JP2016180299A - 天井構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】吊天井と壁面との隙間、もしくは吊天井同士の隙間を簡単な施工により塞ぐこと
ができ、大きな地震により吊天井と壁面、吊天井同士の位置関係が水平方向及び垂直方向
に変化しても、隙間を塞ぐことができ、また、地震が収まった後には、地震前の状態に復
帰することができる天井構造を提供する。
【解決手段】
天井スラブより吊持される吊天井と、吊天井の側面と壁面、もしくは隣接する他の吊天
井との隙間を塞ぐ塞ぎ材とを備え、塞ぎ材は壁面、もしくは隣接する他の吊天井に対して
上下回動自在に支持されており、吊天井端面を覆う見切り材の上端に当接して吊天井と壁
面、もしくは隣接する他の吊天井との隙間を塞ぐ。
【選択図】図2

Description

天井スラブより吊持される吊天井を用いた天井構造に関する。
天井構造として、天井スラブより吊持される吊天井を用いたものが知られており、吊天井の落下を防止するとともに、天井と壁面との間に生じる隙間を覆う壁見切を壁面に配置した天井構造が公知となっている。(特許文献1)。
特開平6−93680号公報
前記特許文献1の天井構造は、通常状態において、吊天井と壁面との間を塞ぎ、室内空間と天井裏の空間との連通を防止することはでき、また、比較的小さな地震に対しては吊天井の振動を抑えることができる。
しかしながら、比較的大きな地震が発生したときには吊天井が大きく振り子のように揺れて、吊天井の端面が壁見切に当接して壁見切を破損してしまう可能性があった。
本発明は、上記の事情を鑑み、吊天井と壁面との間の隙間、もしくは吊天井同士の間の隙間が見えないように隠してほこりが入り込むことを防止し、且つ、空気の流入を抑制して冷暖房効率を向上させるとともに、大きな地震により吊天井と壁面、吊天井同士の位置関係が水平方向及び垂直方向に変化しても、塞ぎ材が追随して可動するだけで、塞ぎ材や吊天井が衝突して破損することを防止できる天井構造を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る発明は、天井スラブより吊持される吊天井と、吊天井の側面と壁面との隙間を塞ぐ塞ぎ材とを備え、塞ぎ材は壁面に対して上下回動自在に支持されており、吊天井端面を覆う見切材の上端に当接して吊天井と壁面との隙間を塞ぐことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明は、天井スラブより吊持される隣接する二つの吊天井と、隣接する吊天井の隙間を塞ぐ塞ぎ材とを備え、塞ぎ材は一方の吊天井の端面に対して上下回動自在に支持されており、他方の吊天井の端面を覆う見切材の上端に当接して吊天井同士の隙間を塞ぐことを特徴とする。
塞ぎ材が見切材の上端に当接して吊天井と壁面との隙間、もしくは吊天井同士の隙間を塞ぐので、天井裏から室内空間への空気の流入を抑制して冷暖房効率を向上させるとともに、地震時に建造物が揺れることにより、壁面や吊天井等が揺れて相互の位置関係が変化しても、塞ぎ材が追随して可動するので、塞ぎ材や吊天井が衝突することがなく、側壁、塞ぎ材及び吊天井の破損を防止できる。
本発明の実施形態に係る天井構造の縦断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る天井構造の図であり、吊天井と壁面との接合部の縦断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る天井構造の図であり、隣接する吊天井の接合部の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る天井構造の図であり、隣接する吊天井の接合部の縦断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る天井構造の図であり、吊天井と壁面との接合部の縦断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る天井構造の図であり、吊天井と壁面との接合部の縦断面図である。 本発明の第6の実施形態に係る天井構造の図であり、隣接する吊天井の接合部の縦断面図である。 本発明の第7の実施形態に係る天井構造の図であり、吊天井と壁面との接合部の縦断面図である。
−天井構造の全体構成−
本発明の実施形態の天井構造について、図面を参照して説明する。
(全体の構成)
図1に示すように、本発明の第1の実施形態の天井構造は、天井スラブAから複数の吊ボルト部材1bを介して吊下される吊天井11と、壁スラブBに対して固定される側壁2と、吊天井11と側壁2との間に生じる隙間を塞ぐ塞ぎ材3とにより構成され、また、第2の実施形態の天井構造は、天井スラブAから複数の吊ボルト部材1bを介して吊下される複数の吊天井11,11と、隣接する吊天井11,11の間に生じる隙間を塞ぐ塞ぎ材4とにより構成される。
−第1の実施形態−
(吊天井の構成)
図1、2にしめすように、本発明の第1の実施形態の吊天井11は、天井スラブAに埋設されたアンカー1aに固定されて垂設される吊ボルト部材1bと、垂設された複数の吊ボルト部材1bの下端にハンガー1cを介して支持される野縁受け1dと、野縁受け1dに対して直交するように配置されて支持される野縁1eと、野縁1eに支持される天井材1fとから構成されており、天井材1fの側端部には、天井材1f、野縁受け1dの端面を覆うように見切材51が取り付けられている。
壁スラブBには、図示しない下地材等を介して側壁2が固定されており、吊天井11は、地震時等に吊天井11が揺れたときに天井材1fの側端部と側壁2とが接触して破損することがないように、天井材1fの側端部と側壁2との間に間隔s1をあけて配置されている。
見切材51は、吊天井11の端部に設けられ、天井材1fの側端部に固定するために側方に開口する溝状の取付部51aと、取付部51aの底壁が上方に延設されてなる見切壁部51bとから構成されており、見切壁部51bは野縁受け1dの上面位置よりも上方位置に至るまで延設され、その上方端は天井材1fが固定される方向に屈曲されて上面部51cが形成されている。
そして、見切材51の上面部51cは、後述する塞ぎ材3の塞ぎ材本体32の下面との摩擦を軽減するために滑りテープ等を配置するなどの摩擦軽減処理が施されており、地震時に塞ぎ材本体32と見切材51との衝突音を軽減している。
(塞ぎ材の構成)
図2にしめすように、本発明の第1の実施形態の塞ぎ材3は、側壁2に固定されその下方位置に内方(吊天井の端面に向かう方向)に開口する軸受け31aが形成されている取付部材31と、取付部材31の軸受け31aに対して上下方向に例えば60度の揺動範囲をもって揺動可能に支持される塞ぎ材本体32とから構成されている。
取付部材31は、側壁2の左右方向全長に亘って天井材1fの下面よりも上方位置において固定され、固定された状態では、取付部材31の軸受け31aが天井材1fに固定された見切材51の上面部51cと略同じ高さに位置している。
塞ぎ材本体32は、長尺の板状に形成され、長辺の一辺をなす外周辺には取付部材31の軸受け31aに保持される軸32aが設けられており、軸32aを取付部材31の軸受け31aに保持させることにより、室内の内周方向に向かって長辺の他端先端が上下方向に揺動するように配置される。
塞ぎ材本体32の短尺方向の寸法は、天井材1fの側端部と側壁2との間隔s1よりも十分に大きく、通常時には、吊天井11の端部に設けられる見切材51の上面部51cに対して、塞ぎ材本体32の下面の短尺方向の略中間部位が載置されている。
そして、塞ぎ材3は、その端部において斜め切りされ、室内角部において、天井の他の辺に配置された塞ぎ材と斜め切りされた端部同士を突き合わせて連続している。
以上のように、天井材1fの側端部と側壁2との間には、地震時において吊天井11が揺れた場合であっても側壁2と接触しない十分な間隔s1が設けられており、吊天井11と側壁2との隙間は、間隔s1よりも十分に大きな幅寸法を有する塞ぎ材3により閉塞されているので、地震時においても、吊天井11や側壁2の破損を防止しながら、天井裏の空間と室内空間との間を分離することができる。
そして、塞ぎ材3の塞ぎ材本体32が側壁2に対して上下動自在に支持されているので、地震時に吊天井11が揺動して吊天井11の側端部と側壁2との水平方向及び垂直方向の位置関係が変化しても、図2の点線に示すように、塞ぎ材本体32が揺動することにより塞ぎ材と吊天井とが衝突することが防止し、側壁、塞ぎ材及び吊天井の破損を防ぐことができ、地震後には、各部材は地震前の状態に復帰することができる。
−第2の実施形態−
第1の実施形態が吊天井と側壁との間の隙間を塞ぐ塞ぎ材を備える天井構造であるのに対して、第2の実施形態は、塞ぎ材が吊天井同士の間の隙間を塞ぐものである点で相違している。
(吊天井の構成)
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態において説明した吊天井が隣接して設けられており、隣接した吊天井11,12の対向する側面には、図3に示すように、それぞれ天井材1f、野縁受け1dの端面を覆うように見切材51,52が取り付けられている。 なお、図3に示すように、第2実施形態の見切材51,52は、第1の実施形態と同様の構成であるので、その説明は省略する。
そして、第2の実施形態においては、一方の吊天井11の側端部に設けられて、隣接する吊天井11,12間の隙間s2を塞ぐ塞ぎ材4が配置されている。
(塞ぎ材の構成)
本発明の第2の実施形態の塞ぎ材4は、一方の吊天井11の側端部上面に固定され、他方の吊天井12に向かう方向に開口する軸受け41aが形成されている取付部材41と、取付部材41の軸受け41aに対して上下方向に揺動可能に支持される塞ぎ材本体42とから構成されている。
取付部材41は、見切材51の上面部51cに載置された状態で吊天井11の側端に沿って全長に亘って配置され、吊ボルト部材1bの下端に支持される野縁受け1dに対してL型の金具43を介して取り付けられ、取付けられた状態では、取付部材41の軸受け41aが見切材51の上方位置より他方の吊天井12に向けて開口している。
塞ぎ材本体42は、長尺の板状に形成され、長辺の一辺をなす外周辺には取付部材41の軸受け41aに保持される軸42aが設けられており、軸42aを取付部材41の軸受け41aに保持させることにより、他方の吊天井12に向かって長辺の他辺の先端が上下方向に揺動するように配置される。
塞ぎ材本体42の短尺方向の寸法は、吊天井11,12の側端部の間隔s2よりも十分に大きく、一方の吊天井11の端部に設けられた塞ぎ材4の塞ぎ材本体42の下面の短尺方向の略中間部位が、他方の吊天井12の端部に設けられる見切材52の上面部52cに載置されている。
以上のように、隣接する吊天井11,12の間には、地震時において吊天井11,12が揺れた場合であっても吊天井11,12同士が接触しない十分な間隔s2が設けられており、かつ、吊天井11,12同士の隙間は、間隔s2よりも十分に大きな幅寸法を有する塞ぎ材4により覆われているので、地震時の吊天井の破損を防止しながら、吊天井間の隙間を塞いで天井裏の空間と室内空間との間を分離することができる。
そして、塞ぎ材4の塞ぎ材本体42が一方の吊天井11に対して上下動自在に支持されているので、地震時に吊天井11,12が揺動して隣接する吊天井11,12の側端部の水平方向及び垂直方向の位置関係が変化しても、図3の点線に示すように、塞ぎ材本体32が揺動することにより塞ぎ材と吊天井とが衝突することが防止でき、塞ぎ材及び吊天井の破損を防ぐことができ、地震後には、各部材は地震前の状態に復帰することができる。
−第3の実施形態−
本発明の第3の実施形態を、図4に示す。第3の実施形態の天井構造は、第2の実施形態の変形例であり、高さ位置の異なる吊天井が段差を介して隣接する場合に採用される実施形態である。
図4に示すように、段差を有して隣接される吊天井11,13においては、下方に配置される吊天井13の側端部には、上方に配置される吊天井11との高さ方向に生じる間隙を塞ぐために立壁131が配置されている。立壁131は、天井材1fの端部から上方に向けて立設され、その上端部は見切材53により覆われており、野縁受け1dの端部にボルト等により垂直に固定されるアングル材1gを介して固定されているとともに、立壁131の下端と天井材1fとは縁材56により連結されている。
塞ぎ材4は、上方に配置される吊天井11の側端面の見切材511に対して取付部材41が固定されることにより支持されており、上方の吊天井11の側端面から伸びる塞ぎ材本体42の下面が、下方に配置される吊天井13の立壁131の上端に載置されることにより、段差を有して隣接される吊天井同士の水平方向の隙間を覆っている。
−第4の実施形態−
本発明の第4の実施形態を、図5に示す。第4の実施形態の天井構造は、第1の実施形態の変形例であり、吊天井11が水平に対して傾斜した状態で吊り下げられている場合に採用される実施形態である。
図5に示すように、吊天井11が水平に対して傾斜した状態で吊り下げられている場合であっても、側壁2に支持された塞ぎ材3の塞ぎ材本体32が吊天井11の側壁部に配置される見切材51の上面部51cに載置されることにより、第1の実施形態と同様に、側壁2と吊天井11との隙間を塞ぐことできる
−第5の実施形態−
本発明の第5の実施形態を、図6に示す。第5の実施形態の天井構造は、第4の実施形態の変形例であり、第4の実施形態と同様に、吊天井が傾斜した状態で吊り下げられている場合に採用される実施形態であるが、吊天井14の側端面を覆う見切材54が第4の実施形態の見切材51と相違している。
図6に示すように、吊天井14の天井材1fの端部に取り付けられる見切材54は、見切壁部54bが垂直面を形成するように吊天井14に対して上下の取付金具54d,54eを介して取り付けられている。見切材54の下端には、延長部材54fが固定され、第4の実施形態に使用される見切材51と同じ部材を用いながら、傾斜した吊天井の端面を覆う見切壁部54bを垂直にして支持することができ、第1の実施形態と同様に見切材54の上面部54cに対して塞ぎ材3を当接することができる。
このように、見切材54の上面部54cを水平面にすることができるので、塞ぎ材3と見切材54との当接が面同士の接触により行われ、塞ぎ材3を安定して載置することができ、天井裏空間と室内空間との隔離をより確実に行うことができる。
−第6の実施形態−
本発明の第6の実施形態を、図7に示す。第6の実施形態の天井構造は、第3の実施形態の変形例であり、高さ位置の異なる吊天井が、一方の吊天井15を傾斜させて隣接する場合に採用される実施形態である。
図7に示すように、一方の吊天井15を傾斜させて隣接される吊天井においては、塞ぎ材4は、上方に配置される吊天井11の側端面の見切材511に対して取付部材41が固定されることにより支持されており、上方の吊天井11の側端面から伸びる塞ぎ材本体42の下面が、下方に配置される吊天井15の見切材55の上面部55cに載置されることにより、吊天井11,15の水平方向の隙間を覆っている。
以上のように、本発明の第1,4,5の実施形態においては、吊天井と側壁との間に、地震時に両者が接触しない十分な間隔を設けながら、その間隔を側壁に対して上下揺動自在に支持された塞ぎ材により塞ぐことにより、地震時に吊天井が揺れたときであっても、吊天井と側壁との位置関係の変化を吸収して間隔を塞ぐことを維持することができ、天井裏の空間からほこり等が室内へ落下等することを防止できる。
また、本発明の第2,3,6の実施形態においては、吊天井同士の間に、地震時に両者が接触しない十分な間隔を設けながら、その間隔を一方の吊天井に対して上下揺動自在に支持された塞ぎ材により塞ぐことにより、地震時に吊天井が揺れたときであっても、吊天井同士の位置関係の変化を吸収して間隔を塞ぐことを維持することができ、天井裏の空間からほこり等が室内へ落下等することを防止できる。
そして、いずれの実施形態においても、塞ぎ材が見切材の上端に当接して吊天井と壁面との隙間、もしくは吊天井同士の隙間を塞ぐので、天井裏から室内空間への空気の流入を防いで冷暖房効率を向上させることができる。
また、地震時に建造物が揺れることにより、壁面や吊天井等が揺れて相互の位置関係が変化しても、塞ぎ材が追随して可動するので、塞ぎ材や吊天井が衝突することがなく、側壁、塞ぎ材及び吊天井の破損を防止できる。
さらに、塞ぎ材の下面が当接する見切り材等の部材には、滑りテープ等を貼り付けるなどの摩擦軽減処理が施されているので、見切材等の部位に対する塞ぎ材の動きがスムーズであり、比較的小さな地震時においても異音などを発することなく、吊天井と側壁もしくは吊天井同士の間の閉塞を維持することができる。
本発明の第7の実施形態を、図8に示す。第7の実施形態の天井構造は、第1の実施形態の天井構造において、見切材として、その上面部57cに例えばモヘア等の緩衝部8が設けられた見切材57を用い、塞ぎ材3の塞ぎ材本体32を見切材57の緩衝部8を介して支持している。緩衝部8は、例えば長さ100mm程度の短尺の緩衝材を見切材57の長手方向の複数箇所(例えば、長手方向両端部及び中央部の3カ所)においてその上面部57cに対して両面テープ等により取り付けることなどによって形成することができる。緩衝部8により、見切り材51の上面部51cと塞ぎ材3の塞ぎ材本体32との間には、例えば2mm程度の間隔tが設けられ、モヘア等による緩衝部8がへたるなどした状態であっても、見切材57の金属部分と塞ぎ材3とが直接接触しないように構成されている。
そして、本発明の第7の実施形態における、見切材の上面に緩衝部を設ける点は、第1の実施形態のタイプの天井構造のみならず、第2乃至第6の実施形態のいずれのタイプの天井構造にも採用することができ、それにより、上記実施形態1乃至6が奏する効果に加え、例えば、ドアの開閉衝撃、航空機、電車、トラック通過等によって発生する微振動による音鳴りが防止できる。
なお、見切材の上面に形成する緩衝部は、モヘアによるものに限られるものではなく、例えばゴムやシリコンなどの弾性、振動吸収性等を有する部材であれば、その材料は何ら限定されるものではない。
また、本発明の塞ぎ材の構成は、上記実施形態の形状に限定されるものではなく、また、塞ぎ材が当接する見切材等の形状や構成についても、上記実施形態に限定されるものではない。
1a :アンカー
1b :吊ボルト部材
1c :ハンガー
1d :野縁受け
1e :野縁
1f :天井材
1g :アングル材
11 :吊天井
12 :吊天井
13 :吊天井
131 :立壁
14 :吊天井
15 :吊天井
2 :側壁
3 :塞ぎ材
31 :取付部材
31a :軸受け
32 :塞ぎ材本体
32a :軸
4 :塞ぎ材
41 :取付部材
41a :軸受け
42 :塞ぎ材本体
42a :軸
43 :金具
51 :見切材
51a :取付部
51b :見切壁部
51c :上面部
511 :見切材
52 :見切材
52c :上面部
53 :見切材
54 :見切材
54b :見切壁部
54c :上面部
54d :取付金具
54e :取付金具
54f :延長部材
55 :見切材
55c :上面部
56 :縁材
57 :見切材
A :天井スラブ
B :壁スラブ

Claims (2)

  1. 天井スラブより吊持される吊天井と、吊天井の側面と壁面との隙間を塞ぐ塞ぎ材とを備
    え、
    塞ぎ材は壁面に対して上下回動自在に支持されており、吊天井端面を覆う見切り材の上
    端に当接して吊天井と壁面との隙間を塞ぐ
    ことを特徴とする天井構造。
  2. 天井スラブより吊持される隣接する二つの吊天井と、隣接する吊天井の隙間を塞ぐ塞ぎ
    材とを備え、
    塞ぎ材は一方の吊天井の端面に対して上下回動自在に支持されており、他方の吊天井の
    端面を覆う見切り材の上端に当接して吊天井同士の隙間を塞ぐ
    ことを特徴とする天井構造。

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