JP2014149483A5 - - Google Patents
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 3
- GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-M Sodium 2-anthraquinonesulfonate Chemical compound [Na+].C1=CC=C2C(=O)C3=CC(S(=O)(=O)[O-])=CC=C3C(=O)C2=C1 GGCZERPQGJTIQP-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical Effects 0.000 description 1
Description
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように4つ以上のレンズ群が移動し、開口絞りを有するズームレンズであって、
前記開口絞りの像側に配置された第1のフォーカス群と、前記開口絞りと前記第1のフォーカス群の間に配置された第2のフォーカス群が、フォーカシングに際して互いに異なる軌跡で移動し、
無限遠から最至近距離へのフォーカシングにおける前記第1のフォーカス群の移動量は、前記第2のフォーカス群の移動量よりも大きく、
フォーカシングにおける前記開口絞りから前記第2のフォーカス群の最も物体側のレンズ面までの距離の最大値をDmax、フォーカシングにおける前記開口絞りから前記第2のフォーカス群の最も物体側のレンズ面までの距離の最小値をDmin、広角端における全系の焦点距離をFw、前記第2のフォーカス群の焦点距離をFf2とするとき、
1.5<Dmax/Dmin<30.0
0.01<Fw/Ff2<0.14
なる条件式を満足することを特徴としている。
前記開口絞りの像側に配置された第1のフォーカス群と、前記開口絞りと前記第1のフォーカス群の間に配置された第2のフォーカス群が、フォーカシングに際して互いに異なる軌跡で移動し、
無限遠から最至近距離へのフォーカシングにおける前記第1のフォーカス群の移動量は、前記第2のフォーカス群の移動量よりも大きく、
フォーカシングにおける前記開口絞りから前記第2のフォーカス群の最も物体側のレンズ面までの距離の最大値をDmax、フォーカシングにおける前記開口絞りから前記第2のフォーカス群の最も物体側のレンズ面までの距離の最小値をDmin、広角端における全系の焦点距離をFw、前記第2のフォーカス群の焦点距離をFf2とするとき、
1.5<Dmax/Dmin<30.0
0.01<Fw/Ff2<0.14
なる条件式を満足することを特徴としている。
以下に、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群を有する。そしてズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように4つ以上のレンズ群が移動する。また開口絞りを有する。フォーカシングに際して開口絞りよりも像側に位置する第1のフォーカス群と第2のフォーカス群が互いに異なった軌跡で移動する。
ここで第2のフォーカス群は、開口絞りと第1のフォーカス群の間に位置する。第1のフォーカス群は負の屈折力であり、第2のフォーカス群は正の屈折力である。
各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルビデオカメラそして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系(光学系)である。レンズ断面図において、左方が物体側(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図においてiは物体側からのレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。SPは開口絞りである。SP2はFナンバー絞り(Fno絞り)(絞り)である。Fナンバー絞りSP2は開口径が一定又はズーミングに際して開口径を変えて各ズーム位置におけるFナンバーの値を調整している。
各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に(連続して)、負の屈折力の第1レンズ群L1、正の屈折力の第2レンズ群L2、負の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4を有している。ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように4つ以上のレンズ群が移動する開口絞りを有する。開口絞りSPは第3レンズ群L3の像側に位置し、広角端から望遠端へのズーミングに際して第3レンズ群L3と一体的に移動する。第3レンズ群L3はズーミングに際して一体的に移動する開放Fno絞りSP2を有する。
各実施例は開口絞りSPより像側にフォーカシングに際して互いに異なった軌跡で移動する第1のフォーカス群(第1フォーカスレンズ群)LF1と第2のフォーカス群(第2フォーカスレンズ群)LF2を有している。第2のフォーカス群LF2は開口絞りSPと第1のフォーカス群LF1との間に配置されている。無限遠から最至近距離へのフォーカシングにおける第1のフォーカス群の移動量は第2のフォーカス群の移動量よりも大きい。無限遠から最至近距離へのフォーカシングにおける第1のフォーカス群LF1の移動量の最大値をDf1、第2のフォーカス群LF2の移動量の最大値をDf2とする。
フォーカシングにおける開口絞りSPから第2のフォーカス群LF2の最も物体側のレンズの物体側のレンズ面までの距離の最大値をDmaxとする。フォーカシングにおける開口絞りSPから第2のフォーカス群LF2の最も物体側のレンズの物体側のレンズ面までの距離の最小値をDminとする。広角端における全系の焦点距離をFw、第2のフォーカス群LF2の焦点距離をFf2とする。このとき、
Df2<Df1 ・・・(1)
1.5<Dmax/Dmin<30.0 ・・・(2)
0.01<Fw/Ff2<0.14 ・・・(3)
なる条件式を満足している。
Df2<Df1 ・・・(1)
1.5<Dmax/Dmin<30.0 ・・・(2)
0.01<Fw/Ff2<0.14 ・・・(3)
なる条件式を満足している。
各実施例ではフォーカシングに際して互いに独立に(異なった軌跡で)移動する2つのレンズ群を用いている。2つのレンズ群は開口絞りより像側へ順に正の屈折力の第2のフォーカス群LF2と負の屈折力の第1のフォーカス群LF1である。ここでフォーカスに際して移動量が大きい方が第1のフォーカス群LF1である。即ちフォーカスに際しての第1のフォーカス群LF1と第2のフォーカス群LF2の移動量の最大値Df1,Df2が条件式(1)を満足するようにしてフォーカスに際しての像面湾曲の変動を軽減している。
10<Dmax/Dmin<25 ・・・(2a)
0.02<Fw/Ff2<0.12 ・・・(3a)
尚、本発明において更に好ましくは次の条件式を満足するのが良い。第2のフォーカス群LF2は1枚の正レンズと1枚の負レンズより構成される。
0.02<Fw/Ff2<0.12 ・・・(3a)
尚、本発明において更に好ましくは次の条件式を満足するのが良い。第2のフォーカス群LF2は1枚の正レンズと1枚の負レンズより構成される。
各実施例において、第2のフォーカス群LF2は、正レンズと負レンズの接合レンズより構成される。第2のフォーカス群LF2に含まれる正レンズの焦点距離をFf2P、第2のフォーカス群LF2に含まれる負レンズの焦点距離をFf2Nとする。このとき、
0.01<|1−|Ff2P/Ff2N||<0.50 ・・・(4)
なる条件式を満足するのが良い。
0.01<|1−|Ff2P/Ff2N||<0.50 ・・・(4)
なる条件式を満足するのが良い。
さらに、第4レンズ群L4中の一部分のレンズを第1フォーカス群LF1とは別に移動する第2のフォーカス群Lf2として物体側へ移動させている。これによって、フォーカシングによる収差の変動を軽減している。
図4の実施例2において、L1は負の屈折力の第1レンズ群、L2は正の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は負の屈折力の第5レンズ群である。広角端から望遠端へのズーミングに際して、第1レンズ群L1は像側へ、第2レンズ群L2は物体側へ移動する。第3レンズ群L3は開口絞りSP、開放Fno絞りSP2と一体で物体側に凸状の軌跡で移動する。更に第4レンズ群L4は物体側へ、第5レンズ群L5は物体側へ移動する。
さらに、第4レンズ群L4中の一部分のレンズを第1のフォーカス群LF1とは別に移動する第2のフォーカス群Lf2として物体側へ移動させている。これによりフォーカシングによる収差の変動を軽減している。
無限遠物体から至近距離物体へのフォーカシングに際して第1のフォーカス群LF1としての第4レンズ群L1の一部分のレンズを像側に移動させている。さらに、第4レンズ群L4中の一部分のレンズを第1のフォーカス群LF1とは別に移動する第2のフォーカス群Lf2として物体側へ移動させることで、フォーカスによる収差の変動を軽減している。
実施例3ではズーミングに際して各レンズ群が移動する。第2のフォーカス群LF2は第4レンズ群L4の一部分のレンズよりなり、第1のフォーカス群LF1は第2のフォーカス群LF2よりも像側の一部のレンズよりなっている。また、実施例3は、第1レンズ群に2つの非球面を配している。これにより広角端において画角周辺のサジタル像面湾曲の改善によって急激な補正不足となるメリディオナル像面の補正、及び歪曲の補正を容易にしている。
Claims (9)
- 物体側より像側へ順に、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように4つ以上のレンズ群が移動し、開口絞りを有するズームレンズであって、
前記開口絞りの像側に配置された第1のフォーカス群と、前記開口絞りと前記第1のフォーカス群の間に配置された第2のフォーカス群が、フォーカシングに際して互いに異なる軌跡で移動し、
無限遠から最至近距離へのフォーカシングにおける前記第1のフォーカス群の移動量は、前記第2のフォーカス群の移動量よりも大きく、
フォーカシングにおける前記開口絞りから前記第2のフォーカス群の最も物体側のレンズ面までの距離の最大値をDmax、フォーカシングにおける前記開口絞りから前記第2のフォーカス群の最も物体側のレンズ面までの距離の最小値をDmin、広角端における全系の焦点距離をFw、前記第2のフォーカス群の焦点距離をFf2とするとき、
1.5<Dmax/Dmin<30.0
0.01<Fw/Ff2<0.14
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記第2のフォーカス群は1枚の正レンズと1枚の負レンズより構成され、前記第2のフォーカス群に含まれる正レンズの焦点距離をFf2P、前記第2のフォーカス群に含まれる負レンズの焦点距離をFf2Nとするとき、
0.01<|1−|Ff2P/Ff2N||<0.50
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。 - 前記第2のフォーカス群は、正レンズと負レンズの接合レンズより構成されることを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
- 前記開口絞りは前記第3レンズ群の像側に配置されており、ズーミングに際して前記第3レンズ群と一体的に移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- ズーミングに際して前記第3レンズ群と一体的に移動する絞りをさらに有し、該絞りの開口径は、ズーミングに際して一定または可変であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群が移動し、前記第1のフォーカス群と前記第2のフォーカス群は、それぞれ前記第4レンズ群の一部のレンズから構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群より構成され、ズーミングに際して各レンズ群が移動し、前記第2のフォーカス群は前記第4レンズ群の一部のレンズから構成され、前記第1のフォーカス群は前記第5レンズ群から構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 物体側より像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第1レンズ群乃至前記第5レンズ群が移動し、前記第2のフォーカス群は前記第4レンズ群の一部のレンズから構成され、前記第1のフォーカス群は前記第5レンズ群から構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する光電変換素子を有することを特徴とする撮像装置。
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