JP2009050079A - 予備充電回路および車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変化によりバッテリの内部抵抗や予備充電回路の回路抵抗の値が変化した場合であっても、コンデンサへの大電流の流入を防ぎ、コンデンサや電源からコンデンサまでの回路にダメージを与えない。
【解決手段】制御ユニット6は、車両走行時に作成するマップを参照して算出する高電圧バッテリ1の内部抵抗値R1b、および暖機状態または冷機状態に応じて決まる総導体抵抗値R1cまたはR2cを用いて回路総抵抗値R1を算出する。そして、制御ユニット6は、算出した回路総抵抗値R1に基づいて、コンデンサ11の予備充電完了時のリレー2および3のオン時の電流値Ixが、リレー2および3の許容下限値Iok以下(Iok≧Ix)となるように、予備充電完了の判定条件を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、突入電流を防止するための予備充電回路、および予備充電回路を備える車両に関する。
バッテリ等の電源からの直流電力を交流電力へ変換して出力するインバータを備えた回路においては、インバータ等への電源からの入力電圧を平滑化するために平滑コンデンサが設けられている。このような回路においては、通常、回路の起動時に電源と平滑コンデンサを接続して平滑コンデンサを充電し、平滑コンデンサの充電後にインバータを駆動する。しかしながら、平滑コンデンサが充電されていない状態で単に電源と平滑コンデンサとを接続すると、電源から平滑コンデンサに大きな電流(突入電流)が発生して、平滑コンデンサや電源から平滑コンデンサまでの回路にダメージを与える恐れがある。これを防止するために、電源からの電力を抵抗体を介して平滑コンデンサへ供給して平滑コンデンサを予備充電(プリチャージ)する予備充電回路が知られている(たとえば特許文献1)。
特開2005−51885号公報
しかしながら、従来、このような予備充電回路においては平滑コンデンサの充電電圧が予め定められた所定の規定値まで上昇すると予備充電の完了を判定し、予備充電の完了が判定された後には抵抗体を介さずに電源と平滑コンデンサとを接続する。そのため、温度変化によりバッテリの内部抵抗を含む電源から平滑コンデンサまでの回路抵抗の値が変化すると、電源から平滑コンデンサに大電流が流れて、平滑コンデンサや電源から平滑コンデンサまでの回路にダメージを与える可能性がある。
本発明による予備充電回路は、負荷の端子間に接続されているコンデンサおよびバッテリを含む閉回路中の回路抵抗値を検出するにあたり、少なくともバッテリの内部抵抗値を含んだ回路抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、検出された回路抵抗値に基づいて、コンデンサの予備充電判定条件を決定する判定条件決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、温度変化などによりバッテリの内部抵抗を含む、バッテリから平滑コンデンサまでの回路抵抗値が変化した場合でも、検出した回路抵抗値に基づいて予備充電完了の判定条件を決定するので、バッテリから平滑コンデンサへ大電流(突入電流)が流れることを防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明による予備充電回路の一実施の形態を示す図であり、ハイブリッド車両に適用した場合の概略構成図である。高電圧バッテリ(電源)1は、複数のセルから構成される組電池である。インバータ8は、高電圧バッテリ1から入力される直流電力を交流電力に変換して駆動モータ9に供給する。また、インバータ8は駆動モータ9を回生制動させた際の発電電力(交流電力)を直流電力へと変換する機能も果たす。駆動モータ9は、インバータ8から供給された交流電力によって駆動して車両の駆動トルクを発生する。
インバータ8の前段には、コンデンサ(平滑コンデンサ)11、およびコンデンサ11の電圧を検出する電圧センサ16が設けられている。コンデンサ11は、負荷であるインバータ8の正側と負側の端子間に接続され、高電圧バッテリ1からインバータ8へ給電される入力電圧を平滑化する。
リレー(電磁開閉器)2,3および4は、制御ユニット6からの制御信号に基づいてオンオフする。車両走行時には、リレー2,3がオンに制御されている。リレー4には電流制限抵抗5が直列に接続されており、それらはリレー2に対して並列に接続されている。なお、リレー4と電流制限抵抗5は、リレー3と並列に配置しても良い。リレー4、および電流制限抵抗5は、高電圧バッテリ1とインバータ8とを接続して予備充電を行う際に、コンデンサ11へ流入する突入電流を低減するためにCR過渡応答回路(図2)を形成する。リレー3のラインには電流センサ7が設けられている。
制御ユニット6は、図示しないCPU、ROM、RAMなどにより構成され、リレー2〜4をオンオフ制御する。制御ユニット6には、システムの起動・停止を指令するST信号30が入力される。運転者がイグニションスイッチをオン操作するとST信号30はオンとなり、オフ操作するとST信号30はオフとなる。なお、制御ユニット6は、イグニッションスイッチがオフ操作された時刻を所定の記録領域に記録する。また、制御ユニット6は、システム起動時にはリレーをオンして電流制限抵抗5を介してコンデンサ11を予備充電する予備充電制御を行った後に、リレー4をオフするとともにリレー2,3をオンし、システム停止時にはコンデンサ11の放電制御を行う。
電流センサ7は、高電圧バッテリ1の充放電電流を検出して、検出値I1を制御ユニット6へ出力する。電圧センサ15は、高電圧バッテリ1の電圧を検出し、検出値Vbを制御ユニット6へ出力する。電圧センサ16は、コンデンサ11の電圧を検出し、検出値Vcを制御ユニット6へ出力する。温度センサ21は、高電圧バッテリ1の近傍に設けられ、高電圧バッテリ1の温度を検出し、検出温度を制御ユニット6へ出力する。高電圧ヒューズ20は、高電圧バッテリ1の後段に設けられている。
制御ユニット6は、リレー2および3がオンしている場合、電流センサ7、電圧センサ15および16、温度センサ21から出力される検出値を用いて、高電圧バッテリ1からコンデンサ11までの回路総抵抗値を算出する。そして、制御ユニット6は、算出した回路総抵抗値を用いて、コンデンサ11の予備充電完了条件を設定する。すなわち、制御ユニット6は、コンデンサ11の予備充電完了時におけるコンデンサ11への供給電流値が、リレー2,3、または高電圧ヒューズ20の耐突入電流特性値以下となるように予備充電完了条件を設定する。
以下、図2に示す等価回路を参照して、制御ユニット6による回路総抵抗値の算出について、第1回目(工場出荷時)にイグニッションスイッチ(イグニッションキー)がオン操作される場合と、第2回目以降にイグニッションスイッチがオン操作される場合とに分けて説明する。なお、図2の回路は、図1に示す高電圧バッテリ1からコンデンサ11までの回路に対する等価回路であり、(a)は予備充電時の等価回路を示し、(b)は予備充電完了後、すなわちリレー2および3がオンした時の等価回路を示す。また、図2において、Vbは高電圧バッテリ1の電圧(電圧センサ15による検出値)、Icは予備充電時の充電電流、Vcはコンデンサ11の電圧(電圧センサ16による検出値)、Cはコンデンサ11の容量、Rは電流制限抵抗5の抵抗値を示す。
−第1回目のイグニッションキーのオン操作−
制御ユニット6は、イグニッションスイッチがオン操作されると、電圧センサ15により検出された高電圧バッテリ1の開放電圧V0を入力する。そして、制御ユニット6は、リレー4をオンすることにより電流制限抵抗5を介してコンデンサ11に高電圧バッテリ1から電力を供給する。コンデンサ11が予め定められた所定の規定電圧まで充電され予備充電が完了した後、制御ユニット6はリレー4をオフするとともにリレー2および3をオンする。なお、この第1回目のイグニッションスイッチオン時の予備充電を完了する上記規定電圧は、リレー2および3をオンした際に高電圧バッテリ1からコンデンサ11へ流れる電流が、リレー2および3やコンデンサ11の寿命に影響しない程度の充分大きな電圧値であり、実験等により予め求めて設定された値である。そして、制御ユニット6は、以下の式(1)により、第1回目のイグニッションキーオン操作時の回路総抵抗値R1(高電圧バッテリ1の内部抵抗、ケーブルの抵抗値、接点の接触抵抗値等を含む回路全体の総抵抗値)を算出する。このとき、等価回路は図2(b)に示すようになる。
R1=R1b+R1c ・・・(1)
なお、R1bは高電圧バッテリ1の内部抵抗値、R1cは高電圧バッテリ1の内部抵抗を除く回路における冷機時の総導体抵抗値(ケーブル抵抗値、接触抵抗値を含む)を示す。これらの高電圧バッテリ1の内部抵抗値R1bおよび冷機時の総導体抵抗値R1cを後述する方法で検出し、式(1)に基づいて回路総抵抗値R1を求める。
電流センサ7、電圧センサ11および16は、それぞれ検出誤差を有しているので、制御ユニット6は、R1の値が最小、すなわちリレー2および3をオンした際に流れる電流が最大となるように補正計算をする。
制御ユニット6は、電流センサ7による検出値I1の補正計算を、以下の式(2)を用いて行う。すなわち、電流センサ7の有する公称誤差により、電流センサ7による検出値I1が実電流よりも低くなる場合を加味して、誤差分を加算補正する。
Ib=I1+Ie1 ・・・(2)
なお、Ie1は電流センサ7の公称誤差最大値を示す。
制御ユニット6は、高電圧バッテリ1の開放電圧V0、上記式(2)で算出された電流値Ib、および電圧センサ15の検出値Vbに基づいて、高電圧バッテリ1の内部抵抗値R1bを以下の式(3)により算出する。ここで、電圧センサ15の有する公称誤差により、電圧センサ15の検出値Vbが実電圧よりも高くなる場合を加味して、誤差分を引算補正する。
R1b=(V0−Vb−Ve1)/Ib ・・・(3)
なお、Ve1は電圧センサ15の公称誤差最大値を示す。
制御ユニット6は、上記式(2)で算出された電流値Ib、および電圧センサ16の検出値Vcに基づいて、等価回路の総導体抵抗値R1cを以下の式(4)により算出する。ここで、高電圧バッテリ1の電圧とコンデンサ11の電圧との差分が最小となるように、電圧センサ15および16の有する公称誤差分を加減補正する。そして、制御ユニット6は、算出した冷機時の総導体抵抗値R1cを所定の記録領域に記録する。
R1c=MIN{(Vb−Ve1)−(Vc+Ve2)}/Ib ・・・(4)
なお、Ve2は電圧センサ16の公称誤差最大値を示す。
イグニッションキーがオン操作された後、車両が走行を開始すると、制御ユニット6は所定時間が経過するごとに、上記式(3)を用いて内部抵抗値R1bを算出する。さらに、このときに温度センサ21から入力した高電圧バッテリ1の検出温度と、算出した内部抵抗値R1bとに基づいて、制御ユニット6は、たとえば図3に示すように高電圧バッテリ1の温度と内部抵抗の相関関係を表すマップを作成する。そして、制御ユニット6は、作成したマップを所定の記録領域に記録する。
イグニッションキーがオフ操作されると、制御ユニット6は、上記式(4)と同様にして、暖機時の総導体抵抗値R2cを算出する。すなわち、制御ユニット6は、走行後におけるハーネスやバスバーなど金属導体部品の発熱による温度特性の変化を反映させた抵抗値を算出する。そして、制御ユニット6は、算出した暖機時の総導体抵抗値R2cを所定の記録領域に記録する。なお、通常、車両にはインバータ8と並列にDC/DCコンバータや制御回路等の負荷が接続されており、イグニッションキーがオフ操作されてインバータ8が停止した後もリレー2および3がオフされるまでの間は回路上に電流が流れる。したがって、イグニッションキーがオフ操作されてからリレー2および3がオフされるまでの間に、総導体抵抗値R2cを求めることが可能である。
−第2回目以降のイグニッションキーのオン操作−
制御ユニット6は、記録領域に記録された前回のイグニッションキーのオフ操作時刻を参照して、前回のイグニッションキーのオフ操作からの経過時間Txを算出する。制御ユニット6は、経過時間Txが所定の閾値(たとえば3時間)を越えると判定した場合、予備充電回路を構成する金属導体の温度が冷めた状態(冷機状態)と判断して、総導体抵抗値としてR1cを読み出す。経過時間Txが所定の閾値以下の場合、制御ユニット6は、予備充電回路を構成する金属導体の温度が冷めていない状態(暖気状態)と判断して、総導体抵抗値としてR2cを読み出す。なお、上記の閾値は実験などにより予め設定された値であり、制御ユニット6の所定の記録領域に記録されているものとする。
冷機時の総導体抵抗値R1cまたは暖機時の総導体抵抗値R2cを読み出すと、制御ユニット6は、温度センサ21による検出温度を用いて、上述した高電圧バッテリ1の温度と内部抵抗の相関関係を表すマップを参照して、内部抵抗値R1bを読み出す。そして、制御ユニット6は、コンデンサ11の予備充電完了時、すなわちリレー2および3がオン時の電流値Ixが、リレー2および3の許容下限値Iok以下(Iok≧Ix)となるように、下記(1)〜(3)のいずれかを算出し、コンデンサ11への予備充電を行なう。なお、図4に、予備充電回路の電圧値と時間、および電流値と時間との関係を示す。
(1)予備充電を完了するコンデンサ11の電圧Vcfを算出
(2)予備充電を完了する時間を算出
(3)予備充電を完了するときの充電電流Icを算出
(1)予備充電を完了するコンデンサ11の電圧Vcfを算出
図4においては、以下の式(5)が成立している。
Iok≧Ix=(Vb−Vcf)/R1、すなわちVcf≧Vb−Iok・R1 ・・・(5)
なお、R1は、回路総抵抗値であり、冷機時はR1b+R1c、暖機時はR1b+R2cにより算出される。
したがって、制御ユニット6は、上記式(5)により、予備充電を完了するためのコンデンサ11の電圧値Vcfを式(6)により算出する。
Vcf=Vb−Iok・R1 ・・・(6)
(2)予備充電を完了する時間を算出
式(6)を時間tの関数として、以下の式(7)ように変形することができる。
Vcf=Vb−Iok・R1=Vb・{1−exp(−t/C・R)} ・・・(7)
制御ユニット6は、式(7)を時間tについて解いた解である式(8)を用いて予備充電を完了する時間として算出する。
t=−C・R・Ln(Iok・R1/Vb) ・・・(8)
なお、上述したように、R1は、回路総抵抗値であり、冷機時はR1b+R1c、暖機時はR1b+R2cにより算出される。
(3)予備充電を完了するときの充電電流Icを算出
予備充電時の充電電流Icは、時間tの関数として式(9)のように表される。
Ic=Vb/R・exp(−t/C・R) ・・・(9)
制御ユニット6は、上記の式(9)に式(8)を代入して得られる以下の式(10)を予備充電時の充電電流Icとして算出する。
Ic=(Iok・R1)/R ・・・(10)
なお、上述したように、R1は、回路総抵抗値であり、冷機時はR1b+R1c、暖機時はR1b+R2cにより算出される。
図5に示すフローチャートを用いて、制御ユニット6による予備充電回路の予備充電処理について説明する。なお、図5の処理は制御ユニット6でプログラムを実行して行なわれる。このプログラムは、メモリ(不図示)に格納されており、イグニッションスイッチのオン操作により、ST信号30が入力されると起動される。
ステップS101においては、ST信号30が第1回目(工場出荷時)に起動されたものか否かを判定する。この判定は、イグニッションスイッチが1度でもオンすると0から1に変化するフラグを制御ユニット6にて記憶し、イグニッションスイッチがオンされるごとにフラグを読み込んで判定すればよい。第1回目に入力したST信号30の場合は、ステップS101が肯定判定されてステップS102へ進む。ステップS102においては、電圧センサ15に対して高電圧バッテリ1の開放電圧V0を検出させてステップS103へ進む。
ステップS103においては、規定条件でコンデンサ11を予備充電した後、リレー4をオフするとともにリレー2および3をオンしてステップS104へ進む。ステップS104においては、式(4)を用いて総導体抵抗値R1cの算出、および記録をしてステップS105へ進む。ステップS105においては、所定時間の間隔で検出した高電圧バッテリ1の温度と、式(3)により算出した内部抵抗値R1bとに基づいて、温度と内部抵抗の相関関係を表すマップの作成、および記録をしてステップS106へ進む。
ステップS106において、イグニッションキーがオフ操作されたか否かを判定する。ST信号30がオフの場合は、ステップS106が肯定判定されてステップS107へ進み、ST信号30がオンの場合は、ステップS105へ戻る。ステップS107においては、式(4)を用いて、暖機時の総導体抵抗値R2cを算出し、記録した後に、リレー2および3をオフして処理を終了する。
一方、第2回目以降にST信号30を入力した場合は、ステップS101が否定判定されてステップS108へ進み、経過時間Txを算出し、高電圧バッテリ1の温度センサ21により検出された温度を取得してステップS109へ進む。ステップS109では、ステップS108で取得した高電圧バッテリ1の温度に基づいて、ステップS105で作成したマップを参照し、高電圧バッテリ1の内部抵抗値R1bを読み出してステップS110へ進む。
ステップS110においては、経過時間Txが所定の閾値である3時間以上であるか否かを判定する。3時間以上経過している場合には、ステップS110が肯定判定されてステップS111へ進む。ステップS111においては、冷機時の総導体抵抗値R1cを読み出して、回路総抵抗値R1(=R1b+R1c)を算出してステップS113へ進む。
経過時間Txが3時間未満の場合には、ステップS110が否定判定されてステップS112へ進む。ステップS112においては、暖機時の総導体抵抗値R2cを読み出して、回路総抵抗値R1(=R1b+R2c)を算出してステップS113へ進む。ステップS113においては、上述したように、高電圧バッテリ1の電圧値Vbなどを用いて、予備充電を完了するコンデンサ11の電圧値Vcf、予備充電を完了する時間、および予備充電完了時の充電電流Icのいずれかを算出してステップS114へ進む。
ステップS114においては、ステップS113で算出した値を満たすように、すなわちコンデンサ11の予備充電完了時、すなわちリレー2および3をオンした時の電流値Ixが、リレー2および3を含む回路の許容下限値Iok以下(Iok≧Ix)となるように、コンデンサ11に対して予備充電を開始してステップS115へ進む。ステップS115においては、ステップS105と同様にして、所定時間の間隔で検出した高電圧バッテリ1の温度と、式(3)により算出した内部抵抗値R1bとに基づいて、温度と内部抵抗の相関関係を表すマップの作成、および記録をしてステップS116へ進む。
ステップS116においては、コンデンサ11に対する予備充電が完了したか否かを判定する。コンデンサ11の予備充電が完了し、上述した式(6)、(8)、(10)のいずれかが成立する場合は、ステップS116が肯定判定されて、リレー4をオフするとともに、リレー2および3をオンしてステップS117へ進む。ステップS117(オフ操作判定)およびステップS118(総導体抵抗値R2c算出および記録)の各処理は、ステップS106(オフ操作判定)およびステップS107(総導体抵抗値R2c算出および記録)の各処理とそれぞれ同様の処理を行って、一連の処理を終了する。コンデンサ11に対する予備充電が完了していない場合は、ステップS116が否定判定されてステップS115へ戻る。
以上で説明した実施の形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)制御ユニット6は、イグニッションキーがオン操作された時に、高電圧バッテリ1の内部抵抗値R1bの値に応じて、コンデンサ11に対する予備充電の完了を判定する条件を決定して、コンデンサ11に予備充電を行なうようにした。高電圧バッテリ1の内部抵抗値R1bは温度依存性を有し、図3のマップに示すように、高温である程内部抵抗が低下する。したがって、特に暖機状態でイグニッションキーがオン操作された場合、制御ユニット6は、予備充電完了時のコンデンサ11の電圧が高くなるように変更するので、予備充電を完了してリレー2および3をオンした際に回路に大電流が流れ、リレー2および3の接点溶着または高電圧ヒューズ20の溶断などの事態が発生することを防ぐことができる。
(2)制御ユニット6は、上記(1)に加えて、さらに予備充電回路の全ての導体の抵抗値である回路総抵抗値R1を算出し、この回路総抵抗値R1に応じてコンデンサ11に対する予備充電の完了を判定する条件を決定するようにした。したがって、それぞれの導体の抵抗値のばらつきや温度依存性などに応じて予備充電の完了判定条件を決定するので、予備充電完了後のリレー2および3のオン時に発生する電流に対する回路の安全性を向上できる。また、回路の安全性を向上させるために、予備充電完了を判定するコンデンサ11の充電電圧をいかなる温度条件下でも回路にダメージを与えない充分高めの規定値に設定した場合と比べ、予備充電に要する時間を短縮できる。
さらに、制御ユニット6は、回路総抵抗を算出する際には、電流センサ7、電圧センサ15および16の検出誤差を加味して、回路総抵抗値が最小、すなわちリレー2および3をオンした時の電流が最大となるように補正計算するようにした。したがって、回路総抵抗値は、予備充電完了後に回路に大電流が流れる危険性が最も低い値として検出されるので、リレー2および3の接点溶着または高電圧ヒューズ20の溶断などの事態が発生することを防ぐことができる。
(3)制御ユニット6は、予備充電の完了判定条件として、コンデンサ11の充電完了電圧Vcf、予備充電を完了する時間、およびコンデンサ11の充電電流Icのいずれか1つを用いるようにした。上記の値は、コンデンサ11の予備充電完了時のリレー2および3をオンした時の電流値Ixが、リレー2および3の許容下限値Iok以下(Iok≧Ix)となるように算出された値であり、それぞれ相関関係を有する値である。したがって、従来の予備充電回路のハード構成を変更もしくは追加することなく、制御ソフトの変更によって複数の判定条件の算出が可能になるので、生産コストを抑制することができる。
以上で説明した実施の形態を、以下のように変形できる。
インバータ8に設けられたコンデンサ11に対する予備充電完了の判定条件を決定するものに代えて、車両に搭載されたエアコンに設けられたコンデンサや、DC/DCコンバータに設けられたコンデンサに対する予備充電完了の判定条件を決定するようにしてもよい。
特許請求の範囲の構成要素と実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、制御ユニット6が、抵抗値検出手段、および判定条件決定手段を構成する。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
本発明の実施の形態における予備充電回路の概略構成を説明する図である。 実施の形態の予備充電回路の等価回路を示す図であり、(a)は予備充電時の等価回路を示し、(b)は予備充電完了後の等価回路を示す。 高電圧バッテリの内部抵抗と温度との相関関係を説明する図である。 予備充電回路の電圧値と時間、および電流値と時間との関係を示す図である。 予備充電時における処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1・・・高電圧バッテリ 6・・・制御ユニット 11・・・コンデンサ 21・・・温度センサ

Claims (6)

  1. 負荷の端子間に接続されているコンデンサを、バッテリにより予備充電する予備充電回路において、
    前記バッテリおよび前記コンデンサを含む閉回路中の回路抵抗値を検出するにあたり、少なくとも前記バッテリの内部抵抗値を含んだ回路抵抗値を検出する抵抗値検出手段と、
    検出された前記回路抵抗値に基づいて、前記コンデンサの予備充電判定条件を決定する判定条件決定手段とを備えることを特徴とする予備充電回路。
  2. 請求項1に記載の予備充電回路において、
    前記回路抵抗値は、前記バッテリと前記コンデンサとの間に接続されている導体の抵抗値を含むことを特徴とする予備充電回路。
  3. 請求項1または2に記載の予備充電回路において、
    前記バッテリの内部抵抗値は、当該バッテリの温度に応じて決定される値であることを特徴とする予備充電回路。
  4. 請求項2に記載の予備充電回路において、
    前記回路抵抗値は、予め記憶されている値を読み出して用いることを特徴とする予備充電回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の予備充電回路において、
    前記予備充電判定条件は、前記コンデンサの端子間電圧、予備充電時間、および充電電流のいずれか1つに基づくことを特徴とする予備充電回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の予備充電回路を備えることを特徴とする車両。
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