JP2016144351A - 突入電流抑制回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の電力容量を十分に活用しつつ突入電流を適切に抑制することができる突入電流抑制回路を提供する。【解決手段】突入電流抑制回路2は、直流電源1と接続されてオンオフ制御されるFET5と、一方の出力端子3と入力キャパシタ10の一方の電極との接続点とFET5との間に接続される第1インダクタ8と、FET5と第1インダクタ8との接続点にカソードを接続する還流ダイオード9と、入力キャパシタ10の他方の電極と他方の出力端子4との接続点とダイオードのアノードとの間に接続される第2インダクタ8と、を有している。この場合、第1及び第2インダクタ8は、電流経路である電線の回りを覆う磁性体から構成される。制御部6bは、FET5をオンするとその後の電流(突入電流)をモニタリングし、当該電流が電流制限に到達した場合には次のスイッチング周期までFET5をオフさせている。【選択図】図1

Description

本発明は、突入電流抑制回路に関する。
機器(負荷)の電源を投入した際には、電源から負荷へと定常的な電流を超えた大容量の電流(突入電流)が流れることがある。突入電流は機器の各所に悪影響を及ぼす虞があるため、突入電流を抑制する突入電流抑制回路が知られている。
例えば、特許文献1には、降圧チョッパ回路の原理を利用した突入電流抑制回路が開示されている。この突入電流抑制回路は、直流電源を入力として、一対の出力端子から負荷へと電力を出力するものである。突入電流抑制回路では、直流電源の正極と一方の出力端子との間に、FET及びコイルの直列回路を備えている。他方の出力端子は、直流電源のグランドに接続されており、コイルには還流ダイオードが逆並列に接続されている。また、一方の出力端子と、直流電源のグランドとの間にはキャパシタが設けられている。
この突入電流抑制回路では、高周波パルス信号に応じて制御電圧が駆動回路からFETのゲートに出力され、この制御電圧に応じてFETがスイッチング動作する。FETによりスイッチングされた入力電圧がコイルへ加わるとFETのオン期間(導通期間)のみFETに電流が流れ、キャパシタを充電する。FETの非導通期間ではキャパシタへの充電は停止し、コイルの電流はコイルとダイオードを循環しながら減少する。このようなサイクルを通じて高周波パルス信号毎にキャパシタが充電される。この際、充電電流のピーク値は徐々に小さくなり、キャパシタの充電完了でゼロとなる。
特開平8−275383号公報
ところで、特許文献1に開示された手法では、インダクタとしてコイルを利用している。大電流を用いる機器においては径の太い電線が用いられ、当該電線でコイルを巻回する必要があるため、回路の大型化を招いてしまうという問題がある。また、電線径が太い場合には、コイルの巻回作業に手間がかかるため、製造作業が煩雑となるという問題がある。
また、突入電流抑制回路においては、抑制した突入電流のピークの電流値を前提にスイッチング素子の耐電力特性が選択される。電力容量の大きなスイッチング素子を使用した場合に、抑制した突入電流のピークを十分に許容することができる。一方で、突入電流が収束した際の電流値はピークの電流値と比較して十分に小さいため、両者の間に大きな乖離が生じてしまう。このため、スイッチング素子の電力容量を十分に活用できていないという問題が考えられる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スイッチング素子の電力容量を十分に活用しつつ突入電流を適切に抑制することができる突入電流抑制回路を提供する。
かかる課題を解決するために、本発明は、電源に接続する入力キャパシタと当該入力キャパシタに並列接続されて電源からの入力電流を出力する一対の出力端子とを含む負荷に流れる突入電流を抑制する突入電流抑制回路を提供する。この突入電流抑制回路は、電源と接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子と、一方の出力端子と入力キャパシタの一方の電極との接続点と、スイッチング素子との間に接続される第1インダクタと、スイッチング素子と第1インダクタとの接続点にカソードを接続するダイオードと、入力キャパシタの他方の電極と他方の出力端子との接続点と、ダイオードのアノードとの間に接続される第2インダクタと、スイッチング素子を制御する制御部と、を有している。ここで、第1インダクタ及び第2インダクタは、軸方向に沿って所定の長さを有する環状の磁性体にて、電流経路である電線の周りを覆って構成されている。また、制御部は、突入電流が発生した際にスイッチング素子に加わる電力と、突入電流が収束した際にスイッチング素子に加わる電力との差を小さくするように、スイッチング素子を制御する。
ここで、本発明において、制御部は、所定のスイッチング周期に従ってスイッチング素子の制御を行うものであり、スイッチング素子をオンするとその後の電流をモニタリングし、当該電流が予め定められた制限値に到達した場合には次のスイッチング周期までスイッチング素子をオフさせることが好ましい。
また、本発明において、制御部は、周期的に変動するキャリアの電圧と入力キャパシタの両端電圧とを比較して、スイッチング素子のオンオフ制御をすることが好ましい。
本発明によれば、突入電流が発生した際にスイッチング素子に加わる電力と、突入電流が収束した際にスイッチング素子に加わる電力との間に大きな差が生じることを抑制することができる。このため、スイッチング素子の電力容量を有効に活用しつつ、突入電流を適切に抑制することができる。
第1の実施形態に係る突入電流抑制回路の構成を概念的に示す回路図 第1及び第2インダクタの構成を模式的に示す説明図 突入電流抑制回路の動作原理を模式的に示す説明図 電流波形及び電圧波形の推移を示す説明図 突入電流抑制回路を用いた実験結果を示す説明図 突入電流の推移を示す説明図 第1の実施形態に係る突入電流抑制回路の動作について説明する説明図 第2の実施形態に係る突入電流抑制回路の構成を示す回路図 第2の実施形態に係る突入電流抑制回路の動作について説明する説明図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る突入電流抑制回路2の構成を示す回路図である。本実施形態に係る突入電流抑制回路2は、直流電源1を入力として負荷に電力を出力するものであり、直流電源1(例えばバッテリ)から負荷に流れる突入電流を抑制する。突入電流抑制回路2は、FET5と、制御ユニット6と、第1及び第2インダクタ8と、還流ダイオード9とを主体に構成されている。
また、負荷は、入力キャパシタ10と、一対の出力端子3,4とを含んでおり、例えばインバータなどが該当する。
入力キャパシタ10は、突入電流抑制回路2を介して直流電源1に接続しており、一対の出力端子3,4の入力側に位置付けられている。
一対の出力端子3,4は、入力キャパシタ10に並列接続されて直流電源1からの入力電流を出力する。これらの出力端子3,4の間には、負荷要素(図示しない)が接続される。一方の出力端子3は直流電源1の正極側に対応し、他方の出力端子4は直流電源1のグランド側に対応している。
FET5は、直流電源1と接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子である。具体的には、FET5のドレインは直流電源1の正極側に接続されており、FET5のソースは、第1インダクタ8を介して一方の出力端子3に接続されている。また、FET5のゲートは、制御ユニット6に接続されている。FET5は、当該FET5のゲートにゲート信号が入力されるとオン(導通)となり、また、FET5のゲートにゲート信号が入力されないとオフ(非導通)となる。なお、スイッチング素子には、FET(電界効果トランジスタ)以外のスイッチング素子を用いることも可能である。
制御ユニット6は、突入電流抑制回路2を制御するものであり、ゲート駆動部6aと、制御部6bと、電流検出部6cとで構成されている。ゲート駆動部6aは、制御部6bに制御されて、FET5のゲートにゲート信号を出力する。ゲート駆動部6aからがゲート信号が入力されると、FET5のゲートに所定の制御電圧が印加され、当該FET5がオンする。制御部6bは、電流検出部6cにより検出される電流値に基づいて、ゲート駆動部6aを制御する。電流検出部6cは、直流電源1から負荷へと流れる電流(突入電流)、具体的には、FET5を流れる電流を検出するものである。制御ユニット6による突入電流抑制回路2の制御方法の詳細については後述する。
第1インダクタ8は、直流電源1の正極側に設けられている。具体的には、第1インダクタ8は、一方の出力端子3と入力キャパシタ10の一方の電極との接続点と、FET5のソースとの間に接続されている。また、第2インダクタ8は、直流電源1のグランド側に設けられており、入力キャパシタ10の他方の電極と他方の出力端子4との接続点と、還流ダイオード9のアノードとの間に接続されている。第1及び第2インダクタ8のインダクタンス値は同じに設定されている。
還流ダイオード9は、FET5と第1インダクタ8との接続点にカソードを接続している。この還流ダイオード9のアノードは、第2インダクタ8から見て、入力キャパシタ10の他方の電極と他方の出力端子4との接続点とは反対側に接続されている。
図2は、第1及び第2インダクタ8の構成を模式的に示す説明図である。本実施形態において、上記の第1及び第2インダクタ8(以下「インダクタ8」にて両者を総称する)は、磁性体20から構成されている。この磁性体20は、軸方向に一定の長さを備える環状部材であり、磁性材料から成形したものである。磁性体20において、環状部分の径方向長さ、すなわち電線Lが内接する内径部から外径部までの長さは「a」であり、軸方向の長さは「h」である。この磁性体20は、その内径部分に電流経路である電線Lが挿通されており、当該電線Lの回りを覆うように構成されている。
磁性体20として用いる磁性材料の選択は、電線Lにおける通電電流に依存する。例えば、300A位までの大電流を流す場合、パーメンジュール(permendur)や電磁軟鉄といった飽和磁束密度が大きなもの選択することが好ましい。
図3は、本実施形態に係る突入電流抑制回路2の動作原理を模式的に示す説明図であり、(a)はFET5がオンの状態を示し、(b)はFET5がオフの状態を示す。図4は、各部の電流波形及び電圧波形の推移を示す説明図であり、(a)はインダクタ電流が不連続となる電流不連続モードを示し、(b)はインダクタ電流が連続となる電流連続モードを示している。
まず、突入電流抑制回路2の動作として、所定のスイッチング周波数と所定のデューティ比とでFET5をオンオフ制御することを考える。FET5がオンの場合、FET5のドレイン−ソース間には、FET5のオン抵抗による電圧降下分の電圧(図4では0Vとする)が印加される。図4において、「Vds」はドレイン−ソース間の電圧である。一方、FET5がオフの場合、FET5のドレイン−ソース間には、電源電圧Vbatが印加される。
FET5がオンされると、入力キャパシタ10が充電されるため、ドレイン電流Idには大電流が流れようとする。しかしながら、インダクタ8の逆起電圧により、ドレイン電流Idの増加は、図4(a)(b)に示すように、ある傾きをもって増加する。この傾きは、インダクタ8のインダクタンス値に依存する。また、電流のピーク値は、オン時間やインダクタンス値によって制御することができる。FET5がオフされると、ドレイン電流Idは流れなくなる。
FET5がオンのとき、ダイオード電流Idioは流れない。一方、FET5がオフされると、インダクタ8が電流を流し続けようとするため、図3(b)に示す経路で電流が流れる。しかし、直流電源1からの電流供給がないため、この電流は、ある傾きをもって徐々に減少していく。この傾きは、インダクタ8のインダクタンス値に依存する。また、この傾きやオフ時間を変えることで、動作モードを電流連続モード(図4(a))、或いは電流不連続モード(図4(b))に切り替えることができる。
FET5がオンのとき、インダクタ電流ILはドレイン電流Idが流れる。一方、FET5がオフのとき、インダクタ電流ILはダイオード電流Idioが流れる。電流不連続モードでは、入力キャパシタ10が充電されるにつれてピーク値は徐々に減少していく傾向を示す。一方、電流連続モードでは、入力キャパシタ10が充電されるにつれて、ある時間まではピーク値は増加していくが、その後減少し、入力キャパシタ10が完全に充電されると、ピーク値は一定値をとるという傾向を示す。なお、図4に示す状態は、突入電流に対応した初期的な状態を示すものであるため、上述したような傾向の全てを表しているものではない。
以上の動作を入力キャパシタ10の充電完了まで繰り返すことにより、突入電流を抑制することができる。設計時には、動作周波数、デューティ比、インダクタンス値、スイッチング素子(最大定格)、ダイオード(最大定格)、プリチャージ時間などの条件により、上記の各パラメータを定めることができる。
図5は、所定のパラメータが設定された突入電流抑制回路2を用いた実験結果を示す説明図である。同図は、インダクタ電流ILと入力キャパシタ10の両端電圧Vconとの推移を示す説明図である。図5は、電流不連続モードにて突入電流(インダクタ電流IL)を抑制した状態を示している。なお、FET5のオン時における入力キャパシタ10の両端に加わる電圧(図5において定期的に表れる上に凸のピーク状の電圧)は、キャパシタの等価直列抵抗によるものである。
ところで、このような動作による突入電流抑制回路2にあっては、突入電流のピークの電流値は、FET5のスイッチング周波数とデューティ比とによって定まるFET5のオン時間に依存する。一方で、突入電流が収束するまでの電流の包絡線は、図6に示すような傾向を有している。同図から分かるように、突入電流が発生した際の電流値(ピークの電流値)と、突入電流が収束した際の電流値との間には差(ΔI)が生じるものであり、その差ΔIは突入電流が発生した際の電流値が大きい程大きくなる。また、FET5に加わる電力は、FET5のオン抵抗(R)と、電流(I)の2乗とに比例する(RI)。すなわち、電流差ΔIが大きなケースでは、突入電流が発生した際にFET5に加わる電力と、突入電流が収束した際にFET5に加わる電力との間にも大きな差が生じることとなる。
一般に、FET5には、電流の最大値、すなわち、突入電流のピーク状態に耐え得るようなものが選定されている。一方で、突入電流が収束する直前にFET5に加わる電力は、FET5の耐電力よりも相当程度に低いものである。つまり、FET5の耐電力性能(電力容量)を十分に活用しきれない可能性がある。
そこで、本実施形態では、以下に示すような制御態様にて突入電流抑制回路2を動作させることで、FET5の電力容量を十分に活用しながら突入電流を適切に抑制することとしている。ここで、図7は、本実施形態に係る突入電流抑制回路2の動作について説明する説明図である。
具体的には、制御部6bは、所定のスイッチング周期にてそのデューティ比を変更しつつFET5のオンオフ制御を行う。まず、制御部6bは、ゲート駆動部6aを制御し、ゲート駆動部6aからゲート信号を出力させる。これにより、FET5のゲートへ制御電圧が印加され、FET5がオンする。また、制御部6bは、電流検出部6cにより検出される電流(突入電流)をモニタリングし、検出電流が予め設定した制限電流Ithに到達したか否かを判断する。この制御電流Ithは、FET5の耐電力の上限を考慮してその電流値を規定したものであり、予め設定されている。
制御部6bは、検出電流が制限電流Ithに到達したことを判断すると、ゲート駆動部6aを制御し、ゲート駆動部6aからのゲート信号の出力を停止させる。これにより、FET5のゲートには制御電圧が印加されなくなり、FET5がオフする。制御部6bは、次回のスイッチング周期が到来するまでは、ゲート信号の出力を停止したままとし、そして、スイッチング周期が到来すると、ゲート駆動部6aを制御し、ゲート駆動部6aからゲート信号を改めて出力させる。これにより、FET5のゲートへと制御電圧が印加され、FET5が再度オンすることとなる。
なお、FET5をオンしてからスイッチング周期が経過するまでの間に検出電流が制限電流Ithに到達しない場合には、オンを継続したまま次回のスイッチング周期へと移行し、上述の判断を繰り返すものとしている。制御部6bは、突入電流が収束するまで、このような一連の制御を繰り返す。
このように本実施形態において、突入電流抑制回路2は、負荷に流れる突入電流を抑制するものであり、この負荷は、直流電源1に接続する入力キャパシタ10と、当該入力キャパシタ10に並列接続されて直流電源1からの入力電流を出力する一対の出力端子3,4とを備えている。ここで、突入電流抑制回路2は、直流電源1と接続されてオンオフ制御されるFET5と、接続点(一方の出力端子3と入力キャパシタ10の一方の電極との接続点)とFET5との間に接続される第1インダクタ8と、FET5と第1インダクタ8との接続点にカソードを接続する還流ダイオード9と、接続点(入力キャパシタ10の他方の電極と他方の出力端子4との接続点)とダイオードのアノードとの間に接続される第2インダクタ8と、を有している。この場合、第1及び第2インダクタ8は、電流経路である電線Lの回りを覆う磁性体20から構成される。
ここで、突入電流抑制回路2について、インダクタ8がないと仮定し、FET5をオフからオンにすることを考える。突入電流抑制回路に対して直流電源1の電圧が印加されると、入力キャパシタ10を充電するため、大きな電流が短時間に流れる。この電流(突入電流)により、FET5が破壊され、遮断動作ができなくなることが問題となる。
この点、本実施形態によれば、インダクタ8を設けることで、大電流が流れることを抑制することができる。これにより、FET5が破壊され、遮断動作ができなくなるといった問題を解決することができる。
また、本実施形態によれば、磁性体20をインダクタ8として利用することで、コイルのように電線を巻いてインダクタ8を形成する必要がない。そのため、大径の電線をコイルとすることによる回路の大型化を抑制することができる。また、電線を巻回する作業を省略することができるので、その製造作業の簡素化や、製造工程の短縮やコストの低減を図ることができる。
さらに、同じインダクタンス値のインダクタ8を正極側及びグランド側の両方に使うことで、回路の偏りを少なくすることにより、コモンモードノイズがノーマルモードノイズに変化することを防ぐことができるので、動作への悪影響を少なくすることができる。
また、本実施形態において、制御部6bは、所定のスイッチング周期に従ってFET5の制御を行うものであり、FET5をオンするとその後の電流(突入電流)をモニタリングし、当該電流が電流制限Ith(予め定められた制限値)に到達した場合には次のスイッチング周期までFET5をオフさせている。
この構成によれば、図7に示すように、電流制限Ithの範囲で電流を制限するようにFET5のオンオフ制御を行うことで、突入電流のピーク値と、突入電流が収束した際の電流値との乖離(ΔI)を抑制している。これにより、突入電流が発生した際にFET5に加わる電力と、突入電流が収束した際にFET5に加わる電力との間には大きな差が生じることを抑制することができる。このため、FET5について大きな耐電力特性を設定する必要もないので、回路に使用するFET5の電力容量を小さくすることができる。その結果、そのFET5の電力容量を有効に活用しつつ、突入電流を適切に抑制することができる。これにより、FET5を安価なものに置き換えたり、その並列数を減らしたりすることができるので、コストダウンや回路の小型化を実現することができる。
換言すれば、制御部6bは、突入電流が発生した際にFET5に加わる電力と、突入電流が収束した際にFET5に加わる電力との差を小さくするように、FET5を制御することとしている。
(第2の実施形態)
図8は、本実施形態に係る突入電流抑制回路2の構成を示す回路図である。第2の実施形態に係る突入電流抑制回路2が第1の実施形態のそれと相違する点は、制御ユニット6の構成及びその制御態様である。以下、第1の実施形態と共通する内容についての説明は省略することとし、相違点を中心に説明を行う。
制御ユニット6は、第1の実施形態と同様に突入電流抑制回路2を制御するものであり、ゲート駆動部6aと、制御部6bと、電圧検出部6dとで構成されている。ゲート駆動部6aは、制御部6bに制御されて、FET5のゲートにゲート信号を出力する。ゲート駆動部6aからのゲート信号により、FET5のゲートには所定の制御電圧が印加される。制御部6bは、電圧検出部6dにより検出される電圧(検出電圧)と、例えば三角波といった周期的に変動するキャリアの電圧とに基づいて、ゲート駆動部6aを制御する。電圧検出部6dは、負荷の入力キャパシタ10の両端電圧を検出するものである。
つぎに、本実施形態に係る突入電流抑制回路2の具体的な動作について説明する。制御部6bは、所定のスイッチング周期にてそのデューティ比を変更しつつFET5のオンオフ制御を行う。ここで、図9は、第2の実施形態に係る突入電流抑制回路2の動作について説明する説明図である。
具体的には、制御部6bは、PWM制御にてFET5のオンオフ制御をするものであり、図9(a)に示すように、電圧検出部6dにより検出される検出電圧と、三角波であるキャリアの電圧とを比較する。検出電圧がキャリアの電圧よりも大きい場合には、制御部6bは、ゲート駆動部6aを制御してゲート信号を出力させ、一方、検出電圧がキャリアの電圧以下の場合には、ゲート駆動部6aを制御してゲート信号の出力を停止させる。ゲート駆動部6aからゲート信号が出力されると、FET5のゲートへと制御電圧が印加されるため、FET5がオンする。一方、ゲート駆動部6aからゲート信号の出力が停止されると、FET5のゲートには制御電圧が印加されなくなり、FET5がオフする。そして、制御部6bは、突入電流が収束するまで、このような一連の制御を繰り返す。
このように本実施形態によれば、入力キャパシタ10の電圧に応じてPWM制御を行うことで、図9(c)に示すように、突入電流のピーク値と突入電流が収束した際の電流値との乖離(ΔI)を抑制することができる。これにより、突入電流が発生した際にFET5に加わる電力と、突入電流が収束した際にFET5に加わる電力との間には大きな差が生じることを抑制することができる。このため、FET5について大きな耐電力特性を設定する必要もないので、回路に使用するFET5の電力容量を小さくすることができる。その結果、そのFET5の電力容量を有効に活用しつつ、突入電流を適切に抑制することができる。これにより、FET5を安価なものに置き換えたり、その並列数を減らしたりすることができるので、コストダウンや回路の小型化を実現することができる。
なお、上述した各実施形態において、磁性体20をインダクタ8として用いる場合、磁性体のBH曲線、周波数特性、寸法(a,h)、電線に流れる電流の値、動作周波数など、考慮しなければならない要素が多く存在する。また、電流値が一定でないことや、磁性体に幅があること等から、設計時において磁性体中の磁界を一様に決定することが難しい。そこで、磁性体20を軸方向に沿って輪切り状に分割して構成し、その分割した環状要素の個数を選択することにより軸方向の長さhを可変とすることが好ましい。これにより、製造時において軸方向の長さhを容易に変更することができるので、設計時の誤差を吸収することができる。
以上、本実施形態にかかる突入電流抑制回路について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能である。例えば「電源」は、一次電池や二次電池のように直流電流をそのまま出力するもののみならず、交流電源の出力を整流器により整流して直流電流を出力するようなものであってもよいし、交流電源そのものであってもよい。また、本実施形態では、第1及び第2インダクタのインダクタンス値は同一に設定されているが、これが厳密に一致することは要せず、各インダクタが同等の機能を果たす範囲であればその相違があってもよい。
1 直流電源
2 突入電流抑制回路
3 出力端子
4 出力端子
5 FET
6 制御ユニット
6a ゲート駆動部
6b 制御部
6c 電流検出部
6d 電圧検出部
8 インダクタ
9 ダイオード
10 キャパシタ
20 磁性体

Claims (3)

  1. 電源に接続する入力キャパシタと当該入力キャパシタに並列接続されて前記電源からの入力電流を出力する一対の出力端子とを含む負荷に流れる突入電流を抑制する突入電流抑制回路において、
    前記電源と接続されてオンオフ制御されるスイッチング素子と、
    一方の出力端子と前記入力キャパシタの一方の電極との接続点と、前記スイッチング素子との間に接続される第1インダクタと、
    前記スイッチング素子と前記第1インダクタとの接続点にカソードを接続するダイオードと、
    前記入力キャパシタの他方の電極と他方の出力端子との接続点と、前記ダイオードのアノードとの間に接続される第2インダクタと、
    前記スイッチング素子を制御する制御部と、を有し、
    前記第1インダクタ及び前記第2インダクタは、軸方向に沿って所定の長さを有する環状の磁性体にて、電流経路である電線の周りを覆って構成されており、
    前記制御部は、突入電流が発生した際に前記スイッチング素子に加わる電力と、突入電流が収束した際に前記スイッチング素子に加わる電力との差を小さくするように、前記スイッチング素子を制御することを特徴とする突入電流抑制回路。
  2. 前記制御部は、所定のスイッチング周期に従って前記スイッチング素子の制御を行うものであり、前記スイッチング素子をオンするとその後の電流をモニタリングし、当該電流が予め定められた制限値に到達した場合には次のスイッチング周期まで前記スイッチング素子をオフさせることを特徴とする請求項1に記載された突入電流抑制回路。
  3. 前記制御部は、周期的に変動するキャリアの電圧と前記入力キャパシタの両端電圧とを比較して、前記スイッチング素子のオンオフ制御をすることを特徴とする請求項1に記載された突入電流抑制回路。
JP2015019892A 2015-02-04 2015-02-04 突入電流抑制回路 Active JP6291432B2 (ja)

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