JP7060376B2 - 衛生用薄葉紙収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットシートやウェットティッシュ等の衛生用薄葉紙を収納する衛生用薄葉紙収納容器に関する。
従来、家屋の床若しくはトイレ又は人体などを拭くための衛生用薄葉紙を収納する衛生用薄葉紙収納容器として、開口部を有する容器本体の内部にロール状の衛生用薄葉紙を収容し、かつ容器本体の開口部を覆うように取り付けられる蓋体に設けられた孔部に、取出孔を備えた取出部を着脱可能に備え、この取出孔により衛生用薄葉紙に抵抗を掛けて、衛生用薄葉紙に設けられたミシン目にて切り離す構成のものが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2012-192962号公報 特許第5850521号公報
このような衛生用薄葉紙収納容器においては、衛生用薄葉紙の使用時には、ロールから回転するようにして衛生用薄葉紙が引き出されるため、必然的に衛生用薄葉紙はねじれながら引き出されることとなる。したがって、容器から取り出され、切り離された衛生用薄葉紙は、ねじれた状態となっており、使用するためにはこれを広げて使用しなければならず、手間が掛かった。
本発明の課題は、ロール状の衛生用薄葉紙につき、取り出す際にねじれ難い衛生用薄葉紙収納容器を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、衛生用薄葉紙収納容器において、
上面に開口部を有し、ロール状の衛生用薄葉紙を前記開口部から内部に収納する容器本体と、
前記容器本体の前記開口部を覆うように着脱自在に取り付けられ、前記容器本体内部に通じる孔部が形成された蓋体と、
前記容器本体内部に収納された前記衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する取出部と、
を備え、
前記蓋体は、前記孔部と前記取出孔とが重なるようにして前記取出部を保持する保持部を有し、
前記保持部は、前記取出部を、上下方向と平行な回転軸周りに、前記蓋体に対して回転可能に保持し、
前記保持部の内面側には、前記取出部の回転時に回転するローラーが備えられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、衛生用薄葉紙収納容器において、
上面に開口部を有し、ロール状の衛生用薄葉紙を前記開口部から内部に収納する容器本体と、
前記容器本体の前記開口部を覆うように着脱自在に取り付けられ、前記容器本体内部に通じる孔部が形成された蓋体と、
前記容器本体内部に収納された前記衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する取出部と、
を備え、
前記蓋体は、前記孔部と前記取出孔とが重なるようにして前記取出部を保持する保持部を有し、
前記保持部は、前記取出部を、上下方向と平行な回転軸周りに、前記蓋体に対して回転可能に保持し、
前記保持部の側面には、内面側に向かって凸となる複数の凸部が形成され、当該凸部には、一定の方向に向けて上昇する溝部が形成され、
前記取出部の側面には、複数のレール部が、前記溝部と同方向に向けて上昇するように形成され、
前記取出部に上方向の力が掛かった際に、前記取出部が、前記溝部に沿って回転しながら上昇した後、前記溝部から外れることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、衛生用薄葉紙収納容器において、
上面に開口部を有し、ロール状の衛生用薄葉紙を前記開口部から内部に収納する容器本体と、
前記容器本体の前記開口部を覆うように着脱自在に取り付けられ、前記容器本体内部に通じる孔部が形成された蓋体と、
前記容器本体内部に収納された前記衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する取出部と、
を備え、
前記蓋体は、前記孔部と前記取出孔とが重なるようにして前記取出部を保持する保持部を有し、
前記保持部は、前記取出部を、上下方向と平行な回転軸周りに、前記蓋体に対して回転可能に保持し、
前記保持部の側面には、一定の方向に向けて上昇する複数のレール部が形成され、
前記取出部の側面には、複数の溝部が、前記レール部と同方向に向けて上昇するように形成され、
前記取出部に上方向の力が掛かった際に、前記取出部が、前記レール部に沿って回転しながら上昇した後、前記レール部から外れることを特徴とする。
本発明によれば、ロール状の衛生用薄葉紙につき、取り出す際にねじれ難い衛生用薄葉紙収納容器を提供することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記保持部は、内部に前記取出部が収容される保持空間を有し、
前記保持空間は、前記取出部が収容された状態において、上下方向及び水平方向の両方
向において、前記保持部と前記取出部との間に空隙が生じるように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ロール状の衛生用薄葉紙につき、取り出す際にねじれ難い衛生用薄葉紙収納容器を提供することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記取出部と、前記保持空間とは平面視円形状に形成され、
前記保持空間の平面視における直径は、前記取出部の平面視における直径よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、ロール状の衛生用薄葉紙につき、取り出す際にねじれ難い衛生用薄葉紙収納容器を提供することができる。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の衛生用薄葉紙収納容器において、
前記保持部と前記取出部との間には、潤滑剤が介在していることを特徴とする。
本発明によれば、取出部が回転し易くなり、より衛生用薄葉紙がねじれ難くなる。
本発明によれば、ロール状の衛生用薄葉紙につき、取り出す際にねじれ難い衛生用薄葉紙収納容器を提供することができる。
実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の斜視図である。 図1のII-II部における実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の断面図である。 実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の保持部の斜視図である。 図3のIV-IV部における実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の保持部の断面図である。 実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の取出部の斜視図である。 図5のVI-VI部における実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器の取出部の断面図である。 衛生用薄葉紙収納容器に収納されていない状態の衛生用薄葉紙を、ロールの中心側から引き出す状態を示す図である。なお、図中の矢印は、衛生用薄葉紙Pのねじれる方向を示す。 実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器から衛生用薄葉紙を引き出す状態を示す図である。 変形例1に係る衛生用薄葉紙収納容器の保持部の、図4と同一の位置における断面図である。 図9のX-X部における変形例1に係る衛生用薄葉紙収納容器の保持部の断面図である。 変形例2に係る衛生用薄葉紙収納容器の保持部の、図4と同一の位置における断面図である。 図11のXII-XII部における変形例2に係る衛生用薄葉紙収納容器の保持部の断面図である。 変形例2に係る衛生用薄葉紙収納容器の取出部の側面図である。 変形例2に係る衛生用薄葉紙収納容器の取出部の平面図である。
以下、本発明の実施形態である衛生用薄葉紙収納容器の具体的な態様について、図1から図14に基づいて説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図示例に限定されるものではない。なお、以下においては、図1に示すように、X軸、Y軸及びZ軸並びに前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。
[実施形態の構成]
{全体構成}
衛生用薄葉紙収納容器100は、図1及び図2に示すように、上面に開口部1aを有し、衛生用薄葉紙Pを内部に収納する容器本体1と、開口部1aを覆うように容器本体1に着脱自在に取り付けられる蓋体2と、蓋体2に着脱自在に取り付けられる取出部3と、を備えて構成されている。
蓋体2が、容器本体1に対して着脱自在に構成されているため、容器本体1から蓋体2を取り外した状態で、開口部1aから、容器本体1の内部に衛生用薄葉紙Pを収納したり、内部から衛生用薄葉紙Pを取り出したりすることができる。
{衛生用薄葉紙}
衛生用薄葉紙Pは、例えば、ロール状に巻かれたウェットシートやウェットティッシュ等のロールペーパーであり、Z軸方向に沿った軸心にロール状に巻かれた状態で容器本体1に収納されている。また、衛生用薄葉紙Pには、長さ方向に一定間隔をおいてミシン目が施されており、そのミシン目に沿って切り離された衛生用薄葉紙Pを、ユーザが使用するようになっている。
なお、以下においては、衛生用薄葉紙Pが、図2に示すように、ロールの中心側から引き出される場合について説明するが、これに限られず、衛生用薄葉紙Pは、外側から引き出されるものであってもよい。
{容器本体}
容器本体1は、図1及び図2に示すように、衛生用薄葉紙Pを収納するための容器であり、有底円筒形上に形成され、上面には開口部1aが設けられている。また、側面の上端部の外面側には、図2に示すように、周方向に沿って雄ネジ部1bが設けられている。
容器本体1は、例えば、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS樹脂等から形成されている。
容器本体1は、平面視において、好ましくは直径60mm~200mm、より好ましくは65mm~110mmの円形となり、Z軸方向(高さ方向)に、好ましくは175mm~200mm、より好ましくは175mm~185mm、各面の厚みが、好ましくは0.05mm~10mm、より好ましくは0.1mm~5mmの円筒形状に形成されている。
なお、容器本体1の形状は、衛生用薄葉紙Pを収納できるものであればよく、円筒形状には限られない。例えば、平面視において五角形、六角形等となる角柱状に形成されていてもよい。
{蓋体}
蓋体2は、図1及び図2に示すように、蓋体本体21と、小蓋22と、から構成されている。
(蓋体本体)
蓋体本体21は、例えば、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS樹脂等から形成されており、下面が開放された円筒形状をなし、天面部211と、側面部212と、天面部211の平面視内周側に下方に向けて凹状に形成される凹部213と、取出部3を取り付けるための保持部214と、凹部213内において保持部214を囲むように円筒形状に立設された本体側壁部215と、を備えている。
蓋体本体21は、平面視において、好ましくは直径60mm~200mm、より好ましくは65mm~110mmの円形となり、Z軸方向(高さ方向)に、好ましくは15mm~50mm、より好ましくは33mm~45mm、各面の厚みが、好ましくは0.05mm~10mm、より好ましくは、0.1mm~5mmの円筒形状に形成されている。
なお、蓋体本体21の形状は、容器本体1に装着して、開口部1aを覆うことができるものであればよく、円筒形状には限られない。
また、側面部212の下端部の内面側には、容器本体1の雄ネジ部1bと螺合する雌ネジ部212aが設けられている。これによって、図2に示すように容器本体1と蓋体2は、雄ネジ部1bと雌ネジ部212aを介した着脱自在な連結構造をとり、容器本体1から蓋体2を取り外すことが可能となっている。
(天面部)
天面部211は、図1及び図2に示すように、円筒形状に形成された蓋体本体21の上面のうち、凹部213以外の外周側の部分である。
(側面部)
側面部212は、図1及び図2に示すように、円筒形状に形成された蓋体本体21の側面を形成する部分である。
(凹部)
凹部213は、図1及び図2に示すように、蓋体本体21上面の天面部211の内周側に形成された、下方に凹となる部分であり、図1に示すように深凹部213aと、浅凹部213bと、からなる。
深凹部213aは、蓋体本体21上面の中央部に形成された、天面部211に対して、下方に凹状となる部分であり、中央に保持部214が形成されている。
浅凹部213bは、深凹部213aのY軸方向の両側に形成された、天面部211に対して、深凹部213aと比較して小さく下方に凹状となる部分である。
図1に示すように、浅凹部213bは、平面視における形状が、閉塞時の小蓋22と略一致し、かつ、深さが小蓋22の厚みと略一致するように形成されている。浅凹部213bがこのように形成されていることで、閉塞時の小蓋22を、浅凹部213bに嵌め込むことが可能となる。
また、深凹部213aの前端部は、図1に示すように、平面視において閉塞時における小蓋22よりも前方に大きく形成されており、小蓋22が嵌め込まれた状態でも若干の隙間が残るように形成されている。これによって、小蓋22を開ける際に、当該隙間を利用して小蓋22に指を掛けることが可能となる。
なお、天面部211と、凹部213の深凹部213a及び浅凹部213bの底面と、はいずれもXY面に平行となるように形成されている。
(保持部)
保持部214は、蓋体本体21上面の平面視略中央に形成された、取出部3を着脱自在に保持するための部分であり、図2から図4に示すように、上面部214a、下面部214b、側面部214cを有し、内部が中空となり、保持空間Sが形成される略円柱状に形成されている。なお、保持部214は、取出部3を、Z軸を回転軸として回転可能に保持できるものであればよく、必ずしも略円柱状であることを要しない。例えば、内部に取出部3がZ軸を回転軸として回転可能な空間が確保されれば、平面視において五角形、六角形等となる角柱状に形成されていてもよい。
また、上面部214aの中央部に上孔部214dが形成され、下面部214bの中央部に下孔部214eが形成され、上孔部214d及び下孔部214eを通じて、容器本体1内部の空間と外部とが接続されるようになっている。
(上面部)
上面部214aは、図2から図4に示すように、保持部214の上面を形成する部分であり、中央部に上孔部214dを有する円環状に形成されている。上面部214aは、平面視における直径が、好ましくは20mmから40mm、より好ましくは25mmから35mm、厚みが、好ましくは1mmから5mm、より好ましくは2mmから4mmに形成される。
また、上面部214aは、XY面と平行となるように形成されている。
(下面部)
下面部214bは、図2から図4に示すように、保持部214の下面を形成する部分であり、中央部に下孔部214eを有する円環状に形成されている。下面部214bは、平面視において上面部214aと合同な形状となり、厚みが、好ましくは1mmから5mm、より好ましくは2mmから4mmに形成される。
また、下面部214bは、XY面と平行となるように形成されている。
(側面部)
側面部214cは、図2から図4に示すように、保持部214の平面視における外周側の面を形成する部分であり、上面部214a及び下面部214bに対して垂直に、上面部214aの端部と、下面部214bの端部とを繋ぐように形成されている。
側面部214cは、Z軸方向に、好ましくは3mmから15mm、より好ましくは5mmから10mmの高さを有し、厚みが、好ましくは1mmから5mm、より好ましくは2mmから4mmに形成される。
(上孔部)
上孔部214dは、図2から図4に示すように、上面部214aの平面視における中央部に形成された円形の孔であり、直径が、好ましくは、10mmから30mm、より好ましくは15mmから20mmとなるように形成される。
(下孔部)
下孔部214eは、図2から図4に示すように、下面部214bの平面視における中央部に形成された円形の孔であり、直径が、好ましくは、10mmから30mm、より好ましくは15mmから20mmとなるように形成される。
(取出部3との大きさの関係)
保持部214は、取出部3を蓋体本体21に着脱自在に保持するための部材であり、上孔部214d又は下孔部214eから、取出部3を保持空間Sへと挿入できると共に、衛生用薄葉紙収納容器100の使用時において、取出部3が、蓋体本体21から外れないようにこれを保持することができる必要がある。
また、後述のように、保持部214は、取出部3を完全に固定することなく、衛生用薄葉紙Pの取出し時において、取出部3が、XY面と平行に回転可能に保持する必要があることから、取出部3と、保持部214の内面との間に、一定の間隙を有するように形成される必要がある。
そのため、まず、上面部214aと、下面部214bとのZ軸方向の間隔、すなわち保持空間Sの高さは、取出部3の上下方向の幅と比較して、大きい必要がある。具体的には、上面部214aと、下面部214bとのZ軸方向の間隔が、取出部3の上下方向の幅と比較して、好ましくは1mmから2mm、より好ましくは1.2mmから1.8mm大きくなるように形成される。
また、側面部214cの平面視における内周側の直径、すなわち保持空間Sの平面視における直径は、取出部3の平面視における直径と比較して、大きい必要がある。具体的には、側面部214cの平面視における内周側の直径が、取出部3の平面視における直径と比較して、好ましくは1mmから4mm、より好ましくは2mmから3mm大きくなるように形成される。
また、上孔部214dの平面視における直径は、取出部3の平面視における直径と比較して、小さい必要がある。具体的には、上孔部214dの平面視における直径が、取出部3の平面視における直径と比較して、好ましくは、1mmから4mm、より好ましくは2mmから3mm小さくなるように形成される。
後述のように、取出部3は、弾力性を有する材料によって形成されていることから、この範囲であれば、容易に上孔部214dから取出部3を挿入できると共に、衛生用薄葉紙収納容器100の使用時において、取出部3が、保持部214から外れてしまうこともない。
また、下孔部214eの平面視における直径は、取出部3の平面視における直径と比較して、小さい必要がある。具体的には、下孔部214eの平面視における直径が、取出部3の平面視における直径と比較して、好ましくは、1mmから4mm、より好ましくは2mmから3mm小さくなるように形成される。
後述のように、取出部3は、弾力性を有する材料によって形成されていることから、この範囲であれば、容易に下孔部214eから取出部3を挿入できると共に、衛生用薄葉紙収納容器100の使用時において、取出部3が、保持部214から外れてしまうこともない。
なお、上孔部214d又は下孔部214eのいずれか一方については、後述の取出部3の取出孔3bを塞がない範囲で、上記の範囲よりも小さくすることも可能である。この場合、取出部3は、もう一方の孔部から、保持部214の保持空間S内へと挿入されることとなる。
(潤滑剤)
保持部214に保持された状態において取出部3が回転し易くするため、保持部214の内面側には、潤滑剤が塗布され、取出部3と保持部214との間に、潤滑剤が介在しているようにしてもよい。潤滑剤としては、例えば、流動パラフィン、シリコン、グリス、オイル等を用いることができる。
(本体側壁部)
本体側壁部215は、図1及び図2に示すように、保持部214の周囲を囲むように、凹部213の深凹部213a内において、円筒形状に上方に向けて延出するように形成されている。本体側壁部215は、外径が小蓋22に形成される小蓋側壁部222の内径と同一か、ごく僅かに小さくなるように形成されている。
(小蓋)
小蓋22は、例えば、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ABS樹脂等から形成され、小蓋本体221と、小蓋側壁部222とを備える。
(小蓋本体)
小蓋本体221は、図1及び図2に示すように、後端部が、蓋体本体21上面の凹部213の後端部付近と連結され、また、閉塞時の平面視における形状が凹部213の浅凹部213bの平面視における形状と略同一となるように形成されており、浅凹部213bに嵌め込むことができるように形成されている。
(小蓋側壁部)
小蓋側壁部222は、小蓋22の閉塞時において、小蓋本体221の下面から下方に向けて円筒形状に延出するように形成されている。また、小蓋側壁部222は、内径が本体側壁部215の外径と同一か、ごく僅かに大きくなるように形成されている。これによって、小蓋22の閉塞時に、小蓋側壁部222と本体側壁部215とが嵌合し、小蓋側壁部222と本体側壁部215とで囲まれた空間、ひいては当該空間と上孔部214d、下孔部214e及び後述の取出部3の取出孔3bを介して繋がる容器本体1内部の空間の気密性を保つことができる。
なお、本実施形態では、本体側壁部215と小蓋側壁部222とを嵌合させることによって、容器本体1内部の気密性を保つように構成されているが、容器本体1内部の気密性を保つことができれば、上記と異なる構成とすることも可能である。たとえば、本体側壁部215を備えずに、保持部214の側面部214cが、小蓋側壁部222と嵌合するようにしてもよい。
また、収納する衛生用薄葉紙Pが薬液等を染み込ませたものでなく、乾燥を防ぐ必要がない場合には、特に気密手段を備えない構成としてもよい。
{取出部}
取出部3は、図5及び図6に示すように、平面視において円形となる略円柱状に形成された弾性変形可能な部材であり、平面視中央部に形成された凹部3aと、凹部3aの平面視略中央に形成された取出孔3bと、を備えている。
また、取出部3は、平面視において、直径が、好ましくは6mmから37mm、より好ましくは25mmから30mm、Z軸方向において、高さが、好ましくは1mmから13mm、より好ましくは5mmから8mmとなるように形成される。
なお、取出部3の形状としては、Z軸を回転軸として保持部214内で回転可能な形状であればよく、必ずしも略円柱状であることを要しない。例えば、平面視において五角形、六角形等となる角柱状に形成されていてもよい。
(凹部)
凹部3aは、取出部3の上面において、周縁部を残して、平面視円形状に下方に向けて凹状となるように形成されている。また、凹部3aは、その底面が平面となるように形成されている。なお、凹部3aは必ずしも形成されている必要はなく、取出部3の全体が同じ厚みとなるように形成されていてもよい。
(取出孔)
取出孔3bは、容器本体1の内部に収納された衛生用薄葉紙Pを取り出すための孔であり、凹部3aの底面の略中央に、十字型、略星型等の形状となるように、複数の切り込みを入れることにより形成されている。切り込みの長さは、好ましくは5mm~30mm、より好ましくは10mm~15mmに形成される。
このように形成された取出孔3bによって、引き出された衛生用薄葉紙Pに抵抗を掛けることで、使用する衛生用薄葉紙Pをミシン目に沿って切り離すと共に、次の衛生用薄葉紙Pを取出孔3bから端部が出た状態で保持しておくことが可能となる。
なお、図5においては、2本の切り込みによって十字状に取出孔3bを形成した場合について図示したが、取出孔3bの形状としてはこれに限られず、上記の機能を果たすことが可能であれば任意の形状を用いることができる。
取出部3は、上孔部214d又は下孔部214eから、保持部214の保持空間S内に挿入できると共に、衛生用薄葉紙収納容器100の使用時において、蓋体本体21から外れないものである必要があり、かつ、取出孔3bに指で衛生用薄葉紙Pを押し込むことができる必要があることから、一定の弾力性を有する材料を用いて形成されている必要がある。具体的には、硬度が50から70であることが望ましい。なお、上記硬度は、JIS K 6253(タイプAデュロメータ)によって測定されたものである。
具体的には、例えば、シリコンゴムや、スチレン-ブタジエン系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ウレタン系等の熱可塑性エラストマーを用いることができる。
[実施形態の効果]
図7に示すように、ロール状の衛生用薄葉紙Pをその中心部から引き出す際には、回転するようにして衛生用薄葉紙Pが引き出されるため、必然的に衛生用薄葉紙が一定の方向(図7においては、Z軸方向を回転軸とする反時計回り方向)にねじれることとなる。
本実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器100によれば、取出部3が、保持部214内において固定されず、Z軸方向を回転軸として回転可能に保持されていることから、内部の衛生用薄葉紙Pがねじれながらロールの中央部から引き出されても、これが取出孔3bを通る際に、取出部3が、衛生用薄葉紙Pのねじれと同方向(Z軸方向を回転軸とする反時計回り方向)へと回転することとなる。
これによって、図8に示すように、取出孔3bを通る際に、衛生用薄葉紙Pのねじれが解消され、取り出された衛生用薄葉紙Pがねじれた状態となり難いことから、使用前にこれを広げる手間が掛からなくなり、かつ、取出された衛生用薄葉紙に折り目やくせがつき難いため、使用中に衛生用薄葉紙が丸まってしまうことも防止できる。
また、衛生用薄葉紙Pがねじれた状態のまま取出孔3bを通過すると、これが、取出孔3bにおいて引っ掛かってしまい、次のシートを取り出し難くなることがあるが、本実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器100によれば、衛生用薄葉紙Pがねじれた状態のままで取出孔3bを通過することがなくなるため、このようなおそれを低減できる。
[変形例]
以下、本実施形態の変形例につき説明する。なお、いずれの変形例についても、以下において説明する部分以外は、上記実施形態に係る衛生用薄葉紙収納容器100と同様である。
{変形例1}
変形例1は、保持部につき、図9及び図10に示すように、内部に一又は複数のローラー214f…を備えた保持部214Aとしたものである。
図9及び図10においては、下面部214bにZ軸方向と垂直な方向を回転軸として回転可能なローラーを備え、側面部214cにZ軸方向を回転軸として回転可能なローラーを備えた場合について図示したが、これに限られず、下面部214b又は側面部214cのみにローラー214f…を備えてもよいし、上面部214aに備えてもよい。
本変形例によれば、取出部3が保持部214A内で回転し易くなり、さらに衛生用薄葉紙Pのねじれを解消する効果を高めることができる。
{変形例2}
変形例2は、保持部につき、図11及び図12に示すように、側面部214cに、平面視において内面側に向けて凸となる複数の凸部214ca…と、凹となる複数の凹部214cb…とを備え、凸部214ca…の上下方向中央部付近に、溝部214cc…を形成した、保持部214Bとし、取出部につき、図13及び図14に示すように、側面の上下方向中央部付近に、複数のレール部3c…を備えた取出部3Aとしたものである。
保持部214Bにおいては、図12に示すように、平面視において、凸部214ca…と、凹部214cb…とが、側面部214cの周方向において交互に並ぶように配置されている。
また、溝部214cc…は全て同一形状に、一定方向(図11においては、反時計回り方向)へと上昇するように形成されている。
取出部3Aにおいては、図13及び図14に示すように、複数のレール部3c…が、平面視において、取出部3Aの周方向において等間隔に並ぶように配置され、全て同一形状に、一定方向(図13においては、反時計回り方向)へと、溝部214cc…と同一の角度で上昇するように形成されている。
また、平面視における、レール部3c…の、取出部3Aの周方向における長さは、凹部214cb…の、側面部214cの周方向における長さよりも短い。
なお、図11及び図12においては、溝部214cc…が4か所に形成され、図13及び図14においては、レール部3c…が4か所に形成される場合につき図示したが、具体的な形成数はこれに限られない。ただし、溝部214cc…と、レール部3c…とは、同数形成されている必要がある。
また、溝部214cc…にレール部3c…が進入し易いように、溝部214cc…は、レール部3c…よりも幅が広く形成されている必要がある。また、溝部214cc…の下端部は、取出部3Aが下面部214b上に載置された状態において、レール部3c…の上端部と略同一の高さとなるように形成されていることが望ましい。
本変形例によれば、取出部3Aが、上方向の力を受けた際に、溝部214cc…に沿って回転しながら上昇していくことで、保持部214B内で取出部3Aが反時計回り方向に回転することとなる。また、取出部3Aが、溝部214cc…に沿って上昇しきると、凹部214cb…において、レール部3c…が溝部214cc…からはずれ、取出部3Aが下面部214b上へと落下することから、取出部3Aに、連続的に上昇と下降とを繰り返させることができる。
これによって、取出部3Aが保持部214B内で回転し易くなり、さらに衛生用薄葉紙Pのねじれを解消する効果を高めることができる。
なお、図11から図14においては、衛生用薄葉紙Pが引き出される際に反時計回りにねじれる場合を想定し、取出部3Aが上方向の力を受けた際に反時計回りに回転するように、溝部214cc…と、レール部3c…とが、反時計回りに上昇していくように形成された場合につき図示したが、反対に、衛生用薄葉紙Pが引き出される際に時計回りにねじれる場合においては、取出部3Aが上方向の力を受けた際に時計回りに回転するように、溝部214cc…と、レール部3c…とが、時計回りに上昇していくように形成されている必要がある。
また、図示したのとは反対に、保持部にレール部を備え、取出部に溝部を備えてもよい。また、保持部には、さらに変形例1と同様のローラーを備えてもよい。
100 衛生用薄葉紙収納容器
1 容器本体
1a 開口部
2 蓋体
214、214A、214B 保持部
214ca 凸部
214cc 溝部
214d 上孔部(孔部)
214e 下孔部(孔部)
214f ローラー
3、3A 取出部
3b 取出孔
3c レール部
P 衛生用薄葉紙
S 保持空間

Claims (6)

  1. 上面に開口部を有し、ロール状の衛生用薄葉紙を前記開口部から内部に収納する容器本体と、
    前記容器本体の前記開口部を覆うように着脱自在に取り付けられ、前記容器本体内部に通じる孔部が形成された蓋体と、
    前記容器本体内部に収納された前記衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する取出部と、
    を備え、
    前記蓋体は、前記孔部と前記取出孔とが重なるようにして前記取出部を保持する保持部を有し、
    前記保持部は、前記取出部を、上下方向と平行な回転軸周りに、前記蓋体に対して回転可能に保持し、
    前記保持部の内面側には、前記取出部の回転時に回転するローラーが備えられていることを特徴とする衛生用薄葉紙収納容器。
  2. 上面に開口部を有し、ロール状の衛生用薄葉紙を前記開口部から内部に収納する容器本体と、
    前記容器本体の前記開口部を覆うように着脱自在に取り付けられ、前記容器本体内部に通じる孔部が形成された蓋体と、
    前記容器本体内部に収納された前記衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する取出部と、
    を備え、
    前記蓋体は、前記孔部と前記取出孔とが重なるようにして前記取出部を保持する保持部を有し、
    前記保持部は、前記取出部を、上下方向と平行な回転軸周りに、前記蓋体に対して回転可能に保持し、
    前記保持部の側面には、内面側に向かって凸となる複数の凸部が形成され、当該凸部には、一定の方向に向けて上昇する溝部が形成され、
    前記取出部の側面には、複数のレール部が、前記溝部と同方向に向けて上昇するように形成され、
    前記取出部に上方向の力が掛かった際に、前記取出部が、前記溝部に沿って回転しながら上昇した後、前記溝部から外れることを特徴とする衛生用薄葉紙収納容器。
  3. 上面に開口部を有し、ロール状の衛生用薄葉紙を前記開口部から内部に収納する容器本体と、
    前記容器本体の前記開口部を覆うように着脱自在に取り付けられ、前記容器本体内部に通じる孔部が形成された蓋体と、
    前記容器本体内部に収納された前記衛生用薄葉紙を取り出す取出孔を有する取出部と、
    を備え、
    前記蓋体は、前記孔部と前記取出孔とが重なるようにして前記取出部を保持する保持部を有し、
    前記保持部は、前記取出部を、上下方向と平行な回転軸周りに、前記蓋体に対して回転可能に保持し、
    前記保持部の側面には、一定の方向に向けて上昇する複数のレール部が形成され、
    前記取出部の側面には、複数の溝部が、前記レール部と同方向に向けて上昇するように形成され、
    前記取出部に上方向の力が掛かった際に、前記取出部が、前記レール部に沿って回転しながら上昇した後、前記レール部から外れることを特徴とする衛生用薄葉紙収納容器。
  4. 前記保持部は、内部に前記取出部が収容される保持空間を有し、
    前記保持空間は、前記取出部が収容された状態において、上下方向及び水平方向の両方向において、前記保持部と前記取出部との間に空隙が生じるように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生用薄葉紙収納容器。
  5. 前記取出部と、前記保持空間とは平面視円形状に形成され、
    前記保持空間の平面視における直径は、前記取出部の平面視における直径よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の衛生用薄葉紙収納容器。
  6. 前記保持部と前記取出部との間には、潤滑剤が介在していることを特徴とする請求項又はに記載の衛生用薄葉紙収納容器。
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