JP2016168999A - グラブボックス - Google Patents

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由裕 黒崎
Yoshihiro Kurosaki
由裕 黒崎
柴田 実
Minoru Shibata
実 柴田
和重 鈴木
Kazue Suzuki
和重 鈴木
青木 隆行
Takayuki Aoki
隆行 青木
樹博 加藤
Kihiro Kato
樹博 加藤
秀典 宇野
Shusuke Uno
秀典 宇野
伸一郎 服部
Shinichiro Hattori
伸一郎 服部
近藤 浩史
Hiroshi Kondo
浩史 近藤
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

【課題】開閉動作性の向上したグラブボックスを提供すること。【解決手段】グラブボックス1における収納部3とベース部2とを接続する機構を二つのシャフト41、51、および当該シャフト41、51の車幅方向の二端部をそれぞれ案内する一対の第1シャフト受け部42および第2シャフト受け部52で構成するとともに、シャフト41、51を収納部3における車両進行方向の先側部分に配置し、収納部3における車幅方向の二端部3に架け渡し、かつ、互いに上下方向に離間するようにする。【選択図】図2

Description

本発明は車載用のグラブボックスに関する。
車両のインストルメントパネルに配設されるグラブボックスとして、従来より種々のものが知られている。
一般的なグラブボックスは、ベース部および収納部を備える。ベース部は収納部を収容可能であり、ベース部には収納部の出入口が設けられる。収納部は、一般に、箱状、枠状または棚状等の形状をなし、種々の物品を収容可能である。収納部は、ベース部に対して位置変化して、出入口を閉じる閉位置と、出入口を開くとともに少なくとも一部が車室内に露出する開位置と、の間を位置変化する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているグラブボックスにおいては、ベース部にスライド溝が設けられ、収納部には当該スライド溝に対してスライド可能に係合するピンが設けられ、ピンがスライド溝に対してスライドかつ回動することで、収納部がベース部に対してスライドかつ回動する。また、特許文献1に紹介されているグラブボックスにおいては、閉位置から開位置に位置変化する際には、収納部が自重で比較的長い距離を下向する。また、収納部自体の質量も、一般には、比較的大きい。したがって、グラブボックスの開動作時にピンに加わる荷重は大きく、グラブボックスが安定して動作し難い問題があった。
特開2005−199809号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、開閉動作性の向上したグラブボックスを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のグラブボックスは、車両に配設されるグラブボックスであって、
車室内側に向けて開口する出入口を持つベース部と、
前記出入口を閉じる閉位置と、少なくとも一部が前記出入口から車室内に展開される開位置と、の間を位置変化可能な収納部と、
前記収納部と前記ベース部とを接続する第1ガイド部および第2ガイド部と、を有し、
前記第1ガイド部は、前記収納部における車幅方向の二端部に架け渡され枢支された第1シャフトと、前記ベース部に設けられ車両進行方向の先側から車室内側に向けて延び前記第1シャフトの前記車幅方向における二端部をそれぞれ移動可能に案内する一対の第1シャフト受け部と、を有し、
前記第2ガイド部は、前記収納部における車幅方向の二端部に架け渡された第2シャフトと、前記ベース部に設けられ車両進行方向の先側から車室内側に向けて延び前記第2シャフトの前記車幅方向における二端部をそれぞれ移動可能に案内する一対の第2シャフト受け部と、を有し、
前記第1シャフトの前記車幅方向の二端部はそれぞれピニオンを有し、
各々の前記第1シャフト受け部は、前記ピニオンに噛合するラックを有し、
前記第1シャフトおよび前記第2シャフトは、各々、前記収納部における車両進行方向の先側部分に配置されかつ互いに上下方向に離間している、グラブボックスである。
本発明のグラブボックスは、開閉動作性に優れる。
実施例1のグラブボックスを模式的に表す斜視図である。 実施例1のグラブボックスを模式的に表す分解斜視図である。 実施例1のグラブボックスにおける第1ガイド部、第2ガイド部、ロック要素および操作要素を模式的に表す説明図である。 実施例1のグラブボックスにおける第1ガイド部、第2ガイド部、ロック要素および操作要素を模式的に表す説明図である。 実施例1のグラブボックスを搭載した車両の車室内を模式的に表す説明図である。 実施例1のグラブボックスにおける収納部、第1ガイド部および第2ガイド部の動作を模式的に表す説明図である。 実施例1のグラブボックスにおける収納部、第1ガイド部および第2ガイド部の動作を模式的に表す説明図である。 実施例1のグラブボックスにおけるロック要素および操作要素を模式的に表す説明図である。 実施例1のグラブボックスにおけるロック要素および操作要素を模式的に表す説明図である。 実施例2のグラブボックスにおけるベース部、第1シャフト、開付勢部材、およびケース本体を模式的に表す分解斜視図である。 実施例2のグラブボックスにおける第1シャフト受け部および第1シャフトを模式的に表す説明図である。 実施例2のグラブボックスにおける第1シャフト受け部および第1シャフトを模式的に表す説明図である。
以下、本発明のグラブボックスを具体的に説明する。
(実施例1)
実施例1のグラブボックスを模式的に表す斜視図を図1に示し、実施例1のグラブボックスを模式的に表す分解斜視図を図2に示す。実施例1のグラブボックスにおける第1ガイド部、第2ガイド部、ロック要素および操作要素を模式的に表す説明図を図3および図4に示す。実施例1のグラブボックスを搭載した車両の車室内を模式的に表す説明図を図5に示す。実施例1のグラブボックスにおける収納部、第1ガイド部および第2ガイド部の動作を模式的に表す説明図を図6および図7に示す。実施例1のグラブボックスにおけるロック要素および操作要素を模式的に表す説明図を図8および図9に示す。
図1、図3、図6、および図5の実線部は収納部が閉位置にあるときのグラブボックスを表す。また、図5の2点鎖線部、および図7は収納部が開位置にあるときのグラブボックスを表す。収納部の位置とロック要素および操作要素の状態とは特に関連しておらず、収納部が開位置にあるときにも閉位置にあるときにも、ロック要素および操作要素はロック状態および解除状態の何れをもとり得る。図9においてはロック要素が係合位置にあり操作要素がロック位置にある。図8においてはロック要素が解除位置にあり操作要素が引き出し位置にある。
以下、上、下、左、右、前、後とは、図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。上下方向は鉛直方向に一致し、左右方向は車幅方向に一致する。前後方向は車両進行方向における前後方向に一致する。以下、必要に応じて、「車両進行方向の先側」を単に前と呼び、「車室内側」、つまり、「車両進行方向の後側」を、単に後と呼ぶ場合がある。
図1、2に示すように、実施例1のグラブボックス1は、ベース部2と、収納部3と、ガイド部4と(第1ガイド部40と、第2ガイド部50)、ロック要素7と、を有する。
図5に示すように、ベース部2は、自動車のインストルメントパネル90に組み付けられている。具体的には、図2に示すように、ベース部2は一対の側壁(左側壁20、右側壁21)が頂壁22で連結された枠状をなす。ベース部2の前面、後面および下面は開口している。後面の開口を出入口23と呼び、前面の開口を作業口24と呼ぶ。ベース部2は、出入口23をインストルメントパネル90の意匠面90a(つまり、後面または車室内91に露出する面)に向けている。つまり、ベース部2の出入口23は車室内91側に向けて開口する。また、ベース部2は、作業口24をインストルメントパネル90の奥側(つまり前側または車両進行方向の先側)に向いている。出入口23には、後述する収納部3が出入りする。また、作業口24は、インストルメントパネル90内部においてグラブボックス1よりも前側に設けられた各種装置、例えばエアーコンディショナーのフィルタ等をクリーニングまたは交換する際の、各種装置への連絡口となる。
ベース部2は、一対の係合部25a、25bを有する。係合部25a、25bは凹状をなし、ベース部2の左側壁20および右側壁21に、それぞれ設けられている。係合部25a、25bは、後述する二つのロッド61、62の何れかと解除可能に係合する。
収納部3は、図2に示すように、上方に開口する箱状をなす。したがって、収納部3は内部に物品を収納可能である。具体的には、収納部3は、ケース本体30とリッド31とを有する。ケース本体30は箱状をなし、リッド31は中空の板状をなす。リッド31は、ケース本体30の後面に一体化され、図1に示すように、閉位置において出入口23を閉じる。リッド31の車幅方向の一端側には、切り欠き状のノブ収容部32が設けられている。実施例1において、ノブ収容部32は、リッド31の上端側かつ右端側に設けられている。ノブ収容部32には後述する操作ノブ81が配置される。
ガイド部4は、第1ガイド部40と、第2ガイド部50とからなる。第1ガイド部40は、第1シャフト41および一対の第1シャフト受け部42a、42bからなり、第2ガイド部50は第2シャフト51および一対の第2シャフト受け部52a、52bからなる。
一対の第1シャフト受け部および一対の第2シャフト受け部は、ベース部2に設けられている。一対の第1シャフト受け部の一方を第1シャフト受け部42aと呼び、他方を第1シャフト受け部42bと呼ぶ。また、一対の第2シャフト受け部の一方を第2シャフト受け部52aと呼び、他方を第2シャフト受け部52bと呼ぶ。第1シャフト受け部42aおよび第2シャフト受け部52aは左側壁20に設けられ、第1シャフト受け部42bおよび第2シャフト受け部52bは右側壁21に設けられている。一対の第1シャフト受け部42の形状は車幅方向に互いに対称であり、一対の第2シャフト受け部52の形状もまた車幅方向に互いに対称である。第1シャフト受け部42は第2シャフト受け部52よりも上側に配置されている。
第1シャフト受け部42a、42bは、車両進行方向の先側かつ下側から、車両進行方向の後側つまり車室内91側かつ上側に向けて延びる。さらに、第1シャフト受け部42a、42bは、それぞれ、円弧の中心を下側に向けた略円弧状に湾曲している。図2に示すように、第1シャフト受け部42a、42bはそれぞれ、長孔42cとラック42dとで構成されている。ラック42dは長孔42cの下方に配置され、長孔42cに沿って延びる。ラック42dは後述する第1シャフト41のピニオン41a、41bに噛合する。
第2シャフト受け部52a、52bもまた、車両進行方向の先側かつ下側から、車室内91側かつ上側に向けて延びる。第2シャフト受け部52a、52bは、それぞれ、円弧の中心を下側かつ後側に向けた略円弧状に湾曲している。したがって、第1シャフト受け部42a、42bと、第2シャフト受け部52a、52bとは、互いに交差する方向に延びている。第2シャフト受け部52a、52bは、それぞれ長孔状をなす。
第1シャフト41および第2シャフト51は、それぞれ、略円柱状をなす。第1シャフト41の長手方向の両端部には、それぞれ、ピニオン41a、41bが設けられている。第1シャフト41の左端部は、ケース本体30における前端部において、ケース本体30の左壁に設けられた保持穴36に挿通されている。第1シャフト41の左端部は、この保持穴36の左外側に突出している。また、第1シャフト41の右端部は、ケース本体30における前端部において、ケース本体30の右壁に設けられた保持穴(図略)に挿通されている。第1シャフト41の右端部は、この保持穴36の右外側に突出している。したがって第1シャフト41は、収納部3における車幅方向の二端部に架け渡され、収納部3に枢支されている。第1シャフト41の左端部および右端部は、それぞれ、収納部3の外側で、それぞれ対応する第1シャフト受け部42a、42b(より具体的には長孔42c)に挿入される。また、第1シャフト41のピニオン41a、41bも同様に、それぞれ、収納部3の外側で、それぞれ対応するラック42dに噛合する。
第2シャフト51は、ピニオン41a、41bを持たないこと以外は第1シャフト41と略同形状である。第2シャフト51は第1シャフト41よりも下側で、収納部3に取り付けられる。具体的には、第2シャフト51の左端部は、ケース本体30における前端部において、ケース本体30の左壁に設けられた保持穴37に挿通され、この保持穴37の左外側に突出している。また、第2シャフト51の右端部は、ケース本体30における前端部において、ケース本体30の右壁に設けられた保持穴(図略)に挿通され、この保持穴(図略)の右外側に突出している。したがって第2シャフト51もまた、収納部3における車幅方向の二端部に架け渡され、収納部3に枢支されている。第2シャフト51の左端部および右端部は、それぞれ、収納部3の外側で、それぞれ対応する第2シャフト受け部52a、52bに挿入される。
収納部3の右壁3aには、開付勢部材35の一端部35aが取り付けられている。実施例1において、開付勢部材35はコンストンスプリング、つまり、定荷重バネである。開付勢部材35の他端35bは、ベース部2の右側壁21に取り付けられている。開付勢部材35は、収納部3を閉位置から開位置に向けて付勢する。なお、開位置において、収納部3は図略のストッパに当接する。
図2に示すように、ロック要素7は、ロッド部60と、リンク部70と、ロック付勢部材65と、作用部66と、操作要素80とを持つ。
ロッド部60は二つのロッドからなる。一方のロッドを第1ロッド61と呼び、他方のロッドを第2ロッド62と呼ぶ。第1ロッド61は第2ロッド62よりも長尺である。第1ロッド61および第2ロッド62は、長手方向を車幅方向に向けている。また、第1ロッド61は第2ロッド62よりも左方に配置される。第1ロッド61の左端部61aは、ベース部2の左側壁20に設けられた係合部25aに係合可能である。第2ロッド62の右端部62aは、ベース部2の右側壁21に設けられた係合部25bに係合可能である。ロッド部60はリッド31の内側に配置されている。
図8に示すように、リンク部70は、3つのアームを有する略T字状をなし、ロッド部60と同様にリッド31の内側に配置されている。具体的にはリンク部70の中央部に設けられた枢支軸78によって、リンク部70はリッド31の内側に枢支されている。3つのアームは、枢支軸78よりも上方に延びる第1アーム71、枢支軸78よりも下方に延びる第2アーム72、枢支軸78よりも右方に延びる第3アーム73で構成されている。第1アーム71は第1ロッド61の右端部61bを枢支する第1枢支孔71aを持ち、第2アーム72は第2ロッド62の左端部62bを枢支する第2枢支孔72aを持つ。第1枢支孔71aおよび第2枢支孔72aはそれぞれ略上下方向に延びる長孔状をなす。図8および図3に示すように、第3アーム73の上面には、略前後方向に延びる台状の作用部66が設けられている。
ロック付勢部材65は、つる巻きバネ状をなし、図8および図9に示すように、第1ロッド61に取り付けられている。具体的にはロック付勢部材65の一端は第1ロッド61に固定され、他端はリッド31に固定されている。ロック付勢部材65は、第1ロッド61を図9中左方向に付勢することで、第1ロッド61および第2ロッド62を係合部25a、25bと係合させる。つまり、ロック付勢部材65は、ロッド部60を係合位置に向けて付勢する。
図2に示すように、操作要素80は、操作ノブ81と、入力部82と、ノブ付勢部材83と、ノブ枢支部84とを有する。操作要素80は、上記した作用部66に接続されるとともに、作用部66を駆動する。
操作ノブ81は、レバー状をなし、軸状のノブ枢支部84を介して収納部3に枢支されている。図1および図3に示すように、操作ノブ81は、リッド31の右外側に配置され、リッド31の端部に設けられた切り欠き状のノブ収容部32に収容されている。ノブ収容部32はリッド31の右外側に向けて開口しているため、ノブ収容部32に配置された操作ノブ81は、リッド31の右側方、換言すると、リッド31の右外側に配置されるともいえる。このため、意匠上は、操作ノブ81はリッド31および収納部3から独立しているように見える。図3および図8に示すように、操作ノブ81には、入力部82が一体化されている。入力部82は棹状をなし、操作ノブ81と別体で成形されている。入力部82は、操作ノブ81とは異なり、リッド31の内部に配置されている。リッド31の内部とノブ収容部32とは、リッド31の右壁の一部31aで隔てられている。この右壁の一部31aには、貫通孔状のノブ取り付け孔31bが設けられている。ノブ枢支軸84の一端は操作ノブ81に固定される。ノブ枢支軸84の他端は、ノブ取り付け孔31bに挿通され、リッド31の内部に露出する。そして、リッド31の内部において、ノブ枢支軸84の他端には、入力部82の長手方向の一端部が固定される。入力部82の長手方向の他端部、つまり自由端82aは、ノブ枢支軸84の下方に配置される。
操作ノブ81はノブ枢支軸84を中心として回動可能である。入力部82は操作ノブ81と同様にノブ枢支軸84に固定されているため、操作ノブ81とともにノブ枢支軸84を中心として回動可能である。入力部82は、リンク部70における第3アーム73のやや上方、つまり、作用部66のやや上方に配置される。図9に示すロック位置から図8に示す引き出し位置に向けて、操作ノブ81が車室内91側に引き出される方向に回動すると、入力部82も同様に車室内91側に向けて回動する。操作ノブ81がロック位置にあるときには入力部82は傾き、入力部82の自由端82aはノブ枢支軸84を中心とする自由端82aの回動軌跡の最下位置よりも上側かつ前側にある。そして、操作ノブ81がロック位置から引き出し位置に向けて回動するにつれ、入力部82の自由端82aは下降して、作用部66に干渉する。したがって、操作ノブ81をロック位置から引き出し位置に向けて回動させると、入力部82の自由端82aが作用部66を下方に押圧する。
ノブ付勢部材83は、ねじりバネ状をなし、ノブ枢支部84に挿通されている。ノブ付勢部材83の一端は操作ノブ81に固定され、ノブ付勢部材83の他端はケース本体30に固定されている。ノブ付勢部材83は、操作ノブ81をロック位置に向けて付勢する。
ロッド部60、リンク部70、作用部66、入力部82はおよび操作ノブ81は、何れもリッド31に一体化されている。このうち、ロッド部60、リンク部70、作用部66および入力部82は何れもリッド31の内側に配置されている。これに対して、操作ノブ81はリッド31の外側に配置されている。したがって、図1に示すように、乗員95からはリッド31の外側つまり収納部3の表側に露出する操作ノブ81のみが視認される。
以下、実施例1のグラブボックス1の動作を説明する。
図6に示す閉位置において、収納部3の大部分はベース部2の内部に収容され、収納部3のリッド31はベース部2の出入口23を閉じている。このとき、第1シャフト41の長手方向の両端部41cは、第1シャフト受け部42の前側かつ下側端部にそれぞれ位置している。第2シャフト51の長手方向の両端部51cは、第2シャフト受け部52の前側かつ下側端部にそれぞれ位置している。
このとき、ロッド部60は図9に示すように係合位置に配置されている。つまり、第1ロッド61の左端部61aは、ベース部2の左側壁20に設けられた係合部25aに係合している。第2ロッド62の右端部62aはリッド31の右側に突出し、ベース部2の右側壁21に設けられた係合部25bに係合している。したがって、収納部3は閉位置にロックされている。
なお、このとき収納部3は、図5中実線で示すように、助手席の乗員95の膝よりもやや上側に位置する。
収納部3を図6に示す閉位置から図7に示す開位置に位置変化させるためには、先ず、操作ノブ81を操作してロック要素7を係合位置から解除位置に状態変化させ、収納部3のロックを解除する。
図9に示すロック位置において、操作ノブ81はノブ付勢部材83によって下端部を前側つまり車両進行方向の先側に向けるように付勢されている。つまり、このとき操作ノブ81は図1に示すようにノブ収容部32の内部に入り込んでいる。したがって、操作ノブ81を引き出し位置に回動させるためには、このノブ付勢部材83の付勢力に抗して、操作ノブ81を手前側つまり車室内91側に引き出す必要がある。操作ノブ81は、操作ノブ81の上側部分に一体化されているノブ枢支部84を中心として回動可能であるため、この操作によって操作ノブ81が回動する。すると、操作ノブ81の入力部82が下降して、リンク部70の作用部66を下方に押圧する。作用部66が下方に押圧されると、リンク部70はロック付勢部材65の付勢力に抗して図9中時計回りに回転する。すると、第1ロッド61は図9中右方向に向けて引っ張られ、第2ロッド62は図9中左方向に向けて引っ張られるために、ロック要素7は図9に示す係合位置から図8に示す解除位置に状態変化する。このため、ロックが解除されて収納部3は位置変化可能となる。
操作ノブ81は、収納部3に一体化されている。したがって、乗員95は、操作ノブ81を手前に引きロックを解除する操作に連続して、収納部3自体を前側に引き出す。
このとき、図7に示すように、第1シャフト41の長手方向の両端部41cは、第1シャフト受け部42の内部を回転かつスライドし、後側かつ上側端部に向けて移動する。第2シャフト51の長手方向の両端部51cも同様に、第2シャフト受け部52の後側かつ上側端部に向けて移動する。したがって、収納部3は第1シャフト41および第2シャフト51を中心として2軸的に回動しつつ、第1シャフト受け部42および第2シャフト受け部52に案内されて、閉位置から開位置に移動する。
上記したように、収納部3はコンストンスプリングからなる開付勢部材35によって開方向に付勢されている。また、図5に示すように、閉位置から開位置に位置変化する際に、収納部3の下端部つまり底部33は上向するものの、収納部3の上端部つまり頂部34は寧ろ下向する。このため、収納部3全体としての上下方向の位置変化は比較的小さくて済み、収納部3は比較的小さな荷重で引き出され、閉位置から開位置に位置変化する。
また、上記したように、閉位置から開位置に位置変化する際に、収納部3の底部33は上向するものの、収納部3の頂部34は寧ろ下向するため、実質的には、開位置と閉位置との間で収納部3はさほど上下動しない。これは、シャフトとシャフト受け部とからなるガイド部4を2対用い、収納部3を2軸的に回動させつつ移動させたことにより、収納部3の移動領域をコンパクトにでき、かつ、頂部34を大きく位置変化させることができたためである。換言すると、このようにしたことで、収納部3の移動領域がコンパクトであるにもかかわらず、開位置においては収納部3が大きく開口する。さらに換言すると、実施例1のグラブボックスによると、頂部34を下方に向けて大きく位置変化させることなく後方に向けて大きく位置変化させ得る。
例えば、第1シャフト41および第1シャフト受け部42のみによって収納部3を一軸的に回動させかつ移動させる場合には、単に、収納部3の底部33および頂部34が上向するか、または、収納部3の底部33および頂部34が下向するだけである。しかし、例えば、閉位置から開位置に向けて収納部3の底部33および頂部34が下向する場合には、収納部3が乗員95の膝に干渉する可能性がある。また、閉位置から開位置に向けて収納部3の底部33および頂部34が上向する場合には、収納部3を開位置に位置変化させるのに大きな力を要する。
これに対して、実施例1のグラブボックス1では、収納部3を小さな力かつコンパクトな移動領域で大きく開口させ得るため、乗員95に不快感を与えることなく、容易にグラブボックス1を開閉動作させることができる。
なお、図6に示すように、実施例1のグラブボックス1においては、第1シャフト受け部42a、42bの前側かつ下側端部と、第1シャフト受け部42a、42bの後側かつ上側端部と、を通る直線L1と、第2シャフト受け部52a、52bの前側かつ下側端部と、第2シャフト受け部52a、52bの後側かつ上側端部と、を通る直線L2と、は互いに交差している。また、直線L1の傾斜角は直線L2の傾斜角よりも小さい。このため、収納部3の上下移動領域をさらに小さくでき、収納部3全体としての上下方向の位置変化をより小さくできる。なお、ここでいう傾斜角とは、水平方向に延びる直線と、各直線L1、L2とのなす角のうち劣角を指す。
本発明のグラブボックス1では、第1シャフト41および第2シャフト51をそれぞれ収納部3における車幅方向の二端部に架け渡したことで、車幅方向における収納部3の開閉動作が同期し、収納部3が安定して開閉動作する。さらに、第1シャフト41および第2シャフト51で収容部3が車幅方向に補強され、収納部3の強度が向上し、ひいてはグラブボックス1の耐久性が向上する。
また、第1ガイド部40がラックアンドピニオン機構を備えているため、収納部3の開閉動作の安定性がさらに向上する。
さらに、第1シャフト41および第2シャフト51が収納部3における車両進行方向の先側部分に配置されているため、収納部3を車両進行方向の後側つまり車室内91側に大きく引き出すことができる。このことによっても、本発明のグラブボックス1では、収納部3をコンパクトな移動領域で大きく開口させ得る。
本発明のグラブボックス1では、2対のシャフトとシャフト受け部とからなるガイド部4、つまり、第1ガイド部40および第2ガイド部50を設けたことで、収納部3の動作の多様性が向上する利点がある。つまり、上述したように、本発明のグラブボックスにおける収納部3は、2軸的に回動可能であり、コンパクトな移動領域でかつ大きく開口可能である。このため本発明のグラブボックスは、乗員95に不快感を与えずかつ容易に種々の方向に開閉動作し得る。
本発明のグラブボックス1における第1シャフト受け部42a、42bおよび第2シャフト受け部52a、52bは、必ずしも互いに交差する方向に延びなくても良い。例えば、第1シャフト受け部42a、42bおよび第2シャフト受け部52a、52bが互いに平行なS字状に延びる場合にも、収納部3は第1シャフト受け部42a、42bおよび第2シャフト受け部52a、52bの延びる方向に沿って移動可能であり、かつ、第1シャフト受け部42a、42bおよび第2シャフト受け部52a、52bを中心として回動可能である。このため、このようなガイド部4によって案内される収納部3は、比較的コンパクトな軌跡で位置変化し、かつ、比較的大きな角度で回動可能である。つまり、この場合にも収納部3の移動領域はコンパクトであり、かつ収納部3は大きく開口し得る。なお、実施例1においては、一対の第1シャフト受け部42および一対の第2シャフト受け部52は各々長孔状をなすが、例えば、レール状等の他の形状であっても良い。また、一対の第1シャフト受け部42および一対の第2シャフト受け部52は、それぞれ対応する第1シャフト41の端部41cまたは第2シャフト51の端部51cを、スライド可能かつ回動可能であるように保持できれば良く、その形状は凹状に限定されず凸状であっても良い。
さらに実施例1では、ラック42dを有する第1シャフト受け部42が上側に配置され、ラック42dのない第2シャフト受け部52が下側に配置されているが、第1シャフト受け部42が下側に配置され、第2シャフト受け部52が上側に配置されても良い。この場合には、下側に位置する第1シャフト受け部42のさらに下側にラック42dが配置される。
例えば上記したエアーコンディショナーのフィルタを交換する場合等には、作業口24を露出するために、収納部3の少なくとも上部をベース部2から取り外す必要がある。実施例1のグラブボックス1においては、収納部3の上側にあるラックアンドピニオン機構、つまり、ピニオン41a、41bおよびラック42dによって、収納部3をベース部2に安定して保持できる。しかしその反面、実施例1のグラブボックス1においては、収納部3をベース部2から取り外す作業が煩雑になる場合がある。つまり、ラックアンドピニオン機構が収納部3の上側にあれば、収納部3の上部をベースから取り外す際に、ピニオン41a、41bをラック42dから取り外す必要がある。この作業は比較的煩雑であるために、収納部3をベース部2から取り外す作業もまた煩雑になる。しかし、ラックアンドピニオン機構が収納部3の下側にあれば、収納部3の上部をベースから取り外す際に、ピニオン41a、41bをラック42dから取り外す必要がない。このため、収納部3をベース部2から取り外す作業が簡単になる利点がある。
また、実施例1のグラブボックス1は意匠性に優れる利点もある。例えば一般的なグラブボックスにおいては、リッドの中央部に窓状のノブ収容部を設け、当該窓状のノブ収容部に操作ノブを配置している。しかしこの場合には、操作ノブがリッドおよび収納部と一体感をもって視認され、乗員には操作ノブがリッドおよび収納部の一部であるかの如く認識される。したがって、この場合には、窓状のノブ収容部および操作ノブをともに寸法精度高く成形し、かつ、ともに位置精度高く取り付ける必要がある。つまり、窓状のノブ収容部と操作ノブとの境界、つまり両者の見切り部が操作ノブの周縁部全周にわたって形成されるために、当該見切り部がリッドおよび収納部の意匠性に影響する。そしてこの場合には、窓状のノブ収容部および操作ノブをともに寸法精度高く成形し、かつ、ともに位置精度高く取り付けなければ、見切り部の幅が一定でなくなり、リッドおよび収納部の意匠性が著しく損なわれるおそれがある。さらに、ノブ収容部と操作ノブとの見切り部が操作ノブの周縁部全周にわたって形成されることで、リッドおよび収納部の意匠的な統一感が損なわれ、グラブボックスの意匠性を向上し難い問題もある。
これに対して、実施例1のグラブボックス1のようにリッド31の側端部に切り欠き状のノブ収容部32を設け、当該切り欠き状のノブ収容部32に操作ノブ81を配置する場合には、操作ノブ81がリッド31および収納部3と別体であるように見える。このため、ノブ収容部32および操作ノブ81の寸法や取り付け位置にさほど気を遣わなくても、リッド31および収納部3の意匠性が損なわれることはなく、グラブボックス1に優れた意匠性を付与できる。
さらに、操作ノブ81は収納部3の外側部分に一体化され、収納部3とともに開位置に移動する。このため操作ノブ81は、例えば開位置にある収納部3の内部に突出することもなく、収納部3への物品の出し入れの妨げになることがない。また、例えば操作ノブ81がインストルメントパネル90に設けられる場合とは異なり、操作ノブ81が収納部3とともに開位置に移動するため、グラブボックス1が開位置にあるときのインストルメントパネル90の意匠性が損なわれることもない。
実施例1においては、作用部66をリンク部70に設けたが、作用部66は二つのロッド61、62およびリンク部70の何れかに設ければ良い。作用部66を例えば第1ロッド61または第2ロッド62に設ける場合には、入力部82によって第1ロッド61または第2ロッド62を駆動すれば良い。例えば、クランク機構を用いて操作ノブ81の回転運動を入力部82の右方の直線運動に変換し、入力部82の直線運動によって第1ロッド61を右側に押圧すれば良い。このとき第2ロッド62は、リンク部70によって第1ロッド61に同期し左側に位置変化するため、ロッド部60は係合位置から解除位置に状態変化する。つまり、この場合にも、ロックは解除される。
本発明のグラブボックス1は開付勢部材35を必須としないが、開付勢部材35を設けることで、収納部3を閉位置から開位置に位置変化させる開操作を乗員95が行ない易くなる利点がある。開付勢部材35は、コンストンスプリングに限定されない。例えば板バネ、つる巻きバネ、ねじりバネ等、収納部3を付勢可能なものであれば良い。なお、実施例1においては、収納部3が下側の閉位置から上側の開位置に向けて位置変化する。したがって、開動作時において収納部3が重力に反する方向に位置変化するために、グラブボックス1の開閉操作に要する乗員95の負担を軽減するために、開付勢部材35によって収納部3を開位置に付勢した。しかし、本発明のグラブボックス1は、例えば第1シャフト受け部42および第2シャフト受け部52が前側上方向から後側下方に向けて延びる場合等、閉動作時に収納部3が重力に反する方向に位置変化する場合も含み得る。この場合には、収納部3を開位置から閉位置に向けて付勢する閉付勢部材を設けるのが良い。さらには、開付勢部材35および閉付勢部材の付勢力を適宜調整すれば、開付勢部材35および閉付勢部材の両方を設けることも可能である。
本発明のグラブボックス1におけるベース部2の形状は、実施例1に例示した形状に限らず、収納部3を収容可能であれば良い。ベース部2は、例えば、箱状であっても良い。ベース部2の少なくとも一部はインストルメントパネル90で構成されていても良い。ベース部2は少なくとも出入口23を持てば良く、本発明のグラブボックス1において作業口24は必須ではない。また、ベース部2における係合部25a、25bの形状は単なる凹状に限らず、ロッドと係合可能な如何なる形状であって良い。
(実施例2)
実施例2のグラブボックスは、開付勢部材の形状および取り付け位置と、第1シャフト受け部の形状とが実施例1のグラブボックスとは異なり、その他は実施例1のグラブボックスと概略同じである。したがって実施例2においては、実施例1と異なる部分を中心に説明し、実施例1と同じ部分については割愛する。
実施例2のグラブボックスにおけるベース部、第1シャフト、開付勢部材、および収納部(より具体的にはケース本体30)を模式的に表す分解斜視図を図10に示す。実施例2のグラブボックスにおける第1シャフト受け部および第1シャフトを模式的に表す説明図を図11および図12に示す。なお、図11は収納部が開位置にあるときのグラブボックスを表し、図12は開位置にあった収納部が閉位置に向けて位置変化している途中の様子を表す。
図10に示すように、実施例2のグラブボックス1においては、開付勢部材35が第1シャフト41に装着されている。開付勢部材35はねじりコイルバネであり、その一端35cは第1シャフト41に固定されている。開付勢部材35の他端35dは収納部3のケース本体30の前面に当接している。この開付勢部材35は、実施例1のグラブボックス1における開付勢部材35と同様に、収納部3を閉位置から開位置に向けて付勢するものであるが、上記したようにその形状および取り付ける相手材は実施例1の開付勢部材35とは異なる。
第1シャフト41は実施例1の第1シャフト41と同形状であり、ピニオン41a、41bを有する。ピニオン41a、41bは各々対応するラック42dに噛合する。二つのラック42dは、ベース部2の一対の側壁(左側壁20、右側壁21)の外側に各々一体化されている。
実施例1と同様に、第1シャフト41がケース本体30に取り付けられると、第1シャフト41の一対のピニオン41a、41bは、各々、ケース本体30における保持穴36の左外側または右外側に突出する。そして、さらにピニオン41a、41bはそれぞれ対応する第1シャフト受け部42a、42bの長孔42cに挿通され、各長孔42cの左外側または右外側に露出する。そしてピニオン41a、41bは、収納部3の外側かつケース本体30の外側でそれぞれ対応するラック42dに噛合する。
図10に示すように、各長孔42cの孔壁にはストッパ突起42eが設けられている。より具体的には、各ストッパ突起42eは、長孔42cの後部側かつ下側に位置する孔壁に一体成形され、上側つまり長孔42cの内部に向けて突起している。ストッパ突起42eの上端部つまり突出端部は、ラック42dよりも上方に位置している。ストッパ突起42eは樹脂製であり、同じく樹脂製のベース部に一体成形されている。図11、図12に示すように、ストッパ突起42eには貫通空洞42fが設けられ、かつ、ストッパ突起42eは弾性変形可能である。
実施例2のグラブボックス1では、開位置にある収納部3に対して、当該収納部3が閉位置に位置変化する方向つまり前側かつ下側に向けた力を加えると、収納部3に架け渡されている第1シャフト41もまた、前側かつ下側に向けて押圧される。すると、第1シャフト41のピニオン41a、41bがラック42dに対して回転する。つまりこのとき、第1シャフト41は、回転しつつ前側かつ下側に向けて移動する。なお、このとき収納部3は小さく揺動するだけであり、第1シャフト41の回転数つまり回転角度は、収納部3の揺動角度つまり回転角度に比べて遙かに大きい。
第1シャフト41には開付勢部材35が外装され、既述したように、開付勢部材35の一端35cは第1シャフト41に固定されるとともに、開付勢部材35の他端35dはケース本体30の前面に当接して当該ケース本体30に略固定されている。したがって、第1シャフト41が回転すると、開付勢部材35には付勢力が蓄積される。
閉位置にまで位置変化した収納部3は、実施例1と同様のロック要素7によって閉位置にロックされる。このとき開付勢部材35は付勢力を蓄積したままである。
ロック要素7による収納部3のロックを解除すると、開付勢部材35もまた開放されて蓄積した付勢力を放出する。つまりこのとき開付勢部材35は開き方向に変形する。すると、当該開付勢部材35の付勢力によって、第1シャフト41が収納部3に対して回転する。そして、当該第1シャフト41の回転に伴い、第1シャフト41のピニオン41a、41bがそれぞれ対応するラック42dと噛合しつつ、ラック42dに沿って前側かつ下側から後側かつ上側に向けて移動する。そしてこのとき収納部3は第1シャフト41とともに後側かつ上側つまり開位置に向けて位置変化する。このようにして、実施例2のグラブボックス1における収納部3は開付勢部材35によって開位置に付勢される。
実施例2のグラブボックス1における開付勢部材35は、実施例1のグラブボックス1における開付勢部材35(コンストンスプリング)とは異なり、第1シャフト41に装着されるとともに第1シャフト41を回転させるねじりコイルバネである。このため実施例2のグラブボックス1においては開付勢部材35を小型化でき、かつ、小さなスペースに開付勢部材35を配設し得る利点がある。
ところで、図11に示すように、長孔42cはストッパ突起42eを境として2つの部分に分けられている。2つの部分の一方を開収容部42gと呼び、他方を一般収容部42hと呼ぶ。開収容部42gは、収納部3が開位置にあるときに第1シャフト41の一部を収容する部分である。一般収容部42hは、収納部3が開位置以外の位置にあるときに当該第1シャフト41の一部を収容する部分である。なお、図11および図12に示すように、開収容部42gと一般収容部42hとは連絡している。実施例2のグラブボックス1において、開収容部42gは、長孔42cの後端かつ上端部分を構成する。ストッパ突起42eは、開収容部42gと一般収容部42hとの境界に設けられ、長孔42cの内部に突起している。
図11に示すように収納部3が開位置にある時には、第1シャフト41は開収容部42gに収容され、第1シャフト41の外周面41dにはストッパ突起42eが当接している。したがってこのストッパ突起42eによって、開収容部42gから一般収容部42hへの第1シャフト41の移動は阻害される。つまり、ストッパ突起42eは、第1シャフト41を開収容部42gに保持し収納部3を開位置に留めるストッパとして機能する。例えば走行時の振動などで収納部3に閉方向の力が作用した場合、当該閉方向の力が過大であれば、開付勢部材35の付勢力に抗して収納部3が開位置から閉位置に向けて位置変化する場合がある。しかし、実施例2のグラブボックス1によると、ストッパ突起42eが収納部3を開位置に留めるストッパとして機能するため、ユーザーの意に反した収納部3の閉動作が抑止または抑制される。
収納部3が図11に示す開位置にあるときに、収納部3に対して閉位置に向けた大きな力を作用させると、図12に示すように第1シャフト41は下側かつ前側に向けて押圧されてストッパ突起42eに圧接する。するとストッパ突起42eは圧縮する方向に弾性変形し、第1シャフト41はストッパ突起42eを乗り越える。実施例2のグラブボックス1におけるストッパ突起42eには貫通空洞42fがあるために、当該ストッパ突起42eは比較的圧縮変形し易く、グラブボックス1を閉操作するユーザーに過大な力を要求しない。つまり、実施例2のグラブボックス1は、収納部3を開位置に留め得るにもかかわらず、閉操作性にも優れる。
なお、ストッパ突起42eは自重による収納部3の閉位置への位置変化に抗して収納部3を開位置に留めることができ、かつ、ユーザーが収納部3を押圧すると弾性的に圧縮変形して開収容部42gから一般収容部42hへの第1シャフト41の移動を許容できるものであれば良い。
例えばストッパ突起42eは、ゴムやばね鋼等、ベース部2とは異なる材料で構成されても良い。また、ストッパ突起42eはベース部2と一体に成形されても良いし、別体で成形されても良い。
また、実施例2のグラブボックス1においては、ラック42dとストッパ突起42eとはともに長孔42cの下側に設けられているが、これに限らず、ラック42dおよびストッパ突起42eをともに長孔42cの上側に設けても良いし、ラック42dとストッパ突起42eの一方を長孔42cの上側に設けるとともに他方を長孔42cの下側に設けても良い。何れの場合にも、「開位置にある収納部3が閉位置に向けて位置変化するときに、第1シャフト41が長孔42c内においてストッパ突起42eに圧接する」ような位置関係となるように長孔42cに対してラック42dおよびストッパ突起42eを設ければ、実施例2のグラブボックス1と同様に、ストッパ突起42eが第1シャフト41に干渉して、収納部3を開位置に留めることが可能である。
本発明のグラブボックスは、各種車両用のグラブボックスとして好ましく使用できる。
(備考1)
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できる。
(備考2)
本発明のグラブボックスは、以下のように表現できる。
(1)車両に配設されるグラブボックス1であって、
車室内91側に向けて開口する出入口23を持つベース部2と、
前記出入口23を閉じる閉位置と、少なくとも一部が前記出入口23から車室内91に展開される開位置と、の間を位置変化可能な収納部3と、
前記収納部3と前記ベース部2とを接続する第1ガイド部40および第2ガイド部50と、を有し、
前記第1ガイド部40は、前記収納部3における車幅方向の二端部に架け渡され枢支された第1シャフト41と、前記ベース部2に設けられ車両進行方向の先側から車室内側に向けて延び前記第1シャフト41の前記車幅方向における二端部をそれぞれ移動可能に案内する一対の第1シャフト受け部42と、を有し、
前記第2ガイド部50は、前記収納部3における車幅方向の二端部に架け渡された第2シャフト51と、前記ベース部2に設けられ車両進行方向の先側から車室内側に向けて延び前記第2シャフト51の前記車幅方向における二端部をそれぞれ移動可能に案内する一対の第2シャフト受け部52と、を有し、
前記第1シャフト41の前記車幅方向の二端部はそれぞれピニオン41a、41bを有し、
各々の前記第1シャフト受け部42は、前記ピニオン41a、41bに噛合するラック42dを有し、
前記第1シャフト41および前記第2シャフト51は、各々、前記収納部3における車両進行方向の先側部分に配置されかつ互いに上下方向に離間している。
(2)前記第1シャフト受け部42および前記第2シャフト受け部52は、互いに交差する方向に延びる、(1)に記載のグラブボックス。
(3)前記第1シャフト受け部42および前記第2シャフト受け部52は、各々、車両進行方向の先側かつ下側から車室内91側かつ上側に向けて延びる、(1)または(2)に記載のグラブボックス。
(4)前記第1シャフト受け部42a、bの前側かつ下側端部と、前記第1シャフト受け部42a、bの後側かつ上側端部と、を通る直線L1と、
前記第2シャフト受け部52a、bの前側かつ下側端部と、前記第2シャフト受け部52a、bの後側かつ上側端部と、を通る直線L2と、は互いに交差し、
前記直線L1の傾斜角は直線L2の傾斜角よりも小さい、(1)〜(3)の何れか一項に記載のグラブボックス。
(5)前記収納部3を前記閉位置から前記開位置に向けて付勢する開付勢部材35を有する、(3)または(4)に記載のグラブボックス。
(6)前記開付勢部材35はねじりコイルバネであり前記第1シャフト41に外装され、前記第1シャフト41を回転させる、(5)に記載のグラブボックス。
(7)少なくとも一方の前記第1シャフト受け部42a、bは、前記ラック42dと、前記第1シャフト41の一部を収容し案内する長孔42cと、を有し、
前記長孔42cの孔壁には、弾性変形可能であり前記長孔42cの内部に向けて突起し前記開位置にある前記収納部3が前記閉位置に向けて位置変化するときに前記第1シャフト41に干渉するストッパ突起42eが設けられている、(1)〜(6)の何れか一項に記載のグラブボックス。
(8)前記ストッパ突起42eは貫通空洞42fを有する、(7)に記載のグラブボックス。
(備考3)
本明細書は、上記した以外にも以下の技術思想を含み得る。
(9)車両に配設されるグラブボックス1であって、
車室内91側に向けて開口する出入口23を持つベース部2と、前記出入口23を閉じる閉位置と少なくとも一部が前記出入口23から車室内91に展開される開位置との間を位置変化可能な収納部3と、前記収納部3と前記ベース部2とを接続するガイド部4と、前記収納部3に設けられ前記閉位置に前記収納部3をロックするロック要素7と、を有し、
前記ベース部2は、前記出入口23の車幅方向の外側に一対の係合部25a、25bを有し、
前記ロック要素7は、
二つのロッドからなり、一方の前記ロッドが前記一対の係合部25a、25bの一方に係合するとともに他方の前記ロッドが前記一対の係合部25a、25bの他方に係合する係合位置と、前記係合が解除される解除位置と、の間を状態変化可能なロッド部60と、
二つの前記ロッドを接続し同期させるリンク部70と、
前記ロッドの一方または前記リンク部70に設けられている作用部66と、
前記作用部66に接続される操作要素80と、を有し、
前記操作要素80は、
前記収納部3に枢支され、ロック位置と、前記ロック位置よりも車室内側に引き出された引き出し位置と、の間を回動する操作ノブ81と、
前記操作ノブ81に一体化されて前記操作ノブ81とともに位置変化し、前記操作ノブ81が前記ロック位置から前記引き出し位置に回動すると、前記作用部66を駆動して前記ロッド部60を前記係合位置から前記解除位置に状態変化させる、入力部82と、を有し、
前記収納部3は、箱状をなすケース本体30と、前記ケース本体30に一体化され前記閉位置において前記出入口23を閉じるリッド31と、を有し、
前記ロッド部60、前記リンク部70、前記作用部66および前記入力部82は前記リッド31の内側に配置され、前記操作ノブ81は前記リッド31の外側に配置される、グラブボックス。
(10)前記リッド31は、車幅方向の一端側に切欠状のノブ収容部32を有し、
前記操作ノブ81は前記リッド31の外側において前記ノブ収容部32に配置されている、(9)に記載のグラブボックス。
(11)前記操作要素80は、さらに、前記操作ノブ81を前記ロック位置に向けて付勢するノブ付勢部材83を有する(9)または(10)に記載のグラブボックス。
(備考4)
本発明のグラブボックスは、上記(備考2)の構成要素のみならず、上記(備考3)のように、収納部を閉位置にロックするためのロック要素、および当該ロック要素を操作するための操作要素を備えても良い。
つまり、一般的なグラブボックスにおいて、ロックを解除し、収納部を閉位置から開位置に向けて位置変化させるための操作部は、収納部に一体に設けるのが一般的である。しかしこの場合には操作部によって収納部の意匠的な統一感が損なわれ、収納部の意匠性を向上し難い場合があった。また、グラブボックスは一般的には助手席の前方に設けられるが、グラブボックスにおける収納部の中央部に操作部を設ける場合には運転席からの操作が行い難くなる問題もあった。このため、近年では、操作部を収納部の外側に配置し、インストルメントパネルに取り付ける技術が提案されている(例えば、特開2011−247084号公報参照)。
特開2011−247084号公報に紹介されているグラブボックスにおいては、操作部は収納部と別体であると視認されるため、操作部自体が収納部の意匠性を損なうことはなくなる。また、操作部が収納部における車幅方向の外側に配置されるため、運転席からの操作も行ない易くなる。しかしこの場合には、操作部がインストルメントパネルに設けられるため、収納部が開位置に位置変化した時には、操作部がインストルメントパネルに取り残される。このため、操作部はインストルメントパネルの意匠性を損なう場合がある。また、操作部がインストルメントパネルに取り残されるため、収納部が位置変化する際の軌跡は、操作部を避ける必要がある。このため操作部と収納部との位置関係によっては、収納部の収納スペースが操作部によって低減する場合もあった。
上記(備考3)のグラブボックスは、この課題を解決し得る。つまり、上記(備考3)のグラブボックスは、意匠性および操作性に優れる。
1:グラブボックス 2:ベース部 3:収納部
4:ガイド部 7:ロック要素 23:出入口
25a、25b:係合部 30:ケース本体 31:リッド
32:ノブ収容部 35:開付勢部材 40:第1ガイド部
41:第1シャフト 41a、41b:ピニオン 42:第1シャフト受け部
42c:長孔 42d:ラック
42e:ストッパ突起 42f:貫通空洞
50:第2ガイド部 51:第2シャフト
52:第2シャフト受け部 60:ロッド部 61、62:ロッド
66:作用部 70:リンク部 80:操作要素
81:操作ノブ 82:入力部 83:ノブ付勢部材
91:車室内

Claims (8)

  1. 車両に配設されるグラブボックスであって、
    車室内側に向けて開口する出入口を持つベース部と、
    前記出入口を閉じる閉位置と、少なくとも一部が前記出入口から車室内に展開される開位置と、の間を位置変化可能な収納部と、
    前記収納部と前記ベース部とを接続する第1ガイド部および第2ガイド部と、を有し、
    前記第1ガイド部は、前記収納部における車幅方向の二端部に架け渡され枢支された第1シャフトと、前記ベース部に設けられ車両進行方向の先側から車室内側に向けて延び前記第1シャフトの前記車幅方向における二端部をそれぞれ移動可能に案内する一対の第1シャフト受け部と、を有し、
    前記第2ガイド部は、前記収納部における車幅方向の二端部に架け渡された第2シャフトと、前記ベース部に設けられ車両進行方向の先側から車室内側に向けて延び前記第2シャフトの前記車幅方向における二端部をそれぞれ移動可能に案内する一対の第2シャフト受け部と、を有し、
    前記第1シャフトの前記車幅方向の二端部はそれぞれピニオンを有し、
    各々の前記第1シャフト受け部は、前記ピニオンに噛合するラックを有し、
    前記第1シャフトおよび前記第2シャフトは、各々、前記収納部における車両進行方向の先側部分に配置されかつ互いに上下方向に離間している、グラブボックス。
  2. 前記第1シャフト受け部および前記第2シャフト受け部は、互いに交差する方向に延びる、請求項1に記載のグラブボックス。
  3. 前記第1シャフト受け部および前記第2シャフト受け部は、各々、車両進行方向の先側かつ下側から車室内側かつ上側に向けて延びる、請求項1または請求項2に記載のグラブボックス。
  4. 前記第1シャフト受け部の前側かつ下側端部と、前記第1シャフト受け部の後側かつ上側端部と、を通る直線L1と、
    前記第2シャフト受け部の前側かつ下側端部と、前記第2シャフト受け部の後側かつ上側端部と、を通る直線L2と、は互いに交差し、
    前記直線L1の傾斜角は直線L2の傾斜角よりも小さい、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のグラブボックス。
  5. 前記収納部を前記閉位置から前記開位置に向けて付勢する開付勢部材を有する、請求項3または請求項4に記載のグラブボックス。
  6. 前記開付勢部材はねじりコイルバネであり前記第1シャフトに外装され、前記第1シャフトを回転させる、請求項5に記載のグラブボックス。
  7. 少なくとも一方の前記第1シャフト受け部は、前記ラックと、前記第1シャフトの一部を収容し案内する長孔と、を有し、
    前記長孔の孔壁には、弾性変形可能であり前記長孔の内部に向けて突起し前記開位置にある前記収納部が前記閉位置に向けて位置変化するときに前記第1シャフトに干渉するストッパ突起が設けられている、請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のグラブボックス。
  8. 前記ストッパ突起は貫通空洞を有する、請求項7に記載のグラブボックス。
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