JP2016156264A - コンクリートの再振動の管理方法 - Google Patents

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勝哉 戸田
中村 善彦
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泰英 松田
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Abstract

【課題】貫入抵抗値に基づいてコンクリートの再振動のタイミングを管理する。【解決手段】所定の配合の試験用のコンクリートを打設し、打設から所定のタイムスケジュールで試験用のコンクリートのブリーディングと貫入抵抗値の測定試験を行い、ブリーディングの測定試験の結果に基づいて打設からブリーディング水の排出が完了するまでの時間を決定し、この時間に対応する貫入抵抗値の範囲を貫入抵抗値の試験の結果に基づいて再振動可能範囲として決定し、現場で打設した所定の配合のコンクリートに対して貫入抵抗値の測定試験を行い、その結果得られる貫入抵抗値が再振動可能範囲内にある場合にコンクリートの再振動を可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリートの貫入抵抗値に基づいてコンクリートの再振動のタイミングを管理するコンクリートの再振動の管理方法に関する。
従来から、コンクリートは、打設が完了した後にバイブレータ等によって再振動して締固めることで、コンクリート中の水、砂や砂利、セメント等が均一となり、圧縮強度が向上することが知られている。更に、コンクリートは、JIS A 1147(コンクリートの凝結時間試験方法)に準じてプロクター貫入試験器によって貫入抵抗値が3.5N/mmの始発時間を測定し、この始発時間までに再振動されることが良いことが知られている。
そこで、コンクリートを再振動するタイミングは、コンクリートの練り混ぜからの経過時間に基づいて管理されている(特許文献1,2参照)。
しかしながら、コンクリートの硬化時間は、気温などによって変化する。従って、経過時間に基づいてコンクリートを再振動するタイミングを管理しようとしても、気温などによって変化してばらつきが出て、正確に判定することは困難である。
また、従来のプロクター貫入試験器は、所定寸法の容器にコンクリートの粗骨材を除去したモルタルを入れ、貫入針をこのモルタルに貫入して、貫入針が所定の深さまで貫入するのに要する力(荷重値)を測定し、この荷重値をメータ部に表示する。そして、この荷重値(N)を、貫入針の断面積(mm)で除することで、貫入抵抗値(N/mm)を算出することが出来る。
しかしながら、従来のプロクター貫入試験器では、一般的に、メータ部の最小目盛りが10Nであり、貫入抵抗値を0.1N/mm程度の精度でしか算出することが出来ず、高精度に貫入抵抗値の変化を読み取ることが出来ない。更に、従来のプロクター貫入試験器では、初期段階、即ち0.1N/mm以下の貫入抵抗値の変化を正確に読み取ることが出来ない。よって、従来のプロクター貫入試験器では、コンクリートを再振動するタイミングを正確に管理することは困難である。
特開平1−23737号公報 特開2004−204572号公報
本発明は、コンクリートの貫入抵抗値に基づいて、正確にコンクリートの再振動のタイミングを管理するコンクリートの再振動の管理方法を提供することを目的とする。
本発明に係るコンクリートの再振動の管理方法は、所定の配合の試験用のコンクリートを打設し、打設から所定のタイムスケジュールで上記試験用のコンクリートのブリーディングと貫入抵抗値の測定試験を行い、ブリーディングの測定試験の結果に基づいて打設からブリーディング水の排出が完了するまでの時間を決定し、この時間に対応する貫入抵抗値の範囲を貫入抵抗値の試験の結果に基づいて再振動可能範囲として決定し、現場で打設した所定の配合のコンクリートに対して貫入抵抗値の測定試験を行い、その結果得られる貫入抵抗値が再振動可能範囲内にある場合にコンクリートの再振動を可能とすることによりコンクリートの再振動のタイミングを管理する。
更に、コンクリートの再振動のタイミングは、例えば、0.1N/mm以下の貫入抵抗値に基づいて管理される。これにより、従来よりもコンクリートを再振動するタイミングを正確に管理することが出来る。
更に、貫入抵抗値は、例えば、プロクター貫入試験器に取り付けられたロードセルによって測定される。これにより、従来のプロクター貫入試験器よりも荷重値を高精度に測定することが出来、例えば、従来の約1000倍の0.01Nの荷重値まで測定することが出来る。
更に、プロクター貫入試験器は、ロードセルによって測定された貫入抵抗値を表示する表示部を有し、表示部の最小目盛りを0.01Nとしても良い。
更に、試験用のコンクリートについて所定のタイムスケジュールで試料を採取して、その試料に対する圧縮強度試験を行い、圧縮強度試験の結果を考慮して上記再振動可能範囲を決定しても良い。
本発明では、コンクリートの貫入抵抗値を測定し、測定された貫入抵抗値に基づいてコンクリートの再振動のタイミングを管理することで、最適なコンクリートの再振動のタイミングを設定することが出来る。従って、本発明によれば、密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度の向上を図ることが出来る。
本発明を適用した管理装置を示す概要図である。 プロクター貫入試験の結果を示したグラフである。 ブリーディング試験の結果を示したグラフであり、(A)は、ブリーディング量と経過時間との関係を示し、(B)は、ブリーディング率と経過時間との関係を示している。 圧縮強度試験の結果を示したグラフである。
以下、本発明を適用したコンクリートの再振動の管理方法及び管理装置について図面を参照して、以下の順に沿って説明する。
1.管理装置
2.再振動によるコンクリートの品質評価試験
2−1.コンクリートの配合
2−2.プロクター貫入試験
2−3.ブリーディング試験
2−4.圧縮強度試験
2−5.評価
3.効果
4.変形例
[1.管理装置]
図1に示すように、本発明を適用したコンクリートの再振動の管理装置1は、プロクター貫入試験(JIS A 1147)等に用いられる従来公知のプロクター貫入試験器2の一部を改良したものである。具体的に、管理装置1は、従来公知のプロクター貫入試験器2に、ロードセル3と表示部4とを設置したものである。
プロクター貫入試験器2は、上述したように、従来公知の油圧式又はスプリング式のプロクター貫入試験器であり、本体部2aと貫入針2bとメータ部2cとを有している。このようなプロクター貫入試験器2は、所定寸法の容器にコンクリートの粗骨材を除去したモルタルを入れ、貫入針2bをこのモルタルに貫入し、貫入針2bが所定の深さ(例えば25mm)まで貫入するのに要する力(荷重値)を測定し、測定した荷重値をメータ部2cに表示する。ロードセル3は、物理的な力を電子信号に変換する装置であり、例えば、プロクター貫入試験器2の本体部2aと貫入針2bとの間に設置され、貫入針2bがこのモルタルに貫入するときの荷重値を測定する。表示部4は、例えば表示器等から成り、ロードセル3と電気的に接続されており、ロードセル3が測定した荷重値を0.01Nの精度(最小目盛りが0.01N)でデジタル表示する。
以上のような構成を有する管理装置1は、ロードセル3で測定した荷重値を表示部4に0.01Nの精度で表示することが出来るので、一般的に荷重値の最小目盛値が10Nである従来公知のプロクター貫入試験器よりも、約1000倍、荷重値を高精度に表示することが出来る。
ここで、プロクター貫入試験の試験者は、表示部4から読み取った荷重値(N)を貫入針2bの断面積(mm)で除することで、貫入抵抗値(N/mm)を算出することが出来る。従って、管理装置1によれば、ロードセル3で測定した荷重値を表示部4に0.
01Nの精度で表示することが出来るので、従来公知のプロクター貫入試験器よりも高精度に貫入抵抗値を算出することが出来る。よって、管理装置1によれば、従来公知のプロクター貫入試験器では、貫入抵抗値を0.1N/mm程度の精度でしか算出することが出来なかったが、0.1N/mm以下の貫入抵抗値についても高精度に算出することが出来る。なお、管理装置1は、更に制御部を有し、制御部によって算出した貫入抵抗値を表示部4に表示するようにしても良い。
[2.再振動によるコンクリートの品質評価試験]
次に、再振動によるコンクリートの品質評価試験を行った。具体的には、プロクター貫入試験とブリーディング試験と圧縮強度試験とを行った。
[2−1.コンクリートの配合]
配合の設計条件は、呼び強度30、スランプ10cm、粗骨材の最大寸法20mmとし、セメント種類は、普通ポルトランドセメント(OPC)である。
[2−2.プロクター貫入試験]
本発明を適用した管理装置1を用いて、JIS A 1147(コンクリートの凝結時間試験方法)に準じて、上述したように配合されたコンクリートのプロクター貫入試験を行った。
プロクター貫入試験は、直径30mmの貫入針(断面積707mm)を使用し、下記タイムスケジュールで行った。具体的には、試験開始時から、15、30、45、60、90、120、150、180分後にそれぞれ荷重値を測定し、それぞれ貫入抵抗値を算出した。
<タイムスケジュール>
8:30 プラント練り混ぜ開始
9:30 試験開始(開始後 0分、練り混ぜ後1時間00分)
9:45 第1測定(開始後 15分、練り混ぜ後1時間15分)
10:00 第2測定(開始後 30分、練り混ぜ後1時間30分)
10:15 第3測定(開始後 45分、練り混ぜ後1時間45分)
10:30 第4測定(開始後 60分、練り混ぜ後2時間00分)
11:00 第5測定(開始後 90分、練り混ぜ後2時間30分)
11:30 第6測定(開始後120分、練り混ぜ後3時間00分)
12:00 第7測定(開始後150分、練り混ぜ後3時間30分)
12:30 第8測定(開始後180分、練り混ぜ後4時間00分)
下記表1及び図2にプロクター貫入試験の結果を示す。なお、図2は、貫入抵抗値(N/mm)と試験開始時からの経過時間(分)との関係を示し、縦軸は、貫入抵抗値(N/mm)を示し、横軸は、試験開始時からの経過時間(分)を示している。
Figure 2016156264
表1及び図2に示すプロクター貫入試験の結果から、試験開始時からの時間が経過するに連れて貫入抵抗値が大きくなっていくことが分かる。特に、貫入抵抗値は、0.0769N/mm(試験開始時から150分後、練り混ぜ後3時間30分後)に達した後に、それまでよりも顕著に大きくなっていることが分かる。つまり、コンクリートが始発時間まではいかないにしろ、硬化し始めた状態を示している。
[2−3.ブリーディング試験]
次に、JIS A 1123(コンクリートのブリーディング試験)に準じて、上述したように配合されたコンクリートのブリーディング試験を行った。ブリーディング試験は、試験開始から、30、60、90、120、150、180、210、240分後にそれぞれ測定を行った。図3(A)及び図3(B)にブリーディング試験の結果を示す。図3(A)は、ブリーディング量と試験開始時からの経過時間との関係を示し、縦軸は、ブリーディング量(cm/cm)を示し、横軸は、試験開始時からの経過時間(分)を示している。図3(B)は、ブリーディング率と試験開始時からの経過時間との関係を示し、縦軸は、ブリーディング率(%)を示し、横軸は、試験開始時からの経過時間(分)を示している。
図3(A)及び図3(B)に示すブリーディング試験の結果から、ブリーディング水は、試験開始直後から排出し始め、その後、略一定の割合で排出されることが分かった。更に、ブリーディング水は、試験開始時から210分で顕著になり、その後、排出されなくなって収束することが分かった。即ち、試験開始時から210分の時点で、コンクリート内の水やセメント等の分離が完了しているものと思慮する。
[2−4.圧縮強度試験]
次に、上述したように配合されたコンクリートの圧縮強度試験を行った。圧縮強度試験の試験体は、所定の大きさ及び形状の型枠に上述したように配合されたコンクリートを打設して、それぞれ、打設から、15、30、45、60、90、180分経過後に再振動を行い、28日間養生させて、再振動を行った時間が異なる6個の試験体と、比較例として、打設後再振動せずに28日間養生させた試験体と、合計7個の試験体を用いている。
図4に圧縮強度試験の結果を示す。図4は、圧縮強度(N/mm)と再振動を行った経過時間(分)との関係を示し、縦軸は、圧縮強度(N/mm)を示し、横軸は、再振動を行った経過時間(分)を示している。なお、0分での圧縮強度は、再振動を行わなかった試験体の圧縮強度を示している。
図4に示す圧縮強度試験の結果から、再振動を行った場合、再振動を行わなかった場合(0分)に比べて、圧縮強度は増大することが分かった。この理由は、コンクリートの内部に生じるブリーディングが、再振動を加えることで均一となり、試験体自体が密実になるためと思われる。更に、再振動を行うまでの経過時間が経つに連れて圧縮強度は増大し、90分後に最大となり、90分後においては、再振動を行わなかった場合(0分)に比べて21%増大することが分かった。
[2−5.評価]
圧縮強度試験の結果から、再振動を行った場合、再振動を行わなかった場合(0分)に比べて圧縮強度が向上することが分かった。特に、上述したように配合したコンクリートについては、試験開始時から45分〜180分後の範囲内で再振動を行うことで、より圧縮強度が向上することが分かった。即ち、ブリーディング試験の結果と対比すると、上述したように配合したコンクリートは、分離が完了する前に再振動を行うことで、より圧縮強度が向上することが分かった。
ここで、ブリーディング水の排出が完了するまでの経過時間は、気温によって変化するが、その際の貫入抵抗値は、気温に左右されずにほぼ変わらない。従って、試験開始時から45分後の貫入抵抗値は、0.0140N/mmであり、試験開始時から180分後の貫入抵抗値は、0.152N/mmであるので、上述したように配合したコンクリートについて、再振動するタイミングを貫入抵抗値で管理し、0.0140N/mm〜0.152N/mmの範囲内で再振動を行うことで、従来よりも密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度の向上を図ることが出来る。
更に、圧縮強度試験の結果から、圧縮強度は試験開始時から90分後に最大となることが分かった。従って、好ましくは、試験開始時から45分〜90分後の範囲内で再振動を行うことが良い。そこで、上述したように、再振動するタイミングを貫入抵抗値で管理して、試験開始時から90分後の貫入抵抗値が0.0373N/mmであるので、0.0140N/mm〜0.0373N/mmの範囲内で再振動を行うことで、従来よりも密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度の向上を図ることが出来る。更に、より好ましくは、0.0373N/mm又はその近傍で再振動を行うことが良い。0.0373N/mm又はその近傍で再振動を行うことで、従来よりも密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度が最大となるように施工することが出来る。
[3.効果]
本発明によれば、コンクリートの貫入抵抗値を測定し、測定された貫入抵抗値、即ちコンクリートの凝結具合に基づいて、コンクリートの再振動のタイミングを管理することで、従来のようなコンクリートの再振動のタイミングを経過時間で管理するよりも、気温に左右されることなく、コンクリートの再振動のタイミングを最適に設定することが出来る。従って、本発明によれば、従来よりも、密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度の向上を図ることが出来る。
また、本発明によれば、コンクリートの再振動のタイミングを、0.1N/mm以下の貫入抵抗値に基づいて管理することによって、従来よりも、コンクリートの再振動のタイミングを最適に設定することが出来る。従って、本発明によれば、従来よりも、密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度の向上を図ることが出来る。
更に、本発明によれば、貫入抵抗値を、プロクター貫入試験器2に取り付けられたロードセル3によって測定し、ロードセル3によって測定した荷重値を表示部4に0.01Nの精度で表示することによって、従来のプロクター貫入試験器よりも、高精度に荷重値を測定することが出来、高精度に貫入抵抗値を算出することが出来る。従って、本発明によれば、従来よりも、コンクリートの再振動のタイミングを最適に設定することが出来、密実なコンクリートを施工することが出来、コンクリートの圧縮強度の向上を図ることが出来る。
[4.変形例]
なお、本発明では、プロクター貫入試験器2を改良した管理装置1によってコンクリートの貫入抵抗値を測定したが、これに限定されるものではなく、スウェーデン式貫入試験(S式貫入試験)等の他の貫入試験によって貫入抵抗値を測定し、この貫入抵抗値に基づいて、コンクリートの再振動のタイミングを管理するようにしても良い。
1 管理装置、2 プロクター貫入試験器、2a 本体部、2b 貫入針、2c メータ部、3 ロードセル、4 表示部

Claims (5)

  1. 所定の配合の試験用のコンクリートを打設し、打設から所定のタイムスケジュールで上記試験用のコンクリートのブリーディングと貫入抵抗値の測定試験を行い、
    上記ブリーディングの測定試験の結果に基づいて打設からブリーディング水の排出が完了するまでの時間を決定し、この時間に対応する貫入抵抗値の範囲を上記貫入抵抗値の試験の結果に基づいて再振動可能範囲として決定し、
    現場で打設した上記所定の配合のコンクリートに対して貫入抵抗値の測定試験を行い、その結果得られる貫入抵抗値が上記再振動可能範囲内にある場合にコンクリートの再振動を可能とするコンクリートの再振動の管理方法。
  2. 上記試験用のコンクリート及び上記現場で打設したコンクリートに対する貫入抵抗値の測定試験では、
    コンクリートの貫入抵抗値を0.1N/mm以下の精度で測定することを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの再振動の管理方法。
  3. 上記貫入抵抗値は、プロクター貫入試験器に取り付けられたロードセルによって測定されることを特徴とする請求項2に記載のコンクリートの再振動の管理方法。
  4. 上記プロクター貫入試験器は、上記ロードセルによって測定された貫入抵抗値を表示する表示部を有し、
    上記表示部の最小目盛りは、0.01Nであることを特徴とする請求項3に記載のコンクリートの再振動の管理方法。
  5. 上記試験用のコンクリートについて上記所定のタイムスケジュールで試料を採取して、その試料に対する圧縮強度試験を行い、
    上記圧縮強度試験の結果を考慮して上記再振動可能範囲を決定することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコンクリートの再振動の管理方法。
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