JP5228632B2 - トラクタ - Google Patents

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Description

本発明はロータリ作業機を装着したトラクタに関し、特にロータリ作業機のリヤカバーの跳ね上げ装置に関する。
従来、トラクタに対してロータリ作業機を着脱する際に、オペレータがトラクタから降りることなく、リヤカバーを最適な位置にロック若しくはアンロックする目的で、クイックヒッチ装置のレバーを着脱位置にしたときはロータリ作業機のメインカバーが回動し、ロータリ作業機を地面に載置したときに該ロータリ作業機の後傾をリヤカバーで支承できる構成が公知である(特許文献1)。
特開平9−19201号公報
ところで、ロータリ作業機をトラクタ本体に装着したままで、リヤカバーを大きく上昇させる所謂跳ね上げ状態として耕耘爪のメンテナンスやメインカバーの付着泥の除去作業などが行われるが、このリヤカバー跳ね上げ作業は、トラクタ後部においてリヤカバーを持ち上げる作業となっており、労力が必要で婦女子には不向きであり、危険も伴うものである。そこで、本発明は、トラクタ座席に居る状態でリヤカバーを持ち上げることができる構成を提供するものである。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、機体後部にロータリ作業機(25)を昇降可能に設けるトラクタにおいて、該ロータリ作業機(25)の耕耘部の上面を覆うメインカバー(30)を耕耘軸部中心に前後に回動可能に設け、耕耘部の後方を覆うリヤカバー(31)をメインカバー(30)の後部に上下回動自在に設け、該ロータリ作業機(25)のフレーム部に上端の調整ハンドル(32)操作により伸縮作動するハンドル杆(32a,32b)を備え、このハンドル杆(32a,32b)の下端側を連結部(40)を介して前記メインカバー(30)に着脱自在に連結し、連結部(40)とリヤカバー(31)をリンクにより連結する構成とし、連結部(40)をメインカバー(30)から取り外すと、調整ハンドル杆(32a,32b)リヤカバー(31)に連動連結する構成としたことを特徴とする。
したがって、メインカバー30とリヤカバー31を前後に回動させて耕深を調整するときは、該メインカバー30にハンドル杆32a,32bを連動連結しておき、調整ハンドル32を正・逆転に回してメインカバー30を耕耘軸部を中心に前後揺動させることによって行う。メインカバー30とリヤカバー31が後方へ回動すると耕深が浅く設定され、メインカバー30とリヤカバー31が前方へ回動すると耕深が深く設定される。
また、連結部(40)をメインカバー(30)から取り外すと、調整ハンドル杆(32a,32b)がリヤカバー(31)に連動連結する構成となり、調整ハンドル杆28a,28bの操作により該リヤカバー31を跳ね上げ状態とすることができる。
本発明によると、メインカバー30回動調節用の調整ハンドル28及び調整ハンドル杆28a,28bを、ロータリ作業機のリヤカバー31の跳ね上げ作動に兼用でき、操作が容易となって婦女子にも容易に作業を行うことができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施態様について説明する。
図1はロータリ作業機の装着状態を示したものであり、トラクタ11の油圧シリンダケース12の左右外側にリフトアーム13が回動自在に枢着され、機体下部に取り付けられたロワリンク14とリフトアーム13間にはリフトロッド15が介装されている。符号16はトップリンク、17はトップリンクホルダである。
左右のロワリンク14,14の後端部間には門形のヒッチフレーム18を架設し、このヒッチフレーム18の上部中央位置に上部フック19を固設するとともにトップリンク16の後端部を連結し、更に、ヒッチフレーム18の左右下端部に下部フック20,20を装着してクイックヒッチ装置21が構成されている。
尚、下部フック20にはレバー22の前後動によって回動するロックプレート23が枢着されており、ロータリ作業機側の下部ピン24が下部フック20へ嵌入されたときに、該ロックプレート23によって下部ピン24をロックできるようにしてある。
一方、ロータリ作業機25の上部中央にはマスト26が設けられており、このマスト26の前端部に上部ピン27を設ける。また、ロータリ作業機25のフレーム28には前記下部フック20,20に対峙して下部ピン24,24を左右へ突設する。
而して、ロータリ作業機25の耕耘爪29の上方はメインカバー30により被蔽され、メインカバー30の後部にリヤカバー31を回動自在に枢着する。之等メインカバー30とリヤカバー31は、調整ハンドル32の正逆転に伴う調整ハンドル杆32a,32bの伸縮作動により一体となって耕耘軸33の軸回りに回動可能に形成され、耕深を浅く設定するとメインカバー30とリヤカバー31が後方へ回動し、耕深を深く設定するとメインカバー30とリヤカバー31が前方へ回動する構成である。
尚、メインカバー30に突設されたハンガプレート35に水平軸芯を有した支持軸35aを回動可能に設け、下端側をリヤカバー31に取り付けたプレッシャロッド36の途中を上記支持軸35aに形成した貫通孔に通して上下動自在に装着し、このプレッシャロッド36に巻装した下部バネ36aにてリヤカバー31の所定角度以上の上昇を許容するがそれ以上の上昇を抑制すべく下方へ押圧し、リヤカバー31の跳ね上がりを抑止する一方、プレッシャロッド36の上端側にはリヤカバー31の過剰な下方揺動を規制する上部バネ36bを巻装している。
37は尾輪昇降用調整ハンドルであり、調整ハンドル杆37a,37bの伸縮により補助フレーム38を前側枢着点回りに上下調整できる構成である。
前記メインカバー30とリヤカバー31を耕耘軸33の軸回りに回動する調整ハンドル32、調整ハンドル杆32a,32bについて、調整ハンドル32と一体に回動する第1の調整ハンドル杆32aは、螺杆に形成され、前記マスト26の側部に設ける第2マスト39に回転自在で軸方向に規制された状態に保持される。この第1の調整ハンドル杆32aには下端側がメインカバー30側の支持ブラケット30aに連結可能に設ける第2の調整ハンドル杆32bを螺合させていて、前記調整ハンドル32の正転・逆転により調整ハンドル杆32a,32bの組は伸縮作動する構成である。32cは第1の調整ハンドル杆32aの螺杆部を覆うカバーである。
前記第2の調整ハンドル杆32bとメインカバー30あるいはリヤカバー31との連結構成について説明する。該調整ハンドル杆32bの下端側に細幅に形成した連結部40を設け、該連結部40の左右側に所定角度を保って短リンク41,41を溶接等にて固着している。そして短リンク41,41にはスペーサ42,42を固着する。そしてこれら連結部40、短リンク41,41、スペーサ42,42を貫通する貫通孔43を形成し、該貫通孔43を前記支持ブラケット30aに形成する支持孔30bに一致させて連結ピン44を着脱自在に構成する。さらに、前記短リンク41,41に長リンク45の一端を枢着しこの長リンク45の他端を、リヤカバー31の支持ブラケット31aに、連結ピン46を介して連結している。
上記の構成とすることにより、前記連結ピン44を前記貫通孔43と前記支持ブラケット30aに形成する支持孔30bとを一致させて連結状態とするときは、調整ハンドル杆32a,32bの伸縮作動に伴い、連結ピン44、支持ブラケット30aを介してメインカバー30を耕耘軸回りに前後に回動すべく連動する。同時に、短リンク41、長リンク45及び支持ブラケット31aを介してリヤカバー31をメインカバー30と一体的に押し引き状態に作動させる(図2)。
一方前記連結ピン44を取り外して調整ハンドル32を回転すると、調整ハンドル杆32a,32bの伸縮は長・短リンク45,41を介してリヤカバー31に伝わりリヤカバー31をメインカバー30との支持部中心に上下回動させる。なお、メインカバー30とロータリ耕耘装置25のフレーム28、図例では耕耘伝動ケースとの間に、固定セットピン47を着脱する構成とし、固定セットピン47を耕耘伝動ケース側の受孔48に装着することによってメインカバー30の回動を規制する規制手段Kを構成し、該規制手段Kをもってメインカバー30の回動を規制する状態で前記リヤカバー31のみを回動させることで該リヤカバー31は大きく跳ね上げられる(図3)。
上記のように、連結ピン44の装着、非装着によって、調整ハンドル杆32a,32bの伸縮作動がメインカバー30に作用する状態とリヤカバー31に作用する状態とに切替でき、調整ハンドル32の回転でリヤカバー31を上昇させて跳ね上げ状態とすることができる。調整ハンドル32の軽い操作で重量の大なリヤカバー31を持ち上げでき労力を軽減できるため、高齢者や婦女子にも容易にできる。
なお、連結ピン44の装着、非装着を遠隔操作する構成とし、及び規制手段Kの固定セットピン47の装着、非装着を遠隔操作できる構成とすることにより、オペレータは座席に居るままで調整ハンドル32操作することでリヤカバー31を跳ね上げ状態にすることができる。
図6はロータリ耕耘装置25を取り外し状態で容易に運搬等を行うことができるスタンド50の構成であり、支持枠51の下方水平部には左右前後にキャスタ52,52…を配設して移動可能に設けられる。ところで、ロータリ耕耘装置25を圃場で行う際にはぬかるんでスタンド50自体が沈下する恐れがあるため、前後キャスタ52,52の間にソリ53,53を設ける構成としている。このように構成すると上記の沈下を少なくし、ロータリ耕耘装置25の着脱作業や運搬作業を容易とすることができる。
図5において、ロータリ耕耘装置25の上部中央の入力伝動ケース55、該入力伝動ケース55から左右に延出するロータリパイプ56L,56Rを設け、伝動ケース57,サイドプレート58を接続して耕耘軸33を支持するとともに、該耕耘軸33を連動する伝動機構を内装する公知の構成とし、更に、上記ロータリパイプ56L,56Rには検油窓59L,59Rを設けている。左右に配設することによりロータリ耕耘装置25が左右に水平状態にあるか否かを容易に確認できる効果がある。
図7はセンタードライブ型ロータリ耕耘装置60の草巻付き防止用ロッド61,61の装着構成に関する。機体中央の伝動ケース(図示せず)側に近い側に所謂傾斜爪を保持する爪ホルダ62を配置し、この爪ホルダ62の外側位置における爪ホルダ63に爪と共締めできるホルダ64を設け、このホルダ64に草巻付き防止ロッド61の一端を装着している。また、耕耘軸の外側におけるフランジ65に挿通孔66を設け、上記ロッド61の他端を装着している。
図8に基づき、昇降制御について説明する。
前記リヤカバー31の上下動を検出して耕深変化を捉え、トラクタ側11側の油圧昇降装置Rを作動させて耕深を一定に保持するデプス耕深制御機構Cが構成される。即ち、リヤカバー31の動きは、耕深リンク67、第1連動ワイヤ68、連動リンク69、第2連動ワイヤ70を介してトラクタ11の後部左側に配置した角度センサ71を連動してリヤカバー31角度に変換され、制御部72に入力される構成である。
なお、上記連動リンク69は、クイックヒッチ装置21とロータリ作業機25との間に設けられ、いずれも水平横軸芯まわりに回動する構成であってクイックヒッチ装置21側の受動リンク69aにロータリ作業機25側能動リンク69bを接当させてリヤカバー31側の動きを角度センサ71に伝達できる構成としている。上記第2連動ワイヤ70は角度センサ71の連結部は付勢バネ73によって常時矢印イ方向に付勢されており、この結果受動リンク69aはその上部側が後方向きに付勢される構成である。一方ロータリ作業機25側の能動リンク69bはリヤカバー31の動きに連動し、ロータリ作業機25の装着時該能動リンク69bは受動リンク69aに接当してリヤカバー31の動きを角度センサ71に伝達する構成としている。
角度センサ71はポテンショメータ形態とされ検出角度θ情報は制御部72に入力され、予め設定した設定角度θ0との偏差を算出しリフトアーム13を昇降制御することによりロータリ作業機25を適正耕深状態に維持する構成である。
デプス制御モードに設定中、前記のようにリヤカバー31が跳ね上げ状態として作業する場合がある。例えばロータリ作業機25の後部に畦盛等の補助作業機を装着する場合である。そして、最初はリヤカバー31を通常の姿勢において耕耘作業し、後リヤカバー31を跳ね上げてこの補助作業機を装着する場合には、デプス制御を切り、再度リヤカバー31を下ろして標準の耕耘作業を行う場合、都度デプス制御モードの入り切り操作を行わねばならず煩わしい。
そこで、図9に示すように構成することによって上記の煩わしさを解消しようとする。デプス制御モードに設定し、図外耕深調整ダイヤルを所定深さ位置に設定して耕耘作業を行うと、前記のようにリヤカバー31の角度が検出されて耕深を所定にすべくリフトアームの上げ下げ制御が行われる(ステップ101〜ステップ105)。ステップ105で耕深が設定範囲を超えてリヤカバー31「跳ね上げ」位置を検出し所定時間経過すると(ステップ108)、デプス制御モードが解除され、制御部72はリヤカバー31の揺動変化にかかわらずリフトアーム13に上げ下げ指令を行わない(ステップ109)。このとき同時にPTOクラッチ(図示せず)がオフとなり動力伝達が遮断される(ステップ110)。ステップ108で一定時間経過しないまま、デプス制御モードをモード切替手動スイッチ(図示せず)等の操作で「切操作」されると(ステップ111)、ロータリ作業終了であるから、デプス制御も終了する。ステップ111で上記「切操作」がないときは、デプス制御モードに自動復帰する(ステップ112)。デプス制御中、何等の事情によりリヤカバー31が跳ね上げられたためで、オペレータの意図するものとは異なり自動復帰がのぞましいためである。
次いで、ロータリ作業機25等のようにトラクタに装着する作業機の昇降連動制御について、トラクタのステップフロア(図示せず)のクラッチペダル(図示せず)横にICカード読み取り装置を設け、オペレータの靴底にはICカードを装備しておくことで、オペレータがクラッチペダルから足を外してフロアの上に置き、ICカードがICカード読み取り装置により読み取り信号が発生すると、ロータリ作業機25が上昇する構成としている。即ち、従来旋回動作の際には、作業機昇降レバーや昇降スイッチの操作を行うことが必要で、操作が煩わしい。そこで、次のように構成する。図10において、走行伝動機構中の副変速装置が低速に設定され、PTOクラッチが接続状態であるとき(ステップ201、202)、ICカード読み取り装置に信号有のとき、即ち、靴底のICカードを検出すると(ステップ203)、リフトアーム13が作動して作業機を上昇させる(ステップ204)。そして、リフトアーム13を下降すべくハンドル近傍のフィンガップレバーを下降側操作があると(ステップ205)、リフトアーム13により下降される(ステップ206)。
ついで、図11に基づき、旋回時の操作の容易化について説明する。従来圃場作業中旋回モードに入ると、ロータリ作業機25を上昇させ同時にエンジン回転が低下する制御が行われる構成とする。ところがそのままでバックするときには、エンジン低下の状態が継続するから、機体の後退速度が遅く作業効率を低下させる。そこで、図11に示すように、オートアクセルモードに設定中、アクセル操作するとエンジン回転数Nnは設定される(ステップ301、302)。作業継続し、旋回箇所に達してハンドルにより旋回操作するが(ステップ303)、このとき、作業機の自動上昇を伴い、エンジン回転が低下制御されエンジン回転Ndとなる(ステップ304)。そして機体後進側に変速操作されると、エンジン回転は元の状態に復帰作動しエンジン回転Nnになって、速度低下を来たさず効率的な作業を行うことができる。
また、図12に基づき、スマートキーによる作業機昇降の安全制御について説明する。スマートキー通信は、所定のスマートキーを所持してトラクタに乗り込み、エンジン始動スイッチ操作を行うとエンジンは始動する。ところがトラクタの所定のエリアから外れると、スマートキー通信の範囲外となってエンジン始動はできない。この原理を利用してトラクタ作業機の不測の落下を防止した安全の確保をはかる。
図 において、まず、スマートキー通信の範囲内か否かを判定し(ステップ401)、成立範囲であるとき、図外エンジンスタートボタン操作することでエンジン始動する(ステップ402、ステップ403)。エンジン駆動状態で油圧昇降作動すると、リフトアーム13は上下に昇降する(ステップ404、405)。ここでスマートキーを所持したオペレータが機体から離れると、スマートキーはこれを感知しあるいは機体から離れていることを受信し、この状態で不測に作業機昇降信号が出力されでも(例えば、昇降レバー操作やデプス制御信号の入力)、リフトアーム13への昇降制御信号は出力されずリフトアーム昇降は禁止されて安全である(ステップ406〜ステップ408)。なお、エンジンスタートボタンがオフするとエンジンは停止する(ステップ409、410)。
図13は前記ロータリ作業機25のメインカバー30の前端に設けられ泥土の飛散を防止するフロントカバーの改良に関する。フロントカバー90は、メインカバー30の前側左右のガイドブラケット91,91の長孔91a,91aに沿って移動可能に装着され、左右中央側にはメインカバー30に基端を連結した電動シリンダ92のピストン部先端を連結している。また、フロントカバー90は左右端部の支持軸93,93が前記長孔91a,91aに挿通支持されるもので、該支持軸回りに回動可能に設けてある。符号94は、フロントカバー90の押圧を検知する検知手段としてのリミットスイッチで、作業中フロントカバー90が泥土に押されるなどして支持軸93,93部支点に下端側が後方に回動しようとするとき所定以上の回動を検知できる構成である。
上記のように構成されるフロントカバー90及び周辺構成において、リミットスイッチ94が所定の圧力を検知すると、電動シリンダ92にフロントカバー90を後退移動すべき制御信号が出力され電動シリンダ92は短縮作動してフロントカバー90を引き支持軸93,93は長孔91a,91aに沿って後退移動する。泥土の圧力が所定以下になってリミットスイッチ94がオフすると電動シリンダ92は逆転出力されてフロントカバー90を標準の位置に戻す構成である。
したがって、フロントカバー90に過剰の泥土圧力が作用しても破損の恐れ少なく作業を継続できる。
図14は、運転席のモニタの表示画面の一例を示す。該モニタの制御部には次のような機能を備えている。画面を指や適宜の入力手段でなぞると、予め設定されている圃場形状に近い圃場ラインが表示され、圃場作業、例えば耕耘作業の開始位置Sを指定する(図A)。次いで前回実施の作業経路(同B)、制御部が割り出した別の作業経路(同C、D)を順にハイライト表示する。オペレータは図B〜Dの内好みの作業経路を指または適宜の入力手段でタッチ操作することによって選択設定する。
トラクタ機体を開始位置Sに移動させ、自動作業モードスイッチを操作することにより、GPS制御などによる自動運転が選択された作業経路に従って実行される。オペレータは作業状態の監視に集中でき楽な作業を行うことができる。
ロータリ作業機の側面図 ロータリ作業機の側面図(A)、要部の平面図(B) 作用説明した側面図 作用説明した側面図 ロータリ作業機の斜視図 ロータリ作業機の側面図 耕耘軸斜視図 デプス制御機構を示すロータリ作業機の斜視図 フローチャート フローチャート フローチャート フローチャート ロータリ作業機の斜視図 モニタ表示一例を示す正面図
25 ロータリ作業機
30 メインカバー
31 リヤカバー
32 調整ハンドル
32a ハンドル杆
32b ハンドル杆

Claims (1)

  1. 機体後部にロータリ作業機(25)を昇降可能に設けるトラクタにおいて、該ロータリ作業機(25)の耕耘部の上面を覆うメインカバー(30)を耕耘軸部中心に前後に回動可能に設け、耕耘部の後方を覆うリヤカバー(31)をメインカバー(30)の後部に上下回動自在に設け、該ロータリ作業機(25)のフレーム部に上端の調整ハンドル(32)操作により伸縮作動するハンドル杆(32a,32b)を備え、このハンドル杆(32a,32b)の下端側を連結部(40)を介して前記メインカバー(30)に着脱自在に連結し、連結部(40)とリヤカバー(31)をリンクにより連結する構成とし、連結部(40)をメインカバー(30)から取り外すと、調整ハンドル杆(32a,32b)リヤカバー(31)に連動連結する構成としたことを特徴とするトラクタ。
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