JP2016168007A - 草刈機 - Google Patents

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友之 長畑
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Abstract

【課題】農業用トラクタが前方への進行不能の場合でも、草刈作業部が前方に移動し、刈り残し部分を減少させる。【解決手段】農業用トラクタ21に装着される支持フレーム41の車幅方向一端部に上下回動自在に支持された第1ブーム51を有する草刈機。第1ブーム51端部に連結された第2ブーム61先端に連結された草刈作業部31。第1ブーム51と第2ブーム61とを連結する第1関節アーム54。第2ブーム61と草刈作業部31とを連結する第2関節アーム67。第1ブーム51と第1関節アーム54は上下方向に、第2ブーム61は第1関節アーム54に対し前後方向に、第2ブーム61に対し第2関節アーム67は前後方向に、草刈作業部31は第2関節アーム67に対し上下方向に回動自在である。前後方向に並べられた、角パイプ状の第2ブーム61本体と第2ブーム61本体内に挿通されたリンクロッドからなる平行リンク71を第2ブームに有する。【選択図】図1

Description

本発明は、草刈機に係る。詳細には、アーム連結型草刈機に係る。更に詳細には、アーム機構を介して農業用トラクタ等に連結されるアーム連結型草刈機に係る。
アーム連結型草刈機は、地平形状の変化に関わらず草刈作業をおこなえるため、便宜である。
特許文献1に記載の「アーム連結型草刈機」には、「草刈機本体6は、揺動機構7を介して第2アーム4の先端に装着されている。このような揺動機構7を第2アーム4と草刈機本体6との間に介設することにより、草刈機本体6が第2アーム4に対して首振り揺動可能となる。そのため、アーム2,4の姿勢(草刈機本体6の高さ)等を微調整せずとも草刈機本体6を地面の凹凸等に追従させることができるので、高精度な草刈り作業を容易に行うことが可能となる。なお、揺動機構7の具体例として、四節リンク機構を挙げることができる。・・・草刈機本体6としては、これを構成するフレームが屈曲しないタイプのものを使用することもできるし、屈曲するタイプのものを使用することもできる。」の記載がある(特許文献1[0020])。
特許文献2に記載の「作業車両用の作業装置」には、「第1アーム11の先端部に平行リンク式の第2アーム12の上部を上記の車幅方向Wへ回動可能に支持し、その第2アーム12を第2油圧シリンダ22によって回動させる。上記の第2アーム12の下部に、平行リンク式の第3アーム13を上記の車体2の前後方向へ回動可能に支持し、その第3アーム13の下部に草刈り機30を上記の車幅方向Wへ回動可能に支持する。」旨の記載がある(特許文献2[要約][解決手段]参照)。
更に、「上記ブラケット97に、平行リンク式の第3アーム13が前後方向へ回動可能に支持される。」旨の記載がある(特許文献2[0053])。更に、「上述の走行刈り時では、前記のリンク式の第3アーム13は、前後の両方向へ同様に回動可能であるため(図19参照)、上記の油圧ショベル1を後退走行させた場合でも同様に草刈りを行える。従って、前進または後退の一方だけしか作業できない草刈り装置の場合と比べると作業能率が2倍になる。」旨の記載がある(特許文献2[0055])。
特許文献3に記載の「作業車両用の作業装置」には、「トラクタ1の後部に草刈り装置2が着脱可能に取り付けられる。上記の草刈り装置2は、上記の車体3の後部と後車軸5とに着脱可能に支持される取付け用フレーム11と、その取付け用フレーム11に支持したブーム12と、そのブーム12の先端部に支持した上リンク機構13と、その上リンク機構13に支持した下リンク機構14と、その下リンク機構14に支持した草刈り機15とを備える。」(特許文献3[0011])、「前記の上リンク機構13は、平行リンク式に構成されており、第2油圧シリンダ34によって車幅方向Wへ回動される。前記の下リンク機構14も、平行リンク式に構成されており、前後方向(矢印F−Rの方向)へ回動可能になっている。」との記載がある(特許文献3[0015])。
「上記の刈り取り中において、草刈り面8aに凸部分がある場合には、その凸部分に追従して下リンク機構14が後ろ上向きへ回動され、その草刈り機15が草刈り面8aの凹部分に差しかかると、上記の後ろ上向き回動姿勢の下リンク機構14が前え下向きへ復帰回動される。これにより、草刈り面8aの草が草刈り機15によって円滑に刈り取られる。なお、上記の草刈り機15に障害物が衝突した場合にも、上記と同様に下リンク機構14が後ろ上向きに回動されるので、その障害物を円滑に回避できる。」との記載がある(特許文献3[0020])。
他方、「草刈り装置2には、前述した平行リンク式の上リンク機構13に代えて、1本のアーム状のリンク部材を使用することも可能である。」との記載がある(特許文献3[0028])。
特開2010−200669号公報 特開平09−205849号公報 特開平10−117549号公報
特許文献1記載の「アーム連結型草刈機」は、「草刈機本体6は、揺動機構7を介して第2アーム4の先端に装着されている。」ものであって、「草刈機本体6」は、平行リンクを用いて移動可能に支持されるものではない。したがって、「草刈機本体6」は、移動希望方向に支持されていない課題を有した。
特許文献2および特許文献3には、平行リンクについての記載はあるが、農業用トラクタ21が前方への進行不能の場合、草刈作業部31が前方に移動できるものでは無いため、刈り残し状態となる課題を有した。
本発明の目的は、平行リンクを用いて草刈作業部を前後方向に移動可能に支持することで、農業用トラクタが前方への進行不能の場合でも、草刈作業部が前方に移動できるため、刈り残し部分を減少することにある。
更に、草刈作業部を運転席横位置へ近づけて草刈作業が行えるため、草刈作業部の姿勢調整がやり易く、取扱い性が良い草刈機を提供することにある。
本発明の草刈機は、
農業用トラクタに装着される支持フレームと、
支持フレームの車幅方向一端部に上下回動自在に支持された第1ブームと、
第1ブーム端部に連結された第2ブームと、
第2ブーム先端に連結された草刈作業部と、
第1ブームと第2ブームとを連結する第1関節アームと、
第2ブームと草刈作業部とを連結する第2関節アームとを有し、
第1ブームと第1関節アームは上下方向に回動自在であり、
第2ブームは第1関節アームに対し前後方向に回動自在であり、
第2ブームに対し第2関節アームは前後方向に回動自在であり、
草刈作業部は第2関節アームに対し上下方向に回動自在であり、
前後方向にリンクが並べられた平行リンクを第2ブームに有する、
ことを特徴とする草刈機。
あるいは、本発明の草刈機は、更に、
前記平行リンクは、
パイプ状の第2ブーム本体と第2ブーム本体内に挿通されたリンクロッドからなることを特徴とする。
本発明によれば、農業用トラクタが前方への進行不能の場合でも、草刈作業部が前方に移動できるため、刈り残し部分を減少することにある。
更に、草刈作業部を運転席横位置へ近づけて草刈作業が行えるため、草刈作業部の姿勢調整がやり易く、取扱い性が良い草刈機を提供する。
この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機の草刈作業状態の背面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の側方前方に位置する作業状態の左側面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の後方側方に位置する作業状態の左側面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の側方中間に位置する作業状態の平行リンク及び草刈作業部を断面で示す一部断面平面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の側方前方に位置する作業状態の平行リンク及び草刈作業部を断面で示す一部断面平面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の側方後方に位置する作業状態の平行リンク及び草刈作業部を断面で示す一部断面平面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の側方前方に位置する作業状態の平面図である。 この発明の実施の形態に係る実施例に係る草刈機で、草刈作業部が農業用トラクタ運転席の側方後方に位置する作業状態の平面図である。
この発明の実施の一形態に係る第1実施例を、図面に基づいて説明する。
11は、本発明の実施例に係る草刈機である。21は、草刈機11を駆動する農業用トラクタである。
図2、図3、図7、図8に図示される、22は、トラクタトップリンク、23Aおよび23Bはトラクタロアリンクである。トラクタトップリンク22、トラクタロアリンク23Aおよびトラクタロアリンク23Bで、それぞれ農業用トラクタ21後部に設けられ、草刈機11を連結して牽引する。
12は、油圧オイルタンクである。油圧オイルタンク12は、草刈機11の一端に固定される。草刈機11に使用される各シリンダは油圧シリンダであり、草刈作業部31の駆動も油圧で駆動されるため、油圧オイルタンク12は油圧シリンダや油圧モータ35の駆動用のオイルを貯蔵する。13は、油圧切替バルブである。油圧切替バルブ13は、油圧オイルタンク12に隣接して設置され、カバー内側に設けられる。油圧切替バルブ13は、草刈作業部31を移動操作する各ブームの各油圧シリンダにオイルを選択供給する。14は、油圧ポンプである。油圧ポンプ14は、油圧切替バルブ13に隣接して設置されていて、農業用トラクタ21からの動力により回転され油圧を発生させる。
油圧は、ホース(図示せず)で油圧オイルタンク12と、各油圧シリンダ、油圧モータ35、油圧切替バルブ13等の油圧系を経由して連結する。
41は、支持フレームあるいはメインフレームである。支持フレーム41は、農業用トラクタ21後部に連結され、草刈機11の車幅方向の一端に油圧オイルタンク12が載置される。42はマストである。マスト42は、支持フレーム41の車幅方向の一端部、この実施例では図1に図示されるように、草刈機11背面視左端に固定される。43は、リフトシリンダである。リフトシリンダ43は、基部はリフトシリンダ軸431で回動自在に、マスト42の取付端とは反対端に、支持フレーム41に取り付けられる。432は、リフトシリンダ先端軸であり、リフトシリンダ43の先端に設けられる。
44は、第1リンクアームである。第1リンクアーム44は、全体として略逆く字型からなり、支持フレーム41に設けられたマスト42に、一端を第1リンクアーム回動軸442を回動中心として回動自在に連結される。第1リンクアーム44の他端は、リフトシリンダ先端軸432に同軸を回動中心として回動可能にリフトシリンダ43に取り付けられる。
45は、第2リンクアームである。第2リンクアーム45は、一端を第2リンクアーム回転軸451を回動中心として回動自在に第1ブーム51に連結される。第2リンクアーム45の他端は、連結部であるリフトシリンダ先端軸432に同軸を回動中心として回動可能にリフトシリンダ43に取り付けられる。
第1リンクアーム44と第2リンクアーム45は、リフトシリンダ先端軸432で回動自在に連結される。
51は、第1ブームである。第1ブームは上下回動自在に、第1ブーム回動軸441を回動中心として回動自在にマスト42に連結される。第1ブーム51は、同時に、支持フレーム41の車幅方向一端部であるマスト42に、第1リンクアーム44、第2リンクアーム45、リフトシリンダ43を介して支持される。
Aは、第1リンク機構である。第1リンク機構Aは、支持フレーム41に一端を回動自在に連結された第1リンクアーム44と、一端を回動自在に第1ブーム51に連結された第2リンクアーム45とがそれぞれの端部を回動自在に連結部であるリフトシリンダ先端軸432で連結され、リフトシリンダ先端軸432と支持フレーム41とに架け渡され回動自在に連結されて、伸縮することで第1ブーム51を上下方向に回動させるリフトシリンダ43で構成されている。
54は、第1関節アームである。第1関節アーム54は、第1ブーム51の回動端部に設けられ、第1ブーム51と第2ブーム61とを連結する。
第1ブーム51端部と第1関節アーム54は、前後方向に設けられる第2ブーム回動軸53により連結される。第2ブーム回動シリンダ52の伸縮に応じて第1関節アーム54は、第2ブーム回動軸53を回動中心として上下方向即ち車幅方向に回動する。
第2ブーム回動シリンダ52は、基部は第1ブーム51の第2リンクアーム回転軸451寄りに取り付けられる。第2ブーム回動シリンダ52先端部は、第1関節アーム54から第2ブーム回動軸53よりも第1ブーム51側に延設された位置に設けられた第2ブーム回動シリンダ先端軸520に連結されている。
第1ブーム51と第1関節アーム54は上下方向に回動自在である。
61は、第2ブームである。第2ブーム61は中空円筒状の金属製角パイプからなる。62は、第2ブーム前後方向回動シリンダである。第2ブーム前後方向回動シリンダ62の基部は第1関節アーム54に取り付けられる。第2ブーム前後方向回動シリンダ62の先端は、第2ブーム61の略中央部に取り付けられる。
第2ブーム61は第1関節アーム54に対し前後方向すなわち、進行方向あるいは後退方向に回動自在である。
第1関節アーム54は、第1ブーム51に対して第2ブーム61を、回動方向が90度異なる上下方向及び前後方向に回動するように、第1関節アーム54を介して第1ブーム51と第2ブーム61とを連結する。
第2ブーム61は、第1関節アーム54と反対側の一端に連結された第2関節アーム67を介して、先端に草刈作業部31を連結する。
第2ブーム回動シリンダ52及び第2ブーム前後方向回動シリンダ62の伸縮に応じて第2ブーム61は、第2ブーム回動軸53と第1関節アーム54に設けた回動支点73Aを回動中心として上下方向と前後方向すなわち、車幅方向と進行方向あるいは後退方向に回動する。
67は、第2関節アームである。第2関節アーム67は、第2ブーム61と草刈作業部31とを連結する。第2ブーム61と第2関節アーム67は前後方向すなわち、進行方向あるいは後退方向に回動支点67Aを回動中心として回動自在である。
63は、草刈作業部回動シリンダである。草刈作業部回動シリンダ63は、第2関節アーム67に対し草刈作業部31を前後方向の草刈作業部回動軸66を回動中心として上下方向に回動させる。
Bは、第2リンク機構である。第2リンク機構Bは、第2関節アーム67側に一端を回動自在に連結された作業部側第1リンクアーム64と、一端を回動自在に草刈作業部31側に連結された作業部側第2リンクアーム65とが回動自在に連結され、作業部側第2リンクアーム65と第2関節アーム67側とに架け渡され回動自在に連結された草刈作業部回動シリンダ63で構成されている。
作業部側第1リンクアーム64は半円形ほどのリング状からなり、作業部側第2リンクアーム65も全体として略半円形ほどのリング状からなり、作業部側第1リンクアーム64と作業部側第2リンクアーム65は取付軸642で連結される。作業部側第1リンクアーム64は、取付軸641で第2関節アーム67に連結される。作業部側第2リンクアーム65と草刈作業部31は、取付軸643で草刈作業部31に連結される。前後方向の草刈作業部回動軸66を回動中心として草刈作業部31は回動可能に連結される。
そのため、草刈作業部31と第2関節アーム67は上下方向に回動自在である。
作業部側第2リンクアーム65と、草刈作業部回動シリンダ63は、作業部側第1リンクアーム64と作業部側第2リンクアーム65との連結軸642よりも、草刈作業部31側の取付軸643から離れた位置の取付軸644で回動自在に連結される。
作業部側第1リンクアーム64と作業部側第2リンクアーム65とで略円形リング状からなる。そのため、移動量が大きくなり、全体としての折畳み量を大きくすることが可能となる。
図4、図5、図6に図示される71は、第2ブーム61部分に設けた平行リンクである。平行リンク71機構は、角パイプ状の第2ブーム61本体と、第2ブーム61本体内に挿通されたリンクロッド72からなり、第2ブーム61本体とリンクロッド72とで、それぞれ平行リンクを構成するリンクとなる。73A、73Bは、第1関節アーム54側の平行リンクの回動支点である。平行リンクの回動支点73Aは、第2ブーム61の回動支点でもあり、角パイプ状の第2ブーム61本体の開口部の一端を第1関節アーム54に前後方向回動自在に取り付ける。平行リンクの回動支点73Bは、第2ブーム61本体内に挿通されたリンクロッド72の一端を第1関節アーム54に回動自在に取り付ける。
第2ブーム61の、第2関節アーム67側一方端は、第2ブーム61と第2関節アーム67が回動支点67Aにより、第2関節アーム67が第2ブーム61に対し、前後方向に回動可能に連結されていて、第2関節アーム67側に回動支点67Aと軸方向が平行に設けた回動支点67Bと前記リンクロッド72の一方端を回動可能に連結している。
回動支点73A、73B、67A、67Bによって、平行リンクが形成されている。
図4、図5、図6の第2ブーム61の断面図示部分に示されるように、リンクロッド72は、第2ブーム61のバイプの内径の一方側である後方側に寄せて取付ける。そのため、平行リンク71における、平行リンクの回動支点73A、73B間の距離が生じ、第2ブーム61と、第2ブーム61本体内に挿通されたリンクロッド72とで、平行リンク71を構成することが可能となる。また、第2ブーム61本体内に、リンクロッド72を挿通させることで、リンクロッド72の作業時の障害物等への衝突や接触による変形や破損を防ぐことが可能となる。
図4乃至図8に図示されるように、第2ブーム61及びリンクロッド72により形成される平行リンク71によって、前後方向すなわち、進行方向あるいは後退方向に第2ブーム61が回動しても、平行リンクの回動支点73A及び73B、67A、67Bを回動中心として回動するため、回動端側の第2関節アーム67に連結された草刈作業部31の作業方向姿勢を維持することができる。
図3、図4、図5、図6において、32は、草刈作業部回転軸である。草刈作業部回転軸32には、草刈刃34が多数突設させて取り付けられる。草刈作業部31の上方は回転する草刈刃33からの飛散を防ぐ保護カバーが設けられている。
33はゲージローラ、35は油圧モータである。ゲージローラ33は、草刈作業部回転軸32の後方に位置して、水平方向の回転軸を有して刈取り地表面に接地して刈取り作業部の高さを安定させるためのものである。
油圧モータ35は、油圧ポンプ14で発生させた油圧により回転されて、草刈作業部回転軸32を回転させて、草刈刃34を駆動させる。
15は入力軸、16はトップリンク装着用穴、17A、17Bはロアリンク装着用穴である。入力軸15は、農業用トラクタ21に設けられるPTO軸にユニバーサルジョイント等で(図示せず)連結され駆動力を取り出して油圧ポンプ14を駆動する。トップリンク装着用穴16は、農業用トラクタ21に設けられるトラクタトップリンク22に、ロアリンク装着用穴17A、17Bは、農業用トラクタ21に設けられるトラクタロアリンク23A、23Bにそれぞれ取り付けられる。
この実施例では、農業用トラクタ21に対し草刈作業部31が前後方向(進行方向及び後退方向)に移動することができる。そのため、農業用トラクタ21が前方への進行不能の場合、農業用トラクタ21前端から後方の草刈作業部31までの部分の草刈が行えないため、刈り残し状態となる。このとき草刈作業部31が前方に移動可能であれば、刈り残し部分を減少することができる。
道路法面作業のとき電柱等の障害物がある場合に、陰になる部分の草刈が可能となる。
草刈作業時、草刈作業部31が、農業用トラクタ21運転席の側方側に位置すると、草刈作業部31の状態が、後方位置に比較して確認し易く、作業中に変化する圃場状態に対応して、草刈作業部31の姿勢等の調整が容易におこなえる。
更に、平行リンク71によって、草刈作業部31の姿勢が常に自動で前方を向いた状態となるため、操作が容易になる。
第2ブームが前後方向、すなわち進行方向後退方向に回動しても、第2ブームに設けられる平行リンク71によって、回動端側の草刈作業部31の作業方向姿勢が維持される。
11 草刈機
21 農業用トラクタ
31 草刈作業部
41 支持フレーム
43 リフトシリンダ
51 第1ブーム
54 第1関節アーム
61 第2ブーム
63 草刈作業部回動シリンダ
67 第2関節アーム
71 平行リンク
72 リンクロッド
第1リンク機構A
第2リンク機構B

Claims (2)

  1. 農業用トラクタに装着される支持フレームと、
    支持フレームの車幅方向一端部に上下回動自在に支持された第1ブームと、
    第1ブーム端部に連結された第2ブームと、
    第2ブーム先端に連結された草刈作業部と、
    第1ブームと第2ブームとを連結する第1関節アームと、
    第2ブームと草刈作業部とを連結する第2関節アームとを有し、
    第1ブームと第1関節アームは上下方向に回動自在であり、
    第2ブームは第1関節アームに対し前後方向に回動自在であり、
    第2ブームに対し第2関節アームは前後方向に回動自在であり、
    草刈作業部は第2関節アームに対し上下方向に回動自在であり、
    前後方向にリンクが並べられた平行リンクを第2ブームに有する、
    ことを特徴とする草刈機。
  2. 前記平行リンクは、
    パイプ状の第2ブーム本体と第2ブーム本体内に挿通されたリンクロッドからなる、請求項1記載の草刈機。
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