JPH11214481A - 固体デバイス製造装置 - Google Patents

固体デバイス製造装置

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JPH11214481A
JPH11214481A JP881798A JP881798A JPH11214481A JP H11214481 A JPH11214481 A JP H11214481A JP 881798 A JP881798 A JP 881798A JP 881798 A JP881798 A JP 881798A JP H11214481 A JPH11214481 A JP H11214481A
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wafer
wafers
photodetector
optical axis
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JP881798A
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Inventor
Akinobu Yamaoka
明暢 山岡
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の検知時間を短縮することができるとと
もに、基板搬送ロボットの構成を簡単にすることができ
るようにする。 【解決手段】 ウェーハW1,W2は、鉛直方向Y1−
Y2に所定間隔yずらして配設されるとともに、平行に
重なるように配設される。ウェーハW1,W2の有無を
検知する光検出器27,28の光軸L1,L2は、ウェ
ーハW1,W2とのみ交差するように、鉛直方向Y1−
Y2に対して所定角度θ1,θ2傾けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスや
液晶表示デバイスのような固体デバイスを製造する固体
デバイス製造装置に係り、特に、基板の有無を検知する
基板検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスを製造する半導
体デバイス製造装置においては、ウェーハが収容された
カセットとウェーハを処理するウェーハ処理室との間で
ウェーハを搬送する場合、ウェーハ搬送ロボットを使っ
て搬送するようになっている。
【0003】ウェーハ搬送ロボットを使ってウェーハを
搬送する場合、通常、複数のウェーハを同時に搬送する
ようになっている。この場合、複数のウェーハは、通
常、鉛直方向に所定間隔離れるように保持されるととも
に、平行に重なるように保持される。
【0004】また、ウェーハ搬送ロボットを使ってウェ
ーハを搬送する場合、通常、ウェーハの有無を検知する
ウェーハ検知装置が設けられる。すなわち、ウェーハが
ウェーハ搬送ロボットに保持されているか否かを検知す
るウェーハ検知装置が設けられる。
【0005】従来のウェーハ検知装置は、光軸が鉛直方
向に設定された1つの光検出器を用いて、ウェーハの有
無を検知するようになっていた。
【0006】図8は、従来のウェーハ検知装置によるウ
ェーハ検知処理を説明するための側面図である。なお、
図には、2つのウェーハW1,W2を同時に搬送する場
合を示す。
【0007】図8において、11,12は、ウェーハW
1,W2を保持するためのツィーザを示し、13は、ウ
ェーハW1,W2の有無を検知するための光検出器を示
す。光検出器13において、131は、発光素子131
を示し、132は受光素子を示し、Lは、光軸を示す。
また、X1−X2は水平方向を示し、Y1−Y2は、鉛
直方向を示す。ウェーハW1,W2は、水平方向X1−
X2に搬送される。光検出器13の光軸Lは、鉛直方向
Y1−Y2に設定されている。
【0008】図8(a)は、ウェーハW1,W2がウェ
ーハ検知位置に位置決めされた状態を示し、図8(b)
は、上側のウェーハW1の有無を検知する状態を示し、
図8(c)は、下側のウェーハW2の有無を検知する状
態を示す。
【0009】図8(a)に示すように、ウェーハW1,
W2をウェーハ検知位置に位置決めした状態では、ウェ
ーハW1,W2は、鉛直方向Y1−Y2に所定間隔離れ
るように配設されるとともに、平行に重なるように配設
されている。
【0010】この状態で、上側のウェーハW1を検知す
る場合は、図8(b)に示すように、下側のウェーハW
2が光軸LからずれるようにX1方向に移動させられ
る。これに対し、下側のウェーハW2を検出する場合
は、図8(c)に示すように、上側のウェーハW1が光
軸LからずれるようにX1方向に移動させられる。
【0011】これにより、検知対象であるウェーハW1
またはW2が存在する場合は、発光素子131から出力
される光は、このウェーハW1またはW2により遮断さ
れる。これに対し、検知対象であるウェーハW1または
W2が存在しない場合は、発光素子131から出力され
る光は、受光素子132により受光される。その結果、
受光素子132で光が受光されるか否かを監視すること
により、ウェーハW1,W2の有無を検知することがで
きる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のウェーハ検知装置は、光軸Lが鉛直方向Y1−Y2に
設定された1つの光検出器13を用い、ウェーハW1,
W2の水平位置を順番にずらしながら、これらの有無を
順番に検知するようになっていた。
【0013】しかしながら、このような構成では、一度
に1つのウェーハW1またはW2の有無しか検知するこ
とができないため、2つのウェーハW1,W2の検知時
間が長くなり、ウェーハW1,W2の搬送時間が長くな
るという問題があった。
【0014】また、ウェーハW1またはW2の有無を検
知する場合、ウェーハW2またはW1を光軸Lと交差し
ないように移動させる必要があるため、ウェーハ搬送ロ
ボットの構成が複雑になるという問題があった。
【0015】そこで、本発明は、基板の検知時間を短縮
することができるとともに、基板搬送ロボットの構成を
簡単にすることができる固体デバイス製造装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の固体デバイス製造装置は、所定方向に
所定間隔ずらすように配設されるとともに、平行に重な
るように配設された複数の基板の有無を各基板ごとに検
出する複数の光検出器を有し、各光検出器の光軸が対応
する基板とのみ交差するように複数の基板の配列方向に
対して傾くように設定されていることを特徴とする。
【0017】この請求項1記載の固体デバイス製造装置
では、各基板ごとに光検出器が設けられ、かつ、各光検
出器の光軸が対応する基板とのみ交差するように、基板
の配列方向に対して傾けられているので、複数の基板の
有無を同時に検知することができる。これにより、複数
の基板の検知時間を短縮することができるので、基板の
搬送時間を短縮することができる。また、非検知対象の
基板を移動させるような処理が必要ないので、基板搬送
ロボットの構成を簡単にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】[1]第1の実施の形態 [1−1]構成 図1は、本発明の第1の実施の形態の要部の構成を示す
側面図であり、図2は、同じく斜視図である。また、図
3は、本発明の第1の実施の形態の全体的な構成を示す
側断面図である。なお、以下の説明では、本発明を、2
枚のウェーハW1,W2に対して同時に所定の処理を施
す2枚葉式の半導体デバイス製造装置に適用した場合を
代表として説明する。
【0020】ここで、まず、図3を参照しながら、本実
施の形態の全体的な構成を説明する。図3に示すよう
に、本実施の形態の半導体デバイス製造装置は、カセッ
トCを収容するためのカセット収容チャンバ21と、円
盤状のウェーハWに所定の処理を施すためのウェーハ処
理チャンバ22と、このウェーハ処理チャンバ22の内
部を加熱するヒータ23,24と、ウェーハ搬送ロボッ
ト25を収容するためのウェーハ搬送チャンバ26と、
ウェーハW1,W2を検知するための光検出器27,2
8とを有する。
【0021】カセット収容チャンバ21とウェーハ搬送
チャンバ26とは、ゲートバルブ29を介して接続さ
れ、ウェーハ処理チャンバ22とウェーハ搬送チャンバ
26とは、ゲートバルブ30を介して接続されている。
【0022】ウェーハ搬送ロボット25は、本体251
と、この本体251に回転自在に軸支された回転軸25
2と、この回転軸252に支持された2つのツィーザ2
53,254とを有する。本体251は、水平方向(ウ
ェーハ搬送方向)X1−X2に移動自在となっている。
また、回転軸252は、鉛直方向Y1−Y2に延在され
ている。ツィーザ253,254は、水平方向X1−X
2に延在されている。
【0023】光検出器27は、上側のツィーザ253に
保持されるウェーハW(以下「W1」という)の有無を
検知するのに使用される。これに対し、光検出器28
は、下側のツィーザ254に保持されるウェーハW(以
下「W2」という)の有無を検知するのに使用される。
【0024】光検出器27,28は、発光素子271,
281と受光素子272、282とを有する。発光素子
271,281は、例えば、上側のツィーザ253の上
方に配設され、受光素子272,282は、例えば、下
側のツィーザ254の下方に配設されている。
【0025】以上が、本実施の形態の半導体デバイス製
造装置の全体的な構成である。
【0026】次に、図1及び図2を参照しながら、本実
施の形態の要部の構成を詳細に説明する。
【0027】図1は、ツィーザ253,254がウェー
ハ検知位置に位置決めされた状態を示す。図1に示すご
とく、ツィーザ253,254は、水平方向X1−X2
に延在するように配設されるとともに、鉛直方向Y1−
Y2に所定間隔yずれるように配設されている。
【0028】上方のツィーザ253は、図2に示すよう
に、ウェーハW1を保持する保持部本体1Aと、この保
持部本体1Aを支持する支持部2Aとを有する。同様
に、下方のツィーザ254は、ウェーハW2を保持する
保持部本体1Bと、この保持部本体1Bを支持する支持
部2Bとを有する。保持部本体1A,1Bは、コ字状に
形成され、支持部2A,2Bを介して回転軸252(図
3参照)に支持されている。
【0029】ウェーハW1は、保持部本体1Aの2つの
平行辺1a,2aの上面に載置されるようになってい
る。同様に、ウェーハW2は、保持部本体1Bの2つの
平行辺1b,2bの上面に載置されるようになってい
る。
【0030】この場合、ウェーハW1,W2は、図1に
示すように、鉛直方向Y1−Y2に所定間隔yずれるよ
うに配設されるとともに、平行に重なるように配設され
る。言い換えれば、ウェーハW1,W2は、鉛直方向Y
1−Y2に所定間隔yずれるように配設されるととも
に、中心軸O1,O2が一致するように配設される。
【0031】上側のウェーハW1の有無を検知する光検
出器27と下側のウェーハW2の有無を検知する光検出
器28とは、例えば、ウェーハW1,W2の中心軸O
1,O2を含む同一平面R(図1参照)上に配設されて
いる。
【0032】また、上側のウェーハW1の有無を検知す
る光検出器27の光軸L1は、図1に示すように、上側
のウェーハW1とのみ交差するように、鉛直方向Y1−
Y2に対して所定角度θ1傾けられている。同様に、下
側のウェーハW2の有無を検知する光検出器28の光軸
L2は、下側のウェーハW2とのみ交差するように、鉛
直方向Y1−Y2に対して所定角度θ2傾けられてい
る。
【0033】また、光検出器27,28の光軸L1,L
2とウェーハW1,W2との交差位置P1,P2は、ウ
ェーハW1,W2の周縁部に設定されている。
【0034】また、光検出器27,28の光軸L1,L
2は、鉛直方向Y1−Y2に対し、逆向きに傾けられて
いる。これにより、光検出器27,28の光軸L1,L
2とウェーハW1,W2との交差位置P1,P2は、ほ
ぼ同じ水平位置に設定されている。
【0035】なお、図には、光検出器27の光軸L1
を、図中、時計方向V1に傾け、光検出器28の光軸L
2を、図中、反時計方向V2に傾ける場合を代表として
示す。また、図には、鉛直方向Y1−Y2に対する光軸
L1,L2の傾斜角度θ1,θ2(絶対値)をほぼ同じ
値に設定する場合を示す。
【0036】以上が、本実施の形態の要部の構成であ
る。
【0037】[1−2]動作 上記構成において、動作を説明する。まず、図3を参照
しながら、カセットCに収容されているウェーハWに所
定の処理を施す場合の動作を説明する。
【0038】この場合、まず、処理すべきウェーハWが
収容されたカセットCがカセット収容チャンバ21の内
部に搬入される。この搬入処理が終了すると、カセット
Cに収容されている複数のウェーハWのうち、2枚のウ
ェーハW1,W2がウェーハ搬送ロボット25のツィー
ザ253,254により保持され、カセットCから取り
出される。
【0039】カセットCから取り出されたウェーハW
1,W2は、ツィーザ253,254に保持された状態
で、ウェーハ処理チャンバ22に向かって搬送される。
この搬送過程で、ウェーハW1,W2がウェーハ検知位
置に到達すると、ウェーハW1,W2の搬送処理が中断
され、ウェーハW1,W2の検知処理が実行される。
【0040】このウェーハ検知処理が終了すると、ウェ
ーハ搬送処理が再開される。これにより、ウェーハW
1,W2がウェーハ処理チャンバ22の内部に搬入され
る。この搬入処理が終了すると、ウェーハW1,W2に
対して所定の処理が施される。
【0041】この処理が終了すると、所定の処理を受け
た2枚のウェーハW1,W2がウェーハ搬送ロボット2
5のツィーザ253,254により保持され、カセット
Cに戻される。但し、この場合も、ウェーハW1,W2
の検知位置でウェーハW1,W2の検知処理が実行され
る。
【0042】カセットCに対するウェーハW1,W2の
回収処理が終了すると、次の2枚のウェーハW1,W2
に対して同じような処理がなされる。以下、同様に、2
枚分のウェーハW1,W2に対する処理が終了するたび
に、上述したような処理が繰り返される。このようにし
てカセットCに収容されているすべてのウェーハWに対
する処理が終了すると、カセットCがカセット収容チャ
ンバ21から搬出され、次のカセットCについて、同じ
ような処理がなされる。
【0043】以上が、カセットCに収容されているウェ
ーハWに所定の処理を施す場合の動作である。
【0044】次に、図1及び図2を参照しながら、ウェ
ーハW1,W2の有無を検知する場合の動作を説明す
る。
【0045】上述したように、ツィーザ253,254
に保持されているウェーハW1,W2がウェーハ検知位
置に到達すると、ウェーハW1,W2の搬送処理が中断
され、ウェーハW1,W2の検知処理が実行される。こ
の場合、ウェーハW1,W2は、光検出器27,28の
光軸L1,L2がそれぞれ対応するウェーハW1,W2
とのみ交差するように位置決めされている。
【0046】このウェーハW1,W2の検知処理におい
ては、発光素子271,281と受光素子272,28
2とがオン状態に設定される。これにより、発光素子2
71,281から光が出力される。また、受光素子27
2,282は、発光素子271,281から出力された
光を受光可能となる。
【0047】この場合、ウェーハW1がツィーザ253
に保持されていれば、発光素子271から出力された光
は、ウェーハW1により遮断される。これにより、この
場合は、発光素子271から出力された光が受光素子2
72により受光されることはない。これに対し、ウェー
ハW1が保持されていなければ、発光素子271から出
力された光は、ウェーハW1により遮断されない。これ
により、この場合は、発光素子271から出力された光
が受光素子272により受光される。以上から、発光素
子271から出力された光が受光素子272により受光
される否かを監視することにより、ウェーハW1が存在
するか否かを検知することができる。
【0048】同様に、ウェーハW2がツィーザ254に
保持されていれば、発光素子281から出力された光
は、ウェーハW2により遮断され、受光素子282によ
り受光されない。これに対し、ウェーハW2が保持され
ていなければ、発光素子281から出力された光は、受
光素子282により受光される。以上から、発光素子2
81から出力された光が受光素子282により受光され
る否かを監視することにより、ウェーハW2が存在する
か否かを検知することができる。
【0049】[1−3]効果 以上詳述した本実施の形態によれば、次のような効果を
得ることができる。
【0050】(1)まず、本実施の形態によれば、ウェ
ーハW1,W2の有無を検知する光検出器27,28の
光軸L1,L2を、対応するウェーハW1,W2とのみ
交差するように、鉛直方向Y1−Y2に対して所定角度
傾けるようにしたので、2つのウェーハW1,W2の有
無を同時に検知することができる。
【0051】これにより、ウェーハW1,W2の検知時
間を短縮することができるので、ウェーハW1,W2の
搬送時間を短縮することができる。また、ウェーハ搬送
ロボット25にウェーハW1,W2をずらす機構を設け
る必要がないので、ウェーハ搬送ロボット25の構成を
簡単にすることができる。
【0052】(2)また、本実施の形態によれば、光検
出器27,28を同一平面R上に配設するようにしたの
で、これらを異なる平面上に配設する場合より、ウェー
ハ検出装置の占有空間を小さくすることができる。
【0053】(3)また、本実施の形態によれば、光検
出器27、28の光軸L1,L2とウェーハW1,W2
との交差位置P1,P2をウェーハW1,W2の周縁部
に設定するようにしたので、交差位置P1,P2をウェ
ーハW1,W2の中央部に設定する場合に比べ、鉛直方
向Y1−Y2に対する光検出器27,28の光軸L1,
L2の傾斜角度θ1,θ2を小さくすることができる。
【0054】これにより、光検出器27,28の光軸L
1,L2を短くすることができる。その結果、発光素子
271,281と受光素子272、282との間に光の
進行を妨げるものが存在しないようにするための設計を
容易にすることができる。
【0055】(4)また、本実施の形態によれば、光検
出器27,28の光軸L1,L2を鉛直方向Y1−Y2
に対し、逆向きに傾けるようにしたので、光検出器2
7,28の光軸L1,L2とウェーハW1,W2との交
差位置P1,P2をほぼ同じ水平位置に設定することが
できる。
【0056】これにより、2つの光検出器27,28を
分散させることなく、集中的に配置することができる。
その結果、交差位置P1,P2を異なる水平位置に設定
し、2つの光検出器27,28を分散配置する場合よ
り、ウェーハ検知装置の占有空間を小さくすることがで
きる。
【0057】[2]第2の実施の形態 図4は、本発明の第2の実施の形態の構成を示す側面図
である。なお、図4において、先の図1とほぼ同じ機能
を果たす部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0058】先の実施の形態では、鉛直方向Y1−Y2
に対し、光検出器27,28の光軸L1,L2を逆向き
にほぼ同じ角度だけ傾斜させる場合を説明した。これに
対し、本実施の形態では、図4に示すように、光軸L
1,L2を同じ向きにほぼ同じ角度だけ傾斜させるよう
にしたものである。図には、両者を時計方向V1に傾け
る場合を代表として示す。
【0059】このような構成によれば、ウェーハW1,
W2に対する光検出器27,28の光軸L1,L2の交
差位置P1,P2を異なる位置に設定することができる
ので、光検出器27,28を他の構成部品との関係等で
集中配置することができない場合に対処することができ
る。
【0060】[3]第3の実施の形態 図5は、本発明の第3の実施の形態の構成を示す側面図
である。なお、図5において、先の図1とほぼ同じ機能
を果たす部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0061】先の実施の形態では、光検出器27,28
の光軸L1,L2とウェーハW1,W2との交差位置P
I,P2をウェーハW1,W2の周縁部に設定する場合
を説明した。これに対し、本実施の形態は、この交差位
置P1,P2を図5に示すようにウェーハW1,W2の
中央部に設定するようにしたものである。
【0062】この場合、鉛直方向Y1−Y2に対する光
検出器27,28の光軸L1,L2の傾斜方向は、図5
(a)に示すように同じ方向に設定してもよいし、図5
(b)に示すように、異なる方向に設定してもよい。
【0063】また、光軸L1,L2の傾斜角度θ1,θ
2(絶対値)は同じ値に設定してもよいし、異なる値に
設定してもよい。異なる値に設定する場合は、各光検出
器27,28の配設空間の状況に応じた傾斜角度θ1,
θ2を設定することができるため、光軸L1,L2の長
さを必要最小限の長さに設定することができる。図に
は、異なる値に設定する場合を代表として示す。
【0064】このような構成によれば、ウェーハW1,
W2をウェーハ検知位置に停止させる場合、ウェーハW
1,W2の停止位置が本来の停止位置から少しずれた場
合でも、光検出器27,28の光軸L1,L2がウェー
ハW1,W2から外れないようにすることができる。こ
れにより、このような場合でも、ウェーハW1,W2の
有無を確実に検出することができる。
【0065】[4]第4の実施の形態 図6は、本発明の第4の実施の形態の構成を示す側面図
である。なお、図6において、先の図1とほぼ同じ機能
を果たす部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0066】先の実施の形態では、本発明を、2枚のウ
ェーハW1,W2の検知処理に適用する場合を説明し
た。これに対し、本実施の形態では、本発明を、3枚以
上のウェーハの検知処理に適用するようにしたものであ
る。
【0067】図6は、3枚のウェーハW1,W2,W3
の検知処理に適用する場合を代表として示す。ここで、
255は、ウェーハW3を保持するためのツィーザを示
す。31は、3枚目のウェーハW3の有無を検知する光
検出器を示し、311は、この光検出器31の発光素子
を示し、312は、同じく、受光素子を示す。
【0068】なお、この場合、鉛直方向Y1−Y2に対
する光検出器27,28,31の光軸L1,L2,L3
の傾斜方向は、図6(a)に示すようにすべて同じであ
ってもよいし、図6(b)に示すように一部が異なって
もよい。図6(b)には、光軸L1,L2を時計方向に
傾け、光軸L3を反時計方向に傾ける場合を示す。
【0069】[5]第5の実施の形態 図7は、本発明の第5の実施の形態の構成を示す平面図
である。なお、図7において、先の図1とほぼ同じ機能
を果たす部分には、同一符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0070】先の実施の形態では、すべての光検出器2
7,28,31を同一平面R上に配置する場合を説明し
た。これに対し、本実施の形態は、これらを異なる平面
上に配設するようにしたものである。この場合、すべて
の光検出器27,28,31を異なる平面上に配置する
ようにしてもよいし、一部は、同じ平面上に配置するよ
うにしてもよい。
【0071】図7は、すべての光検出器27,28,3
1を異なる平面R1,R2,R3上に配置する場合を上
方から示すものである。図には、平面R1,R2,R3
として、ウェーハW1,W2,W3の中心軸O1,O
2,O3の周りに60度ずつ離した3つの平面を設定す
る場合を示す。
【0072】このような構成によれば、すべての光検出
器27,28,29を同一平面R上に配置する必要がな
いので、光検出器27,28,29を配置するための設
計を容易にすることができる。
【0073】以上、本発明の5つの実施の形態を詳細に
説明したが、本発明は、上述したような実施の形態に限
定されるものではない。
【0074】(1)例えば、先の実施の形態では、本発
明を、ウェーハ搬送ロボット25に保持されているウェ
ーハWの検知処理に適用する場合を説明した。しかしな
がら、本発明は、これ以外のウェーハWの検知処理にも
適用することもできる。例えば、本発明は、ウェーハ処
理チャンバ22の内部に収容されているウェーハWの検
知処理にも適用することができる。
【0075】(2)また、先の実施の形態では、本発明
を、鉛直方向Y1−Y2に配設された複数のウェーハW
の検知処理に適用する場合を説明した。しかしながら、
本発明は、鉛直方向Y1−Y2とは異なる方向に配設さ
れた複数のウェーハWの検知処理にも適用することがで
きる。
【0076】(3)また、先の実施の形態では、本発明
を、円盤状のウェーハWの検知処理に適用する場合を説
明した。しかしながら、本発明は、円盤状以外の形状の
ウェーハの検知処理にも適用することができる。この場
合、ウェーハWの形状は、点対象な形状であってもよい
し、点対象でない形状であってもよい。
【0077】(4)また、先の実施の形態では、本発明
を、半導体デバイスのウェーハの検知処理に適用する場
合を説明した。しかしながら、本発明は、半導体デバイ
ス以外の固体デバイスの基板の検知処理にも適用するこ
とができる。例えば、本発明は、液晶表示デバイスのガ
ラス基板の検知処理にも適用することができる。
【0078】(5)このほかにも、本発明は、その要旨
を逸脱しない範囲で、種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の固体
デバイス製造装置によれば、各基板ごとに光検出器を設
け、各光検出器の光軸を対応する基板とのみ交差するよ
うに基板の配列方向に対して所定角度傾けるようにした
ので、複数の基板の有無を同時に検知することができ
る。
【0080】これにより、基板の検知時間を短縮するこ
とができるので、基板の搬送時間を短縮することができ
る。また、基板搬送ロボットに基板をずらす機構を設け
る必要がないので、基板搬送ロボットの構成を簡単にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の要部の構成を示す
側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の要部の構成を示す
斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の全体的な構成を示
す側断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部の構成を示す
側面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部の構成を示す
側面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態の要部の構成を示す
側面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態の要部の構成を示す
側面図である。
【図8】従来の固体デバイス製造装置の構成を示す側面
図である。
【符号の説明】
21…カセット収容チャンバ、22…ウェーハ処理チャ
ンバ、23,24…ヒータ、25…ウェーハ搬送ロボッ
ト、251…本体、252…回転軸、253、254,
255…ツィーザ、26…ウェーハ搬送チャンバ、2
7,28,31…光検出器、271,281,311…
発光素子、272,282,312…受光素子、29,
30…ゲートバルブ、1A,1B…保持部本体、2A,
2B…支持部、1a,2a,1b,2b…平行辺、W,
W1,W2,W3…ウェーハ、L1,L2,L3…光
軸、P1,P2,P3…交差位置、θ1,θ2…傾斜角
度、O1,O2,O3…中心軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に所定間隔離れるように配設さ
    れるとともに、平行に重なるように配設された複数の基
    板の有無を各基板ごとに検出する複数の光検出器を有
    し、各光検出器の光軸が対応する基板とのみ交差するよ
    うに前記複数の基板の配列方向に対して傾けられている
    ことを特徴とする固体デバイス製造装置。
JP881798A 1998-01-20 1998-01-20 固体デバイス製造装置 Pending JPH11214481A (ja)

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