JP2018057331A - 草刈機 - Google Patents

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Abstract

【課題】アーム連結型草刈り機において、草刈作業部やアームが誤操作などにより、トラクタ側への衝突や接触を回避できる構成のアーム連結型草刈機を提供する。【解決手段】主フレーム2に対する第1ブーム30の折れ角度と、第1ブーム30に対する第2ブーム32の側方回動アーム321の折れ角度と、第2ブーム32の側方回動アーム320に対する前後方向回動アーム321の折れ角度を検出し、草刈作業部4が移動規制範囲内に移動しないように第1ブーム30と第2ブーム32の回動を規制する制御部を備えることを特徴とした草刈機による。【選択図】 図11

Description

本発明は、トラクタの3点リンク機構等に装着されて草刈り作業を行うアーム連結型農業用草刈機械に関するものである。
この種の刈取り装置の従来技術として特許第3806465号公報の「作業車両用の作業装置」や、特許第5512151号公報の「アーム連結型草刈機」が開示されている。
特許第3806465号公報には、「第1アーム(11)の先端寄り部に第2アーム(12)の上部を車幅方向(W)へ回動可能に支持し、上記の第2アーム(12)の下部に第3アーム(13)を上記の車体(2)の前後方向に回動可能に支持し、上記の第3アーム(13)の下部に作業機(30)を上記の車幅方向(W)へ回動可能に支持し、・・・・・第3アーム(13)を車幅方向(W)へも回動可能に支持した作業装置」であり、第1アーム(11)を支持するブラケット(10)は、枢支ピン(14)の回りに水平旋回可能に支持されていて、位置決め孔(16)のいずれかにピン(17)を差し込んで回動を固定する作業装置の開示がされている。また、特許第5512151号公報には、「支持部材の車幅方向一端部に枢支された第1アームと、第1アームに回動可能に連結され、先端に草刈機本体を装着した第2アームとを備えるアーム連結型草刈機において、リフトシリンダと第1リンクと第2リンクによって、草刈機本体を草刈り作業状態と格納状態とに容易に切り替えることができるアーム連結型草刈機」が開示されている。
特許第3806465号公報 特許第5512151号公報
トラクタに装着されて使用されるアーム連結型草刈機の場合、草刈作業部をトラクタの側方に大きくオフセットさせて作業が行われる。また、側方の前方側に草刈作業部を移動できると、後方側に草刈作業部を位置させて作業を行なうのに比較して運転席の側方に草刈作業部が位置するため運転操作が行いやすい。さらに、トラクタが行き止った位置での刈残しを少なくできる。しかし、草刈作業部を前方に移動させた状態でアームを誤操作するとトラクタ側に草刈作業部が衝突する等の虞がある問題があった。
従来技術の特許文献1には前記の問題を回避する技術は開示されていない。また、特許文献2に示される草刈機は、草刈作業部を進行方向前方側に移動させる構成は開示されていなく、前記のような問題を解決するような構成ではない。
このため本発明の目的は、アーム連結型草刈り機において、草刈作業部やアームが誤操作などにより、トラクタ側への衝突や接触を回避できる構成のアーム連結型草刈機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1の草刈機は、
農業用トラクタに装着される主フレームと、該主フレームの車幅方向一端側に設けられ上下回動自在に支持された第1ブームと、該第1ブーム回動端部に一端を連結された第2ブームと、該第2ブーム回動端側に連結された草刈作業部とを有した草刈機において、
前記第2ブームは、前記第1ブーム回動端部に連結され第1ブームの回動方向に回動する側方回動アームと該側方回動アームに連結され側方回動アームの回動方向と直交する前後方向に回動する前後方向回動アームとで構成され、
前記主フレームに対する前記第1ブームの折れ角度と、
前記第1ブームに対する前記第2ブームの側方回動アームの折れ角度と、
前記第2ブームの側方回動アームに対する前記前後方向回動アームの折れ角度を検出し、
前記草刈作業部が移動規制範囲内に移動しないように前記第1ブームと前記第2ブームの回動を規制する制御部を備えることを特徴とした草刈機である。
また、請求項2の草刈機は、
農業用トラクタに装着される主フレームと、該主フレームの車幅方向一端側に設けられ上下回動自在に支持された第1ブームと、該第1ブーム回動端部に一端を連結された第2ブームと、該第2ブーム回動端側に連結された草刈作業部とを有した草刈機において、
前記第2ブームは、前記第1ブーム回動端部に連結され第1ブームの回動方向に回動する側方回動アームと該側方回動アームに連結され側方回動アームの回動方向と直交する前後方向に回動する前後方向回動アームとで構成され、
前記主フレームに対する前記第1ブームの折れ角度と、
前記第1ブームに対する前記第2ブームの側方回動アームの折れ角度と、
前記第2ブームの側方回動アームに対する前記前後方向回動アームの折れ角度を検出し、
前記草刈作業部が移動規制範囲内に一定以上接近すると警報を発する制御部を備えることを特徴とした草刈機である。
この発明によれば、主フレームに対する第1ブームの折れ角度と、第1ブームに対する第2ブームの側方回動アームの折れ角度と、第2ブームの側方回動アームに対する前後方向回動アームの折れ角度を検出し、草刈作業部が移動規制範囲内に移動しないように第1ブームと第2ブームの回動を規制する制御部が備えられていることにより、誤操作などにより草刈作業部がトラクタ側に衝突するのを回避できる安全な草刈機を提供できる。また、草刈作業部が移動規制範囲内に一定以上接近すると警報を発することによって、誤操作を防止してトラクタ側に草刈作業部を衝突させることを回避できる。
本発明を実施した草刈機の作業状態の後面図である。 本発明を実施した草刈機の草刈作業部を前方に移動させた状態の側面図である。 本発明を実施した草刈機の草刈作業部を後方に移動させた状態の側面図である。 第2ブームの前後方向回動アームの構造を説明するための断面図である。 主フレームに対する第1ブームの折れ角度を検出するセンサー部を示した後面図である。 主フレームに対する第1ブームの折れ角度を検出するセンサー部を示した後面図である。 第1ブームに対する第2ブームの折れ角度を検出するセンサー部を示した後面図である。 第1ブームに対する第2ブームの折れ角度を検出するセンサー部を示した後面図である。 第2ブームの側方回動アームに対する前後方向回動アームの折れ角度を検出するセンサー部の断面した側面図である。 第2ブームの側方回動アームに対する前後方向回動アームの折れ角度を検出するセンサー部の断面した側面図である。 本発明を実施した草刈機の移動規制範囲を示した後面図である。 本発明を実施した草刈機の移動規制範囲をブーム角度の関係で示したグラフである。 本発明を実施した草刈機の作業部規制範囲を制御するためのフロー図である。 本発明を実施した草刈機の油圧配管の一例を示した油圧回路図である。 本発明を実施した草刈機のブームを操作する操作レバーの斜視図である。
この発明の実施の一形態に係る実施例を、図面に基づいて説明する。
Aは、本発明の実施例に係る草刈機である。1は、草刈機Aを装着して駆動する農業用トラクタである。本例の説明においては、図2,図3に示す左側を進行方向の前方側、右側を後方側として説明する。
本例に示す草刈機Aは、トラクタ1の後方に設けたトラクタ3点リンク機構12に装着され、トラクタ1からの動力により駆動され使用されるものである。10は、トラクタトップリンク、11はトラクタロアリンクである。それぞれ農業用トラクタ1後部に設けられ、トップリンク10、左右設けられるロアリンク11,11でトラクタの3点リンク機構を構成していて、装着された草刈機Aを昇降可能に連結して牽引する。
本例の草刈機Aは、トラクタ1に装着する装着部20を前方に設けた主フレーム2の中央付近に、縦方向の回動中心軸23を設け、回動中心軸23を中心に前後方向に回動自在に設けたマストフレーム22を備え、マストフレーム22にアーム部3を設け、アーム部3の先端部に草刈作業部4を設けている。アーム部3は、マストフレーム22に一端を進行方向と直交する方向に回動自在に設けた第1ブーム30と、第1ブーム30の回動端側に一端を回動自在に連結された第2ブーム32からなり、トラクタ1の側方に草刈作業部4を位置させて草刈作業を行う。
主フレーム2は、農業用トラクタ1後部に連結され、草刈機Aの車幅方向の一端に油圧オイルタンク50が載置される。他端側に位置する22はマストフレームである。マストフレーム22は、一端側を主フレーム2の左右中央部に縦方向の回動中心軸23により回動自在に保持されていて、この実施例では図1に図示されるように、草刈機A後面視左端に位置している。300は、リフトシリンダである。リフトシリンダ300は、基部がリフトシリンダ軸301で回動自在にマストフレーム22に取り付けられる。リフトシリンダ300の先端側は第1ブーム30の先端側にリフトシリンダ先端軸302によって連結されている。
リフトシリンダ300を伸縮すると、第1ブーム30がマストフレーム22側の第1ブーム回動軸303を中心に上下に回動する。
第2ブーム32は、本例においては、第1ブーム30に連結され進行方向左右方向に回動する側方回動アーム320と、側方回動アーム320に一端を連結され他端が進行方向前後方向に回動する前後方向回動アーム321とで構成されていて、前後方向回動アーム321の回動端側に前後方向回動自在に連結された草刈作業部保持アーム326を介して草刈作業部4が設けられている。前後方向回動アーム321を回動させることにより、草刈作業部4をトラクタ1に対し前後に移動させることが可能である。
側方回動アーム320と第1ブーム30端部は、前後方向に設けられる第2ブーム回動軸324により連結される。第2ブーム回動シリンダ322の伸縮に応じて側方回動アーム320は、第2ブーム回動軸324を回動中心として上下方向即ち車幅方向に回動する。
第2ブーム回動シリンダ322は、基部が第1ブーム30のマストフレーム22寄りに取り付けられる。第2ブーム回動シリンダ322先端部は、側方回動アーム320の第2ブーム回動軸324よりも第1ブーム30側に延設された位置に設けられた第2ブーム回動シリンダ先端軸327に連結されている。第1ブーム30と側方回動アーム320はそれぞれ上下方向に回動自在である。
前後方向回動アーム321は、中空円筒状の金属製角パイプからなる。323は、第2ブーム前後方向回動シリンダである。第2ブーム前後方向回動シリンダ323の基部は側方回動アーム320に取り付けられる。第2ブーム前後方向回動シリンダ323の先端は、前後方向回動アーム321の略中央部に取り付けられる。前後方向回動アーム321は側方回動アーム320に対し前後方向すなわち、進行方向あるいは後退方向に回動自在である。
側方回動アーム320は、第1ブーム30に対して前後方向回動アーム321を、回動方向が90度異なる上下方向及び前後方向に回動するように、第1ブーム30と前後方向回動アーム321とを連結する。前後方向回動アーム321は、側方回動アーム320と反対側の一端に連結された草刈作業部保持アーム326を介して、先端に草刈作業部4を連結する。第2ブーム回動シリンダ322及び第2ブーム前後方向回動シリンダ323の伸縮に応じて前後方向回動アーム321は、第2ブーム回動軸324と側方回動アーム320に設けた回動支点軸325を回動中心として上下方向と前後方向すなわち、車幅方向と進行方向あるいは後退方向に回動する。
前後方向回動アーム321は、リンクロッド36と草刈作業部保持アーム326を介して草刈作業部4と側方回動アーム320を連結する。前後方向回動アーム321と草刈作業部保持アーム326は前後方向すなわち、進行方向あるいは後退方向に回動支点軸325,328を回動中心として回動自在である。
334は、草刈作業部回動シリンダである。草刈作業部回動シリンダ334は、草刈作業部保持アーム326に対し草刈作業部4を前後方向の草刈作業部回動軸337を回動中心として上下方向に回動させる。
33は、草刈作業部リンク機構である。草刈作業部リンク機構33は、草刈作業部保持アーム326側に一端を回動自在に連結された第1リンクアーム330と、一端を回動自在に草刈作業部4側に連結された第2リンクアーム331とが回動自在に連結され、第2リンクアーム331と草刈作業部保持アーム326側とに架け渡され回動自在に連結された草刈作業部回動シリンダ334で構成されている。
第1リンクアーム330は半円形ほどのリング状からなり、第2リンクアーム331も全体として略半円形ほどのリング状からなり、第1リンクアーム330と第2リンクアーム331は取付軸332で連結される。第1リンクアーム330は、取付軸333で草刈作業部保持アーム326に連結される。第2リンクアーム331と草刈作業部4は、取付軸335で草刈作業部4に連結される。前後方向の草刈作業部回動軸337を回動中心として草刈作業部4は回動可能に連結される。そのため、草刈作業部4は草刈作業部保持アーム326に対し上下方向に回動自在である。
第2リンクアーム331と、草刈作業部回動シリンダ334は、第1リンクアーム330と第2リンクアーム331との連結軸332よりも、草刈作業部4側の取付軸335から離れた位置の取付軸336で回動自在に連結される。第1リンクアーム330と第2リンクアーム331とで略円形リング状からなる。そのため、移動量が大きくなり、全体としての回動量を大きくすることが可能となる。
図4に示すように、前後方向回動アーム321の中空円筒状の金属製角パイプ内には、側方回動アーム320と草刈作業部保持アーム326とを回動自在に連結するリンクロッド36が設けられていて、前後方向回動アーム321とで平行リンクが構成されている。このため、前後方向回動アーム321が前後方向に回動した場合においても草刈作業部保持アーム326が進行方向に対し直交した状態を維持するように構成されている。従って、草刈作業部4も直交した状態を維持する。
草刈作業部4は、進行方向と直交する方向の草刈作業部回転軸40に、草刈刃41が多数突設させて取り付けられる。草刈作業部4の上方は回転する草刈刃41からの飛散を防ぐ保護カバーが設けられている。42はゲージローラで、草刈作業部回転軸40の後方に位置して水平方向の回転軸を有していて、作業時は圃場面に接地して刈り高さを安定させる。43は油圧モータである。油圧モータ43は、油圧ポンプ51で発生した油圧により回転して、草刈刃41を取付けた草刈作業部回転軸40を回転駆動させる。
草刈機Aの各油圧作動部は、主フレーム2の前方部中央に設けられ、トラクタ1からの動力で回転駆動される油圧ポンプ51から発生される油圧によって作動する。トラクタ1からの動力は、油圧ポンプ51の前方に突設して設けた入力軸21とトラクタ1のPTO軸(図示せず)とをユニバーサルジョイント等で連結して入力される。主フレーム2の図1に示す右側には油圧オイルタンク50が設けられ、各油圧作動部に配管されて使用されるオイルが貯留されている。また、各油圧作動部への配管の切換を行う油圧操作バルブ(図示せず)は油圧オイルタンク50の中央側側方部のカバー内に設けられている。油圧操作バルブは電動で作動する電動バルブが採用されていて、トラクタ1内の運転席近傍に設けられた電動操作レバー7によって操作される。各油圧作動部は油圧ホース等(図示せず)で配管されている。
図14は、本発明の草刈機Aの油圧回路図である。油圧の発生源である油圧ポンプ51は、トラクタ1からの動力によって回転され油圧を発生させる。本例において油圧ポンプ51は、草刈作業部4を回転させるための油圧系統と、各油圧シリンダを操作するための油圧系統との2系統に分かれて設けられている。草刈作業部4を回転させるための油圧モータ43は、油圧ポンプ51から草刈刃回転操作バルブ524を通って配管されている。草刈刃回転操作バルブ524は、電動で作動する電磁バルブとなっていて、油圧モータ43の回転方向を正逆に切り替えるポートとニュートラルポートが備えられている。ニュートラル時は、油圧モータ43の正逆回転回路と油圧オイルタンク50へ通ずるドレーン回路が連通した状態となり、正逆回転切替時や停止操作時の油圧モータ43からの惰性回転による逆油圧発生を防止する。また、加圧側の回路にはリリーフバルブ54が設けられていて、回路内が一定の圧力以上となった場合に油圧オイルタンク50にオイルが逃げて圧力が一定以上に上昇しないようになっている。
各油圧シリンダを操作するための油圧系統は、油圧ポンプ51と各シリンダとの間に油圧操作バルブ52が設けられていて各シリンダの伸縮作動を切替操作する。油圧操作バルブ52は、リフトシリンダ操作バルブ520、第2ブーム回動シリンダ操作バルブ521、第2ブーム前後方向回動シリンダ操作バルブ522、草刈作業部回動シリンダ操作バルブ523が一体となって設けられている。各操作バルブの加圧側回路内には、リリーフバルブ54が設けられていて、回路内が一定の圧力以上となった場合に油圧オイルタンク50にオイルが逃げて圧力が一定以上に上昇しないようになっている。各バルブは、電動で作動する電磁バルブであり、トラクタ1運転席近傍に設けた操作レバー7によって電気的に操作される。
リフトシリンダ操作バルブ520は、第1ブーム30の昇降を行うリフトシリンダ300の伸縮を操作するためのバルブである。リフトシリンダ300の第1ブーム30を持ち上げる側のポートとリフトシリンダ操作バルブ520との間には、切換バルブ53が設けられている。切換バルブ53は、第1ブーム30が下降する方向が阻止され、上昇する方向が自由状態となっているチェックバルブ530側と、回路が解放され第1ブーム30の昇降が自由状態となる側とに切換が行える。
切換バルブ53をチェックバルブ530側に切換えた状態で、第1ブーム30を持ち上げる方向にリフトシリンダ操作バルブ520を切換えると、オイルは切換バルブ53のチェックバルブ530を通過してリフトシリンダ300の本例における縮む側のポートに流れ、他方のポートのオイルは油圧オイルタンク50への戻り側の回路に流れる。第1ブーム30を下降させる方向にリフトシリンダ操作バルブ520を切換えると、切換バルブ53が回路を解放された側に切り替わる。切替は電気的に制御されていてリフトシリンダ操作バルブ520を切換えると自動的に切り替わるように設定されている。このため、リフトシリンダ300が本例における伸びる方向のポートにオイルが流入するとともに、他方のポートからは切換バルブ53を経由してオイルは油圧オイルタンク50への戻り側の回路に流れる。
リフトシリンダ操作バルブ520がニュートラル状態では、第1ブーム30が下降する方向、即ち本例におけるリフトシリンダ300が伸びる方向の回路が切換バルブ53のチェックバルブ530によって封鎖された状態となって、第1ブーム30の下降がロックされた状態となる。このとき、第1ブーム30を上昇させる方向に外力が作用したときには、チェックバルブ530が開き上昇方向には自由に第1ブーム30が動くことができる。このため、草刈作業部4が障害物等により不用意に持ち上げられたときには、アーム部3に過大な負荷が作用することを防止して草刈機Aを保護する。
また、草刈作業時に草刈作業部4が圃場面に接地した状態で、リフトシリンダ操作バルブ520をニュートラル状態にして、切換バルブ53を回路が解放された側に切換えると、第1ブーム30の昇降が自由状態になるため、草刈作業部4の自重によって刈取り圃場面の凹凸に合わせて草刈作業部4が自動的に追従して刈取り高さを一定にすることができる。このため作業者は、刈取り圃場面の凹凸に合わせて頻繁に操作レバー7を操作する必要が無いため、容易に作業が行える。切換バルブ53を回路が解放された側に切換えるには、図15に示すトラクタ1の運転席近傍に設けた操作レバー7の切換バルブ切換スイッチ72を押すと切換えられる。切換バルブ切換スイッチ72は、押しているときのみ切り替えが行われる。リフトシリンダ300の第1ブーム30が上昇する側のポートの回路には、圧力センサ55が設けられていて、圧力が設定した圧力以下のときのみ切換バルブ53が切換できるように電気的に制御されている。このため、草刈作業部4が圃場面から上昇した状態でリフトシリンダ300に圧力が作用した状態では、切換バルブ53の切換ができないため、草刈作業部4を不用意に落下させることがなく、安全に作業が行えるとともに草刈作業部4の破損等を防止できる。
第2ブーム回動シリンダ操作バルブ521、第2ブーム前後方向回動シリンダ操作バルブ522、草刈作業部回動シリンダ操作バルブ523は、それぞれ同一の回路構成となっていて、第2ブーム回動シリンダ322、第2ブーム前後方向回動シリンダ323、草刈作業部回動シリンダ334にそれぞれ配管されている。各操作バルブは、ニュートラル状態では、各シリンダの伸縮が阻止された状態に回路が閉じられる。各操作バルブをそれぞれ伸縮方向に切換えると、各シリンダが伸縮してアーム部3を動かして草刈作業部4の傾斜姿勢や位置を操作することができる。
各操作バルブの操作は、トラクタ1の運転席近傍に設置した操作レバー7によって電気的に操作される。図15は操作レバー7を示したものである。本例においては、運転席左側に設置され、図15においては右側が前方側となる。操作レバー7は、片手で握れるような棒状のグリップ状となっていて、前後左右に傾倒することによって各シリンダを操作する。操作レバー7は矩形のボックスの上方に設けられていて、前方部には草刈作業部4の回転方向を切換える回転方向切換スイッチ70が設けられている。回転方向切換スイッチ70は、前後方向に倒すと草刈作業部4の回転方向が変更され、中央部に位置させると油圧回路がフリー状態となり回転が停止する。矩形のボックス内には、操作レバー7からの信号によって各操作バルブを作動させるための制御部が内蔵されている。
操作レバー7の上面部には、左右に並んでシリンダ切換スイッチ71と切換バルブ切換スイッチ72が備えられている。各スイッチは押しているときのみ作動するスイッチであり、操作レバー7を握った状態で親指で操作する。切換バルブ切換スイッチ72を押すと、切換バルブ53を回路が解放された側に切換えることができる。本例においては、操作レバー7を図15の前方に倒すとリフトシリンダ300が伸びて第1ブーム30を下方に回動させ、後方に倒すとリフトシリンダ300が縮んで第1ブーム30を上方に回動させる。また、左に倒すと第2ブーム回動シリンダ322が縮んで第2ブーム32が側方外側に回動し、右に倒すと第2ブーム回動シリンダ322が伸びて第2ブーム32が側方内側に回動する。さらに、シリンダ切換スイッチ71を押しながら左に倒すと、草刈作業部回動シリンダ334が伸びて草刈作業部4を下方に回動させ、右に倒すと、草刈作業部回動シリンダ334が縮んで草刈作業部4を上方に回動させる。さらにまた、シリンダ切換スイッチ71を押しながら操作レバー7を前方に倒すと、第2ブーム前後方向回動シリンダ323が伸びて第2ブーム32の前後方向回動アーム321が前方に回動し、後方に倒すと第2ブーム前後方向回動シリンダ323が縮んで第2ブーム32の前後方向回動アーム321が後方に回動する。
主フレーム2の中央付近に、縦方向の回動中心軸23を設け、これを中心に前後方向に回動自在に設けたマストフレーム22は、マストフレーム22の回動端側に設けたストッパ手段6によって主フレーム2に係止されていて回動が阻止されている。ストッパ手段6は、マストフレーム22の回動方向に一定以上の回動力が作用すると係止が解除される構成となっている。即ち、ブームや草刈作業部が障害物等に衝突した場合に、後方に回動して草刈機Aへのダメージを回避する。
図2、図3は草刈作業状態の側面図であり、図2が第2ブーム32の前後方向回動アーム321を前方に回動させ草刈作業部4を前方に移動した状態であり、図3が後方に移動させた状態である。図2のように草刈作業部4が前方に移動することによって、作業者は運転席の側方に草刈作業部4を位置させて作業ができるため、後方を見ながら作業するのに比較して草刈作業部4の操作とトラクタの運転操作がより容易に行える。また、トラクタが行き止まりの状態での前後方向の刈残しを少なくできる。
図2に示すような草刈作業部4を前方に移動した状態で、草刈作業部4をトラクタ1側に移動させると、トラクタ1に草刈作業部4が衝突する状態となり、誤操作などにより衝突させる危険があり安全性に問題がある。このため、本発明はこの問題を解決するために草刈作業部4がトラクタ1側に近接した場合に自動的にブームの操作を停止させ、衝突を回避するように牽制制御されている。草刈作業部4が前方に移動した状態では、図11に示す移動規制範囲境界線Xよりトラクタ1側に草刈作業部4が接近しないように第1ブーム30と第2ブーム32の折り曲げ角度を規制するように制御されている。
第1ブーム30の基部側の第1ブーム回動軸303部には、マストフレーム22に対する第1ブーム30の相対角度を検出する第1ブーム角度検出部31が設けられている。即ち、第1ブーム角度検出部31は、マストフレーム22が取付けられる主フレーム2に対する第1ブーム30の上下方向の相対角度を検出する。また、第1ブーム30と側方回動アーム320を連結している第2ブーム回動軸324部には、第1ブーム30に対する側方回動アーム320の相対角度を検出する第2ブーム角度検出部34が設けられている。さらに、前後方向回動アーム321が前方に回動して草刈作業部4が前方に移動しているか検知するため、前後方向回動アーム321の側方回動アーム320側の基部にリミットスイッチ35を設けている。
第1ブーム角度検出部31は、図5、図6に示すように第1ブーム30の基部側の第1ブーム回動軸303近傍に設けられる。図5は第1ブーム30の傾き角が小さい場合で、図6は傾き角が大きい場合を示したものである。マストフレーム22には角度の変化を検知するポテンショメータ310が取付けられ、ポテンショメータ310から検知アーム311が第1ブーム30側に延設され、第1ブーム30に固着して設けたピン312と係合している。検知アーム311の係合部は第1ブーム30の回動方向と交差する方向の長穴になっていて、第1ブーム30の回動に伴ってピン312が長穴を移動するとともに、検知アーム311を回動させポテンショメータ310がマストフレーム22に対する第1ブーム30の相対角度を検出する。
第2ブーム角度検出部34は、図7、図8に示すように第1ブーム30と側方回動アーム320の回動軸である第2ブーム回動軸324部の近傍に設けられる。図7は第1ブーム30と第2ブーム32の相対角度が大きい場合を示していて、図8は相対角度が小さい場合を示したものである。第2ブーム角度検出部34は、側方回動アーム320の第2ブーム回動軸324の方向と直交する面に角度の変化を検知するポテンショメータ340が取付けられ、ポテンショメータ340から検知アーム341が第1ブーム30側に延設され、第1ブーム30に固着して設けたピン342と係合して設けられている。検知アーム341の係合部は第1ブーム30の回動方向と交差する方向の長穴になっていて、第1ブーム30と第2ブーム32の相対的な回動に伴ってピン342が長穴を移動するとともに、検知アーム341を回動させポテンショメータ340が第1ブーム30に対する第2ブーム32の相対角度を検出する。
第2ブーム32の側方回動アーム320に対する前後方向回動アーム321の折れ角度の検出は、図9、図10に示すように、側方回動アーム320に取付けられたリミットスイッチ35が、側方回動アーム320に対する前後方向回動アーム321の相対角を検知して行う。一定の角度以上に前後方向回動アーム321が前方に回動すると、当接していたリミットスイッチ35の検知アームが前後方向回動アーム321から離れて回動したことを制御部に信号伝達する。図9は、前後方向回動アーム321が前方に回動した状態を示していて、図10は後方に回動した状態を示したものである。
第1ブーム角度検出部31と第2ブーム角度検出部34と側方回動アーム320に対する前後方向回動アーム321の折れ角度の検出の情報から、草刈作業部4が前方に移動した状態で移動規制範囲境界線Xよりトラクタ1側に移動しないように制御する。図13は、制御のフロー図である。作業が開始されると、前後方向回動アーム321が前方に回動して草刈作業部4が前方に位置しているか否かを第2ブーム32に設けたリミットスイッチ35により検知する(s1)。前方に草刈作業部4が位置していると判断されると、第1ブーム角度検出部31によって第1ブーム30の角度と、第2ブーム角度検出部34によって第1ブーム30と第2ブーム32との相対角度の検出が行われる(s2)。図12は、本例における移動規制範囲境界線Xに作業部4が干渉するそれぞれの限界角度の関係を示したグラフであり、第1ブーム30の角度に対する第1ブーム30と第2ブーム32との相対角度の関係を示したものである。マストフレーム22に対する第1ブーム30のそれぞれの角度のときに、第1ブーム30と第2ブーム32の成す角度がグラフの線の上側の角度関係のときは、作業部4の位置が移動規制範囲境界線Xより外側に位置する。この各ブーム角度の相対関係から草刈作業部4が移動規制範囲境界線Xよりトラクタ1側に位置するか否かが判断される(s3)。移動規制範囲境界線Xよりトラクタ1側に位置すると判断されると、作業者にブザー等の警報が発せられる(s4)。そして、本例においては第1ブーム30を回動させるリフトシリンダ300の縮み方向と第2ブーム32を左右方向に回動させる第2ブーム回動シリンダ322の伸ばし方向を停止させる制御が行われる(s5)。本例においては、移動規制範囲境界線Xよりトラクタ1側に草刈作業部4が位置するか否かが判断されると、ブザー等の警報が発せられ各ブームを作動させるシリンダを停止させているが、ブザー等の警報のみ発してもよく、また、シリンダを停止させるのみでも衝突を回避することができる。
次にこの発明の草刈機Aを用いて草刈り作業を行う場合について説明する。トラクタ1の後方に設けた左右一対のロアリンク11とその中央上方に設けたトップリンク10とからなるトラクタ3点リンク機構12にクイックヒッチ13を取付け、草刈機の主フレーム2前方に設けたロアピン203とトップピン202にクイックヒッチ13のフック部を係合させトラクタ1と草刈機を連結する。また、草刈機前方中央部に設けた油圧ポンプ51の入力軸21とトラクタ1のPTO軸とをユニバーサルジョイント等により連結させ、油圧ポンプ51を駆動可能にする。
草刈り圃場においてトラクタ1のPTO軸を回転させ油圧ポンプ51を駆動し、操作レバー7を操作してアーム部3を作動させ草刈作業部4を草刈圃場面に位置させる。そしてトラクタ1運転席部の操作レバー7部に設けた回転方向切換スイッチ70を操作して草刈作業部4を回転駆動させる。そして、トラクタ1を走行させると草刈作業が行われる。草刈作業部4のゲージローラ42が自重により圃場面の凸凹に当接して追従し刈取り高さを一定にする。
草刈作業部4が前方側に移動した状態では、トラクタ1側に一定以上接近しないように制御されているため、誤操作等によるトラクタ1側への衝突等を回避できるため安全な作業が行える。また、草刈作業部4がトラクタ1側へ接近した場合にブザー等で警報が発せられるため、作業者は容易に接近していることが認識できる。
この発明は、トラクタ等の走行機後方に装着されて使用される草刈り作業をするためのアーム連結型草刈機に利用できる。
1 トラクタ
10 トップリンク
11 ロアリンク
12 3点リンク機構
2 主フレーム
20 装着部
200 トップリンクピン
201 ロワーリンクピン
21 入力軸
22 マストフレーム
23 回動中心軸
3 アーム部
30 第1ブーム
300 リフトシリンダ
301 リフトシリンダ軸
302 リフトシリンダ先端軸
303 第1ブーム回動軸
31 第1ブーム角度検出部
310 ポテンショメータ
311 回動アーム
312 ピン
32 第2ブーム
320 側方回動アーム
321 前後方向回動アーム
322 第2ブーム回動シリンダ
323 第2ブーム前後方向回動シリンダ
324 第2ブーム回動軸
325 回動支点軸
326 草刈作業部保持アーム
327 第2ブーム回動シリンダ先端軸
328 回動支点軸
33 草刈作業部リンク機構
330 第1リンクアーム
331 第2リンクアーム
332 取付軸
333 取付軸
334 草刈作業部回動シリンダ
335 取付軸
336 取付軸
337 草刈作業部回動軸
34 第2ブーム角度検出部
340 ポテンショメータ
341 回動アーム
342 ピン
35 リミットスイッチ
36 リンクロッド
360 リンクロッド上回動軸
361 リンクロッド下回動軸
4 草刈作業部
40 草刈作業部回転軸
41 草刈刃
42 ゲージローラ
43 油圧モータ
50 油圧オイルタンク
51 油圧ポンプ
52 油圧操作バルブ
520 リフトシリンダ操作バルブ
521 第2ブーム回動シリンダ操作バルブ
522 第2ブーム前後方向回動シリンダ操作バルブ
523 草刈作業部回動シリンダ操作バルブ
524 草刈刃回転操作バルブ
53 切換バルブ
530 チェックバルブ
54 リリーフバルブ
55 圧力センサ
7 操作レバー
70 回転方向切換スイッチ
71 シリンダ切換スイッチ
72 切換バルブ切換スイッチ

Claims (2)

  1. 農業用トラクタに装着される主フレームと、該主フレームの車幅方向一端側に設けられ上下回動自在に支持された第1ブームと、該第1ブーム回動端部に一端を連結された第2ブームと、該第2ブーム回動端側に連結された草刈作業部とを有した草刈機において、
    前記第2ブームは、前記第1ブーム回動端部に連結され第1ブームの回動方向に回動する側方回動アームと該側方回動アームに連結され側方回動アームの回動方向と直交する前後方向に回動する前後方向回動アームとで構成され、
    前記主フレームに対する前記第1ブームの折れ角度と、
    前記第1ブームに対する前記第2ブームの側方回動アームの折れ角度と、
    前記第2ブームの側方回動アームに対する前記前後方向回動アームの折れ角度を検出し、
    前記草刈作業部が移動規制範囲内に移動しないように前記第1ブームと前記第2ブームの回動を規制する制御部を備えたことを特徴とした草刈機。
  2. 農業用トラクタに装着される主フレームと、該主フレームの車幅方向一端側に設けられ上下回動自在に支持された第1ブームと、該第1ブーム回動端部に一端を連結された第2ブームと、該第2ブーム回動端側に連結された草刈作業部とを有した草刈機において、
    前記第2ブームは、前記第1ブーム回動端部に連結され第1ブームの回動方向に回動する側方回動アームと該側方回動アームに連結され側方回動アームの回動方向と直交する前後方向に回動する前後方向回動アームとで構成され、
    前記主フレームに対する前記第1ブームの折れ角度と、
    前記第1ブームに対する前記第2ブームの側方回動アームの折れ角度と、
    前記第2ブームの側方回動アームに対する前記前後方向回動アームの折れ角度を検出し、
    前記草刈作業部が移動規制範囲内に一定以上接近すると警報を発する制御部を備えることを特徴とした草刈機。
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