JP2004274986A - パンタグラフ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速走行時に於ける気流騒音の発生を抑える。
【解決手段】 碍子17、17及びこれら各碍子17、17に支持された台枠、並びに、この台枠状に起倒自在に支持されたパンタグラフ枠21の上部を除く部分を、中間カバー20と、1対の端部カバー22、22とにより覆う。上記パンタグラフ枠21の上部は、このうちの中間カバー20に形成した透孔26を通じてこの中間カバー20の上方に突出させ、その上端部に集電舟装置7を支持する。この構成により、上記各カバー20、22に覆われた部分に風が当たらない様にして、上記課題を解決できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、架線から電力を取り入れる為、新幹線等、高速で運転する鉄道車両の屋根上に設置した状態で使用する、パンタグラフ装置の改良に関する。
鉄道車両の屋根の上方にはパンタグラフ装置を介して集電舟を支持し、架線から電力を取り入れる様にしている。即ち、この集電舟の上面に支持した、燒結金属等の導電材製の摺り板を架線の下縁に向け弾性的に押し付け、この架線から車両に電気を取り入れる様にしている。この様なパンタグラフ装置のうち、新幹線等の高速鉄道車両に使用するものは、運転時に発生する気流騒音の低減を考慮して、在来線に使用していた菱形構造のものとは異なる構造の、所謂シングルアーム構造のものを使用している。
この様に気流騒音の低減を考慮したシングルアーム構造のパンタグラフ装置として、特許文献1や非特許文献1に記載されたものが知られている。図16〜19は、これら特許文献1及び非特許文献1に記載されたパンタグラフ装置1を示している。このパンタグラフ装置1は、台枠2の上面に、請求項3に記載した第一の横軸である揺動支持軸3を、車両の幅方向に亙って設けている。そして、この揺動支持軸3の中間部に、下枠4の基端部(下端部)を固定している。従ってこの下枠4は、この揺動支持軸3を中心として起伏する。又、この下枠4の先端部(上端部)に、請求項3に記載した第二の横軸である連結軸5を、上記揺動支持軸3と平行に設けている。そして、この連結軸5により、上枠6の基端部(下端部)を上記下枠4の先端部に、揺動変位自在に結合している。更に、上記上枠6の先端部(上端部)に、集電舟装置7を支持している。そして、上記揺動支持軸3と上記台枠2との間に設けたばね8により、上記下枠4と上枠6とを、図16に鎖線で示す畳んだ状態から同図に実線で示す状態にまで起立させる方向の弾力を付与している。
鉄道車両の走行時に上記集電舟装置7は、屋根面と架線との距離の変化に対応して、上記下枠4と上記上枠6との交差角度を変化させつつ、上記屋根面に対し昇降する。この場合でも、上記集電舟装置7の姿勢を一定として、この集電舟装置7の上面に支持した摺り板9、9と上記架線の下縁との摺接状態が適正に維持される様にしている。この為に、上記下枠4の先端部と上記上枠6の基端部との連結部、並びにこの上枠6の先端部と上記集電舟装置7との連結部には、適宜のリンク機構を設けて、上記下枠4及び上枠6の起伏に拘らず、上記集電舟装置7の姿勢が変化しない様にしている。
具体的には、図19に示す様に、上記上枠6の基端部に釣り合い腕10の基端部を、この上枠6の基端部から下方に突出する状態で結合固定し、この釣り合い腕10をこの上枠6と共に、上記連結軸5を中心として揺動する様にしている。又、この釣り合い腕10の先端部に、請求項3に記載した第三の横軸である釣り合い軸11を、上記揺動支持軸3及び連結軸5と平行に設け、この釣り合い軸11に、釣り合い棒12の先端部(上端部)を、揺動変位自在に支持している。又、この釣り合い棒12の基端部(下端部)を前記台枠2の上面に、請求項3に記載した第四の横軸であって上記釣り合い軸11と平行に設けられた下部釣り合い軸13により、揺動変位自在に支持している。更に、上記集電舟装置7の下面に設けたリンク腕14の先端部と、上記下枠4の先端部に固定された部分とに、ロッド15の両端部を揺動変位自在に連結している。
上述の様な構成により、上記下枠4及び上枠6の起伏に拘らず、上記集電舟装置7の姿勢が変化しない様にしている。尚、これら下枠4及び上枠6は、何れも中空管状としており、上記釣り合い棒12はこのうちの下枠4の内側に、上記ロッド15は上枠6の内側に、それぞれ配設している。尚、この様な構造を有するパンタグラフ装置1を構成する、上記下枠4の長さL4 (揺動支持軸3の中心と連結軸5の中心との距離)と、上記上枠6の長さL6 (連結軸5の中心と集電舟装置7の揺動支持軸の中心との距離)とは従来、ほぼ等しくしていた。より具体的には、上記下枠4の長さL4 を上記上枠6の長さL6 の0.5〜1.5倍程度(L4 =0.5L6 〜1.5L6 )としていた。
又、近年に於ける鉄道車両の高速化に伴い、パンタグラフ装置部分で発生する気流騒音を低減し、鉄道沿線の環境基準を守る為に、この気流騒音を低減する為の各種構造が考えられている。例えば、特許文献2〜8には、鉄道車両の屋根面上で上記パンタグラフ装置を前後両側から挟む位置にカバーを設けた構造が記載されている。この様な従来構造は、上記鉄道車両の進行方向前側部分に存在するカバーにより空気の流れを上方に導き、上記パンタグラフ装置に当たる空気を希薄にして、このパンタグラフ装置部分でのカルマン渦の発生を抑え、上記気流騒音の低減を図るものである。又、特許文献9には、カバーの形状を流線形にする事により、このカバー部分で発生する気流騒音の低減を図る技術が記載されている。
又、特許文献10には、鉄道車両の屋根面上に設けた、上下方向に伸縮自在なカバーにより、パンタグラフ装置のうちで、上端部に設けた集電舟装置部分及び台枠を支持した碍子を除く大部分を覆った構造が記載されている。この様な特許文献10に記載された構造によれば、このパンタグラフ装置を構成するパンタグラフ枠に殆ど風が当たらない様にして、このパンタグラフ装置部分での気流騒音の発生を低減できる。又、特許文献11〜13には、パンタグラフ枠を支持する碍子上に、このパンタグラフ枠と共に支持したカバーにより、このパンタグラフ枠の下半部を覆った構造が記載されている。この様な特許文献11〜13に記載された構造によれば、このパンタグラフ枠のうちで鉄道車両の走行に伴って発生する風に当たる部分を少なくして、このパンタグラフ枠部分で発生する気流騒音の低減を図れる。
更に、特許文献14及び非特許文献2には、鉄道車両の屋根面上にパンタグラフ枠を絶縁支持する為の碍子として、水平方向に存在する仮想平面に関する断面形状が流線形のものを使用した構造が記載されている。この様な特許文献14及び非特許文献2に記載された従来構造の場合には、気流騒音低減用のカバーは、上記碍子の上端部に支持固定された台枠の上面に設けたばね等のみを覆っている。パンタグラフ枠を構成する下枠及び上枠を覆う為のカバーは設けられておらず、これら下枠及び上枠には、鉄道車両の走行に伴う風がそのまま当たる様にしている。
前述の図16〜19に示した様な、特許文献1及び非特許文献1に記載されたパンタグラフ装置1の場合、鉄道車両の屋根面上への設置状態で、連結軸5及び釣り合い軸11部分で気流騒音が生じ易くなる為、改良が望まれている。この点に就いて、図20〜21により説明する。
図20に略示する様に、下枠4の長さL4 と上枠6の長さL6 とがほぼ等しい従来のパンタグラフ装置1の場合には、走行時に起立させた状態では、連結軸5及び釣り合い軸11部分の高さ位置が高くなる。パンタグラフ装置1を鉄道車両の屋根面に設置する場合には、図21に略示する様に、台枠2を屋根面16上に、碍子17、17を介して絶縁支持する。又、この屋根面16でこの台枠2を前後から挟む2個所位置には、前述した特許文献2〜9、非特許文献1に記載されている如く、パンタカバーと呼ばれる防風板18、18を設置する。
上記連結軸5及び釣り合い軸11部分の高さ位置が高くなると、これら両軸5、11が上記防風板18、18よりも上方に露出し、走行時にこれら両軸5、11部分に風が当り、高速走行時には気流騒音が発生する。実際の場合には、上記両軸5、11の設置部分はカバー19(図16〜19)により覆っているが、このカバー19が気流騒音の原因となる。上記防風板18、18の高さH18を大きくする事は、鉄道車両の高速走行時の空気抵抗を増大させる原因となる為、採用する事は難しい。
特許文献10に記載されている様に、伸縮自在なカバーによりパンタグラフ枠の大部分を覆う構造によれば、このパンタグラフ枠部分で発生する気流騒音を大幅に低減できると考えられるが、構造が複雑になる等、現実的ではない。又、碍子部分で発生する気流騒音を抑える事はできない。
又、特許文献11〜13に記載されている様に、碍子の上方に設けたカバーにより、パンタグラフ枠の下部を覆う構造の場合には、パンタグラフ枠部分で発生する気流騒音を十分に抑えられないだけでなく、碍子部分で発生する気流騒音を抑える事もできない。
更に、特許文献14及び非特許文献2に記載されている様に、碍子を流線形にする代わりにカバーを省略した構造の場合には、パンタグラフ枠部分で発生する気流騒音を抑えられない。
特許第3297355号公報 特開平5−4581号公報 特開平5−328513号公報 特開平6−70404号公報 特開平6−217405号公報 特開平7−312803号公報 特開平9−163503号公報 特開平10−66202号公報 特開平9−136645号公報 特開平6−113403号公報 特開平6−205504号公報 特開平8−19106号公報 特開平8−223702号公報 特開平9−130907号公報 「鉄道車両と技術」、レール アンド テック出版、平成13年11月20日、第7巻第5号、通巻第70号、第15〜19頁 「鉄道車両と技術」、レール アンド テック出版、平成13年11月20日、第7巻第5号、通巻第70号、第10〜14頁
本発明のパンタグラフ装置は、上述の様な事情に鑑みて、パンタグラフ枠部分及び碍子部分で発生する気流騒音を大幅に低減させるべく発明したものである。
本発明のパンタグラフ装置は、台枠と、中間カバーと、パンタグラフ枠と、集電舟装置と、1対の端部カバーとを備える。
このうちの台枠は、鉄道車両の屋根面上に碍子を介して絶縁支持される。
又、上記中間カバーは、絶縁材製で、一部に上下両面同士を連通させる透孔を有し、上記台枠の上方に設けられている。
又、上記パンタグラフ枠は、上記台枠の上面に起倒自在に設けられ、上記透孔を通じてその上部が、上記中間カバーの上方に突出している。
又、上記集電舟装置は、上記パンタグラフ枠の上端部に支持されている。
更に、上記両端部カバーは、絶縁材製で、上記屋根面上で上記鉄道車両の前後両側から上記中間カバーを挟む位置に設けられ、この中間カバーの下面と上記屋根面との間で上記碍子及び上記台枠を設置した空間の前後両端部を塞ぐ。
そして、上記両端部カバーの上面と上記中間カバーの上面とを、滑らかに連続させている。
上述の様に構成する本発明のパンタグラフ装置の場合には、パンタグラフ枠の上端部と集電舟装置とを除く部分、即ち、碍子、台枠、この台枠上面に設置したばね等の上記パンタグラフ枠を起倒させる為の機構、及び、このパンタグラフ枠の下部が、中間カバー及び端部カバーにより覆われている。従って、鉄道車両の走行時にも、上記パンタグラフ枠の上端部と集電舟装置とを除く部分に風が勢い良く当たる事がない。この結果、高速走行時にも、パンタグラフ装置部分で発生する気流騒音を、十分に低く抑える事ができる。
本発明のパンタグラフ装置は、以上に述べた通り構成され作用するので、鉄道車両の高速運転時に発生する気流騒音を大幅に低減して、沿線に於ける騒音環境の改善に寄与できる。
又、好ましくは、碍子及び台枠を設置した空間の左右両側開口の少なくとも一部を塞ぐ側方カバーを設ける。
この構成により、この左右両側開口部分で発生する気流騒音も低減できる。
又、好ましくは、上記台枠上でパンタグラフ枠を起倒させる為に、このパンタグラフ枠を、下枠と、上枠と、釣り合い腕と、釣り合い棒とから構成する。
このうちの下枠は、上記台枠上に設けられた第一の横軸により、その基端部を揺動自在に支持されたものとする。
又、上記上枠は、上記下枠の先端部に上記第一の横軸と平行に設けられた第二の横軸により、その基端部を揺動自在に支持されたものとする。
又、上記釣り合い腕は、上記上枠の基端部から突出する状態で設けられてこの上枠に対しその基端部を結合固定され、この上枠と共に上記第二の横軸を中心として揺動するものとする。
又、上記釣り合い腕は、上記釣り合い腕の先端部に上記第一、第二の横軸と平行に設けられた第三の横軸によりその先端部を揺動自在に支持され、これら第一〜第三の横軸と平行に設けられた第四の横軸によりその基端部を上記台枠に対し揺動自在に支持されたものとする。
そして、上記下枠の長さを、上記上枠の長さの1/6〜1/3倍とし、上記上枠を中間カバーに形成した透孔を通じてこの中間カバーの上方に突出させ、この上枠の上端部に集電舟装置を支持する。
この様に構成すれば、下枠の長さを短くした分、第二、第三の横軸の設置部分を低くできる。この為、上記中間カバーの高さ位置を低く抑えても、下枠及び上枠の起立状態での上記第二、第三の横軸の高さ位置を、上記中間カバーの下側に位置させる事ができる。この結果、この中間カバー及び端部カバーの高さを低く抑えて、高速走行時に発生する気流騒音のより一層の低減と、空気抵抗の低減とを図れる。
更に好ましくは、水平方向に広がる仮想平面に関する上記各端部カバーの外周面の断面形状を流線形とすると共に、これら各端部カバー表面の、鉛直方向に広がる仮想平面に関する断面形状を、これら各端部カバーの全周に亙って波形とする。
この様に構成すれば、端部カバー部分で発生する気流騒音を低減すると共に、パンタグラフ装置全体をコンパクトに構成し、降雨時に端部カバーの表面が濡れた場合でも、台枠と鉄道車両の屋根面との間の絶縁を十分に図れる。即ち、水平方向に存在する仮想平面に関する、各端部カバーの外周面の断面形状を流線形としている為、この端部カバー部分でカルマン渦が発生しにくく、上記気流騒音の低減を図れる。
又、これら各端部カバー表面の、鉛直方向に存在する仮想平面に関する断面形状を、これら各端部カバーの全周に亙って波形としている為、上記パンタグラフ装置全体のコンパクト化を図りつつ、上記絶縁を十分に図れる。即ち、このコンパクト化を図る為には、中間カバーの大きさを台枠の上方を覆えるだけの大きさとし、1対の端部カバーを、この中間カバーの前後両端に近接配置する必要がある。この様な構成を採用した場合に、降雨時に上記台枠及びこの台枠の上面に配設した導線や上記各端部カバーが濡れると、この導線からこれら各端部カバーの上部で上記中間カバーとの連続部に高電圧が印加される可能性を生じる。この様に上記各端部カバーの上部に高電圧が印加された場合に、これら各端部カバーの表面の上下方向に関する断面形状が直線状であると、上記連続部から上記屋根面にまで電流が流れる可能性がある。これに対して、上記各端部カバー表面の、鉛直方向に存在する仮想平面に関する断面形状を、これら各端部カバーの全周に亙って波形とすれば、上記連続部から上記屋根面までの、電気の流れる道のりが長くなり、この間の抵抗を十分に大きくして、この屋根面にまで電流が流れる事を防止できる。
図1〜9は、本発明の実施例1を示している。本例のパンタグラフ装置1aは、台枠2aと、中間カバー20と、パンタグラフ枠21と、集電舟装置7と、1対の端部カバー22、22とを備える。
このうちの台枠2aは、例えば前述の図16〜18に示した従来構造のパンタグラフ装置1を構成する台枠2と同様に、金属板を曲げ形成する等により造られたもので、鉄道車両の屋根面16上に、複数の碍子17、17を介して絶縁支持される。
又、上記中間カバー20は、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA copolymer)や各種FRPの如き合成樹脂等の絶縁材製で、上記台枠2aの上方に、ブラケットを介してこの台枠2aに支持する等により、設けられている。本例の場合、上記中間カバー20は、上面を大きな曲率半径を有する部分球面状の凸面とした天板部23と、この天板部23の幅方向(幅方向に関しては鉄道車両の幅方向で言う)両端縁から下方に折れ曲がった、左右1対の側板部24、24とを備える。又、上記天板部23の前後方向(前後方向に関しては、鉄道車両の走行方向で言う)片半部で幅方向中間部には、上記天板部23の本体部分の上面に比べ比較的小さな曲率半径でラグビーボールの一部の如く膨らんだ、膨出部25を設けている。そして、この膨出部25のうち、上記天板部23の中央寄り半部で幅方向中間部に、前後方向に長い長円形の透孔26を、この天板部23の上下両面同士を連通させる状態で形成している。
又、上記パンタグラフ枠21は、上記台枠2aの上面に起倒自在に設けられ、上記透孔26を通じてその上部が、図1〜5に示す様に、上記中間カバー20の上方に突出している。この様なパンタグラフ枠21として本例の場合には、図5〜8に示す様な構造のものを使用している。即ち、上記台枠2aの上面に、請求項3に記載した第一の横軸である揺動支持軸3aを、車両の幅方向に設けている。そして、この揺動支持軸3aの中間部に、下枠4aの基端部(下端部)を固定している。従ってこの下枠4aは、この揺動支持軸3aを中心として起伏する。又、この下枠4aの先端部(上端部)に、請求項3に記載した第二の横軸である連結軸5aを、上記揺動支持軸3aと平行に設けている。そして、この連結軸5aにより、上枠6aの基端部(下端部)を上記下枠4aの先端部に、揺動変位自在に結合している。更に、上記上枠6aの先端部(上端部)に、前記集電舟装置7を支持している。そして、上記揺動支持軸3aと上記台枠2aとの間に設けたばね8(図16、17参照)により、上記下枠4aと上枠6aとを、図8に示す畳んだ状態から図7に示す状態にまで起立させる方向の弾力を付与している。
鉄道車両の走行時に上記集電舟装置7は、前記屋根面16上に支持した上記台枠2aと架線との距離の変化に対応して、上記下枠4aと上記上枠6aとの交差角度を変化させつつ、上記台枠2aに対し昇降する。この場合でも、上記集電舟装置7の姿勢を一定として、この集電舟装置7の上面に支持した摺り板9、9(図16〜19参照)と上記架線の下縁との摺接状態が適正に維持される様にしている。この為に、上記下枠4aの先端部と上記上枠6aの基端部との連結部、並びにこの上枠6aの先端部と上記集電舟装置7との連結部には、適宜のリンク機構を設けて、上記下枠4a及び上枠6aの起伏に拘らず、上記集電舟装置7の姿勢が変化しない様にしている。
具体的には、上記上枠6aの基端部に釣り合い腕10aの基端部を、この上枠6aの基端部から、この上枠6aの先端部とは逆方向に突出する状態で結合固定し、この釣り合い腕10aをこの上枠6aと共に、上記連結軸5aを中心として揺動する様にしている。又、この釣り合い腕10aの先端部に、請求項3に記載した第三の横軸である釣り合い軸11aを、上記揺動支持軸3a及び連結軸5aと平行に設け、この釣り合い軸11aに、釣り合い棒12aの先端部(上端部)を、揺動変位自在に支持している。又、この釣り合い棒12aの基端部(下端部)を前記台枠2aの上面に、請求項3に記載した第四の横軸であって上記釣り合い軸11aと平行に設けられた下部釣り合い軸13aにより、揺動変位自在に支持している。更に、上記集電舟装置7の下面に設けたリンク腕14の基端部と、上記下枠4aの先端部に固定された部分(この下枠4aの起伏に伴って揺動変位する部分)とに、ロッド15の両端部を揺動変位自在に連結している。
上述の様な構成により、上記下枠4a及び上枠6aの起伏に拘らず、上記集電舟装置7の姿勢が変化しない様にしている。尚、本例の場合、上記上枠6aは中空管状としており、上記ロッド15は上枠6aの内側に配設している。これに対して上記釣り合い棒12aは、上記下枠4a外に配置している。従って、上記下枠4aは、特に中空管状とする必要はない(する事は自由である)。
この様な構造を有する本例のパンタグラフ装置1aのパンタグラフ枠21を構成する、上記下枠4aの長さL4a(揺動支持軸3aの中心と連結軸5aの中心との距離)は、上記上枠6aの長さL6a(連結軸5aの中心と集電舟装置7の揺動支持軸の中心との距離)に比べて十分に小さく(L4a≪L6a)している。より具体的には、上記下枠4aの長さL4aを、上記上枠6aの長さL6aの1/6〜1/3倍(L4a=L6a/6〜L6a/3)としている。各部の寸法をこの様に規制する事により、上記パンタグラフ枠21を図5〜7に示す様に起立させた場合でも、上記連結軸5aの高さ位置を低く抑えている。そして、上記台枠2aの上面と前記中間カバー20の下面との間隔を大きくしたり、或は前記透孔26を特に(上記上枠6aの中間部を挿通する為に必要とする以上に)大きくしなくても、この連結軸5aと前記中間カバー20とが干渉しない様にしている。この点に関しては、後で詳しく説明する。
更に、前記両端部カバー22、22は、上記中間カバー20と同様の絶縁材製で、図9に示す様な形状に造られ、前記屋根面16上でこの中間カバー20を前後両側から挟む位置に設けられている。そして、上記両端部カバー22、22により、上記中間カバー20の下面と上記屋根面16との間で、前記各碍子17、17及び上記台枠2aを設置した空間27の前後両端部を塞いでいる。従って、この空間27は、側方のみ開口している。
本例の場合、水平方向に存在する仮想平面に関する、上記両端部カバー22、22の外周面の断面形状を、流線形としている。即ち、これら両端部カバー22、22は、それぞれ鉄道車両の前後方向を長径方向とした楕円の両端寄り部分の如き平面形状を有する。上記両端部カバー22、22は、この楕円の両端寄り部分の如き平面形状を有する周壁部28、28により囲まれる空間の上方を、第二の天板部29、29により覆って成る。この様な上記両端部カバー22、22は、それぞれの凸面を互いに反対側に向け(凹面同士を互いに対向させ)、上記中間カバー20を前後両側から挟む状態で、上記屋根面16上に固定している。この状態で、上記各第二の天板部29、29の端縁は、前記中間カバー20を構成する天板部23の端縁に当接若しくは近接対向する。そして、この天板部23の上面と上記各第二の天板部29、29の上面とが、滑らかに連続(気流騒音の発生に繋がらない様な微小隙間が存在する状態を含む)する。
又、本例の場合には、上記両端部カバー22、22を構成する上記両周壁部28、28の表面の、鉛直方向に存在する仮想平面に関する断面形状を、これら両周壁部28、28の全周(内外両周面及びこれら両周面同士を連続させる円周方向両端縁部)に亙って波形としている。従って、上記両端部カバー22、22を構成する上記両第二の天板部29、29と前記屋根面16との間に存在する面の全長は、何れの部分でも十分に長くなる。
上述の様に構成する本例のパンタグラフ装置1aの場合には、前記パンタグラフ枠21の上端部である前記上枠6aの上半部と、集電舟装置7とを除く部分、即ち、前記各碍子17、17、前記台枠2a、この台枠2a上面に設置したばね8(図16〜17参照)等の、上記パンタグラフ枠21を起倒させる為の機構、及び、このパンタグラフ枠21の下部が、上記中間カバー20及び上記両端部カバー22、22により覆われている。従って、鉄道車両の走行時にも、上記パンタグラフ枠21の上端部と上記集電舟装置7とを除く部分に風が勢い良く当たる事がない。この結果、高速走行時にも、パンタグラフ装置部分で発生する気流騒音を、十分に低く抑える事ができる。
又、本例の場合には、上記パンタグラフ枠21を構成する下枠4aの長さL4aを短くした分、前記連結軸5a及び釣り合い軸11aの設置部分を低くできる。この為、上記中間カバー20の高さ位置を低く抑えても、上記下枠4a及び上枠6aの起立状態で上記連結軸5a及び前記釣り合い軸11aの設置部分を、上記中間カバー20の下側に位置させる事ができる。この結果、この中間カバー20及び前記両端部カバー22、22の高さを低く抑えて、高速走行時に発生する気流騒音のより一層の低減と、空気抵抗の低減とを図れる。
尚、上記下枠4aの長さL4aが上記上枠6aの長さL6aの1/6未満(L4a<L6a/6)の場合には、上記釣り合い棒12aを設置する事による上記上枠6aの支持剛性の確保が不十分となる。これに対して、上記下枠4aの長さL4aが上記上枠6aの長さL6aの1/3を越える(L4a>L6a/3)場合には、上記連結軸5a及び釣り合い軸11aの設置部分を十分に低くできず、上記中間カバー20及び上記両端部カバー22、22の高さを十分に低く抑える事ができない。この為、上記下枠4aの長さL4aを、上記上枠6の長さL6aの1/6〜1/3倍とした。
又、本例の場合には、上記両端部カバー22、22を構成する前記両周壁部28、28の表面の、鉛直方向に存在する仮想平面に関する断面形状を、これら各周壁部28、28の全周に亙って波形としている為、パンタグラフ装置1a全体のコンパクト化を図りつつ、降雨時に上記各端部カバー22、22の表面が濡れた場合でも、前記台枠2aと前記屋根面16との間の絶縁を十分に図れる。即ち、上記パンタグラフ装置1aのコンパクト化を図る為には、前記中間カバー20の大きさを上記台枠2aの上方を覆えるだけの大きさとし、上記1対の端部カバー22、22を、上記中間カバー20、20の前後両端に近接配置する必要がある。
この様な構成を採用した場合に、降雨時に上記台枠2a及びこの台枠2aの上面に配設した導線や上記各端部カバー22、22が濡れると、この導線からこれら各端部カバー22、22の上端部に設けられて上記中間カバー20と連続する前記第二の天板部29、29に、高電圧が印加される可能性を生じる。この様にこれら各第二の天板部29、29に高電圧が印加された場合に、上記各周壁部28、28の表面の上下方向に関する断面形状が直線状であると、上記各第二の天板部29、29から上記屋根面16にまで電流が流れる可能性がある。これに対して本例の場合には、上記各端部カバー22、22を構成する周壁部28、28の表面を、これら各周壁部28、28の全周に亙って波形としているので、上記各第二の天板部29、29から上記屋根面16までの、電気の流れる道のりが長くなり、この間の抵抗を大きくして、この屋根面16にまで電流が流れる事を防止できる。
尚、上記各端部カバー22、22の外周面の波形形状は、漏電防止の面からだけでなく、気流騒音低減の面からも規制する。この場合に、前記図9に示す様な形状の他に、例えば前述した特許文献14に記載された様な形状も、採用可能である。具体的には、図10、11に示す様に、端部カバー22a、22bを構成する周壁部28a、28bの形状を鉛直方向に関して変化させる。このうちの図10に記載した端部カバー22aの場合には、周壁部28aを、下方に向かう程広がる方向に傾斜させている。これに対して、図11に記載した端部カバー22bの場合には、周壁部28bを、下方に向かう程狭まる方向に傾斜させている。
図12〜13は、本発明の実施例2を示している。本例の場合には、屋根面16上に1対の側方カバー30を、碍子17、17及び台枠2aを左右両側から挟む状態で設けている。そして、これら両カバー30により、これら碍子17、17及び台枠2aを設置した空間27の左右両側開口の一部を塞いでいる。
この様に左右両端開口の一部を上記両カバー30により覆う事で、走行時にこの左右両端開口から上記空間27内に巻き込まれる空気の流量を少なく抑えて、走行時に発生する気流騒音をより低減できる。尚、図示の例では、上記両カバー30の外周面の断面形状を波形としている為、仮にこれら両カバー30に高電圧が印加された場合でも、上記屋根面16にまで電流が流れる事を防止できる。
図14〜15は、本発明の実施例3を示している。本例の場合も、屋根面16上に1対の側方カバー30aを、碍子17、17及び台枠2aを左右両側から挟む状態で設けている。特に、本例の場合には、これら両カバー30aにより、上記碍子17、17及び台枠2aを設置した空間27の左右両側開口を、前後方向の全長に亙り塞いでいる。図示の例では、前後両端部を塞ぐ端部カバー22、22の周壁部28と上記両カバー30aとを一体的に形成している。但し、これら両カバー22、30aは、互いに別体としても良い。 この様に左右両端開口を、前後方向の全長に亙り、上記両カバー30aにより覆う事で、走行時にこの左右両端開口から上記空間27内に空気が巻き込まれる事をより効果的に防止して、走行時に発生する気流騒音をより一層低減できる。
本発明の実施例1を示す斜視図。 同じく側面図。 同じく図2の左方から見た図。 同じく平面図。 同じく屋根上への取付け状態を示す略側面図。 同じくパンタグラフ枠を取り出して示す略側面図。 同じく、パンタグラフ枠の要部を取り出して起立状態で示す側面図。 同じく畳んだ状態で示す側面図。 端部カバーを取り出して示す、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(B)の左方から見た図。 端部カバーの第2例を示す、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(B)の左方から見た図。 端部カバーの第3例を示す、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は(B)の左方から見た図。 本発明の実施例2を示す斜視図。 同じく側面図。 本発明の実施例3を示す斜視図。 同じく側面図。 従来のパンタグラフ装置の1例を示す側面図。 同じく平面図。 図16の右方から見た図。 要部を取り出して示す側面図。 同じく略側面図。 屋根上への取付け状態を示す略側面図。
符号の説明
1、1a パンタグラフ装置
2、2a 台枠
3、3a 揺動支持軸
4、4a 下枠
5、5a 連結軸
6、6a 上枠
7 集電舟装置
8 ばね
9 摺り板
10、10a 釣り合い腕
11、11a 釣り合い軸
12、12a 釣り合い棒
13、13a 下部釣り合い軸
14 リンク腕
15 ロッド
16 屋根面
17 碍子
18 防風板
19 カバー
20 中間カバー
21 パンタグラフ枠
22、22a、22b 端部カバー
23 天板部
24 側板部
25 膨出部
26 透孔
27 空間
28、28a、28b 周壁部
29 第二の天板部
30、30a 側方カバー

Claims (4)

  1. 鉄道車両の屋根面上に碍子を介して絶縁支持される台枠と、一部に上下両面同士を連通させる透孔を有し、この台枠の上方に設けられた、絶縁材製の中間カバーと、上記台枠の上面に起倒自在に設けられ、上記透孔を通じてその上部がこの中間カバーの上方に突出したパンタグラフ枠と、このパンタグラフ枠の上端部に支持された集電舟装置と、上記屋根面上で上記鉄道車両の前後両側から上記中間カバーを挟む位置に設けられ、この中間カバーの下面と上記屋根面との間で上記碍子及び上記台枠を設置した空間の前後両端部を塞ぐ、それぞれが絶縁材製である1対の端部カバーとを備え、これら両端部カバーの上面と上記中間カバーの上面とを滑らかに連続させたパンタグラフ装置。
  2. 碍子及び台枠を設置した空間の左右両側開口の少なくとも一部を塞ぐ側方カバーを設けた、請求項1に記載したパンタグラフ装置。
  3. 台枠上でパンタグラフ枠を起倒させる為に、このパンタグラフ枠を、この台枠上に設けられた第一の横軸によりその基端部を揺動自在に支持された下枠と、この下枠の先端部にこの第一の横軸と平行に設けられた第二の横軸によりその基端部を揺動自在に支持された上枠と、この上枠の基端部から突出する状態で設けられてこの上枠に対しその基端部を結合固定され、この上枠と共に上記第二の横軸を中心として揺動する釣り合い腕と、この釣り合い腕の先端部に上記第一、第二の横軸と平行に設けられた第三の横軸によりその先端部を揺動自在に支持され、これら第一〜第三の横軸と平行に設けられた第四の横軸によりその基端部を上記台枠に対し揺動自在に支持された釣り合い棒とから構成すると共に、上記下枠の長さを、上記上枠の長さの1/6〜1/3倍としており、上記上枠を中間カバーに形成した透孔を通じてこの中間カバーの上方に突出させて、この上枠の上端部に集電舟装置を支持している、請求項1〜2の何れかに記載したパンタグラフ装置。
  4. 水平方向に広がる仮想平面に関する、各端部カバーの外周面の断面形状を流線形とすると共に、これら各端部カバー表面の、鉛直方向に広がる仮想平面に関する断面形状を、これら各端部カバーの全周に亙って波形とした、請求項1〜3の何れかに記載したパンタグラフ装置。
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