JP6428362B2 - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という。)について説明する。なお、実施形態の説明では、以下の第1及び第2実施形態に分けて行う。また、以下の説明では、図面に矢印X及び矢印−Xで示す方向を装置幅方向、図面に矢印Y及び矢印−Yで示す方向を装置高さ方向とする。また、装置幅方向及び装置高さ方向のそれぞれに直交する方向(矢印Z及び矢印−Z方向)を装置奥行き方向とする。
以下、第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)の構成及び画像形成装置10に用いるトナー(図4及び図5参照))について説明する。次いで、本実施形態の画像形成装置10の画像形成動作について説明する。次いで、本実施形態の作用について説明する。
画像形成装置10は、図1に示されるように、トナー像形成部20と、転写装置30と、搬送装置40と、定着装置50と、制御部60と、電源PSと、を含んで構成される電子写真方式の装置とされている。
トナー像形成部20は、帯電、露光、現像の各工程を行って、後述するトナー像G(図1参照)を形成する機能を有する。
転写装置30は、各単色ユニット21が形成したトナー像Gを移動する転写ベルトTBに後述するニップ部N1で1次転写する機能と、1次転写したトナー像Gをニップ部N2に搬送される媒体Pに移動する転写ベルトTBからニップ部N2で2次転写する機能と、を有する。転写装置30は、図1に示されるように、転写ベルトTBと、駆動ロール32と、1次転写ロール34G、34Y、34M、34C、34Kと、2次転写ユニット36と、を含んで構成されている。以下、本明細書及び図面において、1次転写ロール34G、34Y、34M、34C、34Kを区別する必要がない場合、アルファベット(G、Y、M、C、K)を省略して説明する。なお、転写装置30には、制御部60のうち後述する図8のフローチャートに従う制御を行う部分が含まれる。
転写ベルトTBは、無端状とされている。また、駆動ロール32は、駆動源(図示省略)により駆動されて、軸周りに回転しながら、転写ベルトTBを矢印R方向に移動させるようになっている。そして、転写ベルトTBは、各単色ユニット21が形成した各トナー像Gを外周に保持しながら、各トナー像Gをニップ部N2へ到達させるようになっている。ここで、転写ベルトTBは、移動体の一例である。
1次転写ロール34Gは、単色ユニット21Gが形成したトナー像G1を移動する転写ベルトTBにニップ部N1で1次転写する機能を有する。また、1次転写ロール34Y、34M、34C、34Kは、それぞれ単色ユニット21Y、21M、21C、21Kが形成したトナー像G2を移動する転写ベルトTBにニップ部N1で1次転写する機能を有する。
2次転写ユニット36は、図1及び図3に示されるように、2次転写部70と、除去部80と、を含んで構成されている。
2次転写部70は、転写ベルトTBに1次転写された各トナー像Gを、ニップ部N2で搬送装置40によりニップ部N2に搬送される媒体Pに2次転写する機能を有する。2次転写部70は、図3に示されるように、導電性ロール72と、テンションロール74と、導電性ベルトCBと、バックアップロール76と、可動部78と、を備えている。
除去部80は、導電性ベルトCBに付着したトナーT(前述のかぶりトナー等を含むトナー)を除去する機能を有する。除去部80は、図3に示されるように、第1除去部82と、第2除去部84と、ハウジング86と、を備えている。第1除去部82及び第2除去部84は、ハウジング86内に配置されている。
搬送装置40は、媒体Pを搬送する機能を有する。なお、搬送装置40は、図1及び図3に示されるように、媒体Pを搬送方向CDに搬送するようになっている。
定着装置50は、転写装置30により媒体Pに2次転写された各トナー像Gを構成するトナーTをニップ部N3で加熱、加圧して、媒体PにトナーTを定着させる機能を有する。定着装置50は、加熱部50Aと、加圧部50Bと、を含んで構成されている。
制御部60は、転写装置30を構成する制御部60以外の各部及び画像形成装置10を構成する転写装置30以外の各部(以下、制御部60以外の各部という。)を制御する機能を有する。
制御部60は、判断ステップS200において、単色ユニット21Gにトナー像G1を形成させるかを判断するようになっている。別の見方をすれば、制御部60は、ジョブデータ(に含まれる画像データ)に、トナー像G1を形成させるデータが含まれているかを判断するようになっている。そして、制御部60は、判断ステップS200において肯定判断した場合、判断ステップS210の判断を行うようになっている。これに対し、制御部60は、判断ステップS200において否定判断をした場合、画像形成装置10が通常モードで画像形成動作を実行するように、制御部60以外の各部を制御するようになっている(ステップS250)。通常モードについては後述する。
制御部60は、判断ステップS210において、形成されるトナー像G1が定められた条件を満たすかを判断するようになっている。ここで、定められた条件を満たすとは、以下の第1条件を満たすこと、かつ、第2条件を満たすこととされている。
制御部60は、判断ステップS220において、トナー像G1のみであるかを判断するようになっている。別の見方をすれば、制御部60は、判断ステップS220において、トナー像G1のみを2次転写するかを判断するようになっている。そして、制御部60は、判断ステップS220において肯定判断をした場合、画像形成装置10が第1モード(ステップS230)で画像形成動作を実行するように、制御部60以外の各部を制御するようになっている。これに対して、制御部60は、判断ステップS220において否定判断をした場合、画像形成装置10が第2モード(ステップS240)で画像形成動作を実行するように、制御部60以外の各部を制御するようになっている。
次に、通常モード及び特別モード(特別モードにおいては第1モード及び第2モード)について説明する。制御部60は、図7のフローチャートに従い何れかのモードを選択すると、可動部78の駆動源78Dによりシャフト78Cを回転、停止させ、BUR76を待機位置から各モードに対応する第1〜3位置の何れか1つの動作位置に移動させるようになっている。そして、画像形成装置10は、BUR76が各モードに対応する第1〜3位置の何れか1つの動作位置に配置されている状態で画像形成動作を実行するようになっている。
通常モードは、BUR76が前述の第1位置(図1及び図2のBUR76の位置)に配置された状態で、画像形成装置10が画像形成動作を実行するモードとされている。
第1モードは、BUR76が前述の第2位置に配置された状態で、画像形成装置10が画像形成動作を実行するモードとされている。そのため、第1モードにおけるニップ部N2のニップ圧(第1圧の一例)は、図8に示されるように、通常モードにおけるニップ部N2のニップ圧(第2圧の一例)よりも高い。
第2モードは、BUR76が前述の第3位置に配置された状態で、画像形成装置10が画像形成動作を実行するモードとされている。そのため、第2モードにおけるニップ部N2のニップ圧(第1圧の一例)は、図8に示されるように、通常モードにおけるニップ部N2のニップ圧(第2圧の一例)よりも高い。また、第2モードにおけるニップ部N2のニップ圧は、第1モードにおけるニップ部N2のニップ圧よりも高い。
[扁平トナー(トナーMT)]
トナーMTを構成するトナー粒子MTPは、一例として、図4に示されるように、金属顔料MPと、バインダーBDと、を含んで構成されている。バインダーBDは、金属顔料MPを覆っている。金属顔料MPは、扁平とされている。具体的には、金属顔料MPの長軸長さL1がは一例として5μm以上12μm以下、その厚みT1が一例として0.01μm以上0.5μm以下とされている。ここで、長軸長さL1とは、金属顔料MPの厚み方向と直交する方向から金属顔料MPを見た場合、金属顔料MPの最も長い部分の長さをいう。そして、本実施形態のトナー粒子MTPは、その長軸長さL2が一例として7μm以上20μm以下、その厚みT2が一例として1μm以上3μm以下とされている。ここで、長軸長さL2とは、トナー粒子MTPの厚み方向と直交する方向からトナー粒子MTPを見た場合、トナー粒子MTPの最も長い部分の長さをいう。以上のとおり、本実施形態のトナー粒子MTPは、含有されている金属顔料MPの長軸長さL1/厚みT1が一例として10以上1200以下であって、トナー粒子MTPの長軸長さL1/厚みT2が一例として2.3以上20以下の関係を有するトナー粒子をいう(そして、本実施形態のトナーMTは、上記の関係を有するトナー粒子MTPの集合体をいう)。なお、前述のとおり、本実施形態のトナーMTは金色であるが、トナー粒子MTPを構成する金属顔料MPは一例としてアルミとされ、バインダーBDに一例としてイエロー(Y)の顔料を分散させることで、金色とされている。
トナーNTを構成するトナー粒子NTPは、一例として、図5に示されるように、樹脂顔料RPと、バインダーBDと、を含んで構成されている。また、トナー粒子NTPは、非扁平とされている。具体的には、本実施形態のトナー粒子NTPは、含有されている樹脂顔料RPの長軸長さ/厚みが一例として10未満であって、トナー粒子NTPの長軸長さ/厚みが一例として2.3未満の関係を有するトナー粒子をいう。また、本実施形態のトナー粒子NTPを平面に投影した場合の円形度は、一例として、0.90以上とされている。以上より、本実施形態のトナー粒子NTP(トナーNT)は、非扁平のトナー粒子(トナー)とされている。
[補足1]
トナーMTは、図6(A)及び(B)に示されるように、転写ベルトTBとともにニップ部N1、N2以外の部位を移動している期間中、転写ベルトTBの外周に対してほぼ直交する方向にその長軸(長手方向の軸)が沿った状態(立った状態)で、転写ベルトTBに付着している。これは、トナーMTがその長軸方向に沿った方向に分極しているためと推認される。なお、転写ベルトTBに立った状態で付着しているトナーMTは、ニップ部N1では感光体22と転写ベルトTBとに挟まれて、ニップ部N2では転写ベルトTBと2次転写部70の導電性ベルトCBとに挟まれて、倒れると推認される。
本実施形態の画像形成装置10は、前述のとおり、単色ユニット21Gを用いてトナー像G1を形成すると、扁平な金属顔料MPを色素とした画像を形成するようになっている。このように扁平な金属顔料MPを含むトナー粒子MTPで構成されるトナーMTを用いて画像を形成すると、当該画像は、光を反射して金属光沢感を生じさせる。
次に、本実施形態の画像形成装置10の画像形成動作について、図面を参照しつつ説明する。まず、画像形成装置10の基本的動作について説明し、次いで、外部装置(図示省略)から受け取った異なるジョブデータごとの動作について説明する。画像形成装置10の基本的動作とは、ジョブデータが異なる場合であっても共通して行われる動作のことを意味する。
外部装置(図示省略)からジョブデータを受け取った制御部60は、制御部60以外の各部であるトナー像形成部20、転写装置30及び定着装置50を作動させる。
次に、外部装置(図示省略)から受け取った異なるジョブデータごとの動作について図7を参照しつつ説明する。
制御部60は、判断ステップS200で否定判断をして、ステップS250に従い通常モードで制御部60以外の各部を制御する。そのため、制御部60は、BUR76を通常モードに対応する第1位置に配置させて、2次転写部70に2次転写動作をさせる。そして、画像形成装置10により画像形成が要求された媒体Pへの画像形成が実行されて、画像形成動作が終了する。
以下、3つのケースに分けて説明する。なお、これらのケースでは、制御部60は、前提として判断ステップS200において肯定判断して、判断ステップS210の判断を行う。
このケースは、トナー像G1のデータが図9における領域A1に含まれていないケースとされる。制御部60は、判断ステップS210で否定判断をして、ステップS250に従い通常モードで制御部60以外の各部を制御する。そのため、制御部60は、BUR76を通常モードに対応する第1位置に配置させて、2次転写部70に2次転写動作をさせる。そして、画像形成装置10により画像形成が要求された媒体Pへの画像形成が実行されて、画像形成動作が終了する。
このケースは、トナー像G1のデータが図9における領域A1に含まれており、かつ、単色ユニット21Gのみでトナー像Gを形成するケースとされる。制御部60は、判断ステップS220で肯定判断をして、ステップS230に従い第1モードで制御部60以外の各部を制御する。そのため、制御部60は、BUR76を第1モードに対応する第2位置に配置させて、2次転写部70に2次転写動作をさせる。そして、画像形成装置10により画像形成が要求された媒体Pへの画像形成が実行されて、画像形成動作が終了する。
このケースは、トナー像G1のデータが図9における領域A1に含まれており、かつ、単色ユニット21Gでトナー像G1を、単色ユニット21G以外の単色ユニット21の1つ以上でトナー像G2を形成するケースとされる。制御部60は、判断ステップS220で否定判断をして、ステップS240に従い第2モードで制御部60以外の各部を制御する。そのため、制御部60は、BUR76を第2モードに対応する第3位置に配置させて、2次転写部70に2次転写動作をさせる。そして、画像形成装置10により画像形成が要求された媒体Pへの画像形成が実行されて、画像形成動作が終了する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
第1の作用については、本実施形態の転写装置30及び画像形成装置10を以下に説明する第1比較形態の転写装置及び画像形成装置(図示省略)と比較して説明する。
第2の作用については、本実施形態の転写装置30及び画像形成装置10を以下に説明する第2比較形態の転写装置30A及び画像形成装置10Aと比較して説明する。
第3の作用については、本実施形態の転写装置30及び画像形成装置10を以下に説明する第3比較形態の転写装置(図示省略)及び画像形成装置(図示省略)と比較して説明する。
第4の作用については、本実施形態の転写装置30及び画像形成装置10を以下に説明する第4比較形態の転写装置(図示省略)及び画像形成装置(図示省略)と比較して説明する。
次に、第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。まず、本実施形態の画像形成装置10C(図15参照)の構成について説明する。次いで、本実施形態の画像形成装置10Cの画像形成動作について説明する。次いで、本実施形態の作用について説明する。なお、以下の説明において、本実施形態の説明では、第1実施形態で用いた部品等と同じ部品等を用いる場合、その部品等の符号をそのまま用いる。
本実施形態の画像形成装置10Cでは、図15に示されるように、第1実施形態の画像形成装置10と比べると、単色ユニット21Gがすべての単色ユニット21のうち転写ベルトTBの移動方向最下流に配置されている。本実施形態の画像形成装置10Cの構成は、この点及び後述する図16のフローチャートの一部のステップ以外は第1実施形態の画像形成装置10と同等の構成とされている。
本実施形態の転写装置30C及び画像形成装置10Cは、図16のフローチャートのとおり、第1実施形態の画像形成装置10(図7参照)と比べると、判断ステップS220及びステップS240がない。そして、本実施形態の制御部60は、判断ステップS210で肯定判断をした場合、画像形成装置10Cに第1モードで画像形成動作を実行させる。別の見方をすると、本実施形態の転写装置30Cは、図16及び図17に示されるように、トナー像G1のみを形成するか否かに関わらず、ニップ部N2のニップ圧は、第1モードのニップ圧とされる。本実施形態の画像形成装置の画像形成動作は、第1実施形態の画像形成装置10の画像形成動作との関係において、上記の点以外は本実施形態の画像形成装置10の場合と同様とされている。
本実施形態の場合、前述のとおり、単色ユニット21Gはすべての単色ユニット21のうち転写ベルトTBの移動方向最下流に配置されている。そのため、第2実施形態の場合、トナー像G1のみを形成するか否かに関わらず、トナー像G1がニップ部N1を通過する回数は1回とされる。したがって、本実施形態の転写装置30Cは、ニップ部N2のニップ圧を第2モードのニップ圧とする場合に比べて、トナー像G1の飛散量が低減される。また、本実施形態の転写装置30Cは、トナー像G1のみを2次転写する場合のニップ部N2のニップ圧を第1モードのニップ圧とし、トナー像G1及びトナー像G2を2次転写する場合のニップ部N2のニップ圧を第2モードのニップ圧とする場合に比べて、両者の場合のトナーMTの飛散量の差が低減される。第2実施形態のその他の作用は、第1実施形態の第1〜第3の作用と同様である。
10 画像形成装置
10A 画像形成装置
10B 画像形成装置
10C 画像形成装置
21 単色ユニット(形成部の一例)
21Y 単色ユニット(形成部の一例)
21M 単色ユニット(形成部の一例)
21C 単色ユニット(形成部の一例)
21K 単色ユニット(形成部の一例)
30 転写装置
30A 転写装置
30B 転写装置
30C 転写装置
34G 1次転写ロール(1次転写部の一例)
34Y 1次転写ロール(他の1次転写部の一例)
34M 1次転写ロール(他の1次転写部の一例)
34C 1次転写ロール(他の1次転写部の一例)
34K 1次転写ロール(他の1次転写部の一例)
70 2次転写部
C1 画像密度(予め定められた密度)
C2 基準密度
G1 トナー像(像の一例)
G2 トナー像(像の一例)
MP 金属顔料
MT 扁平トナー
N2 ニップ部
NT 非扁平トナー
R2 基準比率(予め定められた比率)
TB 転写ベルト(移動体の一例)
Claims (9)
- 移動する移動体と、
扁平な金属顔料を含む扁平トナーで形成される像を前記移動体に転写する1次転写部と、
前記移動体とニップ部を形成し、前記ニップ部に搬送される媒体に前記移動体から前記像を転写し、前記像の画像幅が予め定められた幅よりも大きい又は前記像の画像密度が予め定められた密度よりも高い条件が満たされる場合に前記像を転写するときの前記ニップ部にかかる第1圧を、前記条件が満たされない場合に前記像を転写するときの前記ニップ部にかかる第2圧よりも高くする2次転写部と、
を備えた転写装置。 - 移動する移動体と、
扁平な金属顔料を含む扁平トナーで形成される像を前記移動体に転写する1次転写部と、
前記移動体とニップ部を形成し、前記ニップ部に搬送される媒体に前記移動体から前記像を転写し、前記像の画像幅が予め定められた幅よりも大きく、かつ、前記像の画像密度が予め定められた密度よりも高い条件が満たれさる場合に前記像を転写するときの前記ニップ部にかかる第1圧を、前記条件が満たされない場合に前記像を転写するときの前記ニップ部にかかる第2圧よりも高くする2次転写部と、
を備えた転写装置。 - 前記予め定められた幅は、前記媒体の幅ごとに予め定められた比率を乗じた幅とされている、
請求項2記載の転写装置。 - 非扁平トナーで形成される像を前記移動体に転写する他の1次転写部を備え、
前記1次転写部は、前記他の1次転写部に対し前記移動体の移動方向上流側に配置されており、
前記2次転写部は、前記第1圧を前記第2圧よりも高くする場合、前記1次転写部が転写した像のみを媒体に転写するときの前記第1圧を、前記1次転写部及び前記他の1次転写部が転写した像を媒体に転写するときの前記第1圧よりも低くする、
請求項1〜3の何れか1項記載の転写装置。 - 非扁平トナーで形成される像を前記移動体に転写する他の1次転写部を備え、
前記1次転写部は、前記他の1次転写部に対し前記移動体の移動方向下流側に配置されており、
前記2次転写部は、前記第1圧を前記第2圧よりも高くする場合、前記1次転写部が転写した像のみを媒体に転写するときの前記第1圧を、前記1次転写部及び前記他の1次転写部が転写した像を媒体に転写するときの前記第1圧と同等にする、
請求項1〜3の何れか1項記載の転写装置。 - 移動する移動体と、
扁平な金属顔料を含む扁平トナーで形成される像を前記移動体に転写する1次転写部と、
非扁平トナーで形成される像を前記移動体に転写する他の1次転写部と、
前記移動体とニップ部を形成し、前記ニップ部に搬送される媒体に前記移動体から前記像を転写し、前記1次転写部が転写した像を媒体に転写する場合の前記ニップ部の第1圧を、前記他の1次転写部が転写した像のみを転写する場合の前記ニップ部の第2圧よりも高くする2次転写部と、
を備えた転写装置。 - 前記1次転写部は、前記他の1次転写部に対し前記移動体の移動方向上流側に配置されており、
前記2次転写部は、前記第1圧を前記第2圧よりも高くする場合、前記1次転写部が転写した像のみを媒体に転写するときの前記第1圧を、前記1次転写部及び前記他の1次転写部が転写した像を媒体に転写するときの前記第1圧よりも低くする、
請求項6記載の転写装置。 - 前記1次転写部は、前記他の1次転写部に対し前記移動体の移動方向下流側に配置されており、
前記2次転写部は、前記第1圧を前記第2圧よりも高くする場合、前記1次転写部が転写した像のみを媒体に転写するときの前記第1圧を、前記1次転写部及び前記他の1次転写部が転写した像を媒体に転写するときの前記第1圧と同等にする、
請求項6記載の転写装置。 - 請求項1〜8の何れか1項記載の転写装置と、
前記移動体に転写される像を形成する形成部と、
を備えた画像形成装置。
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