JP2016155564A - 輸送用パレット - Google Patents

輸送用パレット Download PDF

Info

Publication number
JP2016155564A
JP2016155564A JP2015033880A JP2015033880A JP2016155564A JP 2016155564 A JP2016155564 A JP 2016155564A JP 2015033880 A JP2015033880 A JP 2015033880A JP 2015033880 A JP2015033880 A JP 2015033880A JP 2016155564 A JP2016155564 A JP 2016155564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
members
transportation
transported
pallet
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015033880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6342348B2 (ja
Inventor
昌宏 渋谷
Masahiro Shibuya
昌宏 渋谷
彰豊 大久保
Akitoyo Okubo
彰豊 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinwa Package Co Ltd
Original Assignee
Shinwa Package Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinwa Package Co Ltd filed Critical Shinwa Package Co Ltd
Priority to JP2015033880A priority Critical patent/JP6342348B2/ja
Publication of JP2016155564A publication Critical patent/JP2016155564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6342348B2 publication Critical patent/JP6342348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】スタッキングと被輸送物の二段積みが可能な輸送用パレットを提供する。【解決手段】被輸送物Wを搭載する腰下部材10の四隅に4本の柱部材20a〜20dを立設する。柱部材の上端部を水平方向に連結する前後左右の4本の連結部材40、50、50、60を設ける。4本の連結部材のうち前側の連結部材60を後側の連結部材40に向けて移動可能に配設する。対向する2本の連結部材40、60に、腰下部材10に搭載する被輸送物Wとは別の被輸送物Wの支持部となる上面40a、60aを形成する。被輸送物Wを二段積みする場合は前側の連結部材60を前側に移動させる。輸送用パレット100を収納する場合は前側の連結部材60を後側の連結部材40に移動させてスタッキングする。【選択図】図1

Description

本発明は入れ子式の積み重ね(スタッキング)が可能であり、かつ、搭載する被輸送物の二段積みが可能な輸送用パレットに関する。
スタッキングが可能な輸送用パレットは、例えば特許文献1(特開2001−240056号公報)や特許文献2(実開平1−61036号公報)に開示されているように公知である。当該輸送用パレットは矩形状の腰下部材の四隅に4本の柱部材を立設し、各柱部材の上端部を3本の連結部材で平面視コ字状に水平に連結したものである。そしてパレットをスタッキングする場合は、連結部材のない前側からパレットを積み重ねる。
特開2001−240056号公報 実開平1−61036号公報
従来のこの種の輸送用パレットは、スタッキングの邪魔になる前側の連結部材を省略した構成であるから、平面視コ字状の3本の連結部材の上に被輸送物を安定的に搭載することは不可能であり、被輸送物を搭載可能な場所は腰下部材上に限られていた。このため、輸送用パレットの上にさらに被輸送物を搭載するには、特許文献1(特開2001−240056号公報)の図3のように輸送用パレットを二段積みするしか方法がなく、輸送用パレットの使用効率の点で課題があった。
そこで本発明の目的は、スタッキングが可能であり、かつ、被輸送物の二段積みが可能な輸送用パレットを提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、被輸送物を搭載可能な矩形状の腰下部材と、当該腰下部材の四隅に立設された4本の柱部材と、当該4本の柱部材の上端部を水平方向矩形状に連結する前後左右の4本の連結部材とを有し、当該4本の連結部材のうち前側の連結部材は後側の連結部材に向けて移動可能に配設され、かつ、4本の連結部材のうち少なくとも対向する2本の連結部材に、前記腰下部材に搭載する被輸送物とは別の被輸送物を支持可能な支持部が形成され、被輸送物を二段積みする場合は前記前側の連結部材を前側に移動させて前側2本の柱部材の上端部を相互を連結し、収納する場合は前記前側の連結部材を後側の連結部材に移動させた状態で入れ子式に積み重ね可能にしたことを特徴とする輸送用パレットである。
本発明は4本の柱部材の上端部を連結する前後左右の4本の連結部材を有するので、これら4本の連結部材を使用して被輸送物を安定的に搭載することができ、腰下部材に搭載する被輸送物を含めて一つの輸送用パレットで被輸送物の二段積みを可能にすることができる。また、前側の連結部材を後側の連結部材に移動させることで従来と同様に入れ子式の積み重ね(スタッキング)も可能である。
本発明の実施形態に係る輸送用パレットを示す斜視図であって、(a)は前側連結部材の取り付け前、(b)は前側連結部材の取り付け後の斜視図である。 本発明の実施形態に係る輸送用パレットを示す斜視図であって、(a)はスタッキングのため前側連結部材を後側に移動させた状態、(b)は2つの輸送用パレットをスタッキングした状態の斜視図である。 前側連結部材の端部付近の斜視図である。 輸送用パレットの部分平面図である。 補強部材を示す図1(b)のV−V線矢視断面図である。 左右の連結部材にも被輸送物の支持部を形成した輸送用パレットの変形例の斜視図である。 輸送用パレットの別の変形例の斜視図である。 当該別の変形例においてフレーム部材を取り外した状態の斜視図である。 当該別の変形例においてフレーム部材を折り畳んだ状態の斜視図である。 当該別の変形例においてフレーム部材を折り畳む工程を示す側面図である。 当該別の変形例においてスタッキングをする工程を示す斜視図である。
図1(a)(b)は本発明の実施形態に係る輸送用パレット100の斜視図である。なお、以下の説明の便宜上、図1(a)の輸送用パレット100の左下を前側、右下を右側、左上を左側、右上を後側とする。
図1(a)に示すように、輸送用パレットは正方形の腰下部材10を有する。当該腰下部材10の形状は正方形に限らず矩形状であればよく、長方形としてもよい。腰下部材10の設計例としては、例えば11型パレット(1100mmX1100mmX150mm)を腰下部材10上に搭載可能なように、一辺が1150mmの正方形とすることができる。被輸送物Wは図1(b)のように当該11型パレットの上に載せる。
腰下部材10は平行な複数の桁材10a〜10dを所定間隔を開けて組み合わせたものであって、左右両側の2本の比較的細幅の桁材10a、10bと、内側に配設した比較的幅広の2本の桁材10c、10dを有する。これら4本の桁材10a〜10dによって被輸送物Wのための正方形搭載面が形成されている。なお、桁材10a〜10dを使用したのは主として軽量化のためであるが、桁材10a〜10dを使用せずに1枚板の腰下部材を使用することも可能である。
左右両側の2本の桁材10a、10bは扁平な角パイプを縦に配置したものである。また内側の2本の桁材10c、10dは被輸送物Wの主たる支持面を構成するもので、幅広の角パイプを水平に配置したものである。当該桁材10c、10dの内部には荷役用のフォークポケットが形成され、桁材10c、10dの端からフォークリフトのフォーク90を水平に挿入可能とされている。4本の桁材10a〜10dの前端側と後端側は、それぞれ短い角パイプ10e、10fで溶接連結され、一体形の腰下部材10を構成している。なお、被輸送物Wの支持面である桁材10c、10d自体にフォークポケットを形成することで、輸送用パレット100の全高を低減してそのコンパクト化を図ることができる。
腰下部材10の四隅に、等長の柱部材20a〜20dが垂直に立設されている。これら柱部材20a〜20dの設計例としては、高さ1120mmとすることができる。前側の柱部材20a、20bは、それぞれ2本の角パイプを並列に溶接したもので、後側の柱部材20c、20dよりも強度を持たせている。これは、後側の柱部材20c、20dは後述するように相互間に補強部材30が配設されているのに対し、前側の柱部材20a、20b相互間は被輸送物Wの出し入れのために開放されているからである。
前側の柱部材20a、20bの下端部は、腰下部材10の外側の桁材10a、10bと角パイプ10eの接合部に位置し、角パイプ10eの端部に約3mm厚の鋼板(図示省略)を介して溶接されている。したがって、前側の柱部材20a、20bは腰下部材10の矩形状外縁の左右方向外側に位置している。前記「約3mm厚の鋼板」を介して溶接するのは、スタッキング時の柱部材20a、20b相互間のクリアランスを確保するためである。
後側の柱部材20c、20dは角パイプで構成され、各柱部材20c、20dの下端部は、腰下部材10の桁材10a、10bと角パイプ10fの接合部に位置し、桁材10a、10bの後端部に溶接されている。したがって、後側の柱部材20c、20dは腰下部材10の矩形状外縁の後側に位置している。そして後側柱部材20c、20dの上端部は水平な後側連結部材40で相互連結されている。
後側連結部材40は角パイプで構成され、当該後側連結部材40の左右両端部が柱部材20c、20dの上端部内側面に溶接されている。後側連結部材40の上面40aは水平とされ、当該上面40aの両端部付近に、棒鋼を利用した規制片40bが後側連結部材40の外側の縁に寄せて溶接されている。同様の規制片60bは、図3で後述するように前側連結部材60の上面60aにも溶接されている。規制片40b、60bの形状は棒状である必要はなく、後述するように台板部Waの前後両端を突き当て可能な形状であればよい。
規制片40b、60bの内側の上面40aと上面60aによって、被輸送物Wの底部に配設された矩形板状の台板部Waの前後両端が支持可能に構成されている。すなわち上面40aと上面60aが被輸送物Wの支持部を構成する。前記台板部Waとしては、例えば樹脂製の11型パレット(1100mmX1100mmX150mm)を使用することができる。
規制片40b、60bの相互間隔は、11型パレットの寸法に合わせる場合は最大で1100mm+αとする。+αは寸法誤差を見込んだ遊びである。+αは大き過ぎると被輸送物Wのガタ付きの原因となるが、逆に小さ過ぎても台板部Waの脱着がスムーズにできないので、適当な公差範囲内とするのがよい。
このような台板部Waの上に被輸送物Wを載せる。被輸送物Wは台板部Waの端から食み出さないように、1100mmX1100mmの範囲内に収まるようにする必要があるが、被輸送物Wの上面は特に平らである必要はない。
後側連結部材40の一端側下面と、後側柱部材20c、20dの一方(ここでは後側柱部材20c)の下端側内面とが、傾斜した補強部材30で連結されている。この補強部材30によって、被輸送物Wを二段積みした場合の輸送用パレット100の耐荷重を増大させることができる。
補強部材30は角パイプで構成され、図5のように、補強部材30の前側側面(図5で左側面)の位置が腰下部材10の矩形状外縁の位置と一致している。したがって、腰下部材10に搭載する被輸送物Wの後端側を腰下部材10の後端において補強部材30に当接させることが可能であり、これにより当該被輸送物Wの前後方向の位置決めが可能である。
また、右側の前後の柱部材20a、20cの上端部相互、及び、左側の前後の柱部材20b、20dの上端部相互は、水平な側方連結部材50、50で連結されている。側方連結部材50、50は扁平な角パイプを縦に配置したもので、側方連結部材50、50の後端部内側面が、後側の柱部材20c、20dの上端部外側面に、約3mm厚の鋼板(図示省略)を介して溶接されている。前記「約3mm厚の鋼板」を介して溶接するのは、スタッキング時の側方連結部材50、50相互間のクリアランスを確保するためである。
側方連結部材50、50の上縁は、後側連結部材40の上面40a及び後述する前側連結部材60の上面60aよりも、やや高い位置になるように配置されている。また側方連結部材50、50の前端部下部は、前側の柱部材20a、20bの上端部に溶接されている。したがって、側方連結部材50、50は腰下部材10の矩形状外縁の左右方向外側に位置する。
前側左右の柱部材20a、20bの上端部は、着脱自在な前側連結部材60で相互連結可能とされている。当該相互連結のため、前側連結部材60の両端部に、下向きに開口した断面コ字状の係合片60cが固定されている。この係合片60cを側方連結部材50、50の上縁にスライド移動可能に係合させ、側方連結部材50、50に沿って前端側に移動させることで、前側の柱部材10a、10bの上端部相互が連結される。
左右の側方連結部材50、50の前端部には、図3のように、側方連結部材50、50の後端側に向けて短く延びたL字状のストッパ50aが固定されている。そして、このストッパ50aと側方連結部材50、50の上縁との間に形成された隙間に、前側連結部材60の両端部の係合片60cの端部を前後方向から受け入れることで、前側連結部材60の位置決めがなされる。
前側連結部材60は後側連結部材40と同様に角パイプで構成されて水平な上面60aを有する。そして当該上面40aの両端部付近に、図3に示すように棒鋼を利用した規制片60bが前側連結部材60の外側の縁に寄せて溶接されている。前側連結部材60の上面60aの高さは、後側連結部材40の上面40aの高さと同じにされている。
したがって、図4のように、後側連結部材40と前側連結部材60との間に、被輸送物Wを搭載することができ、当該被輸送物Wの台板部Waの前後両端部が、前側連結部材60と後側連結部材40の上面60a、40aに支持され、台板部Waの前後方向の移動が規制片40b、60bで規制される。また被輸送物Wの台板部Waの左右両側部は、側方連結部材50、50の内側面で位置規制される。
(変形実施形態)
図6は本発明の変形実施形態に係る輸送用パレット100を示すものである。この変形実施形態は、側方連結部材50の内側面に前後方向に水平に延びる張出部50bを溶接し、当該張出部50bの上面で被輸送物Wの台板部Waの左右両側部を支持可能にしたものである。
これにより、前述した連結部材40、60の上面40a、60aと共に、当該張出部50bの上面でも被輸送物Wの台板部Waを支持することができ、被輸送物Wの支持安定性を高めることができる。この場合は張出部50bの上面も被輸送物Wの支持部となる。
なお、前後の連結部材40、60で被輸送物Wを支持せずに、側方連結部材50、50の張出部50b、50bだけで被輸送物Wを支持することも可能である。この場合、前後の連結部材40、60の幅狭化と軽量化が可能である。
輸送用パレット100は以上のように構成され、図1(b)のように前側連結部材60を取り付けて立方枠体状に構成した状態で腰下部材10上に被輸送物Wを搭載し、かつ、前側連結部材60と後側連結部材40との間に、別の被輸送物Wを搭載することも可能である。このように、輸送用パレット100は上下二段で被輸送物Wを搭載可能であり、被輸送物Wの搭載量を従来に比べて倍増することができ、輸送用パレット100の使用効率を増大することができる。なお、被輸送物Wの底部の台板部Waは必ずしも必要ではない。被輸送物W自体が所要の形状と剛性を有する場合は台板部Waを省略しても構わない。
また、輸送用パレット100は図2(b)のようにスタッキングすることも可能であり、これにより省スペースでの保管や、トラック等での輸送を容易化することができる。スタッキングする場合は、図2(a)のように前側連結部材60を後側連結部材40まで移動する。そしてスタッキングする方の輸送用パレット100を、フォークリフトを使用して図2(b)のように下側の輸送用パレット100の前側から積み重ねる。このスタッキング状態で、輸送用パレット100の補強部材30は互いに前後に位置する関係になるので、補強部材30がスタッキングの邪魔になることはない。
一方、側方連結部材50、50とその下方の桁材10a、10bとの間に補強部材30を配置すると、当該補強部材30が前側の柱部材20a、20bと干渉するのでスタッキングが不可能になる。このため側方連結部材50、50とその下方の桁材10a、10bとの間には、補強部材30を配置していない。
(別の変形実施形態)
次に、本発明の別の変形実施形態に係る輸送用パレット100を図7〜図9により説明する。この輸送用パレット100は図7A〜図7Cに示すように上部に矩形フレーム部材70を被嵌したもので、当該フレーム部材70の上に被輸送物Wを搭載可能とされている。
フレーム部材70は、長方形の枠体の中間に補強桟71a、72aを設けたハーフ・フレーム71、72を丁番による一対のヒンジ部73、73で互いに連結したもので、当該ヒンジ部73、73で山折り可能とされている。フレーム部材70の後側一辺部70aは図7Aのように後側連結部材40に丁番による一対のヒンジ部74、74で連結されている。フレーム部材70の前側他辺部70bは、前述した前側の連結部材60を一体化したものである。
そしてフレーム部材70を図8(a)〜(c)のようにヒンジ部73、73で屈曲させることで、前側他辺部70b(前側連結部材60)を左右の連結部材50、50の上縁に沿って左右方向に移動することが可能である。なお、後側一辺部70aと前側他辺部70bの上面に、被輸送物Wの位置ずれ防止のために図3に示す規制片40b、60bを取り付けてもよい。
この輸送用パレット100をスタッキングする場合は、図7C及び図8(c)のようにフレーム部材70を後側連結部材40に寄せて折畳み、フォークリフトを使用して図9(a)(b)のように下側の輸送用パレット100に対して上側の輸送用パレット100を斜め前方から積み重ねる。スタッキング状態では、後側に垂直に折畳まれたフレーム部材70は、図9(c)のように前後方向に重なり合う。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば前記実施形態では輸送用パレット100を主として角パイプで構成したが、輸送用パレット100は角パイプ以外の各種材料を使用可能なことは勿論である。また、図1の実施形態では前側の連結部材60を着脱自在に構成したが、当該前側の連結部材60を左右の連結部材50、50に沿ってスライド移動可能に構成してもよい。また、前記補強部材30は斜めに1本だけ配設したが、追加の補強部材を逆傾斜でクロス状に配設してもよい。
10:腰下部材 10a-10d:桁材
10e、10f:角パイプ 20a〜20d:柱部材
30:補強部材 40:後側連結部材
40a:上面 40b:規制片
50:側方連結部材 50a:ストッパ
50b:張出部 60:前側連結部材
60a:上面 60b:規制片
60c:係合片 70:フレーム部材
70a:後側一辺部 70b:前側他辺部
71:ハーフ・フレーム 71a:補強桟
73、74:ヒンジ部 90:フォーク
100:輸送用パレット W:被輸送物
Wa:台板部

Claims (7)

  1. 被輸送物を搭載可能な矩形状の腰下部材と、当該腰下部材の四隅に立設された4本の柱部材と、当該4本の柱部材の上端部を水平方向矩形状に連結する前後左右の4本の連結部材とを有し、当該4本の連結部材のうち前側の連結部材は後側の連結部材に向けて移動可能に配設され、かつ、4本の連結部材のうち少なくとも対向する2本の連結部材に、前記腰下部材に搭載する被輸送物とは別の被輸送物を支持可能な支持部が形成され、
    被輸送物を二段積みする場合は前記前側の連結部材を前側に移動させて前側2本の前記柱部材の上端部を相互を連結し、収納する場合は前記前側の連結部材を後側の連結部材に移動させた状態で入れ子式に積み重ね可能にしたことを特徴とする輸送用パレット。
  2. 前記支持部を有する2本の連結部材に、前記被輸送物の底部に配設された矩形板状の台板部の端縁に当接して当該台板部の水平動を規制する規制片を配設したことを特徴とする請求項1の輸送用パレット。
  3. 前記支持部を有する2本の連結部材と隣接する他の2本の連結部材の側面に、前記支持部よりも高さが高く前記台板部の側縁に当接する規制面が形成されていることを特徴とする請求項2の輸送用パレット。
  4. 前記後側の連結部材と、当該後側の連結部材に連結された2本の柱部材の少なくとも一方との間に、傾斜した補強部材が配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項の輸送用パレット。
  5. 前記前側の連結部材の両端部に、左右の連結部材の上縁に沿ってスライド移動可能な係合部が連結され、当該左右の連結部材の前端部に、前記係合部を受け止めるストッパが配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項の輸送用パレット。
  6. 前記腰下部材を複数の桁材で構成し、当該複数の桁材のうちの2本の桁材に荷役用のフォークポケットを形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項の輸送用パレット。
  7. 前記4本の柱部材の上端部に、前記腰下部材に搭載する被輸送物とは別の被輸送物を支持可能な矩形フレーム部材を被嵌し、当該フレーム部材の一辺部を前記後側の連結部材に回動可能に連結し、当該フレーム部材の他辺部に前記前側の連結部材を一体化し、かつ辺々間の中央部分を山折れ可能なヒンジ部で構成し、前記フレーム部材を前記ヒンジ部で屈曲させることで前記前側の連結部材の両端部を左右の連結部材の上縁に沿ってスライド移動可能としたことを特徴とする請求項1の輸送用パレット。
JP2015033880A 2015-02-24 2015-02-24 輸送用パレット Active JP6342348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033880A JP6342348B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 輸送用パレット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033880A JP6342348B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 輸送用パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016155564A true JP2016155564A (ja) 2016-09-01
JP6342348B2 JP6342348B2 (ja) 2018-06-13

Family

ID=56824850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015033880A Active JP6342348B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 輸送用パレット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6342348B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56109919U (ja) * 1980-01-24 1981-08-25
JPH0685227U (ja) * 1993-05-18 1994-12-06 株式会社斉川商店 物品搬送兼保管用台枠
JP3013804U (ja) * 1995-01-20 1995-07-25 株式会社ティーディーエスコーポレーション 折り畳み可能な天部を有するコンテナ
JP2005088999A (ja) * 2003-08-08 2005-04-07 Seiki Juko Kk パレット
FR2877942A1 (fr) * 2004-11-16 2006-05-19 Plastic Omnium Cie Dispositif de compostage de dechets vegetaux
JP2007204126A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Nissan Motor Co Ltd パレット
GB2508024A (en) * 2012-11-20 2014-05-21 David Wright Frame for stacking pallets
JP2014237456A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 有限会社松葉溶接 ネスティングラック

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56109919U (ja) * 1980-01-24 1981-08-25
JPH0685227U (ja) * 1993-05-18 1994-12-06 株式会社斉川商店 物品搬送兼保管用台枠
JP3013804U (ja) * 1995-01-20 1995-07-25 株式会社ティーディーエスコーポレーション 折り畳み可能な天部を有するコンテナ
JP2005088999A (ja) * 2003-08-08 2005-04-07 Seiki Juko Kk パレット
FR2877942A1 (fr) * 2004-11-16 2006-05-19 Plastic Omnium Cie Dispositif de compostage de dechets vegetaux
JP2007204126A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Nissan Motor Co Ltd パレット
GB2508024A (en) * 2012-11-20 2014-05-21 David Wright Frame for stacking pallets
JP2014237456A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 有限会社松葉溶接 ネスティングラック

Also Published As

Publication number Publication date
JP6342348B2 (ja) 2018-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7992738B2 (en) Pallet container
JP7265252B2 (ja) パレットサポータ
KR102086963B1 (ko) 조립식 파레트
JP6342348B2 (ja) 輸送用パレット
JP3112499U (ja) 組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニット
JP2010100240A (ja) スタッキング椅子の移動保管用台車
JP2563753B2 (ja) 運搬容器
JP4931140B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JP7466904B2 (ja) ネスティングラック
JP2005059931A (ja) 組み立て式コンテナおよび組み立て式コンテナユニット
JP3209660U (ja) トラック
JP4268743B2 (ja) 合成樹脂製パレット
JPH0752016Y2 (ja) 運搬用具
JP6813305B2 (ja) 搬送用パレット
JP3163306U (ja) 入れ子式ラック及び積み重ね装置
JP2006117373A (ja) ラック
JP2806126B2 (ja) 運搬用具
JP3039973U (ja) 入れ子式ラック
JPH072411Y2 (ja) パレットコンテナ
JP2001048169A (ja) 収納容器
JP3018716U (ja) パレット支持枠構造体
JPH0226824Y2 (ja)
JP6407790B2 (ja) 折畳式貨物ケース
JP2007045470A (ja) パレット、及びパレット用支柱
JP2806125B2 (ja) 運搬用具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6342348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250