JP2016158066A - 原稿読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、読取画像の画像ブレを抑制できる原稿読取装置を提供する。【解決手段】原稿読取部と原稿搬送部とを備え、自動読取モードを有している原稿読取装置であって、原稿読取領域において原稿読取部の上面にコンタクトガラス106が配され、自動読取モード時におけるコンタクトガラス106の原稿搬送方向下流側にはマイラー115が配置される。自動読取モード時において、原稿読取領域(コンタクトガラス106の上面)を通過した原稿は、マイラー115に当接することによって搬送方向を上方に向けられ、下流側搬送路114へ案内される。また、原稿の先端がマイラー115に衝突する際には、マイラー115が撓んでその衝撃を吸収する。【選択図】図3

Description

本発明は、原稿トレイに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ搬送し、搬送される原稿の自動読取を行う原稿読取装置、および該原稿読取装置を備えた画像形成装置に関する。
複写機、複合機、ファクシミリ装置などの画像形成装置では、原稿の画像を読み取る原稿読取装置が備えられている。通常の原稿読取装置では、原稿トレイに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ搬送し、搬送される原稿の自動読取が可能である(例えば、特許文献1)。
このような原稿読取装置は、原稿読取部と、その上面に配置されるADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送装置)とからなる。原稿読取装置は、原稿読取部のプラテンガラス上に載置された原稿の画像を、光源や反射ミラーを備えた走査ユニットを走査しながら読み取る手動読取モードと、ADFの原稿トレイに載置された原稿束から原稿を1枚ずつ搬送し、搬送される原稿の画像を読み取る自動読取モードを有している。
自動読取モードでは、原稿トレイから搬送される原稿は、搬送路から原稿読取領域に送られ、結像レンズやCCD(Charge Coupled Device)により原稿画像が読み取られる。画像を読み取られた原稿はさらに搬送され、排紙トレイ上へ排出される。
従来の原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図を図7に示す。原稿読取領域では、原稿読取部の上面にコンタクトガラス501が配されている。コンタクトガラス501の下方には、光源及び反射ミラーを備えた走査ユニット(図示せず)が位置しており、ADFの上流側搬送路511から原稿読取領域に搬送されてくる原稿は、コンタクトガラス501上を通過する際に画像が読み取られる。
原稿読取部の上面において、コンタクトガラス501の下流側には傾斜面502が設けられている。コンタクトガラス501上を通過した原稿は、傾斜面502によって搬送方向を上方に向けられ、ADFの下流側搬送路512から排紙トレイ(図示せず)へ案内される。また、ADFには、傾斜面502を通過した後の原稿を下流側搬送路512に確実に案内するためのマイラー(可撓性部材)513が設けられている。
特開2008−5360号公報
従来の原稿読取装置では、画像が読み取られた後の原稿は、傾斜面502によって下流側搬送路512に案内され、排紙トレイへ排出される。このような構成では、原稿の先端が傾斜面502に衝突する際の衝撃によって搬送速度が変化し、読取画像に画像ブレが生じるといった課題がある。
上記画像ブレは、傾斜面502の傾斜を緩やかにし、原稿の先端が傾斜面502に衝突する際の衝撃を減らすことでも抑制できる。しかしながらこの場合は、傾斜面502における原稿搬送方向の幅が大きくなり、原稿読取装置が大型化するといった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく、読取画像の画像ブレを抑制できる原稿読取装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の原稿読取装置は、原稿読取部と、前記原稿読取部の上面に配置される原稿搬送部とを備え、前記原稿搬送部によって原稿を1枚ずつ搬送し、原稿読取領域に搬送される原稿の画像を前記原稿読取部によって読み取る自動読取モードを有している原稿読取装置であって、前記原稿読取領域において前記原稿読取部の上面に透明な読取板が配されており、前記自動読取モード時に、前記原稿読取領域を通過した原稿を前記原稿搬送部の搬送路へ案内するための可撓性部材が設けられており、前記可撓性部材は、前記原稿読取領域を通過した原稿に当接することによって前記原稿の搬送方向を変えて前記搬送路へ案内すると共に、前記原稿に当接した際に撓むことが可能な構成であることを特徴としている。
上記の構成によれば、自動読取モード時において、原稿読取領域を通過した原稿は、可撓性部材に当接することによって搬送方向を変えられて原稿搬送部の搬送路へ案内され、その際には、原稿の先端が可撓性部材に衝突する時の衝撃が可撓性部材の撓みによって吸収される。これにより、読取画像の画像ブレを抑制することができる。また、可撓性部材が撓んで原稿衝突時の衝撃を吸収する構成であるため、可撓性部材の傾斜を必要以上に緩やかにすることもなく、原稿読取装置が大型化することも回避できる。
また、上記原稿読取装置では、前記可撓性部材は、前記原稿搬送部の搬送路のガイド面から上流側に延長するように設けられており、且つ、原稿搬送方向の上流側から下流側に向けて上向きに傾斜するように配置されており、前記可撓性部材の上流側端部は、前記透明な読取板の上面よりも下方に位置する自由端となっている構成とすることができる。
上記の構成によれば、原稿読取領域を通過した原稿が原稿搬送部側に設けられた可撓性部材に当接して、その搬送方向が上方に向けられ、その際に可撓性部材が撓むような構成を得ることができる。
また、上記原稿読取装置では、前記原稿読取部における前記可撓性部材の下方には、前記可撓性部材と略平行な傾斜面が形成されており、前記可撓性部材と前記傾斜面との間に所定の空間が設けられている構成とすることができる。
また、上記原稿読取装置では、前記原稿読取部における前記可撓性部材の下方には、水平面が形成されており、前記可撓性部材と前記水平面との間に所定の空間が設けられている構成とすることができる。
また、上記原稿読取装置では、前記可撓性部材は、前記透明な読取板から下流側に設けられており、且つ、原稿搬送方向の上流側から下流側に向けて上向きに傾斜するように配置されており、前記可撓性部材の下流側端部は、前記透明な読取板の上面よりも上方に位置する自由端となっている構成とすることができる。
上記の構成によれば、原稿読取領域を通過した原稿が原稿読取部側に設けられた可撓性部材に当接して、その搬送方向が上方に向けられ、その際に可撓性部材が撓むような構成を得ることができる。
また、上記原稿読取装置では、前記可撓性部材は、折れ曲がった形状をしており、その一方の面が前記透明な読取板の上面を覆うように配置され、その他方の面が前記透明な読取板の下流端から上方に向けて傾斜している構成とすることができる。
また、上記原稿読取装置では、前記可撓性部材は、折れ曲がった形状をしており、その一方の面が前記透明な読取板の下流側側面に配置され、その他方の面が前記透明な読取板の下流端から上方に向けて傾斜している構成とすることができる。
また、上記原稿読取装置では、前記透明な読取板の下流側であって、前記自動読取モード時に前記可撓性部材によって覆われる面に、前記原稿読取部の透明な原稿載置板上に載置される原稿の載置位置、または原稿サイズを示す指標が形成されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、透明な読取板に対して、下流側のすぐ横の領域に指標を形成することになり、透明な原稿載置板と透明な読取板との間の寸法を縮小し、原稿読取装置の小型化を図ることができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、上記記載の原稿読取装置を備えていることを特徴としている。
本発明の原稿読取装置は、原稿の自動読取モード時において、原稿読取領域を通過した原稿の先端が可撓性部材に衝突する時の衝撃が可撓性部材の撓みによって吸収され、読取画像の画像ブレを抑制することができるといった効果を奏する。また、可撓性部材の傾斜を必要以上に緩やかにすることもなく、原稿読取装置が大型化することも回避できる。
実施の形態1に係る原稿読取装置の概略構成を示す断面図である。 実施の形態1の原稿読取装置において、原稿読取部の上面を示す斜視図である。 実施の形態1の原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図である。 実施の形態1の変形例を示すものであり、原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図である。 実施の形態2の原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図である。 実施の形態3の原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図である。 従来の原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の説明において、上流側および下流側とは、原稿の搬送方向における上流側および下流側を示している。
図1は、本実施の形態1に係る原稿読取装置の概略構成を示す断面図である。上記原稿読取装置は、複写機、複合機、ファクシミリ装置などの画像形成装置において備えられ、原稿の複写時やファクス送信時等に原稿の画像を読み取る。
原稿読取装置は、図1に示すように、原稿読取部100と、その上面に配置されるADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送装置)110とからなる。ADF110は、その奥一辺をヒンジ(図示せず)により原稿読取部100の奥一辺に軸支され、その手前部分を上下させることにより開閉される。ADF110が開かれたときには、原稿読取部100のプラテンガラス101が開放され、このプラテンガラス(透明な原稿載置板)101上に原稿が載置される。図2は、ADF110を取り外した状態での原稿読取部100の上面を示す斜視図である。
上記原稿読取装置は、原稿読取部100のプラテンガラス101上に載置された原稿の画像を、第1走査ユニット(光源ユニット)102および第2走査ユニット103を走査しながら読み取る手動読取モードと、ADF110の原稿トレイ111に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ原稿読取領域に搬送して読み取る自動読取モードを有している。
自動読取モードでは、原稿トレイ111から搬送される原稿は、搬送路から原稿読取領域に送られ、第1走査ユニット102、第2走査ユニット103、結像レンズ104、及びCCD(Charge Coupled Device)105により原稿画像が読み取られる。画像を読み取られた原稿はさらに搬送され、排紙トレイ112上へ排出される。
図3は、本実施の形態1の原稿読取装置における原稿読取領域付近の拡大図である。本実施の形態1の原稿読取装置では、原稿読取領域において原稿読取部100の上面にコンタクトガラス(透明な読取板)106が配されている。コンタクトガラス106の下方には第1走査ユニット102が位置しており、ADF110の上流側搬送路113から原稿読取領域に搬送されてくる原稿は、コンタクトガラス106上を通過する際に画像が読み取られる。
原稿読取部100の上面において、コンタクトガラス106の下流側には凹部107が設けられている。また、ADF110の下流側搬送路114においては、下側ガイド材114Aの上流側先端部にマイラー(可撓性部材)115が設けられている。
マイラー115は、その下流側端部を下側ガイド材114Aの原稿ガイド面に貼付され、原稿搬送方向の上流側から下流側に向けて上向きに傾斜するように配置されている。また、ADF110を閉じた状態で、マイラー115は凹部107の上面107Aを覆う位置に配置され、且つ、マイラー115の上流側端部はコンタクトガラス106の上面よりも下方に位置する。さらに、マイラー115と上面107Aとの間には所定の空間が設けられており、この空間によってマイラー115は上面107A側に向けて撓むことが可能となっている。上記構成により、自動読取モードでの原稿搬送時には、コンタクトガラス106上を通過した原稿は、マイラー115に当接することによって搬送方向を上方に向けられ、ADF110の下流側搬送路114へ案内される。
また、マイラー115と凹部107の上面107Aとの間には所定の空間が設けられているため、原稿の先端がマイラー115に衝突する際には、マイラー115が撓んでその衝撃を吸収する。これにより、原稿の先端がマイラー115に衝突する際の衝撃によって搬送速度が変化することを抑制し、読取画像における画像ブレを防止することができる。また、マイラー115が撓んで原稿衝突時の衝撃を吸収する構成であるため、マイラー115の傾斜を必要以上に緩やかにすることもなく、原稿読取装置が大型化することも回避できる。
尚、図3に示す構成では、凹部107の上面107Aはマイラー115と略平行な傾斜面となっているが、本発明はこれに限定されるものではない。凹部107は、マイラー115の上流側端部をコンタクトガラス106の上面よりも下方に位置させるために設けられるものであって、その形状は特に限定されるものではない。
例えば図4に示すように、コンタクトガラス106とプラテンガラス101との間の部材108を段差状として、凹部107の底面107Bを水平面としても良い。この場合、マイラー115は、上流側端部以外であれば部材108に接していても良い。すなわち、マイラー115は、少なくとも搬送される原稿と衝突する箇所が撓むように上流側端部(下端)が自由端となっていれば良い。
〔実施の形態2〕
実施の形態1に係る原稿読取装置では、マイラー115はADF110に取り付けられているが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施の形態2では、実施の形態1のマイラー115に代えて、原稿読取部100にマイラーを取り付けた構成について説明する。尚、マイラー以外の構成については、実施の形態1とほぼ同じ構成であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図5は、本実施の形態2の原稿読取装置における原稿読取領域付近の一例を示す拡大図である。図5に示す原稿読取装置では、コンタクトガラス106上にマイラー116を設けている。マイラー116は、断面「く」の字形の折れ曲がった形状をしており、その一方の面116Aがコンタクトガラス106の上面を覆うように配置されている。そして、マイラー116の他方の面116Bは、コンタクトガラス106の下流端から上方に向けて傾斜している。尚、面116Aは、コンタクトガラス106の上面に直接接着するのではなく、コンタクトガラス106の周辺で接着領域を設けることが好ましい。また、マイラー116は、透明の部材として設けられる。
マイラー116の面116Bと凹部107の上面107Aとの間には所定の空間が設けられており、この空間によって面116Bは上面107A側に向けて撓むことが可能となっている。尚、マイラー116は、面116Bの下流側端部(上端)が自由端となっていることで、撓むことが可能となっている。自動読取モードでの原稿搬送時には、コンタクトガラス106上を通過した原稿は、面116Bに当接することによって搬送方向を上方に向けられ、ADF110の下流側搬送路114へ案内される。
また、原稿の先端が面116Bに衝突する際には、面116Bが撓んでその衝撃を吸収する。これにより、原稿の先端が面116Bに衝突する際の衝撃によって搬送速度が変化することを抑制し、読取画像における画像ブレを防止することができる。また、面116Bの傾斜を必要以上に緩やかにすることもなく、原稿読取装置が大型化することも回避できる。
〔実施の形態3〕
図6は、本実施の形態3の原稿読取装置における原稿読取領域付近の他の例を示す拡大図であり、実施の形態2の原稿読取装置の変形例である。図6に示す原稿読取装置では、コンタクトガラス106の側方に原稿読取部100にマイラー117を設けている。マイラー117は、断面「く」の字形の折れ曲がった形状をしており、その一方の面117Aがコンタクトガラス106の下流側側面に接着されている。そして、マイラー117の他方の面117Bは、コンタクトガラス106の下流端から上方に向けて傾斜している。
マイラー117の面117Bと凹部107の上面107Aとの間には所定の空間が設けられており、この空間によって面117Bは上面107A側に向けて撓むことが可能となっている。尚、マイラー117は、面117Bの下流側端部(上端)が自由端となっていることで、撓むことが可能となっている。自動読取モードでの原稿搬送時には、コンタクトガラス106上を通過した原稿は、面117Bに当接することによって搬送方向を上方に向けられ、ADF110の下流側搬送路114へ案内される。
また、原稿の先端が面117Bに衝突する際には、面117Bが撓んでその衝撃を吸収する。これにより、原稿の先端が面117Bに衝突する際の衝撃によって搬送速度が変化することを抑制し、読取画像における画像ブレを防止することができる。また、面117Bの傾斜を必要以上に緩やかにすることもなく、原稿読取装置が大型化することも回避できる。
〔実施の形態4〕
本実施の形態4に係る原稿読取装置では、原稿読取装置のさらなる小型化に寄与する構成について説明する。原稿読取装置の手動読取モードでは、原稿読取部100のプラテンガラス101上に原稿を載置し、第1走査ユニット(光源ユニット)102および第2走査ユニット103を走査しながら原稿画像の読取を行う。
また、原稿読取装置では、プラテンガラス101上における原稿の載置位置および原稿サイズのどちらか、あるいはその両方を確認できるようにするための指標が設けられている。該指標の一部はプラテンガラス101の左側、すなわちプラテンガラス101とコンタクトガラス106との間の領域に設けられている。
従来の原稿読取装置では、上記指標は、図7に示す傾斜面502とは別の面503に形成される。このため、プラテンガラス101とコンタクトガラス106との間において、傾斜面502と指標を形成する面503とが並んで配置され、原稿読取装置の小型化の障害となっていた。
尚、傾斜面502に指標を形成して、面503の幅寸法を縮小し、原稿読取装置の小型化を図ることも考えられるが、この場合には、以下のような問題がある。
・指標を印刷等によって設けた場合、傾斜面502によって案内される原稿が指標を擦ることになり、長期の使用によって印刷が剥がれて指標が読みづらくなる。
・指標を彫り文字等によって設けた場合、傾斜面502によって案内される原稿が彫り文字の凹凸に引っかかり、原稿搬送の障害となる虞がある。
本実施の形態4に係る原稿読取装置では、図3,図5または図6に示す上面107A、または図4に示す底面107Bに指標が形成される。すなわち、コンタクトガラス106に対して、下流側のすぐ横の領域に指標が形成される。
本実施の形態4に係る原稿読取装置では、自動読取モード時にはこれらの面はマイラーによって覆われ、これらの面に原稿が接して搬送されることはない。したがって、原稿が指標の形成面を擦って印刷が剥がれることもなく、原稿が彫り文字の凹凸に引っかかることもない。
そして、コンタクトガラス106に対して、下流側のすぐ横の領域に指標が形成されることにより、プラテンガラス101とコンタクトガラス106との間の寸法を縮小し、原稿読取装置の小型化を図ることが可能となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
100 原稿読取部
101 プラテンガラス(透明な原稿載置板)
106 コンタクトガラス(透明な読取板)
107 凹部
110 ADF(原稿搬送部)
113 上流側搬送路
114 下流側搬送路
115〜117 マイラー(可撓性部材)

Claims (9)

  1. 原稿読取部と、前記原稿読取部の上面に配置される原稿搬送部とを備え、
    前記原稿搬送部によって原稿を1枚ずつ搬送し、原稿読取領域に搬送される原稿の画像を前記原稿読取部によって読み取る自動読取モードを有している原稿読取装置であって、
    前記原稿読取領域において前記原稿読取部の上面に透明な読取板が配されており、
    前記自動読取モード時に、前記原稿読取領域を通過した原稿を前記原稿搬送部の搬送路へ案内するための可撓性部材が設けられており、
    前記可撓性部材は、前記原稿読取領域を通過した原稿に当接することによって前記原稿の搬送方向を変えて前記搬送路へ案内すると共に、前記原稿に当接した際に撓むことが可能な構成であることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 請求項1に記載の原稿読取装置であって、
    前記可撓性部材は、前記原稿搬送部の搬送路のガイド面から上流側に延長するように設けられており、且つ、原稿搬送方向の上流側から下流側に向けて上向きに傾斜するように配置されており、
    前記可撓性部材の上流側端部は、前記透明な読取板の上面よりも下方に位置する自由端となっていることを特徴とする原稿読取装置。
  3. 請求項2に記載の原稿読取装置であって、
    前記原稿読取部における前記可撓性部材の下方には、前記可撓性部材と略平行な傾斜面が形成されており、前記可撓性部材と前記傾斜面との間に所定の空間が設けられていることを特徴とする原稿読取装置。
  4. 請求項2に記載の原稿読取装置であって、
    前記原稿読取部における前記可撓性部材の下方には、水平面が形成されており、前記可撓性部材と前記水平面との間に所定の空間が設けられていることを特徴とする原稿読取装置。
  5. 請求項1に記載の原稿読取装置であって、
    前記可撓性部材は、前記透明な読取板から下流側に設けられており、且つ、原稿搬送方向の上流側から下流側に向けて上向きに傾斜するように配置されており、
    前記可撓性部材の下流側端部は、前記透明な読取板の上面よりも上方に位置する自由端となっていることを特徴とする原稿読取装置。
  6. 請求項5に記載の原稿読取装置であって、
    前記可撓性部材は、折れ曲がった形状をしており、その一方の面が前記透明な読取板の上面を覆うように配置され、その他方の面が前記透明な読取板の下流端から上方に向けて傾斜していることを特徴とする原稿読取装置。
  7. 請求項5に記載の原稿読取装置であって、
    前記可撓性部材は、折れ曲がった形状をしており、その一方の面が前記透明な読取板の下流側側面に配置され、その他方の面が前記透明な読取板の下流端から上方に向けて傾斜していることを特徴とする原稿読取装置。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の原稿読取装置であって、
    前記透明な読取板の下流側であって、前記自動読取モード時に前記可撓性部材によって覆われる面に、前記原稿読取部の透明な原稿載置板上に載置される原稿の載置位置、または原稿サイズを示す指標が形成されていることを特徴とする原稿読取装置。
  9. 前記請求項1から8の何れか一項に記載の原稿読取装置を備えていることを特徴とする画像形成装置
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