JP2843836B2 - Z形パンタグラフ - Google Patents

Z形パンタグラフ

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JP2843836B2
JP2843836B2 JP6337125A JP33712594A JP2843836B2 JP 2843836 B2 JP2843836 B2 JP 2843836B2 JP 6337125 A JP6337125 A JP 6337125A JP 33712594 A JP33712594 A JP 33712594A JP 2843836 B2 JP2843836 B2 JP 2843836B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はZ形パンタグラフに関す
る。さらに詳しくは、高速車両の集電体の昇降に適する
Z形パンタグラフに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気鉄道車両においては、空
中の架線から集電するために、いわゆるパンタグラフが
用いられている。このパンタグラフの中でも、Z形パン
タグラフが、構成が簡素であることから、車両が高速化
しつつある現在、車両の軽量化および走行時の空気抵抗
を低減する目的で、従来の菱形パンタグラフに取って代
わりつつある。図7は、このZ形パンタグラフzをスケ
ルトン的に示す説明図である。図7から明らかなよう
に、Z形パンタグラフは2つの4節リンク機構a,bの
組合せで構成されていると見ることができる。この2つ
の4節リンク機構a,bのうち、下側の4節リンク機構
aは集電体(集電舟)cの昇降を支配し、また上側の4
節リンク機構bは集電体cの姿勢を支配している。
【0003】しかしながら、図7に示すZ形パンタグラ
フzでは、集電体cを垂直に昇降させることは、一般的
には困難である。というのは、4節リンク機構の中間節
の軌跡は、いわゆるワットの近似平行運動機構の要件を
満足する以外は、軌跡が直線(近似直線)にはならない
からである。また、従来のZ形パンタグラフzの上側の
4節リンク機構bでは、図8に示すように、集電体cの
昇降中に姿勢を水平に維持することは困難である。その
上、前述したように集電体cの挙動が不安定であるとこ
ろから、車両の走行中においても集電体cの姿勢を一定
に維持することは困難である。
【0004】しかるに、空力的解析から空気抵抗による
抗力および揚力による影響を大きく受けるのは、パンタ
グラフの枠自体(リンク機構)よりも集電体cであるこ
とが知られている。このため、集電体cが垂直に昇降で
きない場合や集電体cの姿勢が変化すると、それに伴い
発生する抗力の分力および揚力のために、集電体cを所
定の位置において一定の姿勢に維持することが困難にな
る。すなわち、現在用いられているZ形パンタグラフz
では、集電体cを垂直に昇降させることができないため
に、図9に示すように、空気の抵抗による抗力Fの分力
sが発生し、それにより集電体cの位置や姿勢が変動
する。しかも、この変動は車両の速度が高速化すること
によって助長される。また、集電体cも一種の翼とみな
すことができるので、その姿勢が変化することは迎え角
が変化することにつながる。迎え角が変化すれば当然の
ことながら、揚力も変化することになる。この揚力の変
動により集電体cの位置や姿勢も変動する。なお、図9
中の矢符は集電体cの移動方向を示す。
【0005】このように、従来のZ形パンタグラフzで
は、集電体cに作用する抗力Fの分力Fsおよび揚力の
変動のために、集電体cの位置および姿勢を一定に維持
することができない。そのため、集電体cが架線に与え
る押し上げ力も変動したり、あるいは集電体cが架線か
ら離れ集電不能という事態も生ずる。
【0006】ところで、集電体cが架線に与える押し付
け力は、架線の寿命や集電効率に影響を与えるところか
ら、高速車両の代表格である新幹線においては、集電体
cからの押し上げ力は5.5kgfが標準値とされてい
る。また、その許容範囲は4.0〜8.0kgfとされ
ている。そのため、抗力Fの分力Fsおよび揚力による
変動は、±1.0kgfの範囲に抑える必要がある。し
かるに、新幹線の高速走行時における抗力の推定値に対
して、抗力Fの分力Fsによる変動を前記範囲に抑える
ためには、集電体cをほぼ垂直に上昇させる必要があ
る。
【0007】また、かかる高速走行時における集電体c
の迎え角変化に対する揚力の変動についての推定値から
も、揚力の変動値を前記範囲に抑えるためには、走行中
における集電体cの姿勢変化ができるだけ生じないよう
にする必要がある。
【0008】かかる事情のために、集電体をできるかぎ
り垂直に昇降させるとともに、その姿勢もできるかぎり
一定に維持できるZ形パンタグラフの出現が、高速車両
の運行者から熱望されている。
【0009】なお、特開平1ー138904号には、4
節リンク機構で構成されているZ形パンタグラフの枠体
を、充分な強さを保持したまま軽量化し、もって架線へ
の追随性能を向上させて高速における集電特性の改善を
図る技術に関し提案がなされているが、前記問題点に関
する提案はなされておらず、また示唆さえもなされてい
ない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の問題点に鑑みなされたものであって、集電体をでき
るかぎり垂直に昇降させるとともに、その姿勢もできる
かぎり一定に維持できるZ形パンタグラフを提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のZ形パンタグラ
フは、集電体の姿勢を所定姿勢に維持する姿勢維持手段
と、同集電体をほぼ垂直に昇降させる昇降手段とを備え
てなることを特徴とする。
【0012】より具体的には、前記姿勢維持手段は、例
えば第1平行リンク機構と第2平行リンク機構との組合
せからなり、前記第1平行リンク機構の一つのリンクが
車両の屋根に配設されているパンタグラフ取付け部材に
固定または形成されて固定節とされるとともに、前記第
2平行リンク機構の前記固定節に平行な一つのリンクに
集電体が装着され、前記第1平行リンク機構の前記固定
節に平行なリンクと、前記第2平行リンク機構の前記集
電体が装着されているリンクに平行なリンクとが共用さ
れてなるものである。
【0013】また、前記昇降手段は、例えば4節リンク
機構とされ、しかも前記4節リンク機構の形状が下記手
順により決定されてなるものである。
【0014】4節リンク機構の一つのリンクを所定位
置に一端を中心として回転可能に固定して入力節とす
る。
【0015】この入力節の先端を上枠の折り曲げ位置
に接合する。
【0016】集電体の垂直な昇降軌跡上の異なる3点
に対して上枠の先端を位置決めする。
【0017】前記3点に上枠の先端を位置決めした際
における同枠の基端部の位置を特定する。
【0018】前記特定された3点を通る円を決定す
る。
【0019】前記円の中心を特定する。
【0020】前記入力節の固定点と前記中心を結ぶリ
ンクを、4節リンク機構の固定節とする。
【0021】本発明のZ形パンタグラフにおいては、前
記リンクの一部に他のリンクを通すことができる空間が
形成されるとともに、その空間に他のリンクが通されて
もよく、あるいは前記平行リンク機構と前記4節リンク
機構のリンクの一部が共用されてもよい。
【0022】
【作用】本発明のZ形パンタグラフは前記のごとく構成
されているので、集電体の姿勢を水平に維持しながらほ
ぼ垂直に昇降させることができる。そのため、空気抵抗
による抗力の分力を極めて小さくすることができる。ま
た、集電体の姿勢が水平であることから、集電体に作用
する揚力の変動も極めて小さくすることができる。した
がって、集電体の架線への押し付け力の変動を著しく低
減できる。
【0023】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0024】実施例1 本発明の実施例1にかかわるZ形パンタグラフ(以下、
単にパンタグラフという)を図1にスケルトン的に示
し、同パンタグラフZは集電体Cの姿勢を一定にするた
めの姿勢維持機構(姿勢維持手段)10と、集電体Cを
垂直に昇降させるための昇降機構(昇降手段)20とを
主要部として備えてなる。
【0025】集電体Cの姿勢を一定にするための姿勢維
持機構10は、例えば図1(a)に示すように、2つの
平行リンク機構、すなわち第1平行リンク機構11およ
び第2平行リンク機構12を組合せたものである。かか
る構成とすることにより、第7節(舟体支え)107は
常に第1節101と平行となる。したがって、同図にブ
ロック図的に示すように、第1節101を固定節として
第7節107に集電体Cを装着すれば、理論上、集電体
Cの姿勢を一定に維持できる。ここで、固定節101は
車両の屋根のパンタグラフ取付け枠(図示せず)の所定
位置に固定あるいは形成されている。
【0026】集電体Cを垂直に昇降させるための昇降機
構20は、例えば図1(b)に示すように、4節リンク
機構21から構成される。より具体的には、この昇降機
構20は、車両の屋根のパンタグラフ取付け枠(図示せ
ず)の所定位置に固定または形成されている固定節20
1と、この固定節201の一端に回転可能に接合されて
いる入力節(下枠)202と、この固定節201の他端
に回転可能に接合されているリンク(釣り合い棒)20
3と、この釣り合い棒203の先端に回転可能に接合さ
れている先端に集電体が装着されるリンク(上枠)20
4とからなるものとされ、この上枠204の中間の折り
曲げ位置に前記下枠202の先端が回転可能に接合され
ている。
【0027】前述したように、集電体Cが斜めに昇降す
ると空気抵抗による抗力Fの分力Fsの影響が、集電体
Cの架線の押し上げ力に現れる。しかしながら、集電体
Cが垂直に昇降すると、図2に示すように、空気抵抗に
よる抗力Fの分力Fsは発生しない。そのため、前記昇
降機構20の集電体Cが装着されている上枠204の先
端が、垂直な軌跡を描くように4節リンク機構21の形
状を選定する必要がある。この選定の一例について、図
3を参照しながら以下に説明する。
【0028】4節リンク機構21の一つのリンク(下
枠)202を所定位置に回転可能に固定して入力節とす
る。
【0029】この入力節202の先端を上枠204の
折り曲げ位置に接合する。
【0030】集電体Cの垂直な昇降軌跡上の異なる3
点に対して、上枠204の先端を位置決めする(P1
2,P3)。
【0031】前記3点(P1,P2,P3)に上枠20
4の先端を位置決めした際の上枠204の基端部の位置
を特定する(Q1,Q2,Q3)。
【0032】前記特定された3点(Q1,Q2,Q3
を通る円を決定する。
【0033】前記円の中心Oを特定する。
【0034】入力節202の固定点と前記中心Oを結
ぶリンクを4節リンク機構21の固定節201とする。
【0035】このようにして、4節リンク機構の形状を
決定すれば、上枠204の先端は、ほぼ垂直の軌跡を描
いて昇降するようになる。なお、実際には、例えばCA
Dに前記手順を実行させて、所望形状の4節リンク機構
21を得る。
【0036】図1(c)は、このようにして得られた昇
降機構20を構成する4節リンク機構21と、前記姿勢
維持機構10を構成する平行リンク機構11,12とを
組合せたリンク機構をスケルトン的に示したものであ
る。なお、リンク本数を低減するために、第1平行リン
ク機構11の上側のリンク103と4節リンク機構21
の下枠202とは共用され、また第2平行リンク機構1
2の上側のリンク106と上枠204の下枠202が接
合されている個所から先の部分204Aとは共用されて
いる。
【0037】このように、実施例1のパンタグラフZに
よれば、ほぼ垂直に集電体Cを昇降させることができる
とともに、集電体Cの姿勢を一定に維持できるので、集
電体Cによる架線の押し上げ力の変動を著しく低減でき
る。そのため、集電体Cが架線から離れることもなくな
り、集電効率が向上する。なお、この昇降は、例えばバ
ネや空気圧シリンダを用いてなされる。
【0038】実施例2 本発明の実施例2にかかわるパンタグラフZ´を図4に
示し、同実施例はリンク機構の理論的相当形状を実施例
1と同様に保ちながら、高速車両の走行時における騒音
(風きり音)を低減するために、実際形状を一部改変し
てなるものである。なお、図4において、リンク機構の
理論的相当形状は1点鎖線により示されている。ここ
で、理論的相当形状が同一とは、リンク機構の見掛け上
の形状は異なるが、リンク機構の本質的形状は同一とし
て扱えるものをいうものとする。
【0039】実施例2のパンタグラフZ´は、図4から
明らかなように、集電体Cが装着されている第2平行リ
ンク機構12の上部に位置するリンク106を、中間部
を円筒体31とし、その両端部を所定形状の平板32,
33で挾み込んで中空に構成したものである。そして、
その中空に構成されたリンク106の内部に下側のリン
ク105を通すようにしたものである(図5参照)。ま
た、車両の屋根のパンタグラフ取付け枠(図示せず)に
取付けられている第1平行リンク機構11の上部に位置
するリンク103を、前記と同様に中空に構成し、そし
てその中空に構成されたリンク103の内部に下側のリ
ンク102および昇降機構20の釣り合い棒203を通
すようにしたものである(図6参照)。このため、上側
のリンク103の中間部の中空体41が、昇降機構21
の釣り合い棒203を通せる位置にくるように両端部の
平板42,43の形状が調整されている。同様に、下側
のリンク102もこの中間部がこの中空体41を通るよ
うにするために、折り曲げ成型されている。
【0040】なお、その余の構成については実施例1と
同様とされている。
【0041】このように、本実施例では、リンク機構の
理論的相当形状を実施例1と同様に保ちながら、平行リ
ンク機構11,12の上側のリンク103,106を中
空に構成し、この中空の中を他のリンク102,20
3,105を通して、リンクの風をきる部分を減少させ
ているので、走行中の騒音を低減できるという実施例1
では得られない効果も得られる。
【0042】以上、本発明を実施例に基づいて説明して
きたが、本発明は前記実施例のみに限定されるものでは
なく種々改変が可能である。例えば昇降機構のリンクの
接合点に適宜形状の覆い(図4の符号5参照)を設ける
ことにより、風きり音を一層低減できる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば集
電体をほぼ垂直に昇降できるとともに、その姿勢も一定
に維持できるので、集電体の架線の押し上げ力の変動を
著しく低減できるという優れた効果が得られる。
【0044】また、リンクの一部を中空体とし、その内
部に他のリンクを通すようにした本発明の好ましい態様
によれば、走行中の騒音も低減できるという優れた効果
も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1にかかわるZ形パンタグラフ
をスケルトン的に示す説明図であって、同(a)は姿勢
維持機構のリンクを単独でスケルトン的に示し、同
(b)は昇降機構のリンクを単独でスケルトン的に示
し、同(c)は姿勢維持機構のリンクおよび昇降機構の
リンクを合体して示す。
【図2】集電体が垂直に昇降している場合には、空気抵
抗による抗力の分力が生成されないことを示す説明図で
ある。
【図3】集電体が装着されるリンクの先端の昇降時にお
ける軌跡がほぼ垂直となるような昇降機構のリンク形状
を選定する手順の説明図である。
【図4】本発明の実施例2にかかわるZ形パンタグラフ
の正面図である。
【図5】図4のV-V線断面図である。
【図6】図4のVI-VI線断面図である。
【図7】従来のZ形パンタグラフをスケルトン的に示す
説明図である。
【図8】従来のZ形パンタグラフでは集電体を垂直ある
いは一定の姿勢を維持して昇降できないことを示す説明
図である。
【図9】集電体が斜めに昇降している場合には、空気抵
抗による抗力の分力が生成されて押し付け力が変動する
ことを示す説明図である。
【符号の説明】
10 姿勢維持機構(姿勢維持手段) 107 第7節(舟体支え) 11 第1平行リンク機構 12 第2平行リンク機構 20 昇降機構(昇降手段) 201 固定節 202 入力節(下枠) 203 釣り合い棒 204 上枠 21 4節リンク機構 Z Z形パンタグラフ C 集電体 F 空気抵抗による抗力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志子田 繁一 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式 会社 明石工場内 (72)発明者 吉野 満治 神戸市兵庫区和田山通2丁目1番18号 川崎重工業株式会社 兵庫工場内 (56)参考文献 特開 平5−293780(JP,A) 特公 昭36−3904(JP,B1) 特公 昭33−9504(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60L 5/00 - 5/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集電体の姿勢を所定姿勢に維持する姿勢
    維持手段と、同集電体をほぼ垂直に昇降させる昇降手段
    とを備えてなるZ形パンタグラフであって、前記姿勢維
    持手段が、第1平行リンク機構と第2平行リンク機構と
    の組合せからなり、 前記第1平行リンク機構のリンクの一つが車両の屋根に
    配設されているパンタグラフ取付け部材に固定または形
    成されて固定節とされるとともに、前記第2平行リンク
    機構の前記固定節に平行な一つのリンクに集電体が装着
    され、 前記第1平行リンク機構の前記固定節に平行なリンク
    と、前記第2平行リンク機構の前記集電体が装着されて
    いるリンクに平行なリンクとが共用されてなり、 前記リンクの一部に他のリンクを通すことができる空間
    が形成されるとともに、その空間に他のリンクが通され
    てなる ことを特徴とするZ形パンタグラフ。
  2. 【請求項2】 前記昇降手段が4節リンク機構とされ、 前記4節リンク機構の形状が下記手順により決定される
    ことを特徴とする請求項記載のZ形パンタグラフ。 4節リンク機構の一つのリンクを所定位置に一端を中
    心として回転可能に固定して入力節とする。 この入力節の先端を上枠の折り曲げ位置に接合する。 集電体の垂直な昇降軌跡上の異なる3点に対して上枠
    の先端を位置決めする。 前記3点に上枠の先端を位置決めした際における同枠
    の基端部の位置を特定する。 前記特定された3点を通る円を決定する。 前記円の中心を特定する。 前記入力節の固定点と前記中心を結ぶリンクを、4節
    リンク機構の固定節とする。
  3. 【請求項3】 前記平行リンク機構のリンクと前記4節
    リンク機構のリンクの一部が共用されてなることを特徴
    とする請求項または記載のZ形パンタグラフ。
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