JP2016172581A - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents

家庭用薄葉紙収納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016172581A
JP2016172581A JP2015054129A JP2015054129A JP2016172581A JP 2016172581 A JP2016172581 A JP 2016172581A JP 2015054129 A JP2015054129 A JP 2015054129A JP 2015054129 A JP2015054129 A JP 2015054129A JP 2016172581 A JP2016172581 A JP 2016172581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
string
thin paper
household thin
lid
storage container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015054129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6588713B2 (ja
Inventor
英俊 小山
Hidetoshi Koyama
英俊 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2015054129A priority Critical patent/JP6588713B2/ja
Publication of JP2016172581A publication Critical patent/JP2016172581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6588713B2 publication Critical patent/JP6588713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract


【課題】ケース体内の家庭用薄葉紙を取出口側に向けて押し上げつつも、未使用の家庭用薄葉紙の取出口からの突出量を抑制する。
【解決手段】家庭用薄葉紙収納容器1は、上面に取出口21を有し、内側に家庭用薄葉紙Pを収納するケース体2と、取出口21を開閉するようにケース体2の上面に対し、基端部を中心に回転するように取り付けられた蓋体3と、家庭用薄葉紙Pを下面から支持するように配置されるとともに、一部が蓋体3における取出口21に対向する面に取り付けられ、その他の部分の一部がケース体2の内部に取り付けられた紐状部材4とを備えている。家庭用薄葉紙Pは、蓋体3が開状態となると紐状部材4が引き出され当該紐状部材4の張力が高まることによって取出口21側に向けて押し上げられ、蓋体3が閉状態となると紐状部材4の張力が低下することによってケース体2の底面まで降下する。
【選択図】図2

Description

本発明は、家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器に関する。
従来、家屋の床やトイレ、或いは人体などを拭くための家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器が知られている。例えば、家庭用薄葉紙を収納するためのケース体の上面に、その開放端を上下方向に回動させることで開閉を行う蓋体を設けた家庭用薄葉紙収納容器が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。この家庭用薄葉紙収納容器においては、積層された家庭用薄葉紙を取出口に向けて押し上げるための弾性体が設けられている。家庭用薄葉紙が少なくなっても、弾性体によって常に取出口近傍に家庭用薄葉紙が押し上げられていることになり、取り出しやすい状態が継続されることになる。
また、家庭用薄葉紙収納容器においては、家庭用薄葉紙を下方から支持する伸縮部を指等で変形させることで、残数に応じて家庭用薄葉紙を取出口に押し上げることができるものも知られている(例えば特許文献3参照)。
また、家庭用薄葉紙収納容器においては、家庭用薄葉紙を弾性紐によって支持することで、残数に応じて家庭用薄葉紙を取出口に押し上げることができるものも知られている(例えば特許文献4,5参照)。
特開2002−53157号公報 特開2011−16575号公報 特開2014−65510号公報 特開昭59−115249号公報 実開昭63−141190号公報
ところで、家庭用薄葉紙を一枚取出口から取り出した後には、その動作に追従して以降の家庭用薄葉紙も取出口から引き出されて、一部が取出口から突出した状態となる。この突出量は一定ではないために、飛び出しすぎた場合には、手で取出口内部に入れ込む必要がある。しかし未使用の家庭用薄葉紙を触ってしまうのは衛生面で好ましくない。さらに、ケース体内の家庭用薄葉紙は弾性体や伸縮部によって取出口に向けて押し上げられているために、飛び出した部分を取出口内に入れ込むのも煩雑であった。
このため、本発明の課題は、ケース体内の家庭用薄葉紙を取出口側に向けて押し上げつつも、未使用の家庭用薄葉紙の取出口からの突出量を抑制することである。
請求項1記載の発明に係る家庭用薄葉紙収納容器は、
上面に取出口を有し、内側に家庭用薄葉紙を収納するケース体と、
前記取出口を開閉するように前記ケース体の上面に対し、基端部を中心に回転するように取り付けられた蓋体と、
前記家庭用薄葉紙を下面から支持するように配置されるとともに、一部が前記蓋体における前記取出口に対向する面に取り付けられ、その他の部分の一部が前記ケース体の内部に取り付けられた紐状部材とを備え、
前記家庭用薄葉紙は、前記蓋体が開状態となると前記紐状部材が引き出され前記紐状部材の張力が高まることによって前記取出口側に向けて押し上げられ、前記蓋体が閉状態となると前記紐状部材の張力が低下することによって前記ケース体の底面まで降下することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記ケース体における前記取出口を挟んで対向する一対の内面であって、前記蓋体の前記基端部から遠い側の内面に、前記紐状部材の前記その他の部分の一部が取り付けられていて、
前記一対の内面のうち、他の内面には、前記紐状部材が挿通される挿通部が前記紐状部材の前記その他の部分の一部の取付位置と略同じ高さに設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記ケース体は、上面に前記家庭用薄葉紙を取り出すための取出口を有するとともに、下面に前記家庭用薄葉紙を詰め替えるために開口部を有する本体部と、前記開口部を開閉するため前記本体部の下面に着脱自在に取り付けられた底蓋とを備え、
前記紐状部材のその他の部分の一部が前記底蓋に取り付けられていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記紐状部材には、前記家庭用薄葉紙を支持するための剛性部材が取り付けられていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、蓋体が開状態となると紐状部材が引き出され当該紐状部材の張力が高まることによって家庭用薄葉紙が取出口側に向けて押し上げられるので、家庭用薄葉紙の取り出しを容易に行うことができる。他方、蓋体が閉状態となると紐状部材の張力が低下することによって家庭用薄葉紙がケース体の底面まで降下するので、取出口から突出していた未使用の家庭用薄葉紙も下がることになる。これにより、未使用の家庭用薄葉紙の取出口からの突出量を抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、ケース体における取出口を挟んで対向する一対の内面であって、蓋体の基端部から遠い側の内面に紐状部材のその他の部分の一部が取り付けられるとともに、他の内面に紐状部材が挿通される挿通部が設けられており、なおかつ当該挿通部が紐状部材のその他の部分の一部の取付位置と略同じ高さに設けられている。このように取付位置と挿通部とが略同じ高さであると、紐状部材が引っ張られたとしても、取付位置と挿通部との間においては紐状部材がほぼ水平な状態を保つことになる。このため、家庭用薄葉紙が均等に押し上げられることになり、取出口周囲のケース体の内側上面と接する部分も多くなる。この接する部分が多くなればケース体にある家庭用薄葉紙も押さえられ、家庭用薄葉紙の突出量を抑えることができる。
請求項3記載の発明によれば、紐状部材の一部が底蓋に取り付けられているので、蓋体及び底蓋とが紐状部材4よって連結され、底蓋を本体部から取り外したとしても、蓋体と底蓋との一体性が確保されることになる。したがって、底蓋を紛失してしまうことを防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、家庭用薄葉紙を支持するための剛性部材が紐状部材に取り付けられているので、紐状部材が家庭用薄葉紙に巻き付くことが防止され、家庭用薄葉紙を綺麗な状態で保つことができる。
本発明の実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の概略構成を示す断面図であり、蓋体が閉じた状態を示している。 本発明の実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の概略構成を示す断面図であり、蓋体が開いた状態を示している。 本発明の実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器に備わる蓋体と紐状部材の関係を示す正面図である。 家庭用薄葉紙収納容器の第一変形例を示す断面図であり、蓋体が閉じた状態を示している。 家庭用薄葉紙収納容器の第一変形例を示す断面図であり、蓋体が開いた状態を示している。 家庭用薄葉紙収納容器の第二変形例を示す断面図であり、蓋体が閉じた状態を示している。 家庭用薄葉紙収納容器の第三変形例を示す斜視図である。 家庭用薄葉紙収納容器の第三変形例の更なる変形例を示す斜視図である。 蓋体と紐状部材との他の関係を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<家庭用薄葉紙収納容器の構成>
まず、本実施形態の家庭用薄葉紙収納容器の構成について説明する。
なお、以下の説明では、家庭用薄葉紙収納容器の平面視長手方向を左右方向、平面視短手方向を前後方向、高さ方向を上下方向とする。
本実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器1は、例えば、図1〜図4に示すように、ケース体2と、蓋体3と、紐状部材4とを備える。
ケース体2内には、積層された家庭用薄葉紙Pを収容した詰め替え袋5が収納されている。詰め替え袋5の上面には、最上層の家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口51が形成されている。またケース体2は、上面に家庭用薄葉紙Pを取り出すための取出口21を有するとともに、下面に詰め替え袋5を詰め替えるための開口部22を有する本体部6と、本体部6の開口部22を開閉するため当該本体部6の下面に着脱自在に取り付けられた底蓋7とが設けられている。
本体部6の上面には、蓋体3の開状態及び閉状態を切り替えるための操作部23が設けられている。また、本体部6の上面には、一段下がった楕円状の段差部61が設けられていて、その底面62に取出口21が形成されている。底面62における後部には、紐状部材4が挿通される一対の挿通孔63が形成されている。
なお、紐状部材4が挿通されるのであれば貫通孔でなくとも、取出口21の後側周縁部に形成された凹部であってもよい。また、紐状部材4が接触する部分に面取り等を施して滑らかな表面とすることが、紐状部材4の劣化を防ぐうえでも好ましい。
詰め替え袋5内の家庭用薄葉紙Pは、取出口51から家庭用薄葉紙Pを継続して取り出せるように交互に折り重ねられた状態で積層されている。すなわち、家庭用薄葉紙Pを取出口51からケース体2の取出口21を介して外側へ引き出したときに、次の家庭用薄葉紙Pの上端が取出口51,21よりも突出する位置まで本体部6から引き出されるようになっている。
ケース体2、底蓋7及び蓋体3は、例えば、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)等の熱可塑性樹脂から形成されている。
蓋体3は、本体部6の上面に対して後端部(基端部)を中心に回転するように取り付けられていて、取出口21を開閉するものである。蓋体3の回転軸33には、蓋体3を開方向に付勢するための図示しない弾性部材(コイルバネ)が設けられている。蓋体3が閉状態である場合には、当該蓋体3の先端部が操作部23に係合して、閉状態が維持される。他方、操作部23が操作されると、操作部23と蓋体3との係合が解除され、弾性部材の付勢力により蓋体3が開状態となる。
また、蓋体3には、本体部6の段差部61に密着するパッキン部31が設けられており、このパッキン部31が段差部61に密着することで、ケース体2内の保湿性が保たれることになる。パッキン部31の前端部の内側には、紐状部材4の一部が取り付けられている。
図4に示すようにパッキン部31の前端部の内側には、紐状部材4を保持するための保持片34が左右一対設けられている。この保持片34には紐状部材4が挿通される挿通部35が形成されていて、この挿通部35に紐状部材4を挿通することで、一対の保持片34間に紐状部材4が架け渡される。
紐状部材4は、天然素材、合成素材のいずれを用いても良い。天然素材の例としては、綿や麻などの天然繊維の糸を編み合わせた組紐などがある。紙紐は水に濡れると弱くなるため、表面に撥水材を塗工したものがより好ましい。合成素材としては、例えば、ナイロン(登録商標)、ポリエステル(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、アクリル等の樹脂繊維が挙げられ、それらを組み合わせた組み紐、それらの素材からなるある程度の幅を持ったシート体であってもよい。
シート体は、組み紐のように繊維の間に家庭用薄葉に含浸させた薬液が浸み込まないため、より好ましい。シート体の場合は、シートの幅方向中央部より端部に厚みをもたせて、挿通孔63の角の摩擦に対して強度をもたせた紐でも良い。
紐状部材4は、その両端部が底蓋7の前側端部に左右方向に所定の間隔を空けて取り付けられている。そして、紐状部材4の略中央部がパッキン部31の一対の保持片34に取り付けられている。また、紐状部材4は、詰め替え袋5を下方から支持するように、底蓋7の前端部から後端部を通って、上方に向かい、詰め替え袋5の後端部から挿通孔63を通過して、パッキン部31の前端部に至っている。これにより、紐状部材4の略中央部から両端部までの間の部分が詰め替え袋5を支持することになる。
そして、図3に示すように、蓋体3が開状態となると紐状部材4が挿通孔63から引き出され当該紐状部材4の張力が高まることによって詰め替え袋5は取出口21側に向けて押し上げられる。具体的には、詰め替え袋5の後側が押し上げられ、後側の上面が本体部6の内側上面に当接することになる。
他方、図2に示すように、蓋体3が閉状態となると紐状部材4の張力が低下することによって詰め替え袋5は底蓋7まで降下する。このような動作が実現できる長さに紐状部材4の長さは適切に設定されている。
なお、紐状部材4は交差するように配置してもよい。
以上のように本実施形態によれば、蓋体3が開状態となると紐状部材4が引き出され紐状部材4の張力が高まることによって詰め替え袋5が取出口21側に向けて押し上げられるので、家庭用薄葉紙Pの取り出しを容易に行うことができる。他方、蓋体3が閉状態となると紐状部材4の張力が低下することによって詰め替え袋5がケース体2の底面まで降下するので、取出口21から突出していた未使用の家庭用薄葉紙Pも下がることになる。これにより、未使用の家庭用薄葉紙Pの取出口21からの突出量を抑制することができる。
また、蓋体3の開状態時においては、詰め替え袋5の後側の上面が本体部6の内側上面に当接してその部分が押さえられることで、家庭用薄葉紙Pを一枚抜き出す際に他の家庭用薄葉紙Pが連なってでてしまうことが抑制されることになる。
また、蓋体3及び底蓋7を紐状部材4が連結しているので、底蓋7を本体部6から取り外したとしても、蓋体3と底蓋7との一体性が確保されることになる。したがって、詰め替え袋5の交換時に底蓋7を紛失してしまうことを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
以下の説明において、上記実施形態と同一部分においては同一符号を付してその説明を省略する。
[第一変形例]
図5は、上記実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の第一変形例を示す断面図であり、蓋体3が閉じた状態を示している。図6は、上記実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の第一変形例を示す断面図であり、蓋体3が開いた状態を示している。
図5及び図6に示すように、底蓋7には、その前側端部から立設する第一立設部71が設けられている。
第一立設部71は、左右に幅を持って形成されていて、本体部6の前側の内面(蓋体3の基端部から遠い側の内面)に隣接している。第一立設部71の上端部の左右の端には、紐状部材4の両端部が個別に取り付けられている。ここで、紐状部材4は、本実施形態のように第一立設部71等の他の部材を介して前側の内面に取り付けられてもよいし、直接前側の内面に取り付けられてもよい。
また、本体部6の後側の内面には、紐状部材4が挿通される挿通部73が形成されている。これにより紐状部材4は、挿通部73内を摺動することになる。挿通部73は、第一立設部71の紐状部材4の取付位置Sと略同じ高さに設けられている。ここで、略同一高さとは、厳密な同一のみならず、公差を含むことを意味する。紐状部材4は、第一立設部71から挿通部73の間に配置された部分で詰め替え袋5を支持するようになっている。また、挿通部73が本体部6に設けられているので、本体部6から底蓋7を取り外す際に紐状部材4が邪魔となることを抑制することができる。
そして、図6に示すように、蓋体3が開状態となると紐状部材4が引き出され当該紐状部材4の張力が高まることによって詰め替え袋5は取出口21側に向けて押し上げられる。前述したように取付位置Sと挿通部73とが略同じ高さであると、紐状部材4が引っ張られたとしても、取付位置Sと挿通部73との間においては紐状部材4がほぼ水平な状態を保つことになる。このため、家庭用薄葉紙Pが均等に押し上げられることになり、取出口21周囲のケース体2の内側上面と接する部分も多くなる。この接する部分が多くなればケース体2にある家庭用薄葉紙Pも押さえられ、家庭用薄葉紙Pの突出量を抑えることができる。
他方、図5に示すように、蓋体3が閉状態となると紐状部材4の張力が低下することによって詰め替え袋5は底蓋7まで降下する。
[第二変形例]
図7は、上記実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の第二変形例を示す断面図であり、蓋体3が閉じた状態を示している。
図7に示すように、紐状部材4には、詰め替え袋5を支持するための板状の剛性部材9が取り付けられている。剛性部材9には紐状部材4が挿通されており、これにより紐状部材4が引っ張られたとしても剛性部材9が常に詰め替え袋5の下方に位置することになる。このように、家庭用薄葉紙Pを支持するための剛性部材9が紐状部材4に取り付けられているので、紐状部材4が家庭用薄葉紙Pに巻き付くことが防止され、家庭用薄葉紙Pを綺麗な状態で保つことができる。なお、剛性部材9としては板状部材であってもストロー状部材であっても構わない。
[第三変形例]
図8は、上記実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器の第三変形例を示す斜視図である。
図8に示すように、紐状部材4は、本体部6から取出口21を通過して蓋体3に取り付けられている。
このような構造を採ることにより、図1に示すような挿通孔63を設けた場合に比べて製造の手間を軽減することができる。
なお、この場合、図9に示すように、取出口21の後側の縁部に紐状部材4を収納可能な切欠き部21a、21aを備え、当該切欠き部21a、21a内に幅広の紐状部材4を収納させても良い。
切欠き部21a、21aに紐状部材4を収納することで、紐状部材4の位置を固定することができることとなって、詰め替え袋5を安定して支持することができる。
また、切欠き部21a、21aは、開口部21側の基端部の幅が狭く縊れた形状を有し、紐状部材4の幅は、切欠き部21a、21aの基端部の幅よりも広くなっている。
これにより、切欠き部21a、21aの基端部に紐状部材4をその厚み部分が対向するように通過させて切欠き部21a、21a内に収納させた後、切欠き部21a、21aの基端部に紐状部材4をその面部分が対向するように配置させることで、紐状部材4を切欠き部21a、21aから抜け難くすることができる。
また、上記実施形態では、一本の紐状部材4で詰め替え袋5を取出口21に向けて押し上げている場合を例示して説明したが、複数の紐状部材で詰め替え袋5を押し上げてもよい。具体的には、図8に示すように、左右一対の紐状部材4a,4bを設け、各紐状部材4a,4bの一端部を一対の保持片34のそれぞれに結びつけている。そして、各紐状部材4a,4bの他端部は底蓋7の前側端部に左右方向に所定の間隔を空けて取り付けられている。
1 家庭用薄葉紙収納容器
2 ケース体
3 蓋体
4 紐状部材
5 詰め替え袋
6 本体部
7 底蓋
9 剛性部材
21 取出口
22 開口部
23 操作部
31 パッキン部
34 保持片
51 取出口
71 第一立設部
73 挿通部
P 家庭用薄葉紙
S 取付位置

Claims (4)

  1. 上面に取出口を有し、内側に家庭用薄葉紙を収納するケース体と、
    前記取出口を開閉するように前記ケース体の上面に対し、基端部を中心に回転するように取り付けられた蓋体と、
    前記家庭用薄葉紙を下面から支持するように配置されるとともに、一部が前記蓋体における前記取出口に対向する面に取り付けられ、その他の部分の一部が前記ケース体の内部に取り付けられた紐状部材とを備え、
    前記家庭用薄葉紙は、前記蓋体が開状態となると前記紐状部材が引き出され前記紐状部材の張力が高まることによって前記取出口側に向けて押し上げられ、前記蓋体が閉状態となると前記紐状部材の張力が低下することによって前記ケース体の底面まで降下することを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  2. 請求項1記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
    前記ケース体における前記取出口を挟んで対向する一対の内面であって、前記蓋体の前記基端部から遠い側の内面に、前記紐状部材の前記その他の部分の一部が取り付けられていて、
    前記一対の内面のうち、他の内面には、前記紐状部材が挿通される挿通部が前記紐状部材の前記その他の部分の一部の取付位置と略同じ高さに設けられていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  3. 請求項1又は2記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
    前記ケース体は、上面に前記家庭用薄葉紙を取り出すための取出口を有するとともに、下面に前記家庭用薄葉紙を詰め替えるための開口部を有する本体部と、前記開口部を開閉するため前記本体部の下面に着脱自在に取り付けられた底蓋とを備え、
    前記紐状部材のその他の部分の一部が前記底蓋に取り付けられていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
    前記紐状部材には、前記家庭用薄葉紙を支持するための剛性部材が取り付けられていることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
JP2015054129A 2015-03-18 2015-03-18 家庭用薄葉紙収納容器 Active JP6588713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015054129A JP6588713B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 家庭用薄葉紙収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015054129A JP6588713B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 家庭用薄葉紙収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016172581A true JP2016172581A (ja) 2016-09-29
JP6588713B2 JP6588713B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=57008722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015054129A Active JP6588713B2 (ja) 2015-03-18 2015-03-18 家庭用薄葉紙収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6588713B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108792188A (zh) * 2018-03-30 2018-11-13 郑州广角科贸有限公司 一种便于携带的警用酒精检测仪
WO2019171976A1 (ja) 2018-03-05 2019-09-12 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2019189351A1 (ja) 2018-03-29 2019-10-03 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
WO2020066703A1 (ja) 2018-09-28 2020-04-02 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
CN113800102A (zh) * 2021-09-17 2021-12-17 广州市新甡命科技有限公司 一种常温细胞保存液的保存装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610184U (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 可知 久人 スペア差替え式ティッシュペーパー容器
JPH0740557U (ja) * 1993-12-18 1995-07-18 貞三 林 ティシュペーパーの取り出し用ひもを内蔵したティシュ ペーパー収納箱
JP2003300562A (ja) * 2002-04-11 2003-10-21 Kura Corporation:Kk 飲食物搬送装置用の飲食物搬送容器
JP2007326636A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Hiroaki Kato 加藤式縦置き用ティシュボックス
JP2010228766A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Daio Paper Corp 家庭用薄葉紙収納容器
JP2012206752A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Daio Paper Corp ウェットシート収容体
US20130112584A1 (en) * 2011-11-08 2013-05-09 Seda Gaspari Compact Tissue Dispenser

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610184U (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 可知 久人 スペア差替え式ティッシュペーパー容器
JPH0740557U (ja) * 1993-12-18 1995-07-18 貞三 林 ティシュペーパーの取り出し用ひもを内蔵したティシュ ペーパー収納箱
JP2003300562A (ja) * 2002-04-11 2003-10-21 Kura Corporation:Kk 飲食物搬送装置用の飲食物搬送容器
JP2007326636A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Hiroaki Kato 加藤式縦置き用ティシュボックス
JP2010228766A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Daio Paper Corp 家庭用薄葉紙収納容器
JP2012206752A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Daio Paper Corp ウェットシート収容体
US20130112584A1 (en) * 2011-11-08 2013-05-09 Seda Gaspari Compact Tissue Dispenser

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019171976A1 (ja) 2018-03-05 2019-09-12 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
KR20200123790A (ko) 2018-03-05 2020-10-30 다이오세이시가부시끼가이샤 가정용 박엽지 수납 용기
US11261020B2 (en) 2018-03-05 2022-03-01 Daio Paper Corporation Container for housing household tissue paper
WO2019189351A1 (ja) 2018-03-29 2019-10-03 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
JP2019172331A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
KR20200136897A (ko) 2018-03-29 2020-12-08 다이오세이시가부시끼가이샤 가정용 박엽지 수납 용기
CN108792188A (zh) * 2018-03-30 2018-11-13 郑州广角科贸有限公司 一种便于携带的警用酒精检测仪
WO2020066703A1 (ja) 2018-09-28 2020-04-02 大王製紙株式会社 家庭用薄葉紙収納容器
KR20210065951A (ko) 2018-09-28 2021-06-04 다이오세이시가부시끼가이샤 가정용 박엽지 수납 용기
US11432689B2 (en) 2018-09-28 2022-09-06 Daio Paper Corporation Home tissue paper accommodation container
CN113800102A (zh) * 2021-09-17 2021-12-17 广州市新甡命科技有限公司 一种常温细胞保存液的保存装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6588713B2 (ja) 2019-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6588713B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JPWO2014142091A1 (ja) ワイプディスペンサ
RU2641946C2 (ru) Диспенсер для салфеток, вложенных друг в друга
JP2015168460A (ja) ワイプ容器保持体及びワイプディスペンサ
JP5732179B1 (ja) ウェブ収納容器
US20120111751A1 (en) Container with mounting bracket
KR20200123791A (ko) 가정용 박엽지 수납 용기
JP4335553B2 (ja) ウェットシート収納容器
KR20200123790A (ko) 가정용 박엽지 수납 용기
CN102711572A (zh) 用于分配纸、无纺布和/或擦巾的分配器
JP5252965B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP5715805B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP6001918B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP6128930B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP5990413B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP5965584B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP5117237B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP7338968B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP7218177B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP3163320U (ja) 収納具
JP5581140B2 (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP2011213356A (ja) 巻回物収容ケース
KR100853567B1 (ko) 휴지 보관함
JP2009073539A (ja) 家庭用薄葉紙収納容器
JP2011111203A (ja) ティッシュ用の収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6588713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250