JP2010030709A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を抑制するとともに、用紙を排出ローラのスラスト方向(軸方向)に移動させて排出することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ニップ部で用紙をニップして用紙に画像を定着させる定着ローラ64と、軸方向に移動可能に設けられ、画像が定着した用紙をニップ部でニップするとともに軸方向に移動させて排出可能な排出ローラ70と、排出ローラ70を軸方向に移動させるシフト機構80と、用紙が排出される排出トレイ98と、排出される用紙の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値となる場合に、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動を中止し、排出される用紙の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合に、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動を許容するプリンタコントローラ34と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排出ローラをスラスト方向(軸方向)に移動させるシフト部を備えた画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置には、用紙に画像を定着させる定着ローラと、画像が定着された用紙を排出トレイに排出する排出ローラと、排出ローラをスラスト方向(軸方向)に移動させるシフト部と、を備えたものがある。この種の画像形成装置は、シフト部により排出ローラをスラスト方向(用紙幅方向)に移動させることにより、用紙をずらして排出することができる。
特開平5−294539号公報
ところで、排出トレイで用紙を受ける部位の用紙幅方向にわたる寸法(長さ)は、排出される最大となる用紙の紙幅寸法と、その用紙を用紙幅方向にずらしたシフト量と、の合計寸法(最大用紙幅+シフト量)になるように設計されている。このため、この種の画像形成装置は、用紙を用紙幅方向にずらすシフト部の機構を備えていない画像形成装置と比較して、排出トレイの用紙幅方向にわたる寸法が大きくなる分だけ、大型化する問題がある。
そこで、本発明は、大型化を抑制するとともに、用紙を排出ローラのスラスト方向(軸方向)に移動させて排出することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本願第1発明は、ニップ部で用紙をニップして用紙に画像を定着させる定着ローラと、軸方向に移動可能に設けられ、画像が定着した用紙をニップ部でニップするとともに軸方向に移動させて排出可能な排出ローラと、前記排出ローラを軸方向に移動させるシフト部と、用紙が排出される排出部と、排出される用紙の前記排出ローラの軸方向に沿う長さが最大値となる場合に、前記シフト部による前記排出ローラの軸方向の移動を中止し、排出される用紙の前記排出ローラの軸方向に沿う長さが前記最大値よりも小さい場合に、前記シフト部による前記排出ローラの軸方向の移動を許容する制御部と、を備える。
この構成によれば、排出される用紙の排出ローラの軸方向に沿う長さが最大値となる場合には、シフト部による排出ローラの軸方向の移動が制御部により中止される。一方、排出される用紙の排出ローラの軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合には、シフト部による排出ローラの軸方向の移動が制御部により許容される。これにより、排出される用紙の排出ローラの軸方向に沿う長さが最大値となる場合には、用紙は、排出ローラの軸方向に沿って移動されず、そのままの形(排出ローラの軸方向に沿ってずれない形)で排出部に排出される。一方、排出される用紙の排出ローラの軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合には、用紙は、排出ローラの軸方向に沿って適宜移動され、排出ローラの軸方向に沿ってずれる形で排出部に排出される。このため、排出部の排出ローラの軸方向に沿う寸法を、最大値となる用紙の排出ローラの軸方向に沿う寸法と同じ寸法にすることで、全ての用紙を確実に受け止めることができる。この結果、用紙のシフト機能を維持するとともに、排出部の大きさをコンパクトに設計することができ、ひいては画像形成装置の大型化を抑制することができる。
本願第2発明は、本願第1発明の画像形成装置において、前記排出部の前記排出ローラの軸方向に沿う寸法は、前記最大値となる用紙の前記排出ローラの軸方向に沿う寸法と同じ寸法に設定される。
この構成によれば、排出部の前記排出ローラの軸方向に沿う寸法は、最大値となる用紙の排出ローラの軸方向に沿う寸法と同じ寸法に設定されるため、排出部が小型になる。この結果、画像形成装置を小型化することができる。
本発明によれば、用紙のスタック不良、用紙の詰まり、用紙の皺の発生又は折れ曲がりなどを防止して、用紙を適切な位置にずらして排出することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は、ファクシミリ機能とコピー機能を備えたいわゆる複合機として構成したもので、MPU12、NCU(網制御回路:Network Control Unit)14、MODEM16、ROM18、RAM20、画像メモリ(DRAM)22、CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder)24、操作部26、スキャナ28、パーソナルコンピュータ(PC)30が接続されたプリンタI/F32と、複数の給紙カセット(図示省略)と、を備えている。
MPU12は、この装置を構成する各部を制御する。NCU14は、電話回線網(PSTN)との接続を制御し、受信原稿のデータを受信するとともに、相手先の電話番号(FAX番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出するための機能を備えている。MODEM16は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。或いは、これらに加えてV.34に従った送信データの変調及び受信データの復調を行う。
ROM18は、この装置を制御するためのプログラムを記憶する。RAM20は、データ等を一時的に記憶する。画像メモリ22は、受信データあるいはスキャナ28で読み取った画データを一時的に記憶する。CODEC24は、読み取った画データを送信するために、MH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画データを復号(デコード)する。操作部26は、ユーザがFAX送信・受信、プリント(用紙印字)等の指示をするためのものである。スキャナ28は、FAX送信するときに原稿の画データを読み取る。
画像形成装置10は、プリンタ各部を制御するプリンタコントローラ34を備えている。また、プリンタコントローラ(制御部)34は、CPU36と、RAM38と、を内蔵している。CPU36は、用紙1(図3参照)に対する画像形成処理に関するシステム全体を制御している。
特に、CPU36は、排出される用紙1が部数ごとにグループ分けさせる信号が操作部26から入力された場合には、CPU36は、位置検出センサ60からの検出信号の有無より駆動ローラ76及び従動ローラ78が初期位置(ホームポジション)に位置しているか否かを判断し、RAM38に記憶されているスラスト動作プログラムに基づいて、駆動ローラ76及び従動ローラ78の軸方向(スラスト方向、図3中矢印X方向又は矢印Y方向)移動の駆動源であるモータ90の駆動を制御する。これにより、用紙1の後端部が定着ローラ64のニップ部を離れ用紙1が排出ローラ70のみで搬送される状態になったときから、駆動ローラ76及び従動ローラ78が軸方向一方側(図2中矢X方向側)に向かって移動する。なお、CPU36は、用紙1が排出トレイ98(排出部、図3参照)に排出された後、駆動ローラ76及び従動ローラ78が初期位置(ホームポジション)に戻るようにモータ90を制御する。
また、CPU36は、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値となる場合に、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動を中止する。一方、CPU36は、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合に、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動を許容する。換言すれば、CPU36は、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値となる場合には、シフト機構80を初期位置(ホームポジション)から移動させない(モータ90を駆動させない)。一方、CPU36は、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合には、シフト機構80を初期位置(ホームポジション)から移動可能に制御する(モータ90を駆動させる)。
RAM38には、排出される用紙1が部数ごとにグループ分けさせる信号が操作部26から入力された場合には、PDS56の検出信号と、モータ90の駆動制御との関係を規定したスラスト動作プログラムが記憶されている。
また、RAM38には、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さとシフト機構80の駆動との関係を規定した特殊プログラムが記憶されている。具体的には、特殊プログラムは、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値となる場合には、シフト機構80を初期位置(ホームポジション)から移動させ、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合には、シフト機構80を初期位置(ホームポジション)から移動可能にするためのプログラムである。
なお、後述するように、用紙1の大きさは、用紙サイズ検知センサ100からの検知信号、あるいは、操作部26から入力された用紙1のサイズに関する情報などに基づいて、CPU36により判断される。
また、画像形成装置10の内部には、感光体として外周面に光導電膜を有する感光ドラム42が配置され、感光ドラム42は、駆動源(図示せず)により回転される。この感光ドラム42の周囲には、ブラシローラ式の帯電器として帯電ブラシ44が配置されている。
感光ドラム42の周囲に配置された露光部としてのLEDプリントヘッド48は、多数のLEDを並設してなり、入力された画情報に基づき感光ドラム42の外周面に光を照射し、外周面に画情報に対応する静電潜像を形成する。なお、LEDプリントヘッド48の出力は、プリンタコントローラ34のCPU36により制御される。
また、感光ドラム42の周囲に配置された現像器は、供給ローラ50、現像ローラ52等を備えている。供給ローラ50は、トナーを入れたトナーケース(図示省略)からトナーを帯電させつつ現像ローラ52に供給するものである。
さらに、感光ドラム42の周囲に配置された転写器としての転写ローラ58は、用紙搬送経路を挟んで感光ドラム42の外周面と接触するように配置され、駆動源(図示せず)により回転される。
用紙搬送経路の用紙送り出し側に配置された定着ローラ64は、ハロゲンランプ等のヒータ66を内蔵するヒートローラ68及びプレスローラ72、で構成される。ヒートローラ68とプレスローラ72は、転写ローラ58による転写後の用紙1をニップ部で加熱圧接(ニップ)することにより、用紙1上のトナー画像を定着させる。
また、図1に示すように、画像形成装置10には、感光ドラム42の周囲にメモリ除去ブラシ74が配置されている。このメモリ除去ブラシ74は、転写後にも感光ドラム42の外周面に画像の輪郭に沿って残るトナー画像(メモリ画像)を除去するためのものである。
また、感光ドラム42の用紙搬送方向上流側には、用紙1を検知するためのセンサであるPSS82が配置されている。このPSS82の検知結果は、プリンタコントローラ34に出力される。搬送されてくる用紙1は、このPSS82に検知され、この検知結果をトリガーとして、用紙搬送方向下流において用紙1への画像形成が実現される。
PSS82の近傍には、クラッチ46を介して一対のレジストローラ54が配置されている。このレジストローラ54により、画像形成処理に適切なタイミングで用紙1が感光ドラム42側に供給される。
さらに、画像形成装置10には、給紙ローラ84が設けられている。この給紙ローラ84は、給紙カセット(図示省略)に収納された用紙1を、順次、用紙搬送路(図示省略)に供給するためのものである。この給紙ローラ84には、駆動源としてのモータ86がクラッチ88を介して接続されている。給紙ローラ84がクラッチ88を介してモータ86と接続されている状態では、モータ86の駆動力が給紙ローラ84に伝達され、給紙ローラ84が回転する。
給紙カセットには、給紙カセットに収納された用紙1の大きさを検知する用紙サイズ検知センサ100が設けられている。この用紙サイズ検知センサ100は、例えば、光センサで構成されており、用紙サイズ検知センサ100の検知結果は、検知信号として、プリンタコントローラ34に対して出力される。これにより、プリンタコントローラ34は、給紙カセットに収納されている用紙1の大きさがA3サイズか、A4サイズか、B5サイズか否かなどを特定する。なお、用紙サイズ検知センサ100は、給紙カセットに設けられている構成に限定されることはなく、給紙ローラ84の近傍に設けられていてもよいし、用紙搬送路の近傍に設けられていてもよい。また、用紙1の大きさに関する情報は、用紙サイズ検知センサ100からの検知信号に基づいて決定される構成だけではなく、例えば、操作部26からの用紙1の大きさに関する入力情報に基づいて、用紙1の大きさを特定することも可能である。
また、感光ドラム42の用紙搬送方向下流側には、用紙検知センサであるPDS56が配置されている。PDS56は、定着ローラ64と排出ローラ70との間に設けられており、用紙1を検出するセンサである。PDS56で用紙1が検出された場合には、用紙1の検出信号がプリンタコントローラ34に対して出力される。
PDS56の用紙搬送方向下流側には、排出ローラ70が設けられている。排出ローラ70は、駆動ローラ76と、従動ローラ78と、で構成されている。駆動ローラ76は、モータなどの駆動源62により回転駆動される。駆動源62は、プリンタコントローラ34からの駆動信号に基づいて駆動ローラ76を駆動する。従動ローラ78は、駆動源により回転駆動されるものではなく、駆動ローラ76からの駆動力により連動して回転するものである。駆動ローラ76と従動ローラ78との間には、ニップ部が形成されており、画像が定着された用紙1をニップして駆動ローラ76の駆動力を伝達させることにより、用紙1を搬送方向下流側に位置する後述の排出トレイ98(図3参照)に向かって排出する。また、駆動ローラ76及び従動ローラ78は、軸方向(スラスト方向)に移動可能となるように設けられている。
ここで、排出ローラ70には、排出ローラ70を軸方向に移動させるシフト機構(シフト部)80が接続されている。図2に示すように、シフト機構80は、駆動源となるモータ90と、モータ90により回転するギア部材92と、駆動ローラ76及び従動ローラ78の軸方向一方側端部に取り付けられギア部材92と噛み合うラック板96を有する駆動力伝達部材94と、で構成されている。モータ90の駆動は、プリンタコントローラ34からの駆動信号に基づいて制御される。
モータ90が駆動することによりギア部材92が回転する。ギア部材92が回転することによりラック板96に回転駆動力が伝達され、駆動力伝達部材94が駆動ローラ76及び従動ローラ78の軸方向に移動可能になる。このように、駆動力伝達部材94により、モータ90の回転運動を直線運動に変換して、駆動ローラ76及び従動ローラ78の軸方向の移動を実現している。なお、モータ90を正方向に回転させることにより、駆動ローラ76及び従動ローラ78を軸方向一方側に移動させ、モータ90を逆方向に回転させることにより、駆動ローラ76及び従動ローラ78を軸方向他方側(図2中矢印Y方向側)に移動させる。
従動ローラ78の軸方向他方側端部の近傍には、位置検出センサ60が配置されている。位置検出センサ60は、例えば光センサで構成されており、駆動ローラ76及び従動ローラ78が初期位置(ホームポジション)にあるか否かを検出する。駆動ローラ76及び従動ローラ78が初期位置(ホームポジション)にある場合には、位置検出センサ60からプリンタコントローラ34に対して駆動ローラ76及び従動ローラ78の検出信号が出力される。
また、排出ローラ70の用紙搬送方向下流側には、排出トレイ98が形成されており、排出ローラ70により排出された用紙1が排出トレイ98上にスタックされていく。
ここで、図3に示すように、排出トレイ98の排出ローラ70の軸方向に沿う寸法B(図3参照)は、排出される用紙1の中で、排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値となる用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法A(図3参照)と略同じ寸法となるように設定されている。例えば、A3サイズの用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値となる場合には、排出トレイ98の排出ローラ70の軸方向に沿う寸法は、A3サイズの用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法と同じ寸法になる。
上記のように構成された画像形成装置10において、プリント動作は周知であるが、概説すると、帯電ブラシ44により感光ドラム42が約−750Vに一様に帯電され、その感光ドラム42にLEDプリントヘッド48により画情報に対応する静電潜像が形成され、現像ローラ52により感光ドラム42上の静電潜像にトナーが吸着されて、感光ドラム42上にトナー画像が形成される。そして、転写ローラ58により感光ドラム42上のトナー画像が用紙1に転写される。転写後は、ヒートローラ68とプレスローラ72により用紙1が加熱・加圧され、用紙1にトナー画像が永久像として定着される。このとき、用紙1のサイズが大きい場合、幅方向(搬送方向に対して直交する方向)両端部は、ヒートローラ68の軸方向両端部に接触し、ヒートローラ68の軸方向両端部の熱量により用紙1の幅方向両端部のトナー画像が定着される。
次に、第1実施形態に係る画像形成装置10の作用について説明する。
以下の説明では、排出される用紙1が部数ごとにグループ分けさせる信号が操作部26から入力された場合について説明する。
図1から図4に示すように、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値であるか否かがプリンタコントローラ34のCPU36により判断される(S100)。この判断方法については、上述したとおりである。
排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値であると判断された場合(S100:YES)には、プリンタコントローラのCPU36により、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動が禁止される(S110)。すなわち、プリンタコントローラのCPU36によりモータ80が駆動されず、排出ローラ70が軸方向に移動されない。このため、排出ローラ70の軸方向(スラスト方向)の移動が不可能になるため、排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値である用紙1は、排出ローラ70の軸方向(スラスト方向)に移動せず、排出ローラ70によってそのまま排出トレイ98に排出される。ここで、排出トレイ98の排出ローラ70の軸方向に沿う寸法は、排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値である用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法と略同じ寸法であるため、この用紙1は排出トレイ98で確実に支持される。なお、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値であるか否かの一例については、排出される用紙1がA3サイズであるか否かが挙げられる。
一方、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向にわたる寸法が最大値でないと判断された場合(S100:NO)には、プリンタコントローラのCPU36によるモータ80の駆動が可能になる(S120)。このため、シフト機構80により排出ローラ70が軸方向に沿って移動可能になる。そして、給紙ローラ84により給紙カセットから用紙1がピックアップされる(S130)。その後、用紙1が用紙搬送方向下流側に搬送されながら、用紙1に所定の画像が転写され、定着される。
そして、用紙1の後端部が検出されたか否かがCPU36により判断される(S140)。このCPU36による用紙1の後端部の検出方法は、PDS56からの検出信号に基づくものであり、上述したとおりである。
用紙1の後端部が検出されたとCPU36により判断された場合(S140:YES)には、プリンタコントローラのCPU36によりモータ90が駆動され、シフト機構80によって排出ローラ70が軸方向に移動するとともに、CPU36に内蔵したタイマのカウント処理が開始される(S150)。このため、用紙1は、排出ローラ70にニップされた状態で排出ローラ70の軸方向(スラスト方向)に移動しながら、排出トレイ98に排出される。これにより、排出ローラ70の軸方向(スラスト方向)に移動しながら排出トレイ98に排出された用紙1は、排出ローラ98の軸方向(スラスト方向)に移動せず排出トレイ98に排出された用紙1と比較して、排出ローラ70の軸方向(スラスト方向)にずれた状態になる。
プリンタコントローラのCPU36によりタイムアップか否かが判断される(S160)。CPU36によるタイムアップか否かの判断は、CPU36に内蔵されているタイマのカウント値を計測することにより可能になる。
プリンタコントローラのCPU36によりタイムアップと判断された場合(S160:YES)には、用紙が排出トレイ98に排出されたことになるため、CPU36によりモータ90が駆動されて逆回転し、排出ローラ70が軸方向に移動して初期位置(ホームポジション)に戻る(シフトバック、S170)。
以上のように、本実施形態の画像形成装置10によれば、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値となる場合には、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動が中止される(排出ローラ70のシフト移動禁止)。一方、排出される用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う長さが最大値よりも小さい場合には、シフト機構80による排出ローラ70の軸方向の移動が許容される(排出ローラ70のシフト移動許可)。このため、排出トレイ98の排出ローラ70の軸方向に沿う寸法を、最大値となる用紙1の排出ローラ70の軸方向に沿う寸法と同じ寸法にすることが可能になる。この結果、用紙1のシフト機能を維持するとともに、排出トレイ98の大きさをコンパクトに設計することができ、ひいては画像形成装置10の大型化を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のシステム図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の排出ローラとシフト部とを示す概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の排出トレイに用紙が排出された状態の説明図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
10 画像形成装置
34 プリンタコントローラ(制御部)
64 定着ローラ
70 排出ローラ
80 シフト機構(シフト部)
98 排出トレイ(排出部)

Claims (2)

  1. ニップ部で用紙をニップして用紙に画像を定着させる定着ローラと、
    軸方向に移動可能に設けられ、画像が定着した用紙をニップ部でニップするとともに軸方向に移動させて排出可能な排出ローラと、
    前記排出ローラを軸方向に移動させるシフト部と、
    用紙が排出される排出部と、
    排出される用紙の前記排出ローラの軸方向に沿う長さが最大値となる場合に、前記シフト部による前記排出ローラの軸方向の移動を中止し、排出される用紙の前記排出ローラの軸方向に沿う長さが前記最大値よりも小さい場合に、前記シフト部による前記排出ローラの軸方向の移動を許容する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記排出部の前記排出ローラの軸方向に沿う寸法は、前記最大値となる用紙の前記排出ローラの軸方向に沿う寸法と同じ寸法に設定される請求項1に記載の画像形成装置。
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