JP2016152783A - プリンヌクレオシドホスホリラーゼを用いた、オルトリン酸、アルカリホスファターゼ、及びピロリン酸等の新規な測定方法、並びに組成物 - Google Patents
プリンヌクレオシドホスホリラーゼを用いた、オルトリン酸、アルカリホスファターゼ、及びピロリン酸等の新規な測定方法、並びに組成物 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】オルトリン酸、アルカリホスファターゼ、及びピロリン酸等の測定方法であって、プリンヌクレオシドホスホリラーゼと、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、第一のプリンとは別異の第二のプリンと、を試料と接触せしめ、サイクリング反応をせしめる工程と、第一のプリンを有するプリンヌクレオシド、第一のプリン、第二のプリン、及び第二のプリンを有するプリンヌクレオシドの少なくともいずれかの変化量に対応するシグナルの変化量を検出する工程と、検出されたシグナルの変化量に基づき、オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸の量を算出する工程と、を含む測定方法。
【選択図】図1
Description
[1]
オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸のいずれか1つの測定方法であって、
(1)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、プリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、正反応と逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、第一のプリンとは別異の第二のプリンと、を試料と接触せしめ、下記式(1)のサイクリング反応をせしめる工程と、
(3)検出されたシグナルの変化量に基づき、オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸のいずれか1つの量を算出する工程と、
を含み、
測定対象がアルカリホスファターゼの場合、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で試料が処理されており、
測定対象がピロリン酸である場合、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で試料が処理されている、
測定方法。
測定対象がオルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つである、[1]に記載の方法。
測定対象がアルカリホスファターゼであり、
試料が、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で処理されており
検出されたシグナルの変化量に基づき、アルカリホスファターゼの量が算出される、
[1]に記載の方法。
測定対象がピロリン酸であり、試料が、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で処理されており、
検出されたシグナルの変化量に基づき、ピロリン酸の量が算出される、
[1]に記載の方法。
プリンヌクレオシドホスホリラーゼがEC2.4.2.1であって、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、正反応と逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できる酵素である、[1]から[1−3]のいずれかに記載の方法。
上記工程(2)が、第一のプリン、及び/又は第二のプリンを有するプリンヌクレオシドの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する工程である、[1]又は[2]の測定方法。
上記工程(2)が、第一のプリンには基質特異性を有するが、第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素、又は第一のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有さないが、第二のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有する検出用酵素を用いて、第一のプリン、及び/又は第二のプリンを有するプリンヌクレオシドの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、[1]から[3]のいずれかに記載の方法。
上記工程(2)が、第一のプリンには基質特異性を有するが、第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素を用いて、第一のプリンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、[1]から[3−1]のいずれかに記載の方法。
第一のプリン及び第一のプリンとは別異の第二のプリンの組み合わせが、アデニン、グアニン、ヒポキサンチン及びキサンチンのいずれか2種である、[1]から[3−2]のいずれかに記載の方法。
第一のプリンと、第一のプリンとは別異の第二のプリンと、の組み合わせが、ヒポキサンチンとグアニンの組み合わせ、ヒポキサンチンとアデニンの組み合わせ、キサンチンとグアニンの組み合わせ、又はキサンチンとアデニンの組み合わせである、[1]から[4]のいずれかに記載の方法。
第一のプリンがヒポキサンチン又はキサンチンである、[1]から[4−1]のいずれかに記載の方法。
第一のプリンがグアニンである、[1]から[4−1]のいずれかに記載の方法。
第一のプリンがアデニンである、[1]から[4−1]のいずれかに記載の方法。
上記工程(2)において、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンデヒドロゲナーゼを用いて、チオNAD又はNADの存在下、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、[4−2]に記載の方法。
上記工程(2)において、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンオキシダーゼを用いて、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、[4−2]に記載の方法。
上記工程(2)において、グアニンに基質特異性を有するグアニンデアミナーゼを用いて、グアニンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、[4−3]に記載の方法。
上記工程(2)において、アデニンに基質特異性を有するアデニンデアミナーゼを用いて、アデニンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、[4−4]に記載の方法。
アルカリホスファターゼの測定方法であって、
(1)プリンヌクレオシドホスホリラーゼ(EC2.4.2.1)であって、イノシンの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、逆反応においてグアニンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、イノシンと、グアニンと、を試料と接触せしめ、下記式(2)のサイクリング反応を反応せしめる工程と、
(3)検出されたシグナルの変化量に基づき、アルカリホスファターゼの量を算出する工程と、
を含み、
アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で試料が処理されている、
[1]、[1−2]、[2]から[4−2]、及び[5]のいずれかに記載の方法。
オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸を測定するための測定用組成物であって、
(a)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、正反応と逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、
(b)第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、
(c)第一のプリンとは別異の第二のプリンと、
を含む組成物であって、
試料と接触される組成物であり、
測定対象がアルカリホスファターゼの場合、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で試料が処理されており、
測定対象がピロリン酸である場合、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で試料が処理されている、
組成物。
測定対象がオルトリン酸、リボース−1−リン酸、及び/又はデオキシリボース−1−リン酸である、[7]に記載の組成物。
測定対象がアルカリホスファターゼであり、
アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で処理された試料と接触される、[7]に記載の組成物。
測定対象がピロリン酸であって、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で処理された試料と接触される、[7]に記載の組成物。
プリンヌクレオシドホスホリラーゼがEC2.4.2.1であって、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、正反応と逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できる、[7]から[7−3]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンには基質特異性を有するが、第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素、又は第一のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有さないが、第二のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有する検出用酵素をさらに含む、[7]から[8]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンには基質特異性を有するが、第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素を含む、[7]から[8−1]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンと、第一のプリンとは別異の第二のプリンと、の組み合わせが、アデニン、グアニン、ヒポキサンチン及びキサンチンのいずれか2種である、[7]から[8−2]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンと、第一のプリンとは別異の第二のプリンと、の組み合わせが、ヒポキサンチンとグアニンの組み合わせ、ヒポキサンチンとアデニンの組み合わせ、キサンチンとグアニンの組み合わせ、又はキサンチンとアデニンの組み合わせである、[7]から[9]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンがヒポキサンチン又はキサンチンである、[7]から[9−1]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンがグアニンである、[7]から[9−1]のいずれかに記載の組成物。
第一のプリンがアデニンである、[7]から[9−1]のいずれかに記載の組成物。
ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンデヒドロゲナーゼと、
NAD又はチオNADと、
を含む、[9−2]に記載の組成物。
ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンオキシダーゼを含む、[9−2]に記載の組成物。
グアニンに基質特異性を有するグアニンデアミナーゼを含む、[9−3]に記載の組成物。
アデニンに基質特異性を有するアデニンデアミナーゼを含む、[9−4]に記載の組成物。
アルカリホスファターゼを測定するための測定用組成物であって、
(a)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、イノシンの存在下、オルトリン酸からリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、逆反応においてグアニンを利用できる酵素と、
(b)イノシンと、
(c)グアニンと、
(d)キサンチンデヒドロゲナーゼと、
(e)NAD又はチオDNAと、
を含む組成物であって、
アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物で処理された試料に用いられる、
[7]、[7−2]、[8]から[9−2]、及び[10]のいずれかに記載の組成物。
[7]から[11]のいずれかに記載の組成物を含むキット。
(1)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、正反応と逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、第一のプリンとは別異の第二のプリンと、を試料と接触せしめ、下記式(3)のサイクリング反応を反応せしめる工程と、
(3)検出されたシグナルの変化量に基づき、オルトリン酸、リボース−1−リン酸、デオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸のいずれか1つの量を算出する工程と、
を含み、
測定対象がアルカリホスファターゼの場合、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、前記リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で試料が処理されており、
測定対象がピロリン酸である場合、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で試料が処理されている、
測定方法である。
酵素活性(U/mL)
=(ΔAx/ΔAcal)xCal(μmol/mL)xファクター/反応時間(分)
ΔAx:試料を用いた場合の吸光度変化量
ΔAcal:キャリブレーターの吸光度変化量
Cal: キャリブレーター中のリン酸水素二ナトリウム濃度(μmol/mL)
ファクター:総反応液量/試料添加量
また、既知活性のALP溶液をキャリブレーターに用いることもできる。
(a)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、正反応と前記逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、
(b)第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、
(c)第一のプリンとは別異の第二のプリンと、
を備える組成物であって、
試料と接触される組成物であり、
測定対象がアルカリホスファターゼの場合、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物で前記試料が処理されており、
測定対象がピロリン酸である場合、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で前記試料が処理されている、
組成物である。
(反応液)
50mmol/L Tris−HCl(pH8.0)
2.5mmol/L NAD
2 mmol/L イノシン
0.5mmol/L グアニン
1u/mL又は5u/mL PNPL(PNPLII、旭化成ファーマ製)
1u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
(反応液)
50mmol/L Tris−HCl(pH8.0)
2.5mmol/L NAD
1mmol/L イノシン
0.5mmol/L アデニン
1u/mL PNPL(PNPLII,旭化成ファーマ製)
1u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
(反応液)
50mmol/L Tris−HCl(pH8.0)
2.5mmol/L NAD
1mmol/L イノシン
0.5mmol/L アデニン
5u/mL PNPL(PNP−301,東洋紡)
1u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
(反応液)
50mmol/L Tris−HCl(pH8.0)
2mmol/L イノシン
3mmol/L 4−アミノアンチピリン
1.5mmol/L N,N−ビス(4−スルホブチル)−3−メチルアニリン二ナトリウム(N,N−Bis(4−sulfobutyl)−3−methylaniline, disodium salt、TODB、同仁化学製)
5u/mL パーオキシダーゼ(Sigma製)
1u/mL PNPL(PNPLII,旭化成ファーマ製)
1u/mL キサンチンオキシダーゼ(XOD:東洋紡製)
(反応液)
50mmol/L Tris−HCl(pH8.0)
2.5mmol/L NAD
2mmol/L イノシン又はデオキシイノシン
5u/mL PNPL(東洋紡製)
1u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
(実施例6に係る反応液)
(R−1)
1mol/L EAE塩酸緩衝液(pH9.9)
15mmol/L p−ニトロフェニルリン酸
0.5mmol/L MgCl2
2mmol/L イノシン
(R−2)
1 mol/L PIPES−NaOH(pH6.2)
10mmol/L EDTA
10u/mL PNPL(旭化成ファーマ(株)製)
0.5mmol/L グアニン
2.5u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
2mmol/L NAD
(R−1)
上に同じ
(R−2)
1mol/L PIPES−NaOH(pH6.2)
10mmol/L EDTA
1u/mL PNPL
2.5u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
2mmol/L NAD
(反応液)
100mmol/L Tris−HCl(pH7.5)
1mmol/L アデノシン一リン酸(AMP)
0.5mmol/L ホスホエノールピルビン酸(PEP)
5u/mL ピルベートオルトホスフェートジキナーゼ(PPDK)
1mmol/L イノシン
1 u/mL キサンチンデヒドロゲナーゼ(XDHII、旭化成ファーマ製)
2.5mmol/L NAD
ATP+ピルビン酸+オルトリン酸<=>AMP+PEP+ピロリン酸
(反応液)
50mmol/L Tris−HCl(pH7.5)
2mmol/L ヒポキサンチン
1mmol/L ATP
0.5mmol/L デアミドNAD(旭化成ファーマ製)
2mmol/L MgCl2
1mmol/L コール酸ナトリウム
2u/mL プリンヌクレオシドホスホリラーゼ
2u/mL NADシンセターゼ (NADSII、旭化成ファーマ製)
2u/mL 12α−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(12α−HSDII,旭化成ファーマ製)
2u/mL グアニンデアミナーゼ(ウサギ肝由来、和光純薬工業製)
Claims (33)
- オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸のいずれか1つの測定方法であって、
(1)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、プリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、前記正反応と前記逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、前記第一のプリンとは別異の第二のプリンと、を試料と接触せしめ、下記式(1)のサイクリング反応をせしめる工程と、
(3)検出されたシグナルの変化量に基づき、オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸のいずれか1つの量を算出する工程と、
を含み、
測定対象がアルカリホスファターゼの場合、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、前記リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で前記試料が処理されており、
測定対象がピロリン酸である場合、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で前記試料が処理されている、
測定方法。 - 測定対象がオルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つである、請求項1に記載の方法。
- 測定対象がアルカリホスファターゼであり、
前記試料が、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、前記リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で処理されており
検出されたシグナルの変化量に基づき、アルカリホスファターゼの量が算出される、
請求項1に記載の方法。 - 測定対象がピロリン酸であり、前記試料が、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で処理されており、
検出されたシグナルの変化量に基づき、ピロリン酸の量が算出される、
請求項1に記載の方法。 - 上記工程(2)が、前記第一のプリン、及び/又は前記第二のプリンを有するプリンヌクレオシドの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する工程である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の方法。
- 上記工程(2)が、前記第一のプリンには基質特異性を有するが、前記第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素、又は前記第一のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有さないが、前記第二のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有する検出用酵素を用いて、前記第一のプリン、及び/又は前記第二のプリンを有するプリンヌクレオシドの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
- 上記工程(2)が、前記第一のプリンには基質特異性を有するが、前記第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素を用いて、前記第一のプリンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第一のプリンと、前記第一のプリンとは別異の前記第二のプリンと、の組み合わせが、ヒポキサンチンとグアニンの組み合わせ、ヒポキサンチンとアデニンの組み合わせ、キサンチンとグアニンの組み合わせ、又はキサンチンとアデニンの組み合わせである、請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第一のプリンがヒポキサンチン又はキサンチンである、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第一のプリンがグアニンである、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第一のプリンがアデニンである、請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
- 上記工程(2)において、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンデヒドロゲナーゼを用いて、チオNAD又はNADの存在下、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、請求項9に記載の方法。
- 上記工程(2)において、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンオキシダーゼを用いて、ヒポキサンチン及び/又はキサンチンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、請求項9に記載の方法。
- 上記工程(2)において、グアニンに基質特異性を有するグアニンデアミナーゼを用いて、グアニンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、請求項10に記載の方法。
- 上記工程(2)において、アデニンに基質特異性を有するアデニンデアミナーゼを用いて、アデニンの増加量に対応するシグナルの変化量を検出する、請求項11に記載の方法。
- アルカリホスファターゼの測定方法であって、
(1)プリンヌクレオシドホスホリラーゼ(EC2.4.2.1)であって、イノシンの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、前記逆反応においてグアニンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、イノシンと、グアニンと、を試料と接触せしめ、下記式(2)のサイクリング反応を反応せしめる工程と、
(3)検出されたシグナルの変化量に基づき、アルカリホスファターゼの量を算出する工程と、
を含み、
アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、前記リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で前記試料が処理されている、
請求項1、3、5から9、及び12のいずれか1項に記載の方法。 - オルトリン酸、リボース−1−リン酸、及びデオキシリボース−1−リン酸の少なくとも1つ;アルカリホスファターゼ;又はピロリン酸を測定するための測定用組成物であって、
(a)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、前記正反応と前記逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できるプリンヌクレオシドホスホリラーゼと、
(b)第一のプリンを有するプリンヌクレオシドと、
(c)前記第一のプリンとは別異の第二のプリンと、
を含む組成物であって、
試料と接触される組成物であり、
測定対象がアルカリホスファターゼの場合、アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、前記リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で前記試料が処理されており、
測定対象がピロリン酸である場合、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で前記試料が処理されている、
組成物。 - 測定対象がオルトリン酸、リボース−1−リン酸、及び/又はデオキシリボース−1−リン酸である、請求項17に記載の組成物。
- 測定対象がアルカリホスファターゼであり、
アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物の存在下、前記リン酸エステル化合物が加水分解されてリン酸を生成することができる条件で処理された前記試料と接触される、請求項17に記載の組成物。 - 測定対象がピロリン酸であって、ピロリン酸が加水分解されてオルトリン酸を生成することができる条件で処理された前記試料と接触される、請求項17に記載の組成物。
- 前記プリンヌクレオシドホスホリラーゼがEC2.4.2.1であって、前記第一のプリンを有するプリンヌクレオシドの存在下、オルトリン酸から、リボース−1−リン酸及び/又はデオキシリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、前記正反応と前記逆反応において少なくともそれぞれ別異のプリンを利用できる、請求項17から20のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記第一のプリンには基質特異性を有するが、前記第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素、又は前記第一のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有さないが、前記第二のプリンを有するプリンヌクレオシドには基質特異性を有する検出用酵素をさらに含む、請求項17から21のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記第一のプリンには基質特異性を有するが、前記第二のプリンには基質特異性を有さない検出用酵素を含む、請求項17から22のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記第一のプリンと、前記第一のプリンとは別異の前記第二のプリンと、の組み合わせが、ヒポキサンチンとグアニンの組み合わせ、ヒポキサンチンとアデニンの組み合わせ、キサンチンとグアニンの組み合わせ、又はキサンチンとアデニンの組み合わせである、請求項17から23のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記第一のプリンがヒポキサンチン又はキサンチンである、請求項17から24のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記第一のプリンがグアニンである、請求項17から24のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記第一のプリンがアデニンである、請求項17から24のいずれか1項に記載の組成物。
- ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンデヒドロゲナーゼと、
NAD又はチオNADと、
を含む、請求項25に記載の組成物。 - ヒポキサンチン及び/又はキサンチンに基質特異性を有するキサンチンオキシダーゼを含む、請求項25に記載の組成物。
- グアニンに基質特異性を有するグアニンデアミナーゼを含む、請求項26に記載の組成物。
- アデニンに基質特異性を有するアデニンデアミナーゼを含む、請求項27に記載の組成物。
- アルカリホスファターゼを測定するための測定用組成物であって、
(a)プリンヌクレオシドホスホリラーゼであって、イノシンの存在下、オルトリン酸からリボース−1−リン酸を生成する正反応、及びその逆反応を触媒し、前記逆反応においてグアニンを利用できる酵素と、
(b)イノシンと、
(c)グアニンと、
(d)キサンチンデヒドロゲナーゼと、
(e)NAD又はチオDNAと、
を含む組成物であって、
アルカリホスファターゼで加水分解されてオルトリン酸を生成することができるリン酸エステル化合物で処理された試料に用いられる、
請求項17、19、21から25、及び28のいずれか1項に記載の組成物。 - 請求項17から32のいずれか1項に記載の組成物を含むキット。
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