JP2015065851A - 作業車両 - Google Patents

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泰裕 久岡
潤 川崎
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潤 川崎
高橋 恒
Hisashi Takahashi
恒 高橋
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Abstract

【課題】作業者が運転席から降りた状態で操作する作業機昇降用の外部昇降スイッチを作業機連結部の左右両側にそれぞれ配設し、この外部昇降スイッチ操作の容易安全化を具現する。
【解決手段】作業機11昇降用のリフトアーム9を備えた作業車両において、作業車両の運転席6の左右一側に前記リフトアーム9昇降用の作業機昇降レバー21を設け、走行機体の前記リフトアーム9の左右近傍にはオペレータが運転席6から降りた状態で操作するリフトアーム9昇降用で且つ自動復帰型の押しボタンスイッチで構成されている左右外部昇降スイッチSW1〜SW4をそれぞれ配設する。コントローラ25にはリフトアーム昇降ポジション制御手段,左右外部昇降スイッチSW1〜SW4の昇降作動状態では作業機昇降レバー21の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を設ける。
【選択図】図5

Description

本発明は、作業車両に関し、作業車両に装着した作業機の昇降装置に関する。
作業機昇降用のリフトアームを備えた作業車において、走行機体の作業装置連結部近くに作業装置連結部の近くからでもリフトアームの昇降操作を行なえる外部昇降スイッチを配備し、該外部昇降スイッチは、押圧操作が継続している間だけリフトアームを上昇させる上昇操作指令を制御装置に向けて出力する外部上昇スイッチと、押圧操作が継続している間だけリフトアームを下降させる下降指令を制御装置に向けて出力する外部下降スイッチとから構成し、上昇操作指令を出力する状態と、下降指令を出力する状態と、両操作指令を出力しない状態に切り換えるようにしたものは、公知である(特許文献1)。
特開2000−83411号公報
前記背景技術の発明は、外部上昇スイッチ,外部下降スイッチを走行車体の作業機連結部の左右一側に設ける構成であり、スイッチのある側の作業機連結部に狭い空間しかない場合には作業者がスイッチ操作をしにくいという問題点があった。
本発明は、作業機昇降用のリフトアームを備えた作業車両において、作業者が運転席から降りた状態で操作する外部昇降スイッチを作業機連結部の左右両側にそれぞれ配設し、広い空間がある側の外部昇降スイッチを操作することによりスイッチ操作の容易安全化を具現しようとするものである。
本発明はこのような問題点を解決するために次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の左右一側に前記リフトアーム(9)昇降用の作業機昇降レバー(21)を設け、走行機体の前記リフトアーム(9)の左右近傍にはオペレータが運転席(6)から降りた状態で操作するリフトアーム(9)昇降用で且つ自動復帰型の押しボタンスイッチで構成されている左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)をそれぞれ配設し、コントローラ(25)にはリフトアーム昇降ポジション制御手段,左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)の昇降作動状態では作業機昇降レバー(21)の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)の近くには左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)をそれぞれ配設し、前記コントローラ(25)には左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)のいずれかをONにし、次いで左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のいずれかをONにするとリフトアーム外部作動状態とし、作業機昇降レバー(21)の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4),左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)の近くに左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)をそれぞれ配設し、前記コントローラ(25)には左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONにすると左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のON操作を不能とする外部昇降作動停止状態とし、作業機昇降レバー(21)の操作出力を可能にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記コントローラ(25)には左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONにすると左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のON操作を不能とする昇降作動停止状態とし、その所定時間経過後に作業機昇降レバー(21)の操作出力を可能にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの発明において、走行機体の前記運転席(6)の左右両側に左右フェンダ(7,7)を配設し、該左右フェンダ(7,7)には左右車輪(5,5)を覆う前後方向に沿った左右幅広の左右フェンダ主体部(7a,7a),該左右フェンダ主体部(7a,7a)の左右中央寄りに左右幅狭の上方に膨出している左右膨出部(7c,7c)を設け、該左右膨出部(7c,7c)に前記左右スイッチ群(SW1〜SW8)をそれぞれ取り付けたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の左右一側に前記リフトアーム(9)昇降用の作業機昇降レバー(21)を設け、走行機体の前記リフトアーム(9)の左右近傍にはオペレータが運転席(6)から降りた状態で操作するリフトアーム(9)昇降用で且つ自動復帰型の押しボタンスイッチで構成されている左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)をそれぞれ配設し、コントローラ(25)にはリフトアーム昇降ポジション制御手段,左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)の昇降作動状態では作業機昇降レバー(21)の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を備えているので、オペレータはリフトアーム(9)の左右側方の広いスペースのある側から左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)を操作でき、作業機(11)を容易安全に昇降することができる。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の前記効果に加えて、前記左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)の近くには左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)をそれぞれ配設し、前記コントローラ(25)には左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)のいずれかをONにし、次いで左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のいずれかをONにするとリフトアーム外部作動状態とし、作業機昇降レバー(21)の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を備えているので、左右外部昇降開始スイッチ(SW5,SW6)のいずれかをONにし、次いで左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のいずれかをONにすることにより作業機(11)を昇降させることができ、オペレータの意識しない作業機(11)の外部昇降を防止し安全である。
請求項3の発明によると、請求項1又は請求項2の発明の前記効果に加えて、前記左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4),左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)の近くに左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)をそれぞれ配設し、前記コントローラ(25)には左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONにすると左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のON操作を不能とする外部昇降作動停止状態とし、作業機昇降レバー(21)の操作出力を可能にするリフトアーム外部昇降手段を備えているので、左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONすることにより、左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)を昇降作動停止状態とし、オペレータが誤って左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)に触れても作業機(11)が昇降せず安全である。
請求項4の発明によると、請求項3の発明の前記効果に加えて、前記コントローラ(25)には左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONにすると左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のON操作を不能とする昇降作動停止状態とし、その所定時間経過後に作業機昇降レバー(21)の操作出力を可能にするリフトアーム外部昇降手段を備えているので、左右外部昇降終了スイッチ(SW7、SW8)のいずれかをONしても所定時間経過するまでは作業機(11)の外部昇降位置をそのままに保持することができ、作業機(11)が急に昇降せず安全である。
請求項5の発明によると、請求項1乃至請求項4のいずれかの発明の効果に加えて、走行機体の前記運転席(6)の左右両側に左右フェンダ(7,7)を配設し、該左右フェンダ(7,7)には左右車輪(5,5)を覆う前後方向に沿った左右幅広の左右フェンダ主体部(7a,7a),該左右フェンダ主体部(7a,7a)の左右中央寄りに左右幅狭の上方に膨出している左右膨出部(7c,7c)を設け、該左右膨出部(7c,7c)に前記左右スイッチ群(SW1〜SW8)をそれぞれ取り付けたので、オペレータが左右フェンダ(7,7)の近くに接近しても左右スイッチ群(SW1〜SW8)に接触しにくく意識に反した作業機(11)の昇降を抑制し安全である。
トラクタ全体の側面図。 トラクタの斜視図。 左右フェンダの斜視図,スイッチの正面図。 左右フェンダの斜視図。 制御ブロック図。 ロータリ耕耘装置の側面図。 引き上げワイヤの取付構成を示す斜視図,背面図。 ロータリ耕耘装置の切断背面図,耕耘軸部の背面図,斜視図。
以下、図面に基づいて本発明を農業用トラクタに施した実施例について説明する。
まず、図1に基づき本発明を実施するトラクタの全体構成について説明する。
トラクタには走行車体1の前側部にエンジン(図示省略)を搭載し、エンジン(図示省略)をボンネット2で被覆し、エンジン(図示省略)動力をミッションケース3内の主変速装置及び副変速装置を経由して左右前輪4,4及び左右後輪5,5へ伝達している。
また、ミッションケース3の後側上部には運転席6を設け、その左右両側に左右フェンダ7,7を設け、左右後輪5,5の上部を被覆している。
ミッションケース3の後部上面には油圧シリンダケース8を設け、油圧シリンダケース8の後側部に左右リフトアーム9,9を上下回動自在に軸架し、ミッションケース3の後部には3点リンク機構10を介してロータリ耕耘装置11を連結し、ミッションケース3の後部から後方へ突出するPTO軸12からロータリ耕耘装置11に動力を伝達し、リフトアーム9,9、リフトロッド13,13、3点リンク機構10でロータリ耕耘装置11を昇降するように構成している。
また、エンジン(図示省略)の後方にはハンドルフレーム15を立設し、ハンドルフレーム15の上部にステアリングハンドル16を設け、キャビン17で運転部を被覆している。
左右フェンダ7,7は図3に示すように、左右後輪5,5の上部外周に沿うように前後方向に沿うように配設されている幅広のフェンダ主体部7a,7aと、該左右フェンダ主体部7a,7aの内側前側部を切除し構成した左右操作ガイド部7b,7bと、フェンダ主体部7a,7aの後側内側部に幅狭状に上方へ膨出形成した左右膨出部7c,7cとで構成し、左右操作ガイド部7,7cには複数の操作レバー(図示省略)を配設している。
ミッションケース3の例えば左側で且つ運転席6の左側部には作業機昇降レバー21を配設し、左フェンダ7のガイド部7bに沿って作業機昇降レバー21を前後方向に操作可能に構成している。しかして、オペレータがキャビン17内の運転席6に座った運転姿勢で作業機昇降レバー21を前方への上昇操作,後方への下降操作に関連し油圧制御弁(図示省略)を切り換え昇降シリンダ(図示省略)に油圧を給排し、リフトアーム9,9を上昇,下降させロータリ耕耘装置11を昇降するようにしている。
図5に示すように、コントローラ25の入力側には作業機昇降レバー21の昇降操作量を検出するレバー操作位置検出センサSE1,リフトアーム9の昇降位置を検出するリフトアーム昇降位置検出センサSE2,その他のスイッチ類が接続し、また、コントローラ25の出力側には駆動手段を経由して油圧制御弁23を接続している。
コントローラ25にはポジション制御手段が内装されていて、リフトアーム9の作動範囲においてレバー操作位置検出センサSE1の検出操作位置に基づき設定されるリフトアーム9の目標昇降位置と、リフトアーム昇降位置検出センサSE2により検出されるリフトアーム9の検出昇降位置とが合致するように油圧制御弁23が切換制御され、リフトアーム9は所定位置に昇降される。
次に、図3に基づき左右外部上昇スイッチSW1,SW2,左右外部下降スイッチSW2,SW4などの取付構成について説明する。
ミッションケース3及び運転席6の左右両側に位置している左右フェンダ7,7には、自動復帰型の押しボタンスイッチで構成されている左外部上昇スイッチSW1,右外部上昇スイッチSW2、左外部下降スイッチSW3,右外部下降スイッチSW4、左外部昇降開始スイッチSW5,右外部昇降開始スイッチSW6、左外部昇降終了スイッチSW7,右外部昇降終了スイッチSW8を例えば前後方向に近接して並列配置し、これらスイッチをコントローラ25の入力側に接続している。
左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6のいずれかをON操作すると、コントローラ25の外部昇降手段に基づき左右外部上昇スイッチSW1,SW2,左右外部下降スイッチSW3,SW4が作動可能状態で且つ作業機昇降レバー21のコントローラ25への操作入力が不能となる。また、左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8のいずれかをON操作すると、左右外部上昇スイッチSW1,SW2,左右外部下降スイッチSW3,SW4が作動不能状態で且つ作業機昇降レバー21のコントローラ25への操作入力が可能となる。
左右フェンダ7,7には図3に示すように、左右後輪5,5の上部外周に沿う幅広のフェンダ主体部7a,7aと、該左右フェンダ主体部7a,7aの内側前側部を切除して構成した左右操作ガイド部7b,7bと、フェンダ主体部7a,7aの後側内側部に幅狭状に上方に膨出した左右膨出部7c,7cとで構成し、フェンダ7を強固なものとし、左右膨出部7c,7cの例えば左右外側面に前記スイッチ群SW1〜SW8を取り付けている。
これらのスイッチ群は左右フェンダ主体部7a,7aの左右外側端部よりも内側に位置するようにし、左右フェンダ7,7の左右外側にいる作業者の不用意な動作でのスイッチへの接触を回避し、スイッチ群が不用意に作動しないようにしている。
前記構成によると、オペレータがトラクタから降りた状態でロータリ耕耘装置11を昇降させる場合には、左右フェンダ7,7の側方の広いスペースのある側から左右外部上昇スイッチSW1,SW2、左右外部下降スイッチSW3,SW4のいずれかを操作し、容易安全にロータリ耕耘装置11を昇降することができる。
また、左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6のいずれかをONすると、左右外部昇降スイッチSW1〜SW4が作動可能状態となり、オペレータが意識して外部スイッチを操作することによりロータリ耕耘装置11が昇降し安全である。
また、前記左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6に並設し左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8を設け、左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8のいずれかをONにすると、左右外部昇降スイッチSW1〜SW4が作動不能状態で且つ作業機昇降レバー21のコントローラ25への操作入力が可能となり、オペレータが誤って外部スイッチを操作してもロータリ耕耘装置11が昇降せず安全である。
また、前記左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6に並設して左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8を設け、左右外部昇降終了スイッチSW5,SW6のいずれかをONしても所定時間(例えば3秒)は左右外部昇降スイッチSW1〜SW4の操作に基づくロータリ耕耘装置11の昇降状態を維持するようにし、所定時間経過後に作業機昇降レバー21の操作に基づくロータリ耕耘装置11の昇降を可能にしている。しかして、左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8のONの後に耕耘装置11が急に昇降するようなこともなく安全である。
また、前記左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6に並設して左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8を設けた構成において、左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6のいずれかをONすると左右外部昇降スイッチSW1〜SW4の操作のみに基づくロータリ耕耘装置11の昇降を可能とすると共に、作業機昇降レバー21の操作による昇降を不能にすると、左右外部昇降スイッチSW1〜SW4の操作のみで耕耘装置11が昇降し安全である。
次に図4に基づき他の実施例について説明する。
左右外部昇降スイッチSW1〜SW4に並列して左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6,左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8を設け、左右フェンダ7,7の左右膨出部7c,7cの例えば上面に左右外部昇降開始ランプL1,L2を設け、左右外部昇降開始スイッチSW5,SW6のいずれかをON操作すると、左右外部昇降スイッチSW1〜SW4のいずれかの操作によりロータリ耕耘装置11の昇降が可能となり、左右外部昇降開始ランプL1,L2の双方を点灯し外部スイッチの操作可能状態を表示すると共に、作業機昇降レバー21の操作による昇降を不能にする。
また、左右外部昇降終了スイッチSW7,SW8のいずれかをONすると、左右外部昇降スイッチSW1〜SW4の操作によるロータリ耕耘装置11の昇降が不能となり、左右外部昇降開始ランプL1,L2を消灯し外部スイッチの操作不能状態を表示すると共に、作業機昇降レバー21の操作による昇降を可能にするようにしている。
前記構成によると、外部昇降スイッチSW1〜SW4の作動可能状態が明確となり、外部昇降スイッチSW1〜SW4の操作が容易安全となる。
次に、図6,図7に基づきロータリ耕耘装置11のリヤーカバー37の上方への開放回動構成について説明する。
ロータリ耕耘装置11をサイドドライブ型に構成し、耕耘伝動ケース32とサイドフレーム(図示省略)の下端部に耕耘軸33を軸架し、耕耘軸33に多数の耕耘爪35,…を取り付けている。耕耘爪35,…の上方部を耕耘カバー36で被覆し、耕耘カバー36の左右両側に耕耘サイドカバー36a,36aを取り付け、耕耘カバー36の後側端部に左右方向のピン回りにリヤーカバー37を上下回動自在に支持している。
耕耘フレーム部の後側上部にはヒッチ連結棒39の前端を左右方向の軸回りに上下回動自在に軸支し、ヒッチ連結棒39の後側端部にスライドヒッチ40を前後調節自在に取り付け、スライドヒッチ40に補助作業機や尾輪を取り付けるようにしている。また、スライドヒッチ40には引き上げワイヤ42の上端部を着脱自在に取り付け、引き上げワイヤ42の下端をリヤーカバー37の上面のブラケット45に取り付けている。
ロータリ耕耘装置11の耕耘フレーム部からトップリンクマスト34を立設し、トップリンクマスト34の後側上部とヒッチ連結棒39の後側部との間を伸縮調節自在の耕深調節手段43により連結している。この耕深調節手段43は下部調節棒43aと上部調節筒体43bとをねじ嵌合し、上部調節筒体43bの上端部に取り付けた調節ハンドル43cを正逆回転することにより伸縮調節し、引き上げワイヤ42を介してリヤーカバー37を上方へ回動するようにしている。
ロータリ耕耘装置11で耕耘作業中に耕耘カバー36と耕耘爪35,…との間に草類や泥が詰まり、耕耘爪35,…が円滑に回転しないことがある。
このようなときには、ヒッチ連結棒39とリヤーカバー37との間に引き上げワイヤ42を緊張状態となるように取り付け、耕深調節手段43を短縮調節することにより、リヤーカバー37を容易に上方へ開放回動し詰まっている草類や泥を楽に除去することができる。
なお、ヒッチ連結棒39を前側ヒッチ連結棒と後側ヒッチ連結棒とに分割構成し、後側ヒッチ連結棒には前後方向に沿った複数の調整取付孔を設け、前側ヒッチ連結棒に対して後側ヒッチ連結棒を前後伸縮調節可能に構成し、所定長さの引き上げワイヤ42をスライドヒッチ40とリヤーカバー37との間に緊張状態で連結できるようにしている。
また、ヒッチ連結棒39の後側部(あるいはスライドヒッチ40)に規制ロッド44の上端を左右方向のピンで枢支し、図7(B)に示すように、リヤーカバー37の左右ブラケット45,45の取付孔に取付ピン46を着脱自在に取り付けている。左右ブラケット45,45に取り付けた取付ピン46における左右ブラケット45,45の内側に位置するように規制ロッド44の下端取付孔を挿通し、リヤーカバー37を所定位置に規制し耕耘深度を規制しながら耕耘できるようにしている。
また、取付ピン46の右端には大径の取っ手47を設け、取付ピン46の左右移動を容易にしている。また、左右ブラケット45,45に取付ピン46を取り付けた状態で、取付ピン46の左端部が左ブラケット45から左側に突出するようにし、該突出部に引き上げワイヤ42の下側連結孔42bを係止連結するようにしている。引き上げワイヤ42の上側連結孔42aをスライドヒッチ40のピンに取り付けている。
また、図7(C)に示すように、左右ブラケット45,45の取付孔間にパイプ48で連結してブラケット45,45を強固にし、パイプ48に取付ピン46を挿通支持し、取付ピン46の左右移動をスムーズにするようにしてもよい。
また、引き上げワイヤ42の下端部を、図7(D)に示すように凹状のフック42cに構成し、取付ピン46への係止連結を容易にするようにしてもよい。
次に、図8に基づきロータリ耕耘装置11の耕耘軸33への草類の巻き付き防止構成について説明する。
耕耘伝動ケース32の下端部に耕耘伝動軸51をベアリングを介して回転自在に支架し、耕耘伝動軸51の突出右側端部には伝動フランジ52を取り付けている。耕耘軸33の左右両端に左右耕耘フランジ53,53を取り付け、伝動フランジ52と左耕耘フランジ53を軸心一致状態でボルト締結し、伝動フランジ52から左耕耘フランジ53に動力を伝達し、左耕耘フランジ53を右側の耕耘フレーム(図示省略)に回転自在に支架している。
左右耕耘フランジ53,53の先端部を180度隔て突出する先細り状板体53a,53aに構成し、該先細り状板体53a,53aの間に巻き付き防止ロッド54,54を耕耘爪ホルダ56,…の外周側近くの左右方向に沿うように取り付け、耕耘軸33,耕耘爪35,…への草類の巻き付きを防止している。
また、伝動フランジ52を耕耘フランジ53よりも小径の板体で構成して耕耘伝動ケース32の開口部を閉鎖するように構成し、左耕耘フランジ53の先細り状板体53a,53aに巻き付き防止ロッド54,54を利用してカッタ55を取り付けている。
このカッタ55は、先細り状板体53aの内側面に接触して取り付ける取付板55aと、取付板55aの基部から耕耘伝動ケース32側に折曲しているカッタ部55bと、取付板55aの先端部に構成している取付孔55cと、カッタ部55bの基部に設けた嵌合溝55dとで構成されている。
そして、図8(C)に示すように、左耕耘フランジ53の先細り状板体53aの右側面に取付板55aの左側面を接合し、取付板55aの取付孔55cを巻き付き防止ロッド54に挿通支持し、カッタ部55bの嵌合溝55dを先細り状板体53aに嵌合支持し、巻き付き防止ロッド54の左側端部を耕耘フランジ53にボルト締結し、巻き付き防止ロッド54とカッタ55を共に取り付けている。
前記構成によると、カッタ55のカッタ部55bにより伝動フランジ52と耕耘フランジ53の間隙部に侵入しようとする草類を切断し巻き付きを防止し、耕耘作業を円滑に行なうことができる。
6 運転席
7 左右フェンダ
7a 左右フェンダ主体部
7c 左右膨出部
9 リフトアーム
11 作業機(ロータリ耕耘装置)
21 作業機昇降レバー
25 コントローラ
SW1 左外部上昇スイッチ
SW2 右外部上昇スイッチ
SW3 左外部下降スイッチ
SW4 右外部下降スイッチ
SW5 左外部昇降開始スイッチ
SW6 右外部昇降開始スイッチ
SW7 左外部昇降終了スイッチ
SW8 右外部昇降終了スイッチ

Claims (5)

  1. 作業機(11)昇降用のリフトアーム(9)を備えた作業車両において、作業車両の運転席(6)の左右一側に前記リフトアーム(9)昇降用の作業機昇降レバー(21)を設け、走行機体の前記リフトアーム(9)の左右近傍にはオペレータが運転席(6)から降りた状態で操作するリフトアーム(9)昇降用で且つ自動復帰型の押しボタンスイッチで構成されている左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)をそれぞれ配設し、コントローラ(25)にはリフトアーム昇降ポジション制御手段,左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)の昇降作動状態では作業機昇降レバー(21)の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする作業車両。
  2. 請求項1の発明において、前記左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)の近くには左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)をそれぞれ配設し、前記コントローラ(25)には左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)のいずれかをONにし、次いで左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のいずれかをONにするとリフトアーム外部作動状態とし、作業機昇降レバー(21)の操作出力を無効にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする作業車両。
  3. 請求項1又は請求項2の発明において、前記左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4),左右外部昇降開始スイッチ(SW5、SW6)の近くに左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)をそれぞれ配設し、前記コントローラ(25)には左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONにすると左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のON操作を不能とする外部昇降作動停止状態とし、作業機昇降レバー(21)の操作出力を可能にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする作業車両。
  4. 請求項3の発明において、前記コントローラ(25)には左右外部昇降終了スイッチ(SW7,SW8)のいずれかをONにすると左右外部昇降スイッチ(SW1〜SW4)のON操作を不能とする昇降作動停止状態とし、その所定時間経過後に作業機昇降レバー(21)の操作出力を可能にするリフトアーム外部昇降手段を備えていることを特徴とする作業車両。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかの発明において、走行機体の前記運転席(6)の左右両側に左右フェンダ(7,7)を配設し、該左右フェンダ(7,7)には左右車輪(5,5)を覆う前後方向に沿った左右幅広の左右フェンダ主体部(7a,7a),該左右フェンダ主体部(7a,7a)の左右中央寄りに左右幅狭の上方に膨出している左右膨出部(7c,7c)を設け、該左右膨出部(7c,7c)に前記左右スイッチ群(SW1〜SW8)をそれぞれ取り付けたことを特徴とする作業車の作業機昇降装置。
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