JP6217685B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関する。
図10は、既存の電源装置の一例を示す図である。
図10に示す電源装置は、DC−DCコンバータ1と、コンデンサ2と、リレー3、4と、高圧プリチャージ回路5とを備える。
DC−DCコンバータ1は、高圧バッテリ6から供給される電力を用いて低圧バッテリ7を充電する。
コンデンサ2は、電源装置の入力段に設けられ、高圧バッテリ6からDC−DCコンバータ1へ出力される電圧を平滑する。
リレー3、4は、高圧バッテリ6とコンデンサ2との間に設けられている。
高圧プリチャージ回路5は、抵抗8と、リレー9とを備える。抵抗8とリレー9は、互いに直列接続され、リレー3に並列接続されている。
高圧バッテリ6から供給される電力により低圧バッテリ7を充電する場合、まず、リレー4、9をオンするとともにリレー3をオフする。すると、高圧バッテリ6とコンデンサ2とが抵抗8を介して電気的に接続され、高圧バッテリ6から抵抗8を介してコンデンサ2やDC−DCコンバータ1へ電流が流れる。このとき、コンデンサ2やDC−DCコンバータ1へ流れる電流は抵抗8によって制限される。その後、コンデンサ2の電圧が閾値以上になると、リレー3、4をオンするとともにリレー9をオフする。すると、高圧バッテリ6から抵抗8を介さずにコンデンサ2やDC−DCコンバータ1へ電流が流れる。このとき、コンデンサ2は十分に充電されているため、コンデンサ2に流れる電流は少ない。
このように、図10に示す電源装置は、高圧プリチャージ回路5によりコンデンサ2を充電してからリレー3、4をオンする構成であるため、リレー3、4のオン時にコンデンサ2に流れ込む突入電流を抑えることができる。そのため、リレー3、4のオン時にコンデンサ2に流れ込む突入電流によりリレー3、4の接点を傷めてしまうということがない。
特開2003−061209号公報 特開2007−209114号公報 特開2002−247711号公報
しかしながら、図10に示す電源装置では、高圧プリチャージ回路5を備えているため、その分装置全体の体格やコストが増大するという問題がある。
また、特許文献1から特許文献3には具体的な回路構成および、制御方法が記載されていない。このため、入力段に設けられるコンデンサへの突入電流を確実に抑えることができるとは言い難いことをはじめ、方式によっては体格やコストが増大する虞がある。
そこで、本発明は、体格やコストの増大を抑えつつ、入力段に設けられるコンデンサへの突入電流を抑えることが可能な電源装置を提供することを目的とする。
実施形態の電源装置は、フォワード方式の双方向DC−DCコンバータと、第1のバッテリと双方向DC−DCコンバータとの間に設けられる第1のコンデンサと、第1のバッテリと第1のコンデンサとの間に設けられるリレーと、制御部とを備える。
制御部は、第2のバッテリから供給される電力を用いて第1のコンデンサが充電されるように、双方向DC−DCコンバータの動作を制御した後、第1のバッテリと第1のコンデンサとが電気的に接続されるように、リレーの動作を制御し、第1のバッテリから供給される電力を用いて第2のバッテリが充電されるように、双方向DC−DCコンバータの動作を制御する。
これにより、第1のコンデンサが充電されてから第1のバッテリと第1のコンデンサとが電気的に接続されるため、第1のコンデンサに流れる突入電流を抑えることができる。また、高圧プリチャージ回路を備える必要がないため、装置全体の体格やコストの増大を抑えることができる。さらに、フォワード方式の双方向DC−DCコンバータで構成されるので、他の方式のDC−DCコンバータに比べて素子数が少なくて済むため、体格やコストの増大を抑えることができる。
本発明によれば、電源装置において、装置全体の体格やコストの増大を抑えつつ、入力段に設けられるコンデンサへの突入電流を抑えることができる。
第1実施形態の電源装置の一例を示す図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。 第1実施形態の電源装置の変形例を示す図である。 第2実施形態の電源装置の一例を示す図である。 第2実施形態の電源装置の変形例を示す図である。 第2実施形態の電源装置の他の変形例を示す図である。 第3実施形態の電源装置の動作波形を示す図である。 第3実施形態の電源装置の状態を示す図である。 第3実施形態の電源装置の状態を示す図である。 既存の電源装置の一例を示す図である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の電源装置の一例を示す図である。なお、図10に示す構成と同じ構成には同じ符号を付している。
図1に示す電源装置は、例えば、車両(例えば、電動フォークリフト、ハイブリッド車、又は電気自動車など)に搭載されるものであって、DC−DCコンバータ1と、コンデンサ2(第1のコンデンサ)と、リレー3、4と、制御部10とを備える。
DC−DCコンバータ1は、フォワード方式のDC−DCコンバータであって、高圧バッテリ6(第1のバッテリ)から供給される電力を用いて低圧バッテリ7(第2のバッテリ)を充電する。また、DC−DCコンバータ1は、同期整流用の二次側のスイッチ及びフォワード方式のDC−DCコンバータに備えられる二次側のインダクタを使用して低圧バッテリ7の電圧を昇圧させてコンデンサ2を充電する。すなわち、DC−DCコンバータ1は、双方向DC−DCコンバータであって、トランス11と、一次側スイッチ12(第1の一次側スイッチ)と、二次側スイッチ13(第1の二次側スイッチ)と、二次側スイッチ14(第2の二次側スイッチ)と、インダクタ15と、コンデンサ16(第2のコンデンサ)とを備える。トランス11の一次コイルの一方端はリレー3を介して高圧バッテリ6の正の電極と接続されている。一次側スイッチ12の一方端(ドレイン端子)はトランス11の一次コイルの他方端に接続され、一次側スイッチ12の他方端(ソース端子)はリレー4を介して高圧バッテリ6の負の電極に接続されている。二次側スイッチ13の一方端(ドレイン端子)はトランス11の二次コイルの一方端に接続されている。二次側スイッチ14の一方端(ドレイン端子)は二次コイルの他方端に接続され、二次側スイッチ14の他方端(ソース端子)は二次側スイッチ13の他方端(ソース端子)に接続されている。インダクタ15の一方端は二次側スイッチ13の一方端(ドレイン端子)に接続され、インダクタ15の他方端は低圧バッテリ7の正の電極に接続されている。コンデンサ16の一方端は低圧バッテリ7の正の電極に接続され、コンデンサ16の他方端は低圧バッテリ7の負の電極に接続されている。なお、一次側スイッチ12、二次側スイッチ13、及び二次側スイッチ14は、図1に示す例では、NチャンネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)により構成されているが、ダイオードが並列接続される他のトランジスタにより構成されてもよい。
コンデンサ2は、電源装置の入力段に設けられ、高圧バッテリ6からDC−DCコンバータ1へ出力される電圧を平滑する。
リレー3、4は、高圧バッテリ6とコンデンサ2との間に設けられている。リレー3、4がオンすると、高圧バッテリ6とコンデンサ2とが電気的に接続され、リレー3、4がオフすると、高圧バッテリ6とコンデンサ2とが電気的に切断される。
制御部10は、リレー3、4の動作やDC−DCコンバータ1の動作(一次側スイッチ12、二次側スイッチ13、及び二次側スイッチ14の動作など)を制御する。なお、制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)などを用いて構成される。
図2は、制御部10の動作を示すフローチャートである。なお、リレー3、4は、オフしているものとする。
まず、制御部10は、例えば、ユーザや他の制御部などから送られてくる低圧バッテリ7の充電開始指示を受け取ると、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する(S1)。
このとき、制御部10は、例えば、(1)から(3)の動作を繰り返し行う。なお、制御部10は、一次側スイッチ12を常時オン又は常時オフする。
(1)二次側スイッチ13、14をオンする。すると、低圧バッテリ7からインダクタ15へ電流が流れ、インダクタ15にエネルギーが蓄積される。なお、二次側スイッチ13、14は同時にオンしなくてもよい。
(2)二次側スイッチ14をオンしたまま二次側スイッチ13をオフする。すると、インダクタ15に蓄積されているエネルギーの一部がトランス11を介してコンデンサ2へ移動する。
(3)二次側スイッチ13、14をオフする。すると、トランス11の二次コイルやインダクタ15に電流が流れなくなり、トランス11の二次コイルやインダクタ15に残存するエネルギーが二次側スイッチ14により消費される。
これにより、コンデンサ2が充電され、コンデンサ2の電圧が上昇していく。
次に、制御部10は、コンデンサ2の電圧が閾値以上になると(S2:Yes)、高圧バッテリ6とコンデンサ2(DC−DCコンバータ1)とが電気的に接続されるように、リレー3、4の動作を制御する(S3)。例えば、制御部10は、コンデンサ2の電圧が閾値以上になると、リレー3、4をオンする。
次に、制御部10は、高圧バッテリ6から供給される電力を用いて低圧バッテリ7が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する(S4)。
このとき、制御部10は、例えば、(4)、(5)の動作を繰り返し行う。
(4)一次側スイッチ12をオン、二次側スイッチ13をオフ、二次側スイッチ14をオンする。すると、高圧バッテリ6からトランス11の一次コイルへ電流が流れてトランス11に起電力が発生し、その起電力により二次側スイッチ14、トランス11の二次コイル、インダクタ15、及びコンデンサ16を介して低圧バッテリ7へ電流が流れるとともに、インダクタ15にエネルギーが蓄積される。
(5)一次側スイッチ12をオフ、二次側スイッチ13をオン、二次側スイッチ14をオフする。すると、インダクタ15に蓄積されているエネルギーが放出されて、二次側スイッチ13、インダクタ15、及びコンデンサ16を介して低圧バッテリ7へ電流が流れる。
これにより、低圧バッテリ7が充電される。
なお、制御部10は、高圧バッテリ6から供給される電力を用いて低圧バッテリ7が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、一次側スイッチ12をオン、オフすることを繰り返し行うとともに、二次側スイッチ13、14を常時オフしてもよい。この場合、二次側スイッチ13、14のダイオード(MOSFETの寄生ダイオード)を整流用のダイオードとして使用する。
このように、図1に示す第1実施形態の電源装置は、コンデンサ2を充電してからリレー3、4をオンするため、リレー3、4のオン時にコンデンサ2に流れる突入電流を抑えることができる。
また、図1に示す第1実施形態の電源装置は、図10に示すような高圧プリチャージ回路5を備える必要がないため、装置全体の体格やコストの増大を抑えることができる。
また、図1に示す第1実施形態の電源装置は、DC−DCコンバータ1は、フォワード方式のDC−DCコンバータであるため、他の方式のDC−DCコンバータに比べて素子数が少なくて済むため、体格やコストの増大を抑えることができる。
また、図1に示す第1実施形態の電源装置は、同期整流用の二次側スイッチ13、14とフォワード方式のDC−DCコンバータに備えられるインダクタ15を用いて、低圧バッテリ7の電圧を昇圧することができるため、低圧バッテリ7から供給される電力を用いて高圧バッテリ6に接続されるコンデンサ2を充電することができる。
また、図1に示す第1実施形態の電源装置は、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2の充電を行うことができるため、耐電圧が高い素子を使用しなくてもよく、DC−DCコンバータ1の体格やコストの増大を抑えることができ装置全体の体格やコストの増大を抑えることができる。
図3は、第1実施形態の電源装置の変形例を示す図である。なお、図1に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図3に示す電源装置において、図1に示す電源装置と異なる点は、DC−DCコンバータ1がアクティブクランプフォワード方式のDC−DCコンバータである点である。すなわち、DC−DCコンバータ1は、一次側スイッチ12、二次側スイッチ13、二次側スイッチ14、インダクタ15、コンデンサ16の他に、コンデンサ17(第3のコンデンサ)及び一次側スイッチ18(第2の一次側スイッチ)を備える。コンデンサ17の一方端はトランス11の一次コイルの一方端に接続されている。一次側スイッチ18の一方端(ドレイン端子)はコンデンサ17の他方端に接続され、一次側スイッチ18の他方端(ソース端子)はトランス11の一次コイルの他方端に接続されている。
図3に示す制御部10は、高圧バッテリ6から供給される電力を用いて低圧バッテリ7が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合において、一次側スイッチ12をオンするとき、一次側スイッチ18をオフし、一次側スイッチ12をオフするとき、一次側スイッチ18をオンする。一次側スイッチ18がオンすると、トランス11の一次コイルに蓄積されているエネルギーがコンデンサ17に移動する。これにより、一次側スイッチ12が再度オンする前に、トランス11の励磁を強制的にリセットさせることができるため、DC−DCコンバータ1の入出力のエネルギー効率を向上させることができる。
<第2実施形態>
図4は、第2実施形態の電源装置の一例を示す図である。なお、図3に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図4に示す第2実施形態の電源装置において、図3に示す第1実施形態の電源装置と異なる点は、DC−DCコンバータ1において、二次側スイッチ14に並列接続されているコンデンサ19(第4のコンデンサ)を備えている点である。なお、図1に示すDC−DCコンバータ1の二次側スイッチ14にコンデンサ19を並列接続してもよい。
図4に示す制御部10は、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、二次側スイッチ13をオン、オフすることを繰り返し行うとともに、二次側スイッチ14を常時オフする。
二次側スイッチ13がオンすると、低圧バッテリ7からインダクタ15へ電流が流れるとともにコンデンサ19からトランス11の二次コイルへ電流が流れ、インダクタ15及びトランス11の二次コイルにエネルギーが蓄積される。
次に、二次側スイッチ13がオフすると、インダクタ15に蓄積されているエネルギーの一部がトランス11を介してコンデンサ2へ移動するとともに残りのエネルギーがコンデンサ19へ移動し(フォワード動作)、トランス11の二次コイルに蓄積されているエネルギーがコンデンサ2へ移動する(フライバック動作)。
そして、再度、二次側スイッチ13がオンすると、低圧バッテリ7からインダクタ15へエネルギーが移動するとともにコンデンサ19からトランス11の二次コイルへエネルギーが移動し、二次側スイッチ13がオフすると、インダクタ15からコンデンサ2やコンデンサ19へエネルギーが移動するとともにトランス11の二次コイルからコンデンサ2へエネルギーが移動する。
このように、図4に示す第2実施形態の電源装置では、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、二次側スイッチ13のオフ後にインダクタ15に残るエネルギーを、二次側スイッチ14で消費させるのではなく、コンデンサ19及びトランス11の二次コイルを用いてコンデンサ2へ移動させているため、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2を充電する際のエネルギーの損失を低減することができる。
また、図4に示す第2実施形態の電源装置は、低圧バッテリ7からコンデンサ2へ移動するエネルギーの損失を低減することができるため、図1や図3に示す第1実施形態の電源装置に比べて、低圧バッテリ7からDC−DCコンバータ1へ印加される電圧を小さくすることができる。そのため、DC−DCコンバータ1を構成する素子の小型化を図ることができる。また、低圧バッテリ7が消耗していてもコンデンサ2を閾値以上にすることができ、電源装置を起動することができる。
また、図4に示す第2実施形態の電源装置は、低圧バッテリ7からコンデンサ2へ移動するエネルギーの損失を低減することができるため、図1や図3に示す第1実施形態の電源装置に比べて、低圧バッテリ7からDC−DCコンバータ1へ流れる電流を大きくすることができる。そのため、コンデンサ2を閾値以上にするまでにかかる時間を短縮することができる。
また、図4に示す第2実施形態の電源装置は、比較的大きなインダクタンスのインダクタ15及びトランス11の二次コイルを常に通電経路に存在させる動作が可能であるため、電流変化率が低く抑えられ、二次側スイッチ13、14がダイオードとして機能する場面で、二次側スイッチ13、14をファーストリカバリする必要がない。
また、図4に示す第2実施形態の電源装置は、二次側スイッチ13のみオン、オフ制御すればよいため、すなわち、一石動作であるため、一次側スイッチ12、18及び二次側スイッチ13の動作制御を容易にすることができる。例えば、一次側スイッチ12、18及び二次側スイッチ13の動作制御を単純な電圧フィードバック制御にすることができる。
図5は、第2実施形態の電源装置の変形例を示す図である。なお、図4に示す構成と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図5に示す第2実施形態の電源装置において、図4に示す第2実施形態の電源装置と異なる点は、DC−DCコンバータ1において、二次側スイッチ20(第3の二次側スイッチ)がコンデンサ19に直列接続され、さらにそのコンデンサ19及び二次側スイッチ20が二次側スイッチ14に並列接続されている点である。
図5に示す制御部10は、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、二次側スイッチ20を常時オンし、高圧バッテリ6から供給される電力を用いて低圧バッテリ7が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、二次側スイッチ20を常時オフする。
これにより、低圧バッテリ7から供給される電力を用いてコンデンサ2が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、上述したように、コンデンサ19を用いて、エネルギー損失を低減しながらコンデンサ2を充電することができる。また、高圧バッテリ6から供給される電力を用いて低圧バッテリ7が充電されるようにDC−DCコンバータ1の動作を制御する場合、コンデンサ19の影響をなくして、低圧バッテリ7を充電することができる。
また、DC−DCコンバータ1にコンデンサ19を備える場合、二次側スイッチ14は常時オフするため、図6に示すように、二次側スイッチ14の代わりに、ダイオード21を採用してもよい。すなわち、ダイオード21のカソード端子はトランス11の二次コイルの他方端に接続され、ダイオード21のアノード端子は二次側スイッチ13の他方端(ソース端子)に接続される。このように構成する場合、二次側スイッチ14の動作制御を省略することができるため、制御部10の動作を簡単にすることができる。
また、図1、図3、図4、図5、及び図6に示す電源装置において、二次側スイッチ13にダイオードを並列接続してもよい。このように構成する場合、耐圧が低い二次側スイッチ13を採用することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、プリチャージをした後(コンデンサ2を充電した後)の状態から、低圧側から高圧側へ電力を出力する動作(逆方向動作)をさせた際、大きな出力電力を確保できるフォワード方式のDC−DCコンバータの制御について説明する。
例えば、車両に搭載されている電源装置の高圧バッテリ6が十分な出力電力を確保できない場合、すなわち、高圧バッテリ6が劣化している場合、又は、高圧バッテリ6が低温である場合などでは、大きな出力電力を確保できない。そうすると、大きな出力電力を必要とする車両に搭載されている装置を起動することができないことがある。例えば、車両を起動させる際に、高圧バッテリ6を用いてセルモータを起動させる場合、セルモータを起動させることができないことがある。そのため、高圧バッテリ6を用いずに、低圧バッテリ7を用いて高圧側の出力電力を大きくすることが望まれている。
しかし、逆方向動作における出力電力の大きさは、インダクタ15、コンデンサ19、動作周波数に依存するため、出力電力を大きくするには、インダクタ15のインダクタンス及びコンデンサ19のキャパシタンスを大きくすること、さらには動作周波数を下げなければならず、電圧、電流のリップルが増大し、体格アップ及びコストアップにも繋がる。
そこで、第3実施形態では、図4に示したDC−DCコンバータ1において、プリチャージをした後の状態から、逆方向動作において、出力電圧Voutを目標電圧に到達する過程又は到達した時点で、二次側スイッチ14をオン、オフする制御に切り替え、出力電力を増加させる。すなわち、インダクタ15に流れる電流を増加させて、出力電力を増加させる。
第1実施形態の利点について説明する。
第1実施形態で説明した図3のDC−DCコンバータ1には、伝達するエネルギーを一旦蓄えるコンデサ19がないので、伝達エネルギー量に制約がない。従って、高圧側から低圧側へ電力を出力する動作(順方向動作)において印加可能な電圧と電流を逆方向動作においても印加することができるので、逆方向動作においても出力電力を増加させることが可能になり、順方向動作で用いた素子の定格のまま使用できる。
また、図3に示した第1実施形態のDC−DCコンバータ1では、二次側スイッチ14のオフ時は、コンデンサ2の電圧Vout(出力電圧)が低いときに損失が大きくなるが、電圧Voutが上昇して、コンデンサ16のトランス11の巻線比倍の電圧Vinを超えて、電圧Voutと電圧Vinとの電圧差が大きくなるほど、二次側スイッチ14がターンオフしたときにインダクタ15の電流は減少し、インダクタ15の残存エネルギーによる損失が減少する。
第2実施形態の利点について説明する。
第1実施形態で説明した図3のDC−DCコンバータ1では、トランス11の二次コイル(励磁インダクタンスLm)に流れる電流は減らないため、励磁インダクタンスLmのエネルギーは損失になる。しかし、第2実施形態で説明した図4のDC−DCコンバータ1のように、二次側スイッチ14に並列にコンデンサ19が接続されていると、二次側スイッチ14がターンオフしたとき、トランス11の二次コイルに流れる電流がコンデンサ19に転流し、損失が小さくなる。なお、コンデンサ19のキャパシタンスは、インダクタ15に流れる電流が十分減衰し、励磁インダクタンスLmとインダクタ15のインダクタンスが近ければ、第2実施形態のインダクタ15のエネルギーを一旦蓄えるために用いたコンデンサ19のキャパシタンスで十分である。
第3実施形態の制御部3の動作について説明する。
図4に示したDC−DCコンバータ1において、(1)第2実施形態で説明した図4のDC−DCコンバータ1(一石動作:二次側スイッチ14を常にオフ)による逆方向動作を一旦させる。(2)出力電圧Voutが目標電圧に到達する過程又は到達した時点で、二次側スイッチ14をオン、オフする制御に切り替える。トランス11の二次コイルに流れる電流(=インダクタ15の電流)が、励磁電流まで減衰した状態(高圧側に出力される電流が0[A])で、二次側スイッチ14をターンオフできる。その時、トランス11の二次コイルに流れる電流はコンデンサ19に転流し、コンデンサ19が充電される。なお、二次側スイッチ14のターンオフはゼロボルトスイッチング(ZVS)ができるので、スイッチング損失が小さい。(3)コンデンサ19に蓄えられたエネルギーを、コンデンサ19から放電する。(4)コンデンサ19が放電を終えて、二次側スイッチ14が導通状態になり、この状態で二次側スイッチ14をオンにさせる。二次側スイッチ14のターンオンではZVSができるので、スイッチング損失が小さい。また、発生する損失は、電流経路上に存在する導体の抵抗分による導通損失及び磁気部品のコア損失である。
第3実施形態のDC−DCコンバータ1の動作について説明する。
図7は、電源装置の動作波形を示す図である。縦軸には出力電圧Vout、二次側スイッチ13、14のオン、オフ制御信号、インダクタンス15に流れる電流、コンデンサ19の電圧、出力電流Ioutが示され、横軸には時間が示されている。
(1)プリチャージを終了し、図7の時間t0以前では、一石動作による逆方向動作をしている。
(2)図7の時間t0は、一石動作による逆方向動作をした後、出力電圧Voutが目標電圧に到達する過程又は到達した時点を示している。図7の時間t0からt1では、二次側スイッチ13はオン、二次側スイッチ14はオフであるので、インダクタ15に電流が流れる。また、トランス11の二次コイル(インダクタンスLm)に流れる電流はコンデンサ19に転流し、二次側スイッチ14に印加される電圧(=コンデンサ19の電圧)は0[V]付近から立ち上がる。すなわち、コンデンサ19を充電する。図8のAを参照。図8は、二次側スイッチ13がオン、二次側スイッチ14がオフである場合の電流の流れを示す図である。
(3)図7の時間t1からt2では、二次側スイッチ13はオン、二次側スイッチ14はオフのままであるので、インダクタ15にも引き続き電流が流れる。また、コンデンサ19に蓄えられたエネルギーは、時間t1からt2において、トランス11の二次コイルを介して、図8のBに示すように放電する。
(4)図7の時間t2からt3では、二次側スイッチ13はオン、二次側スイッチ14はダイオード導通状態からオンにする。二次側スイッチ13、14がともにオンのとき、インダクタ15への電流は、時間t3まで流れる。時間t2では、コンデンサ19が放電を終了し、二次側スイッチ14がダイオード導通状態になると、この状態で二次側スイッチ14をオンにする。図9を参照。図9は、二次側スイッチ13がオン、二次側スイッチ14が導通状態からオンした場合の電流の流れを示す図である。
続いて、図7の時間t3では二次側スイッチ13がターンオフして、時間t3からt4では高圧側に出力電流Ioutが出力される。その後、時間t5から再度(1)から(4)の処理を繰り返す。
第3実施形態によれば、低損失双方向動作DCDCコンバータにおいて、逆方向動作起動時は二次側スイッチ14を常時オフにして低損失の動作をさせ、出力電圧Voutが目標電圧に到達する過程又は到達した時点で、二次側スイッチ14をオン、オフする制御に切り替え、動作電力を、順方向動作並みにすることにより、図4と同じ回路のままで、低損失動作特性を損なわずに、逆方向動作における出力電力を大きくできる。
また、本発明は、第1実施形態から第3実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 DC−DCコンバータ
2、16、17、19 コンデンサ
3、4 リレー
5 高圧プリチャージ回路
6 高圧バッテリ
7 低圧バッテリ
8 抵抗
9 リレー
10 制御部
11 トランス
12、18 一次側スイッチ
13、14、20 二次側スイッチ
14 二次側スイッチ
15 インダクタ
21 ダイオード

Claims (4)

  1. フォワード方式の双方向DC−DCコンバータと、
    第1のバッテリと前記双方向DC−DCコンバータとの間に設けられる第1のコンデンサと、
    前記第1のバッテリと前記第1のコンデンサとの間に設けられるリレーと、
    第2のバッテリから供給される電力を用いて前記第1のコンデンサが充電されるように、前記双方向DC−DCコンバータの動作を制御した後、前記第1のバッテリと前記第1のコンデンサとが電気的に接続されるように、前記リレーの動作を制御し、前記第1のバッテリから供給される電力を用いて前記第2のバッテリが充電されるように、前記双方向DC−DCコンバータの動作を制御する制御部と、を備え
    前記双方向DC−DCコンバータは、
    一次コイルの一方端が前記リレーを介して前記第1のバッテリの一方の電極と接続されるトランスと、
    一方端が前記一次コイルの他方端に接続され、他方端が前記リレーを介して前記第1のバッテリの他方の電極に接続される第1の一次側スイッチと、
    一方端が前記トランスの二次コイルの一方端に接続される第1の二次側スイッチと、
    一方端が前記二次コイルの他方端に接続され、他方端が前記第1の二次側スイッチの他方端に接続される第2の二次側スイッチと、
    一方端が前記第1の二次側スイッチの一方端に接続され、他方端が前記第2のバッテリの一方の電極に接続されるインダクタと、
    一方端が前記第2のバッテリの一方の電極に接続され、他方端が前記第2のバッテリの他方の電極に接続される第2のコンデンサと、
    一方端が前記一次コイルの一方端に接続される第3のコンデンサと、
    一方端が前記第3のコンデンサの他方端に接続され、他方端が前記一次コイルの他方端に接続される第2の一次側スイッチと、
    前記第2の二次側スイッチに並列接続される第4のコンデンサと、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1のバッテリから供給される電力を用いて前記第2のバッテリを充電する場合、前記第1及び第2の一次側スイッチのオン、オフを制御し、
    前記第2のバッテリから供給される電力を用いて前記第1のコンデンサを充電する場合、前記第1及び第2の二次側スイッチのオン、オフを制御する際、前記第2の二次側スイッチを常時オフする
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 請求項に記載の電源装置であって、
    前記双方向DC−DCコンバータは、
    前記第4のコンデンサに直列接続されるとともに前記第2の二次側スイッチに並列接続される第3の二次側スイッチを備え、
    前記制御部は、
    前記第2のバッテリから供給される電力を用いて前記第1のコンデンサを充電する場合、前記第3の二次側スイッチを常時オンし、
    前記第1のバッテリから供給される電力を用いて前記第2のバッテリを充電する場合、前記第3の二次側スイッチを常時オフする
    ことを特徴とする電源装置。
  3. 請求項に記載の電源装置であって、
    前記双方向DC−DCコンバータは、
    前記第2の二次側スイッチの代わりに、カソード端子が前記二次コイルの他方端に接続され、アノード端子が前記第1の二次側スイッチの他方端に接続されるダイオードを備える
    ことを特徴とする電源装置。
  4. 請求項に記載の電源装置であって、
    前記制御部は、
    逆方向動作における出力電圧が目標電圧に到達する過程又は到達した時点で、前記第2の二次側スイッチがオフである場合、前記第2の二次側スイッチをオン、オフ制御させる
    ことを特徴とする電源装置。
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