JP7205301B2 - 電子機器、突入電流制御方法、および突入電流制御プログラム - Google Patents
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Description
本実施例では、電子機器の一例である情報処理装置に搭載された電源装置に接続され、前記電源装置に接続されるコンデンサインプット型負荷で発生する突入電流を防止するために、コンデンサインプット型負荷に電圧を印加して、電圧が一定となった時の電流からコンデンサインプット型負荷の抵抗成分を測定し、さらに電圧印加から所定の電圧に達するまでの時間から容量を算出することが特徴になっている。
なお、情報処理装置は、通信機能を備えた装置であれば、画像形成装置に限られない。情報処理装置は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
電源装置100は、交流電源ACから得られる交流電圧を直流電圧に変換するコンバータである。本実施例では、電源装置100は、交流電圧を24Vの直流電圧に変換する。
突入電流防止装置200は、電源投入時に素子に流れる突入電流を抑制する装置である。本実施例では、突入電流防止装置200は、電源装置100と電源装置100に接続される負荷回路300との間に設けられ、負荷回路300のコンデンサインプット型負荷で発生する突入電流を防止する。
負荷回路300は、コンデンサインプット型の負荷回路であり、コンデンサC1と抵抗負荷R1とを有する。
駆動信号出力部500は、電圧モニタ回路400により調整された駆動信号を突入電流防止装置200に出力する。
電圧V1が一定となった時の値をVs1とすると、上記負荷抵抗R1は、以下の算式により求めることができる。
図5に示すように、画像形成装置1000のメイン電源のスイッチがONされると(S501)、容量測定部401は、画像形成装置1000が設置された後の初回起動であるか否かを判定する(S502)。
容量測定部401は、画像形成装置1000が設置された後の初回起動であると判定した場合(S502;Yes)、上記算出方法により、コンデンサC1の容量を測定する(S503)。
駆動信号出力部500は、容量測定回路400で調整された駆動信号を突入防止装置200に出力して駆動する(S505)。その後、画像形成装置1000がスタンバイ状態となる。
また、駆動信号の再調整は、オプション変更等の場合に限らない。例えば、容量測定回路400の容量測定部401が、画像形成装置1000に設けられた各種センサ(例えば、装置周辺の環境の温度を計測する温度センサ)が所定の温度変化を検知した場合に、当該温度変化に応じて、負荷回路300のコンデンサインプット型負荷の容量値を再測定することで、突入電流防止装置200の駆動信号を再調整してもよい。これにより、画像形成装置1000が設置された環境での温度変化で負荷容量が変わった場合でも電源起動時間を最適化できる。
このように、図5に示した駆動信号調整処理のキャリブレーション動作を行うことにより、設定後の画像形成装置の起動時間を早くすることができる。
図6は、駆動信号を出力するラインのコンデンサ容量を切り替えることで突入電流防止装置の駆動信号を調整する場合の構成図である。図6では、駆動信号出力部500と突入電流防止装置200との間の経路に、互いに容量の異なる駆動信号調整用のコンデンサC2、C3を配置し、駆動信号出力部500が、これらの容量の異なるコンデンサをスイッチSで切り替えることで駆動信号の傾きを変え、突入電流防止装置200の電源供給抑制レベルを調整する。このような構成によっても、上記駆動信号を調整し、突入電流防止装置200が、定められた突入電流の値に収めるように制御することができる。さらに、図1の構成と図6の構成とを組み合わせた構成としてもよい。これにより、駆動信号のレベルをより細かく調整することができる。
このように、本実施例によれば、コンデンサの容量の測定タイミングを制御して、測定した容量に応じて、駆動電圧を変えることで突入電流防止装置の駆動信号を調整することでコンデンサへの突入電流を低減させ、電源起動時間が必要以上に長くなることを抑えることができる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
また、実施例に記載された装置群は、本明細書に開示された実施形態を実施するための複数のコンピューティング環境のうちの1つを示すものにすぎない。例えば、電子機器が情報処理装置である場合、サーバクラスタといった複数のコンピューティングデバイスを含む。複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されており、本明細書に開示された処理を実施する。この場合、複数のコンピューティングデバイスのうちの第1の装置および第2の装置は、開示された処理ステップ、例えば図5を様々な組み合わせで共有するように構成できる。例えば、所定のユニットによって実行されるプロセスは、第2の装置によって実行され得る。同様に、所定のユニットの機能は、第2の装置によって実行することができる。また、第1の装置と第2の装置の各要素は、1つのサーバ装置にまとめられていても良いし、複数の装置に分けられていても良い。
これらのうち、CPU201は、電子黒板2全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL(Initial Program Loader)等のCPU201の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、電子黒板用のプログラム等の各種データを記憶する。ネットワークコントローラ205は、通信ネットワーク100との通信を制御する。外部機器接続I/F206は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ230、外付け機器(マイク240、スピーカ250、カメラ260)である。
また、電子黒板2は、キャプチャデバイス211、GPU212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信回路219、及び近距離通信回路219のアンテナ219a、電源スイッチ222及び選択スイッチ類223を備えている。
なお、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン290のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン290のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
これらのうち、CPU301は、液体吐出装置3全体の動作を制御する。ROM302は、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラム等を記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。NVRAM304は、プログラム等の各種データを記憶し、液体吐出装置3の電源が遮断されている間も各種データを保持する。外部機器接続I/F306は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により、PC(Personal Computer)に接続され、PCとの間で、制御信号や印刷されるデータの通信を行う。ネットワークI/F309は、インターネット等の通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン310は、CPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
紙搬送部311は、例えば、ローラ、及びローラを駆動するモータであって、液体吐出装置3内の搬送経路に沿って副走査方向へ印刷用紙を搬送する。副走査ドライバ312は、紙搬送部333の副走査方向への移動を制御する。主走査ドライバ311は、キャリッジ320の主走査方向への移動を制御する。
操作パネル332は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネルやアラームランプ等により構成されている。
なお、液体吐出ヘッドドライバ322は、キャリッジ320に搭載されず、キャリッジ320外で、バスラインに接続されるように構成してもよい。また、主走査ドライバ313、副走査ドライバ312、及び液体吐出ヘッドドライバ322は、それぞれプログラムに従ったCPU301の命令によって実現する機能であってもよい。
図9に示されているように、サーバ5は、コンピュータによって構築されており、図9に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
ディスプレイ720は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)等によって構成された表示手段の一種である。また、ディスプレイ720は、ケーブルによってディスプレイI/F717に接続される。このケーブルは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
なお、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ712は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。外部機器接続I/F718には、USBケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU701の制御に従って、内蔵型のCMOSセンサ712に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU701の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク714や内蔵型のスピーカ715に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
図11は、プロジェクタ8のハードウェア構成図である。図11に示すように、プロジェクタ8は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)802、RAM(Random Access Memory)803、メディアI/F(Interface)807、操作部808、電源スイッチ809、バスライン810、ネットワークI/F811、LED(Light Emitting Diode)駆動回路814、LED光源815、投写デバイス816、投写レンズ817、外部機器接続I/F(Interface)818、ファン駆動回路819、冷却ファン820を備えている。
これらのうち、CPU801は、プロジェクタ8全体の動作を制御する。ROM802は、CPU801の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される。
メディアI/F807は、フラッシュメモリ等の記録メディア806に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
電源スイッチ809は、プロジェクタ8の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。
バスライン810は、図11に示されているCPU801等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
ネットワークI/F811は、インターネット等の通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。
LED光源815は、LED駆動回路814の制御によって点灯されると、投写光を投写デバイス816に照射する。
外部機器接続I/F818は、直接、PC(Personal Computer)が接続され、PCとの間で、制御信号や画像データを取得する。
冷却ファン820は、回転することで、プロジェクタ8内部の空気を排気して、プロジェクタ8内部を冷却する。
また、CPU801は、電源電力が供給されると、ROM802に予め記憶されている制御プログラムに従って起動し、LED駆動回路814に制御信号を与えてLED光源815を点灯させるとともに、ファン駆動回路819に制御信号を与えて冷却ファン820を所定の定格回転数で回転させる。また、プロジェクタ8は、電源回路21からの電源電力の供給が開始されると、投写デバイス816が画像表示可能状態になり、更に、他の種々の構成要素へ電源回路21から電力が供給される。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
100 電源装置
200 突入防止装置
300 負荷回路
400 電圧モニタ回路
401 容量測定部
500 駆動信号出力部
C1~C3 コンデンサ
R1、R2 負荷抵抗
S スイッチ
Claims (9)
- 電源装置と前記電源装置に接続されるコンデンサインプット型負荷との間に設けられた、前記コンデンサインプット型負荷で発生する突入電流を防止する突入電流防止部と、
初回起動時に前記コンデンサインプット型負荷の容量を測定する容量測定部と、を備え、
前記容量測定部は、前記初回起動時に前記コンデンサインプット型負荷の動作に必要な電圧未満の電圧が印加された場合、前記電圧が所定の電圧値となった時の電流値から前記コンデンサインプット型負荷の抵抗値を測定し、前記電圧を印加したタイミングから前記所定の電圧値に達するまでの時間と前記抵抗値から前記コンデンサインプット型負荷の容量値を算出し、前記初回起動時以降の起動時には、測定された前記コンデンサインプット型負荷の容量値に応じて、前記突入電流防止部に出力する駆動信号を調整する、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記容量測定部は、測定した前記容量値に応じて前記駆動信号のDutyを変えることにより、前記駆動信号を調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記容量測定部は、測定した前記容量値に応じて、駆動信号出力部と前記突入電流防止部との間に配置された、駆動信号調整用のコンデンサの容量を切り替えることにより、前記駆動信号を調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記容量測定部は、環境温度の変化に応じて、前記コンデンサインプット型負荷の容量を再測定し、前記駆動信号を再調整する第1の再調整を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記容量測定部は、定期的に、前記コンデンサインプット型負荷の容量を再測定し、コンデンサの劣化の程度に応じて、前記駆動信号を再調整する第2の再調整を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記容量測定部は、前記電子機器の消費電力に関係する設定が変更された場合に、前記コンデンサインプット型負荷の容量を再測定し、前記駆動信号を再調整する第3の再調整を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 環境温度の変化に応じて、前記コンデンサインプット型負荷の容量を再測定し、前記駆動信号を再調整する第1の再調整と、定期的に、前記コンデンサインプット型負荷の容量を再測定し、コンデンサの劣化の程度に応じて、前記駆動信号を再調整する第2の再調整と、前記電子機器の消費電力に関係する設定が変更された場合に、前記コンデンサインプット型負荷の容量を再測定し、前記駆動信号を再調整する第3の再調整と、のいずれかを選択可能な操作表示部を備え、
前記容量測定部は、前記操作表示部を介してユーザから選択された前記第1の再調整、前記第2の再調整、前記第3の再調整のいずれかを実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 電源装置と前記電源装置に接続されるコンデンサインプット型負荷との間に設けられた、前記コンデンサインプット型負荷で発生する突入電流を防止する突入電流防止部と、初回起動時に前記コンデンサインプット型負荷の容量を測定する容量測定部と、を備えた電子機器で行われる突入電流制御方法であって、
前記容量測定部が、前記初回起動時に前記コンデンサインプット型負荷の動作に必要な電圧未満の電圧が印加された場合、前記電圧が所定の電圧値となった時の電流値から前記コンデンサインプット型負荷の抵抗値を測定し、
前記容量測定部が、前記電圧を印加したタイミングから前記所定の電圧値に達するまでの時間と前記抵抗値から前記コンデンサインプット型負荷の容量値を算出し、
前記容量測定部が、前記初回起動時以降の起動時には、測定された前記コンデンサインプット型負荷の容量値に応じて、前記突入電流防止部に出力する駆動信号を調整する、
ことを特徴とする突入電流制御方法。 - 電源装置と前記電源装置に接続されるコンデンサインプット型負荷との間に設けられた、前記コンデンサインプット型負荷で発生する突入電流を防止する突入電流防止部と、初回起動時に前記コンデンサインプット型負荷の容量を測定する容量測定部と、を備えた電子機器に、
前記初回起動時に前記コンデンサインプット型負荷の動作に必要な電圧未満の電圧が印加された場合、前記電圧が所定の電圧値となった時の電流値から前記コンデンサインプット型負荷の抵抗値を測定する処理と、
前記電圧を印加したタイミングから前記所定の電圧値に達するまでの時間と前記抵抗値から前記コンデンサインプット型負荷の容量値を算出する処理と、
前記初回起動時以降の起動時には、測定された前記コンデンサインプット型負荷の容量値に応じて、前記突入電流防止部に出力する駆動信号を調整する処理と、
を実行させることを特徴とする突入電流制御プログラム。
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