JP2016158417A - モータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素なハウジングの構造でパルス出力基板によるモータの回転数検出精度を高め、モータの品質及び生産性を向上することができるモータ装置を提供する。【解決手段】モータ(2)の駆動軸(10)と一体回転するセンサマグネット(38)と、センサマグネットが位置するセンサ収容部(32)を有するハウジング(16)と、磁気透過性のベース(40)、及びベースの実装面(40a)に実装されると共にセンサマグネットの回転を検出し、パルスを出力する回転検出素子(42)を有するパルス出力基板(22)と、パルス出力基板と電気的に接続されるターミナル(18)とを備え、ターミナルは、パルス出力基板が挿入される挿入部(18c)を有し、挿入部は、センサ収容部に開口し、パルス出力基板の挿入に伴いベースの実装面の裏面(40b)をセンサマグネットに対向させた状態でパルス出力基板をセンサマグネット近傍にて支持し且つパルス出力基板を電気的に接続する。【選択図】図4

Description

本発明はモータ装置に関する。
この種のモータ装置は、駆動軸を有するモータと、駆動軸と一体回転するセンサマグネットと、センサマグネットが位置するセンサ収容部を有するハウジングと、センサマグネットの回転を検出し、パルスを出力するホール素子を有するパルス出力基板とを有するものが知られている。ホール素子は、パルス出力基板のベースの実装面に実装される。
特許文献1には、プリント回路基板のホール効果セルを磁気円盤の直近に隔板等を介することなく対向して位置付けたギアーモータが開示されている。
また、特許文献2には減速機構を備えた小型モータが開示されている。このパルス出力基板は、ホール素子の実装面がセンサマグネットに対向させる向きでセンサホルダに固定されている。また、ホール素子とセンサマグネットとの間には、ハウジングの隔板とセンサホルダの底板とが存在する。また、センサホルダには、パルス出力基板を固定するための係止爪と、パルス出力基板を位置決めするための位置決め突起が設けられている。また、ホール素子にはリード線が半田付け等で接続され、これよりパルス出力基板がパワーウインドウ制御回路と電気的に接続されている。
特表2002−508920号公報 特許第4121108号公報
上記特許文献1では、ホール素子の実装面がセンサマグネットに対向されている。このため、駆動軸の回転に伴い、駆動軸近傍の摺動部に供給されるグリスが飛散してホール素子に付着すると、ホール素子から出力されるパルスの出力精度が著しく悪化するおそれがある。また、ホール素子とセンサマグネットとの間にグリスに付着した金属異物が介在すると、パルス出力精度のさらなる悪化を招く。
さらには、パルス出力基板に付着したグリス成分によって、パルス出力基板のモールド剤の破壊、腐食、異物ショート等の不具合が生じる懸念もある。そこで、上記特許文献2に示されるように、ホール素子とセンサマグネットとの間にハウジングの隔板とセンサホルダの底板とを位置付けることにより、グリス等からホール素子を保護する構造が考えられる。しかし、これではハウジングの構造が複雑になり、ハウジングひいてはモータの生産性が悪化するおそれがある。
また、ホール素子からのパルス出力精度を確保するためには、センサマグネットに対するパルス出力基板ひいてはホール素子の位置精度を高めなければならない。したがって、上記特許文献2では、パルス出力基板を位置決めするセンサホルダ、及びその係止爪、位置決め突起の寸法精度の厳密な管理が要求され、ハウジングひいてはモータの生産性がさらに悪化しかねない。
また、上記特許文献2において、ホール素子にリード線を半田付けする工程は、モータの組み立て工数を増大し、工程の自動化をも困難にする。また、リード線が引っ張られたりして半田付け部に負荷がかかると、リード線が半田付け部から外れ、パルス出力基板への通電が遮断されることがあり、モータの品質を確保できないおそれもある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡素なハウジングの構造でパルス出力基板によるモータの回転数検出精度を高め、モータの品質及び生産性を向上することができるモータ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のモータ装置は、駆動軸を有するモータと、前記駆動軸と一体回転するセンサマグネットと、前記センサマグネットが位置するセンサ収容部を有するハウジングと、磁気透過性のベース、及び前記ベースの実装面に実装されると共に前記センサマグネットの回転を検出し、パルスを出力する回転検出素子を有するパルス出力基板と、前記パルス出力基板と電気的に接続されるターミナルとを備え、前記ターミナルは、前記パルス出力基板が挿入される挿入部を有し、前記挿入部は、前記センサ収容部に開口し、前記パルス出力基板の挿入に伴い、前記ベースの前記実装面の裏面を前記センサマグネットに対向させた状態で前記パルス出力基板を前記センサマグネット近傍にて支持し、且つ前記パルス出力基板を電気的に接続する。
好ましくは、前記ターミナルは、前記パルス出力基板の前記実装面及び前記裏面を挟持することで前記挿入部を形成する接触端子を有する。
好ましくは、前記接触端子は、可動ピンと固定ピンとからなり、前記可動ピンは、弾性変形により前記パルス出力基板を前記固定ピンとの間で挟持するべく前記固定ピンから離間する方向の変位が許容され、一方、前記固定ピンは、前記可動ピンから離間する方向の変位を阻止するべく前記ハウジングに固定されている。
好ましくは、前記センサ収容部は、前記挿入部に対する前記パルス出力基板の挿入深さを規定する挿入規制部を有する。
好ましくは、前記ターミナルは複数設けられ、前記パルス出力基板には、前記挿入部への前記パルス出力基板の挿入に際し、前記複数のターミナルの前記各接触端子が接触する複数の接触部が形成される。
好ましくは、前記パルス出力基板は、前記挿入部への前記パルス出力基板の挿入が開始される前端面を有し、前記前端面は、前記パルス出力基板の挿入方向に前記前端面を段階的に突出させる段差部を有する。
好ましくは、前記複数のターミナルの前記各可動ピンは、前記パルス出力基板の挿入方向で異なる位置に前記パルス出力基板に対する当接部を有する。
本発明のモータ装置によれば、簡素なハウジングの構造でパルス出力基板によるモータの回転数検出精度を高め、モータの品質及び生産性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るモータ装置1の斜視図である。 図1のギヤユニットの一部を断面で示したモータ装置の部分的な斜視図である。 図2のパルス出力基板を設置する前のギヤハウジングを一部断面で示した部分的な斜視図である。 図3にてパルス出力基板を設置した後の斜視図である。 図2のパルス出力基板を設置する前のギヤハウジングをギヤハウジング開口端側から示した部分的な斜視図である。 図5にてパルス出力基板を設置した後の斜視図である。 図2のパルス出力基板を拡大して示した側面図である。 図2のパルス出力基板をその実装面側から見た平面図である。 図7のパルス出力基板及びターミナルの変形例となる当接状態をパルス出力基板の実装面側から見た平面図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るモータ装置1の斜視図である。図1に示すように、モータ装置1は、モータ2、給電コネクタ4、及びギヤユニット6を備えている。ギヤユニット6は例えば減速機であって、モータ装置1は、防水仕様のギヤユニット付き直流モータ装置であり、自動車の窓ガラスを自動的に開閉するパワーウインドウ、車体の天井部に取り付けられる電動サンルーフ、電動スライドドア等の自動車用電装機器の駆動に用いられる。
図2は、図1のギヤユニット6の一部を断面で示したモータ装置1の部分的な斜視図である。図2に示すように、モータ2は、モータケース8、駆動軸10、及びエンドベルキャップ12を備えている。モータケース8は、フランジが設けられたモータケース開口端14を有している。駆動軸10及びエンドベルキャップ12は、図示しない完成ロータからモータケース開口端14を通じてモータケース8から突出されている。
エンドベルキャップ12は、エンドベル、ブラシホルダ、ブラシ、ターミナル(何れも図示しない)等から構成されている。給電コネクタ4は、後述するギヤハウジング(ハウジング)16と一体に樹脂成形され、複数のターミナル18と有底円筒形状のコネクタ取付部20とを有している。
ターミナル18は、金属製であってギヤハウジング16に例えば4つインサート成形され、コネクタ取付部20の底からは各ターミナル18の接続端子18aが駆動軸10の軸線方向Xに沿ってモータ2に向けて突出されている。コネクタ取付部20に図示しない外部のコネクタを取り付けることにより、接続端子18aからターミナル18ひいては後述するパルス出力基板22に通電することができる。
ギヤユニット6は、ギヤハウジング16とギヤハウジング16に収容されるギヤ列24とを備えている。ギヤハウジング16は、ギヤハウジング開口端26を有している。モータ2からは、ギヤユニット6に向けて駆動軸10が延び、ギヤハウジング開口端26には、モータケース開口端14のフランジが軸線方向Xからボルト結合される。ギヤ列24は、駆動軸10に固定されたウォーム28と、ウォーム28に噛み合わされるウォームホイール30とから構成されている。
図1に示すように、ウォームホイール30は、ホイール本体の中央から立設された出力軸31を備え、出力軸31の先端部にはその外周にギヤ部31aが形成されている。ギヤ部31aは、モータ装置1の外部に配置され且つ図示しない被駆動装置と連結された回転部材(例えば、ケーブルドラムの軸)のギヤ部と噛み合わされる。
こうして、モータ2の回転駆動力は、駆動軸10を介して、ウォーム28、ウォームホイール30、出力軸31を順次経て回転部材、すなわち、外部の被駆動装置に伝達される。なお、ウォームホイール30の回転は図示しない緩衝ラバー等を介して出力軸31に伝達されても良い。
図2に示すように、ギヤハウジング16内には、連通した空間として、センサ収容部32、軸収容部34、及びギヤ収容部36が形成されている。センサ収容部32は、駆動軸10の径方向Y(図2で見て上下方向)で給電コネクタ4に隣接する位置に形成され、ギヤハウジング開口端26により開口されており、モータケース開口端14から突出したエンドベルキャップ12、パルス出力基板22、及び後述するセンサマグネット38等が収容されている。
軸収容部34は、センサ収容部32から軸線方向Xに沿ってモータ2と反対方向に延び、センサ収容部32から縮径された形状を有し、駆動軸10及びウォーム28等が収容されている。ギヤ収容部36は、軸収容部34から径方向Yに沿って給電コネクタ4と反対方向に延び、ウォームホイール30等が収容されている。
センサ収容部32内に収容されたセンサマグネット38は、環状に形成されて駆動軸10に一体回転可能に固定され、駆動軸10と一体回転しつつ磁束を発生する。パルス出力基板22は、センサ収容部32内でセンサマグネット38近傍にて、センサマグネット38に径方向Yで対向して位置付けられている。
図3はパルス出力基板22を設置する前のギヤハウジング16を一部断面で示した部分的な斜視図であり、図4は図3にてパルス出力基板22を設置した後の斜視図である。図3に示すように、パルス出力基板22は、パターン及び素子等が片面のみに存在する片面実装基板であり、磁気透過性のベース40を有している。ベース40の実装面40aには、センサマグネット38の回転を磁束の変化に基づいて検出するGMR素子(回転検出素子)41及び図示しないコンデンサやダイオード等の電子チップが実装されている。
GMR素子41は巨大磁気抵抗素子であって、磁場により物質の電気抵抗が変化する磁気抵抗効果の中でも、特にその相対変化の度合いが大きい巨大磁気抵抗効果を利用した半導体素子であり、検出したセンサマグネット38の回転に基づくパルスをモータ2の図示しない回転数制御部に出力する。各ターミナル18は、前述した接続端子18aと、接続端子18aから径方向Yに屈曲されると共に給電コネクタ4内に一部が埋め込まれた垂直部18bと、センサ収容部32に開口し、パルス出力基板22が挿入される挿入部18cとを有している。
図4に示すように、挿入部18cは、パルス出力基板22の挿入に伴い、ベース40の実装面40aの裏面40bをセンサマグネット38に対向させた状態でパルス出力基板22をセンサマグネット38近傍にて支持し(図2参照)、且つパルス出力基板22を電気的に接続してパルス出力基板22への通電を可能としている。
図5はパルス出力基板22を設置する前のギヤハウジング16をギヤハウジング開口端26側から示した部分的な斜視図であり、図6は図5にてパルス出力基板22を設置した後の斜視図である。図5及び図6に示すように、各ターミナル18は接触端子42を有し、各ターミナル18の4つの接触端子42は、駆動軸10の径方向Z(図5及び図6で見て左右方向)に並列され、パルス出力基板22の実装面40a及び裏面40bを挟持することで挿入部18cを形成している。
図5に示すように、ギヤハウジング16には、センサ収容部32の側面に基板ガイド溝(挿入規制部)43が形成されている。パルス出力基板22を基板ガイド溝43に挿入することにより、センサ収容部32に収容される。基板ガイド溝43には突き当て部43aが形成され、基板ガイド溝43までパルス出力基板22が挿入されると、挿入部18cに対するパルス出力基板22の挿入深さが制限される。すなわち、基板ガイド溝43における突き当て部43aの位置により挿入部18cに対するパルス出力基板22の挿入深さが規定される。
図7は図2のパルス出力基板22を拡大して示した側面図である。図7にも示すように、各接触端子42は、図7で見て上側の可動ピン42aと、図7で見て下側の固定ピン42bとを有するクリップ形状をなしている。可動ピン42aは、実装面40aに当接し、弾性変形によりパルス出力基板22を固定ピン42bとの間で挟持するべく固定ピン42bから離間する方向の変位が許容されている。一方、固定ピン42bは、裏面40bに当接し、可動ピン42aから離間する方向の変位を阻止するべくギヤハウジング16に一部が埋設されて固定されている。
また、各可動ピン42aにはパルス出力基板22に対する当接部42a2が形成され、当接部42a2は図7で見て円弧状をなしている。これにより、パルス出力基板22に対する可動ピン42aの接触面積が小さくなり、実装面40aに対する可動ピン42aの押圧力を高めることができるため、クリップ形状の接触端子42によりパルス出力基板22をしっかりと挟持可能となる。
図8はパルス出力基板22を実装面40a側から見た平面図である。図8に示すように、パルス出力基板22の実装面40aには、挿入部18cへのパルス出力基板22の挿入に際し各接触端子42の可動ピン42aが接触する電極部(接触部)44が4つ形成されている。また、パルス出力基板22は、挿入部18cへのパルス出力基板22の挿入が開始される前端面40cを有し、この前端面40cには、パルス出力基板22の挿入方向(すなわち軸線方向X)に前端面40cを段階的に突出させる2つの段差部40c1、40c2を左右両側に有している。
以上のように本実施形態では、ターミナル18はパルス出力基板22が挿入される挿入部18cを有し、この挿入部18cは、センサ収容部32に開口し、パルス出力基板22の挿入に伴い、ベース40の実装面40aの裏面40bをセンサマグネット38に対向させた状態でパルス出力基板22をセンサマグネット38近傍にて支持し、且つパルス出力基板22を電気的に接続して通電する。
これにより、パルス出力基板22ひいてはGMR素子41へのグリス及び金属異物の飛散をベース40により遮蔽することができる。ベース40は磁気透過性材料から形成されるため、GMR素子41からのパルス出力精度に影響はない。これにより、ギヤハウジング16にグリス等の遮蔽部を形成する必要はない。また、ターミナル18によりパルス出力基板22の挿入部18cが形成されるため、パルス出力基板22を固定して位置決めするためのセンサホルダ、その係止爪、位置決め突起等の部位をギヤハウジング16に形成する必要はない。
また、挿入部18cへのパルス出力基板22の挿入だけでパルス出力基板22への給電と、パルス出力基板22に実装されるGMR素子41等からのパルスを外部へ出力することが可能であることから、パルス出力基板22へのリード線の半田付け工程を削減することができ、また、挿入部18cへのパルス出力基板22の挿入は自動化が容易に可能である。したがって、簡素なギヤハウジング16の構造でパルス出力基板22によるモータ2の回転数検出精度を高め、モータ2の品質及び生産性を向上することができる。
より詳しくは、挿入部18cはターミナル18の接触端子42でパルス出力基板22の実装面40a及び裏面40bを挟持することでパルス出力基板22の位置決め及び通電を同時に可能とする。接触端子42によるパルス出力基板22の挟持は、実装面40aに接触する可動ピン42aと、裏面40bに接触する固定ピン42bとで行われる。可動ピン42aは、弾性変形によりパルス出力基板22を固定ピン42bとの間で挟持するべく固定ピン42bから離間する方向の変位が許容され、挿入部18cへのパルス出力基板22の挿入を許容する。
一方、固定ピン42bは、可動ピン42aから離間する方向の変位を阻止するべくギヤハウジング16に固定される。これにより、図7に示すように、裏面40bとセンサマグネット38との距離D1が一定となる。パルス出力基板22の厚みtは一定であることから、距離D1と厚みtとの合計の一定となる距離D2がGMR素子41とセンサマグネット38との離間距離として維持される。
また、基板ガイド溝43により、挿入部18cに対するパルス出力基板22の挿入深さを規定可能である。これにより、挿入部18cにパルス出力基板22が押し込まれ過ぎたりして距離D2が変動し、パルス出力精度ひいてはモータ2の回転数検出精度が低下するのを防止することができる。
また、パルス出力基板22の前端面40cに段差部40c1、40c2が形成されることにより、挿入部18cへのパルス出力基板22の挿入の際、各電極部44及びその前側の部分のベース40に対し各接触端子42が段階的に接触される。これにより、パルス出力基板22への挿入荷重が時間的に分散され、挿入部18cへの挿入に伴いパルス出力基板22が割れて破損するのを防止することができる。
本発明は上記実施形態に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、各ターミナル18の4つの接触端子42により挿入部18cを形成しているが、ターミナル18ひいては接触端子42の数は限定されないし、挿入部18cの態様はクリップ形状の接触端子42によるものに限定されない。
また、上記実施形態では、センサマグネット38の回転数検出にGMR素子41を使用しているが、GMR素子41の代わりに他の磁気センサ(例えばホール素子)を用いても良い。
また、上記実施形態では、パルス出力基板22は、パターン、GMR素子41素子、及び他の電子チップがすべて実装面40aである片面のみに存在する片面実装基板である。しかし、これに限らず、パルス出力基板22の仕様は、少なくともGMR素子41が実装面40aに実装されていれば良く、パターン及びGMR素子41以外の電子チップが実装面40aの裏面40bに存在しても良い。
また、上記実施形態では、パルス出力基板22の前端面40cに段差部40c1、40c2を設けている。しかし、これに限らず、パルス出力基板22の前端面40cに段差部40c1、40c2を設ける代わりに、図9に示すように、各接触端子42の可動ピン42aの長さを変更し、パルス出力基板22の挿入方向で当接部42a2をパルス出力基板22の異なる位置に段階的に当接させても良い。この場合にも、段差部40c1、40c2を設けた場合と同様に、各接触端子42によるパルス出力基板22への挿入荷重を時間的に分散し、パルス出力基板22の割れ等の破損を防止可能である。
1 モータ装置
2 モータ
10 駆動軸
16 ギヤハウジング(ハウジング)
18 ターミナル
18c 挿入部
22 パルス出力基板
32 センサ収容部
38 センサマグネット
40 ベース
40a 実装面
40b 裏面
40c 前端面
40c1、40c2 段差部
41 GMR素子(回転検出素子)
42 接触端子
42a 可動ピン
42b 固定ピン
43 基板ガイド溝(挿入規制部)
42a2 当接部
44 電極部(接触部)

Claims (7)

  1. 駆動軸を有するモータと、
    前記駆動軸と一体回転するセンサマグネットと、
    前記センサマグネットが位置するセンサ収容部を有するハウジングと、
    磁気透過性のベース、及び前記ベースの実装面に実装されると共に前記センサマグネットの回転を検出し、パルスを出力する回転検出素子を有するパルス出力基板と、
    前記パルス出力基板と電気的に接続されるターミナルと
    を備え、
    前記ターミナルは、前記パルス出力基板が挿入される挿入部を有し、
    前記挿入部は、前記センサ収容部に開口し、前記パルス出力基板の挿入に伴い、前記ベースの前記実装面の裏面を前記センサマグネットに対向させた状態で前記パルス出力基板を前記センサマグネット近傍にて支持し、且つ前記パルス出力基板を電気的に接続する、モータ装置。
  2. 前記ターミナルは、前記パルス出力基板の前記実装面及び前記裏面を挟持することで前記挿入部を形成する接触端子を有する、請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記接触端子は、可動ピンと固定ピンとからなり、
    前記可動ピンは、弾性変形により前記パルス出力基板を前記固定ピンとの間で挟持するべく前記固定ピンから離間する方向の変位が許容され、一方、前記固定ピンは、前記可動ピンから離間する方向の変位を阻止するべく前記ハウジングに固定されている、請求項2に記載のモータ装置。
  4. 前記センサ収容部は、前記挿入部に対する前記パルス出力基板の挿入深さを規定する挿入規制部を有する、請求項3に記載のモータ装置。
  5. 前記ターミナルは複数設けられ、
    前記パルス出力基板には、前記挿入部への前記パルス出力基板の挿入に際し、前記複数のターミナルの前記各接触端子が接触する複数の接触部が形成される、請求項3又は4に記載のモータ装置。
  6. 前記パルス出力基板は、前記挿入部への前記パルス出力基板の挿入が開始される前端面を有し、
    前記前端面は、前記パルス出力基板の挿入方向に前記前端面を段階的に突出させる段差部を有する、請求項5に記載のモータ装置。
  7. 前記複数のターミナルの前記各可動ピンは、前記パルス出力基板の挿入方向で異なる位置に前記パルス出力基板に対する当接部を有する、請求項5に記載のモータ装置。
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