JP2016177048A - 羽根駆動装置および光学機器 - Google Patents

羽根駆動装置および光学機器 Download PDF

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Abstract

【課題】漏れ磁束による動作不良を抑制できる羽根駆動装置を提供する。
【解決手段】羽根駆動装置1は、レンズと、レンズの光軸P周りに間隙を空けて環状に配列された複数の永久磁石61を有するレンズ駆動装置60と、を備えたカメラモジュールに対して、光軸Pの軸方向に重ねて取り付けられる羽根駆動装置1であって、光軸Pを中心とするように形成された開口4を有する下板2と、開口4を規制する羽根20と、下板2に配置され、羽根20を駆動させる各アクチュエータ10A,10Bと、を備えている。各アクチュエータ10A,10Bは、軸方向から見て、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、羽根駆動装置および光学機器に関するものである。
従来、カメラ等の光学機器には、内部にボイスコイルモータ等の駆動源を備えたものがある。駆動源としては、電磁力により駆動力を発生させるものがある。駆動源から漏れた磁束(以下、「漏れ磁束」という。)は、光学機器内の部品の動作に影響を与える場合がある。例えば、特許文献1には、アクチュエータ手段と、手振れ補正光学手段と、手振れ補正光学手段を所定位置に動かす駆動手段と、を備えたカメラが記載されている。特許文献1に記載のカメラは、制御手段によりアクチュエータ手段の動作タイミングに応じて駆動手段を制御する。これにより、特許文献1に記載のカメラは、アクチュエータ駆動時の振動や、磁気誘導、アクチュエータ内の磁気変動の影響を排除し、ノイズや機械的な振動に影響されない手振れ補正機能を実現することができるとされている。
ところで、近年、携帯電話等に搭載されるカメラには、撮像性能を向上させるために、羽根駆動装置が搭載されることがある。羽根駆動装置は、レンズの光軸を中心とするように形成された開口を有する下板と、羽根を駆動させて下板の開口を開閉するアクチュエータと、を備えている。羽根駆動装置は、レンズおよびレンズ駆動装置を有するカメラモジュールに対して重ねて取り付けられる。
特開2008−250156号公報
しかしながら、上記の羽根駆動装置は、レンズ駆動装置に近接して配置されるため、レンズ駆動装置から漏れた漏れ磁束により、アクチュエータの動作が影響を受けることがある。具体的に、アクチュエータには、漏れ磁束により、例えばアクチュエータの無通電停止位置の変化や、通電トルクの不足等の不具合が生じる。これらのアクチュエータの不具合は、定常的な漏れ磁束により生じるため、制御により除去することが困難である。このため羽根駆動装置は、羽根の駆動を仕様通りに行うことができない場合や、露光異常を引き起こす場合等、動作不良が発生するおそれがある。したがって、従来の羽根駆動装置にあっては、漏れ磁束による動作不良を抑制するという点で改善の余地がある。
そこで本発明は、漏れ磁束による動作不良を抑制できる羽根駆動装置、およびこの羽根駆動装置を備える光学機器を提供するものである。
本発明の羽根駆動装置は、レンズと、前記レンズの光軸周りに間隙を空けて環状に配列された複数の磁石を有するレンズ駆動装置と、を備えたカメラモジュールに対して、前記光軸の軸方向に重ねて取り付けられる羽根駆動装置であって、前記光軸を中心とするように形成された開口を有する下板と、前記開口を規制する羽根と、前記下板に配置され、前記羽根を駆動させるアクチュエータと、を備え、前記アクチュエータは、前記軸方向から見て、前記間隙に対応する位置に配置されている、ことを特徴とする。
カメラモジュールには、レンズ駆動装置が備える複数の磁石が、レンズの光軸(以下、単に「光軸」という。)周りに環状に配置されている。光軸の軸方向から見たときの隣り合う一対の磁石同士の間隙に対応する位置は、磁石が配置されていないため、局所的に磁束密度が小さい領域となっている。
本発明によれば、光軸の軸方向から見て、隣り合う一対の磁石同士の間隙に対応する位置にアクチュエータを配置しているので、磁束密度の小さい領域にアクチュエータを配置できる。したがって、漏れ磁束による動作不良を抑制できる羽根駆動装置とすることができる。
上記の羽根駆動装置において、前記アクチュエータのロータは、前記軸方向から見て、前記間隙に対応する位置に配置されている、ことが望ましい。
一般に、アクチュエータのロータは、永久磁石を備えている。このため、ロータが磁束密度の大きい環境下に配置されると、ロータには磁力による回転トルクが生じるので、アクチュエータはロータを正確に駆動させることが困難となる。
本発明によれば、光軸の軸方向から見て、隣り合う一対の磁石同士の間隙に対応する位置にロータを配置しているので、磁束密度の小さい領域にロータを配置できる。これにより、漏れ磁束によりロータに磁力による回転トルクが生じることを抑制でき、漏れ磁束による動作不良を抑制できる。
上記の羽根駆動装置において、前記アクチュエータと前記カメラモジュールとの間の領域、および前記光軸の軸方向における前記アクチュエータを挟んだ前記カメラモジュールとは反対側の領域のうち少なくとも一方には、磁性材料により形成されたシールド板が配置されている、ことが望ましい。
本発明によれば、アクチュエータの周囲に磁性材料により形成されたシールド板を配置することで、シールド板の周囲の磁束を集磁して、シールド板の周囲の磁束密度を小さくできる。このため、磁束密度の小さい領域にアクチュエータを配置できる。したがって、漏れ磁束による動作不良を抑制できる。
上記の羽根駆動装置において、前記シールド板は、前記アクチュエータと前記カメラモジュールとの間の領域に配置されるとともに、前記軸方向から見て前記アクチュエータのロータを覆うように配置されている、ことが望ましい。
漏れ磁束の磁束密度は、アクチュエータから見て、レンズ駆動装置の磁石に近い領域ほど大きくなる。本発明によれば、磁束密度の大きいアクチュエータとカメラモジュールとの間の領域にシールド板が配置されるため、アクチュエータが配置された領域の磁束密度を確実に小さくできる。しかも、シールド板が光軸の軸方向から見てロータの全体を覆うように配置されているため、アクチュエータが配置された領域を通過する磁束を減少させることができる。このため、羽根駆動装置は、ロータが配置された領域の磁束密度を確実に小さくできる。したがって、漏れ磁束による動作不良を抑制できる。
上記の羽根駆動装置において、前記シールド板は、軟磁性材料により形成されている、ことが望ましい。
本発明によれば、例えば高い透磁率を有するパーマロイ等の軟磁性材料によりシールド板を形成できるので、シールド板の周囲の磁束を集磁して、シールド板の周囲の磁束密度をより小さくできる。したがって、漏れ磁束による動作不良をより一層抑制できる。
本発明の光学機器は、上記の羽根駆動装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、上記の羽根駆動装置を備えることで、漏れ磁束による動作不良を抑制できる光学機器が得られる。
本発明によれば、光軸の軸方向から見て、隣り合う一対の磁石同士の間隙に対応する位置にアクチュエータを配置しているので、磁束密度の小さい領域にアクチュエータを配置できる。したがって、漏れ磁束による動作不良を抑制できる羽根駆動装置とすることができる。
光学機器のブロック図である。 カメラモジュールおよび羽根駆動装置の斜視図である。 羽根駆動装置の分解斜視図である。 羽根駆動装置の説明図であり、羽根駆動装置の内部構成を示す平面図である。 羽根駆動装置の斜視図である。 アクチュエータのロータに作用するトルクのシミュレーション結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、光学機器のブロック図である。
図1に示すように、光学機器101は、例えば携帯電話等に搭載されるカメラであって、羽根駆動装置1と、カメラモジュール50と、制御部102と、撮像素子104と、を備えている。
制御部102は、光学機器101の全体の動作を制御しており、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えている。制御部102は、羽根駆動装置1およびカメラモジュール50の動作を制御する。
撮像素子104は、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であって、光により形成された被写体像を電気信号に変換する。
図2は、カメラモジュールおよび羽根駆動装置の斜視図である。
図2に示すように、カメラモジュール50は、焦点距離を調整するためのレンズ51と、レンズ51を駆動するレンズ駆動装置60と、を有する。カメラモジュール50は、レンズ51の光軸Pの軸方向(以下、単に「軸方向」という。)に延在する、横断面視正方形状の柱状に形成されている。
レンズ51は、カメラモジュール50の外部に露出した状態で配置されている。
レンズ駆動装置60は、複数(本実施形態では4個)の永久磁石61と、ボイスコイル(不図示)と、ヨーク(不図示)と、を有するボイスコイルモータである。各永久磁石61は、直方体状に形成されている。各永久磁石61は、それぞれカメラモジュール50の軸方向に沿う4つの側面に配置され、光軸P周りに間隙を空けて環状に配列されている。各永久磁石61は、同じ磁極が光軸Pに向くように配置されている。本実施形態では、各永久磁石61は、N極が光軸Pに向くように配置されている。ボイスコイルは、軸方向に沿って並進駆動される。ボイスコイルは、レンズ51を支持している。レンズ駆動装置60は、レンズ51を軸方向に沿って移動させる。
羽根駆動装置1は、カメラモジュール50に対して、軸方向に重ねて取り付けられる。
図3は、羽根駆動装置のカメラモジュール側とは反対側から見た分解斜視図である。
図3に示すように、羽根駆動装置1は、例えば樹脂材料により形成された下板2を有している。下板2は、軸方向に厚みを有し、軸方向から見てカメラモジュール50(図2参照)と略同一の矩形状に形成されている。下板2の外周部には、カメラモジュール50とは反対側に向かって立設された周壁3が形成されている。下板2の中央部には、光軸Pを中心とするように、下板2を軸方向に貫通する開口4が形成されている。開口4には、レンズ駆動装置60によりカメラモジュール50の本体部よりも外側に移動したレンズ51が収容される(図2参照)。
図4は、羽根駆動装置の説明図であり、羽根駆動装置の内部構成を示す平面図である。なお、図4では、わかりやすくするために、後述する第1中板21、第2中板26および蓋板30(いずれも図3参照)の図示を省略している。また、図4では、羽根駆動装置1が重ねて取り付けられた状態におけるカメラモジュール50(図2参照)の永久磁石61を2点鎖線で示している。
図4に示すように、下板2には、第1アクチュエータ10Aおよび第2アクチュエータ10B(以下、「各アクチュエータ10A,10B」ということがある。)が配置されている。第1アクチュエータ10Aは、永久磁石を備えたロータ11Aと、励磁されることによりロータ11Aとの間で磁力が作用するステータ12Aと、ステータ12Aを励磁するためのコイル13Aと、を備えている。ロータ11Aは、下板2に回転可能に支持されている。ロータ11Aには、駆動ピン14Aが設けられている。駆動ピン14Aには、後述する第1シャッタ羽根23および第2シャッタ羽根24(以下、「各シャッタ羽根23,24」ということがある。)が連結されている。
第1アクチュエータ10Aは、下板2の角部に配置されている。第1アクチュエータ10Aは、軸方向から見て、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に配置されている。より詳細には、第1アクチュエータ10Aのロータ11Aは、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に配置されている。
第2アクチュエータ10Bは、第1アクチュエータ10Aと同様の構成を有している。すなわち、第2アクチュエータ10Bは、永久磁石を備えたロータ11Bと、励磁されることによりロータ11Bとの間で磁力が作用するステータ12Bと、ステータ12Bを励磁するためのコイル13Bと、を備えている。ロータ11Bは、下板2に回転可能に支持されている。ロータ11Bには、駆動ピン14Bが設けられている。駆動ピン14Bには、後述する絞り羽根28が連結されている。
第2アクチュエータ10Bは、下板2の角部のうち、第1アクチュエータ10Aが配置された角部とは下板2の開口4を挟んで反対側の角部に配置されている。第2アクチュエータ10Bは、軸方向から見て、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に配置されている。より詳細には、第2アクチュエータ10Bのロータ11Bは、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に配置されている。
図3に示すように、下板2には、不図示の配線が形成されたフレキシブル基板5が取り付けられている。フレキシブル基板5は、下板2の周壁3の内側において、第1アクチュエータ10Aのコイル13Aおよび第2アクチュエータ10Bのコイル13Bに接続している(不図示)。また、フレキシブル基板5は、外側の端部に形成された端子部5aにおいて制御部102(図1参照)に接続されている。
下板2の周壁3の内側には、開口4を規制する羽根20と、羽根20を挟む第1中板21、第2中板26および蓋板30と、が配置されている。なお、羽根20による開口4の規制は、開口4の開口面積を調整することである。羽根20は、前述した各シャッタ羽根23,24と、前述した絞り羽根28と、を有している。第1中板21、各シャッタ羽根23,24、第2中板26、絞り羽根28および蓋板30は、この順に積層されている。
第1中板21は、例えば樹脂材料等により、矩形板状に形成されている。第1中板21の外形状は、軸方向視で下板2の周壁3の内形状に略一致している。第1中板21の中央部には、光軸Pを中心とするように開口22が形成されている。開口22の内径は、下板2の開口4の内径よりも小さくなっている。また、第1中板21には、下板2に設けられたピン2a,2b,2cが挿通される貫通孔21a,21b,21cと、第1アクチュエータ10Aのロータ11Aに設けられた駆動ピン14Aの移動を逃すための逃げ孔21dと、第2アクチュエータ10Bのロータ11Bに設けられた駆動ピン14Bの移動を逃すための逃げ孔21eと、が形成されている。
各シャッタ羽根23,24は、下板2の開口4を開閉するためのものである。第1シャッタ羽根23には、下板2のピン2aと係合する支持孔23aと、第1アクチュエータ10Aの駆動ピン14Aに係合するカム孔23bと、が形成されている。第2シャッタ羽根24には、下板2のピン2bと係合する支持孔24aと、第1アクチュエータ10Aの駆動ピン14Aに係合するカム孔24bと、が形成されている。各シャッタ羽根23,24は、第1アクチュエータ10Aのロータ11Aの駆動を受けて、それぞれピン2a,2b周りに同時に回動し、下板2の開口4を開放する状態と閉塞する状態との間を移行する。各シャッタ羽根23,24は、下板2の開口4の開放時および閉塞時に下板2に当接することで、回動位置が規制されている。なお、以下では、各シャッタ羽根23,24が下板2の開口4を開放する状態におけるロータ11Aの位置を開放位置といい、各シャッタ羽根23,24が下板2の開口4を閉塞する状態におけるロータ11Aの位置を閉塞位置という。
第2中板26は、例えば樹脂材料等により、第1中板21と略同一の矩形板状に形成されている。第2中板26には、光軸Pを中心とするように形成された開口27と、ピン2a,2b,2cが挿通される貫通孔26a,26b,26cと、第1アクチュエータ10Aの駆動ピン14Aの移動を逃すための逃げ孔26dと、第2アクチュエータ10Bの駆動ピン14Bの移動を逃すための逃げ孔26eと、が形成されている。開口27の内径は、第1中板21の開口22の内径と同等となっている。
絞り羽根28は、下板2の開口4の開口面積を規制するためのものである。絞り羽根28の基端部には、下板2のピン2cと係合する支持孔28aと、第2アクチュエータ10Bの駆動ピン14Bに係合するカム孔28bと、が形成されている。絞り羽根28の先端部は、幅広に形成されている。絞り羽根28は、第2アクチュエータ10Bのロータ11Bの駆動を受けて、ピン2c周りに回動し、第2中板26の開口27から退避した状態と、第2中板26の開口27を覆う状態と、の間を移行する。絞り羽根28は、第2中板26の開口27からの退避した時、および開口27を覆う時に、下板2に当接することで、回動位置が規制されている。
絞り羽根28の先端部は、第2中板26の開口27を覆う状態において、開口27と完全に重なるように形成されている。また、絞り羽根28の先端部には、第2中板26の開口27を覆う状態において、光軸Pを中心とするように形成された小絞り孔29が形成されている。小絞り孔29の内径は、第2中板26の開口27の内径よりも小さくなっている。絞り羽根28は、第2中板26の開口27を覆う状態において、小絞り孔29により、開口27を通過する光量を絞っている。なお、以下では、絞り羽根28が第2中板26の開口27から退避した状態におけるロータ11Bの位置を退避位置といい、絞り羽根28が第2中板26の開口27を覆う状態におけるロータ11Bの位置を絞り位置という。
蓋板30は、軸方向から見て第1中板21および第2中板26と略同一の矩形状に形成されている。蓋板30には、第1中板21および第2中板26と同様に、光軸Pを中心とするように形成された開口31と、ピン2a,2b,2cが挿通される貫通孔30a,30b,30cと、第1アクチュエータ10Aの駆動ピン14Aの移動を逃すための逃げ孔30dと、第2アクチュエータ10Bの駆動ピン14Bの移動を逃すための逃げ孔30eと、が形成されている。開口31の内径は、第1中板21の開口22の内径と同等となっている。また、蓋板30の外周縁には、下板2に係止される引掛部32が複数形成されている。これにより蓋板30は、第1中板21、各シャッタ羽根23,24、第2中板26および絞り羽根28が下板2の周壁3の内側に配設された状態で、下板2の周壁3の内側を覆っている。
図5は、羽根駆動装置のカメラモジュール側から見た斜視図である。
ここで、図5に示すように、下板2のカメラモジュール50側の面には、第1シールド板15Aおよび第2シールド板15B(以下、「各シールド板15A,15B」ということがある。)が配置されている。各シールド板15A,15Bは、磁性材料により矩形状に形成されている。各シールド板15A,15Bを形成する材料としては、透磁率の高い材料が望ましく、例えばSUY(電磁軟鉄)や、SPCC(冷間圧延鋼板)、フェライト系またはマルテンサイト系の磁性を有するステンレス、SECC(電気亜鉛めっき鋼板)、ケイ素鋼板が好適である。より望ましくは、各シールド板15A,15Bを形成する材料は、鉄ニッケル軟磁性材料(パーマロイ)等の軟磁性材料が好適である。
図4および図5に示すように、第1シールド板15Aは、第1アクチュエータ10Aとカメラモジュール50(図2参照)との間の領域に配置されている。第1シールド板15Aは、下板2のカメラモジュール50側の面に、一方の主面が露出した状態で埋設されている。第1シールド板15Aは、軸方向から見てロータ11Aを覆うように配置されている。この際、第1シールド板15Aは、軸方向から見て第1アクチュエータ10Aの面積の2/3以上を覆っていることが望ましい。
第2シールド板15Bは、第2アクチュエータ10Bとカメラモジュール50との間の領域に配置されている。第2シールド板15Bは、下板2のカメラモジュール50側の面に、一方の主面が露出した状態で埋設されている。第2シールド板15Bは、軸方向から見てロータ11Bを覆うように配置されている。この際、第2シールド板15Bは、軸方向から見て第2アクチュエータ10Bの面積の2/3以上を覆っていることが望ましい。
以下、本実施形態の羽根駆動装置1の作用について説明する。
図6は、アクチュエータのロータに作用するトルクのシミュレーション結果を示す図である。図6における横軸は、ロータ11A,11Bの回転角度(°)であり、縦軸は、ロータ11A,11Bに作用するトルク(N・m)である。図6における実線上のデータは、無通電状態の各アクチュエータ10A,10Bのロータ11A,11Bに作用するディテントトルク(保持トルク)のデータである。図6における一点鎖線上のデータは、第1アクチュエータ10Aがロータ11Aを開放位置から閉塞位置へ移行させる際、および第2アクチュエータ10Bがロータ11Bを退避位置から絞り位置へ移行させる際のロータ11A,11Bに作用する通電トルクのデータである。図6における二点鎖線上のデータは、第1アクチュエータ10Aがロータ11Aを閉塞位置から開放位置へ移行させる際、および第2アクチュエータ10Bがロータ11Bを絞り位置から退避位置へ移行させる際のロータ11A,11Bに作用する通電トルクのデータである。図6における円形のドットは、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1を単体で使用した際のデータである。図6における四角形のドットは、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1をカメラモジュール50に重ねて取り付けた際のデータである。図6における三角形のドットは、各シールド板15A,15Bを含む羽根駆動装置1をカメラモジュール50に重ねて取り付けた際のデータである。
まず、羽根駆動装置1の動作について、図6を参照して説明する。ここでは、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1を単体で使用した際のデータ(図6における円形のドット)を参照して説明する。なお、以下の説明における羽根駆動装置1の各構成部品の符号については、図2から図4を参照されたい。
各アクチュエータ10A,10Bは、角度AからBの範囲内で回動するように、各シャッタ羽根23,24および絞り羽根28の回動範囲が規制されている。
無通電状態においてロータ11A,11Bが開放位置または退避位置(角度Aの位置)に位置する各アクチュエータ10A,10Bに対して、所定の正の電流を流す(以下、「プラス通電」という。)と、ロータ11A,11Bには正の通電トルクが作用する。すると、ロータ11Aは開放位置から閉塞位置(角度Bの位置)へ移行する。また、ロータ11Bは退避位置から絞り位置(角度Bの位置)へ移行する。この状態で、各アクチュエータ10A,10Bへのプラス通電を遮断すると、ロータ11A,11Bには正のディテントトルクが作用するため、ロータ11A,11Bは閉塞位置または絞り位置に保持される。
ロータ11A,11Bが閉塞位置または絞り位置に位置する各アクチュエータ10A,10Bに対して、所定の負の電流を流す(以下、「マイナス通電」という。)と、ロータ11A,11Bには負の通電トルクが作用する。すると、ロータ11Aは閉塞位置から開放位置へ移行する。また、ロータ11Bは絞り位置から退避位置へ移行する。この状態で、各アクチュエータ10A,10Bへのマイナス通電を遮断すると、ロータ11A,11Bには負のディテントトルクが作用するため、ロータ11A,11Bは開放位置または絞り位置に保持される。
ここで、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1をカメラモジュール50に重ねた場合、ロータ11A,11Bには、レンズ駆動装置60からの漏れ磁束により、回動範囲内で常に正のディテントトルクが作用している。このため、無通電状態にある第1アクチュエータ10Aのロータ11Aは、ディテントトルクがより大きい閉塞位置に保持される。また、無通電状態にある第2アクチュエータ10Bのロータ11Bは、ディテントトルクがより大きい絞り位置に保持される。このため、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1は、無通電状態において開口4を通過する光量を十分に確保できない。
これに対して、下板2に各シールド板15A,15Bを取り付けることで、ロータ11A,11Bに作用するディテントトルクは、羽根駆動装置1を単体で使用した際のディテントトルクに近付く。すなわち、第1アクチュエータ10Aのロータ11Aには、開放位置において負のディテントトルクが作用し、閉塞位置において正のディテントトルクが作用する。このため、無通電状態にある第1アクチュエータ10Aは、ロータ11Aを開放位置に保持することができる。また、第2アクチュエータ10Bのロータ11Bには、退避位置において負のディテントトルクが作用し、絞り位置において正のディテントトルクが作用する。このため、無通電状態にある第2アクチュエータ10Bは、ロータ11Bを退避位置に保持することができる。これにより、無通電状態における各シャッタ羽根23,24および絞り羽根28の位置を安定させることができる。
また、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1をカメラモジュール50に重ねた場合、ロータ11A,11Bに作用するマイナス通電時の通電トルクは、羽根駆動装置1を単体で使用した際と比較して、漏れ磁束により絶対値が小さくなる。このため、各シールド板15A,15Bを取り外した状態の羽根駆動装置1をカメラモジュール50に重ねた場合、マイナス通電時の各アクチュエータ10A,10Bの動作はトルク不足により不安定になる。
これに対して、下板2に各シールド板15A,15Bを取り付けることで、ロータ11A,11Bに作用するマイナス通電時の通電トルクは、羽根駆動装置1を単体で使用した際の通電トルクに近付く。このため、マイナス通電時の各アクチュエータ10A,10Bの動作を安定させることができる。
このように、本実施形態の羽根駆動装置1は、光軸Pを中心とするように形成された開口4を有する下板2と、開口4を開閉する各シャッタ羽根23,24と、開口4の開口面積を規制する絞り羽根28と、下板2に配置され、各シャッタ羽根23,24を駆動させる第1アクチュエータ10Aと、絞り羽根28を駆動させる第2アクチュエータ10Bと、を備えている。各アクチュエータ10A,10Bは、軸方向から見て、レンズ駆動装置60の隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に配置されている。
カメラモジュール50には、レンズ駆動装置60が備える複数の永久磁石61が、同じ磁極(N極)が光軸Pに向くように、光軸P周りに環状に配置されている。これにより、カメラモジュール50の周囲における磁場は、磁力線が軸方向から見て光軸Pを中心とする放射方向に沿うように生じている。このため、軸方向から見たときの隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置は、永久磁石61が配置されていないため、局所的に磁束密度が小さい領域となっている。
本実施形態の上記構成によれば、軸方向から見て、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置に各アクチュエータ10A,10Bを配置しているので、磁束密度の小さい領域に各アクチュエータ10A,10Bを配置できる。したがって、漏れ磁束による動作不良を抑制できる羽根駆動装置1とすることができる。
また、各アクチュエータ10A,10Bのロータ11A,11Bは、永久磁石を備えている。このため、ロータ11A,11Bが磁束密度の大きい環境下に配置されると、ロータ11A,11Bには磁力による回転トルクが生じるので、各アクチュエータ10A,10Bはロータ11A,11Bを正確に駆動させることが困難となる。
本実施形態の羽根駆動装置1では、軸方向から見て、隣り合う一対の永久磁石61同士の間隙に対応する位置にロータ11A,11Bを配置しているので、磁束密度の小さい領域にロータ11A,11Bを配置できる。これにより、漏れ磁束によりロータ11A,11Bに磁力による回転トルクが生じることを抑制でき、漏れ磁束による動作不良を抑制できる。
また、各アクチュエータ10A,10Bとカメラモジュール50との間の領域に、磁性材料により形成された各シールド板15A,15Bを配置することで、各シールド板15A,15Bの周囲の磁束を集磁して、各シールド板15A,15Bの周囲の磁束密度を小さくできる。このため、磁束密度の小さい領域に各アクチュエータ10A,10Bを配置できる。したがって、漏れ磁束による動作不良を抑制できる。
しかも、各シールド板15A,15Bを配置することで周囲の磁束密度が小さくなるため、各アクチュエータ10A,10Bの配置位置による漏れ磁束への感度が低下するので、羽根駆動装置1の性能のバラツキが小さくなる。したがって、羽根駆動装置1の量産性を向上させることができる。
また、漏れ磁束の磁束密度は、各アクチュエータ10A,10Bから見て、レンズ駆動装置60の永久磁石61に近い領域ほど大きくなる。本実施形態によれば、磁束密度の大きい各アクチュエータ10A,10Bとカメラモジュール50との間の領域に各シールド板15A,15Bが配置されるため、各アクチュエータ10A,10Bが配置された領域の磁束密度を確実に小さくできる。しかも、各シールド板15A,15Bが軸方向から見てロータ11A,11Bの全体を覆うように配置されているため、各アクチュエータ10A,10Bが配置された領域を通過する磁束を減少させることができる。このため、羽根駆動装置1は、ロータ11A,11Bが配置された領域の磁束密度を確実に小さくできる。
また、各シールド板15A,15Bを例えば高い透磁率を有するパーマロイ等の軟磁性材料により形成することで、各シールド板15A,15Bの周囲の磁束を集磁して、各シールド板15A,15Bの周囲の磁束密度をより小さくできる。したがって、漏れ磁束による動作不良をより一層抑制できる。
また、本実施形態の光学機器101は、羽根駆動装置1を備えるため、漏れ磁束による動作不良を抑制できる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態においては、各シールド板15A,15Bが各アクチュエータ10A,10Bとカメラモジュール50との間の領域に配置されているが、これに限定されるものではない。各シールド板は、軸方向における各アクチュエータ10A,10Bを挟んだカメラモジュール50とは反対側の領域に、例えば蓋板30に貼り付けられる等して配置されてもよい。この場合であっても、各シールド板は、周囲の磁束を集磁して、周囲の磁束密度を小さくできる。このため、磁束密度の小さい領域に各アクチュエータ10A,10Bを配置できる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…羽根駆動装置 2…下板 4…開口 10A…第1アクチュエータ(アクチュエータ) 10B…第2アクチュエータ(アクチュエータ) 11A…第1アクチュエータのロータ(アクチュエータのロータ) 11B…第2アクチュエータのロータ(アクチュエータのロータ) 15A…第1シールド板(シールド板) 15B…第2シールド板(シールド板) 20…羽根 23…第1シャッタ羽根(羽根) 24…第2シャッタ羽根(羽根) 28…絞り羽根(羽根) 50…カメラモジュール 51…レンズ 60…レンズ駆動装置 61…永久磁石(磁石) 101…光学機器

Claims (6)

  1. レンズと、前記レンズの光軸周りに間隙を空けて環状に配列された複数の磁石を有するレンズ駆動装置と、を備えたカメラモジュールに対して、前記光軸の軸方向に重ねて取り付けられる羽根駆動装置であって、
    前記光軸を中心とするように形成された開口を有する下板と、
    前記開口を規制する羽根と、
    前記下板に配置され、前記羽根を駆動させるアクチュエータと、
    を備え、
    前記アクチュエータは、前記軸方向から見て、前記間隙に対応する位置に配置されている、
    ことを特徴とする羽根駆動装置。
  2. 前記アクチュエータのロータは、前記軸方向から見て、前記間隙に対応する位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記アクチュエータと前記カメラモジュールとの間の領域、および前記軸方向における前記アクチュエータを挟んだ前記カメラモジュールとは反対側の領域のうち少なくとも一方には、磁性材料により形成されたシールド板が配置されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記シールド板は、前記アクチュエータと前記カメラモジュールとの間の領域に配置されるとともに、前記軸方向から見て前記アクチュエータのロータを覆うように配置されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の羽根駆動装置。
  5. 前記シールド板は、軟磁性材料により形成されている、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の羽根駆動装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の羽根駆動装置を備えることを特徴とする光学機器。
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