JP6850582B2 - ウェットティッシュ容器およびウェットティッシュ製品 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェットティッシュ容器およびウェットティッシュ製品に関する。
従来、ロール状に巻き回された連続的なウェットティッシュを収容する樹脂製のウェットティッシュ容器が用いられている。通常、ウェットティッシュ容器の上部側には、ウェットティッシュを取り出すための取出口が設けられ、この取出口には、ウェットティッシュを切断するためのスリットや十字孔などが設けられている。
ロール状の連続的なウェットティッシュには、一定間隔で切断用のミシン目が形成されており、容器から取り出す際に取出口のスリットや十字孔などに通すときに作用する摩擦抵抗力によってミシン目で切断されるようになっている。また、取出口にはカバーが被せられるようになっており、使用後には、カバーを被せてウェットティッシュに含まれている薬液などの溶液が蒸発しないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、容器本体の上部にウェットティッシュ取出口が設けられたウェットティッシュロール用容器が開示されている。容器体は、略円筒形の胴部を有し、その下部には平坦な底面部が形成されており、横置き姿勢で使用される。ウェットティッシュロールには、所定長さごとに切断用の破断線が形成され、取出口に設けられたスリットにより破断線で切断できるようになっている。
特開2005−271980号公報
しかしながら、特許文献1に記載のウェットティッシュロール用容器にあっては、横置き姿勢にしたときに上方に取り出すウェットティッシュ取出口が1つ設けられているだけなので、例えば、ユーザーが縦置き姿勢にしたときにはウェットティッシュを取り出し難かった。
また、特許文献1では、ウェットティッシュ取出口のスリットでウェットティッシュロールの破断線部分を切断する構成であり、取り出す際に容器が動かないように手で容器を押えておく必要があり、両手を使用しなければならず、片手ではウェットティッシュを取り出し難かった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、容器姿勢に依らず片手でも容易にウェットティッシュを取り出すことができるウェットティッシュ容器およびウェットティッシュ製品を提供することを目的とする。
本発明に係るウェットティッシュ容器は、上記目的達成のため、積層された複数枚のウェットティッシュを収容するウェットティッシュ容器であって、容器本体と、前記容器本体の開口部を覆う蓋体と、を備えるとともに、前記ウェットティッシュを積層方向一端側から順に取り出すための、前記開口部とは異なる第1の取出口と、積層方向他端側から順に取り出すための、前記開口部とは異なる第2の取出口と、をさらに備え、前記第1の取出口は積層方向の容器面に設けられ、前記第2の取出口は前記積層方向と直交する方向の容器面に設けられ、前記ウェットティッシュ容器は少なくとも第1の姿勢と第2の姿勢で使用でき、前記第1の姿勢では前記第1の取出口が容器上部に位置し、前記第2の姿勢では前記第2の取出口が容器上部に位置し、前記容器本体は、湾曲した側面部と、前記第1の姿勢のとき容器下部に位置する平坦な底面部と、前記第2の姿勢のとき容器下部に位置する平坦な端面部とを備えていることを特徴とする。
上述のように、本発明に係るウェットティッシュ容器では、第1の取出口は積層方向の容器面に設けられ、第2の取出口は積層方向と直交する方向の容器面に設けられている。このため、容器姿勢が変わっても2つのうち使い易い方の取出口を選択して使用することができる。
また、第1および第2の取出口より、積層された複数枚のウェットティッシュを積層方向一端側または積層方向他端側から順に取り出す構成である。このため、ウェットティッシュを取り出す際に力をかけて個々のシートに分離する必要がなく、よって、特許文献1のように狭いスリットや十字孔などに通す必要がなく、片手でも容易に取り出すことができる。
したがって、本発明に係るウェットティッシュ容器は、容器姿勢に依らず片手でも容易にウェットティッシュを取り出すことができる。
また、前記ウェットティッシュ容器は少なくとも第1の姿勢と第2の姿勢で使用でき、前記第1の姿勢では前記第1の取出口が容器上部に位置し、前記第2の姿勢では前記第2の取出口が容器上部に位置する構成としてもよい。
この構成により、いずれの容器姿勢であっても常にどちらかの取出口が容器上部に位置するので、容器姿勢に依らず常に上方に取り出す動作を行なえばよく、取り出しやすい。
また、前記ウェットティッシュは、前記積層方向他端側が凹状に湾曲した状態で前記ウェットティッシュ容器に収容される構成としてもよい。
この構成により、積層方向他端側のウェットティッシュの全面が容器内面側に当接していないので、引き出す際の抵抗が少なく、積層方向に直交する方向の容器面に設けられた第2の取出口から取り出すのが容易である。
また、前記ウェットティッシュは、連続取出し可能に折り畳まれ積層された構成としてもよい。
この構成により、取り出したウェットティッシュが次のウェットティッシュを取出口まで引き連れてくるので、次のウェットティッシュを取り出しやすい。
また、前記ウェットティッシュは、パッケージに入れられた状態で前記ウェットティッシュ容器に収容され、前記積層方向のパッケージ面および前記積層方向と直交する方向のパッケージ面には、それぞれ開口部が形成された構成としてもよい。
この構成により、パッケージに入れられた状態でウェットティッシュ容器に収容して使用できる。これにより、パッケージごとウェットティッシュの詰め替えができるので、詰め替えが容易で、衛生的でもある。
また、前記第1の取出口および前記第2の取出口の少なくとも一方に、取り出されるウェットティッシュと次のウェットティッシュとを引き離すセパレータが設けられた構成としてもよい。
この構成により、ウェットティッシュをより確実に1枚ずつ取出口から取り出すことができる。
また、本発明に係るウェットティッシュ製品は、積層された複数枚のウェットティッシュと、上記いずれかに記載のウェットティッシュ容器と、を備え、前記ウェットティッシュが前記ウェットティッシュ容器に収容されたことを特徴とする。
本発明によれば、容器姿勢に依らず片手でも容易にウェットティッシュを取り出すことができるウェットティッシュ容器およびウェットティッシュ製品を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るウェットティッシュ容器の斜視図である。 図1のウェットティッシュ容器の蓋体を開けてウェットティッシュを収容する様子を示す斜視図である。 図1のウェットティッシュ容器の取出口のカバーが開いた状態を示す斜視図である。 図3のA−A縦断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態であり、(a)、(b)いずれもウェットティッシュが収容されたときの状態を示す。 図3のB−B横断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態であり、(a)、(b)いずれもウェットティッシュが収容されたときの状態を示す。 図1のウェットティッシュ容器を縦置き姿勢にした状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るウェットティッシュ容器の斜視図である。 図7のウェットティッシュ容器の分解斜視図である。 図7のウェットティッシュ容器の使用時の斜視図である。 図9のC−C縦断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態を示す。 図9のD−D横断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態を示す。 本発明の第3の実施の形態に係るウェットティッシュ容器の斜視図である。 図12のウェットティッシュ容器の分解斜視図である。 図12のウェットティッシュ容器の使用時の斜視図である。 図14のE−E縦断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態を示す。 図14のF−F横断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態を示す。 (a)本発明の第4の実施の形態に係るウェットティッシュ容器の斜視図であり、(b)は(a)のウェットティッシュ容器を斜め後方から見た斜視図であり、(c)は(b)のG−G断面図であり、(d)は(b)のH−H断面図である。 図17のウェットティッシュ容器の分解斜視図である。 図17のウェットティッシュ容器の使用時の斜視図である。 図19のJ−J縦断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態を示す。 図19のK−K横断面図であり、(a)は取出口のカバーが開いた状態、(b)は取出口のカバーが閉じた状態を示す。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1および図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係るウェットティッシュ容器10は、容器本体12と蓋体14とを備え、蓋体14は、容器本体12にヒンジ13を介して開閉自在に取り付けられている。また、図2に示すように、ウェットティッシュ容器10には、積層された複数枚のウェットティッシュ40が収容されるようになっている。
ウェットティッシュ容器10は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエステル系の樹脂などを用いて、射出成形やブロー成形によって製造される。
容器本体12は、平坦な底面部12aと、側面部12b、12dと、端面部12c、12eとを有している。また、容器本体12の側面部12bには、その外面側に凸状の爪部15bが形成されている。
蓋体14は、側面部14aと端面部14b、14cとを有している。蓋体14の側面部14aの一端縁は、ヒンジ13を介して容器本体12の側面部12dの上端縁に連結されている。側面部14aの他端縁には、その中央外面にタブ15aが端縁から突き出る状態で形成されている。タブ15aの内面側には、容器本体12側の爪部15bに係合する凹部が形成されており、蓋体14が容器本体12を閉鎖した状態で解除可能に固定するようになっている。
図1に示すように、ウェットティッシュ容器10は、蓋体14が閉じた状態では、容器本体12の周縁部12fと蓋体14の周縁部14dとが当接して略円筒形の密閉容器を形成するようになっている。
本実施形態は、蓋体14がヒンジ13を介して容器本体12に設けられた構成であるが、容器本体に対する蓋体の構成はこれに限定されない。例えば、蓋体をシャフトヒンジにより容器本体に取り付ける構成や、圧入で取り付ける構成や、バックルを用いて取り付ける構成としてもよい。
図3は、ウェットティッシュ容器10の取出口のカバーが開いた状態を示す斜視図であり、図4はそのA−A縦断面図であり、図5はB−B横断面図である。ただし、図3では簡単のためウェットティッシュは図示していない。
図4に示すように、ウェットティッシュ容器10は、ウェットティッシュ40を積層方向一端側から順に取り出すための第1の取出口16と、積層方向他端側から順に取り出すための第2の取出口18と、を備えている。この第1の取出口16は、積層方向の容器面である側面部14aに設けられ、第2の取出口18は、積層方向と直交する方向の容器面である端面部14bに設けられている。
また、ウェットティッシュ容器10は少なくとも第1の姿勢である横置き姿勢(図1参照)と第2の姿勢である縦置き姿勢(図6参照)で使用でき、横置き姿勢では第1の取出口16が容器上部に位置し、縦置き姿勢では第2の取出口18が容器上部に位置するようになっている。
具体的には、容器本体12は、平坦な底面部12aを備えており、ウェットティッシュ容器10を横置き姿勢で使用できるようになっている。また、ウェットティッシュ容器10は、第2の取出口18が設けられていない方の閉鎖端部が、平坦な端面部12e、14cで形成されており、ウェットティッシュ容器10を縦置き姿勢で使用できるようになっている。
図3〜図5に示すように、第1の取出口16は、矩形凹部16aと貫通孔16bと溝部16cとを有している。矩形凹部16aは、蓋体14の湾曲した側面部14aの略中央に形成されている。貫通孔16bは、矩形凹部16aの略中央に楕円形に形成されている。溝部16cは、矩形凹部16aの円筒長手方向(Y方向)の両側壁に形成され、第1のカバー部17のスライド凸部17dがスライド可能に収容されるようになっている(図5参照)。
第1の取出口16には、該取出口を開閉自在に閉鎖する第1のカバー部17が設けられている。第1のカバー部17は、カバー本体17aとスライド凸部17dとを有している。カバー本体17aは、蓋体14の側面部14aと略同じ曲率で湾曲している。カバー本体17aの両端縁にはスライド操作しやすいように突条部17b、17cが設けられている。スライド凸部17dは、カバー本体17aの円筒長手方向(Y方向)一端縁の両側に設けられている(図5参照)。
具体的には、図5(a)に示すように、各スライド凸部17dは、カバー本体17aの内面側から突出した脚部とその先端外側に突出した突出部とを有し、この突出部が図5(b)に示すように溝部16cに入った状態で円筒長手方向(Y方向)にスライドするようになっている。このようにして、第1のカバー部17は、貫通孔16bを閉鎖する第1の状態と、貫通孔16bを開放する第2の状態の間でスライド可能となっている。
図3〜図5に示すように、第2の取出口18は、半円形凹部18aと貫通孔18bと凸部18cとを有している。半円形凹部18aは、蓋体14の一方の半円形の端面部14bに形成されている。貫通孔18bは、半円形凹部18aの略中央に楕円形に形成されている。凸部18cは、貫通孔18bの外側に円弧状に形成されている。また、半円形凹部18aの半円形の周壁は、第2のカバー部19を開けやすいように中央部にて若干外側に膨らんでいる。
第2の取出口18を開閉自在に閉鎖する第2のカバー部19は、蓋体14の一方の端面部14bの下端縁にヒンジ部19bを介して取り付けられている。第2のカバー部19は、蓋体14の半円形凹部18aと略同じ形状のカバー本体19aと、カバー本体19aに形成された円弧状の凸部19cと、を有している。第2のカバー部19側の凸部19cが、蓋体14の半円形凹部18aに形成された円弧状の凸部18cの外面側に当接し係合することで、第2のカバー部19が第2の取出口18に液密状に嵌められるようになっている。
図3および図4に示すように、第2の取出口18には、取り出されるウェットティッシュ40bと次のウェットティッシュとを引き離すセパレータ11が設けられている。具体的には、容器内側において第2の取出口18の貫通孔18bの周縁部に形成された環状凸部に、セパレータ11が嵌められるようになっている。セパレータ11は、第2の取出口18の貫通孔18bを塞ぐ大きさを有する本体の略中央に、貫通孔18bより小さい円形の通し孔11aが形成されている。また、セパレータ本体には、通し孔11aに通じるスリット11bが形成され、セパレータ11の弾性変形を容易にしている。
セパレータ11は、弾性変形しやすい材料、例えば、ゴム材料、ポリプロピレン、ポリエチレン、ビニール樹脂等で製造されるのが好ましい。
本実施の形態では、セパレータ11の通し孔11aは円形であるが、形状は任意である。通し孔11aの大きさは、取り出されるウェットティッシュ40bと次のウェットティッシュとを引き離すのに要する力を考慮して決められる。本実施の形態では、ウェットティッシュ40は、従来のような一定間隔で切断用のミシン目が形成された連続的なウェットティッシュではなく、個々のシートに分離した複数枚のウェットティッシュを積層したものである。よって、従来の切断用のスリットや十字孔により連続的なウェットティッシュを切断する場合に比べて、ウェットティッシュをセパレータ11に通すのに要する力は小さくてよい。
本実施の形態では、第2の取出口18にセパレータ11を設けているが、第1の取出口16に設けてもよいし、第1および第2の取出口16、18の両方にそれぞれ設けてもよい。また、セパレータ11を設ける代わりに、第1の取出口16の貫通孔16bや第2の取出口18の貫通孔18bの大きさを適度に狭めることにより、セパレータ11の機能を持たせるようにしてもよい。
図5に示すように、ウェットティッシュ40は、積層方向下端側が凹状に湾曲した状態でウェットティッシュ容器10に収容されるようになっている。
積層されたウェットティッシュ40の湾曲状態は、例えば、ウェットティッシュ容器10の最大内径よりも大きい幅を有するパッケージ42を、下端側を凹状の湾曲させた状態で容器内に入れることで実現できる。また、ウェットティッシュ容器10内に支持部材を設けて、積層されたウェットティッシュ40の入ったパッケージ42を湾曲状態で支持するようにしてもよい。
また、図5に示すように、ウェットティッシュ40は、連続取出し可能に折り畳まれ積層されている。すなわち、積層方向上端側の一のウェットティッシュ40aを持ち上げると、その下に積層されたウェットティッシュも取出口まで連れられて持ち上がり、連続して取り出せるようになっている。また、図4に示すように、積層方向下端側の一のウェットティッシュ40bを引き抜くと、その上に積層されたウェットティッシュも連れられて引き出され、連続して取り出せるようになっている。このようないわゆるポップアップ式の積層体を形成するウェットティッシュの折り畳み方法は、公知の任意の方法が採用できる。
図2に示すように、ウェットティッシュ40は、パッケージ42に入れられた状態でウェットティッシュ容器10に収容されるようになっている。また、積層方向のパッケージ面および積層方向と直交する方向のパッケージ面には、それぞれ第1の開口部44および第2の開口部46が形成されるようになっている。第1の開口部44は、シール片48を剥がして露出させる。第2の開口部46は、パッケージ42の側方端部を切除等して形成する。
積層されたウェットティッシュ40は、積層方向上端側から一のウェットティッシュ40aが持ち上げられ、パッケージ42の第1の開口部44および容器の第1の取出口16を介して取り出されるようになっている。また、積層されたウェットティッシュ40は、積層方向下端側から一のウェットティッシュ40bが引き出され、パッケージ42の第2の開口部46および容器の第2の取出口18を介して取り出されるようになっている。
本実施形態では、図2に示すように、積層されたウェットティッシュ40を包装しているパッケージ42の第1の開口部44を閉鎖しているシール片48を剥がして開口部44を露出させる。また、パッケージ42の側方端部を切除等して第2の開口部46を形成する。パッケージ42に入れられた状態のウェットティッシュ40が用いられているが、これに限定されない。パッケージ42のない状態の積層された複数枚のウェットティッシュ40をそのまま用いてもよい。
次に、作用効果について説明する。
本発明の第1の実施形態に係るウェットティッシュ容器10は、第1の取出口16は積層方向(Z軸方向)の容器面である側面部14aに設けられ、第2の取出口18は積層方向と直交する方向(Y軸方向)の容器面である端面部14bに設けられている。このため、容器姿勢が変わっても2つのうち使い易い方の取出口を選択して使用することができる。
また、本実施形態では、第1および第2の取出口16、18より、積層された複数枚のウェットティッシュ40を積層方向一端側または積層方向他端側から順に取り出す構成である。このため、ウェットティッシュ40を取り出す際に力をかけて個々のシートに分離する必要がなく、よって、従来のように狭いスリットや十字孔などに通す必要がなく、片手でも容易に取り出すことができる。
したがって、本実施形態に係るウェットティッシュ容器10は、容器姿勢に依らず片手でも容易にウェットティッシュを取り出すことができる。
また、横置き姿勢のとき、第1の取出口16が容器上部に位置し、縦置き姿勢のとき、第2の取出口18が容器上部に位置するので、いずれの容器姿勢であっても常にどちらかの取出口が容器上部に位置するので、容器姿勢に依らず常に上方に取り出す動作を行なえばよく、取り出しやすい。
また、本実施形態では、積層された複数枚のウェットティッシュ40は、積層方向下端側が凹状に湾曲した状態でウェットティッシュ容器10に収容されている。これにより、積層方向下端側のウェットティッシュ40bの全面が容器内面側に当接していないので、引き出す際の抵抗が少なく、積層方向に直交する方向にある端面部14bに設けられた第2の取出口18からウェットティッシュ40bを取り出すのが容易である。
また、本実施形態では、ウェットティッシュ40は、連続取出し可能に折り畳まれ積層された構成となっている。これにより、取り出したウェットティッシュが次のウェットティッシュを取出口まで引き連れてくるので、次のウェットティッシュを取り出しやすい。
また、本実施の形態では、ウェットティッシュ40は、2つの開口部44、46を有するパッケージ42に入れられた状態でウェットティッシュ容器10に収容して使用できる。これにより、パッケージごとウェットティッシュの詰め替えができるので、詰め替えが容易であり、ウェットティッシュを手で直接触らなくてもよいので衛生的でもある。
また、本実施の形態では、第2の取出口18にセパレータ11が取り付けられている。セパレータ11の通し孔11aは、第2の取出口18の貫通孔18bより小さいので、ウェットティッシュが引き出される際に通し孔11aから摩擦抵抗力を受ける。これにより、引き出されるウェットティッシュ40bと次のウェットティッシュとを引き離すことができ、よって、より確実に1枚ずつウェットティッシュを取り出すことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るウェットティッシュ容器20を説明する。
図7および図8に示すように、本実施形態に係るウェットティッシュ容器20は、有底筒状の容器本体22と蓋体24とを有している。容器本体22の一端面部22cに設けられた雄ネジ付き開口筒部22dが、蓋体24の雌ネジ付き筒部24dに取り付けられることで、略円筒形の容器を形成するようになっている。
図8に示すように、積層された複数枚のウェットティッシュ40は、パッケージ42に入れられた状態で、容器本体22の開口部23から容器内に収容されるようになっている。
図9は、ウェットティッシュ容器20の使用時の斜視図であり、図10はそのC−C縦断面図であり、図11はD−D横断面図である。
図10に示すように、ウェットティッシュ容器20は、ウェットティッシュ40を積層方向上端側から順に取り出すための第1の取出口26と、積層方向下端側から順に取り出すための第2の取出口28と、を備えている。第1の取出口26は、積層方向の容器面である容器本体22の側面部22bに設けられ、第2の取出口28は、積層方向と直交する方向の容器面である蓋体24に設けられている。
容器本体22は、平坦な底面部22aを備えており、ウェットティッシュ容器20を横置き姿勢で使用できるようになっている。また、ウェットティッシュ容器20は、容器本体22が平坦な端面部22cを備えており、ウェットティッシュ容器20を縦置き姿勢で使用できるようになっている。
ウェットティッシュ容器20は、図7に示すように、容器本体22の底面部22aを下にして横置き姿勢にされたとき、第1の取出口26が容器上部に位置するようになっている。また、ウェットティッシュ容器20は、容器本体22の端面部22cを下にして縦置き姿勢にされたとき、第2の取出口28が容器上部に位置するようになっている。
第1の取出口26は、容器本体22の湾曲した側面部22bの略中央に形成された矩形凹部26aと、その略中央に形成された楕円形の貫通孔26bと、貫通孔26bの周縁に形成された楕円状の凸部26cとを有している。
第1の取出口26には、該取出口を開閉自在に閉鎖する第1のカバー部27が設けられている。第1のカバー部27は、容器本体22の側面部22bと略同じ曲率で湾曲したカバー本体27aと、貫通孔26bの周縁に設けられた楕円状の凸部26cの外側に液密状に嵌る楕円状の凸部27cとを有している。第1のカバー部27は、ヒンジ部27bを介して容器本体22の側面部22bに取り付けられている。
第2の取出口28は、蓋体24の外側面に形成された円形凹部28aと、その略中央に形成された円形の貫通孔28bと、円形凹部28aの貫通孔28bの周縁に形成された円形状の凸部28cと、を有している。
第2の取出口28を開閉自在に閉鎖する第2のカバー部29は、ヒンジ部29bを介して蓋体24に取り付けられている。第2のカバー部29は、蓋体24の円形凹部28aと略同じ形状のカバー本体29aと、貫通孔28bの周縁に形成された円形状の凸部28cの外側に液密状に嵌る円形状の凸部29cと、を有している。
また、図8〜図10に示すように、第2の取出口28には、取り出されるウェットティッシュ40bと次のウェットティッシュとを引き離すセパレータ21が設けられている。セパレータ21は、第2の取出口28の貫通孔28bを塞ぐ大きさを有する本体の略中央に、貫通孔28bより小さい円形の通し孔21aが形成されている。セパレータ本体には、通し孔21aに通じるスリット21bが形成され、セパレータ21の弾性変形を容易にしている。
図11に示すように、ウェットティッシュ40は、積層方向下端側が凹状に湾曲した状態でウェットティッシュ容器20に収容されるようになっている。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、横置き姿勢でも縦置き姿勢でも取出口が常に容器上部に位置しており、また個々のシートに分離したウェットティッシュを湾曲させて収容しているので、ウェットティッシュを取り出すのが容易である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るウェットティッシュ容器30を説明する。
図12および図13に示すように、本実施形態に係るウェットティッシュ容器30は、直方体状の容器本体32と板状の蓋体34とを有している。容器本体32の側面部32b、32c、32d、32eの周縁部32fが、蓋体34の周縁に設けられた環状の凸部34bの外側に着脱自在に嵌められることで、略直方体の容器を形成するようになっている。
図13に示すように、積層された複数枚のウェットティッシュ40は、パッケージ42に入れられた状態で、ウェットティッシュ容器30に収容されるようになっている。
図14は、ウェットティッシュ容器30の使用時の斜視図であり、図15はそのE−E縦断面図であり、図16はF−F横断面図である。
図15に示すように、ウェットティッシュ容器30は、ウェットティッシュ40を積層方向上端側から順に取り出すための第1の取出口36と、積層方向下端側から順に取り出すための第2の取出口38と、を備えている。第1の取出口36は、積層方向の容器面である容器本体32の上面部32aに設けられ、第2の取出口38は、積層方向と直交する容器面である容器本体32の側面部32cに設けられている。
ウェットティッシュ容器30は、蓋体34を下にして横置き姿勢で使用できるようになっている。また、ウェットティッシュ容器30は、容器本体32の平坦な側面部32eを下にして縦置き姿勢で使用できるようになっている。
ウェットティッシュ容器30は、図12に示すように、蓋体34を下にして横置き姿勢にされたとき、第1の取出口36が容器上部に位置するようになっている。また、ウェットティッシュ容器30は、側面部32eを下にして縦置き姿勢にされたとき、第2の取出口38が容器上部に位置するようになっている。
第1の取出口36は、容器本体32の上面部32aの略中央に形成された矩形凹部36aと、その略中央に形成された楕円形の貫通孔36bと、貫通孔36bの周縁に形成された楕円状の凸部36cとを有している。
第1の取出口36には、該取出口を開閉自在に閉鎖する第1のカバー部37が設けられている。第1のカバー部37は、上面部32aの矩形凹部36aと略同じ形状のカバー本体37aと、貫通孔36bの周縁に設けられた楕円状の凸部36cの外側に液密状に嵌る楕円状の凸部37cとを有している。第1のカバー部37は、ヒンジ部37bを介して容器本体32の上面部32aに取り付けられている。
第2の取出口38は、容器本体32の側面部32cの外面側に形成された円形凹部38aと、その略中央に形成された円形の貫通孔38bと、貫通孔38bの周縁に形成された円形状の凸部38cと、を有している。
第2の取出口38を開閉自在に閉鎖する第2のカバー部39は、ヒンジ部39bを介して容器本体32の側面部32cに取り付けられている。第2のカバー部39は、側面部32cの円形凹部38aと略同じ形状のカバー本体39aと、貫通孔38bの周縁に形成された円形状の凸部38cの外側に液密状に嵌る円形状の凸部39cと、を有している。
また、図14および図15に示すように、第2の取出口38には、取り出されるウェットティッシュ40bと次のウェットティッシュとを引き離すセパレータ31が設けられている。セパレータ31は、第2の取出口38の貫通孔38bを塞ぐ大きさを有する本体の略中央に、貫通孔38bより小さい円形の通し孔31aが形成されている。
図16に示すように、ウェットティッシュ40は、積層方向下端側が凹状に湾曲した状態でウェットティッシュ容器30に収容されるようになっている。
第3の実施形態においても、第1および第2の実施形態と同様に、横置き姿勢でも縦置き姿勢でも取出口が常に容器上部に位置しており、また個々のシートに分離したウェットティッシュを湾曲させて収容しているので、ウェットティッシュを取り出すのが容易である。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態に係るウェットティッシュ容器50を説明する。
図17および図18に示すように、本実施形態に係るウェットティッシュ容器50は、第2の実施形態と同様に、有底筒状の容器本体52と蓋体54とを有している。このウェットティッシュ容器50は、容器本体52の一端面部52dに設けられた雄ネジ付き開口筒部52eが、蓋体54の雌ネジ付き筒部54bに取り付けられることで、閉鎖容器を形成するようになっている。
本実施の形態に係るウェットティッシュ容器50は、以下の点で第2の実施の形態に係るウェットティッシュ容器20と相違している。
まず、図17に示すように、本実施の形態に係るウェットティッシュ容器50は、容器本体52の平坦な底面部52aに、容器内部に隆起した峰部51を有している点で、底面部22aの全体が平坦な第2の実施形態のウェットティッシュ容器20と相違している。本実施形態の峰部51は、図17(c)の断面でみて略V形またはU形に隆起しており、隆起基部は若干丸みを帯びて形成されている。峰部51は、底面部52aから立ち上がる1本以上のリブであってもよい。図20の縦断面図に示すように、峰部51と底面部52aとは容器中間部で滑らかに接続している。
また、図18に示すように、本実施の形態に係るウェットティッシュ容器50は、蓋体54に形成された第2の取出口58の貫通孔58bが、中央部のくびれた楕円形(又はひょうたん形)である点で、円形の貫通孔28bにセパレータ21が取り付けられた構成の第2の実施形態と相違している。第2の取出口58から一のウェットティッシュ40を取り出す際に、貫通孔58bの幅狭の中央部により、後続のウェットティッシュを分離することができるようになっている。
以下、第4の実施形態に係るウェットティッシュ容器50の構成について更に説明する。図18に示すように、積層された複数枚のウェットティッシュ40は、パッケージ42に入れられた状態で、容器本体52の開口部53から容器内に収容されるようになっている。
図19は、ウェットティッシュ容器50の使用時の斜視図であり、図20はそのJ−J縦断面図であり、図21はK−K横断面図である。
図20に示すように、ウェットティッシュ容器50は、ウェットティッシュ40を積層方向上端側から順に取り出すための第1の取出口56と、積層方向下端側から順に取り出すための第2の取出口58と、を備えている。第1の取出口56は、積層方向の容器面である容器本体52の側面部52bに設けられ、第2の取出口58は、積層方向と直交する方向の容器面である蓋体54に設けられている。
容器本体52は、平坦な底面部52aと、底面部52aより容器内部に隆起した峰部51とを備えており、ウェットティッシュ容器50を横置き姿勢で使用できるようになっている。図20に示すように、峰部51は、底面部52aの全体ではなく、端面部52c側から一定の範囲に形成されている。よって、ウェットティッシュ40を積層方向下端側から第2の取出口58を介して取り出す際に、ウェットティッシュが容器内面に密着しておらず、取り出し易くなっている。また、ウェットティッシュ容器50は、容器本体52が平坦な端面部52cを備えており、ウェットティッシュ容器50を縦置き姿勢で使用できるようになっている。
ウェットティッシュ容器50は、図17(a)に示すように、容器本体52の底面部52aを下にして横置き姿勢にされたとき、第1の取出口56が容器上部に位置するようになっている。また、ウェットティッシュ容器50は、容器本体52の端面部52cを下にして縦置き姿勢にされたとき、第2の取出口58が容器上部に位置するようになっている。
図18に示すように、第1の取出口56は、容器本体52の湾曲した側面部52bの略中央に形成された矩形凹部56aと、その略中央に形成された楕円形の貫通孔56bと、貫通孔56bの周縁に形成された楕円状の凸部56cと、第1のカバー部57を指で開け易くするための凹部56dとを有している。
第1の取出口56には、該取出口を開閉自在に閉鎖する第1のカバー部57が設けられている。第1のカバー部57は、容器本体52の側面部52bと略同じ曲率で湾曲したカバー本体57aと、貫通孔56bの周縁に設けられた楕円状の凸部56cの外側に液密状に嵌る楕円状の凸部57cとを有している。第1のカバー部57は、ヒンジ部57bを介して容器本体52の側面部52bに取り付けられている。
第2の取出口58は、蓋体54の外側面に形成された円形凹部58aと、その略中央に形成された中央部のくびれた楕円形の貫通孔58bと、円形凹部58aの貫通孔58bの周縁に形成された円形状の凸部58cと、第2のカバー部59のタブ59dを収容する凹部58dとを有している。
第2の取出口58を開閉自在に閉鎖する第2のカバー部59は、ヒンジ部59bを介して蓋体54に取り付けられている。第2のカバー部59は、蓋体54の円形凹部58aと略同じ形状のカバー本体59aと、貫通孔58bの周縁に形成された円形状の凸部58cの外側に液密状に嵌る円形状の凸部59cと、タブ59dとを有している。
図21に示すように、ウェットティッシュ40は、容器内部に断面V形またはU形に隆起した峰部51の上に支持され、積層方向下端側が凹状に湾曲した状態でウェットティッシュ容器50に収容されるようになっている。ウェットティッシュ40は、平坦な底面部52aにはほとんど支持されておらず、積層されたウェットティッシュ40を第2の取出口58から取り出す際に、底面部52aから受ける摩擦抵抗力が軽減されている。
第4の実施形態においても、第1〜第3の実施形態と同様に、横置き姿勢でも縦置き姿勢でも取出口が常に容器上部に位置しており、また個々のシートに分離したウェットティッシュを湾曲させて収容しているので、ウェットティッシュを取り出すのが容易である。
また、図2、図8、図13、図18に示すように、本発明の各実施形態に係るウェットティッシュ製品1、2、3、4は、積層された複数枚のウェットティッシュ40と、上記実施形態のいずれかに記載のウェットティッシュ容器10、20、30、50と、を備え、ウェットティッシュ40がウェットティッシュ容器10、20、30、50に収容された構成である。
以上説明してきたように、本発明に係るウェットティッシュ容器は、第1〜第4の実施の形態に示すように、例えば、4つの形態を示すことができる。第1の実施の形態では、縦置きと横置きのいずれも可能な容器本体12と、容器本体12の開口を閉じる蓋体14とを有し、蓋体14に第1の取出口16と第2の取出口18とを有する。第2の実施の形態では、縦置きと横置きのいずれも可能な容器本体22と、キャップ形状の蓋体24とを有し、容器本体22に第1の取出口26を有し、蓋体24に第2の取出口28を有する。第3の実施の形態では、容器本体32と、下面を閉じる蓋体34とを有し、容器本体32に、第1の取出口36と第2の取出口38とを有する。第4の実施の形態では、縦置きと横置きのいずれも可能で底面部52aに峰部51が形成された容器本体52と、キャップ形状の蓋体54とを有し、容器本体52に第1の取出口56を有し、蓋体54に第2の取出口58を有する。なお、本発明は、上記4つの形態に限定されない。
本発明は、容器姿勢に依らず片手でも容易にウェットティッシュを取り出すことができるという効果を有し、ウェットティッシュ容器およびウェットティッシュ製品の全般に有用である。
1、2、3、4 ウェットティッシュ製品
10、20、30、50 ウェットティッシュ容器
11、21、31 セパレータ
12、22、32、52 容器本体
14、24、34、54 蓋体
16、26、36、56 第1の取出口
17、27、37、57 第1のカバー部
18、28、38、58 第2の取出口
19、29、39、59 第2のカバー部
40 ウェットティッシュ
42 パッケージ
44 第1の開口部
46 第2の開口部

Claims (6)

  1. 積層された複数枚のウェットティッシュを収容するウェットティッシュ容器であって、
    容器本体と、前記容器本体の開口部を覆う蓋体と、を備えるとともに、前記ウェットティッシュを積層方向一端側から順に取り出すための、前記開口部とは異なる第1の取出口と、積層方向他端側から順に取り出すための、前記開口部とは異なる第2の取出口と、をさらに備え、
    前記第1の取出口は積層方向の容器面に設けられ、前記第2の取出口は前記積層方向と直交する方向の容器面に設けられ、
    前記ウェットティッシュ容器は少なくとも第1の姿勢と第2の姿勢で使用でき、前記第1の姿勢では前記第1の取出口が容器上部に位置し、前記第2の姿勢では前記第2の取出口が容器上部に位置し、
    前記容器本体は、湾曲した側面部と、前記第1の姿勢のとき容器下部に位置する平坦な底面部と、前記第2の姿勢のとき容器下部に位置する平坦な端面部とを備えることを特徴とするウェットティッシュ容器。
  2. 前記ウェットティッシュは、前記積層方向他端側が凹状に湾曲した状態で前記ウェットティッシュ容器に収容されることを特徴とする請求項1に記載のウェットティッシュ容器。
  3. 前記ウェットティッシュは、連続取出し可能に折り畳まれ積層されていることを特徴とする請求項1または2に記載のウェットティッシュ容器。
  4. 前記ウェットティッシュは、パッケージに入れられた状態で前記ウェットティッシュ容器に収容され、前記積層方向のパッケージ面および前記積層方向と直交する方向のパッケージ面には、それぞれ開口部が形成されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のウェットティッシュ容器。
  5. 前記第1の取出口および前記第2の取出口の少なくとも一方に、取り出されるウェットティッシュと次のウェットティッシュとを引き離すセパレータが設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のウェットティッシュ容器。
  6. 積層された複数枚のウェットティッシュと、請求項1〜のいずれか1項に記載のウェットティッシュ容器と、を備え、前記ウェットティッシュが前記ウェットティッシュ容器に収容されたことを特徴とするウェットティッシュ製品。
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