JPH04217815A - 電子システムの直流電源への接続又は電源からの切断により生じる妨害から直流電源を保護するための装置 - Google Patents
電子システムの直流電源への接続又は電源からの切断により生じる妨害から直流電源を保護するための装置Info
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- JPH04217815A JPH04217815A JP3056184A JP5618491A JPH04217815A JP H04217815 A JPH04217815 A JP H04217815A JP 3056184 A JP3056184 A JP 3056184A JP 5618491 A JP5618491 A JP 5618491A JP H04217815 A JPH04217815 A JP H04217815A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
- H04B15/02—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/001—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
- H02H9/004—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off in connection with live-insertion of plug-in units
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- Y10S323/908—Inrush current limiters
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源への電子シス
テムの接続又は電源からの切断により生じる妨害から直
流電源を保護するための装置に関する。
テムの接続又は電源からの切断により生じる妨害から直
流電源を保護するための装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気通信装置のような複雑な電子装置は
通常、ラック又はキャビネットに装着されたサブラック
内にプラグイン接続される電子構成部品を備えた印刷回
路基板のような電子システムを含んでいる。
通常、ラック又はキャビネットに装着されたサブラック
内にプラグイン接続される電子構成部品を備えた印刷回
路基板のような電子システムを含んでいる。
【０００３】このような基板が有する電子構成部品に必
要とされる電力は通常、同一ラックの種々の基板により
共有されている直流電源装置により提供されている。
要とされる電力は通常、同一ラックの種々の基板により
共有されている直流電源装置により提供されている。
【０００４】各基板の供給電圧入力回路は通常、供給電
圧への任意の電気妨害を基板上の電子回路から阻止し且
つ基板の動作時に生じた任意の電気妨害を電源に伝達さ
せないようにするために１つ以上のフィルタを備えてい
る。
圧への任意の電気妨害を基板上の電子回路から阻止し且
つ基板の動作時に生じた任意の電気妨害を電源に伝達さ
せないようにするために１つ以上のフィルタを備えてい
る。
【０００５】典型的なフィルタ回路を図１に示す。これ
は誘導子Ｌ１とコンデンサＣ２とを含むＬＣフィルタ回
路であり、直流電圧ＶがアセンブリＬ１−Ｃ２の端子に
印加されて、出力電圧がコンデンサＣ２を通過して検出
される。
は誘導子Ｌ１とコンデンサＣ２とを含むＬＣフィルタ回
路であり、直流電圧ＶがアセンブリＬ１−Ｃ２の端子に
印加されて、出力電圧がコンデンサＣ２を通過して検出
される。
【０００６】回路の濾波作用の有効性は、誘導子Ｌ１及
びコンデンサＣ２の値に比例している。しかしながらこ
れらの構成部品の値は全体寸法及び費用を含む他の基準
を考慮して最適化されている。
びコンデンサＣ２の値に比例している。しかしながらこ
れらの構成部品の値は全体寸法及び費用を含む他の基準
を考慮して最適化されている。
【０００７】基板上にフィルタが存在すると、基板のプ
ラグによる接続又は取外し時に生じる電気妨害が、基板
により消費される電流に比例する程度まで増大する。基
板に回路が非常に集中する傾向にあるためにこの電気妨
害はますます大きくなっている。
ラグによる接続又は取外し時に生じる電気妨害が、基板
により消費される電流に比例する程度まで増大する。基
板に回路が非常に集中する傾向にあるためにこの電気妨
害はますます大きくなっている。
【０００８】この種のフィルタ回路を有する基板が電源
に接続されると、コンデンサＣ２は、電源からの多量の
電流を通す誘導子Ｌ１を通じて非常に速やかに充電され
る。
に接続されると、コンデンサＣ２は、電源からの多量の
電流を通す誘導子Ｌ１を通じて非常に速やかに充電され
る。
【０００９】電源は一般に直流／直流変圧器（例えば電
気通信装置の場合には４８Ｖ／５Ｖ変圧器）である。こ
の変圧器は電圧調整器を含んでいるが、調整が有効とな
る時間は一般に、コンデンサＣ２の充電時間と比較して
長い。その結果コンデンサの充電中に供給電圧が一時的
に低下して、この時点で他の基板上で動作中の若干の回
路の動作を妨害し得る。
気通信装置の場合には４８Ｖ／５Ｖ変圧器）である。こ
の変圧器は電圧調整器を含んでいるが、調整が有効とな
る時間は一般に、コンデンサＣ２の充電時間と比較して
長い。その結果コンデンサの充電中に供給電圧が一時的
に低下して、この時点で他の基板上で動作中の若干の回
路の動作を妨害し得る。
【００１０】この種のフィルタ回路を含んでいる基板が
切断されると、誘導子Ｌ１で電流が突然遮断されて、実
際には数十ボルトに達し得るサージ電圧が生じる。それ
により基板の切断時に基板のコネクタの接点でアークが
生じる。
切断されると、誘導子Ｌ１で電流が突然遮断されて、実
際には数十ボルトに達し得るサージ電圧が生じる。それ
により基板の切断時に基板のコネクタの接点でアークが
生じる。
【００１１】サージ電圧はこの非常に短い間隔（実際に
は数マイクロ秒）で電源の方に伝達され且つ若干の回路
の動作を妨害し得る。何故ならば、このサージ電圧が電
磁妨害を生じる静電妨害を引き起こすからである。
は数マイクロ秒）で電源の方に伝達され且つ若干の回路
の動作を妨害し得る。何故ならば、このサージ電圧が電
磁妨害を生じる静電妨害を引き起こすからである。
【００１２】基板の接続時に生じる上記のような問題の
解決方法は、誘導子Ｌ１の値を増すことである。そこで
コンデンサＣ２の充電時間は長くなり、直流−直流変圧
器の電圧調整器は電圧低下を修正することができる。し
かし基板の取外し時には誘導子Ｌ１に起因するサージ電
圧が更に大きくなる。
解決方法は、誘導子Ｌ１の値を増すことである。そこで
コンデンサＣ２の充電時間は長くなり、直流−直流変圧
器の電圧調整器は電圧低下を修正することができる。し
かし基板の取外し時には誘導子Ｌ１に起因するサージ電
圧が更に大きくなる。
【００１３】この方法はまた、より大きな全体寸法とよ
り多くの費用を必要とする。
り多くの費用を必要とする。
【００１４】他の方法は、コンデンサＣ２の値を小さく
するか又はこのコンデンサと直列の抵抗器を接続して、
電源に示されるインピーダンスを増大し且つ基板の接続
時に電源から送られる電流を減少させることである。
するか又はこのコンデンサと直列の抵抗器を接続して、
電源に示されるインピーダンスを増大し且つ基板の接続
時に電源から送られる電流を減少させることである。
【００１５】しかしながらこの方法では基板上のフィル
タ回路の性能は低下する。
タ回路の性能は低下する。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこれら
の欠点を解決すること、即ち基板上のフィルタ回路の有
効性を損なうことなく、基板の接続時又は切断時に基板
の共通電源に作用する上記妨害の発生を避けることであ
る。
の欠点を解決すること、即ち基板上のフィルタ回路の有
効性を損なうことなく、基板の接続時又は切断時に基板
の共通電源に作用する上記妨害の発生を避けることであ
る。
【００１７】本発明は、電子システムの直流電源への接
続又は電源からの切断により生じる妨害から直流電源を
保護するための装置に関する。この装置は、少なくとも
１つの可変インピーダンス構成部品と、インピーダンス
が、この電子システムの切断時に非常に大きい第１の値
を有し、電子システムの接続時に非常に小さい第２の値
を有し、また切断状態から接続状態に移行すると第１の
値から第２の値にゆっくりと変動し、接続状態から切断
状態に移行すると第２の値から第１の値に速やかに変動
する値を有するようにするインピーダンス制御手段とを
含み且つこの可変インピーダンス構成部品からの出力電
流が上記電子システムの供給電流を構成していることを
特徴とする。
続又は電源からの切断により生じる妨害から直流電源を
保護するための装置に関する。この装置は、少なくとも
１つの可変インピーダンス構成部品と、インピーダンス
が、この電子システムの切断時に非常に大きい第１の値
を有し、電子システムの接続時に非常に小さい第２の値
を有し、また切断状態から接続状態に移行すると第１の
値から第２の値にゆっくりと変動し、接続状態から切断
状態に移行すると第２の値から第１の値に速やかに変動
する値を有するようにするインピーダンス制御手段とを
含み且つこの可変インピーダンス構成部品からの出力電
流が上記電子システムの供給電流を構成していることを
特徴とする。
【００１８】
【実施例】添付図面を参照して以下の実施例の説明を読
めば、本発明の他の目的及び特徴が明白となろう。
めば、本発明の他の目的及び特徴が明白となろう。
【００１９】図２に示す本発明の保護装置１は、電子シ
ステムの各給電端子２，３に接続される端子２０，３０
とこの電子システムのフィルタ回路４との間に接続され
ている。
ステムの各給電端子２，３に接続される端子２０，３０
とこの電子システムのフィルタ回路４との間に接続され
ている。
【００２０】この電子システムは、種々のサブラックの
種々の基板に共通の直流電源を有する電子装置のラック
のサブラックにプラグイン接続される印刷回路基板であ
る。
種々の基板に共通の直流電源を有する電子装置のラック
のサブラックにプラグイン接続される印刷回路基板であ
る。
【００２１】端子２０，３０と直流電源８に接続されて
いる給電端子２，３との間には、基板コネクタ６と、基
板がプラグイン接続されるサブラックコネクタ７とが配
置されている。これら２つのコネクタは、基板の接続時
には基板と給電端子２，３との間の電気連続性を実現さ
せ、基板の切断時にはこの連続性を遮断する。
いる給電端子２，３との間には、基板コネクタ６と、基
板がプラグイン接続されるサブラックコネクタ７とが配
置されている。これら２つのコネクタは、基板の接続時
には基板と給電端子２，３との間の電気連続性を実現さ
せ、基板の切断時にはこの連続性を遮断する。
【００２２】フィルタ回路４の出力には、保護装置１及
びフィルタ回路４以外の基板の回路を示す負荷器（ｌｏ
ａｄ）５がある。
びフィルタ回路４以外の基板の回路を示す負荷器（ｌｏ
ａｄ）５がある。
【００２３】図２に示す実施例では、単一の正極性（＋
Ｖ）の供給電圧が使用され、この供給電圧は給電端子２
に印加され、他方の給電端子３は基準電位０Ｖに接地さ
れている。
Ｖ）の供給電圧が使用され、この供給電圧は給電端子２
に印加され、他方の給電端子３は基準電位０Ｖに接地さ
れている。
【００２４】図２の保護装置１は、端子２０と端子３０
との間にコンデンサ−抵抗器の順番に直列接続されたコ
ンデンサＣ１及び抵抗器Ｒ１の形態の積分器と、Ｐチャ
ネルＭＯＳ電力用電界効果トランジスタＴ１を含んでい
る。直列接続されたコンデンサＣ１及び抵抗器Ｒ１の印
加電圧であるこの回路の入力電圧は、基板が接続される
と＋Ｖに等しくなり、また基板が切断されると０Ｖに等
しくなる。コンデンサＣ１の印加電圧である積分器の出
力電圧はトランジスタＴ１のソース−ゲート電圧ＶＳＧ
である。このトランジスタＴ１のソースＳは端子２０に
接続され、ゲートＧはコンデンサＣ１と抵抗器Ｒ１との
共通点に接続されている。トランジスタＴ１のドレイン
Ｄの電流ＩＤはフィルタ回路Ｌ１−Ｃ２内に流れる。
との間にコンデンサ−抵抗器の順番に直列接続されたコ
ンデンサＣ１及び抵抗器Ｒ１の形態の積分器と、Ｐチャ
ネルＭＯＳ電力用電界効果トランジスタＴ１を含んでい
る。直列接続されたコンデンサＣ１及び抵抗器Ｒ１の印
加電圧であるこの回路の入力電圧は、基板が接続される
と＋Ｖに等しくなり、また基板が切断されると０Ｖに等
しくなる。コンデンサＣ１の印加電圧である積分器の出
力電圧はトランジスタＴ１のソース−ゲート電圧ＶＳＧ
である。このトランジスタＴ１のソースＳは端子２０に
接続され、ゲートＧはコンデンサＣ１と抵抗器Ｒ１との
共通点に接続されている。トランジスタＴ１のドレイン
Ｄの電流ＩＤはフィルタ回路Ｌ１−Ｃ２内に流れる。
【００２５】ダイオードＤ１はコンデンサＣ１及び抵抗
器Ｒ１の共通点と端子３０との間に接続されている。
器Ｒ１の共通点と端子３０との間に接続されている。
【００２６】これから保護装置の動作を説明する。この
保護装置を備えた基板が接続されると、積分器Ｒ１−Ｃ
１の入力電圧は急に０Ｖから＋Ｖに増大する。積分器の
出力電圧、即ちトランジスタＴ１のソース−ゲート電圧
ＶＳＧはゆっくりと０Ｖから＋Ｖに増大する。特定のＶ
ＳＧ電圧値に達すると、トランジスタＴ１は通電を開始
する。
保護装置を備えた基板が接続されると、積分器Ｒ１−Ｃ
１の入力電圧は急に０Ｖから＋Ｖに増大する。積分器の
出力電圧、即ちトランジスタＴ１のソース−ゲート電圧
ＶＳＧはゆっくりと０Ｖから＋Ｖに増大する。特定のＶ
ＳＧ電圧値に達すると、トランジスタＴ１は通電を開始
する。
【００２７】最初非常に大きい（例えば１ＭΩより大き
い）トランジスタＴ１のドレイン−ソース抵抗は次第に
低減し、従ってコンデンサＣ２は次第に充電され、電流
はこの抵抗器の値により制限される。
い）トランジスタＴ１のドレイン−ソース抵抗は次第に
低減し、従ってコンデンサＣ２は次第に充電され、電流
はこの抵抗器の値により制限される。
【００２８】コンデンサＣ１が完全に充電されると、ト
ランジスタＴ１は飽和状態となり、トランジスタのドレ
イン−ソース抵抗は非常に小さくなる（例えば約１００
ｍΩ）。従って保護装置は“透過的（ｔｒａｎｓｐａｒ
ｅｎｔ）”である。
ランジスタＴ１は飽和状態となり、トランジスタのドレ
イン−ソース抵抗は非常に小さくなる（例えば約１００
ｍΩ）。従って保護装置は“透過的（ｔｒａｎｓｐａｒ
ｅｎｔ）”である。
【００２９】この保護装置が有効となるには、直流／直
流変圧器の電圧調整器を動作させ得るために、即ちこの
時点で供給電圧＋Ｖの一時的な低下を避けるために、コ
ンデンサＣ２の充電電流のこのような制御にかかる時間
が、保護装置の不在下でのコンデンサＣ２の充電時間（
例えば約２００μｓ）より（例えば約２０ｍｓと）遥か
に長くなければならない。構成部品Ｒ１，Ｃ１，Ｔ１の
値はそれに応じて決定される。飽和状態のトランジスタ
Ｔ１のドレイン−ソース抵抗は、定常状態で動作中の基
板への給電に必要な電流に基づいて決定される。
流変圧器の電圧調整器を動作させ得るために、即ちこの
時点で供給電圧＋Ｖの一時的な低下を避けるために、コ
ンデンサＣ２の充電電流のこのような制御にかかる時間
が、保護装置の不在下でのコンデンサＣ２の充電時間（
例えば約２００μｓ）より（例えば約２０ｍｓと）遥か
に長くなければならない。構成部品Ｒ１，Ｃ１，Ｔ１の
値はそれに応じて決定される。飽和状態のトランジスタ
Ｔ１のドレイン−ソース抵抗は、定常状態で動作中の基
板への給電に必要な電流に基づいて決定される。
【００３０】基板が切断されるとコンデンサＣ１は最初
電圧＋Ｖに充電され、このコンデンサから端子２０に接
続される側に、従ってコネクタ６，７を介して給電端子
２に印加された電圧は突然＋Ｖから０Ｖに低下し、ダイ
オードＤ１のカソードに接続された（ダイオードＤ１の
アノードはコネクタ６，７により給電端子３に接続され
ている）他方の端子の電位は、電位０Ｖに対して突然マ
イナスになる。最初遮断されていたダイオードＤ１は通
電される。従ってコンデンサＣ１はこのダイオードを通
じて速やかに放電されるが、それと同時にトランジスタ
Ｔ１のソース−ゲート電圧ＶＳＧは非常に急速に低下し
て、トランジスタＴ１は遮断される。非常に急速に（実
際には数ｎｓで）遮断され、また特にフィルタＬ１−Ｃ
２が存在するために、この遮断によりドレイン回路の全
ての妨害はトランジスタＴ１のソース回路、即ち直流電
源には伝達され得ない。
電圧＋Ｖに充電され、このコンデンサから端子２０に接
続される側に、従ってコネクタ６，７を介して給電端子
２に印加された電圧は突然＋Ｖから０Ｖに低下し、ダイ
オードＤ１のカソードに接続された（ダイオードＤ１の
アノードはコネクタ６，７により給電端子３に接続され
ている）他方の端子の電位は、電位０Ｖに対して突然マ
イナスになる。最初遮断されていたダイオードＤ１は通
電される。従ってコンデンサＣ１はこのダイオードを通
じて速やかに放電されるが、それと同時にトランジスタ
Ｔ１のソース−ゲート電圧ＶＳＧは非常に急速に低下し
て、トランジスタＴ１は遮断される。非常に急速に（実
際には数ｎｓで）遮断され、また特にフィルタＬ１−Ｃ
２が存在するために、この遮断によりドレイン回路の全
ての妨害はトランジスタＴ１のソース回路、即ち直流電
源には伝達され得ない。
【００３１】図３に示す本発明の保護装置１’の実施例
は、各給電端子２’，３’に正電圧＋Ｖ及び負電圧−Ｖ
を有し且つ０Ｖの基準電圧が給電端子１０に接続されて
いる基板に関する。電源８’は２つの電圧＋Ｖ，−Ｖを
供給し且つ給電端子２’，３’，１０に接続されている
。
は、各給電端子２’，３’に正電圧＋Ｖ及び負電圧−Ｖ
を有し且つ０Ｖの基準電圧が給電端子１０に接続されて
いる基板に関する。電源８’は２つの電圧＋Ｖ，−Ｖを
供給し且つ給電端子２’，３’，１０に接続されている
。
【００３２】フィルタ回路４’はこれら２つの電圧の各
々について別個のフィルタ回路４１，４２を含んでいる
。各回路はここでは図２の回路４に類似しており、従っ
てそれぞれが誘導子Ｌ１１，コンデンサＣ２１、及び誘
導子Ｌ１２，コンデンサＣ２２を備えている。これらの
回路４１，４２の出力は、保護装置１’及び各フィルタ
回路４１，４２を介して給電される基板の回路を示す各
負荷器５１，５２に接続されている。
々について別個のフィルタ回路４１，４２を含んでいる
。各回路はここでは図２の回路４に類似しており、従っ
てそれぞれが誘導子Ｌ１１，コンデンサＣ２１、及び誘
導子Ｌ１２，コンデンサＣ２２を備えている。これらの
回路４１，４２の出力は、保護装置１’及び各フィルタ
回路４１，４２を介して給電される基板の回路を示す各
負荷器５１，５２に接続されている。
【００３３】保護装置１’は基板コネクタ６’及びサブ
ラックコネクタ７’により給電端子２’，３’，１０に
接続されている。この保護装置１’は別個の装置１１，
１２を含んでおり、これらの装置は、図２の保護装置１
と同様にそれぞれ第１の装置１１の場合は電力用電界効
果トランジスタＴ１１と、積分器Ｒ１１−Ｃ１１と、ダ
イオードＤ１１とを含み、第２の装置１２の場合は電力
用電界効果トランジスタＴ１２と、積分器Ｒ１２−Ｃ１
２と、ダイオードＤ１２とを含んでいるが、以下の点が
異なる。
ラックコネクタ７’により給電端子２’，３’，１０に
接続されている。この保護装置１’は別個の装置１１，
１２を含んでおり、これらの装置は、図２の保護装置１
と同様にそれぞれ第１の装置１１の場合は電力用電界効
果トランジスタＴ１１と、積分器Ｒ１１−Ｃ１１と、ダ
イオードＤ１１とを含み、第２の装置１２の場合は電力
用電界効果トランジスタＴ１２と、積分器Ｒ１２−Ｃ１
２と、ダイオードＤ１２とを含んでいるが、以下の点が
異なる。
【００３４】装置１１のトランジスタＴ１１は図２の装
置のトランジスタＴ１と同様にＰチャネルＭＯＳトラン
ジスタであり、そのソースはコネクタ６’，７’を通じ
て正電位＋Ｖの給電端子２’に接続され、（ドレインは
誘導子Ｌ１１に接続されたフィルタ回路４１の入力端子
に接続されている）が、装置１２のトランジスタＴ１２
はＮチャネルＭＯＳトランジスタであり、そのソースは
コネクタ６’，７’を通じて負電位−Ｖの給電端子３’
に接続され、（ドレインは誘導子Ｌ１２に接続されたフ
ィルタ回路４２の入力端子に接続されている）。
置のトランジスタＴ１と同様にＰチャネルＭＯＳトラン
ジスタであり、そのソースはコネクタ６’，７’を通じ
て正電位＋Ｖの給電端子２’に接続され、（ドレインは
誘導子Ｌ１１に接続されたフィルタ回路４１の入力端子
に接続されている）が、装置１２のトランジスタＴ１２
はＮチャネルＭＯＳトランジスタであり、そのソースは
コネクタ６’，７’を通じて負電位−Ｖの給電端子３’
に接続され、（ドレインは誘導子Ｌ１２に接続されたフ
ィルタ回路４２の入力端子に接続されている）。
【００３５】抵抗器Ｒ１１と、ダイオードＤ１１のアノ
ードとの共通点はトランジスタＴ１２のドレインＤに接
続され、抵抗器Ｒ１２と、ダイオードＤ１２のカソード
との共通点はトランジスタＴ１１のドレインＤに接続さ
れている。従って、保護装置を備えた基板が切断される
と、ダイオードＤ１１，Ｄ１２は図２の回路より速く通
電され、従ってトランジスタＴ１１，Ｔ１２もより速く
遮断される。
ードとの共通点はトランジスタＴ１２のドレインＤに接
続され、抵抗器Ｒ１２と、ダイオードＤ１２のカソード
との共通点はトランジスタＴ１１のドレインＤに接続さ
れている。従って、保護装置を備えた基板が切断される
と、ダイオードＤ１１，Ｄ１２は図２の回路より速く通
電され、従ってトランジスタＴ１１，Ｔ１２もより速く
遮断される。
【００３６】抵抗器Ｒ２１は、トランジスタＴ１１のソ
ースＳとドレインＤとの間に接続されている。抵抗器Ｒ
２２はトランジスタＴ１２のソースＳとドレインＤとの
間に接続されている。この保護装置を備えた基板が接続
されると（即ちトランジスタＴ１１，Ｔ１２が遮断され
ている初期状態から出発すると）、抵抗器Ｒ１１及び抵
抗器Ｒ２２を通じてコンデンサＣ１１を充電する回路と
、抵抗器Ｒ１２及び抵抗器Ｒ２１を通じてコンデンサＣ
１２を充電する回路とが得られる。
ースＳとドレインＤとの間に接続されている。抵抗器Ｒ
２２はトランジスタＴ１２のソースＳとドレインＤとの
間に接続されている。この保護装置を備えた基板が接続
されると（即ちトランジスタＴ１１，Ｔ１２が遮断され
ている初期状態から出発すると）、抵抗器Ｒ１１及び抵
抗器Ｒ２２を通じてコンデンサＣ１１を充電する回路と
、抵抗器Ｒ１２及び抵抗器Ｒ２１を通じてコンデンサＣ
１２を充電する回路とが得られる。
【００３７】システムの性能を低下させないようにする
ために、抵抗器Ｒ２１，Ｒ２２は例えば約１ＭΩの高値
を有さねばならない。
ために、抵抗器Ｒ２１，Ｒ２２は例えば約１ＭΩの高値
を有さねばならない。
【００３８】電子装置のラックのサブラック内にプラグ
イン接続される印刷回路基板に適用される範囲内で本発
明を説明したが、本発明がこの用途に限定されないこと
は明白である。本発明は、電子システムの接続時又は切
断時に、共通電源への妨害、従ってこの時点で電源に接
続されているアセンブリの他のシステムへの給電への妨
害を生じないようにするために、共通の直流電源により
給電され且つ個々にこの電源との接続及び切断が行われ
る電子システムアセンブリの任意の電子システムに適用
され得る。
イン接続される印刷回路基板に適用される範囲内で本発
明を説明したが、本発明がこの用途に限定されないこと
は明白である。本発明は、電子システムの接続時又は切
断時に、共通電源への妨害、従ってこの時点で電源に接
続されているアセンブリの他のシステムへの給電への妨
害を生じないようにするために、共通の直流電源により
給電され且つ個々にこの電源との接続及び切断が行われ
る電子システムアセンブリの任意の電子システムに適用
され得る。
【００３９】本発明の保護装置は、種々の電子システム
の個々の給電フィルタ回路の場合に特に有効であるが、
本発明は、特に任意のシステムの接続時に共通電源によ
りシステムに提供される供給電圧を低下させないために
、このような個々のフィルタ回路がなくとも有効である
。
の個々の給電フィルタ回路の場合に特に有効であるが、
本発明は、特に任意のシステムの接続時に共通電源によ
りシステムに提供される供給電圧を低下させないために
、このような個々のフィルタ回路がなくとも有効である
。
【図１】フィルタ回路を示す図である。
【図２】本発明の保護装置の第１の実施例の回路図であ
る。
る。
【図３】本発明の保護装置の第２の実施例の回路図であ
る。
る。
１，１’ 保護装置
４，４’ フィルタ回路
５，５１，５２ 負荷器
６，６’，７，７’ コネクタ
８，８’ 直流電源
Claims (8)
- 【請求項１】 直流電源への電子システムの接続又は
電源からの切断により生じる妨害から直流電源を保護す
るための装置であって、該装置が、少なくとも１つの可
変インピーダンス構成部品と、インピーダンスが、該電
子システムの切断時に非常に大きい第１の値を有し、該
電子システムの接続時に非常に小さい第２の値を有し、
また切断状態から接続状態に移行すると第１の値から第
２の値にゆっくりと変動し、接続状態から切断状態に移
行すると第２の値から第１の値に速やかに変動する値を
有するようにするインピーダンス制御手段とを含み且つ
該可変インピーダンス構成部品からの出力電流が該電子
システムの供給電流を構成していることを特徴とする装
置。 - 【請求項２】 前記可変インピーダンス構成部品が電
力用電界効果トランジスタを備え、該トランジスタのソ
ース−グリッド電圧が前記制御手段により提供され、且
つ該トランジスタのドレイン電流が前記電子システムの
供給電流を構成していることを特徴とする請求項１に記
載の装置。 - 【請求項３】 前記制御手段が、前記電子システムの
接続時に前記電源により送られる供給電圧により給電さ
れ且つ該電子システムの切断時に給電されないＲＣ積分
器と、該電子システムの接続状態から切断状態への移行
時に該積分器のコンデンサを放電するダイオードとを含
んでいることを特徴とする請求項１に記載の方法。 - 【請求項４】 前記電源が極性の異なる２つの電圧を
発生するように適合され、前記装置が各極性について、
各可変インピーダンス構成部品と、インピーダンスが、
前記電子システムの切断時に非常に大きい第１の値を有
し、該電子システムの接続時に非常に小さい第２の値を
有し、また切断状態から接続状態に移行すると第１の値
から第２の値にゆっくりと変動し、接続状態から切断状
態に移行すると第２の値から第１の値に速やかに変動す
る値を有するようにするインピーダンス制御手段とを含
み、該可変インピーダンス構成部品からの出力電流が該
電子システムの供給電流を構成していることを特徴とす
る請求項１に記載の装置。 - 【請求項５】 各可変インピーダンス構成部品が電力
用電界効果トランジスタを備え、該トランジスタのソー
ス−グリッド電圧が前記制御手段により提供され且つ該
トランジスタのドレイン電流が前記電子システムの供給
電流を構成していることを特徴とする請求項４に記載の
装置。 - 【請求項６】 各制御手段が、前記電子システムの接
続時に前記電源により送られる供給電圧により給電され
且つ該電子システムの切断時に給電されないＲＣ積分器
と、該電子システムの接続状態から切断状態への移行時
に該積分器のコンデンサを放電するダイオードとを含ん
でいることを特徴とする請求項４に記載の装置。 - 【請求項７】 各極性について、各積分器の各コンデ
ンサを放電するための各ダイオードが、コンデンサの一
方の側及び反対の極性に結合された前記可変インピーダ
ンス構成部品の出力に接続されていることを特徴とする
請求項４に記載の装置。 - 【請求項８】 各極性について各積分器が更に、反対
の極性に結合された可変インピーダンス構成部品と並列
に接続された高値抵抗器を含んでいることを特徴とする
請求項４に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9002511 | 1990-02-28 | ||
| FR9002511A FR2658968B1 (fr) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | Dispositif de protection contre les perturbations engendrees par la connexion a une source d'alimentation electrique continue ou la deconnexion de cette source d'un ensemble electronique, sur l'alimentation delivree par cette source. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04217815A true JPH04217815A (ja) | 1992-08-07 |
| JP3061202B2 JP3061202B2 (ja) | 2000-07-10 |
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Country Status (9)
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| US (1) | US5155648A (ja) |
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| JP (1) | JP3061202B2 (ja) |
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| AU (1) | AU639756B2 (ja) |
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| DE (1) | DE69105548T2 (ja) |
| ES (1) | ES2065561T3 (ja) |
| FR (1) | FR2658968B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016144351A (ja) * | 2015-02-04 | 2016-08-08 | 矢崎総業株式会社 | 突入電流抑制回路 |
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- 1990-02-28 FR FR9002511A patent/FR2658968B1/fr not_active Expired - Fee Related
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1991
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- 1991-02-27 AU AU71978/91A patent/AU639756B2/en not_active Ceased
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