JPH08275303A - 集電装置 - Google Patents
集電装置Info
- Publication number
- JPH08275303A JPH08275303A JP7504495A JP7504495A JPH08275303A JP H08275303 A JPH08275303 A JP H08275303A JP 7504495 A JP7504495 A JP 7504495A JP 7504495 A JP7504495 A JP 7504495A JP H08275303 A JPH08275303 A JP H08275303A
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- Japan
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- arm
- boat
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- aerodynamic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】集電装置において、走行速度やトロリ線の設備
高さに伴って変化する空気力を相殺させ、安定した架線
への押付力を得ること。 【構成】一組の平行リンクが回転する構造の主枠主アー
ム4を有するシングルアームと、このシングルアームに
作用する空気力により、主枠主アーム4に働く回転モー
メントを任意の走行速度でまた任意の動作位置において
相殺する空力補正翼8と、集電装置の舟体2と、舟体2
を支持する舟体支持枠3と、主枠主アーム4の回転軸9
回りに一定の回転モーメントを与えて舟体2をトロリー
線1に押付ける空気シリンダあるいは主ばね7により構
成される。
高さに伴って変化する空気力を相殺させ、安定した架線
への押付力を得ること。 【構成】一組の平行リンクが回転する構造の主枠主アー
ム4を有するシングルアームと、このシングルアームに
作用する空気力により、主枠主アーム4に働く回転モー
メントを任意の走行速度でまた任意の動作位置において
相殺する空力補正翼8と、集電装置の舟体2と、舟体2
を支持する舟体支持枠3と、主枠主アーム4の回転軸9
回りに一定の回転モーメントを与えて舟体2をトロリー
線1に押付ける空気シリンダあるいは主ばね7により構
成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速電気鉄道車両の集
電装置に関するものである。
電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気車の集電装置の中で、一組の平行リ
ンクが回転する構造の主枠を有する集電装置は、構造が
簡単である利点があるので、比較的低速の車両に供され
てきた(特開平04−222401号公報)。
ンクが回転する構造の主枠を有する集電装置は、構造が
簡単である利点があるので、比較的低速の車両に供され
てきた(特開平04−222401号公報)。
【0003】しかし、高速で走行する車両に適用すると
きには、走行中に作用する空気力が架線への押し付け力
を変化させるという欠点があった。
きには、走行中に作用する空気力が架線への押し付け力
を変化させるという欠点があった。
【0004】具体的には、押し付け力が不足し離線が多
発したり、押し付け力が過大になり架線を破損する恐れ
があり、実用化できない原因となっていた。
発したり、押し付け力が過大になり架線を破損する恐れ
があり、実用化できない原因となっていた。
【0005】この改善策として、2組以上のリンクで構
成し、架線との接触点がトロリ線の高さに依らず、列車
進行方向でほぼ一定となるようにしている。
成し、架線との接触点がトロリ線の高さに依らず、列車
進行方向でほぼ一定となるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、一組の平行リンクが回転する構造の主枠を有する集
電装置では、走行速度やトロリ線の設備高さに従って変
化する空気力が集電装置の押し付け力を大きく変えるた
め、高速走行に適用できないという問題がある。すなわ
ち、走行中に舟体および主枠に作用する揚力および抗力
が主枠を回転するモーメントとして作用し、これが列車
速度およびトロリ線の高さ変化に従う集電装置の姿勢に
よって変わり、その結果、静止時に与えているモーメン
トと違う値になるために押し付け力が変化することにな
る。
て、一組の平行リンクが回転する構造の主枠を有する集
電装置では、走行速度やトロリ線の設備高さに従って変
化する空気力が集電装置の押し付け力を大きく変えるた
め、高速走行に適用できないという問題がある。すなわ
ち、走行中に舟体および主枠に作用する揚力および抗力
が主枠を回転するモーメントとして作用し、これが列車
速度およびトロリ線の高さ変化に従う集電装置の姿勢に
よって変わり、その結果、静止時に与えているモーメン
トと違う値になるために押し付け力が変化することにな
る。
【0007】本発明の目的は、集電装置において、走行
速度やトロリ線の設備高さに伴って変化する空気力を相
殺させ、安定した架線への押付力を得ることにある。
速度やトロリ線の設備高さに伴って変化する空気力を相
殺させ、安定した架線への押付力を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、集電装置に作用する空気力による平行リンクに作用
するモーメントを、集電装置の任意の動作姿勢において
相殺するための、空力補正翼を付加したものである。
に、集電装置に作用する空気力による平行リンクに作用
するモーメントを、集電装置の任意の動作姿勢において
相殺するための、空力補正翼を付加したものである。
【0009】
【作用】平行リンクに取付けた空力補正翼が平行リンク
に作用する空気力によって回転軸回りに発生するモーメ
ントを相殺するので、走行中回転軸回りに発生するモー
メントは空気シリンダあるいは主ばねによって与えられ
るモーメントだけとなり、列車速度の変化に拘らず安定
した架線への押付力が得られる。
に作用する空気力によって回転軸回りに発生するモーメ
ントを相殺するので、走行中回転軸回りに発生するモー
メントは空気シリンダあるいは主ばねによって与えられ
るモーメントだけとなり、列車速度の変化に拘らず安定
した架線への押付力が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
図1は、本発明の一実施例の断面図であって、1はトロ
リ線、2は集電装置の舟体、3は舟体支持枠、4は主枠
主アーム、5は主枠補助アーム、6は車両へ取り付ける
ための台枠、7は押し付け力を与える空気シリンダーあ
るいは主ばねである。また、8は舟体支持枠3に固定さ
れた空力補正翼であり、9,10は主枠主アーム4,主
枠補助アーム5の回転軸である。主枠主アーム4と主枠
補助アーム5とによって、主枠である平行リンクを構成
している。19は空気シリンダー7、アーム4,5を取
り付けたリンクであり、軸9によって台枠6に取り付け
られている。
図1は、本発明の一実施例の断面図であって、1はトロ
リ線、2は集電装置の舟体、3は舟体支持枠、4は主枠
主アーム、5は主枠補助アーム、6は車両へ取り付ける
ための台枠、7は押し付け力を与える空気シリンダーあ
るいは主ばねである。また、8は舟体支持枠3に固定さ
れた空力補正翼であり、9,10は主枠主アーム4,主
枠補助アーム5の回転軸である。主枠主アーム4と主枠
補助アーム5とによって、主枠である平行リンクを構成
している。19は空気シリンダー7、アーム4,5を取
り付けたリンクであり、軸9によって台枠6に取り付け
られている。
【0011】主枠主アーム4と主枠補助アーム5で構成
される主枠は平行リンクをなしているので、トロリ線1
の高さ変動に拘らず、舟体支持枠3を垂直に保持する。
舟体支持枠3に固定された空力補正翼8は列車の進行方
向と一定の角度を維持する。
される主枠は平行リンクをなしているので、トロリ線1
の高さ変動に拘らず、舟体支持枠3を垂直に保持する。
舟体支持枠3に固定された空力補正翼8は列車の進行方
向と一定の角度を維持する。
【0012】一般に、物体が空気中を移動する場合に作
用する揚力および抗力は近似的に速度の2乗に比例する
ことが良く知られている。すなわち、舟体2,主枠主ア
ーム4,主枠補助アーム5および舟体支持枠3に作用す
る空気力は主枠主アーム4の回転軸9回りのモーメント
を生じ、空気シリンダーあるいは主ばね7によって与え
られるモーメントを変化させる。
用する揚力および抗力は近似的に速度の2乗に比例する
ことが良く知られている。すなわち、舟体2,主枠主ア
ーム4,主枠補助アーム5および舟体支持枠3に作用す
る空気力は主枠主アーム4の回転軸9回りのモーメント
を生じ、空気シリンダーあるいは主ばね7によって与え
られるモーメントを変化させる。
【0013】空力補正翼8を、舟体2,主枠主アーム
4,主枠補助アーム5および舟体支持枠3に作用する空
気力によって回転軸9回りに発生するモーメントを相殺
するように、空力補正翼8の大きさ,取り付け角度およ
び取り付け位置を選択して固定すれば、回転軸9回りに
発生するモーメントは空気シリンダーあるいは主ばね7
によって与えられるモーメントだけになる。
4,主枠補助アーム5および舟体支持枠3に作用する空
気力によって回転軸9回りに発生するモーメントを相殺
するように、空力補正翼8の大きさ,取り付け角度およ
び取り付け位置を選択して固定すれば、回転軸9回りに
発生するモーメントは空気シリンダーあるいは主ばね7
によって与えられるモーメントだけになる。
【0014】空力補正翼8に作用する揚力,抗力も近似
的に速度の2乗に比例する。従って、空力補正翼8は、
速度の如何に拘らず、舟体2,主枠主アーム4,主枠補
助アーム5および舟体支持枠3に作用する空気力を相殺
する効果がある。
的に速度の2乗に比例する。従って、空力補正翼8は、
速度の如何に拘らず、舟体2,主枠主アーム4,主枠補
助アーム5および舟体支持枠3に作用する空気力を相殺
する効果がある。
【0015】図1の実施例は、空力補正翼8をトロリ線
1の高さに拘らず、列車進行方向に対して一定の迎角を
持つように固定している。一方、舟体2,主枠主アーム
4,主枠補助アーム5および舟体支持枠3に作用する空
気力によって回転軸9回りに発生するモーメントは、ト
ロリ線1の高さに従って変化する。図1の実施例では、
空力補正翼8はトロリ線1の平均高さにおける、舟体
2,主枠主アーム4,主枠補助アーム5および舟体支持
枠3に作用する空気力を相殺する効果を有するが、トロ
リ線1の高さ変動によるモーメント変化は補償しない。
1の高さに拘らず、列車進行方向に対して一定の迎角を
持つように固定している。一方、舟体2,主枠主アーム
4,主枠補助アーム5および舟体支持枠3に作用する空
気力によって回転軸9回りに発生するモーメントは、ト
ロリ線1の高さに従って変化する。図1の実施例では、
空力補正翼8はトロリ線1の平均高さにおける、舟体
2,主枠主アーム4,主枠補助アーム5および舟体支持
枠3に作用する空気力を相殺する効果を有するが、トロ
リ線1の高さ変動によるモーメント変化は補償しない。
【0016】図2は、本発明の他の実施例の断面図であ
って、1〜7および9,10は図1と同じである。空力
補正翼8は舟体支持枠3に設けた回転軸11の回りに回
転可能に取り付けられている。12は主枠補助アーム5
と空力補正翼8をつなぐリンクである。リンク12の一
端は空力補正翼8に、他端は主枠補助アーム5の腕12
aに連結している。
って、1〜7および9,10は図1と同じである。空力
補正翼8は舟体支持枠3に設けた回転軸11の回りに回
転可能に取り付けられている。12は主枠補助アーム5
と空力補正翼8をつなぐリンクである。リンク12の一
端は空力補正翼8に、他端は主枠補助アーム5の腕12
aに連結している。
【0017】舟体支持枠3に回転軸11を介して取り付
けられた空力補正翼8は、主枠補助アーム5と空力補正
翼8をつなぐリンク12の作用によって、トロリ線1の
高さが変化するに従って迎角が変わる。この構成では、
空力補正翼8の大きさ,取り付け角度,取り付け位置お
よびリンク12の取り付け位置を選択することによっ
て、トロリ線1の高さおよび列車速度が変化しても舟体
2,主枠主アーム4,主枠補助アーム5および舟体支持
枠3に作用する空気力によって回転軸9回りに発生する
モーメントを相殺し、回転軸9回りに発生するモーメン
トは空気シリンダーあるいは主ばね7によって与えられ
るモーメントだけにすることが可能になる。
けられた空力補正翼8は、主枠補助アーム5と空力補正
翼8をつなぐリンク12の作用によって、トロリ線1の
高さが変化するに従って迎角が変わる。この構成では、
空力補正翼8の大きさ,取り付け角度,取り付け位置お
よびリンク12の取り付け位置を選択することによっ
て、トロリ線1の高さおよび列車速度が変化しても舟体
2,主枠主アーム4,主枠補助アーム5および舟体支持
枠3に作用する空気力によって回転軸9回りに発生する
モーメントを相殺し、回転軸9回りに発生するモーメン
トは空気シリンダーあるいは主ばね7によって与えられ
るモーメントだけにすることが可能になる。
【0018】図3は本発明の他の実施例を示す断面図で
あり、図2との相違は空力補正翼8’が主枠補助アーム
5に取付けられている点である。リンク12’はの一端
は空力補正翼8’に、他端は主枠主アーム4に固定した
腕12aに連結している。効果は前の実施例と同様であ
る。
あり、図2との相違は空力補正翼8’が主枠補助アーム
5に取付けられている点である。リンク12’はの一端
は空力補正翼8’に、他端は主枠主アーム4に固定した
腕12aに連結している。効果は前の実施例と同様であ
る。
【0019】このように、空力補正翼8,8’は主枠主
アーム4や主枠補助アーム5の取付部に設けても良い
が、これらのアーム4,5の中間部に設けても良い。
アーム4や主枠補助アーム5の取付部に設けても良い
が、これらのアーム4,5の中間部に設けても良い。
【0020】図4は本発明のさらに他の実施例の断面図
であって、1,3〜7および9,10は図1と同じであ
る。2’は翼形舟体である。この実施例における翼形舟
体2’の迎角変化に対する揚力変化に伴う舟体支持枠3
の回転モーメントMLを図5に示す。図中には舟体支持
枠3が標準角度の状態における抗力による回転モーメン
トMDも示しており、両者が一致するよう(この例では
迎角α=α1)翼を設定すれば、系に働く空気力による
舟体支持枠3の回転モーメントを相殺させることができ
る。
であって、1,3〜7および9,10は図1と同じであ
る。2’は翼形舟体である。この実施例における翼形舟
体2’の迎角変化に対する揚力変化に伴う舟体支持枠3
の回転モーメントMLを図5に示す。図中には舟体支持
枠3が標準角度の状態における抗力による回転モーメン
トMDも示しており、両者が一致するよう(この例では
迎角α=α1)翼を設定すれば、系に働く空気力による
舟体支持枠3の回転モーメントを相殺させることができ
る。
【0021】図4の実施例ではトロリ線1の平均高さに
おける空気力による押付力を相殺する効果を有するが、
トロリー線1の高さ変動によるモーメント変化は補償し
ない。
おける空気力による押付力を相殺する効果を有するが、
トロリー線1の高さ変動によるモーメント変化は補償し
ない。
【0022】図6は本発明の他の実施例の断面図であ
り、舟体支持枠3へのアーム4’,5’の取付け間隔L
1は、固定側のリンク19へのアーム1’,5’の取付
け間隔L2よりも小さい。このため、アーム4’,5’
からなる平行リンクは台形リンクになっている。
り、舟体支持枠3へのアーム4’,5’の取付け間隔L
1は、固定側のリンク19へのアーム1’,5’の取付
け間隔L2よりも小さい。このため、アーム4’,5’
からなる平行リンクは台形リンクになっている。
【0023】本実施例においては、トロリー線1の高さ
が変化し、舟体支持枠3’の抵抗が変化するとき、舟体
支持枠3’がそれに伴って角度を変えるので、翼形舟体
2’の翼は迎角変化を受けることになり、これに伴って
翼形舟体2’に働く揚力が変化し、舟体支持枠3’に働
く空気力による回転モーメントを相殺させることができ
る。従って、トロリー線1の高さが変化する場合でも回
転軸9’回りに発生するモーメントは空気シリンダある
いは主ばね7によって与えられるモーメントだけにする
ことが可能となり、トロリー線1に適切な押付力を与え
ることができる。
が変化し、舟体支持枠3’の抵抗が変化するとき、舟体
支持枠3’がそれに伴って角度を変えるので、翼形舟体
2’の翼は迎角変化を受けることになり、これに伴って
翼形舟体2’に働く揚力が変化し、舟体支持枠3’に働
く空気力による回転モーメントを相殺させることができ
る。従って、トロリー線1の高さが変化する場合でも回
転軸9’回りに発生するモーメントは空気シリンダある
いは主ばね7によって与えられるモーメントだけにする
ことが可能となり、トロリー線1に適切な押付力を与え
ることができる。
【0024】以上のように、本発明の機構によって空力
的モーメントが速度に拘らず作用しないようにでき、押
上モーメントは目標値の設定が容易な集電装置の空気シ
リンダーあるいは主ばねによって与えることが可能とな
り、高速鉄道車両にも適用できる。さらに、列車走行中
の自然風およびトンネル入出時の集電装置付近の風速変
動に対しても安定である。
的モーメントが速度に拘らず作用しないようにでき、押
上モーメントは目標値の設定が容易な集電装置の空気シ
リンダーあるいは主ばねによって与えることが可能とな
り、高速鉄道車両にも適用できる。さらに、列車走行中
の自然風およびトンネル入出時の集電装置付近の風速変
動に対しても安定である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、空力補正翼あるいは翼
形舟体を設け、それに作用する空気力を利用して、舟
体,主枠主アーム,主枠補助アームおよび舟体支持枠に
作用する空気力によるモーメントを相殺することが出来
るので、列車速度の変化に拘らず集電装置の押上モーメ
ントを一定にできるという効果がある。
形舟体を設け、それに作用する空気力を利用して、舟
体,主枠主アーム,主枠補助アームおよび舟体支持枠に
作用する空気力によるモーメントを相殺することが出来
るので、列車速度の変化に拘らず集電装置の押上モーメ
ントを一定にできるという効果がある。
【0026】また、空力補正翼をリンクを介して取付け
ることによって、トロリ線の高さに応じて空力補正翼の
迎角を変え、トロリ線の高さ変動にも拘らず集電装置の
押上モーメントを一定にすることが可能である。
ることによって、トロリ線の高さに応じて空力補正翼の
迎角を変え、トロリ線の高さ変動にも拘らず集電装置の
押上モーメントを一定にすることが可能である。
【図1】本発明の一実施例の集電装置の側面図であり、
空力補正翼の迎角が一定の場合である。
空力補正翼の迎角が一定の場合である。
【図2】本発明の他の実施例の集電装置の側面図であ
り、空力補正翼の迎角が可変の場合である。
り、空力補正翼の迎角が可変の場合である。
【図3】本発明の他の実施例の集電装置の側面図であ
り、空力補正翼の設置位置を変更した場合である。
り、空力補正翼の設置位置を変更した場合である。
【図4】本発明の他の実施例の集電装置の側面図であ
り、翼形舟体を用いた場合である。
り、翼形舟体を用いた場合である。
【図5】図4の実施例におけるモーメント補償の説明図
である。
である。
【図6】本発明の他の実施例の集電装置の側面図であ
り、アームの角度変化による抗力変化に対応して翼形舟
体の迎角が可変の場合である。
り、アームの角度変化による抗力変化に対応して翼形舟
体の迎角が可変の場合である。
1…トロリ線、2…舟体、2’…翼形舟体、3,3’…
舟体支持枠、4,4’…主枠主アーム、5,5’…主枠
補助アーム、6…台枠、7…空気シリンダーあるいは主
ばね、8,8’…空力補正翼、9,9’,10,1
0’,11…回転軸、12,12’,19…リンク。
舟体支持枠、4,4’…主枠主アーム、5,5’…主枠
補助アーム、6…台枠、7…空気シリンダーあるいは主
ばね、8,8’…空力補正翼、9,9’,10,1
0’,11…回転軸、12,12’,19…リンク。
フロントページの続き (72)発明者 服部 守成 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 池田 充 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 真鍋 克士 東京都国分寺市光町二丁目8番地38 財団 法人 鉄道総合技術研究所内
Claims (5)
- 【請求項1】トロリ線に接触する舟体を平行リンクで支
持し、走行中に発生するの空気力によるモーメントを相
殺する空力補正翼を備えたこと、を特徴とする集電装
置。 - 【請求項2】請求項1において、空力補正翼の迎角を、
並行リンクの傾斜角に応じて変化する機構を設けたこ
と、を特徴とする集電装置。 - 【請求項3】電気鉄道車両用のパンタグラフにおいて、
トロリ線の高さ変動に追随する機構として一組の平行リ
ンクが回転する構造の主枠を有するシングルアームと、
このシングルアームに取付けられた翼型舟体からなり、
走行中に発生するシングルアームの抵抗変化を相殺する
ように翼型舟体の翼形状を設定したことを特徴とするシ
ングルアームパンタグラフ。 - 【請求項4】請求項3において、舟体は翼形であり、舟
体の揚力によるシングルアームにかかるモーメントと翼
形舟体及びシングルアームに働く抗力によるシングルア
ームにかかるモーメントを相殺するように翼形状及び迎
角を設定したことを特徴とする集電装置。 - 【請求項5】請求項3において、平行リンクをわずかに
長さの異なる台形リンクとし、架線の高さ変動にシング
ルアームが追随する際に生じるシングルアームの抵抗の
変化を、翼形舟体の迎角変化による揚力変化により相殺
するようにしたことを特徴とする集電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7504495A JPH08275303A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7504495A JPH08275303A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 集電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275303A true JPH08275303A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13564823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7504495A Pending JPH08275303A (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 集電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275303A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012165528A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Railway Technical Research Institute | 揚力調整部材付きパンタグラフ |
CN105383308A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-09 | 湖南中通电气股份有限公司 | 一种双摆杆式受流装置 |
CN106347135A (zh) * | 2016-11-03 | 2017-01-25 | 天津益昌电气设备有限公司 | 一种绝缘双靴侧接触受流器 |
JP2017099087A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | 西日本旅客鉄道株式会社 | パンタグラフの枠組及びその枠組を有するパンタグラフ |
FR3062824A1 (fr) * | 2017-02-15 | 2018-08-17 | Faiveley Transport Tours | Pantographe et vehicule ferroviaire comportant un tel pantographe |
CN111907332A (zh) * | 2020-08-04 | 2020-11-10 | 北京中车赛德铁道电气科技有限公司 | 一种受电弓导流板设计方法 |
DE102019121932A1 (de) * | 2019-08-14 | 2021-02-18 | Bombardier Transportation Gmbh | Isolator für ein Schienenfahrzeug und Stromabnehmer |
US20220134887A1 (en) * | 2019-01-28 | 2022-05-05 | Faiveley Transport Tours | Pantograph and rail vehicle comprising such a pantograph |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7504495A patent/JPH08275303A/ja active Pending
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