JP2016142979A5 - - Google Patents
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Description
本発明のズームレンズは、複数のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
前記複数のレンズ群のうち最も像側に配置されたレンズ群BRは、フォーカシングに際して光軸方向に移動し、
前記レンズ群BRの物体側に隣接して配置された、単レンズ又は接合レンズより構成されたレンズ要素の屈折力の符号は、前記レンズ群BRの屈折力の符号と逆符号であり、
広角端における前記レンズ要素の最も像側の面と像面との距離をdi、広角端における前記レンズ要素の最も像側の面と前記レンズ群BRの最も物体側の面との距離をdf、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
0.2<di/fw<1.4
0.2<df/fw<1.2
なる条件式を満足することを特徴としている。
前記複数のレンズ群のうち最も像側に配置されたレンズ群BRは、フォーカシングに際して光軸方向に移動し、
前記レンズ群BRの物体側に隣接して配置された、単レンズ又は接合レンズより構成されたレンズ要素の屈折力の符号は、前記レンズ群BRの屈折力の符号と逆符号であり、
広角端における前記レンズ要素の最も像側の面と像面との距離をdi、広角端における前記レンズ要素の最も像側の面と前記レンズ群BRの最も物体側の面との距離をdf、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
0.2<di/fw<1.4
0.2<df/fw<1.2
なる条件式を満足することを特徴としている。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、複数のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズである。複数のレンズ群のうち最も像側に配置されたレンズ群BRは、フォーカシングに際して光軸方向に移動する。レンズ群BRの物体側に隣接して配置された、単レンズ又は接合レンズより構成されたレンズ要素の屈折力の符号は、レンズ群BRの屈折力の符号と逆符号である。
各実施例のズームレンズにおいては、レンズ群BRが正の屈折力であっても、また負の屈折力であっても開放Fナンバーを決定する開口絞りSPを有するのが良い。そして、レンズ要素Aの最も像側の面の光学有効径をφaとする。このとき、
0.7<φa/di<1.4 ・・・(6)
なる条件式を満足するのが良い。
0.7<φa/di<1.4 ・・・(6)
なる条件式を満足するのが良い。
以下、各実施例のズームレンズのレンズ構成について説明する。実施例1のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、次のレンズ群より構成されている。正の屈折力の第1レンズ群B1、負の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、正の屈折力の第4レンズ群B4、負の屈折力の第5レンズ群B5、正の屈折力の第6レンズ群B6より構成されている。第6レンズ群B6が最も像側に位置するレンズ群BRであり、第5レンズ群B5がレンズ要素Aに相当する。
実施例2のズームレンズは物体側より像側へ順に配置された、次のレンズ群より構成されている。正の屈折力の第1レンズ群B1、負の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、負の屈折力の第4レンズ群B4、負の屈折力の第5レンズ群B5より構成されている。また、第5レンズ群B5を光軸上移動させてフォーカシングを行うリアフォーカス式を採用している。望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印5cに示すように、第5レンズ群B5を後方に繰り込むことで行っている。
実施例3のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、次のレンズ群より構成されている。負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、負の屈折力の第4レンズ群B4、正の屈折力の第5レンズ群B5より構成されている。第5レンズ群B5が最も像側に位置するレンズ群であり、第4レンズ群B4がレンズ要素Aに相当する。
実施例4のズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、次のレンズ群より構成されている。負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、正の屈折力の第3レンズ群B3、負の屈折力の第4レンズ群B4、正の屈折力の第5レンズ群B5、負の屈折力の第6レンズ群B6より構成されている。第5レンズ群B5がレンズ要素Aに相当している。また、第6レンズ群B6を光軸上移動させてフォーカシングを行うリアフォーカス式を採用している。望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印6cに示すように、第6レンズ群B6を後方に繰り込むことで行っている。
実施例5のズームレンズは物体側より像側へ順に配置された、次のレンズ群より構成されている。負の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、負の屈折力の第3レンズ群B3、正の屈折力の第4レンズ群B4より構成されている。第4レンズ群B4が最も像側に位置するレンズ群であり、第3レンズ群B3がレンズ要素Aに相当する。
Claims (17)
- 複数のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
前記複数のレンズ群のうち最も像側に配置されたレンズ群BRは、フォーカシングに際して光軸方向に移動し、
前記レンズ群BRの物体側に隣接して配置された、単レンズ又は接合レンズより構成されたレンズ要素の屈折力の符号は、前記レンズ群BRの屈折力の符号と逆符号であり、
広角端における前記レンズ要素の最も像側の面と像面との距離をdi、広角端における前記レンズ要素の最も像側の面と前記レンズ群BRの最も物体側の面との距離をdf、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
0.2<di/fw<1.4
0.2<df/fw<1.2
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記レンズ群BRは正の屈折力を有し、前記レンズ要素は負の屈折力を有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 広角端における前記レンズ群BRの横倍率をβwとするとき、
0.7<βw<1.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2に記載のズームレンズ。 - 前記レンズ群BRは正の屈折力の単レンズまたは正の屈折力の接合レンズより構成され、
前記レンズ群BRの最も物体側の面と最も像側の面の曲率半径をそれぞれrf、rrとするとき、
−5.0<(rf+rr)/(rf−rr)<0.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2又は3に記載のズームレンズ。 - 前記レンズ要素の焦点距離をfaとするとき、
1.0<−fa/fw<4.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記ズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群は互いに異なる軌跡で移動することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記ズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群は互いに異なる軌跡で移動することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記ズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群は互いに異なる軌跡で移動することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記レンズ群BRは負の屈折力を有し、前記レンズ要素は正の屈折力を有することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
- 広角端における前記レンズ群BRの横倍率をβwとするとき、
1.0<βw<1.3
なる条件式を満足することを特徴とする請求項9に記載のズームレンズ。 - 前記レンズ群BRは負の屈折力の単レンズまたは負の屈折力の接合レンズより構成され、
前記レンズ群BRの最も物体側の面と最も像側の面の曲率半径をそれぞれrf、rrとするとき、
0.0<(rf+rr)/(rf−rr)<5.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項9又は10に記載のズームレンズ。 - 前記レンズ要素の焦点距離をfaとするとき、
1.0<fa/fw<4.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 前記ズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群は互いに異なる軌跡で移動することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記ズームレンズは、物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群、負の屈折力の第6レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群は互いに異なる軌跡で移動することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 前記ズームレンズは、開放Fナンバーを決定する開口絞りを有し、前記レンズ要素の最も像側の面の光学有効径をφaとするとき、
0.7<φa/di<1.4
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のズームレンズ。 - 請求項1乃至15のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
- 広角端における撮影半画角をωwとするとき、
ωw≧30°
なる条件式を満足することを特徴とする請求項16に記載の撮像装置。
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