている。またプリントエンジン10による画像の形成動作は、メイン制御部200とは別に構成されたエンジン制御部300によって制御されている。合わせて、上記のカセット式給紙部3からの給紙動作や用紙搬送部6による用紙搬送動作の他、レジストローラ7、転写部11、定着部12、排紙・分岐部13及び両面印刷用ユニット20における各動作もまたエンジン制御部300により制御されている。
メイン制御部200には操作・表示部202や記憶部204が接続されている。図1には示されていないが、操作・表示部202は本体2の上面で、ユーザからみて原稿送り部8の手前側の位置に設けられている。操作・表示部202は操作キーの他にタッチ式パネルを有しており、その操作キーに対する操作の他、表示画面を通じてユーザのタッチ操作を受け付けたり、ジャムの発生を通知する文字情報等を表示したりすることができる。また記憶部204は、例えば記憶装置(ROM,RAM)や大容量記憶装置(ハードディスク)等を有しており、光学部9にて読み取られた画像は、エンジン制御部300に送信する前に、所定のデータ形式で記憶部204のビデオバッファ(画像データ記憶手段)206に一時的に記憶される。
またメイン制御部200は画像処理部(算出手段)208及び画像出力部210を備えている。
画像処理部208は、プリントエンジン10が画像を形成する前に、ビデオバッファ206に一時的に記憶されている画像データに基づいて用紙の表面の印字率と用紙の裏面の印字率とを算出する部分である。
画像出力部210は、エンジン制御部300からの要求に基づいて、ビデオバッファ206に一時的に記憶されている画像データの送信処理(画像吐き出し処理)を行う部分である。
一方、エンジン制御部300は判断部(判断手段)302及び移行部(移行手段)304を備えている。
判断部302は、プリントエンジン10が画像を形成する前に、画像処理部208が算出した表面と裏面の印字率に基づいて、デカール装置80を第1状態又は第2状態のいずれの状態に移行させるかを判断する部分である。
移行部304は、プリントエンジン10が画像を形成する前に、判断部302が判断した判断結果に基づいて、デカール装置80を第1状態又は第2状態のいずれかの状態に移行させる部分である(図2(A)(B)参照)。
画像形成装置1では、例えばジョブごとに操作・表示部202の操作を通じて設定されたデータがメイン制御部200を介して記憶部204に格納される。この設定には、用紙のサイズ、タイプ及び送り方向、両面又は片面の印刷形式、原稿濃度、枠消去、綴じ代、4in1の集約処理等があり、それぞれの設定に応じてメイン制御部200により画像処理が行われる。画像形成装置1が画像処理に要する時間は、この設定の内容に依存する。記憶部204には、例えばマルチスレッド処理を行う複合機用アプリケーションプログラムが格納されている。
メイン制御部200とエンジン制御部300とは、相互に通信しながら一定のシーケンスに沿って画像形成動作(印刷動作)を制御する。例えば、原稿の複写を伴う画像処理では、原稿送り部8に原稿を載置した状態で、操作・表示部202のスタートキー(図示されていない)をユーザが押下すると、この操作に応じて以下の処理が行われる。先ず、原稿送り部8に内蔵された用紙センサ(図示されていない)が原稿用紙を検知している場合、原稿送り部8により原稿が一枚ずつ搬送され、その途中で光学部9により原稿画像が走査される。このとき読み取られた画像データは、メイン制御部200を介して記憶部204のビデオバッファ206に格納される。メイン制御部200は、この画像データに対し、画像のノイズ除去等の前処理を行った後、エンジン制御部300へ送信する。
エンジン制御部300は、メイン制御部200から送信された画像データに対して、さらに各種の設定に応じた画像処理を行い、プリントエンジン10を制御してページごとの画像データに基づいて画像を形成する処理を行う。これによりプリントエンジン10の各感光体ドラム160の表面に静電潜像が形成され、これがトナー画像で現像される。
その一方で、画像形成装置1の内部では、カセット式給紙部3から取り出された用紙がレジストローラ7へ送られ、ここで一旦停止されている。プリントエンジン10による画像形成動作に伴い、最も上流位置の感光体ドラム160が所定の角度まで回転すると、このタイミングでレジストローラ7により用紙が再び搬送され、これにより各色別のトナー画像が順番に用紙に転写されていく。なお、その他の下流に位置する3つの感光体ドラム160についても、それぞれ用紙の搬送速度に同期した回転角度に調整されている。
今回のジョブで両面印刷が設定されていた場合、トナー画像が転写された用紙は定着部12を通って加熱・加圧され、デカール装置80を通過した後、その搬送方向が排紙・分岐部13内で下方へ分岐され、両面印刷用ユニット20に向けて送り出される。
以上が画像形成装置1の基本的な構成及び動作であるが、加えて本実施形態では、ユーザがジョブで両面印刷かつ複数部数の印刷を指定した場合、メイン制御部200とエンジン制御部300との間において以下の動作が行われる。以下にメイン制御部200とエンジン制御部300との間で行われる動作例(シーケンスパターン)をいくつか挙げて説明する。
〔動作例1〕
図4及び図5は、動作例1のシーケンス図を示す連続図である。
この動作例1では、同じ段の給紙カセット4から続けて給紙しつつ、複数の用紙に両面印刷を実行する例を示している。ここでは、2つのジョブ(JOB1及びJOB2)がユーザから要求された場合を想定したシーケンスを例に挙げている。
具体的なジョブの内容は、JOB1が2ページ(両面印刷なので実際に使用する用紙は1枚である)を2部印刷する要求であり、JOB2もJOB1と同様に、2ページを2部印刷する要求である。
〔1つ目のジョブ(JOB1)の1部目〕
例えば、原稿の複写を伴うジョブにおいて、ユーザが操作・表示部202を用いて両面印刷、2部印刷を指定しスタートキーを押下すると、この操作に応じてメイン制御部200は、原稿送り部8によって原稿を自動送りしつつ、光学部9によって原稿の画像面を読み取り、その画像データを記憶部204のビデオバッファ206に格納する処理を実行する。
この際、メイン制御部200の画像処理部208は、ビデオバッファ206に一時的に記憶されている画像データに基づいて用紙の表面の印字率と用紙の裏面の印字率とを算出する。印字率の算出は、ビデオバッファ206の画像データをドットカウントすることにより、表面の印字率と裏面の印字率とを算出することができる。
ステップS101:メイン制御部200は、エンジン制御部300に、印刷のジョブ単位であるジョブID(ジョブ情報)を送信する。具体的には、JOBID=1であり、これは1つめのジョブであることを示している。
ステップS102:メイン制御部200は、エンジン制御部300に、印刷物を何部印刷するかの情報である部ID(印刷部数情報)を送信する。具体的には、部ID=1であり、これは1部目の印刷であることを示している。
ステップS103,S104:メイン制御部200は、エンジン制御部300に、用紙の両面にページ単位の画像を印刷するべきことを要求する印字要求(印刷要求)とともに印字率を送信する。具体的には、1ページ目(P1)の裏面の印字要求及び1ページ目(P1)の裏面の印字率、2ページ目(P2)の表面の印字要求及び2ページ目(P2)の表面の印字率である。ここでは、裏面の印字要求及び印字率が最初に送信され、続いて、表面の印字要求及び印字率がメイン制御部200からエンジン制御部300に送信される。
印字要求には、枚数番号(何枚目であるか)と表裏面の違いを表す情報の他、用紙の給紙元や印刷後の排紙先に関する情報が含まれる。例えば、裏面についての印字要求には、上段の給紙カセット4から用紙を供給し、印刷後の排紙先を中間トレイ21とする旨の情報が含まれている。これら情報に基づき、エンジン制御部300は実際に給紙動作を行うべき給紙カセット4(給紙段)を特定するとともに、印刷後の排紙先の切り換えを具体的に制御することができる。
またエンジン制御部300では、各印字要求が送信されたことに応じてプリントエンジン10の各部を制御し、各画像形成ユニット150〜156を画像形成が可能な状態で待機させる。
ステップS105:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC;同期信号)を送信する。ここで、画像データ送信要求とは、ビデオバッファ206に一時的に保存されている画像データをメイン制御部200からエンジン制御部300に送信(転送)することを要求するものである。
ステップS106:メイン制御部200の画像出力部210は、画像データ送信要求を受けて、エンジン制御部300に表面についての画像データを、ビデオバッファ206から送信する。
ステップS107:エンジン制御部300の判断部302及び移行部304は、デカール方向切り替え処理を行う。デカール方向切り替え処理は、メイン制御部200からの印字率に基づいて、デカール装置80のデカールを行う向きを判断し、その判断結果に基づいてデカール装置80を第1状態又は第2状態のいずれかの状態に移行させる処理である(図2(A)(B)参照)。この判断は、表面の印字率と、裏面の印字率とを比較することにより行い、印刷後の用紙がいずれの方向にカールするかを予測する。予測については、印字率の大小で行ったり、所定の閾値を設定したりすることで実現可能である。なお、デカール装置80の初期状態が第1状態であり、判断結果が第1状態に移行させるとの判断結果であれば、特にデカール装置80の状態を変化させる必要はない。
このように、メイン制御部200からの画像データの送信処理(ステップS106)と後述するエンジン制御部300の画像データ送信要求処理(ステップS108)との間に、デカール方向切り替え処理(ステップS107)を配置することにより、画像形成間隔を無理なく空けることができ、デカール方向切り替え処理をスムーズに行うことができる。
なお、ステップS107のデカール方向切り替え処理は、エンジン制御部300が用紙の表面及び裏面についてのすべての画像データ送信要求の送信が完了する前に行えばよく、例えばステップS105の処理よりも前の段階で行ってもよい。
ステップS108:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS109:メイン制御部200の画像出力部210は、画像データ送信要求を受けて、エンジン制御部300に裏面についての画像データを、ビデオバッファ206から送信する。
エンジン制御部300は、画像データを受け取ると、プリントエンジン10を作動させ、各色別の画像データに基づいて各画像形成ユニット150〜156によりトナー画像を形成し、次いで転写部11にて各感光体ドラム160上のトナー画像を用紙上へ転写する。フルカラーのトナー画像が転写された用紙は定着部12を通って加熱・加圧され、両面印刷が行われた後には、好ましい状態に状態を変化させたデカール装置80において正確なデカール処理が行われ、排紙・分岐部13を介して排紙トレイ14に排出される。
ここまでのシーケンスで、1部目の印刷動作が完了する。エンジン制御部300は、続いて2部目の印刷動作を開始する。
〔1つ目のジョブ(JOB1)の2部目〕
ステップS110:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部IDを送信する。具体的には、部ID=2であり、これは2部目の印刷であることを示している。
ステップS111,S112:メイン制御部200は、エンジン制御部300に印字要求を送信する。具体的には、1ページ目の裏面の印字要求及び2ページ目の表面の印字要求である。なお、2部目の印刷処理については、印字率を送信する必要はない。印字率は、1部目と2部目とで同一であるからであり、エンジン制御部300は、1部目の印字率に基づいて2部目以降の印刷動作を制御する。
ステップS113:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS114:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に表面についての画像データを送信する。
ステップS115:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS116:メイン制御部200の画像出力部210は、画像データ送信要求を受けて、エンジン制御部300に裏面についての画像データを、ビデオバッファ206から送信する。
1部目と2部目の印刷内容は、同一であるため、その印字率も同一であり、デカール処理も同一であるから、デカール装置80については、1部目について駆動したデカール装置80の状態(第1状態又は第2状態)を保ったまま2部目の印刷を実行することができる。
1つ目のジョブ(JOB1)の処理が完了すると、次は、図5に示す2つ目のジョブ(JOB2)の処理が行われる(接続記号A→A)。
〔2つ目のジョブ(JOB2)の1部目〕
2つ目のジョブ(JOB2)の処理は、上述した1つ目のジョブ(JOB1)の処理と基本的な内容は同一であるので、簡単に説明する。なお、2つ目のジョブ(JOB2)は、1つ目のジョブ(JOB1)の実行中に、ユーザが操作・表示部202を用いて印刷予約をしておくこともでき、1つ目のジョブ(JOB1)が終了してからユーザが操作・表示部202を用いて印刷実行指示をすることもできる。
ステップS117:メイン制御部200は、エンジン制御部300にジョブID(JOBID=2)を送信する。
ステップS118:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部ID(部ID=1)を送信する。
ステップS119,S120:メイン制御部200は、エンジン制御部300に、表裏の印字要求及び表裏の印字率を送信する。
ステップS121:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS122:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に表面についての画像データを送信する。
ステップS123:エンジン制御部300は、デカール方向切り替え処理を行う。デカール方向切り替え処理は、デカール装置80を第1状態から第2状態に移行させるか否かの処理である。処理内容については、1つ目のジョブ(JOB1)と同様である。
ステップS124:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS125:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に裏面についての画像データを送信する。
〔2つ目のジョブ(JOB2)の2部目〕
ステップS126:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部ID(部ID=2)を送信する。
ステップS127,S128:メイン制御部200は、エンジン制御部300に印字要求を送信する。
ステップS129:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS130:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に表面についての画像データを送信する。
ステップS131:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS132:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に裏面についての画像データを送信する。
2つ目のジョブ(JOB2)についても、1部目と2部目の印刷内容は、同一であるため、その印字率も同一であり、デカール処理も同一であるから、デカール装置80については、1部目について駆動したデカール装置80の状態(第1状態又は第2状態)を保ったまま2部目の印刷を実行することができる。
これらの処理により、2つ目のジョブ(JOB2)が終了する。
以上のように動作例1では、1つ目のジョブについても2つ目のジョブについても、プリントエンジン10が画像を形成する前に、メイン制御部200の画像処理部208が印字率を算出し、エンジン制御部300の判断部302がデカール装置80の移行状態を判断し、その判断結果に基づいてエンジン制御部300の移行部304がデカール装置80を第1状態か第2状態かに移行させるので、2部印刷する場合であっても、1部目から正確なデカール処理を行って印刷処理を行うことができる。したがって、1部目をサンプルとして取りあえず出力する必要はなくなり、1部目の印刷から印刷品質を向上させた印刷を行うことができる。
〔動作例2〕
図6及び図7は、動作例2のシーケンス図を示す連続図である。
この動作例2では、動作例1と同様に2つのジョブ(JOB1及びJOB2)がユーザから要求されているが、1つ目のジョブ(JOB1)の1部目の印刷が終了した時点で、2つ目のジョブ(JOB2)の割り込み処理が入り、2つ目のジョブ(JOB2)の印刷処理が終了した後に、1つ目のジョブ(JOB1)の2部目の印刷処理を再開する場合を想定している。以下の説明では、先の動作例1と共通する事項については適宜、その重複した説明を省略する。
〔1つ目のジョブ(JOB1)の1部目〕
原稿の複写を伴うジョブにおいて、ユーザが操作・表示部202を用いて両面印刷、2部印刷を指定し、スタートキーを押下すると、この操作に応じてメイン制御部200は、原稿送り部8によって原稿を自動送りしつつ、光学部9によって原稿の画像面を読み取り、その画像データを記憶部204のビデオバッファ206に格納する処理を実行する。この際、メイン制御部200の画像処理部208は、ビデオバッファ206に一時的に記憶されている画像データに基づいて用紙の表面の印字率と用紙の裏面の印字率とを算出する。
ステップS201:メイン制御部200は、エンジン制御部300にジョブID(JOBID=1)を送信する。
ステップS202:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部ID(部ID=1)を送信する。
ステップS203,S204:メイン制御部200は、エンジン制御部300に、印字要求及び印字率を送信する。具体的には、1ページ目の裏面の印字要求及び1ページ目の裏面の印字率、2ページ目の表面の印字要求及び2ページ目の表面の印字率である。
ステップS205:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS206:メイン制御部200の画像出力部210は、画像データ送信要求を受けて、エンジン制御部300に表面についての画像データを、ビデオバッファ206から送信する。
ステップS207:エンジン制御部300は、デカール方向切り替え処理を行う。デカール方向切り替え処理は、動作例1と同様の処理である。
ステップS208:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS209:メイン制御部200の画像出力部210は、画像データ送信要求を受けて、エンジン制御部300に裏面についての画像データを、ビデオバッファ206から送信する。
これらの処理にて、1つ目のジョブ(JOB1)の1部目の印刷処理が完了し、本来であれば、1つ目のジョブ(JOB1)の2部目の印刷処理に突入するものであるが、ここでは、2つ目のジョブ(JOB2)が割り込まれたものとする。
割り込みを受けた場合、エンジン制御部300は、1つ目のジョブ(JOB1)を一時中断するとともに印刷実行中の印字率やデカール装置80の状態の情報を図示しないメモリ等に保存する。一方、メイン制御部200の画像処理部208は、2つ目のジョブ(JOB2)に関する表裏面の印字率を算出する。
〔2つ目のジョブ(JOB2)の1部目〕
ステップS210:メイン制御部200は、エンジン制御部300にジョブID(JOBID=2)を送信する。
ステップS211:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部ID(部ID=1)を送信する。
ステップS212,S213:メイン制御部200は、エンジン制御部300に、表裏の印字要求及び表裏の印字率を送信する。
ステップS214:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS215:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に表面についての画像データを送信する。
ステップS216:エンジン制御部300は、デカール方向切り替え処理を行う。デカール方向切り替え処理は、動作例1と同様の処理である。
ステップS217:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS218:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に裏面についての画像データを送信する。
〔2つ目のジョブ(JOB2)の2部目〕
図7に進み(接続記号B→B)ステップS219:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部ID(部ID=2)を送信する。
ステップS220,S221:メイン制御部200は、エンジン制御部300に表裏面の印字要求を送信する。
ステップS222:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS223:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に表面についての画像データを送信する。
ステップS224:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS225:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に裏面についての画像データを送信する。
2つ目のジョブ(JOB2)の2部目の印刷処理では、2つ目のジョブ(JOB2)の1部目の印刷処理で、既にデカール方向切り替え処理を行っているので、デカール方向切り替え処理は行わない。これは、1部目と2部目との印刷処理では、同じ方向に用紙がカールするからであり、2部目の印刷では、1部目の印刷のデカール装置80の状態を維持すればよい。この点は、動作例1と同様である。
そして、これらの処理により、2つ目のジョブ(JOB2)が終了する。
〔1つ目のジョブ(JOB1)の2部目〕
エンジン制御部300は、割り込みによる2つ目のジョブ(JOB2)に基づく印刷を実行した後には、割り込み時に保存した印字率やデカール装置80の状態の情報をメモリ等から読み出して、中断した1つ目のジョブ(JOB1)の2部目の印刷処理を再開する。
ステップS226:メイン制御部200は、エンジン制御部300にジョブID(JOBID=1)を送信する。
ステップS227:メイン制御部200は、エンジン制御部300に部ID(部ID=2)を送信する。
これら、2つのIDにより、エンジン制御部300は、1つ目のジョブ(JOB1)の2部目の印刷処理を再開するものと判断することができる。
ステップS228,S229:メイン制御部200は、エンジン制御部300に表裏面の印字要求を送信する。
ステップS230:エンジン制御部300は、メイン制御部200に表面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS231:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に表面についての画像データを送信する。
ステップS232:エンジン制御部300は、デカール方向切り替え処理を行う。再開した1つ目のジョブ(JOB1)の2部目の印刷処理では、1つ目のジョブ(JOB1)の1部目の印刷処理で、既にデカール方向切り替え処理を行っているので、通常であればデカール方向切り替え処理は行わないが、本動作例では、2つ目のジョブ(JOB2)が割り込まれているため、2つ目のジョブ(JOB2)にてデカール方向が切り替わっている可能性があり、再度デカール方向切り替え処理を行う必要がある。ただし、メイン制御部200にて再度印字率を算出する必要はなく、エンジン制御部300は、割り込みによる2つ目のジョブ(JOB2)に基づく印刷を実行した後には、保存した印字率やデカール装置80の状態の情報をメモリ等から読み出してデカール方向切り替え処理を行い、中断した1つ目のジョブ(JOB1)の2部目の印刷処理を行う。
ステップS233:エンジン制御部300は、メイン制御部200に裏面についての画像データ送信要求(PVSYNC)を送信する。
ステップS234:メイン制御部200の画像出力部210は、エンジン制御部300に裏面についての画像データを送信する。
そして、これらの処理により、1つ目のジョブ(JOB1)が終了する。
以上説明したように動作例2では、2つ目のジョブ(JOB2)を割り込みで受信した場合、1つ目のジョブ(JOB1)の印刷実行中の印字率やデカール装置80の状態の情報を保存し、保存した情報を用いて中断した印刷を再開するので、印刷の再開時には中断前の状態で印刷を再開することができ、中断前のジョブに関する印字率を改めて算出する必要はなく、印刷の再開後も中断前の状態で印刷処理を継続することができ、印刷処理の効率化を図ることができる。
本発明は、上述した実施形態に制約されることなく、各種の変形や置換を伴って実施することができる。
例えば、画像形成装置は、複写機の例で説明したが、両面印刷を行うプリンタやファクシミリ送受信機、ネットワーク環境で用いられる多機能周辺機器(MFP)等の画像形成装置にも本発明を適用することができる。
また、各動作例で挙げたジョブの内容は、あくまで好ましい例示に過ぎず、その他の内容のジョブについても本発明を適用可能である。また、ジョブの実行は操作・表示部202へのユーザの操作によるものだけでなく、例えばネットワークに接続されたコンピュータからの送信によるものであってもよい。
その他、画像形成装置1の各種部分の構成はいずれも好ましい例示であり、これらを適宜変更しても本発明を実施することが可能である。
1 画像形成装置
2 本体
3 カセット式給紙部
4 給紙カセット
5 手差し給紙部
6 用紙搬送部
7 レジストローラ
8 原稿送り部
9 光学部
10 プリントエンジン(画像形成部)
11 転写部(画像形成部)
12 定着部
13 排紙・分岐部
14 排紙トレイ
20 両面印刷用ユニット
80 デカール装置
81 ハードローラ
82 ソフトローラ
200 メイン制御部(メイン制御手段)
206 ビデオバッファ(画像データ記憶手段)
208 画像処理部(算出手段)
210 画像出力部
300 エンジン制御部(印刷制御手段)
302 判断部(判断手段)
304 移行部(移行手段)

Claims (3)

  1. ページ単位で処理された画像データに基づいて画像を形成する画像形成部を備え、この画像形成部にて形成されたページ単位の画像を用紙の一方の面に印刷した後、その同じ用紙の他方の面にもページ単位の画像を印刷して排出する画像形成装置において、
    前記画像形成部にて画像が形成された用紙に生じたカールを矯正する装置であって、前記用紙の一方の面側に前記用紙を湾曲させてカールを矯正する第1状態、及び前記用紙の他方の面側に前記用紙を湾曲させてカールを矯正する第2状態に移行可能なデカール装置と、
    前記画像形成部が画像を形成する前に、前記画像データに基づいて前記用紙の一方の面の印字率と前記用紙の他方の面の印字率とを算出する算出手段と、
    前記画像形成部が画像を形成する前に、前記算出手段が算出した印字率に基づいて、前記デカール装置を前記第1状態又は前記第2状態のいずれの状態に移行させるかを判断する判断手段と、
    前記画像形成部が画像を形成する前に、前記判断手段が判断した判断結果に基づいて、前記デカール装置を前記第1状態又は前記第2状態のいずれかの状態に移行させる移行手段と
    画像形成装置の全体動作を制御するメイン制御手段と、
    前記画像形成部により行われる印刷動作を制御する印刷制御手段と、
    前記画像データを前記画像形成部に送信する前に一時的に記憶する画像データ記憶手段とを備え、
    前記算出手段は、前記メイン制御手段に設けられ、
    前記判断手段及び前記移行手段は、前記印刷制御手段に設けられ、
    前記メイン制御手段は、
    用紙の各面ごとにページ単位の画像を印刷するべきことを要求する印刷要求とともに、前記算出手段が算出した前記印字率を前記印刷制御手段に送信し、
    前記算出手段は、
    前記画像データ記憶手段に記憶する前記画像データに基づいて前記印字率を算出し、
    前記印刷制御手段は、
    前記印刷要求に基づいて、前記画像データ記憶手段に一時的に保存されている前記画像データを送信することを要求する画像データ送信要求を前記メイン制御手段に送信し、
    前記判断手段は、
    前記印刷制御手段が前記用紙の一方の面及び他方の面についてのすべての前記画像データ送信要求の送信が完了する前に前記判断を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記メイン制御手段は、
    前記印刷制御手段に、印刷物を何部印刷するかの情報である印刷部数情報を送信し、
    前記印刷制御手段は、
    前記印刷部数情報が2部以上である場合、1部目の印字率に基づいて2部目以降の印刷動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記メイン制御手段は、
    前記印刷制御手段に、印刷のジョブ単位であるジョブ情報を送信し、
    前記印刷制御手段は、
    印刷実行中に他のジョブ情報を割り込みで受信した場合、印刷実行中のジョブを一時中断するとともに印刷実行中の印字率又は前記デカール装置の状態の情報を保存し、前記他のジョブ情報に基づく印刷を実行した後に、保存した印字率又は前記デカール装置の状態の情報を用いて中断した印刷を再開することを特徴とする画像形成装置。
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