JP2016157841A - 周辺露光装置、周辺露光方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

周辺露光装置、周辺露光方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】周辺露光装置により適切にダミーショットを行う。【解決手段】レジスト膜が塗布されたウェハの周縁部を露光する周辺露光装置42であって、ウェハWの表面を撮像する撮像部と、ウェハWを保持するウェハチャックと、ウェハチャックに保持されたウェハの周縁部を露光する露光部130と、ウェハチャックを移動及び回転させるチャック駆動部と、露光部130を移動させる露光駆動部と、撮像部で撮像された基板画像から、ウェハW上のパターンのショットの配列情報を取得し、当該取得した配列情報に基づいてウェハWの周縁部を露光するように、チャック駆動部及び露光駆動部を制御する制御部200と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、基板の周縁部に対して周辺露光処理を行う周辺露光装置、周辺露光方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
例えば半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィ処理では、例えば基板としての半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)上にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布処理、レジスト膜の周縁部を選択的に露光する周辺露光処理、周縁部が露光されたレジスト膜に所定のパターンを露光する露光処理、露光されたレジスト膜を現像する現像処理などが順次行われ、ウェハ上に所定のレジストのパターンが形成される。これらの一連の処理は、ウェハを処理する各種処理装置やウェハを搬送する搬送機構などを搭載した基板処理システム及び露光装置により行われる。
ところで、周辺露光においては、ウェハをスピンチャックに保持した状態でレジスト膜の周縁部に光を照射し、スピンチャックを鉛直軸周りに回転させることで、ウェハ周縁部が所定幅でリング状に露光される。しかしながら、露光装置では矩形状のパターンの露光が行われるため、ウェハの周縁部には、周辺露光とパターン露光のいずれも行われない領域が存在することとなる。そのため、露光装置では、この露光が行われない領域に対して、いわゆるダミーショットと呼ばれる露光処理が行われる。
しかしながら、実際の製品に用いられないダミーショットを露光装置で行うことは、露光装置のスループットの低下を意味する。そのため、特許文献1では、周辺露光装置においてダミーショットを行うことが提案されている。具体的には、周辺露光装置においてウェハのオリエンテーションフラットやノッチを検出してウェハの位置を認識すると共に、ウェハの位置調整を行う。そして、光源をX方向及びY方向に走査することで、ウェハWの周縁部に矩形状のダミーショットが施される。
特開平成10−256121号公報
ところで、一般的に、パターンのショットの配列方向と、ノッチとウェハの中心を結んだ線またはオリエンテーションフラットとは、直交あるいは平行の関係にある。そのため、特許文献1では、オリエンテーションフラットと平行または直交する方向に沿って周辺露光処理を行っている。
しかしながら、露光装置で露光されるパターンのショットは、必ずしもオリエンテーションフラットや、ノッチとウェハの中心を結んだ線と、平行、直交した状態で配列しているとは限らない。かかる場合、ダミーショットのために光源を走査させるための情報としては、周辺露光装置で検出したオリエンテーションフラットやノッチの位置のみでは不十分である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、周辺露光装置により適切にダミーショットを行うことを目的としている。
レジスト膜が塗布された基板の周縁部を露光する周辺露光装置であって、基板の表面を撮像する撮像部と、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板の周縁部を露光する露光部と、前記基板保持部を移動及び回転させる第1の移動機構と、前記露光部を移動させる第2の移動機構と、前記撮像部で撮像された、既にパターン露光が行われた基板の基板画像から、基板上のパターンのショットの配列情報を取得し、当該取得した配列情報に基づいて前記基板の周縁部を露光するように、前記第1の移動機構及び前記第2の移動機構を制御する制御部と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、パターン露光が行われた基板の基板画像から、基板上のパターンのショットの配列情報を取得し、当該取得した配列情報に基づいて第1の移動機構及び第2の移動機構を制御する制御部を有しているので、仮に、露光装置で露光されるパターンのショットの配列が、オリエンテーションフラットや、ノッチとウェハの中心を結んだ線と、平行、直交した状態ない場合であっても、取得した配列情報に基づいて、周縁部に適切にダミーショットを行うことができる。
前記制御部では、前記基板画像から基板の中心位置及び基板のノッチ位置を検出し、当該基板の中心位置と基板のノッチ位置を結ぶ直線と、前記基板上のパターンのショットの配列方向とのなす角を求め、当該求められた角度に応じて前記基板を回転させるべく前記第1の移動機構を制御してもよい。
前記制御部では、前記基板画像から1のショットの寸法を算出すると共に、前記基板の外周端部と前記ショットが重なるか否かを判定し、前記基板の外周端部と前記ショットが重なる領域に存在するショットの座標を算出し、当該算出された座標に基づいて、前記第1の移動機構または前記第2の移動機構の少なくともいずれかを制御してもよい。
前記撮像部は、複数の前記周辺露光装置に対して共通で設けられていてもよい。
別の観点による本発明は、周辺露光装置を用いた周辺露光方法であって、前記周辺露光装置は、基板の表面を撮像する撮像部と、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板の周縁部を露光する露光部と、前記基板保持部を移動及び回転させる第1の移動機構と、前記露光部を移動させる第2の移動機構と、を有し、前記周辺露光方法は、前記撮像で撮像された、既にパターン露光が行われた基板の基板画像から、基板上のパターンのショットの配列情報を取得し、当該取得した配列情報に基づいて前記基板の周縁部を露光するように、前記基板保持部及び前記露光部を移動させることを特徴としている。
前記基板画像から基板の中心位置及び基板のノッチ位置を検出し、当該基板の中心位置と基板のノッチ位置を結ぶ直線と、前記基板上のパターンのショットの配列方向とのなす角を求め、当該求められた角度に応じて前記基板保持部を回転させてもよい。
前記基板画像から1のショットの寸法を算出すると共に、前記基板の外周端部と前記ショットが重なるか否かを判定し、前記基板の外周端部と前記ショットが重なる領域に存在するショットの座標を算出し、当該算出された座標に基づいて、前記基板保持部または露光部の少なくともいずれかを移動させてもよい。
また別な観点による本発明によれば、前記周辺露光方法を、周辺露光装置によって実行させるように、当該周辺露光装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
さらに別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、周辺露光装置により適切にダミーショットを行うことができる。
本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す平面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す正面図である。 本実施の形態にかかる基板処理システムの構成の概略を示す背面図である。 周辺露光装置の構成の概略を示す横断面図である。 周辺露光装置の構成の概略を示す縦断面図である。 検査装置の構成の概略を示す横断面図である。 検査装置の構成の概略を示す縦断面図である。 ウェハ上のパターンのショットの配列を示す平面の説明図である。 周辺露光装置内でウェハを所定の角度回転させた状態を示す横断面の説明図である。 ウェハ上のパターンのショットと露光部との位置関係を示す平面の説明図である。 ダミーショット領域を示す平面の説明図である。 ダミーショット領域を示す平面の説明図である。 周辺露光処理のレシピを示す説明図である。 アフェイン変換を行うための行列式である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる周辺露光装置を備えた基板処理システム1の構成の概略を示す説明図である。図2及び図3は、各々基板処理システム1の内部構成の概略を模式的に示す、正面図と背面図である。なお、本実施の形態における基板処理システム1は、ウェハWに対して塗布現像処理を行う塗布現像処理システムである。
基板処理システム1は、図1に示すように複数枚のウェハWを収容したカセットCが搬入出されるカセットステーション10と、ウェハWに所定の処理を施す複数の各種処理装置を備えた処理ステーション11と、処理ステーション11に隣接する露光装置12との間でウェハWの受け渡しを行うインターフェイスステーション13とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション10には、カセット載置台20が設けられている。カセット載置台20には、基板処理システム1の外部に対してカセットCを搬入出する際に、カセットCを載置するカセット載置板21が複数設けられている。
カセットステーション10には、図1に示すようにX方向に延びる搬送路22上を移動自在なウェハ搬送装置23が設けられている。ウェハ搬送装置23は、上下方向及び鉛直軸周り(θ方向)にも移動自在であり、各カセット載置板21上のカセットCと、後述する処理ステーション11の第3のブロックG3の受け渡し装置との間でウェハWを搬送できる。
処理ステーション11には、各種装置を備えた複数例えば4つのブロックG1、G2、G3、G4が設けられている。例えば処理ステーション11の正面側(図1のX方向負方向側)には、第1のブロックG1が設けられ、処理ステーション11の背面側(図1のX方向正方向側)には、第2のブロックG2が設けられている。また、処理ステーション11のカセットステーション10側(図1のY方向負方向側)には、第3のブロックG3が設けられ、処理ステーション11のインターフェイスステーション13側(図1のY方向正方向側)には、第4のブロックG4が設けられている。
例えば第1のブロックG1には、図2に示すように複数の液処理装置、例えばウェハWを現像処理する現像処理装置30、ウェハWのレジスト膜の下層に反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)を形成する下部反射防止膜形成装置31、ウェハWにレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置32、ウェハWのレジスト膜の上層に反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)を形成する上部反射防止膜形成装置33が下からこの順に配置されている。
例えば現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33は、それぞれ水平方向に3つ並べて配置されている。なお、これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33の数や配置は、任意に選択できる。
これら現像処理装置30、下部反射防止膜形成装置31、レジスト塗布装置32、上部反射防止膜形成装置33では、例えばウェハW上に所定の塗布液を塗布するスピンコーティングが行われる。スピンコーティングでは、例えば塗布ノズルからウェハW上に塗布液を吐出すると共に、ウェハWを回転させて、塗布液をウェハWの表面に拡散させる。
例えば第2のブロックG2には、図3に示すようにウェハWの加熱や冷却といった熱処理を行う熱処理装置40や、レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのアドヒージョン装置41、ウェハWの外周部を露光する周辺露光装置42が上下方向と水平方向に並べて設けられている。これら熱処理装置40、アドヒージョン装置41、周辺露光装置42の数や配置についても、任意に選択できる。なお、周辺露光装置42の構成については後述する。
例えば第3のブロックG3には、検査装置50と、複数の受け渡し装置51、52、53、54、55、56が下から順に設けられている。また、第4のブロックG4には、複数の受け渡し装置60、61、62が下から順に設けられている。検査装置50の構成については後述する。
図1に示すように第1のブロックG1〜第4のブロックG4に囲まれた領域には、ウェハ搬送領域Dが形成されている。ウェハ搬送領域Dには、例えばY方向、X方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有する、ウェハ搬送装置70が複数配置されている。ウェハ搬送装置70は、ウェハ搬送領域D内を移動し、周囲の第1のブロックG1、第2のブロックG2、第3のブロックG3及び第4のブロックG4内の所定の装置にウェハWを搬送できる。
また、ウェハ搬送領域Dには、第3のブロックG3と第4のブロックG4との間で直線的にウェハWを搬送するシャトル搬送装置80が設けられている。
シャトル搬送装置80は、例えば図3のY方向に直線的に移動自在になっている。シャトル搬送装置80は、ウェハWを支持した状態でY方向に移動し、第3のブロックG3の受け渡し装置52と第4のブロックG4の受け渡し装置62との間でウェハWを搬送できる。
図1に示すように第3のブロックG3のX方向正方向側の隣には、ウェハ搬送装置90が設けられている。ウェハ搬送装置90は、例えばX方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置90は、ウェハWを支持した状態で上下に移動して、第3のブロックG3内の各受け渡し装置にウェハWを搬送できる。
インターフェイスステーション13には、ウェハ搬送装置100と受け渡し装置101が設けられている。ウェハ搬送装置100は、例えばY方向、θ方向及び上下方向に移動自在な搬送アームを有している。ウェハ搬送装置100は、例えば搬送アームにウェハWを支持して、第4のブロックG4内の各受け渡し装置、受け渡し装置101及び露光装置12との間でウェハWを搬送できる。
次に、周辺露光装置42の構成について説明する。周辺露光装置42は、図4及び図5に示すように筐体110を有している。筐体110の側面には、ウェハWを搬入出する、図示しない搬入出口が形成されている。筐体110の内部には、ウェハWを吸着保持する基板保持部としてのウェハチャック120が設けられている。ウェハチャック120は、水平な上面を有し、当該上面には、例えばウェハWを吸引する吸引口(図示せず)が設けられている。この吸引口からの吸引により、ウェハWをウェハチャック120上に吸着保持できる。
ウェハチャック120には、図5に示すように第1の移動機構としてのチャック駆動部121が取り付けられている。筐体110の底面には、筐体110内の一端側(図5中のX方向負方向側)から他端側(図5中のX方向正方向側)まで延伸するガイドレール122が設けられている。チャック駆動部121は、ガイドレール122上に設けられている。
チャック駆動部121には、例えばモータ(図示せず)が内蔵されており、ウェハチャック120を回転させると共に、ガイドレール122に沿って、周辺露光装置42の外部との間でウェハWの受け渡しを行う受渡位置P1と、ウェハWの周縁部に対して周辺露光処理を行う周辺露光位置P2との間で移動自在に構成されている。
筐体110の内部には、ウェハチャック120に保持されたウェハW上のレジスト膜の周縁部に光を照射して露光する露光部130が設けられている。露光部130には、当該露光部130に光を供給する光源としてランプハウス131が設けられている。ランプハウス131の内部には、超高圧水銀ランプ(図示せず)や超高圧水銀ランプからの光を集光する集光ミラー(図示せず)が設けられている。また、露光部130には、図示しない矩形状のスリットが設けられており、このスリットを通過した矩形状の光が露光部130から照射されるように構成されている。なお、矩形状の光を生成するスリットの開口は、後述するパターンのショットSHの寸法と同じか又は小さくなるように設定されている。これら露光部130とランプハウス131は、周辺露光位置P2よりX方向正方向側、すなわち筐体110のX方向正方向側の端部に配置されている。
ランプハウス131は、例えばその下面を、第2の移動機構としての露光駆動部132により支持されている。また、露光駆動部132の下面には、ガイドレール122と直交する方向(図5中のY方向)に沿って延伸するガイドレール133が設けられている。露光駆動部132には、例えばモータ(図示せず)が内蔵されており、ガイドレール133に沿って移動自在に構成されている。これにより、露光部130は、Y方向に沿ってウェハWの一端部から他端部上まで移動自在となっている。
筐体110の内部であって周辺露光位置P2には、ウェハチャック120に保持されたウェハWの周縁部の位置を検出する位置検出センサ134が設けられている。位置検出センサ134は例えばCCDカメラ(図示せず)を有し、周辺露光位置P2において、ウェハチャック120に保持されたウェハWの中心からの偏心量や、ウェハWのノッチ部Nの位置を検出する。また、位置検出センサ134によってノッチ部Nの位置を検出しながら、チャック駆動部121によってウェハチャック120を回転させて、ウェハWのノッチ部Nの位置を調整することができる。
これら、チャック駆動部121、露光駆動部132や、露光部130、位置検出センサ134といった、周辺露光装置42内の各機器は、後述する制御部200と接続されており、制御部200によりその動作が制御される。
次に、検査装置50の構成について説明する。
検査装置50は、図6に示すようにケーシング150を有している。ケーシング150内には、図7に示すようにウェハWを保持するウェハチャック151が設けられている。ケーシング150の底面には、ケーシング150内の一端側(図5中のX方向負方向側)から他端側(図5中のX方向正方向側)まで延伸するガイドレール152が設けられている。ガイドレール152上には、ウェハチャック151を回転させると共に、ガイドレール152に沿って移動自在な駆動部153が設けられている。
ケーシング150内の他端側(図5のX方向正方向側)の側面には、撮像部160が設けられている。撮像部160としては、例えば広角型のCCDカメラが用いられる。ケーシング150の上部中央付近には、ハーフミラー161が設けられている。ハーフミラー161は、撮像部160と対向する位置に、鏡面が鉛直下方を向いた状態から撮像部160の方向に向けて45度上方に傾斜した状態で設けられている。ハーフミラー161の上方には、照明装置162が設けられている。ハーフミラー161と照明装置162は、ケーシング150内部の上面に固定されている。照明装置162からの照明は、ハーフミラー161を通過して下方に向けて照らされる。したがって、照明装置162の下方にある物体によって反射した光は、ハーフミラー161でさらに反射して、撮像部160に取り込まれる。すなわち、撮像部160は、照明装置162による照射領域にある物体を撮像することができる。そして撮像したウェハWの画像(基板画像)は、後述する制御部200に入力される。
なお、本実施の形態では、検査装置50内に配置された撮像部160が、本発明の周辺露光装置42の撮像部として機能するものであり、当該撮像部160は、本実施の形態のごとく周辺露光装置42の外部に配置されていてもよい。
以上の基板処理システム1には、図1に示すように制御部200が設けられている。制御部200は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、基板処理システム1におけるウェハWの処理や搬送、ウェハWの周辺露光などを実行するプログラムが格納されている。なお、前記プログラムは、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、メモリーカードなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、その記憶媒体Hから制御部200にインストールされたものであってもよい。
次に、以上のように構成された基板処理システム1を用いて行われるウェハWの処理方法について説明する。
先ず、複数のウェハWを収納したカセットCが、基板処理システム1のカセットステーション10に搬入される。このカセットC内の各ウェハWには既にパターン露光が行われ、例えば基板処理システム1外部の各種処理装置により、所定のパターンが形成されている。カセットC内のウェハWは、ウェハ搬送装置23により、先ず処理ステーション11の検査装置50に搬送される。
検査装置50では、ウェハWの表面が撮像部160により順次撮像され、ウェハW表面の画像(基板画像)が取得される。撮像部160で撮像された基板画像は、制御部200に入力される。
制御部200では、基板画像に基づいて、ウェハW上に形成されたパターンの情報を取得する。具体的には、ウェハW上に図8に示すようにパターンのショットSHが配列している場合、制御部200では、ウェハWの基板画像IMから、ウェハWの中心位置CT、1のショットSHの寸法、ノッチ部Nの位置、及びショットSHの配列方向を取得する。ここで、ショットSHの配列方向は、ウェハWの中心位置CTとノッチ部Nの位置を結ぶ直線と、ショットSHの配列方向とのなす角θを算出することにより求められる。なお、図8では、例えば直径300mmのウェハWに、一辺15mmの正方形状にショットSHが形成されている場合の例を描図している。
次にウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され温度調節処理される。その後、ウェハWは、第1のブロックG1の下部反射防止膜形成装置31に搬送され、ウェハW上に下部反射防止膜が形成される。その後ウェハWは、第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され、加熱処理され、温度調節される。
次にウェハWはアドヒージョン装置41に搬送され、アドヒージョン処理される。その後ウェハWは、第1のブロックG1のレジスト塗布装置32に搬送され、ウェハW上にレジスト膜が形成される。
ウェハWにレジスト膜が形成されると、次にウェハWは、第1のブロックG1の上部反射防止膜形成装置33に搬送され、ウェハW上に上部反射防止膜が形成される。その後、ウェハWは第2のブロックG2の熱処理装置40に搬送され、加熱処理が行われる。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70により、周辺露光装置42に搬送され、周辺露光処理される。
周辺露光装置42における周辺露光処置について詳述する。周辺露光装置42に搬送されたウェハWは、先ず、受渡位置P1においてウェハチャック120に受け渡される。この際、制御部200で基板画像IMから取得したウェハW中心位置CTと、ウェハチャック120の回転中心とが一致するように、ウェハ搬送装置70によりウェハWが受け渡される。その後、チャック駆動部121によって、ウェハチャック120を受渡位置P1から周辺露光位置P2側に移動させる。
ウェハチャック120に保持されたウェハWが周辺露光位置P2に移動すると、チャック駆動部121によってウェハWを回転させ、位置検出センサ134によりウェハWのノッチ部Nの位置を確認する。ノッチ部Nの位置が確認されると、次いで、制御部200により、ウェハチャック120に保持されたウェハWのノッチ部Nの位置が、例えば図9に示すように、ガイドレール122の延伸する方向から角度θずれるようにウェハチャック120が回転される。これにより、例えば図10に示すように、ショットSHの配列方向とガイドレール133の延伸する方向、即ち露光部130の移動する方向とが平行になり、露光部130をガイドレール133上で移動させることで、ショットSHの端部に沿って露光部130を移動させることができるようになる。
その後、ウェハWの周縁部に対して露光部130から光が照射され、ダミーショットが行われる。このダミーショットは、基板画像IMに基づいて制御部200で作成されたレシピに基づいて行われる。レシピの作成について具体的に説明する。
レシピの作成にあたり制御部200では、検査装置50で撮像された基板画像IMから求めた寸法のショットSHにより、例えば図11に示すように基板画像IMの全面を覆った場合に、基板画像IMの外周端部、即ちウェハWの外周端部とショットSHとが重なるか否かを判定する。そして、外周端部と重なる部分を図11に斜線で示すようにダミーショット領域DMと判定し、各ダミーショット領域DMの座標を算出する。なお、図11においては、例えば図12に斜線で示す、ウェハWの外周端部と重ならない領域Aについてもダミーショット領域DMとして表示しているが、不要部分のレジストを除去するという周辺露光処理の目的からは、図12に斜線で示す領域AについてはパターンのショットSHが形成されていないためダミーショットを行う必要がある。そのため、制御部200では、当該領域Aについてもダミーショット領域DMとして判定する。即ち、図12に斜線で示す領域Aは、例えば外周端部と重ならない部分及びショットSHのいずれにも属さない領域であり、このような領域Aもダミーショット領域DMとして判定される。
制御部200では、各ダミーショット領域DMの座標を算出した後に、各ダミーショット領域DMに対して周辺露光処理を行う順序を決定する。具体的には、例えば図12に破線で示すSTEP1〜STEP4のように、露光部130をガイドレール133に沿って、ウェハチャック120をガイドレール122に沿ってそれぞれ移動させることで露光可能なダミーショット領域DMに対して、先ず露光を行うようにレシピが作成される。この際、例えば図13に示すように、各STEP1〜STEP4においてダミーショットが行われるダミーショット領域DMの露光開始位置及び露光終了位置の座標が基板画像IMに基づいて算出される。なお、図13では、便宜上、各ダミーショット領域DMの右上の頂点の座標を記載している。
図12にSTEP5〜STEP7で示すについては、例えばウェハWを時計回りに90度回転させて周辺露光処理を行うことが好ましいため、露光順序はSTEP4の後に設定される。このSTEP5〜STEP7についても、同様にダミーショット領域DMの露光開始位置及び露光終了位置の座標が算出される。そして、STEP7以降も、順次ダミーショット領域DMの露光開始位置及び露光終了位置の座標が算出され、周辺露光処理のレシピが作成される。このレシピの作成は、検査装置50で基板画像IMが取得されたウェハWが周辺露光装置42に搬入される前に予め行われる。なお、位置検出センサ134での検出結果から、ウェハチャック120の回転中心とウェハWの中心位置CTとがずれて偏心した状態にある場合は、図13に示すX座標、Y座標に、X方向への偏心量ΔX及びY方向への偏心量ΔYをそれぞれ加えて補正してもよい。
なお、本実施の形態では、図11や図12に示すように、ダミーショット領域DMがX方向及びY方向に沿って配列するように、ノッチ部Nを角度θ傾けた状態で露光開始位置及び露光終了位置の座標を算出したが、当該座標の算出方法は本実施の形態の内容に限定されない。例えば、ウェハWの中心位置CTとノッチ部Nの位置を結ぶ直線と、図12のY方向とが平行な状態の基板画像IMに基づいて当該座標を算出してもよい。かかる場合、例えば図13に示す座標を、図14で示す行列式でアフェイン変換することで、角度θを加味した座標(Xθ,Yθ)を得ることができる。なお、図14内のΔX及びΔYは、上述の偏心量である。
そして、周辺露光装置42において、制御部200で作成したレシピに基づいてチャック駆動部121及び露光駆動部132が操作され、レシピで指定されたダミーショット領域DMの周辺露光処理が行われる。
その後ウェハWは、周辺露光装置42から第4のブロックG4の受け渡し装置62に搬送される。その後ウェハWは、インターフェイスステーション13のウェハ搬送装置100によって露光装置12に搬送され、露光処理される。
次に、ウェハWは、ウェハ搬送装置100によって露光装置12から第4のブロックG4の受け渡し装置60に搬送される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、露光後ベーク処理される。その後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって現像処理装置30に搬送され、現像される。現像終了後、ウェハWは、ウェハ搬送装置70によって熱処理装置40に搬送され、ポストベーク処理される。
その後ウェハWは、カセットステーション10のカセットCに搬送される。こうして、一連のフォトリソグラフィ工程が終了する。
以上の実施の形態によれば、パターン露光が行われたウェハWを撮像部160で撮像して基板画像IMを取得し、当該基板画像IMからウェハW上のパターンのショットSHの配列情報を取得する。そして、制御部200により、当該取得したショットSHの配列情報に基づいて周辺露光処理のレシピを作成し、レシピに基づいてチャック駆動部121及び露光駆動部132を制御する。したがって、仮に、露光装置12で露光されるパターンのショットSHの配列が、ノッチ部NとウェハWの中心位置CTを結んだ線と、平行、直交した状態にない場合であっても、換言すれば、ウェハW上のショットSHの配列が、ウェハWのノッチ部Nの位置に対して角度θ傾いていたとしても、取得した配列情報に基づいて、周辺露光装置42において適切にダミーショットを行うことができる。
また、以上の実施の形態では、複数の周辺露光装置42に対して1の検査装置50、即ち1の撮像部160を共通で設け、この1の撮像部160によりウェハW上のパターンのショットSHの配列情報を取得したので、各周辺露光装置42に個別に撮像部160を設ける必要がない。したがって、基板処理システム1の設備費用を低減できる。なお、撮像部160の設置数は本実施の形態の内容に限定されるものではなく、任意に設定できる。
さらには、ウェハWが周辺露光装置42に搬入される前に、予め検査装置50で取得した基板画像IMに基づいて制御部200によりレシピを作成するので、ウェハWが周辺露光装置42に搬入された後、直ちに周辺露光処理を行うことができる。したがって、周辺露光装置42でのスループットが低下することもない。
以上の実施の形態では、検査装置50は、処理ステーション11の第3のブロックG3に配置されていたが、当該検査装置50は、周辺露光装置42にウェハWが搬入される前にウェハWの撮像を行える位置に配置されていれば、設置場所は任意に選択できる。例えば検査装置50を第2のブロックG2に配置してもよい。同様に、周辺露光装置42についても、ウェハWを露光装置12に搬入する前に周辺露光処理を行うことができればその配置は任意に選択でき、例えば第3のブロックG3や第4のブロックG4に配置してもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
1 基板処理システム
30 現像処理装置
31 下部反射防止膜形成装置
32 レジスト塗布装置
33 上部反射防止膜形成装置
40 熱処理装置
42 周辺露光装置
50 検査装置
120 ウェハチャック
121 チャック駆動部
130 露光部
132 露光駆動部
134 位置検出センサ
160 撮像部
200 制御部
P1 受渡位置
P2 周辺露光位置
DM ダミーショット領域
IM 基板画像
N ノッチ部
SH ショット
W ウェハ

Claims (9)

  1. レジスト膜が塗布された基板の周縁部を露光する周辺露光装置であって、
    基板の表面を撮像する撮像部と、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板の周縁部を露光する露光部と、
    前記基板保持部を移動及び回転させる第1の移動機構と、
    前記露光部を移動させる第2の移動機構と、
    前記撮像部で撮像された、既にパターン露光が行われた基板の基板画像から、基板上のパターンのショットの配列情報を取得し、当該取得した配列情報に基づいて前記基板の周縁部を露光するように、前記第1の移動機構及び前記第2の移動機構を制御する制御部と、を有することを特徴とする、周辺露光装置。
  2. 前記制御部では、前記基板画像から基板の中心位置及び基板のノッチ位置を検出し、当該基板の中心位置と基板のノッチ位置を結ぶ直線と、前記基板上のパターンのショットの配列方向とのなす角を求め、当該求められた角度に応じて前記基板を回転させるべく前記第1の移動機構を制御することを特徴とする、請求項1に記載の周辺露光装置。
  3. 前記制御部では、
    前記基板画像から1のショットの寸法を算出すると共に、前記基板の外周端部と前記ショットが重なるか否かを判定し、
    前記基板の外周端部と前記ショットが重なる領域に存在するショットの座標を算出し、
    当該算出された座標に基づいて、前記第1の移動機構または前記第2の移動機構の少なくともいずれかを制御することを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の周辺露光装置。
  4. 前記撮像部は、複数の前記周辺露光装置に対して共通で設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の周辺露光装置。
  5. 周辺露光装置を用いた周辺露光方法であって、
    前記周辺露光装置は、
    基板の表面を撮像する撮像部と、
    基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板の周縁部を露光する露光部と、
    前記基板保持部を移動及び回転させる第1の移動機構と、
    前記露光部を移動させる第2の移動機構と、
    を有し、
    前記周辺露光方法は、前記撮像で撮像された、既にパターン露光が行われた基板の基板画像から、基板上のパターンのショットの配列情報を取得し、当該取得した配列情報に基づいて前記基板の周縁部を露光するように、前記基板保持部及び前記露光部を移動させることを特徴とする、周辺露光方法。
  6. 前記基板画像から基板の中心位置及び基板のノッチ位置を検出し、
    当該基板の中心位置と基板のノッチ位置を結ぶ直線と、前記基板上のパターンのショットの配列方向とのなす角を求め、
    当該求められた角度に応じて前記基板保持部を回転させることを特徴とする、請求項5に記載の周辺露光方法。
  7. 前記基板画像から1のショットの寸法を算出すると共に、前記基板の外周端部と前記ショットが重なるか否かを判定し、
    前記基板の外周端部と前記ショットが重なる領域に存在するショットの座標を算出し、
    当該算出された座標に基づいて、前記基板保持部または露光部の少なくともいずれかを移動させることを特徴とする、請求項5または6のいずれか一項に記載の周辺露光方法。
  8. 請求項5〜7のいずれかに一項に記載の周辺露光方法を、種変露光装置によって実行させるように、当該周辺露光装置を制御する制御部のコンピュータ上で動作するプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
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