JPS62137361A - コンクリ−トの打設方法 - Google Patents

コンクリ−トの打設方法

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Publication number
JPS62137361A
JPS62137361A JP27593385A JP27593385A JPS62137361A JP S62137361 A JPS62137361 A JP S62137361A JP 27593385 A JP27593385 A JP 27593385A JP 27593385 A JP27593385 A JP 27593385A JP S62137361 A JPS62137361 A JP S62137361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
concrete
strength
vibration
present
upper layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP27593385A
Other languages
English (en)
Inventor
俊彦 山本
博 大谷
幸村 憲衛
萩原 武夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Construction Co Ltd
Original Assignee
Tokyu Construction Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Construction Co Ltd filed Critical Tokyu Construction Co Ltd
Priority to JP27593385A priority Critical patent/JPS62137361A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は高強度コンクリートの打設方法に関するもので
ある。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 一般に柱や壁等の高さの高いコンクリート構造物は、コ
アを採取して強度分布を観察すると、第1図のm線Aに
示すようになる。
平均強度(破線D〉は確かに一点鎖線Cで示した設計強
度を越えてはいるが、上層にいくほど強度低下が大きく
なり、最上部では設計強度をかなり下まわっている場合
がある。
強度低下の原因の1つは、コンクリート自重による圧力
が上層はど小さいため、コンクリートの密度が上層にい
くに従って小さくなるからである。
もう1つの原因は、余剰水が浮上してコンクリート内に
空隙が発生するからである。
コンクリート構造物の最低強度の値が設計値を下まわる
場合には、コンクリート構造物として問題となる。
一方、一点鎖線Cで示した設計強度をコンクリート構造
物の上部の最低強度が越えるようにコンクリートの調合
強度を全体的に高くすることは理論的には可能であるが
、セメント量が過大となり現実的でない。
く本発明の目的〉 本発明は以上のような問題点を解決するためになされた
もので、次のようなコンクリートの打設方法を提供する
ことを目的とする。
(イ)コンクリートの強度が平均して高い、コンクリー
トの打設方法。
(ロ)セメント量を低減できてコストダウンが可能なコ
ンクリートの打設方法。
(ハ〉スランプの大きいコンクリートの打設方法(ニ)
コンクリートの発熱を低くすることのできるコンクリー
トの打設方法。
(ホ)工場から打設現場の間でのスランプ低下を抑止で
きるコンクリートの打設方法。
(へ)流動化剤を使用しないでポンプ施工ならびに高所
への圧送が可能なコンクリートの施工方法。
〈本発明の構成〉               以下
、図面を参照しながら本発明の一実施例について説明す
る。
くイ〉打設原理 一般に鉄筋コンクリートの場合には、練り返しコンクリ
ートの使用が禁じられている。
その理由は、一旦硬化したコンクリートを再び用いると
大きな強度低下を期するからである。
ところが本発明は震動を与えて型枠1内に打設したコン
クリート2の上位に、打設してから一定時間内に再度震
動を与えて、再度コンクリート2の締め固めを行うこと
により、良質のコンクリート構造物が得られることを見
い出した。
く口)施工例(第2図) (1)コンクリートの打設 型枠1内に普通コンクリート2を1回あるいは数回に分
けて打設する。
そして、打設の途中でコンクリートを突き固めたりある
いはパイブレーク等で震動を与えて締め固めることは従
来の施工方法と同様である。
このようにして型枠1の全域にコンクリート2を打設す
る。
このときのコンクリート2は自重の影響により上層位の
密度が小さい状態にある。
(2)再震動 [使用装置] (再着用バイブロ装置)型枠1の上部側
壁には公知の壁バイブレータ3を複数取り付ける。
さらに上層21のコンクリート内には棒状バイブレータ
4を挿入する。
[再震動時期] ブリージング状況に応じて再震動の開始時期を決定する
コンクリート2がある程度硬化してから震動を与えると
、コンクリート中の成分同士が剛結合った腕を切られて
しまい、強度の点で問題である。
再度震動を与える開始時期の具体的な目安としては、コ
ンクリートの硬化直前までの間に再震動を断続的に与え
る。
[再震動の与え方J 例えば、両パイブレーク3.4を交互に使用して1回な
いし数回程度の震動を間欠的に与える。
すなわち、中間部のブリージングによる影響を取り除く
ために型枠1外周の壁パイブレーク3で打設後20分経
過後【こ震動を与え、15分間程度後に今度は上層のブ
リージングの影響を取り除くために型枠1内に挿入した
棒状バイブレーク4で5分間震動を与えてまた中断する
というような工程を繰り返して行う。
(3)ブリージング変化 前記条件下で打設したコンクリート2をJISA  1
123のブリージング試験に供した。
その試験結果を第3図に示す。
同図において上段の長線は壁パイブレーク3の震動時期
を意味し、下段の短線は棒状のパイブレーク4の震動時
期を意味する。
同図からも明らかなように、再震動を与え始めてから急
激にブリージンク率が上昇している。
このことはコンクリート2中に含まれる余剰水が再震動
によって浮上しやすくなっていることを実証したもので
ある。
その結果、余剰水や空気が浮上した後の空隙は周囲のコ
ンクリートによって充填され、上層21のコンクリート
が高密度となり、強度が向上する。
(4)強度についての検討 前記条件下で打設した本発明のコンクリートと再震動を
与えない従来のコンクリートとの強度を比較した。
本発明に係るコンクリートの強度分布を調べると、第4
図に示すようになる。
また、従来のコンクリートの強度分布は第5図に示すよ
うになる。
第5図から明らかなように採取したコアのコア強度は、
地上から一定高さく約200 cm )の位置から採取
したコアの強度が極端に低下していることがわかる。
また、最大強度差は約130 kg f / ciと大
きい。
一方、第4図において本発明によるコンクリート2の強
度分布を見ると、再震動を与えた上層21と最下部から
採取したコアの強度差は最下部を除き30 kg f 
、” antと極わずかである。
従って、強度発現以前に断続的に震動を与えた方がコン
クリートの品質が良好となることが実証できた。
〈効果〉 本発明は以上説明したようになるから、次のような効果
を得ることが出来る。
(イ)セメント量を増加せずに、平均した強度で高強度
のコンクリートを得ることができる。
従って、セメント量を低減できてコストダウンが可能で
ある。
(ロ)スランプの高い(例えば15cm以上)でも高品
質のコンクリートを施工できる。
くハ)コンクリートの発熱を低くすることができる。
しかもセメント量が少ないことからスランプロスを抑止
できるので、コンクリートの輸送中にスランプが低下す
ることを防止でき、打設現場に到着しても良好なスラン
プを維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:コンクリートの強度分布を説明する説明図 第2図:施工例の説明図 第3区部本発明に係るコンクリートのブリージング試験
の試験結果の説明図 第4図:本発明に係るコンクリートのコア強度の測定結
果の説明図 第5図二従来のコンクリートのコア強度の測定毛の説明
図 第1図 高2 り下5敷皮 (に嘗(/c−)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 震動を与えて打設したコンクリートに、 一定時間経過の後、再度震動を与えてコンクリートの締
    め固を行うことを特徴とする、 コンクリートの打設方法
JP27593385A 1985-12-10 1985-12-10 コンクリ−トの打設方法 Pending JPS62137361A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3903722A1 (de) * 1988-02-12 1989-08-24 Toyota Motor Co Ltd Kolben-kolbenring-anordnung fuer einen verbrennungsmotor
JP2013217108A (ja) * 2012-04-10 2013-10-24 Toa Harbor Works Co Ltd コンクリートの打設方法
JP2016156264A (ja) * 2016-03-23 2016-09-01 株式会社Ihiインフラシステム コンクリートの再振動の管理方法

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