JP4739300B2 - パスタソース - Google Patents

パスタソース Download PDF

Info

Publication number
JP4739300B2
JP4739300B2 JP2007236084A JP2007236084A JP4739300B2 JP 4739300 B2 JP4739300 B2 JP 4739300B2 JP 2007236084 A JP2007236084 A JP 2007236084A JP 2007236084 A JP2007236084 A JP 2007236084A JP 4739300 B2 JP4739300 B2 JP 4739300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pasta
sauce
starch
product
decomposition product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007236084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009065878A (ja
Inventor
絵巳 緑川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
QP Corp
Original Assignee
QP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by QP Corp filed Critical QP Corp
Priority to JP2007236084A priority Critical patent/JP4739300B2/ja
Publication of JP2009065878A publication Critical patent/JP2009065878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4739300B2 publication Critical patent/JP4739300B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

本発明は、スパゲッティーやマカロニ等のパスタへの吸水を抑え、適度な口溶けを有したパスタソースに関する。
生活様式の変化や女性の社会進出などに伴って、調理をせずにそのままで又は暖めたりするだけで簡単に喫食できる食品が多く用いられるようになっている。パスタソースもその例外ではなく、パスタソースをそのままで又は湯煎若しくは電子レンジで加熱して茹でたパスタと和えるだけで簡単に喫食することができるレトルトパスタソースや冷凍パスタソースが近年普及している。
しかしながら、茹でたパスタは吸水性が顕著であるため、パスタソースと和えると、経時的にパスタソース中の水分がパスタに吸収され、パスタが歯ごたえの無い食感となり美味しくなくなるという問題があった。特に、カルボナーラソース等のクリーム系のパスタソースの場合、パスタが歯ごたえの無い食感となるばかりでなく、パスタソース中の水分がパスタに吸収されると、クリームがボテボテした状態となり、パスタと絡めても団子状になるため絡まりにくく、パスタソースの食感もボソボソで口溶けが悪く、クリーム系特有のパスタソースの滑らかさが損なわれる問題があった。
このような状況下、特開2002−10745号公報(特許文献1)には、4〜7糖類が糖組成の50%以上をしめるオリゴ糖を含有することにより、パスタへの吸水を抑えたパスタサラダが開示されている。また、特開2007−60914号公報(特許文献2)には、ガティガムを含有することにより、パスタへの吸水を抑えたパスタソースが開示されている。
しかしながら、特定のオリゴ糖を含有した特許文献1に開示のパスタサラダは、ある程度パスタへの吸水を防止できるものの、満足できるものとは言い難いものであった。一方、ガティガムを含有させた特許文献2のパスタソースは、ある程度パスタへの吸水を防止できるものの、満足できるものとは言い難いものであり、さらに、吸水を防止するには低粘度水溶性多糖類をある程度高濃度含有させる必要があるため、パスタソースが口の中に残るような食感となり、あまり好ましくないものであった。
特開2002−10745号公報 特開2007−60914号公報
そこで、本発明の目的は、スパゲッティーやマカロニ等のパスタへの吸水を抑え、適度な口溶けを有したパスタソースを提供するものである。
本発明者は、比較的低分子の多糖類である澱粉分解物を用いることで、上記目的を達成できるのではないかと考え、澱粉分解物について鋭意研究を重ねた結果、分解度の異なる二種類の澱粉分解物を含有させるならば、意外にもパスタへの吸水を抑えることができ、適度な口溶けを有したパスタソースとなることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物とを含有しているパスタソース、
(2)DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合が20:80〜95:5(質量比)である(1)のパスタソース、
(3)DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との合計含有量が製品に対し0.1〜15%である(1)または(2)のパスタソース、
である。
本発明によれば、スパゲッティーやマカロニ等のパスタへの吸水を抑えることができ、適度な口溶けを有したパスタソースであることから、当該パスタソースと茹でたパスタを和えた後も、パスタの歯ごたえのある食感が維持され、ソース部も適度な口溶けを有したパスタ料理を提供できる。
以下本発明を詳細に説明する。なお、本発明において「%」は「質量%」を意味する。
本発明においてパスタソースとは、茹でたスパゲッティーやマカロニ等のパスタに絡めてパスタ料理に仕上げるためのソースであって、当該ソースが缶、ガラス、パウチ等の包装容器に充填・密封されたものをいう。また、当該パスタソースは、必要に応じて、レトルト処理や冷凍処理を施しても良い。また、味の種類としては、カルボナーラソース、チーズクリームソース、ツナクリームソース、きのこクリームソース、トマトクリームソース、たらこクリームソース、ミートソース、ラグーソース、トマトソース等の各種パスタソースが挙げられるが、特に、カルボナーラソース、チーズクリームソース、ツナクリームソース、きのこクリームソース、トマトクリームソース、たらこクリームソース等のクリーム系のパスタソースの場合、パスタへの吸水を抑えるばかりでなく、パスタと絡めやすく、口溶けの良い滑らかなパスタソースとなるため、好適である。上述したクリーム系のパスタソースとは、乳、乳製品及び乳主原のいずれか1種または2種以上を配合したパスタソースをいう。
本発明は、上記パスタソースにおいて、DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物とを含有することを特徴とし、これにより、パスタへの吸水を抑え、適度な口溶けを有したパスタソースとなる。
ここで、澱粉分解物とは、例えば、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、ワキシコーンスターチ、タピオカ澱粉等の澱粉類を分解して得られるデキストリン、マルトデキストリン、水飴等と称されるものである。澱粉分解物は、分解の程度を示す指標としてDE(dextrose equivalent)があり、DEの値が大きくなるにつれ分解の程度が高くなる。
本発明は、特定のDE値を有した二種類の澱粉分解物を含有させたパスタソースであって、具体的には、DE5以下、好ましくは4以下の澱粉分解物と、DE9〜15、好ましくは9〜12の澱粉分解物とを含有させたものである。前者の澱粉分解物において、DEが上記値より大きいものを用いると、たとえ後者の澱粉分解物と組み合わせたとしてもパスタに吸水され易いパスタソースとなり好ましくない。一方、後者の澱粉分解物において、前記範囲より小さいものを用いると、たとえ前者の澱粉分解物と組み合わせたとしても、パスタソースの口溶けが悪くなり易く、また、前記範囲より大きいものを用いると、たとえ前者の澱粉分解物と組み合わせたとしても、パスタに吸水され易く、好ましくない。なお、前者の澱粉分解物においてDEの下限を特定していないが、市販されている澱粉分解物は、通常、DEが3程度までのものであり、本発明は、当該市販品を用いるものである。
また、上記DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合は、本発明の目的とするパスタソースが得られる割合であれば特に限定するものではないが、DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合が好ましくは20:80〜95:5(質量比)、より好ましくは30:70〜90:10(質量比)である。二種類の澱粉分解物の含有割合が前記範囲より小さいと、パスタに吸水され難く、適度な口溶けを有したパスタソースが得られ難い傾向となり、一方、前記範囲より大きいと、パスタに吸水され難いものの、適度な口溶けを有したパスタソースが得られ難い傾向となる。
本発明のパスタソースにおいて、DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との合計含有量は、本発明の目的とするパスタソースが得られる量であれば特に限定するものではないが、合計含有量が製品に対し好ましくは0.1〜15%、より好ましくは0.5〜12%である。合計含有量が前記範囲より少ないと、パスタに吸水され難いパスタソースが得られ難い傾向であり、一方、合計含有量を前記範囲より多くしたとしても、期待する程の吸水防止効果が得られ難く経済的でなく、また食感も重くなる傾向となる。
本発明のパスタソースには、上述した特定の分解度の澱粉分解物以外に、糖アルコールを含有させるとパスタに更に吸水され難いパスタソースが得られ好ましい。糖アルコールとは、糖のアルデヒド基及びケトン基を還元してアルコール基とした多価アルコールであり、例えばソルビトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、オリゴ糖アルコール、分岐オリゴ糖アルコール、デキストリンアルコール等の一種又は二種以上の混合物という。糖アルコールの含有量は、製品に対し好ましくは0.5〜15%、より好ましくは1〜12%である。含有量が前記範囲より少ないと、糖アルコールを含有させることによるパスタへの更なる吸水防止効果が発現し難い傾向であり、一方、含有量を前記範囲より多くしたとしても、期待する程の更なる吸水防止効果が得られ難く経済的でなく、また食感も重くなる傾向となる。
本発明のパスタソースは、上記DEが異なる二種類の澱粉分解物を含有させる他に本発明の効果を損なわない範囲でパスタソースに通常用いられている各種原料を適宜選択し含有させることができる。例えば、牛乳、バター、チーズ等の乳製品、菜種油、コーン油、綿実油、サフラワー油、オリーブ油、紅花油、大豆油、パーム油、魚油、卵黄油等の動植物油及びこれらの精製油、並びにMCT(中鎖脂肪酸トリグリセリド)、ジグリセリド等のように化学的あるいは酵素的処理を施して得られる油脂等の食用油脂、馬鈴薯澱粉、コーンスターチ、タピオカ澱粉、小麦澱粉、米澱粉、これらの澱粉をアルファ化、架橋等の処理を施した化工澱粉、並びに湿熱処理澱粉等の澱粉類、キサンタンガム、タマリンド種子ガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、グアーガム等のガム質、食酢、クエン酸、乳酸、レモン果汁等の酸味材、グルタミン酸ナトリウム、食塩、砂糖、醤油等の各種調味料、卵黄、ホスホリパーゼA処理卵黄、全卵、卵白、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、オクテニルコハク酸化澱粉等の乳化材、動植物のエキス類、胡椒、唐辛子等の香辛料、並びに各種蛋白質やこれらの分解物等、ひらたけ、椎茸、エリンギ、しめじ、マッシュルーム、玉葱、ニンニク、トマト、オリーブ、魚肉類等の具材等が挙げられる。
また、本発明のパスタソースの製造方法は、上記DEが異なる二種類の澱粉分解物を任意の時期に配合させる以外は、常法に則り製すればよい。また、得られたパスタソースは、パウチや缶等の容器包装に充填・密封した後、必要に応じてレトルト殺菌処理や冷凍処理を行ってもよい。
以下、本発明のパスタソースについて、実施例、比較例及び試験例に基づき具体的に説明する。なお、本発明は、これらに限定するものではない。
[実施例1]
下記に示す配合割合で仕上がり100kgのレトルトカルボナーラソースを製した。つまり、撹拌機付きのニーダーに、下記の配合割合に準じ、原料が均一になるように加熱撹拌した。90℃達温後加熱を停止し、ベーコンとブラックペパーを加え、仕上げ撹拌してソースを得た。得られたソースをパウチに140gずつ充填・密封し、120℃で20分間レトルト殺菌し、しかる後、冷却してレトルトカルボナーラソースを製した。なお、澱粉分解物(DE4)は、松谷化学工業(株)製の「パインデックス#100」を、澱粉分解物(DE11)は、同社の「パインデックス#2」をそれぞれ用いた。
<配合割合>
牛乳 15%
クリーム 5%
ナチュラルチーズ 5%
ソルビトール 5%
生卵黄 3%
澱粉分解物(DE4) 3%
澱粉分解物(DE11) 2%
化工澱粉 1%
食塩 1%
キサンタンガム 0.1%
ベーコン 10%
ブラックペパー 0.1%
清水 残余
―――――――――――――――――――――――――
合計 100%
[実施例2]
実施例1において、DE4の澱粉分解物をDE5の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[実施例3]
実施例1において、DE11の澱粉分解物をDE9の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[実施例4]
実施例1において、DE11の澱粉分解物をDE12の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[実施例5]
実施例1において、DE11の澱粉分解物をDE15の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[比較例1]
実施例1において、用いた二種類の澱粉分解物を配合しなかった以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[比較例2]
実施例1において、DE4の澱粉分解物をDE8の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[比較例3]
実施例1において、DE11の澱粉分解物をDE8の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[比較例4]
実施例1において、DE11の澱粉分解物をDE18の澱粉分解物に換えた以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[試験例1]
実施例1〜5、及び比較例1〜4で得られた各レトルトカルボナーラソースを湯煎にて温め、茹でたパスタと絡めたものを、専門パネラーがパスタの状態(吸水し難さ)と食味(口溶け)について評価した。結果を表1に示す。
Figure 0004739300
<吸水し難さ>
◎:吸水が防止されている
○:若干、吸水されているが問題のない程度
△:吸水されている
×:明らかに吸水されている
<口溶け>
◎:適度な口溶けを有する
○−1:若干、口溶けが悪いが問題のない程度
○−2:若干、口溶けが速いが問題のない程度
△−1:口溶けが悪い
△−2:口溶けが速すぎる
×:明らかに口溶けが悪い
<総合評価>
◎:「吸水し難さ」及び「口溶け」のいずれも「◎」であるもの
○:「吸水し難さ」及び「口溶け」のいずれか一方が「◎」で他方が「○」であるもの、またはいずれも「○」のもの
△:総合評価が「◎」「○」「×」以外
×:「吸水し難さ」及び「口溶け」のいずれか、あるいは両方が「×」であるもの
表1より、DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物とを含有したレトルトカルボナーラソース(実施例1〜5)は、澱粉分解物を含有していないもの(比較例1)、あるいは前記DE値と異なる澱粉分解物を含有したもの(比較例2〜4)と比較し、パスタに吸水され難く、適度な口溶けを有することが理解される。特に、DE4以下の澱粉分解物とDE9〜12の澱粉分解物とを含有したもの(実施例1、3、4)は好ましかった。
[実施例6]
実施例1において、DE4の澱粉分解物の含有量を3%から1%に、またDE11の澱粉分解物の含有量を2%から4%に変更した以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[実施例7]
実施例1において、DE4の澱粉分解物の含有量を3%から1.5%に、またDE11の澱粉分解物の含有量を2%から3.5%に変更した以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[実施例8]
実施例1において、DE4の澱粉分解物の含有量を3%から4.5%に、またDE11の澱粉分解物の含有量を2%から0.5%に変更した以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[実施例9]
実施例1において、DE4の澱粉分解物の含有量を3%から4.75%に、またDE11の澱粉分解物の含有量を2%から0.25%に変更した以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[比較例5]
実施例1において、DE4の澱粉分解物の含有量を3%から0%に、またDE11の澱粉分解物の含有量を2%から5%に変更した以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[比較例6]
実施例1において、DE4の澱粉分解物の含有量を3%から5%に、またDE11の澱粉分解物の含有量を2%から0%に変更した以外は、実施例1に準じレトルトカルボナーラソースを製した。
[試験例2]
DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合の違いによるパスタ類への吸水性及びレトルトカルボナーラソースの口溶けへの影響を調べるため、実施例1及び6〜9、並びに比較例5及び6で得られた各パスタソースを湯煎にて温め、茹でたパスタと絡めたものを、専門パネラーがパスタの状態(吸水し難さ)と食味(口溶け)について評価した。結果を表2に示す。なお、表中の評価記号は、試験例1と同じものである。
Figure 0004739300
DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合が20:80〜95:5(質量比)の範囲にあるレトルトカルボナーラソース(実施例1及び6〜9)は、パスタに吸水され難く、適度な口溶けを有し好ましいことが理解される。特に、DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合が30:70〜90:10(質量比)の範囲にあるもの(実施例1、7、8)は優れていた。
[実施例10]
下記に示す配合割合で仕上がり100kgの冷凍きのこクリームソースを製した。つまり、撹拌機付きのニーダーに、下記の配合割合に準じ、原料が均一になるように加熱撹拌してソースを得た。得られたソースをパウチに140gずつ充填・密封した後、冷却をし、きのこクリームソース(チルド品)を製した。なお、澱粉分解物(DE4)は、松谷化学工業(株)製の「パインデックス#100」を、澱粉分解物(DE11)は、同社の「パインデックス#2」をそれぞれ用いた。
<配合割合>
牛乳 20%
クリーム 10%
ソルビトール 5%
澱粉分解物(DE4) 3%
澱粉分解物(DE11) 2%
化工澱粉 1%
食塩 1%
キサンタンガム 0.1%
しめじ 3%
舞茸 3%
ベーコン 3%
清水 残余
―――――――――――――――――――――――――
合計 100%
実施例10で得られた冷凍きのこクリームソースを湯煎にて温め、茹でたパスタと絡めたものを、専門パネラーがパスタの状態(吸水し難さ)と食味(口溶け)について評価したところ、澱粉分解物を配合しなかったものと比べ、パスタに吸水され難く、適度な口溶けを有していた。また、ソルビトールを配合しなかったものと比べ、パスタに更に吸水され難いものであった。

Claims (3)

  1. DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物とを含有していることを特徴とするパスタソース。
  2. DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との含有割合が20:80〜95:5(質量比)である請求項1記載のパスタソース。
  3. DE5以下の澱粉分解物とDE9〜15の澱粉分解物との合計含有量が製品に対し0.1〜15%である請求項1または2記載のパスタソース。
JP2007236084A 2007-09-12 2007-09-12 パスタソース Active JP4739300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236084A JP4739300B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 パスタソース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236084A JP4739300B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 パスタソース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009065878A JP2009065878A (ja) 2009-04-02
JP4739300B2 true JP4739300B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=40602806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007236084A Active JP4739300B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 パスタソース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4739300B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5027190B2 (ja) * 2009-06-17 2012-09-19 ハウス食品株式会社 容器入り調味パスタの製造方法
JP5368376B2 (ja) * 2010-05-31 2013-12-18 日清フーズ株式会社 魚卵入りソース

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3432032B2 (ja) * 1995-01-20 2003-07-28 昭和産業株式会社 麺類の製造方法
JP3503854B2 (ja) * 1996-08-26 2004-03-08 日清製粉株式会社 飲食品添加剤
JP3445961B2 (ja) * 2000-06-29 2003-09-16 キユーピー株式会社 パスタサラダ
JP4744423B2 (ja) * 2006-12-14 2011-08-10 キユーピー株式会社 パスタサラダの製造方法
JP4988485B2 (ja) * 2007-09-07 2012-08-01 ハウス食品株式会社 冷凍調味ソース及び調味ソース掛け食品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009065878A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4110030B2 (ja) 液状食品の膜生成抑制方法
JP6490593B2 (ja) 酸性水中油型乳化調味料
JP4987838B2 (ja) 上掛け用流動状食品
JP4680212B2 (ja) 卵黄含有食品用原料及びその製造方法
JP6147997B2 (ja) 容器詰めサラダの製造方法
JP4739299B2 (ja) パスタソース
JP2020202775A (ja) おからペーストを使用した低糖質パスタソース
JP4864938B2 (ja) 冷凍麺類及びその製造方法
JP4739300B2 (ja) パスタソース
JP2017148066A (ja) 容器に充填・密封された加熱殺菌処理済食品
JP6510717B1 (ja) 加熱凝固卵白の製造方法
JP7148676B2 (ja) 調味用組成物及びその使用
JP6762691B2 (ja) 耐熱性を有するゲル状食品
JP2006238708A (ja) 蒟蒻加工品
JP4744423B2 (ja) パスタサラダの製造方法
JP5131862B2 (ja) おからペーストを使用した冷凍カルボナーラソース
JP4619345B2 (ja) 酸性水中油型乳化食品
JP5654836B2 (ja) クリーム状レトルト食品及びその製造方法
JP5523945B2 (ja) レトルト中華麺用穀粉組成物およびこれを用いたレトルト中華麺の製造方法
JP4619332B2 (ja) パスタ入り加工食品の製造方法
JP6646245B2 (ja) 冷凍食品の製造方法
JP7336515B2 (ja) 麺類用ソース及びその製造方法
JP2018166424A (ja) 乳化ソース及び容器詰ソース
JP5951436B2 (ja) 容器入り液状又はペースト状食品組成物の製造方法
JP2010220500A (ja) フィリング

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4739300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250