JP2016149501A - 基板検出装置、基板検出方法及び基板処理システム - Google Patents

基板検出装置、基板検出方法及び基板処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数枚の基板を多段に保持して搬送を行う多段搬送において、少ないセンサによって確実に基板の有無や位置ずれを検出する。【解決手段】光学センサ21は、光を照射する投光部23と、投光部23からの光を受光する受光部25とを有する。投光部23と受光部25は、投光部23から受光部25へ照射される光の光軸27が、支持部13に多段に支持されたウエハWの上面又は下面(ほぼ水平)に対して、垂直を除く所定の角度θで交わるように配置されている。白矢印の方向へ搬送アーム11aの支持部13を進出させた場合に、投光部23からの光は、最下段のウエハWから最上段のウエハWに、順次、正常搬送状態のウエハWにおける左右の端部付近に照射される。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエハなどの基板を搬送する際に、基板の有無や位置ずれを検出する基板検出装置、基板検出方法、及び前記基板検出装置を備えた基板処理システムに関する。
半導体装置の製造過程では、半導体ウエハなどの基板に対し、成膜やエッチングなどの種々の処理が繰り返し行われる。これらの処理を行う半導体製造装置には、異なる内容の処理を行う処理装置が組み合わされた基板処理システムが使用されている。このような基板処理システムには、複数の処理装置間を含むシステム内の基板の搬送および他の基板処理システムとの間で基板の受け渡しなどを行うために、一つないし複数の基板搬送装置が設けられている。
基板搬送装置は、例えば伸縮、屈伸、旋回、昇降などの動作を行えるように構成された搬送アームを有している。そして、基板搬送装置は、搬送アームの先端に設けられた支持部によって基板を保持することにより基板の搬送を行うようになっている。
搬送途中には、種々の要因により、本来、支持部に保持されているはずの基板が存在しない欠失や、基板が支持部の所定の位置から外れた状態で搬送される位置ずれが発生することがある。基板の欠失や許容範囲を超える位置ずれが発生すると、基板処理システム内での基板の移送、例えば処理装置と基板搬送装置との間での基板の受け渡しや、他の基板処理システムとの間での基板の受け渡しが正確に行われなくなる。その結果、成膜やエッチングなどの処理の精度やスループットが低下して歩留まりの低下を招く原因になる。また、過度な位置ずれによって、搬送途中で搬送経路上の部材に基板が接触して破損したり、基板が保持部材から落下したりするといった事故を引き起こす場合もある。
搬送途中に支持部での基板の有無や位置ずれを検出するために、光学センサを用いる技術が知られている。例えば、特許文献1では、搬送される円形基板の表面に対して光軸が垂直な光を照射し、円形基板が光軸を横切るときの信号変化を座標変換して仮想円の中心座標を求め、位置ずれ量を演算する方法が提案されている。
また、特許文献2及び特許文献3では、搬送される基板の表面に対して光軸が斜めになるように光を照射することによって、基板の有無や位置ずれを検出する提案がなされている。しかし、特許文献2、3の技術は、複数枚の基板を多段に保持して搬送を行う場合に、各段の基板について、それぞれ個別に光学センサを設けることが必要である。
特開昭64−57104号公報 特開平10−84028号公報 特開平11−214481号公報
特許文献2、3のように、複数枚の基板を多段に保持して搬送を行う場合に、基板毎に専用の光学センサを設けて搬送途中の位置を把握しようとすると、光学センサを設置する場所や費用が必要になって、フットプリントの増大やコストの増加を招くことになる。特に、基板処理システムの限られた搬送スペースの中で、多数の光学センサを基板の枚数に応じて配備することには大きな制約が伴う。
従って、本発明の目的は、複数枚の基板を多段に保持して搬送を行う多段搬送において、少ないセンサによって確実に基板の有無や位置ずれを検出することである。
本発明の基板検出装置は、複数枚の円板状の基板を互いの間隔をあけて多段に支持する支持部を備えた搬送装置における前記支持部の所定位置に前記基板が正常に支持されているか否かを検出するものである。本発明の基板検出装置は、光を照射する投光部と前記投光部からの光を受光する受光部とを有する光学センサを複数備えている。そして、本発明の基板検出装置は、複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部からの光が、複数枚の前記基板によって順次遮られるように、少なくとも一対の前記光学センサが配置されていることを特徴とする。
本発明の基板検出装置において、少なくとも一対の前記光学センサは、複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部から前記受光部へ照射される光の光軸が、それぞれ、前記基板の上面又は下面に対して垂直を除く角度で交わり、かつ、前記投光部からの光が、前記基板において搬送方向に対して直交する方向の両端部付近に照射されるように配置されていてもよい。
本発明の基板検出装置は、複数枚の前記基板が一括搬送される間に、少なくとも一対の前記光学センサが、最下部に配置された前記基板から最上部に配置された前記基板へ順次光を照射するものであってもよく、あるいは、最上部に配置された前記基板から最下部に配置された前記基板へ順次光を照射するものであってもよい。
本発明の基板処理システムは、複数枚の円板状の基板を互いの間隔をあけて多段に支持する支持部を有する搬送装置と、前記搬送装置における前記支持部の所定位置に前記基板が正常に支持されているか否かを検出する基板検出装置と、を備えている。本発明の基板処理システムにおいて、前記基板検出装置は、光を照射する投光部と前記投光部からの光を受光する受光部とを有する光学センサを複数備えている。そして、本発明の基板処理システムは、複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部からの光が、複数枚の前記基板によって順次遮られるように、少なくとも一対の前記光学センサが配置されていることを特徴とする。
本発明の基板処理システムにおいて、少なくとも一対の前記光学センサは、
前記搬送装置によって、複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部から前記受光部へ照射される光の光軸が、それぞれ、前記基板の上面又は下面に対して垂直を除く角度で交わり、かつ、前記投光部からの光が、前記基板において、搬送方向に対して直交する方向の両端部付近に照射されるように、配置されていてもよい。
本発明の基板処理システムは、前記搬送装置によって、複数枚の前記基板が一括搬送される間に、少なくとも一対の前記光学センサが、最下部に配置された前記基板から最上部に配置された前記基板へ順次光を照射するものであってもよく、あるいは、最上部に配置された前記基板から最下部に配置された前記基板へ順次光を照射するものであってもよい。
本発明の基板処理システムは、前記基板の搬送に伴う、少なくとも一対の前記光学センサにおける前記受光部の検出信号の変化と、前記支持部の移動量とに基づき、前記基板の有無及び/又は前記基板の位置ずれを検出するものであってもよい。
本発明の基板処理システムにおいて、前記投光部は、スポット光を照射するものであってもよい。この場合、前記検出信号の変化は、前記スポット光が前記基板によって遮光されるとき、及び、前記受光部に再入光されるときの信号の変化であってもよい。
本発明の基板処理システムにおいて、前記投光部は、光を所定の幅で照射するものであってもよい。この場合、前記検出信号の変化は、前記所定の幅の光の全部もしくは一部分が前記基板によって遮光されるとき、及び、前記受光部に再入光されるときの信号の変化であってもよい。
本発明の基板処理システムは、さらに、前記検出信号をデータ処理するデータ処理部を備えていてもよい。この場合、前記データ処理部は、前記検出信号の変化を、上下に多段に配置された複数枚の前記基板の両端部付近の輪郭形状を同一平面に投影した複数の円弧状のデータに変換するものであってもよい。さらに、前記データ処理部は、前記複数の円弧状のデータから、円弧の基点及び隣接する円弧の交点、並びに円弧の頂点の位置座標を抽出してもよい。
本発明の基板処理システムにおいて、前記データ処理部は、前記円弧状のデータを2回微分したのち、放物線近似処理して、前記基点及び前記交点の位置座標を抽出してもよい。
本発明の基板処理システムにおいて、前記データ処理部は、前記円弧状のデータを放物線近似処理して、前記頂点の位置座標を抽出してもよい。
本発明の基板検出方法は、上記いずれかの基板検出装置を用い、少なくとも一対の前記光学センサにおける前記受光部の検出信号の変化と、前記支持部の移動量とに基づき、前記基板の有無及び/又は前記基板の位置ずれを検出するものである。
本発明によれば、複数枚の基板を多段に保持して搬送を行う多段搬送において、少ない数のセンサによって確実に基板の有無や位置ずれを検出することができる。
本発明の一実施形態に係る基板処理システムの概略構成図である。 図1に示した基板処理システムの制御部のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図1に示した基板処理システムの制御部の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るセンサ部の構成を支持部の動作との関係で説明する模式図である。 本発明の第1の実施の形態において、支持部に正常に支持された5枚の半導体ウエハを、投光部の視点から光軸に沿って観た状態を模式的に示す説明図である。 図4のA部の拡大図である。 第1の実施の形態に係るセンサ部の別の構成例を説明する模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係るセンサ部の構成を支持部の動作との関係で説明する模式図である。 本発明の第2の実施の形態において、支持部に正常に支持された5枚の半導体ウエハを、投光部の視点から光軸に沿って観た状態を模式的に示す説明図である。 片側に配置された光学センサからの出力信号を示すグラフである。 他方の側に配置された光学センサからの出力信号を示すグラフである。 図9A及び図9Bに示す円弧状の出力信号を合成したグラフである。 図9A及び図9Bに示す円弧状の出力信号を座標変換して得られる5つの仮想円を示す図面である。 本発明の第2の実施の形態におけるデータ処理手順の一例を示すフロー図である。 出力データの一例を示す図面である。 出力データを2回微分して得られるピークを示す図面である。 閾値処理の説明図である。 放物線近似処理の説明図である。 出力データから円弧部分を抽出する過程を示す説明図である。 図17で得られた円弧部分に対する放物線近似処理の説明図である。 支持部に支持された1枚目の半導体ウエハの中心座標と半径を算出する方法を説明する図面である。 支持部に支持された2枚目の半導体ウエハの中心座標と半径を算出する方法を説明する図面である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
[基板処理システム]
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板処理システム1の概略構成図である。基板処理システム1は、5つのプロセスモジュール3と、真空搬送室5と、2つのロードロック室7と、大気圧搬送室9とを有する。
<プロセスモジュール>
各プロセスモジュール3では、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」と記す)Wに対して所望の処理が行われる。プロセスモジュール3は、図示しない排気装置により所望の減圧状態に維持されている。
<真空搬送室>
真空搬送室5は、ゲートバルブGVを介して、各プロセスモジュール3及び各ロードロック室7に連結されている。真空搬送室5には、互いに間隔を開けて上下に多段に配置されたウエハWを一括搬送する搬送装置11が配置されている。搬送装置11は、屈伸、旋回、昇降及び直線移動が可能に構成された搬送アーム11aを有しており、搬送アーム11aは、多段に構成された支持部13を有している。搬送装置11は、搬送アーム11aの支持部13を進出・退避させる際の位置を把握するためのエンコーダ(図示省略)を有している。搬送装置11は、各プロセスモジュール3と真空搬送室5との間、及び真空搬送室5とロードロック室7との間で、支持部13によってウエハWを多段に支持し、一括搬送する。
また、真空搬送室5内の、各プロセスモジュール3との連結部分の近傍位置には、搬送装置11の支持部13によって多段に支持されて一括搬送されるウエハWの有無又は位置ずれを検出するためのセンサ部20が設けられている。センサ部20の詳細な構成については後述する。
<ロードロック室>
ロードロック室7は、真空と大気圧とを切替可能に構成されている。ロードロック室7と大気圧搬送室9との連結部には、ゲートバルブGVが設けられている。
<大気圧搬送室>
大気圧搬送室9には、ウエハWを保持する搬送装置15が設置されている。搬送装置15は、屈伸、旋回、昇降及び直線移動が可能に構成されている。また、大気圧搬送室9には、4つのポート17が連結されている。各ポート17には、ウエハWを複数枚収容できるカセットCが載置される。
<制御部>
さらに、基板処理システム1は、制御部30を備えている。基板処理システム1の各構成部は、それぞれ制御部30に接続されて、制御部30によって制御される。制御部30は、典型的にはコンピュータである。図2Aは、図1に示した制御部30のハードウェア構成の一例を示している。制御部30は、主制御部101と、キーボード、マウス等の入力装置102と、プリンタ等の出力装置103と、表示装置104と、記憶装置105と、外部インターフェース106と、これらを互いに接続するバス107とを備えている。主制御部101は、CPU(中央処理装置)111、RAM(ランダムアクセスメモリ)112及びROM(リードオンリメモリ)113を有している。記憶装置105は、情報を記憶できるものであれば、その形態は問わないが、例えばハードディスク装置または光ディスク装置である。また、記憶装置105は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体115に対して情報を記録し、また記録媒体115より情報を読み取るようになっている。記録媒体115は、情報を記憶できるものであれば、その形態は問わないが、例えばハードディスク、光ディスク、フラッシュメモリなどである。記録媒体115は、ウエハWに対する処理方法のレシピを記録した記録媒体であってもよい。
制御部30では、CPU111が、RAM112を作業領域として用いて、ROM113または記憶装置105に格納されたプログラムを実行することにより、基板処理システム1においてウエハWに対する処理を実行できるようになっている。具体的には、制御部30は、基板処理システム1において、例えばウエハWの搬送や、ウエハWに対する処理などに関係する各構成部(搬送装置11、搬送装置15、センサ部20、各プロセスモジュール3等)を制御する。
図2Bは、制御部30におけるウエハWの有無の検出や位置ずれの検出に関連する機能を示す機能ブロック図である。図2Bに示すように、制御部30は、データ変換部121と、演算部122と、判定部123と、入出力制御部124を備えており、データ変換部121と演算部122は、データ処理部120を構成している。制御部30による処理は、CPU111が、RAM112を作業領域として用いて、ROM113または記憶装置105に格納されたソフトウエア(プログラム)を実行することによって実現される。なお、制御部30は、他の機能も有しているが、ここでは説明を省略する。
(データ変換部)
データ変換部121は、例えば、後述するように、センサ部の光学センサにおける受光部で検出される検出信号と搬送アーム11aのエンコーダ値などを受け取り、座標変換を行うなど、所定の出力信号に変換する処理を行う。
(演算部)
演算部122は、データ変換部121からの出力信号に基づき、例えば、ウエハWの中心位置を求めたり、位置ずれ量を算出したり、各種の演算処理を実施する。
(判定部)
判定部123は、データ処理部120でのデータ処理の結果に基づき、ウエハWの有無や、位置ずれの有無を判定する。
(入出力制御部)
入出力制御部124は、入力装置102からの入力の制御や、出力装置103に対する出力の制御や、表示装置104における表示の制御や、外部インターフェース106を介して行う外部とのデータ等の入出力の制御を行う。
[センサ部]
次に、図3〜図6を参照しながら、基板検出装置としてのセンサ部20について詳細に説明する。センサ部20は、複数枚のウエハWを互いの間隔をあけて多段に支持する支持部13を有する搬送アーム11aにおいて支持部13の所定位置にウエハWが正常に支持されているか否かを光学的手段によって検出する。
<第1の実施の形態>
図3は、本発明の第1の実施の形態に係るセンサ部20の構成を、複数枚のウエハWを多段に支持する支持部13の動作との関係で説明する模式図である。本実施の形態では、搬送装置11の搬送アーム11aの先端に設けられた支持部13は、上から下に5段のハンド13a,13b,13c,13d,13eを有している。各ハンド13a,13b,13c,13d,13eには、それぞれウエハWがほぼ水平に載置され、支持される。このように、本実施の形態において、支持部13は最大で5枚のウエハWを多段に支持した状態で、例えばプロセスモジュール3へ一括搬送する。図3において、白矢印は、支持部13の進出方向を意味しており、その反対の向きが支持部13の退避方向を意味する。なお、支持部13の進出及び退避の方向をY方向(搬送方向)とし、水平面上でY方向に直交する方向をX方向(搬送されるウエハWの幅方向)とする。なお、多段一括搬送におけるハンドの数(ウエハWの枚数)は5つ(5枚)に限るものではない。
図3に示すように、光学センサ21は、光を照射する投光部23と、投光部23からの光を受光する受光部25とを有する。本実施の形態において、投光部23は、例えばレーザー光などのスポット光を受光部25へ向けて照射する。受光部25は、例えばフォトダイオードやCCDなどの受光素子(図示省略)を備えており、投光部23から照射された光を受光して電気的な検出信号に変換する。受光部25の検出信号は処理のために、制御部30に送られる。
図4は、支持部13のハンド13a〜13eの所定位置にウエハWが正常に支持された状態(以下、「正常搬送状態」と記すことがある)において、5枚のウエハWを、投光部23の視点から光軸27に沿った方向で観た状態を模式的に示している。図4中の白矢印は、支持部13の進出方向を意味しており、その反対方向が支持部13の退避方向を意味する。センサ部20は、X方向に並列に配置された左右一対の光学センサ21を有している。図4では、説明の便宜上、白矢印で示すウエハWの進出方向を基準に、進出方向に向かって左側の光学センサを符号21Aで表し、同右側の光学センサを符号21Bで表している。図5は図4のA部の拡大図である。
図3に示すように、投光部23と受光部25は、投光部23から受光部25へ照射されるスポット光の光軸27が、支持部13に多段に支持されたウエハWの上面又は下面(ほぼ水平)に対して、垂直を除く所定の角度θで交わるように配置されている。ウエハWの上面又は下面に対する光軸27の角度θは、支持部13のハンド13a〜13eの間隔に応じて設定できるが、本実施の形態では、角度θは、例えば60°〜80°の範囲内、好ましくは65°〜75°、具体的には例えば70°に設定されている。
図4及び図5に示すように、本実施の形態では、投光部23からの光を、正常搬送状態のウエハWにおけるX方向の両端部P付近に照射できるように、一対の光学センサ21A,21Bが左右に配置されている。なお、X方向の両端部Pは、円板状のウエハWの直径に相当する距離でX方向に離間したウエハWの左右の端部である。各投光部23からのスポット光の光軸27は、各ウエハWのX方向の両端部Pから、それぞれ、例えば3〜10mmの範囲内、好ましくは5mm程度、X方向に内側の位置に交差するように設定されている。本実施の形態では、各ウエハWのX方向の両端部Pから、それぞれ5mm内側で光軸27と交差するものとする。
ウエハWの上面又は下面に対する光軸27の角度θを、垂直にせず、例えば60°〜80°の範囲内の角度で傾斜するように投光部23と受光部25を配置することによって、図3及び図4の白矢印の方向へ搬送アーム11aの支持部13を進出させた場合に、最下段のウエハWから最上段のウエハWに、順次、投光部23からの光を照射することができる。つまり、正常搬送状態では、一対の投光部23からの一対の光は、まず、最初にハンド13eに支持された最下段のウエハWのX方向の両端部P付近によって、それぞれ遮られた後、受光部25に再入光する。次に、一対の光は、ハンド13dに支持された下から2段目のウエハWのX方向の両端部P付近によって、それぞれ遮られた後、受光部25に再入光する。さらに、下から3段目、下から4段目、下から5段目(最上段)のウエハWの順に、一対の光は、各ウエハWのX方向の両端部P付近によって、それぞれ遮光された後に受光部25に再入光されることが繰り返される。例えば、ウエハWが正常搬送状態では、図5に示すように、ハンド13bに支持された下から4段目の円板状のウエハWのX方向の片側の端部P付近では、投光部23からのスポット光がウエハWのエッジ上の部位Pで遮光され、部位Pで受光部25に再入光する。つまり、スポット光は、部位P〜Pの間遮光される。ウエハWのX方向の反対側の端部P付近でも同様である。
そして、受光部25では、円板状のウエハWのX方向の両端部P付近で、投光部23からのスポット光が遮光されるとき、及び、再入光されるときの検出信号の変化をデータ処理部120に送る。しかし、正常搬送状態ではなく、例えば下から4段目のハンド13bにウエハWが存在しない場合や、ウエハWが5mmを超えてX方向に大きく位置ずれしている場合は、少なくとも片側の光学センサ21Aまたは21Bにおいて、光が遮光されることがないため、受光部25における検出信号は変化しない。このようにして、ウエハWの有無や、大きな位置ずれを検出できる。
また、一対の光学センサ21は、ウエハWのX方向の両端部P付近に配置されていることから、左右2箇所の部位P,P、及び、左右2箇所の部位P,Pでの検出信号の変化と、そのときの搬送アーム11aにおける支持部13のエンコーダの値から、データ処理部120では、XY面(水平面)における部位P,P、及び部位P,Pの位置座標を求めることができる。従って、支持部13のハンド13a〜13e上でのウエハWの位置ずれを検出することができる。例えば支持部13のハンド13a〜13eのいずれかに支持されたウエハWが位置ずれしている場合、検出信号が変化する左右2箇所の部位P,P、及び左右2箇所の部位P,Pの位置座標は、正常搬送状態の位置座標に対して変位する。この位置座標の変位を検出することによって、例えば判定部123において、支持部13のハンド13a〜13eの所定位置にウエハWが正常に支持されているか否かを判定できる。なお、正常搬送状態で検出信号が変化する左右2箇所の部位P,P、及び左右2箇所の部位P,Pの位置座標は、予め実験的に測定しておいてもよいし、あるいは、搬送アーム11aのエンコーダの値と、ハンド13a〜13e上におけるウエハWの正常な支持位置に基づき、予め求めておくこともできる。
また、円の中心は、円周上の3点の座標が決まれば計算できるので、データ処理部120では、部位P1,P1、及び部位P2,P2の中の少なくとも3箇所の位置座標から、検出対象のウエハWの中心座標を求めることができる(特許文献1参照)。このようにして求めたウエハWの中心座標を、正常搬送状態におけるウエハWの中心座標と比較することによって、位置ずれの有無を確認できるとともに、XY方向におけるずれ量を計算できる。なお、正常搬送状態におけるウエハWの中心座標は、予め実験的に測定しておいてもよいし、あるいは、搬送アーム11aのエンコーダの値と、ハンド13a〜13e上におけるウエハWの正常な支持位置に基づき、予め求めておくこともできる。
図5において、部位P及び部位Pは、投光部23から光軸27に沿った視線における、互いに重なり合った隣接する上下のウエハWの見かけ上の交点を意味する。つまり、部位Pは、投光部23の視点から、下から3段目のウエハWと下から4段目のウエハWのエッジが交差して見える点であり、部位Pは、投光部23の視点から、下から4段目のウエハWと下から5段目のウエハWのエッジが交差して見える点である。本実施の形態では、正常搬送状態において、投光部23からのスポット光が、ウエハWのX方向の端部Pと、部位P及び部位Pとの間に照射されるように設定することが好ましい(図5参照)。このような位置にスポット光を照射することによって、受光部25における検出信号の変化を利用して、ウエハWの位置ずれの検出を正確に行うことができる。
本実施の形態において、ウエハWの有無及び位置ずれの検出は、支持部13を退避させる場合にも行うことができる。例えば、図3において支持部13を退避させる場合、正常搬送状態では、投光部23からの光は、まず、最初にハンド13aに支持された最上段のウエハWのX方向の両端部P付近によって遮られた後、受光部25に再入光する。次に、ハンド13bに支持された上から2段目のウエハWのX方向の両端部P付近によって遮られ後に受光部25に再入光する。さらに上から3段目、4段目、5段目(最下段)のウエハWの順に、各ウエハWのX方向の両端部P付近によって遮光された後に受光部25に再入光されることが繰り返される。しかし、ハンド13a〜13eのいずれかにウエハWが存在しない場合や、位置ずれが生じている場合は、受光部25の検出信号は、正常搬送状態に比べて変化する。従って、上記と同様にして、例えば、判定部123において、支持部13のハンド13a〜13eにおけるウエハWの有無や、位置ずれの検出を行うことができる。
また、図示は省略するが、図3とは逆に、投光部23をハンド13eの下方に、受光部25をハンド13aの上方に配置することもできる。この場合、ウエハWのX方向の両端部P付近による遮光と受光部25への再入光の順序は、支持部13を進出させるときは、図3において支持部13を進出させるときと同様の順序になり、支持部13を退避させるときは、図3において支持部13を退避させるときと同様の順序になる。
さらに、図3では、支持部13を進出させる場合に、下方の受光部25が手前側(支持部13に近い側)、上方の投光部23が奥側(支持部13から遠い側)になるように光軸27を傾斜させたが、光軸27は、鉛直方向に対してY方向のどちら側に傾けてもよい。例えば、図6に示すように、支持部13を進出させる場合に、上方の投光部23が手前側(支持部13に近い側)、下方の受光部25が奥側(支持部13から遠い側)になるように光軸27を傾斜させることもできる。この場合、ウエハWのX方向の両端部P付近による遮光と受光部25への再入光の順序は、支持部13を進出させるときも退避させるときも、図3の逆になる。さらに、図6において投光部23と受光部25を上下に逆転させてもよい。その場合も、ウエハWのX方向の両端部P付近による遮光と受光部25への再入光の順序は、支持部13を進出させるときも退避させるときも、図3の逆になる。
以上のように、本実施の形態では、少なくとも一対の光学センサ21A,21Bの光軸27を、支持部13の進出及び退避の方向(Y方向)のどちらかに傾けた状態で、ウエハWのX方向の両端部P付近に光を照射できるように、左右に配置した。かかる構成によって、複数枚のウエハWの多段一括搬送において、2つの光学センサ21A,21Bで複数枚のウエハWについての有無や位置ずれを検出することができる。
<第2の実施の形態>
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る基板検出装置としてのセンサ部20Aの構成を、ウエハWを多段に支持する支持部13の動作との関係で説明する模式図である。図8は、正常搬送状態の5枚のウエハWを、投光部24の視点から光軸27に沿った方向で観た状態を模式的に示している。図7及び図8において、白矢印は、支持部13の進出方向を意味しており、その反対方向が支持部13の退避方向を意味する。支持部13の構成は、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態に係るセンサ部20Aは、少なくとも一対の光学センサ22を有している。図7に示すように、光学センサ22は、光を照射する投光部24と、投光部24からの光を受光する受光部26とを有する。本実施の形態では、センサ部20Aとして測長センサを使用する点で、第1の実施の形態と相違している。つまり、投光部24は、例えばレーザー光などを、所定の幅の光(帯状光28)として受光部26へ向けて照射する。
図8では、説明の便宜上、白矢印で示すウエハWの進出方向を基準に、進出方向に向かって左側の光学センサを符号22Aで表し、同右側の光学センサを符号22Bで表している。また、図8では、投光部24から幅Dで照射される帯状光28を、模式的にウエハWのX方向の両端部Pに重ねて示している。受光部26は、例えばフォトダイオードやCCDなどの受光素子を備え、投光部24から照射された帯状光28を受光して電気的な検出信号に変換する。受光部26は、検出信号を処理するため制御部30のデータ処理部120に検出信号を送る。
図7に示すように、投光部24と受光部26は、投光部24から受光部26へ照射される帯状光28の光軸27が、支持部13に多段に支持されたウエハWの上面又は下面(ほぼ水平な面)に対して、垂直を除く所定の角度θで交わるように配置されている。ウエハWの上面又は下面に対する光軸27の角度θは、支持部13のハンド13a〜13eの間隔に応じて設定できるが、本実施の形態では、角度θは、例えば60°〜80°の範囲内、好ましくは65°〜75°、具体的には例えば70°に設定されている。
図7に示すように、本実施の形態では、投光部24からの帯状光28を、正常搬送状態のウエハWにおけるX方向の両端部P付近に照射できるように、一対の光学センサ22が左右に配置されている。図8に示すように、投光部24からの帯状光28は、各ウエハWのX方向の両端部Pを含む範囲に所定の幅Dで照射されるように設定されている。例えば、投光部24からの帯状光28は、各ウエハWのX方向の両端部Pを含む範囲に、X方向に例えば7〜15mmの範囲内、好ましくは10mm程度の幅Dで照射されるように設定されている。さらに具体的には、本実施の形態では、正常搬送状態において、投光部24からの帯状光28が、部位P及び部位P(図5参照)と、X方向の端部Pとを含む範囲に照射されるように設定することが好ましい。このような範囲に帯状光28を照射することによって、受光部26における検出信号の変化を利用して、ウエハWの位置ずれの検出を正確に行うことができる。
ウエハWの上面又は下面に対する光軸27の角度θを垂直にせず、例えば60°〜80°の範囲内となるように投光部24と受光部26を配置することによって、図7及び図8の白矢印の方向へ搬送アーム11aの支持部13を進出させた場合に、最下段のウエハWから最上段のウエハWに、順次、投光部24からの帯状光28を照射することができる。つまり、正常搬送状態では、投光部24からの一対の帯状光28は、まず、最初にハンド13eに支持された最下段のウエハWのX方向の両端部P付近によって、それぞれ部分的に遮られる。次に、一対の帯状光28は、ハンド13dに支持された下から2段目のウエハWのX方向の両端部P付近によって、それぞれ部分的に遮られる。一対の帯状光28は、さらに下から3段目、下から4段目、下から5段目(最上段)のウエハWの順に、各ウエハWのX方向の両端部P付近によって、それぞれ部分的な遮光と部分的な再入光が繰り返される。
そして、受光部26では、円板状のウエハWのX方向の両端部P付近で、投光部24からの帯状光28の幅D方向の一部分がウエハWによって遮光されるとき、及び、再入光されるときの検出信号の変化をデータ処理部120に送る。
ここで、正常搬送状態では、支持部13のハンド13a〜13eに支持された5枚の円板状のウエハWのX方向の片側の端部P付近では、投光部24からの帯状光28がウエハWのエッジの形状に沿って部分的に遮光される。そのため、データ処理部120では、例えば、片方の光学センサ22Aの受光部26における検出信号と、搬送アーム11aのエンコーダの値から、5枚のウエハWのX方向における片方のエッジの輪郭に近似した5つの円弧状のデータが出力される。同様に、データ処理部120では、もう片方の光学センサ22Bの受光部26における検出信号と、搬送アーム11aのエンコーダの値から、5枚のウエハWのX方向における反対側のエッジの輪郭に近似した5つの円弧状のデータも出力される。
図9Aは、正常搬送状態における、一対の光学センサ22のうち、X方向の片側に配置された光学センサ22Aからの出力データを示し、図9Bは、正常搬送状態における、X方向の他方の側に配置された光学センサ22Bからの出力データを示している。図9A,図9Bでは、それぞれ、5枚のウエハWのX方向における片方のエッジの輪郭に近似した5つの円弧状のデータが出力されている。なお、図9A,9Bにおいて、縦軸は、受光部26により検出される測長幅(受光幅)であり、横軸は搬送アーム11aの支持部13の移動量である。例えば、ハンド13a〜13eのいずれか1つに、ウエハWが存在しない場合を想定すると、その部分では遮光されることがないため、受光部26における検出信号は変化しない。従って、例えば図9A,図9Bに示す出力信号おいて、円弧の数は4つしか現れない。このようにして、例えば、判定部123においては、円弧状の出力データに基づき、ウエハWの有無を検出することが可能になる。なお、図9A及び図9Bにおいて、円弧の高さ(つまり、測長幅の大きさ)に閾値を設定し、判定部123では、円弧の頂点が当該閾値を超えているか否かを判断して、ウエハWの有無を検出してもよい。
図10は、図9A及び図9Bに示す円弧状の出力データを合成したグラフである。つまり、図10は、一対の光学センサ22A,22Bのそれぞれから得られた円弧状の出力データを、データ処理部120において合成した結果を示している。ここで、図10における縦の破線は、正常搬送状態における各ウエハWのX方向の両端部Pが帯状光28を横切る通過ポイントPを意味している。各通過ポイントPは、搬送アーム11aのエンコーダの値と、ハンド13a〜13eの間隔、一対の光学センサ22の設置位置及び上記角度θなどから求めることができる。正常搬送状態であれば、図10に示すように、合成された出力データの各円弧の頂点と、通過ポイントPとが、ほぼ一致するはずである。従って、例えば判定部123では、合成された出力データの各円弧の頂点と、通過ポイントPとが、一致するか否かを判断することによって、ウエハWの有無を検出することができる。このように、ウエハWの左右に配置された一対の光学センサ22からの検出信号に基づく出力信号を合成することによって、ウエハWの有無の検出を容易に行うことができる。なお、図10において、各通過ポイントPにおける合成された円弧の高さ(つまり、測長幅の大きさ)に閾値を設定し、判定部123では、合成された円弧の頂点が当該閾値を超えているか否かを判断することにより、ウエハWの有無を検出してもよい。
図11は、データ処理部120において、図9A及び図9Bに示す円弧状の出力信号を座標変換することによって、検出対象の5枚のウエハWの平面形状に相当する5つの仮想円を作図した状態を示している。このような仮想円に基づき、例えばハフ変換によってその中心座標Oを推定することができる。そして、例えば判定部123において、各ウエハWに相当する各仮想円の中心座標Oを、正常搬送状態における各ウエハWの中心座標と比較することによって、ウエハWの位置ずれの有無を検出することができる。また、各ウエハWに相当する各仮想円の中心座標Oと、正常搬送状態における各ウエハWの中心座標とから、XY面における位置ずれ量を計算できる。
図9A,9B〜図11に示した出力例は、簡易な手法でウエハWの有無の検出と位置ずれの検出を行うことができる方法として有効である。この場合、光学センサ22として、受光部26にCCDイメージセンサなどの高精度の受光素子を備えた測長センサを使用することが好ましい。
なお、本実施の形態では、図9Aに示した出力信号と図9Bに示した出力信号との差分を求めることによって、搬送アーム11aにおける支持部13の進出動作もしくは退避動作における軌跡を検出することもできる。支持部13の軌跡の確認は、搬送アーム11aの異常の有無を検出する手法として有効である。
次に、図12〜20を参照しながら、本実施の形態に係るセンサ部20Aを用いて、ウエハWの有無の検出と位置ずれの検出を行うためのさらに別のデータ処理手順を説明する。図12は、本データ処理手順の一例を示すフロー図である。本データ処理手順は、例えばステップS1からステップS8までの段階を含むことができる。ここで、ステップS1〜ステップS2は、出力データの前処理を行う工程である。また、ステップS3〜ステップS5は、出力データの円弧における基点もしくは隣接する円弧との交点(以下、これらを単に「基点」と記すことがある)を抽出する工程である。また、ステップS6〜ステップS7は、出力データの円弧における頂点を抽出する処理である。本手順は、光学センサ22の受光部26に、光量を検出する受光素子(例えばフォトダイオードなど)を備えた測長センサを使用する場合に有効である。
(ステップS1)
ステップS1では、データ処理部120が、ウエハWの左右の一対の光学センサ22A,22Bにおける検出信号を取得し、エンコーダーにより得られる搬送アーム11aの支持部13の移動量に関連付けされた複数の円弧部分を有する出力データとして出力する。出力データの一例を図13に示す。図13において、縦軸は、受光部26による測長幅であり、横軸は搬送アーム11aの支持部13の移動量である。
(ステップS2)
次に、ステップS2では、前処理として、出力データの平滑化処理を行う。平滑化処理の一例として、搬送アーム11aの支持部13の規定範囲の移動量に相当する出力データから最大値と最小値を除いた残りのデータの平均値を求めてもよい。
(ステップS3)
次に、ステップS3では、ステップS2で平滑化処理した出力データを2回微分する。2回微分によって、図14に示すように、各円弧状のデータから、データが大きく変化する複数のピークが抽出される。
(ステップS4)
次に、ステップS4では、ステップS3で得た各ピークについて、所定の閾値と比較し、閾値を満たさない部分をデータ処理の対象から除外する閾値処理を行う。図15は、ステップS3で抽出されたピークの一つ(図14中、符号Zで示すピーク)を拡大した図である。図15では、閾値Thを破線で示しており、閾値Thを満たす部分は、閾値Thよりも下方の範囲であり、下に凸の台形で示されている。
(ステップS5)
次に、ステップS5では、閾値Thを満たした複数の2回微分データについて、それぞれ最小二乗法によって放物線近似処理を行う。図16は、図14中、符号Zで示すピークの2回微分データについて、放物線近似処理を行った状態を示している。図16に示すように、得られた近似放物線の頂点を、ここでは円弧の「基点」と定義する。このように、ステップS5では、閾値Thを満たした各2回微分データについて、それぞれ基点を定義していく。この基点は、搬送途中に、受光部26における検出信号が大きく変動する位置を意味する。具体的には、基点は、投光部24からの帯状光28の一部分が最初のウエハWのエッジで遮られる箇所、もしくは最後に帯状光28の全てが受光部26に再入光する箇所、あるいは、投光部24から光軸27に沿った視線における、互いに重なり合った隣接する上下のウエハWの見かけ上の交点(図5におけるP、P)に相当するものである。なお、上記見かけ上の交点を正確に検出するためには、正常搬送状態において、投光部24からの帯状光28を、部位P及び部位P(図5参照)と、X方向の端部Pとの両方を含む範囲で照射することが重要である。
(ステップS6)
次に、ステップS6では、ステップS2で平滑化処理した出力データから円弧部分を抽出する。具体的には、図17に示すように、ステップS5で定義された2つの基点の間に形成される円弧部分のデータを分離する。図17は、図14に示した円弧1を抽出した例である。抽出された円弧部分のデータは、ウエハWのX方向の端部P付近のエッジの平面形状、つまり、端部P付近の輪郭に相当する。
(ステップS7)
次に、ステップS7では、ステップS6で得られた円弧部分のデータについて、最小二乗法によって放物線近似処理を行う。そして、図18に示すように、得られた近似放物線の頂点を抽出する。この頂点は、ウエハWのX方向の一つの端部Pに相当する。
以上のステップS2〜ステップS7までの処理を、ウエハWの左右の一対の光学センサ22A,22Bの検出信号に基づく出力データについて、それぞれ行うことによって、1枚のウエハWのX方向の両方の端部PのY方向における仮の位置座標と、投光部24から光軸27に沿った視線における、互いに重なり合った隣接する上下のウエハWの見かけ上の交点(図5におけるP、P)のY方向における仮の位置座標が得られる。
(ステップS8)
次に、ステップS8では、ステップS2〜ステップS7で得られた仮の位置座標から、支持部13に支持されたウエハWの中心座標Oと半径rを算出する。ステップS8では、まず、検出精度が最も高いと考えられる受光部26に最も近いウエハWを1番目のウエハWとして中心座標Oと半径rを算出することが好ましい。そして、求められた1番目のウエハWの中心座標Oと半径rを元に、隣接する2番目のウエハWの中心座標Oと半径rを算出する。次に、2番目のウエハWの中心座標Oと半径rを元に、隣接する3番目のウエハWの中心座標Oと半径rを算出する。このようにして、支持部13のハンド13a〜13eに支持された全てのウエハWについて、順次、中心座標Oと半径rを算出していくことができる。
図19は、1枚目のウエハWについて、中心座標Oと半径rを求める場合の説明図である。ここで、点aは片側の光学センサ22Aで得られた1枚目のウエハWの基点のY方向における位置座標、点bはもう一方の光学センサ22Bで得られた1枚目のウエハWの基点のY方向における位置座標を意味する。また、点cは片側の光学センサ22Aで得られた1枚目のウエハWの端部PのY方向における位置座標、点dはもう一方の光学センサ22Bで得られた1枚目のウエハWの端部PのY方向における位置座標を意味する。なお、Yは、点c及び点dについて、エンコーダによって得られるY方向の座標の平均である。また、長さLは左右一対の光学センサ22の帯状光28の間隔を意味し、Xは、長さLの中点に対する、1枚目のウエハWの中心座標OのX方向におけるずれ幅を意味する。これらは、以下の式(1)〜(6)で示す関係を有している。なお、式(1)〜(6)中、例えば「ac」という表記は、点a〜c間の距離を意味する。式(4)では、上記ステップS1〜ステップS8で得られたa,b,c,dのY方向の位置座標と、一対の光学センサ22の配置によって決まる長さLの値から、cO間の距離を表すことができている。そして、式(5)及び式(6)では、式(4)で得られるcO間の距離から、1枚目のウエハWの中心座標のずれ幅Xと半径rを算出できる。
Figure 2016149501
図20は、上記1枚目のウエハWの計算結果に基づき、2枚目のウエハWについて、中心座標Oと半径rを求める場合の説明図である。ここで、点eは片側の光学センサ22Aで得られた2枚目のウエハWの基点のY方向における位置座標、点fはもう一方の光学センサ22Bで得られた2枚目のウエハWの基点のY方向における位置座標を意味する。また、点gは片側の光学センサ22Aで得られた2枚目のウエハWの端部PのY方向における位置座標、点hはもう一方の光学センサ22Bで得られた2枚目のウエハWの端部PのY方向における位置座標を意味する。なお、長さYは、点g及び点hについて、エンコーダによって得られるY方向の座標の平均である。また、Δxは1枚目のウエハWの中心座標Oに対する2枚目のウエハWの中心座標OのX方向におけるずれ幅を意味する。これらは、以下の式(7)〜(19)で示す関係を有している。なお、式(7)〜(19)中、例えば「O」という表記は、点O〜O間の距離を意味する。
Figure 2016149501
このような計算を繰り返すことによって、複数のウエハWの中心座標Oと半径rを順次算出することができる。なお、ハンド13a〜13eのいずれかにウエハWが存在しない場合は、以下の順序で行えばよい。例えば、ハンド13cにウエハWが存在しない場合は、まず、ハンド13aに支持されたウエハWを1枚目のウエハWとして上記中心座標Oと半径rを算出し、当該中心座標Oと半径rを基準に、隣接するハンド13bに支持されたウエハWの中心座標Oと半径rを算出する。次に、ハンド13dに支持されたウエハWを1枚目のウエハWとして上記中心座標Oと半径rを算出し、当該中心座標Oと半径rを基準に、隣接するハンド13eに支持されたウエハWの中心座標Oと半径rを算出すればよい。
このようにして得られた各ウエハWの中心座標Oを、例えば判定部123において、正常搬送状態における中心座標と比較することによって、ウエハWの位置ずれの有無を検出することができるとともに、XY方向におけるずれ量を計算できる。
以上のように、本実施の形態では、少なくとも一対の光学センサ22A,22Bの光軸27を、支持部13の進出及び退避の方向(Y方向)のどちらかに傾けた状態で、ウエハWのX方向の両端部P付近に帯状光28を照射できるように左右に配置した。かかる構成によって、複数枚のウエハWの多段一括搬送において、2つの光学センサ22A,22Bによって、複数枚のウエハWについての有無や位置ずれを検出することができる。
本実施の形態における他の構成及び効果は、第1の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変形可能である。例えば、光学センサ21,22によって得られた検出信号に対するデータ処理の内容や、該データ処理の結果に基づき、ウエハWの有無や位置ずれを検出する手順は、上記実施の形態で説明した方法に限定されるものではない。
また、基板は、円形の基板であればよく、半導体ウエハに限るものではない。
11…搬送装置、11a…搬送アーム、13…支持部、13a〜13e…ハンド、20…センサ部、21…光学センサ、23…投光部、25…受光部、27…光軸、W…半導体ウエハ

Claims (16)

  1. 複数枚の円板状の基板を互いの間隔をあけて多段に支持する支持部を備えた搬送装置における前記支持部の所定位置に前記基板が正常に支持されているか否かを検出する基板検出装置であって、
    光を照射する投光部と前記投光部からの光を受光する受光部とを有する光学センサを複数備え、
    複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部からの光が、複数枚の前記基板によって順次遮られるように、少なくとも一対の前記光学センサが配置されていることを特徴とする基板検出装置。
  2. 少なくとも一対の前記光学センサは、
    複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部から前記受光部へ照射される光の光軸が、それぞれ、前記基板の上面又は下面に対して垂直を除く角度で交わり、かつ、前記投光部からの光が、前記基板において搬送方向に対して直交する方向の両端部付近に照射されるように配置されている請求項1に記載の基板検出装置。
  3. 複数枚の前記基板が一括搬送される間に、
    少なくとも一対の前記光学センサは、最下部に配置された前記基板から最上部に配置された前記基板へ順次光を照射するものである請求項2に記載の基板検出装置。
  4. 複数枚の前記基板が一括搬送される間に、
    少なくとも一対の前記光学センサは、最上部に配置された前記基板から最下部に配置された前記基板へ順次光を照射するものである請求項2に記載の基板検出装置。
  5. 複数枚の円板状の基板を互いの間隔をあけて多段に支持する支持部を有する搬送装置と、
    前記搬送装置における前記支持部の所定位置に前記基板が正常に支持されているか否かを検出する基板検出装置と、を備えた基板処理システムであって、
    前記基板検出装置は、
    光を照射する投光部と前記投光部からの光を受光する受光部とを有する光学センサを複数備えており、
    複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部からの光が、複数枚の前記基板によって順次遮られるように、少なくとも一対の前記光学センサが配置されていることを特徴とする基板処理システム。
  6. 少なくとも一対の前記光学センサは、
    前記搬送装置によって、複数枚の前記基板が前記支持部の所定位置に正常に支持された状態で一括搬送される間に、前記投光部から前記受光部へ照射される光の光軸が、それぞれ、前記基板の上面又は下面に対して垂直を除く角度で交わり、かつ、前記投光部からの光が、前記基板において、搬送方向に対して直交する方向の両端部付近に照射されるように、配置されている請求項5に記載の基板処理システム。
  7. 前記搬送装置によって、複数枚の前記基板が一括搬送される間に、少なくとも一対の前記光学センサは、最下部に配置された前記基板から最上部に配置された前記基板へ順次光を照射するものである請求項6に記載の基板処理システム。
  8. 前記搬送装置によって、複数枚の前記基板が一括搬送される間に、少なくとも一対の前記光学センサは、最上部に配置された前記基板から最下部に配置された前記基板へ順次光を照射するものである請求項6に記載の基板処理システム。
  9. 前記基板の搬送に伴う、少なくとも一対の前記光学センサにおける前記受光部の検出信号の変化と、前記支持部の移動量とに基づき、前記基板の有無及び/又は前記基板の位置ずれを検出する請求項6から8のいずれか1項に記載の基板処理システム。
  10. 前記投光部は、スポット光を照射するものであり、前記検出信号の変化は、前記スポット光が前記基板によって遮光されるとき、及び、前記受光部に再入光されるときの信号の変化である請求項9に記載の基板処理システム。
  11. 前記投光部は、光を所定の幅で照射するものであり、前記検出信号の変化は、前記所定の幅の光の全部もしくは一部分が前記基板によって遮光されるとき、及び、前記受光部に再入光されるときの信号の変化である請求項9に記載の基板処理システム。
  12. さらに、前記検出信号をデータ処理するデータ処理部を備え、
    該データ処理部は、前記検出信号の変化を、上下に多段に配置された複数枚の前記基板の両端部付近の輪郭形状を同一平面に投影した複数の円弧状のデータに変換する請求項11に記載の基板処理システム。
  13. 前記データ処理部は、前記複数の円弧状のデータから、円弧の基点及び隣接する円弧の交点、並びに円弧の頂点の位置座標を抽出する請求項12に記載の基板処理システム。
  14. 前記データ処理部は、前記円弧状のデータを2回微分したのち、放物線近似処理して、前記基点及び前記交点の位置座標を抽出する請求項13に記載の基板処理システム。
  15. 前記データ処理部は、前記円弧状のデータを放物線近似処理して、前記頂点の位置座標を抽出する請求項13に記載の基板処理システム。
  16. 請求項1から4のいずれか1項に記載の基板検出装置を用い、少なくとも一対の前記光学センサにおける前記受光部の検出信号の変化と、前記支持部の移動量とに基づき、前記基板の有無及び/又は前記基板の位置ずれを検出する基板検出方法。
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