JP2016157018A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016157018A
JP2016157018A JP2015035794A JP2015035794A JP2016157018A JP 2016157018 A JP2016157018 A JP 2016157018A JP 2015035794 A JP2015035794 A JP 2015035794A JP 2015035794 A JP2015035794 A JP 2015035794A JP 2016157018 A JP2016157018 A JP 2016157018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording medium
toner
transfer
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015035794A
Other languages
English (en)
Inventor
池田 美穂
Yoshio Ikeda
美穂 池田
宏一郎 湯浅
Koichiro Yuasa
宏一郎 湯浅
宜幸 富永
Yoshiyuki Tominaga
宜幸 富永
賢司 澤井
Kenji Sawai
賢司 澤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015035794A priority Critical patent/JP2016157018A/ja
Priority to US14/833,536 priority patent/US9383689B1/en
Publication of JP2016157018A publication Critical patent/JP2016157018A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0189Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to an intermediate transfer belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0131Details of unit for transferring a pattern to a second base
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1665Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer by introducing the second base in the nip formed by the recording member and at least one transfer member, e.g. in combination with bias or heat
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6582Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching
    • G03G15/6585Special processing for irreversibly adding or changing the sheet copy material characteristics or its appearance, e.g. stamping, annotation printing, punching by using non-standard toners, e.g. transparent toner, gloss adding devices

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

【課題】転写体から記録媒体に転写された画像のトナーに含まれる扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきを抑制する。【解決手段】画像形成装置は、扁平顔料を含まないトナーで第1像を形成する第1形成部と、扁平顔料を含むトナーで第2像を形成する第2形成部と、転写された前記第1像及び前記第2像を搬送し、該第1像及び該第2像を記録媒体に転写する転写体と、第1荷重で前記転写体を前記第1形成部とで挟み、前記第1像を前記第1形成部から前記転写体へ転写する第1転写部材と、前記第1荷重よりも大きい第2荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟み、前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写する第2転写部材と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1には、感光体上に現像した金色トナー像と金色トナー像以外の他の色のトナー像とを像担持体に積層した後、定着して画像形成する画像形成装置であって、前記他の色のトナー像上に前記金色トナー像が像担持体に積層されることを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2006−317632号公報
ここで、中間転写ベルト等の転写体に形成された画像を記録媒体に転写する際に、画像形成装置の画像形成動作等により、転写体にあらゆる方向における振動が伝わる場合がある。例えば、記録媒体の幅方向への振動が発生すると、転写体に対して記録媒体がその幅方向の一方及び他方に交互に相対移動する。記録媒体に転写される画像が、扁平状の顔料(以下、扁平顔料という)を含むトナーで形成されている場合には、記録媒体の厚み方向に対して扁平顔料が傾斜する角度(姿勢)が振動周期に従って変化する。この扁平顔料の周期的な姿勢の変化によって、記録媒体上の画像において、扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきが生じる。
本発明は、扁平顔料を含むトナーで形成された画像を転写体に転写する転写部材におけるニップ荷重が、扁平顔料を含まないトナーで形成された画像を転写体に転写する転写部材におけるニップ荷重以下の荷重である場合に比べ、転写体から記録媒体に転写された画像のトナーに含まれる扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきを抑制することを目的とする。
請求項1の発明は、扁平顔料を含まないトナーで第1像を形成する第1形成部と、扁平顔料を含むトナーで第2像を形成する第2形成部と、転写された前記第1像及び前記第2像を搬送し、該第1像及び該第2像を記録媒体に転写する転写体と、第1荷重で前記転写体を前記第1形成部とで挟み、前記第1像を前記第1形成部から前記転写体へ転写する第1転写部材と、前記第1荷重よりも大きい第2荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟み、前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写する第2転写部材と、を備える。
請求項2の発明は、扁平顔料を含まないトナーで第1像を形成する第1形成部と、扁平顔料を含むトナーで第2像を形成する第2形成部と、転写された前記第1像及び前記第2像を搬送し、該第1像及び該第2像を記録媒体に転写する転写体と、第1荷重で前記転写体を前記第1形成部とで挟み、前記第1像を前記第1形成部から前記転写体へ転写する第1転写部材と、第1モードにおいて、前記第1荷重よりも大きい第2荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟んで前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写し、第2モードにおいて、前記第2荷重よりも小さい第3荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟んで前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写する第2転写部材と、を備える。
請求項3の発明では、前記第2形成部及び前記第2転写部材は、前記第1形成部及び前記第1転写部材よりも、前記転写体の搬送方向下流側に配置され、前記第1モードは、前記第1像を前記転写体に転写せず、前記第2像を前記転写体に転写する場合であり、前記第2モードは、前記第1像及び前記第2像を前記転写体に転写する場合である。
請求項4の発明では、前記第1モードは、前記第1像及び前記第2像を前記転写体に転写し、画像密度95%以上の前記第2像が前記記録媒体の幅の50%以上を占める場合であり、前記第2モードは、前記第1像及び前記第2像を前記転写体に転写し、画像密度95%以上の前記第2像が前記記録媒体の幅の50%未満を占める場合である。
本発明の請求項1の構成によれば、第2荷重が第1荷重以下の荷重である場合に比べ、転写体から記録媒体に転写された画像のトナーに含まれる扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきを抑制できる。
本発明の請求項2の構成によれば、第1モード及び第2モードにおいて同じ荷重を用いる場合に比べ、第1モードにおいて、転写体から記録媒体に転写された画像のトナーに含まれる扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきを抑制でき、かつ、第2モードにおいて、荷重を大きくすることによる二次障害を抑制できる。
本発明の請求項3の構成によれば、第1モード及び第2モードにおいて同じ荷重を用いる場合に比べ、第1モードにおいて、転写体から記録媒体に転写された画像のトナーに含まれる扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきを抑制でき、かつ、第2モードにおいて、扁平顔料を含まないトナーが転写体上で凝集されることを抑制できる。
本発明の請求項4の構成によれば、第1モード及び第2モードにおいて同じ荷重を用いる場合に比べ、画像密度95%以上の第2像が記録媒体の幅の50%以上を占める場合において、転写体から記録媒体に転写された画像のトナーに含まれる扁平顔料の姿勢の周期的なばらつきを抑制でき、かつ、画像密度95%以上の第2像が記録媒体の幅の50%未満を占める場合において、扁平顔料を含まないトナーが転写体上で凝集されることを抑制できる。
第1実施形態における画像形成装置を示す概略図である。 第1実施形態におけるトナー形成部を示す概略図である。 扁平顔料の平面図及び側面図である。 一次転写ロールと感光体ドラムとで転写ベルトを挟む状態を示す概略図である。 記録媒体に形成された画像における扁平顔料の配向ムラ(金属光沢感のムラ)を示す図である。 (A)は、図5の矢視Aにおける断面図であり、(B)は、図5の矢視Bにおける断面図である。 第2実施形態における画像形成装置を示す概略図である。 第2実施形態における一次転写ロールのニップ荷重を可変とした構成を示す概略図である。 モード選択の条件(画像密度及び、記録媒体の幅に対して画像が占める比率における条件)を示すグラフである。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。なお、各図に示す矢印Hは鉛直方向を示し、矢印Wは水平方向であって装置幅方向を示す。
≪第1実施形態≫
<画像形成装置10の構成>
図1は、画像形成装置10を正面側から見た構成を示す概略図である。この図に示されるように、画像形成装置10は、電子写真方式により用紙等の記録媒体Pに画像を形成する画像形成部12と、記録媒体Pを搬送する搬送装置50と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部70と、を有している。
(搬送装置50)
図1に示されるように、搬送装置50は、記録媒体Pが収容される収容器51と、収容器51から二次転写位置NTへ記録媒体Pを搬送する複数の搬送ロール52と、を有している。さらに、搬送装置50は、二次転写位置NTから定着装置40へ記録媒体Pを搬送する複数の搬送ベルト58と、定着装置40から記録媒体Pの排出部(図示省略)へ向けて記録媒体Pを搬送する搬送ベルト54を有している。
(画像形成部12)
画像形成部12は、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成されたトナー画像を記録媒体Pに転写する転写装置30と、記録媒体Pに転写されたトナー画像を加熱及び加圧して記録媒体Pに定着する定着装置40と、を有している。
トナー画像形成部20は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。この実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、特別色(V)の計5色のトナー画像形成部20が設けられている。この各色のトナー画像形成部20は、特別色(V)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順で、後述の転写ベルト31の搬送方向の上流側から下流側に向けて配置されている。
画像形成部12では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナー画像形成部20が標準装備されており、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)が標準色となっている。一方、特別色(V)のトナー画像形成部20は、例えば、オプションとして、追加装備が可能なトナー画像形成部20として構成されている。
図1に示す(V)、(Y)、(M)、(C)、(K)は、上記各色に対応する構成部分を示している。なお、本明細書の説明では、(V)、(Y)、(M)、(C)、(K)の括弧を省略して、V、Y、M、C、Kと記載する場合がある。特別色(V)には、例えば、銀色や金色等の色が用いられる。本実施形態では、後述するように、特別色(V)として、扁平状の顔料(以下、扁平顔料という)を含むトナーによる銀色を用いる例について説明する。なお、扁平顔料を含むトナーにおいては、扁平顔料以外の顔料を含んでいてもよい。
〔トナー画像形成部20〕
各色のトナー画像形成部20は、用いるトナーを除き基本的に同様に構成されている。具体的には、各色のトナー画像形成部20は、図2に示されるように、図2における時計周り方向に回転する感光体ドラム21と、感光体ドラム21を帯電させる帯電器22と、を有している。さらに、各色のトナー画像形成部20は、帯電器22によって帯電された感光体ドラム21を露光して感光体ドラム21に静電潜像を形成する露光装置23と、露光装置23によって感光体ドラム21に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置24と、を有している。
具体的には、露光装置36は、制御部70が取得した画像データに応じて変調された露光光を感光体ドラム21に照射して、感光体ドラム21に静電潜像を形成するようになっている。この静電潜像が、現像装置24によって現像されることで、画像データに基づくトナー画像が形成される。制御部70が取得する画像データとしては、例えば、外部装置(図示省略)で生成され該外部装置から取得した画像データなどがある。
〔転写装置30〕
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像を、転写ベルト31(中間転写体)に重畳して一次転写し、該重畳されたトナー画像を二次転写位置NTで記録媒体Pに二次転写するようになっている。具体的には、転写装置30は、図1に示されるように、トナー画像が転写され該トナー画像を記録媒体Pに転写する転写体の一例としての転写ベルト31と、一次転写ロール33と、二次転写ロール34と、を備えている。
[転写ベルト31]
転写ベルト31は、図1に示されるように、無端状を成し、複数のロール32に巻き掛けられて姿勢が決められている。この実施形態では、転写ベルト31は、正面視で装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。複数のロール32のうち、図1に示すロール32Dは、図示しないモータの動力により転写ベルト31を矢印A方向に周回させる駆動ロールとして機能する。転写ベルト31は、矢印A方向に周回することで、一次転写された各色のトナー画像を、各色の一次転写位置Tから二次転写位置NTへ搬送するようになっている。
また、複数のロール32のうち、図1に示すロール32Tは、転写ベルト31に張力を付与する張力付与ロールとして機能する。複数のロール32のうち、図1に示すロール32Bは、二次転写ロール34の対向ロール32Bとして機能する。対向ロール32Bには、前述の通り逆さ鈍角三角形状の姿勢とされた転写ベルト31の鈍角を成す下端側の頂部が巻き掛けられている。この転写ベルト31は、前述した姿勢で装置幅方向に延びる上辺部において、各色の感光体ドラム21に下方から接触している。
[一次転写ロール33]
一次転写ロール33は、各感光体ドラム21のトナー画像を転写ベルト31に転写するロールであり、転写ベルト31の内側に配置されている。各一次転写ロール33は、転写ベルト31を挟んで、対応する色の感光体ドラム21に対して対向配置されている。また、一次転写ロール33には、給電部37(図2参照)によって、トナー極性とは逆極性の一次転写電圧(一次転写電流)が印加されるようになっている。これにより、トナー画像形成部20の感光体ドラム21と一次転写ロール33との間に転写電界が形成されて、感光体ドラム21に形成されたトナー画像に対して静電力が作用し、当該トナー画像が一次転写位置Tで転写ベルト31に転写される。
[二次転写ロール34]
二次転写ロール34は、転写ベルト31に重畳されたトナー画像を記録媒体Pに転写するロールである。二次転写ロール34は、図1に示されるように、対向ロール32Bとの間に転写ベルト31を挟むように配置されており、二次転写ロール34と転写ベルト31とは予め定められた荷重にて接触している。このように接触している二次転写ロール34と転写ベルト31の間が二次転写位置NTとされる。この二次転写位置NTには、収容器51から適時に記録媒体Pが供給されるようになっている。二次転写ロール34は、図1における時計周り方向へ回転駆動される。
また、二次転写ロール34には、給電部80によって、対向ロール32Bに負極性の電圧が印加され、対向ロール32Bと二次転写ロール34との間に電位差が生じる。すなわち、対向ロール32Bに負極性の電圧が印加されることで、対向ロール32Bの対向電極をなす二次転写ロール34にトナー極性と逆極性の二次転写電圧(正極性の電圧)が間接的に印加される。これにより、対向ロール32Bと二次転写ロール34との間に転写電界が形成されて、転写ベルト31のトナー画像に対して静電力が作用し、二次転写位置NTを通過する記録媒体Pに、転写ベルト31からトナー画像が転写される。
〔定着装置〕
定着装置40は、複数のロール43に巻き掛けられた定着ベルト41と加圧ロール42とで形成される定着ニップNFにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、トナー画像を記録媒体Pに定着する構成とされている。
ロール43のうち、例えば、ロール43Hが駆動ロールとされており、ロール43Hが回転駆動することで、定着ベルト41が矢印R方向に周回するようになっている。
また、ロール43Hの内部には、ハロゲンランプ等の熱源44が設けられている。この熱源44によってロール43Hを介して定着ベルト41が加熱される。
また、加圧ロール42は、図示せぬモータから伝達される駆動力により、定着ベルト41の周速度と同様の周速度で回転するようになっている。
<要部構成>
本実施形態では、前述のように、トナー画像形成部20Y、20M、20C、20K(第1形成部の一例)は、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーでトナー画像(第1像の一例)を形成する構成とされている(図1参照)。
トナー画像形成部20Y、20M、20C、20K(以下、20Y〜20Kと示す)で用いられるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーは、扁平顔料を含まず、扁平顔料以外の顔料(例えば、有機顔料、無機顔料)とバインダー樹脂とを含んで構成されている。当該顔料は、後述の銀色トナーの顔料110に比して、球形状に近い形状をしている。
なお、本明細書では、説明の便宜上、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)を「カラー色」と称し、カラー色のトナーを「カラー色トナー」と称し、カラー色トナーで形成されたトナー画像を「カラー色画像」と称する。
一方、トナー画像形成部20V(第2形成部の一例)は、特別色(V)としての銀色のトナー(以下、銀色トナーという)でトナー画像(第2像の一例)を形成する構成とされている(図1参照)。なお、以下、説明の便宜上、銀色トナーで形成されたトナー画像を「銀色画像」と称する。
トナー画像形成部20Vで用いられる銀色トナー112は、図4(B)に示されるように、扁平顔料の一例としての顔料110とバインダー樹脂111とを含んで構成されている。顔料110は、アルミニウム等の金属で構成されている。そして、顔料110を平面に置いて側方から見ると、顔料110は、図3(B)に示されるように、図中左右方向の寸法が図中上下方向の寸法に対して長くなる形状とされている。顔料110は、左右方向の寸法と上下方向の寸法との寸法比が、カラー色トナーの顔料における当該寸法比よりも大きくされている。また、銀色トナーは、粒径がカラー色トナーよりも大きくなっている。具体的には、カラー色トナーの体積平均粒径が、例えば4〜6μm程度とされるのに対して、銀色トナーの体積平均粒径は、例えば10μm程度とされる。
また、図3(B)に示す顔料110を図中上方から見ると、顔料110は、図3(A)に示されるように、側方から見た形状に対して広がった形状とされ、顔料110は、顔料110を平面に置いた状態(図3(B)参照)で、上方及び下方を向く一対の反射面110Aを有している。このように、顔料110は、扁平形状とされている。なお、銀色トナーは、顔料の形状に倣って扁平形状をしている。
ここで、本実施形態では、制御部70は、外部装置(図示省略)から画像形成指令と共にジョブデータを受けるように構成されている。
ジョブデータには、各トナー画像形成部20V、20Y〜20Kに形成させるトナー画像の画像データと、画像データに付随する他のデータとが含まれる。他のデータには、画像が形成される記録媒体Pのサイズ(搬送方向と交差する方向における記録媒体Pの幅)等が含まれる。また、画像データには、画像を形成するため画像密度(%)のデータと、画像幅のデータとが含まれている。
画像形成指令としては、例えば、銀色画像の形成指令と、カラー色画像の形成指令と、混色画像の形成指令と、がある。銀色画像の形成指令は、カラー色画像を記録媒体Pに形成せずに銀色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令である。カラー色画像の形成指令は、銀色画像を記録媒体Pに形成せずにカラー色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令である。混色画像の形成指令は、銀色画像及びカラー色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令である。
なお、銀色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令としては、上記の銀色画像の形成指令と、上記の混色画像の形成指令と、が含まれる。また、カラー画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令としては、上記のカラー色画像の形成指令と、上記の混色画像の形成指令と、が含まれる。
そして、本実施形態では、各一次転写ロール33Y、33M、33C、33K(以下、33Y〜33Kと示す)は、図4(A)に示されるように、軸部35が圧縮バネ39によって、第1ニップ荷重(第1荷重の一例)にて、感光体ドラム21Y、21M、21C、21K(以下、21Y〜21Kと示す)へ加圧されている。これにより、各一次転写ロール33Y〜33K(第1転写部材の一例)は、第1ニップ荷重で転写ベルト31を各感光体ドラム21Y〜21Kとで挟む。
この状態において、各一次転写ロール33Y〜33Kは、各カラー色画像を各一次転写位置TY、TM、TC、TKで各感光体ドラム21Y〜21Kから転写ベルト31へ転写する。第1ニップ荷重は、例えば、13g/cm(線圧)とされる。なお、第1ニップ荷重は、8〜20g/cmの範囲(13g/cmを除く)で設定してもよい。
また、一次転写ロール33Vは、図4(B)に示されるように、軸部35が圧縮バネ39によって、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重にて、感光体ドラム21Y〜21Kへ加圧されている。これにより、一次転写ロール33V(第2転写部材の一例)は、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重(第2荷重の一例)で転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟む。この状態において、一次転写ロール33Vは、一次転写位置TVで銀色画像を感光体ドラム21Vから転写ベルト31へ転写する。
第2ニップ荷重は、圧縮バネ39におけるバネ材の径、バネ材の材質及び圧縮量等の何れか又は組み合わせを設定(調整)することにより、第1ニップ荷重よりも大きくされている。また、第2ニップ荷重は、例えば、17g/cm(線圧)とされる。なお、第2ニップ荷重は、第1ニップ荷重よりも大きければ、13〜25g/cmの範囲(17g/cmを除く)で設定してもよい。
<要部構成の作用>
次に、要部構成の作用について説明する。
制御部70は、銀色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令を受けると、トナー画像形成部20Vを稼働させる(図1参照)。これにより、トナー画像形成部20Vにおいて、帯電器22による帯電動作、露光装置23による露光動作及び現像装置24による現像動作が行われ、感光体ドラム21Vに銀色画像が形成される。
この銀色画像が、一次転写位置TVにて転写ベルト31に転写される。このとき、銀色画像及び転写ベルト31は、一次転写位置TVにおいて、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第2ニップ荷重で挟まれる。転写ベルト31に転写された銀色画像は、二次転写位置NTにて転写ベルト31から記録媒体Pに転写される。
銀色画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40の定着ニップNFへ搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに対し、熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写された銀色画像が記録媒体Pに定着される。
本実施形態では、前述のように、銀色画像が転写ベルト31に転写される際に、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で、銀色画像及び転写ベルト31が挟まれる。このため、銀色画像及び転写ベルト31が第1ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、銀色画像における銀色トナー同士が寝た状態で密着し、銀色トナーが凝集する。さらに、銀色画像及び転写ベルト31が第1ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、銀色画像の銀色トナーと転写ベルト31との接触面積が増大し、銀色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)が高まる。
ここで、銀色画像を転写ベルト31から記録媒体Pに転写する際に、例えば、二次転写ロール34にその軸方向への振動等が発生すると、転写ベルト31に対して記録媒体Pが二次転写ロール34の軸方向の一方及び他方へ交互に相対移動しながら、銀色画像が記録媒体Pに転写される。これにより、転写された銀色画像における銀色トナーの顔料110の姿勢が振動周期に従って変化する。この顔料110の周期的な姿勢の変化によって、定着後の銀色画像において、顔料110の姿勢の周期的なばらつきが生じる。すなわち、定着後の銀色画像において、図5に示されるような顔料110の配向ムラが発生する。顔料110の配向ムラが発生すると、顔料110からの反射光によって視認される金属光沢感にムラが発生する。
図5に示す例では、記録媒体Pの搬送方向Dと交差する方向に帯状にされた暗部PAと明部PBとが、搬送方向Dに交互に並んだムラとなっている。このムラは、図5の矢印X方向から視認した場合に視認されるムラである。具体的には、暗部PAは、図6(A)に示されるように、顔料110が視認方向Xに沿った姿勢とされ、視認側への反射光が相対的に低い状態となっている。一方、明部PBは、図6(B)に示されるように、顔料110が視認方向Xに対面する姿勢とされ、視認側への反射光が相対的に高い状態となっている。なお、図6(A)は、図5の矢視Aにおける模式的な断面図であり、図6(B)は、図5の矢視Bにおける模式的な断面図である。
これに対して、本実施形態では、前述のように、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で、銀色画像及び転写ベルト31が挟まれた状態で、銀色画像が転写ベルト31へ転写されるため、銀色トナーが寝た状態で凝集する共に、銀色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)が高まる。このため、銀色画像を転写ベルト31から記録媒体Pに転写する際に、二次転写ロール34にその軸方向への振動等が発生しても、銀色トナーの顔料110が動きにくく、顔料110の姿勢が局所的に変化しにくい。
したがって、一次転写位置TVにおけるニップ荷重が第1ニップ荷重以下の荷重である場合に比べ、転写ベルト31から記録媒体Pに転写された銀色画像の銀色トナーに含まれる顔料110の姿勢の周期的なばらつきが抑制される。これにより、記録媒体Pに形成された銀色画像において、金属光沢感のムラが発生することが抑制される。
一方、制御部70が、カラー色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令を受けると、トナー画像形成部20Y〜20Kを稼働させる(図1参照)。これにより、各トナー画像形成部20Y〜20Kにおいて、帯電器22による帯電動作、露光装置23による露光動作及び現像装置24による現像動作が行われ、各感光体ドラム21Y〜21Kに各カラー色画像が形成される。
このカラー色画像が、一次転写位置TY〜TKにて転写ベルト31に順次転写される。このとき、各カラー色画像及び転写ベルト31は、各一次転写位置TY〜TKにおいて、各一次転写ロール33Y〜33K及び各感光体ドラム21Y〜21Kによって、第1ニップ荷重で挟まれる。転写ベルト31に転写された各カラー色画像は、二次転写位置NTにて転写ベルト31から記録媒体Pに転写される。
カラー色画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40の定着ニップNFへ搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに対し、熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたカラー色画像が記録媒体Pに定着される。
本実施形態では、前述のように、各カラー色画像が転写ベルト31に転写される際に、第2ニップ荷重よりも小さい第1ニップ荷重で、カラー色画像及び転写ベルト31が挟まれる。このため、カラー色画像及び転写ベルト31が第2ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、カラー色画像におけるカラー色トナー同士が密着せず、カラー色トナーが転写ベルト31上で凝集することが抑制される。また、カラー色画像及び転写ベルト31が第2ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、カラー色画像のカラー色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)は低い。
このため、カラー色画像が転写ベルト31から記録媒体Pに転写される際に、カラー色トナーが記録媒体Pに転写されずに転写ベルト31に残留して、記録媒体P上の画像が抜けることが抑制される。
<第1実施形態の変形例>
第1実施形態では、各一次転写ロール33Y〜33K、33Vは、圧縮バネ39によって、各感光体ドラム21Y〜21K、21V側へ加圧されていたが、これに限られない。例えば、各一次転写ロール33Y〜33K、33Vは、引っ張りバネ等のバネ部材やその他弾性部材によって、各感光体ドラム21Y〜21K、21V側へ加圧されていてもよい。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、第1実施形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を適宜省略する。
<第2実施形態の構成>
本実施形態における画像形成部12では、図7に示されるように、各色のトナー画像形成部20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、特別色(V)の順で、転写ベルト31の搬送方向の上流側から下流側に向けて配置されている。
また、本実施形態では、一次転写ロール33V(第2転写部材の一例)と感光体ドラム21Vとで転写ベルト31を挟むニップ荷重が可変とされている。具体的には、一次転写ロール33Vは、図8(A)(B)に示されるように、駆動部(図示省略)によって回転するカム230によって、感光体ドラム21Vとの軸間距離が可変とされている。
より具体的には、図8(B)に示されるように、カム230の長径部分が一次転写ロール33Vの軸部35に接触する回転位置でカム230が停止することで、一次転写ロール33Vは、各一次転写ロール33Y〜33Kにおける第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で、転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟む。図8(A)に示されるように、カム230の短径部分が一次転写ロール33Vの軸部35に接触する回転位置でカム230が停止することで、一次転写ロール33Vは、第2ニップ荷重よりも小さい第3ニップ荷重で、転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟む。
本実施形態では、第1ニップ荷重は、例えば、13g/cm(線圧)とされる。また、第2ニップ荷重は、例えば、20g/cm(線圧)とされる。また、第3ニップ荷重は、例えば、17g/cm(線圧)とされ、第1ニップ荷重よりも大きくされている。なお、第3ニップ荷重は、第1ニップ荷重と同じであってもよい。
そして、本実施形態では、画像形成装置10は、第2ニップ荷重を用いる第1モードと、第2ニップ荷重よりも小さい第3ニップ荷重を用いる第2モードと、を有している。具体的には、第1モードにおいて、第2ニップ荷重で転写ベルト31を一次転写ロール33Vと感光体ドラム21Vとで挟んで、銀色画像を感光体ドラム21Vから転写ベルト31へ転写する。第2モードにおいて、第2ニップ荷重よりも小さい第3ニップ荷重で転写ベルト31を感光体ドラム21Vと一次転写ロール33Vとで挟んで、銀色画像を感光体ドラム21Vから転写ベルト31へ転写する。
第1モードは、カラー色画像を転写ベルト31に転写せず、銀色画像を転写ベルト31に転写する場合に制御部70に選択されて実行される。具体的には、第1モードは、制御部70が、カラー色画像を記録媒体Pに形成せずに銀色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令(銀色画像の形成指令)を受けた場合に、制御部70によって選択されて実行される。
第2モードは、カラー色画像及び銀色画像を転写ベルト31に転写する場合に制御部70に選択されて実行される。具体的には、第2モードは、制御部70が、銀色画像及びカラー色画像を記録媒体Pに形成する画像形成指令(混色画像の形成指令)を受けた場合に、制御部70によって選択されて実行される。
<第2実施形態の作用>
制御部70は、銀色画像の形成指令を受けると、第1モードを選択すると共に、トナー画像形成部20Vを稼働させる(図1参照)。第1モードが選択されることにより、図8(B)に示されるように、カム230の長径部分が一次転写ロール33Vの軸部35に接触する回転位置でカム230が停止する。これにより、一次転写ロール33Vは、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟んだ状態となる。
トナー画像形成部20Vが稼働されることにより、トナー画像形成部20Vにおいて、帯電器22による帯電動作、露光装置23による露光動作及び現像装置24による現像動作が行われ、感光体ドラム21Vに銀色画像が形成される。
この銀色画像が、一次転写位置TVにて転写ベルト31に転写される。このとき、銀色画像及び転写ベルト31は、一次転写位置TVにおいて、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第2ニップ荷重で挟まれる。転写ベルト31に転写された銀色画像は、二次転写位置NTにて転写ベルト31から記録媒体Pに転写される。
銀色画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40の定着ニップNFへ搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに対し、熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写された銀色画像が記録媒体Pに定着される。
本実施形態では、前述のように、銀色画像が転写ベルト31に転写される際に、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で、銀色画像及び転写ベルト31が挟まれる。このため、銀色画像及び転写ベルト31が第1ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、銀色画像における銀色トナー同士が寝た姿勢で密着し、銀色トナーが凝集する。さらに、銀色画像及び転写ベルト31が第1ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、銀色画像の銀色トナーと転写ベルト31との接触面積が増大し、銀色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)が高まる。
このため、銀色画像を転写ベルト31から記録媒体Pに転写する際に、二次転写ロール34にその軸方向への振動等が発生しても、銀色トナーの顔料110が動きにくく、顔料110の姿勢が局所的に変化しにくい。
したがって、第1モードにおいて、一次転写位置TVにおけるニップ荷重が第1ニップ荷重以下の荷重である場合に比べ、転写ベルト31から記録媒体Pに転写された銀色画像の銀色トナーに含まれる顔料110の姿勢の周期的なばらつきが抑制される。これにより、記録媒体Pに形成された銀色画像において、金属光沢感のムラが発生することが抑制される。
一方、制御部70が、混色画像の形成指令を受けると、第2モードを選択すると共に、トナー画像形成部20V、20Y〜20Kを稼働させる(図1参照)。第2モードが選択されることにより、図8(A)に示されるように、カム230の短径部分が一次転写ロール33Vの軸部35に接触する回転位置でカム230が停止する。これにより、一次転写ロール33Vは、第2ニップ荷重よりも小さい第3ニップ荷重で転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟んだ状態となる。
トナー画像形成部20V、20Y〜20Kが稼働されることにより、トナー画像形成部20V、20Y〜20Kにおいて、帯電器22による帯電動作、露光装置23による露光動作及び現像装置24による現像動作が行われ、感光体ドラム21V、21Y〜21Kに銀色画像及びカラー色画像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム21Y〜21Kに形成されたカラー色画像が、一次転写位置TY〜TKにて転写ベルト31に順次転写される。このとき、各カラー色画像及び転写ベルト31は、各一次転写位置TY〜TKにおいて、各一次転写ロール33Y〜33K及び各感光体ドラム21Y〜21Kによって、第1ニップ荷重で挟まれる。
さらに、感光体ドラム21Vに形成された銀色画像が、一次転写位置TVにて転写ベルト31に転写される。このとき、銀色画像及び転写ベルト31は、一次転写位置TVにおいて、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第3ニップ荷重で挟まれる。また、転写ベルト31に転写された各カラー色画像は、一次転写位置TVを通過する際に、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第3ニップ荷重で挟まれる。
そして、転写ベルト31に転写された各カラー色画像及び銀色画像は、二次転写位置NTにて転写ベルト31から記録媒体Pに転写される。
カラー色画像及び銀色画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40の定着ニップNFへ搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに対し、熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたカラー色画像及び銀色画像が記録媒体Pに定着される。
本実施形態では、各カラー色画像が転写ベルト31に転写される際に、第2ニップ荷重よりも小さい第1ニップ荷重で、カラー色画像及び転写ベルト31が挟まれる。さらに、転写ベルト31に転写された各カラー色画像は、一次転写位置TVを通過する際に、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第3ニップ荷重で挟まれる。
このため、カラー色画像及び転写ベルト31が、一次転写位置TVにおいて第2ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、カラー色画像におけるカラー色トナー同士が密着せず、カラー色トナーが転写ベルト31上で凝集することが抑制される。また、カラー色画像及び転写ベルト31が第2ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、カラー色画像のカラー色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)は低い。
このため、カラー色画像が転写ベルト31から記録媒体Pに転写される際に、カラー色トナーが記録媒体Pに転写されずに転写ベルト31に残留して、記録媒体P上の画像が抜けることが抑制される。
≪第3実施形態≫
次に、第3実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、第2実施形態と同一部分については、同一符号を付してその説明を適宜省略する。
<第3実施形態の構成>
本実施形態における画像形成部12では、第2実施形態と同様に、各色のトナー画像形成部20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、特別色(V)の順で、転写ベルト31の搬送方向の上流側から下流側に向けて配置されている(図7参照)。
また、前述の第2実施形態では、カラー色画像及び銀色画像を転写ベルト31に転写する場合に、第2モードが、制御部70に選択されて実行されていた。
これに対して、第3実施形態では、カラー色画像及び銀色画像を転写ベルト31に転写し、かつ、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体の幅の50%以上を占める場合(図9において破線で囲まれた領域B参照)に、第1モードが制御部70によって選択されて実行される。
また、カラー色画像及び銀色画像を転写ベルト31に転写し、かつ、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体の幅の50%未満を占める場合(図9において破線で囲まれた領域A参照)に、第2モードが制御部70によって選択されて実行される。
ここで、制御部70は、混色画像の形成指令を受けた場合に、ジョブデータから画像密度95%以上の銀色画像が、記録媒体の幅の50%以上を占めるか否かを判断する。具体的には、制御部70は、ジョブデータに基づいて、実際に画像が形成される記録媒体Pの媒体幅に対して、画像密度95%以上の銀色画像が形成される画像幅の比率が、50%以上であるか否かで判断する。
画像密度とは、露光装置23が感光体ドラム21上に形成する露光ドットを1画素とした場合、単位面積当たりに含まれる総画素数に対して、現像装置24により現像されるトナー画像の画素数の百分率のことをいう。
また、画像幅は、銀色画像における記録媒体の幅方向に沿った幅のうち最大幅とされる。媒体幅は、実際に画像が形成される記録媒体Pの幅のうち最大幅とされる。
前述の判断の結果、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体の幅の50%以上を占める場合には、制御部70が第1モードを選択して実行する。また、前述の判断の結果、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体の幅の50%未満を占める場合には、制御部70が第2モードを選択して実行する。なお、銀色画像として画像密度95%未満の画像しか含まない場合(図4において破線で囲まれた領域C参照)は、制御部70は、第2モードを選択して実行する。
ここで、記録媒体Pに形成されるトナー画像の画像密度が高く、当該トナー画像の画像幅が広い場合に、転写ベルト31と記録媒体Pとの間の付着力が低下し、記録媒体Pが転写ベルト31に対して相対移動しやすい。このため、図5に示されるような顔料110の姿勢の周期的なばらつきが発生しやすい。また、記録媒体Pに形成されるトナー画像の画像密度が高く、当該トナー画像の画像幅が広い場合に、顔料110の姿勢が局所的に変化したときに、銀色トナーにおける顔料110の姿勢の周期的なばらつきが、金属光沢感にムラとして目視により視認されやすい。
発明者は、特に、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体Pの幅の50%以上を占める場合(図9において破線で囲まれた領域B参照)において、記録媒体Pが転写ベルト31に対して相対移動しやすく、銀色トナーにおける顔料110の姿勢の周期的なばらつきが、金属光沢感にムラとして視認されやすいとの知見を得た。
<第3実施形態の作用>
制御部70は、混色画像の形成指令を受けると、ジョブデータに基づいて、実際に画像が形成される記録媒体Pの媒体幅に対して、画像密度95%以上の銀色画像が形成される画像幅の比率が50%以上であるか否かで判断する。
この判断の結果、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体の幅の50%以上を占める場合には、制御部70が第1モードを選択すると共に、トナー画像形成部20Vを稼働させる(図1参照)。
第1モードが選択されることにより、図8(B)に示されるように、カム230の長径部分が一次転写ロール33Vの軸部35に接触する回転位置でカム230が停止する。これにより、一次転写ロール33Vは、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟んだ状態となる。
トナー画像形成部20Vが稼働されることにより、トナー画像形成部20Vにおいて、帯電器22による帯電動作、露光装置23による露光動作及び現像装置24による現像動作が行われ、感光体ドラム21Vに銀色画像が形成される。
この銀色画像が、一次転写位置TVにて転写ベルト31に転写される。このとき、銀色画像及び転写ベルト31は、一次転写位置TVにおいて、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第2ニップ荷重で挟まれる。転写ベルト31に転写された銀色画像は、二次転写位置NTにて転写ベルト31から記録媒体Pに転写される。
銀色画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40の定着ニップNFへ搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに対し、熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写された銀色画像が記録媒体Pに定着される。
本実施形態では、前述のように、銀色画像が転写ベルト31に転写される際に、第1ニップ荷重よりも大きい第2ニップ荷重で、銀色画像及び転写ベルト31が挟まれる。このため、銀色画像及び転写ベルト31が第1ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、銀色画像における銀色トナー同士が寝た状態で密着し、銀色トナーが凝集する。さらに、銀色画像及び転写ベルト31が第1ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、銀色画像の銀色トナーと転写ベルト31との接触面積が増大し、銀色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)が高まる。
このため、銀色画像を転写ベルト31から記録媒体Pに転写する際に、二次転写ロール34にその軸方向への振動等が発生しても、銀色トナーの顔料110が動きにくく、顔料110の姿勢が局所的に変化しにくい。
したがって、第1モードにおいて、一次転写位置TVにおけるニップ荷重が第1ニップ荷重以下の荷重である場合に比べ、転写ベルト31から記録媒体Pに転写された銀色画像の銀色トナーに含まれる顔料110の姿勢の周期的なばらつきが抑制される。これにより、記録媒体Pに形成された銀色画像において、金属光沢感のムラが発生することが抑制される。
一方、記録媒体Pの媒体幅に対する画像密度95%以上の銀色画像における画像幅の比率が50%以上であるか否かの判断の結果、画像密度95%以上の銀色画像が記録媒体の幅の50%未満を占める場合には、制御部70が第2モードを選択すると共に、トナー画像形成部20V、20Y〜20Kを稼働させる(図1参照)。
第2モードが選択されることにより、図8(A)に示されるように、カム230の短径部分が一次転写ロール33Vの軸部35に接触する回転位置でカム230が停止する。これにより、一次転写ロール33Vは、第2ニップ荷重よりも小さい第3ニップ荷重で転写ベルト31を感光体ドラム21Vとで挟んだ状態となる。
トナー画像形成部20V、20Y〜20Kが稼働されることにより、トナー画像形成部20V、20Y〜20Kにおいて、帯電器22による帯電動作、露光装置23による露光動作及び現像装置24による現像動作が行われ、感光体ドラム21V、21Y〜21Kに銀色画像及びカラー色画像がそれぞれ形成される。
各感光体ドラム21Y〜21Kに形成されたカラー色画像が、一次転写位置TY〜TKにて転写ベルト31に順次転写される。このとき、各カラー色画像及び転写ベルト31は、各一次転写位置TY〜TKにおいて、各一次転写ロール33Y〜33K及び各感光体ドラム21Y〜21Kによって、第1ニップ荷重で挟まれる。
さらに、感光体ドラム21Vに形成された銀色画像が、一次転写位置TVにて転写ベルト31に転写される。このとき、銀色画像及び転写ベルト31は、一次転写位置TVにおいて、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第3ニップ荷重で挟まれる。また、転写ベルト31に転写された各カラー色画像は、一次転写位置TVを通過する際に、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第3ニップ荷重で挟まれる。
そして、転写ベルト31に転写された各カラー色画像及び銀色画像は、二次転写位置NTにて転写ベルト31から記録媒体Pに転写される。
カラー色画像及び銀色画像が転写された記録媒体Pは、定着装置40の定着ニップNFへ搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過する記録媒体Pに対し、熱及び圧力を付与する。これにより、記録媒体Pに転写されたカラー色画像及び銀色画像が記録媒体Pに定着される。
本実施形態では、各カラー色画像が転写ベルト31に転写される際に、第2ニップ荷重よりも小さい第1ニップ荷重で、カラー色画像及び転写ベルト31が挟まれる。さらに、転写ベルト31に転写された各カラー色画像は、一次転写位置TVを通過する際に、一次転写ロール33V及び感光体ドラム21Vによって、第3ニップ荷重で挟まれる。
このため、カラー色画像及び転写ベルト31が、一次転写位置TVにおいて第2ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、カラー色画像におけるカラー色トナー同士が密着せず、カラー色トナーが転写ベルト31上で凝集することが抑制される。また、カラー色画像及び転写ベルト31が第2ニップ荷重で挟まれる場合に比べ、カラー色画像のカラー色トナーと転写ベルト31との付着力(密着性)は低い。
このため、カラー色画像が転写ベルト31から記録媒体Pに転写される際に、カラー色トナーが記録媒体Pに転写されずに転写ベルト31に残留して、記録媒体P上の画像が抜けることが抑制される。
<第3実施形態の変形例>
第3実施形態では、制御部70は、記録媒体Pの媒体幅に対する画像密度95%以上の銀色画像における画像幅の比率に基づき、モード選択を行ったがこれに限られない。例えば、画像密度95%以上の銀色画像における画像幅が、予め定められた幅(例えば、148.5mm(A3サイズの50%幅))以上であるか否かで、モード選択を行ってもよい。
また、第3実施形態では、各色のトナー画像形成部20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、特別色(V)の順で、転写ベルト31の搬送方向の上流側から下流側に向けて配置されていたが(図7参照)、これに限られない。例えば、各色のトナー画像形成部20は、特別色(V)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順で、転写ベルト31の搬送方向の上流側から下流側に向けて配置されていてもよく、各色のトナー画像形成部20の配置順は、不問である。
≪第1〜第3実施形態の変形例≫
前述の第1〜第3実施形態では、扁平顔料を含むトナーとして、銀色トナーを用いたが、これに限られず、金色などの金属色のトナーを用いてもよい。なお、金色のトナーは、例えば、アルミニウムなどで構成された扁平顔料と黄色の顔料と含んで構成される。すなわち、扁平顔料を含むトナーとしては、扁平顔料以外の顔料を含んでいてもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
10 画像形成装置
20Y、20M、20C、20K 各トナー画像形成部(第1形成部の一例)
20V トナー画像形成部(第2形成部の一例)
31 転写ベルト(転写体の一例)
33V 一次転写ロール(第2転写部材の一例)
33Y、33M、33C、33K 一次転写ロール(第1転写部材の一例)
110 顔料(扁平顔料の一例)

Claims (4)

  1. 扁平顔料を含まないトナーで第1像を形成する第1形成部と、
    扁平顔料を含むトナーで第2像を形成する第2形成部と、
    転写された前記第1像及び前記第2像を搬送し、該第1像及び該第2像を記録媒体に転写する転写体と、
    第1荷重で前記転写体を前記第1形成部とで挟み、前記第1像を前記第1形成部から前記転写体へ転写する第1転写部材と、
    前記第1荷重よりも大きい第2荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟み、前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写する第2転写部材と、
    を備える画像形成装置。
  2. 扁平顔料を含まないトナーで第1像を形成する第1形成部と、
    扁平顔料を含むトナーで第2像を形成する第2形成部と、
    転写された前記第1像及び前記第2像を搬送し、該第1像及び該第2像を記録媒体に転写する転写体と、
    第1荷重で前記転写体を前記第1形成部とで挟み、前記第1像を前記第1形成部から前記転写体へ転写する第1転写部材と、
    第1モードにおいて、前記第1荷重よりも大きい第2荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟んで前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写し、第2モードにおいて、前記第2荷重よりも小さい第3荷重で前記転写体を前記第2形成部とで挟んで前記第2像を前記第2形成部から前記転写体へ転写する第2転写部材と、
    を備える画像形成装置。
  3. 前記第2形成部及び前記第2転写部材は、前記第1形成部及び前記第1転写部材よりも、前記転写体の搬送方向下流側に配置され、
    前記第1モードは、前記第1像を前記転写体に転写せず、前記第2像を前記転写体に転写する場合であり、
    前記第2モードは、前記第1像及び前記第2像を前記転写体に転写する場合である請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1モードは、前記第1像及び前記第2像を前記転写体に転写し、画像密度95%以上の前記第2像が前記記録媒体の幅の50%以上を占める場合であり、
    前記第2モードは、前記第1像及び前記第2像を前記転写体に転写し、画像密度95%以上の前記第2像が前記記録媒体の幅の50%未満を占める場合である
    請求項2に記載の画像形成装置。
JP2015035794A 2015-02-25 2015-02-25 画像形成装置 Pending JP2016157018A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035794A JP2016157018A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 画像形成装置
US14/833,536 US9383689B1 (en) 2015-02-25 2015-08-24 Image forming apparatus that transfers a first image formed using a toner containing a pigment other than a flat pigment and that transfers a second image formed using a toner containing a flat pigment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035794A JP2016157018A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016157018A true JP2016157018A (ja) 2016-09-01

Family

ID=56234871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015035794A Pending JP2016157018A (ja) 2015-02-25 2015-02-25 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9383689B1 (ja)
JP (1) JP2016157018A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6596977B2 (ja) * 2015-06-26 2019-10-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、プログラムおよび画像形成方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050347A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007304223A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2008145638A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置
JP2008309905A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Canon Inc 画像形成装置
US20110116845A1 (en) * 2009-11-13 2011-05-19 Shifley James D Multipass electrophotographic print engine
JP2014106369A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2015026048A (ja) * 2013-06-19 2015-02-05 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4820110B2 (ja) 2005-05-11 2011-11-24 株式会社リコー 画像形成装置、画像および画像形成方法
US8948669B2 (en) * 2012-03-15 2015-02-03 Fuji Xerox Co., Ltd. Transfer device and image forming apparatus
JP5532173B1 (ja) * 2013-06-04 2014-06-25 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6123685B2 (ja) * 2014-01-09 2017-05-10 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2015138203A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2015145963A (ja) * 2014-02-03 2015-08-13 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006050347A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007304223A (ja) * 2006-05-10 2007-11-22 Canon Inc 画像形成装置
JP2008145638A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置
JP2008309905A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Canon Inc 画像形成装置
US20110116845A1 (en) * 2009-11-13 2011-05-19 Shifley James D Multipass electrophotographic print engine
JP2014106369A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2015026048A (ja) * 2013-06-19 2015-02-05 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9383689B1 (en) 2016-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100232820A1 (en) Image forming apparatus and control method therefor
US8712300B2 (en) Fusing apparatus and image forming apparatus provided with the same, and heating apparatus
JP2009098363A (ja) 転写ベルト装置及びこれを用いた画像形成装置
US9846396B2 (en) Transfer device and image forming apparatus incorporating same
JP5407400B2 (ja) 画像形成装置
JP5322864B2 (ja) 像加熱装置
JP2015191122A (ja) 駆動伝達装置及び画像形成装置
JP2016157018A (ja) 画像形成装置
JP5807728B1 (ja) 画像形成装置
JP2006163216A (ja) 画像形成装置
JP6828491B2 (ja) 画像形成装置
JP6528455B2 (ja) 画像形成装置
JP6778410B2 (ja) 画像形成装置
US10747153B2 (en) Belt-type transport device, fixing device, and image forming apparatus
JP6428362B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
US20200301319A1 (en) Transfer device and image forming apparatus incorporating same
JP5858184B1 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP5822037B1 (ja) 画像形成装置
JP2020073955A (ja) 画像形成装置
US9383690B1 (en) Transfer device and image forming apparatus
US9599936B2 (en) Image forming apparatus having opposite roller switching and image forming system
JP6357885B2 (ja) 画像形成装置
JP6012480B2 (ja) 画像形成装置
JP6819155B2 (ja) 画像形成装置
JP2017045024A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190507