JP5581140B2 - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器に関する。
家屋の床やトイレ、或いは人体などを拭くための家庭用薄葉紙を収納する家庭用薄葉紙収納容器は、容器本体が上下に分離可能に構成され、上側の容器本体の上面にはスリットや小孔からなる家庭用薄葉紙の取出部が形成されているものが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
そして、家庭用薄葉紙収納容器の取出部は、内部の家庭用薄葉紙を取り出す際に、当該薄葉紙に適度に摺動抵抗を付与するようになっており、これにより、ロール状に巻回された状態の家庭用薄葉紙をミシン目で分離させて一枚ずつの取り出しを可能としている。また、取出部は、その摺動抵抗により、取り出された家庭用薄葉紙の次の家庭用薄葉紙が容器内部に戻らないようにその端部を保持して、次の家庭用薄葉紙の取り出しを容易にする機能も併せ持っている。
特開2009−286427号公報
ところで、上述のような取出部を有する家庭用薄葉紙収納容器は、内部のロール状の家庭用薄葉紙が残り少なくなると、自重が軽くなり、ロール状の家庭用薄葉紙全体が持ち上がってしまい、最初のミシン目で切れずに2枚以上の家庭用薄葉紙が連なって出てくる不具合、或いはロール状の家庭用薄葉紙が取出部に引っ掛かってなかなか取り出せないという不具合が発生するという問題があった。
本発明の課題は、ロール状に巻回された家庭用薄葉紙が収納された容器内部から家庭用薄葉紙を最後の一枚までスムーズに取り出すことができる家庭用薄葉紙収納箱を提供することである。
請求項1記載の発明は
内側に家庭用薄葉紙をロール状に巻回した状態で収納すると共に、収納された前記家庭用薄葉紙を外側に取り出すための開口部が形成された容器本体と、前記開口部を開閉するように前記容器本体に取り付けられ、上面に家庭用薄葉紙を外側に取り出すための取出部を有する蓋体と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記容器本体内のロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接して、当該家庭用薄葉紙を取り出す際の当該家庭用薄葉紙の上方への持ち上がりを防止する持ち上がり防止手段を備え、
前記持ち上がり防止手段は、
前記蓋体又は前記容器本体の内側面に対向して設けられた一対の回動軸と、
前記一対の回動軸の軸周りに回動可能に連結され、下側に突出する一対の下突出片と、
前記一対の回動軸の軸周りに前記下突出片と連動して回動可能に連結され、前記取出部に向かって斜め上方に突出する一対の上突出片と、を備え、
前記容器本体に収納された家庭用薄葉紙を前記取出部から取り出す際、ロール状の家庭用薄葉紙の上部が前記上突出片に当接することで、前記下突出片がロール状の家庭用薄葉紙に向けて回動してロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接することを特徴とする。
また、請求項記載の発明は
内側に家庭用薄葉紙をロール状に巻回した状態で収納すると共に、収納された前記家庭用薄葉紙を外側に取り出すための開口部が形成された容器本体と、前記開口部を開閉するように前記容器本体に取り付けられ、上面に家庭用薄葉紙を外側に取り出すための取出部を有する蓋体と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記容器本体内のロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接して、当該家庭用薄葉紙を取り出す際の当該家庭用薄葉紙の上方への持ち上がりを防止する持ち上がり防止手段を備え、
前記持ち上がり防止手段は、
前記蓋体又は前記容器本体の内側面に対向して設けられた一対の回動軸と、
前記一対の回動軸の軸周りに回動可能に連結され、下側に突出する一対の下突出片と、
前記一対の下突出片を各々ロール状の家庭用薄葉紙に向けて回動する付勢力を付与する一対の弾性部材と、を備え、
前記弾性部材により前記下突出片がロール状の家庭用薄葉紙に向けて回動してロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接することを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項又は記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記下突出片の先端部が鋸刃形状となっていることを特徴とする。
また、請求項記載の発明は、請求項の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器において、
前記下突出片は、長手方向の所定位置でロール状の家庭用薄葉紙に向けて屈曲していることを特徴とする。
本発明によれば、持ち上がり防止手段が容器本体内のロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接することで、家庭用薄葉紙を取り出す際の当該家庭用薄葉紙の上方への持ち上がりが防止されるので、最初のミシン目で切れずに2枚以上の家庭用薄葉紙が連なって出てくる不具合、或いはロール状の家庭用薄葉紙が取出部に引っ掛かってなかなか取り出せないという不具合がなくなることとなって、家庭用薄葉紙を最後の一枚までスムーズに容器本体から取り出すことができる。
第1実施形態の家庭用薄葉紙収納容器を正面から見た断面図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器を正面上方から見た外観斜視図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器の蓋体を示す斜視図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器の作用を説明するための図である。 図1の家庭用薄葉紙収納容器の作用を説明するための図である。 持ち上がり防止手段の変形例を示す図である。 第2実施形態の家庭用薄葉紙収納容器を正面から見た断面図である。 図7の家庭用薄葉紙収納容器の容器本体を示す斜視図である。 図7の家庭用薄葉紙収納容器の作用を説明するための図である。
以下、図を参照して、本発明に係る家庭用薄葉紙収納容器の具体的な態様を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<第1実施形態>
先ず、構成について説明する。
家庭用薄葉紙収納容器(以下、収納容器という)100は、図1〜3に示すように、例えば、内側に家庭用薄葉紙P(例えば、ドライ或いはウェット状態のシートやティッシュペーパー等)をロール状に巻回した状態で収納すると共に、収納された家庭用薄葉紙Pを外側に取り出すための開口部11が形成された容器本体10と、開口部11を開閉するように容器本体10に取り付けられ、上面に家庭用薄葉紙Pを外側に取り出すための取出部21を有する蓋体20と、を備えて構成されている。
この収納容器100に収納するロール状に巻かれた家庭用薄葉紙Pには、長さ方向に一定間隔をおいてミシン目が施されており、そのミシン目に沿って切り離したサイズの家庭用薄葉紙Pを、ユーザが使用するようになっている。
容器本体10は、底部から上端部近傍までほぼ一定の略円筒状であり、上面には大きく開口した開口部11を有している。また、この容器本体10の上端部の外周面には、周方向に沿って雄ネジ部が形成されている。
容器本体10は、円筒状であることから、前述したロール状の家庭用薄葉紙Pをほぼ同心位置に配置して収納することを可能としている。また、家庭用薄葉紙Pは、ロールの中心側から紙片を繰り出すようになっている。
この容器本体10は、例えば、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)、或いはPET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂等を用いて、射出成形、二色成形、ブロー成形等により一体的に形成されている。
蓋体20は、容器本体10に比べて丈の短い円筒状であって、その上端側は天面部22により閉塞され、下端部は開口している。また、蓋体20は外径は容器本体10の外径とほぼ等しく、その内周面には容器本体10の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部が形成されている。この雌ネジ部により、蓋体20は前述した容器本体10の上端部に対して着脱可能となっている。
蓋体20は着脱可能であるため、容器本体10から取り外した状態では、容器本体10の内部に家庭用薄葉紙Pを充填することを可能とし、蓋体20を容器本体10に取り付けた状態では内部の家庭用薄葉紙Pのロールが外に出ないように保持することを可能とする。
この蓋体20は、例えば、PEやPP、或いはPET、ABS樹脂等を用いて、射出成形、二色成形、ブロー成形等により一体的に形成されている。
蓋体20の天面部22の中央部には、凹部23が形成されており、当該凹部23に嵌合するように小蓋25が天面部22に取り付けられている。
また、凹部23の中央部には、円筒部24が立設されており、その内側が上下に貫通して取出部21となっている。この円筒部24の上端には周外に向かって突出したフランジ状の係止部24aが形成され、小蓋25を閉じたときに係止することを可能としている。
ここで、取出部21は、容器本体10に蓋体20を取り付けたままの状態で、内側の家庭用薄葉紙Pを取り出すためのものである。
取出部21は、例えば、平面視で十字状の切り込みにより形成され、家庭用薄葉紙Pがその中心を上方に向かって通過する際に、当該家庭用薄葉紙Pに適度に摺動抵抗を付与するようになっている。これにより、家庭用薄葉紙Pの使用時にその摺動抵抗が家庭用薄葉紙Pに作用し、ミシン目からの分離が促されると共に、次の家庭用薄葉紙Pの先端部が取出部21に挟まれた状態で保持されるので、容器本体10に戻ることが防止され、次の家庭用薄葉紙Pをすぐに使用することが可能となる。
この取出部21は、小蓋25のY軸回りの回動により開閉が行われる。小蓋25は、その後端部近傍に、当該小蓋25をY軸方向に沿って折曲可能とするヒンジ部(図示省略)を備えており、凹部23に嵌合して取出部21を閉じた状態から、起立して取出部21を開いた状態まで、回動することが可能となっている。なお、この小蓋25は、家庭用薄葉紙Pを取り出す際に開状態とされる以外は、通常閉状態に維持されている。
蓋体20の内部には、取出部21から家庭用薄葉紙Pを取り出す際の当該家庭用薄葉紙Pの上方への持ち上がりを防止する持ち上がり防止手段30が設置されている。
持ち上がり防止手段30は、蓋体20の内側面に対向して設けられた一対の回動軸31,31と、一対の回動軸31,31の軸周りに回動可能に連結され、下側に突出する一対の下突出片32,32と、一対の回動軸31,31の軸周りに下突出片32,32と連動して回動可能に連結され、取出部21に向かって斜め上方に突出する一対の上突出片33,33と、を備えて構成されている。
回動軸31,31は、蓋体20の内部を前後方向(X方向)に延在する、互いに平行な円柱であって、その両端部が蓋体20の内壁に固定されている。
下突出片32,32は、縦横に所定の幅を有する板体であって、長手方向(Z方向)の所定位置で、ロール状の家庭用薄葉紙Pに向けて互いに対向するように屈曲し、その先端部(下端部)が鋸刃形状となっている。
上突出片33,33は、縦横に所定の幅を有する四角形状の板体であり、左右の上突出片33,33の先端部(上端部)同士の間隙が、家庭用薄葉紙Pの左右方向の幅よりも狭くなるように設定されている。
下突出片32と上突出片33とは、回動軸31を挟んで所定の角度を成す断面視くの字形状及び逆くの字形状に形成されている。そして、回動軸31の回動に連動して、左右の上突出片33,33の先端部(上端部)同士の間隙と、左右の下突出片32,32の先端部(下端部)同士の間隙と、が変化するようになっている。
従って、持ち上がり防止手段30は、家庭用薄葉紙Pが取出部21から引き出される際に全体が上方へ持ち上がり、当該家庭用薄葉紙Pの上部が上突出片33,33の下面に当接した場合、これに応じて回動して下突出片32の下端部を外周面に当接させ、これにより、家庭用薄葉紙Pが、それ以上上方へ持ち上がるのを防止することを可能としている。
また、この持ち上がり防止手段30は、例えば、PEやPP、或いはPET、ABS樹脂等を用いて形成することが可能であるが、家庭用薄葉紙Pを引き出すための力が加えられた際に折れ曲がりなどの変形が起こらないように、硬質な素材が用いられることが好ましい。
次に、作用について説明する。
本実施形態においては、ロール状の家庭用薄葉紙Pを容器本体10に入れ、その上方から持ち上がり防止手段30の下突出片32,32の先端部を開いて家庭用薄葉紙Pを挟み込むように挿し込んだ後、容器本体10と蓋体20とを螺合させることで、容器本体10の内部において、ロール状の家庭用薄葉紙Pが、持ち上がり防止手段30の間に位置する状態となっている。
家庭用薄葉紙Pは、使い始めの段階では、図4に示すように、自重により容器本体10の内部下方に位置しているが、残り少なくなって自重が軽くなると、取出部21から引き出される力がかかった場合に容器本体10の内部上方へ持ち上がってくる。
家庭用薄葉紙Pが内部上方へ持ち上がってきた場合、図5に示すように、その上部が持ち上がり防止手段30の上突出片33,33の下面に当接する。すると、下突出片32,32が家庭用薄葉紙Pに向けて回動して、その先端部が当該家庭用薄葉紙Pの外周面に当接する。ここにおいて、家庭用薄葉紙Pは、それ以上上方に持ち上がることなく、その状態(位置)にて家庭用薄葉紙Pが取出部21から引き出されることとなる。
そして、それ以降、より自重が軽くなった場合でも、家庭用薄葉紙Pは、同様にして、持ち上がり防止手段30により上方へ持ち上がることが防止されるため、最後の1枚までスムーズに取り出すことができる。
以上のように、本実施形態の収納容器100によれば、持ち上がり防止手段30が容器本体10内のロール状の家庭用薄葉紙Pの外周面に当接することで、家庭用薄葉紙Pを取り出す際の当該家庭用薄葉紙Pの上方への持ち上がりが防止されるので、最初のミシン目で切れずに2枚以上の家庭用薄葉紙Pが連なって出てくる不具合、或いはロール状の家庭用薄葉紙Pが取出部21に引っ掛かってなかなか取り出せないという不具合がなくなることとなって、家庭用薄葉紙Pを最後の一枚までスムーズに容器本体10から取り出すことができる。また、このため、取出部21に破損が起こるのを防止することができる。
また、本実施形態の収納容器100によれば、下突出片32,32の先端部が鋸刃形状となっている。このため、家庭用薄葉紙Pをより押さえやすくすることができる。
また、本実施形態の収納容器100によれば、下突出片32,32は、長手方向の所定位置でロール状の家庭用薄葉紙Pに向けて屈曲している。このため、家庭用薄葉紙Pをより押さえやすくすることができる。
なお、上記実施形態においては、下突出片32,32は、長手方向の所定位置でロール状の家庭用薄葉紙Pに向けて屈曲し、その先端部が鋸刃形状となっているものを例示して説明したが、下突出片32,32は、ロール状の家庭用薄葉紙Pを押さえられるものであれば、その形状は限定されない。
例えば、図6(a)に示すように、長手方向の所定位置で屈曲させて先端部は直線状としても良いし、図6(b)に示すように、長手方向で屈曲させず先端部は直線状としても良いし、図6(c)に示すように、長手方向で屈曲させず先端部を鋸刃形状としても良い。
また、上記実施形態においては、持ち上がり防止手段30は、蓋体20に設けられた構成を例示しているが、容器本体10の内側面に設けることも可能である。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付してその説明は省略する。
本実施形態の収納容器200は、図7、8に示すように、容器本体10Aと、蓋体20Aと、を備えている。
容器本体10Aは、その内部に、取出部21から家庭用薄葉紙Pを取り出す際の当該家庭用薄葉紙Pの上方への持ち上がりを防止する持ち上がり防止手段40を備えている。
持ち上がり防止手段40は、容器本体10Aの内側面に対向して設けられた一対の回動軸41,41と、一対の回動軸41,41の軸周りに回動可能に連結され、下側に突出する一対の下突出片42,42と、一対の下突出片42,42を各々ロール状の家庭用薄葉紙Pに向けて回動する付勢力を付与する一対の弾性部材43,43と、を備えて構成されている。
回動軸41,41は、容器本体10Aの内部を前後方向(X方向)に延在する、互いに平行な円柱であって、その両端部が容器本体10Aの内壁に固定されている。
下突出片42,42は、縦横に所定の幅を有する板体であって、その先端部(下端部)が鋸刃形状となっている。
弾性部材43,43は、例えば、回動軸41,41に設けられたねじりコイルばねであって、ねじりコイルばねの一端は、容器本体10Aに固定され、他端は、下突出片42,42の下面に固定され、これにより、下突出片42,42が付勢されている。
本実施形態においては、持ち上がり防止手段40の上方から家庭用薄葉紙Pを挿し込むと、下突出片42,42の下端部が容器本体10Aの内壁に向かって撓るため家庭用薄葉紙Pを家庭用薄葉紙Pの内部の奥まで収納することができる。
そして、持ち上がり防止手段40の下突出片42,42は、家庭用薄葉紙の外周面に当接し、下突出片42,42は、家庭用薄葉紙Pに左右方向の付勢力を付与しているため、家庭用薄葉紙Pが、それ以上上方へ持ち上がるのを防止することを可能としている。
また、蓋体20Aは、持ち上がり防止手段30を備えない以外は、第1実施形態の蓋体20と同様の構成である。
次に、作用について説明する。
本実施形態の収納容器200では、容器本体10Aの内部において、ロール状の家庭用薄葉紙Pは、持ち上がり防止手段40の間に位置する状態となっている。
家庭用薄葉紙Pは、残り少なくなって自重が軽くなると、取出部21から引き出される力がかかった場合に容器本体10Aの上方へ持ち上がってくる。
家庭用薄葉紙Pが上方へ持ち上がってきた場合、図9に示すように、持ち上がり防止手段40の下突出片42,42が外周面に当接し、家庭用薄葉紙Pに上方へ持ち上がる力と抗する力をかけるため、上方への持ち上がりが防止され、最後の1枚までスムーズに取り出すことができる。
以上のように、本実施形態の収納容器200によれば、持ち上がり防止手段40により、容器本体10A内のロール状の家庭用薄葉紙Pの外周面に当接することで当該家庭用薄葉紙Pを取り出す際の当該家庭用薄葉紙Pの上方への持ち上がりが防止されるので、最初のミシン目で切れずに2枚以上の家庭用薄葉紙Pが連なって出てくる不具合、或いはロール状の家庭用薄葉紙Pが取出部21に引っ掛かってなかなか取り出せないという不具合がなくなることとなって、家庭用薄葉紙Pを最後の一枚までスムーズに容器本体から取り出すことができる。また、このため、取出部21に破損が起こるのを防止することができる。
なお、本実施形態においても、下突出片42,42は、ロール状の家庭用薄葉紙Pを押さえられるものであれば、その形状は限定されない。
また、上記実施形態においては、持ち上がり防止手段40は、容器本体10Aに設けられた構成を例示しているが、蓋体20Aの内側面に設けることも可能である。
100、200 収納容器(家庭用薄葉紙収納容器)
10、10A 容器本体
11 開口部
20、20A 蓋体
21 取出部
22 天面部
23 凹部
24 円筒部
24a 係止部
25 小蓋
30 持ち上がり防止手段
31 回動軸
32 下突出片
33 上突出片
40 持ち上がり防止手段
41 回動軸
42 下突出片
43 弾性部材
P 家庭用薄葉紙

Claims (4)

  1. 内側に家庭用薄葉紙をロール状に巻回した状態で収納すると共に、収納された前記家庭用薄葉紙を外側に取り出すための開口部が形成された容器本体と、前記開口部を開閉するように前記容器本体に取り付けられ、上面に家庭用薄葉紙を外側に取り出すための取出部を有する蓋体と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
    前記容器本体内のロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接して、当該家庭用薄葉紙を取り出す際の当該家庭用薄葉紙の上方への持ち上がりを防止する持ち上がり防止手段を備え
    前記持ち上がり防止手段は、
    前記蓋体又は前記容器本体の内側面に対向して設けられた一対の回動軸と、
    前記一対の回動軸の軸周りに回動可能に連結され、下側に突出する一対の下突出片と、
    前記一対の回動軸の軸周りに前記下突出片と連動して回動可能に連結され、前記取出部に向かって斜め上方に突出する一対の上突出片と、を備え、
    前記容器本体に収納された家庭用薄葉紙を前記取出部から取り出す際、ロール状の家庭用薄葉紙の上部が前記上突出片に当接することで、前記下突出片がロール状の家庭用薄葉紙に向けて回動してロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接することを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  2. 内側に家庭用薄葉紙をロール状に巻回した状態で収納すると共に、収納された前記家庭用薄葉紙を外側に取り出すための開口部が形成された容器本体と、前記開口部を開閉するように前記容器本体に取り付けられ、上面に家庭用薄葉紙を外側に取り出すための取出部を有する蓋体と、を備える家庭用薄葉紙収納容器であって、
    前記容器本体内のロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接して、当該家庭用薄葉紙を取り出す際の当該家庭用薄葉紙の上方への持ち上がりを防止する持ち上がり防止手段を備え、
    前記持ち上がり防止手段は、
    前記蓋体又は前記容器本体の内側面に対向して設けられた一対の回動軸と、
    前記一対の回動軸の軸周りに回動可能に連結され、下側に突出する一対の下突出片と、
    前記一対の下突出片を各々ロール状の家庭用薄葉紙に向けて回動する付勢力を付与する一対の弾性部材と、を備え、
    前記弾性部材により前記下突出片がロール状の家庭用薄葉紙に向けて回動してロール状の家庭用薄葉紙の外周面に当接することを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。
  3. 前記下突出片の先端部が鋸刃形状となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の家庭用薄葉紙収納容器。
  4. 前記下突出片は、長手方向の所定位置でロール状の家庭用薄葉紙に向けて屈曲していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
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