JP2016158560A - 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 - Google Patents
麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016158560A JP2016158560A JP2015040095A JP2015040095A JP2016158560A JP 2016158560 A JP2016158560 A JP 2016158560A JP 2015040095 A JP2015040095 A JP 2015040095A JP 2015040095 A JP2015040095 A JP 2015040095A JP 2016158560 A JP2016158560 A JP 2016158560A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noodle
- gel
- food
- mass
- glucomannan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品の改良剤及びそれによって食感等の改善された麺様ゲル状食品を提供する。
【解決手段】カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料からなる、小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品の改良剤。また、グルコマンナンと、カラギーナンと、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料とを含有する、麺らしい食感、風味を有する麺様ゲル状食品。
【選択図】なし
【解決手段】カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料からなる、小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品の改良剤。また、グルコマンナンと、カラギーナンと、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料とを含有する、麺らしい食感、風味を有する麺様ゲル状食品。
【選択図】なし
Description
本発明は、小麦粉を実質的に含まない麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品に関する。
小麦粉を使用しない低カロリーの麺として、コンニャクやグルコマンナン、その他のゲル化剤を用いて作られたいわゆるコンニャク麺が知られている。このような麺は、澱粉や糖などの摂取制限がなされる糖尿病患者にとっても、食べやすいものである。
例えば下記特許文献1には、コンニャク粉に水を加えて膨潤溶解せしめ次いで塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を添加混合するか;又は塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を予め添加混合した水をコンニャク粉に加えるか;又はコンニャク粉に塩基性アミノ酸、塩基性塩類又は両者の混合物を予め混合し、次いで水を混合物に添加して膨潤溶解するかして、加熱冷却後のコンニャクゼリーのpHが8.0〜10.5となるコンニャク糊とし、これをそのまま糸状に成型し、加熱水性液で凝固せしめてなるコンニャクゼリー麺が開示されている。
また、下記特許文献2には、グルコマンナン粒と、増粘剤と、カルシウムと、食物繊維とを原料とし、通常の糸コンニャクの製造工程に従って製造したグルコマンナン麺と、グルコマンナンを液化する酵素を添加させた具と、を組合せ包装して成る消化し易いグルコマンナン麺が開示されている。
更に、下記特許文献3には、水と、結晶セルロースと、水酸化カルシウムと、粉末マンナンとを混合し、ゲル化させて、麺線状に切り分けた麺様食品が開示されている。
一方、アルカリ剤を用いないで固めたコンニャクとして、下記特許文献4には、コンニャク精粉と、カラギーナンと、ローカストビーンガムと、水と、乳化剤と、食用油脂と、調味料とからなる刺身状コンニャクが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されたコンニャクもしくはグルコマンナンのゲルからなるコンニャク麺は、いずれもアルカリによってゲル化させているため、臭みが残りやすく、使用前に水洗い等が必要になるという不都合があった。
一方、上記特許文献4には、アルカリを用いることなく、増粘多糖類によって、コンニャクを固めた刺身状コンニャクが開示されている。
そこで、本発明者らは、上記特許文献4のように、グルコマンナンを他の増粘多糖類でゲル化させた麺様ゲル状食品を試作してみたが、軟らか過ぎて、麺とはほど遠い食感となり、また、ゲルが伸びすぎて成形適正も悪かった。更に、保存中に麺どうしがくっついてしまい、ほぐれにくくなるという問題が生じることがわかった。
したがって、本発明の目的は、小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品の改良剤及びそれによって食感等の改善された麺様ゲル状食品を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の麺様ゲル状食品の改良剤は、小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品用の改良剤において、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料を有効成分として含有することを特徴とする。
本発明の麺様ゲル状食品の改良剤においては、前記麺様ゲル状食品は、グルコマンナンとカラギーナンとを含有するものであることが好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品の改良剤においては、更に、コラーゲンを有効成分として含有することが好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品の改良剤は、特に麺様ゲル状食品の食感改良及び/又は麺線付着防止のために用いられることが好ましい。
一方、本発明の麺様ゲル状食品は、グルコマンナンと、カラギーナンと、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料とを含有することを特徴とする。
本発明の麺様ゲル状食品においては、更に、グルコマンナン及びカラギーナン以外の増粘多糖類を含有するものであることが好ましい。
また、前記グルコマンナンを0.1〜1.5質量%、前記カラギーナンを0.1〜1.0質量%、前記ミネラル原料を、前記麺様ゲル状食品100g中のカルシウムの含有量が0.5〜100mgとなる量、及び/又は前記麺様ゲル状食品100g中のカリウムの含有量が5〜200mgとなる量で含有することが好ましい。
また、更に、コラーゲンを含有するものであることが好ましい。
また、前記コラーゲンを0.1〜10質量%含有することが好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品用の改良剤によれば、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料を有効成分とするので、これを麺様ゲル状食品の製造工程の原料中に添加することにより、小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品であっても、適度な弾力と硬さが付与され、風味もよく、麺らしい食感、風味となる。また、得られる麺様ゲル状食品の麺線どうしが付着しにくく、冷蔵保存等した後に食する際、麺線が速やかにほぐれて、良好な食感、風味を味わうことができる。
本発明の麺様ゲル状食品によれば、グルコマンナンと、カラギーナンと、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料との添加によって、適度な弾力と硬さが付与され、風味もよく、麺らしい食感、風味を有し、しかも麺線が付着しにくい麺様ゲル状食品を提供できる。
本明細書において、小麦粉を実質的に含まない麺様ゲル状食品とは、小麦粉を実質的に含まず、各種増粘多糖類によってゲル化させ、麺線状に成形した食品を意味する。ここで、小麦粉を実質的に含まないとは、麺様ゲル状食品中の小麦粉の含量が1質量%以下であることを意味する。また、増粘多糖類としては、特に限定されないが、例えば、グルコマンナン、カラギーナン(κ−カラギーナン、ι−カラギーナン)、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グアガム、寒天から選ばれた1種又は2種以上が好ましく用いられる。本発明は、特にグルコマンナンとカラギーナンとを含有する麺様ゲル状食品に対して好適である。グルコマンナンとカラギーナンとを含有する麺様ゲル状食品の更に好ましい態様については、後述することにする。
本発明の麺様ゲル状食品用の改良剤は、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料を有効成分とする。
野菜加工品としては、野菜の種類は問わないが、トマト、キャロット、ほうれんそう、かぼちゃ、ブロッコリー、ピーマン、アスパラガス、セロリ、レタス、バジル、ハーブ等の野菜のピューレ、ペースト、粉末パウダーなどが挙げられる。野菜ピューレは適宜水分を除き濃縮したものを用いてもよい。野菜加工品は、その100g中に5〜500mgの含有量でカルシウムを含むものであることが好ましい。また、その100g中に100〜3000mgの含有量でカリウムを含むものであることが好ましい。カルシウムとカリウムの含有量について、両者をともに満たすことが更により好ましい。
果実加工品としては、果実の種類は問わないが、ブドウ、アップル、オレンジ、グレープフルーツ、パッションフルーツ、パイナップル、ストロベリー等の果実の果汁、果肉、粉末パウダーなどが挙げられる。果実の果汁は適宜水分を除き濃縮したものを用いてもよい。果実加工品は、その100g中に1〜100mgの含有量でカルシウムを含むものであることが好ましい。また、その100g中に5〜1000mgの含有量でカリウムを含むものであることが好ましい。カルシウムとカリウムの含有量について、両者をともに満たすことが更により好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品用の改良剤は、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料に加えて、更に、有効成分としてコラーゲンを併用してもよい。これによれば、麺にもっちり感を付与することができる。具体的には、例えば、豚皮、豚骨、牛皮、牛骨、魚鱗、魚皮などから得られた平均分子量500〜12000、より好ましくは平均分子量500〜5000のコラーゲンペプチドや、ゼラチンなどが挙げられる。
本発明の麺様ゲル状食品用の改良剤は、上記の有効成分のほかにも、糖類、でんぷん類、上記以外のミネラル原料等を適宜含有することができる。例えば、カルシウム塩やカリウム塩などを適宜含有することができる。
カルシウム塩としては、乳酸カルシウム、リン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、クエン酸カルシウム、リンゴ酸カリウム、塩化カルシウムなどが挙げられる。
カリウム塩としては、塩化カリウム、リン酸カリウム、グルコン酸カリウム、クエン酸カリウム、リンゴ酸カリウムなどが挙げられる。
本発明の麺様ゲル状食品用の改良剤の形態は、特に限定されず、例えば上記有効成分を粉体混合したものでよく、上記有効成分に必要に応じて賦形剤等を配合して、顆粒状、錠剤状、ブロック状等に成形したものであってもよい。あるいは、上記有効成分の複数を別々に用意しておき、麺様ゲル状食品の製造工程で原料中に添加してもよい。
一方、本発明の麺様ゲル状食品は、グルコマンナンと、カラギーナンと、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料とを含有することを特徴とする。そのミネラル原料としては、上記に説明したものを用いることができる。グルコマンナンは、コンニャクマンナンとも称されているものであり、精製されたグルコマンナンの他、通常のコンニャク粉を用いることもできる。カラギーナンは、ゲル化の観点からは、特にκ−カラギーナンやι−カラギーナンを用いることが好ましい。
麺様ゲル状食品中のグルコマンナンの含有量は、麺の弾力の好みによって調節することができるが、0.1〜1.5質量%が好ましく、0.4〜1.0質量%がより好ましい。また、カラギーナンの含有量は、0.1〜1.0質量%が好ましく、0.3〜0.9質量%がより好ましい。グルコマンナンの含有量が0.1質量%未満では弾力性が乏しくなる傾向があり、1.5質量%を超えると弾力性が強すぎて歯切れが悪くなる傾向がある。また、カラギーナンの含有量が0.1質量%未満ではゲルが柔らかすぎる傾向があり、1.0質量%を超えるとぷるぷる感が乏しくなり硬くなる傾向がある。
グルコマンナン及びカラギーナン以外の増粘多糖類としては、例えば、ローカストビーンガム、キサンタンガム、グアガム、寒天等が挙げられるが、特に、ローカストビーンガム及び/又はキサンタンガムが好ましく用いられる。
麺様ゲル状食品中のグルコマンナン以外の増粘多糖類の含有量は、麺の硬さ等の好みによって調節することができるが、0.1〜3.0質量%が好ましく、0.3〜2.0質量%がより好ましい。グルコマンナン以外の増粘多糖類の含有量が0.1質量%未満ではコシが乏しくなる傾向があり、3.0質量%を超えるとコシが強すぎる傾向がある。
グルコマンナンと、上記カラギーナンや、上記グルコマンナン及びカラギーナン以外の増粘多糖類とを含有させることにより、アルカリ剤を添加してなくても、ゲル化が可能となり、アルカリ臭のない麺様ゲル状食品を得ることができる。しかしながら、それだけでは、柔らか過ぎて、麺とはほど遠い食感である。また、保存中に麺どうしがくっついてしまい、ほぐれにくくなるという問題が生じる。そこで、本発明の麺様ゲル状食品では、カカルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料を添加する。これによって、麺らしい食感、風味となると共に、得られる麺様ゲル状食品の麺線どうしの付着を抑制することができる。
麺様ゲル状食品中の上記野菜加工品の含有量は、例えば固形分濃度5〜30質量%の野菜ピューレとして添加する場合、1〜25質量%が好ましく、1〜15質量%がより好ましい。また、上記果実加工品の含有量は、例えば固形分濃度5〜30質量%の濃縮果汁として添加する場合、1〜25質量%が好ましく、1〜15質量%がより好ましい。更に、野菜加工品や果実加工品に含まれるカルシウムによる麺様ゲル状食品100g中におけるカルシウム含有量が、0.5〜100mgとなるようにすることが好ましく、1〜100mgとなるようにすることがより好ましく、5〜50mgとなるようにすることが更により好ましい。また、野菜加工品や果実加工品に含まれるカリウムによる麺様ゲル状食品100g中におけるカリウム含有量が、5〜200mgとなるようにすることが好ましく、10〜100mgとなるようにすることがより好ましく、20〜100mgとなるようにすることが更により好ましい。
また、カルシウム塩、カリウム塩などを適宜添加してもよい。その場合、麺様ゲル状食品中におけるカルシウム含有量が、上記の好ましい含有量となるようにカルシウム塩を添加することが好ましい。また、同様に、麺様ゲル状食品中におけるカリウム含有量が、上記の好ましい含有量となるようにカリウム塩を添加することが好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品は、更にコラーゲンを含有することが好ましい。これによれば、上述したように、麺にもっちり感を付与することができる。具体的には、例えば、豚皮、豚骨、牛皮、牛骨、魚鱗、魚皮などから得られた平均分子量500〜12000、より好ましくは平均分子量500〜5000のコラーゲンペプチドや、ゼラチンなどが挙げられる。麺様ゲル状食品中のコラーゲンの含有量は、0.1〜10質量%が好ましく、0.1〜5.0質量%がより好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品には、その他に、食塩や、糖類や、ホエイ蛋白質、大豆たんぱく質等の蛋白質原料や、カルシウム塩及びカリウム塩以外の塩類や、植物油脂、乳脂肪等の油脂や、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等の乳化剤や、セルロース、おから、難消化性デキストリン、大豆多糖類等の食物繊維や、タピオカでんぷん、馬鈴薯でんぷん、加工でんぷん等の澱粉や、魚介、エビ等の加工品、香料等を、本発明による作用効果に大きな影響を与えない範囲で、適宜添加してもよい。
例えば、食塩を添加することで適度な塩味を付与できる。麺様ゲル状食品中の食塩の含有量は、0.2〜2.0質量%が好ましく、0.2〜1.0質量%がより好ましい。
また、糖類を添加することで、風味がまろやかになると共に、グルコマンナン及びその他の増粘多糖類の分散・膨潤が良好となる。糖類としては、マルチトール、ソルビトール、エリスリトール等の糖アルコールや、オリゴトース(マルトトリオース(G3)を主成分とする直鎖オリゴ糖)、フラクトオリゴ糖等のオリゴ糖や、マルトース、乳糖などの、比較的甘味度が低い糖類が好ましく使用される。麺様ゲル状食品中の糖類の含有量は、固形分換算で、1〜10質量%が好ましく、2〜8質量%がより好ましく、3〜7質量%であることがさらに好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品のpHは4.5未満であることが好ましく、3.0以上4.5未満であることがより好ましい。pHが4.5以上であると生育可能な微生物の種類が増え、食品衛生上の危険が増大するため好ましくなく、pHが3.0未満では酸味が強くなりすぎるので好ましくない。また、水分含量は、85〜97.5質量%が好ましく、85〜95質量%がより好ましい。
本発明の麺様ゲル状食品は、例えば次のような方法で製造することができる。すなわち、グルコマンナン、カラギーナン及びその他の増粘多糖類を水に添加して、必要に応じて加熱しながら、混合して溶解させる(以下「溶液A」とする)。
一方、上記増粘多糖類以外の原料を水に添加して、必要に応じて加熱しながら、混合して溶解させる(以下「溶液B」とする)。
次いで、溶液Aと、溶液Bとを混合し、ステンレス製バット等の容器に薄層状に充填し、冷蔵庫等に入れて冷却・ゲル化する。
こうしてゲル化した薄層状のゲルを、例えばイカそうめん用カッター等を用いて所定の幅で切断して、麺様ゲル状食品を得る。
本発明の麺様ゲル状食品は、めんつゆやトマトソース等の適当な調味液を付けて、冷麺としてそのまま食することができる。あるいは、サラダのトッピングなどとしてもよい。
本発明の麺様ゲル状食品は、グルコマンナンを含有するものの、従来のこんにゃく麺のようなアルカリ臭(こんにゃく臭い)はなく、食べ易く、美味である。また、小麦粉等を含まないものの、麺らしい歯ごたえと食感を有している。
以下、試験例により、本発明の実施例並びに比較例を説明するが、これらの実施例並びに比較例は本発明の範囲を限定するものではない。なお、以下の試験例における、麺様ゲル状食品の製造方法や試験方法は、下記の通りである。
(麺様ゲル状食品の製造方法)
1Lステンレス缶に、増粘多糖類(グルコマンナン、その他の増粘多糖類)と、水を入れ、800gにメスアップする。温浴中でステンレス缶を加熱し、増粘多糖類を溶解した溶液Aを得る。
一方、1Lステンレス缶に、上記増粘多糖類以外の原料と、水を入れ、200mlにメスアップする。温浴中でステンレス缶を加熱し、上記増粘多糖類以外の原料を溶解した溶液Bを得る。
溶液Aと溶液Bとを混合し、ステンレス製バットに薄層状に充填し、冷蔵庫にて冷却してゲル化する。
ゲル化した薄層ゲルを、イカそうめん用カッターを用いて、断面2.5mm×3mmの麺状にカットする。
1Lステンレス缶に、増粘多糖類(グルコマンナン、その他の増粘多糖類)と、水を入れ、800gにメスアップする。温浴中でステンレス缶を加熱し、増粘多糖類を溶解した溶液Aを得る。
一方、1Lステンレス缶に、上記増粘多糖類以外の原料と、水を入れ、200mlにメスアップする。温浴中でステンレス缶を加熱し、上記増粘多糖類以外の原料を溶解した溶液Bを得る。
溶液Aと溶液Bとを混合し、ステンレス製バットに薄層状に充填し、冷蔵庫にて冷却してゲル化する。
ゲル化した薄層ゲルを、イカそうめん用カッターを用いて、断面2.5mm×3mmの麺状にカットする。
(ゲルのレオメーター測定)
レオメーターによるゲルの破断距離、ゲル強度は、次の方法によって行った。すなわち、200mlビーカーに、溶液Aと溶液Bの混合液100gを充填し、冷蔵庫にて冷却・ゲル化する。レオメーター(サン科学製:製品名「CR−500DX」)を用いて、圧縮試験(測定条件:プランジャー直径10mmを用い、移動速度60mm/分、進入距離25mm)を行い、ゲルが破断した時のゲル強度並びに破断距離を求めて、ゲル特性を評価した。
レオメーターによるゲルの破断距離、ゲル強度は、次の方法によって行った。すなわち、200mlビーカーに、溶液Aと溶液Bの混合液100gを充填し、冷蔵庫にて冷却・ゲル化する。レオメーター(サン科学製:製品名「CR−500DX」)を用いて、圧縮試験(測定条件:プランジャー直径10mmを用い、移動速度60mm/分、進入距離25mm)を行い、ゲルが破断した時のゲル強度並びに破断距離を求めて、ゲル特性を評価した。
(色差測定)
測色色差計(日本電色工業株式会社製、製品名「ZE2000」)を用いて、L*値を測定し、麺様ゲル状食品の白さの程度を評価した。
測色色差計(日本電色工業株式会社製、製品名「ZE2000」)を用いて、L*値を測定し、麺様ゲル状食品の白さの程度を評価した。
(付着性試験)
カット後の麺様ゲル状食品を容器に入れ、冷蔵庫(6℃)で1週間保管後、箸で麺をすくい上げて、付着性を評価した。
評価は、×:麺線どうしがくっつき、麺線がほぐれなかった、△:箸で数回すくったらほぐれた、○:麺線が容易にほぐれた、という基準で行った。
カット後の麺様ゲル状食品を容器に入れ、冷蔵庫(6℃)で1週間保管後、箸で麺をすくい上げて、付着性を評価した。
評価は、×:麺線どうしがくっつき、麺線がほぐれなかった、△:箸で数回すくったらほぐれた、○:麺線が容易にほぐれた、という基準で行った。
[試験例1](野菜加工品、果実加工品による麺様ゲル状食品の改良効果)
下記表1に示す配合により、比較例1〜4、実施例1〜7の麺様ゲル状食品を製造し、ベテランの6名のパネラーにより官能評価を行うと共に、レオメーター測定及び付着性試験を行った。
下記表1に示す配合により、比較例1〜4、実施例1〜7の麺様ゲル状食品を製造し、ベテランの6名のパネラーにより官能評価を行うと共に、レオメーター測定及び付着性試験を行った。
官能評価は、下記基準により行い、各パネラーの平均で表示した。
◎…硬さ、弾力性、歯切れ、風味ともに良好で、麺様ゲル状食品として、コシ、弾力にたいへん優れている。
○…硬さ、弾力性、歯切れ、風味ともに良好で、麺様ゲル状食品として、コシ、弾力に優れている。
△…硬さ、弾力性、歯切れ、風味のいずれかが好ましくない。
×…硬さ、弾力性、歯切れ、風味のいずれも好ましくない。
◎…硬さ、弾力性、歯切れ、風味ともに良好で、麺様ゲル状食品として、コシ、弾力にたいへん優れている。
○…硬さ、弾力性、歯切れ、風味ともに良好で、麺様ゲル状食品として、コシ、弾力に優れている。
△…硬さ、弾力性、歯切れ、風味のいずれかが好ましくない。
×…硬さ、弾力性、歯切れ、風味のいずれも好ましくない。
その結果を下記表1に示す。なお、実施例中における表の配合組成に関する数字は、いずれも質量%である。また、表1に示すように、脱脂粉乳の含有量の2質量%は、麺様ゲル状食品100g当たりにカルシウムを22mg、カリウムを36mg含有する配合組成に相当した。また、トマトピューレ(5倍濃縮)の含有量の5質量%は、麺様ゲル状食品100g当たりにカルシウムを1.7mg、カリウムを53mg含有する配合組成に相当した。また、キャロットピューレ(5倍濃縮)の含有量の5質量%は、麺様ゲル状食品100g当たりにカルシウムを7mg、カリウムを70mg含有する配合組成に相当した。また、ほうれんそうピューレ(5倍濃縮)の含有量の5質量%は、麺様ゲル状食品100g当たりにカルシウムを17mg、カリウムを122mg含有する配合組成に相当した。また、ブドウ果汁(6倍濃縮)の含有量の5質量%は、麺様ゲル状食品100g当たりにカルシウムを0.9mg、カリウムを9mg含有する配合組成に相当した。
表1の結果に示されるように、グルコマンナン等の増粘多糖類のみからなる比較例1では、柔らかすぎで、麺とはほど遠い食感で、成形適性も悪かった。また、麺様ゲル状食品の付着が生じた。また、比較例1の配合組成に加え食塩を0.5質量%配合した比較例2では、麺様ゲル状食品の付着はやや改善されたものの、柔らかく、コシや弾力性に乏しかった。また、グルコマンナン等の増粘多糖類に加え脱脂粉乳を配合した比較例3では、弾力性が付与され、コシが有り、硬さも良好であったが、麺様ゲル状食品の付着が生じた。また、比較例3の配合組成に加え食塩を0.5質量%配合した比較例2では、適度な塩味が付与されたものの、付着は防止されなかった。これに対して、トマトピューレやキャロットピューレやほうれんそうピューレやブドウ果汁を配合した実施例1〜7では、弾力性が付与され、コシが有り、硬さも良好であると共に、麺様ゲル状食品の付着が防止された。また、トマトピューレ、キャロットピューレ及びほうれんそうピューレのそれぞれの野菜本来の色に色付いた麺様ゲル状食品が得られた。また、食塩を0.5質量%配合した実施例5〜7では、適度な塩味が付与された。また、増粘多糖類にグルコマンナン、κカラギーナン、及びローカストビーンガムを用いた場合と同様に、グルコマンナンとκ−カラギーナンのみを用いた実施例2、6や、ローカストビーンガムにかえてキサンタンガムを用いた実施例3、7でも、食感や付着性の改善が認められた。
[試験例2](脱脂粉乳による麺様ゲル状食品の色付きへの影響)
下記表2に示す配合により、実施例8〜10の麺様ゲル状食品を製造し、試験例1と同様にして、官能評価を行うと共に、レオメーター測定及び付着性試験を行った。その結果を、上記試験例1の実施例5〜7と共に、下記表2に示す。
下記表2に示す配合により、実施例8〜10の麺様ゲル状食品を製造し、試験例1と同様にして、官能評価を行うと共に、レオメーター測定及び付着性試験を行った。その結果を、上記試験例1の実施例5〜7と共に、下記表2に示す。
表2の結果に示されるように、実施例5〜7の配合組成のそれぞれに加え脱脂粉乳を2質量%配合した実施例8〜10でも、弾力性が付与され、コシが有り、硬さも良好であった。ただし、麺様ゲル状食品が色褪せたようになり、トマトピューレ、キャロットピューレ及びほうれんそうピューレのそれぞれの野菜本来の色による色付きを維持することができなかった。また、やや付着が生じた。
[試験例3](コラーゲンによる麺様ゲル状食品の改良効果)
下記表3に示す配合により、実施例11〜18の麺様ゲル状食品を製造し、試験例1と同様にして、官能評価を行うと共に、レオメーター測定、付着性試験及び色差測定を行った。その結果を、上記試験例2の実施例8と共に、下記表3に示す。
下記表3に示す配合により、実施例11〜18の麺様ゲル状食品を製造し、試験例1と同様にして、官能評価を行うと共に、レオメーター測定、付着性試験及び色差測定を行った。その結果を、上記試験例2の実施例8と共に、下記表3に示す。
表3の結果に示されるように、実施例8の配合組成の脱脂粉乳のかわりにコラーゲンペプチド(平均MW2000)、コラーゲンペプチド(平均MW5000)、又はゼラチンを添加した実施例11〜18では、弾力性が付与され、コシが有り、硬さも良好であると共に、もっちり感が付与された。また、トマトピューレ、キャロットピューレ及びほうれんそうピューレのそれぞれの野菜本来の色に色付いた麺様ゲル状食品が得られた。また、麺様ゲル状食品の付着が防止された。
[試験例4](カルシウム塩、カリウム塩による麺様ゲル状食品の改良効果)
下記表4に示す配合により、参考例1〜7の麺様ゲル状食品を製造し、試験例1と同様にして、官能評価を行うと共に、レオメーター測定及び付着性試験を行った。その結果を、上記試験例1の比較例1と共に、下記表4に示す。なお、表4中、カルシウム塩(乳酸Ca)及びカリウム塩(塩化K)の配合量については、配合組成の質量%と共に、麺様ゲル状食品100g当たりに含有する質量をカッコ内に示す。
下記表4に示す配合により、参考例1〜7の麺様ゲル状食品を製造し、試験例1と同様にして、官能評価を行うと共に、レオメーター測定及び付着性試験を行った。その結果を、上記試験例1の比較例1と共に、下記表4に示す。なお、表4中、カルシウム塩(乳酸Ca)及びカリウム塩(塩化K)の配合量については、配合組成の質量%と共に、麺様ゲル状食品100g当たりに含有する質量をカッコ内に示す。
表4の結果に示されるように、比較例1の配合組成に加えて乳酸カルシウムや塩化カリウムを配合した参考例1〜6では、弾力性が付与され、コシが有り、硬さも良好であると共に、麺様ゲル状食品の付着が防止された。また、食塩を0.5質量%配合した参考例6では、適度な塩味が付与された。なお、参考例5の配合組成に加え砂糖を15質量%配合した参考例7では、食感や付着性の改善は認められたが、甘すぎて麺には適さなかった。
Claims (9)
- 小麦粉を実質的に含まず、増粘多糖類によってゲル化させた麺様ゲル状食品用の改良剤において、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料を有効成分として含有することを特徴とする麺様ゲル状食品用の改良剤。
- 前記麺様ゲル状食品は、グルコマンナンとカラギーナンとを含有するものである請求項1記載の麺様ゲル状食品用の改良剤。
- 更に、コラーゲンを有効成分として含有する請求項1又は2記載の麺様ゲル状食品用の改良剤。
- 食感改良及び/又は麺線付着防止のために用いられる請求項1〜3のいずれか1つに記載の麺様ゲル状食品用の改良剤。
- グルコマンナンと、カラギーナンと、カルシウム及び/又はカリウムを含有する野菜加工品及び果実加工品からなる群から選ばれた1種又は2種以上のミネラル原料とを含有することを特徴とする麺様ゲル状食品。
- 更に、グルコマンナン及びカラギーナン以外の増粘多糖類を含有するものである請求項5記載の麺様ゲル状食品。
- 前記グルコマンナンを0.1〜1.5質量%、前記カラギーナンを0.1〜1.0質量%、前記ミネラル原料を、前記麺様ゲル状食品100g中のカルシウムの含有量が0.5〜100mgとなる量、及び/又は前記麺様ゲル状食品100g中のカリウムの含有量が5〜200mgとなる量で含有する請求項5又は6記載の麺様ゲル状食品。
- 更に、コラーゲンを含有するものである請求項5〜7のいずれか1つに記載の麺様ゲル状食品。
- 前記コラーゲンを0.1〜10質量%含有する請求項8記載の麺様ゲル状食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015040095A JP2016158560A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015040095A JP2016158560A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016158560A true JP2016158560A (ja) | 2016-09-05 |
Family
ID=56843441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015040095A Pending JP2016158560A (ja) | 2015-03-02 | 2015-03-02 | 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016158560A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115067502A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-09-20 | 大连民族大学 | 一种鱼糜凝胶强度改良剂及其制备方法和使用方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60192556A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-10-01 | Yakult Honsha Co Ltd | 果汁含有食品およびその製造法 |
JPH0383555A (ja) * | 1989-08-26 | 1991-04-09 | Tokuzo Yamamoto | 野菜ジュース入りこんにゃく |
JPH0975016A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-25 | Takenori Kato | 水溶液を介在する容器詰カットこんにゃくゲル、及び その製造方法 |
JP2000014324A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-18 | Ezaki Glico Co Ltd | ゼリーを含有する冷菓 |
JP2001078685A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Komuro Shopping Center:Kk | こんにゃくおよびその製造方法 |
JP2002191300A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-09 | Sanei Gen Ffi Inc | 粘弾性食品組成物及び該組成物の耐熱性付与方法 |
JP2012065554A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Nippon Meat Packers Inc | 食感改良剤 |
JP2013135666A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-07-11 | Sanei Gen Ffi Inc | コラーゲン含有酸性ゲル状飲食品 |
-
2015
- 2015-03-02 JP JP2015040095A patent/JP2016158560A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60192556A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-10-01 | Yakult Honsha Co Ltd | 果汁含有食品およびその製造法 |
JPH0383555A (ja) * | 1989-08-26 | 1991-04-09 | Tokuzo Yamamoto | 野菜ジュース入りこんにゃく |
JPH0975016A (ja) * | 1995-09-07 | 1997-03-25 | Takenori Kato | 水溶液を介在する容器詰カットこんにゃくゲル、及び その製造方法 |
JP2000014324A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-18 | Ezaki Glico Co Ltd | ゼリーを含有する冷菓 |
JP2001078685A (ja) * | 1999-09-17 | 2001-03-27 | Komuro Shopping Center:Kk | こんにゃくおよびその製造方法 |
JP2002191300A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-09 | Sanei Gen Ffi Inc | 粘弾性食品組成物及び該組成物の耐熱性付与方法 |
JP2012065554A (ja) * | 2010-09-21 | 2012-04-05 | Nippon Meat Packers Inc | 食感改良剤 |
JP2013135666A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-07-11 | Sanei Gen Ffi Inc | コラーゲン含有酸性ゲル状飲食品 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6016036152; 林良純: 'カラギナンの特性と利用法' SEN'I GAKKAISHI(繊維と工業) Vol.65,No.11, 2009, 412〜421 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115067502A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-09-20 | 大连民族大学 | 一种鱼糜凝胶强度改良剂及其制备方法和使用方法 |
CN115067502B (zh) * | 2022-07-12 | 2024-03-12 | 大连民族大学 | 一种鱼糜凝胶强度改良剂及其制备方法和使用方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2372783C2 (ru) | Эмульсия с пониженным содержанием масла и эмульгатором, формирующим вязкость | |
KR101540220B1 (ko) | 식품용 증점제 조성물 | |
JP2006223189A (ja) | 食品用改良剤 | |
JP5305779B2 (ja) | 生野菜サラダの製造方法 | |
EP4324332A1 (en) | Scrambled-egg-like food product and cooked-egg-like food product | |
JP4680212B2 (ja) | 卵黄含有食品用原料及びその製造方法 | |
JP2016187326A (ja) | シート状ゲル状食品、麺様ゲル状食品、及び該ゲル状食品の製造方法 | |
JP2009219469A (ja) | サラダの製造方法 | |
JP2017042164A (ja) | 食品の離水抑制方法 | |
JP2013215164A (ja) | ドレッシングおよびドレッシングタイプ調味料 | |
JP4284885B2 (ja) | フィリング材及びその製造方法 | |
JP2016158560A (ja) | 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 | |
JP6947884B2 (ja) | 食品用シート状組成物 | |
JP7148676B2 (ja) | 調味用組成物及びその使用 | |
JP4994336B2 (ja) | パン | |
JP5746414B1 (ja) | 麺様ゲル状食品用の麺線付着防止剤及び麺様ゲル状食品 | |
JP5746413B1 (ja) | 麺様ゲル状食品用の食感改良剤及び麺様ゲル状食品 | |
JP2016158561A (ja) | 麺様ゲル状食品用の改良剤及び麺様ゲル状食品 | |
JP2006238708A (ja) | 蒟蒻加工品 | |
JP6329710B1 (ja) | 具材入り液状調味料 | |
JP4739300B2 (ja) | パスタソース | |
JP4937974B2 (ja) | フルーツデザート | |
JP7350271B1 (ja) | 寒天含有食品、および品質改良剤 | |
JP7450397B2 (ja) | タンパク質凝固剤、タンパク質含有飲食品、タンパク質含有飲食品の物性改善剤、及びタンパク質含有飲食品の物性を改善する方法 | |
JP7169060B2 (ja) | 低糖質食品組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160920 |