JP2015102619A5 - - Google Patents

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本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、3つ以上のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、物体側から数えてN番目(5≦N)に配置された第Nレンズ群は負の屈折力を有し、
無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第Nレンズ群は像側に移動し、前記第Nレンズ群は、物体側より物体側へ順に配置された、負レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズより構成され、
前記第Nレンズ群の焦点距離をf、望遠端における全系の焦点距離をf、前記第Nレンズ群の最も物体側の面頂点から前記第Nレンズ群の前側主点位置までの距離をo1N、前記第Nレンズ群の光軸上の長さをdとするとき、
−0.15<f/f<−0.05
−0.30<o1N/d<0.05
なる条件式を満たすことを特徴としている。
本発明において更に好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。望遠端における第Nレンズ群の物体側の面頂点から像面までの距離をLとする。第Nレンズ群に含まれるレンズの中で物体側から数えて3番目に配置された第3レンズと物体側から数えて4番目に配置された第4レンズの光軸上の間隔をd34とする。第N−1レンズ群の焦点距離をfN−1とする。
条件式(4)は、第Nレンズ群内の物体側から数えて3番目に配置された第3レンズ(負レンズ)と4番目に配置された第4レンズ(正レンズ)のレンズ配置を適切にし、主点位置を効果的に物体側に配置するためのものである。条件式(4)の上限値を逸脱すると、フォーカシングに際して第3レンズで発生する球面収差の変動を第4レンズで補正することが困難になる。条件式(4)の下限値を逸脱すると、第Nレンズ群の前側主点位置を物体側に配置するために負のパワーを強める必要があり、球面収差の変動が大きくなるため、好ましくない。
本発明のズームレンズにおいては、第N−1レンズ群が、正のパワー(屈折力)を有することが好ましい。それによれば、第Nレンズ群の負のパワーを条件式(1)の条件にまで強めやすくなり、フォーカシングによる像面移動の敏感度を高めるのが容易になる。
0.20<L/f<0.30 ・・・(3a)
0.20<d34/d<0.50 ・・・(4a)
0.08<fN−1/f<0.15 ・・・(5a)
0.018<D(5f)/f<0.025 ・・・(6a)
0.40<f/f<0.55 ・・・(7a)
−0.17<f/f<−0.12 ・・・(8a)
本発明のズームレンズにおいて好ましくは次の構成をとるのが収差補正上好ましい。物体側から数えてN−1番目に配置された第N−1レンズ群は、正の屈折力を有することとフォーカシングによる像面移動の敏感度を高めることが容易になる。
フォーカシングに際し、物体側から数えて3番目に配置された第3レンズ群から物体側から数えてN−1番目に配置された第N−1レンズ群のうち、少なくとも1つのレンズ群が移動するのが良い。物体側から数えてN−2番目に配置された第N−2レンズ群は負の屈折力を有し、無限遠から近距離へのフォーカシングに際し第N−2レンズ群は物体側に移動するのが良い。これによればフォーカシングに際しての収差変動を軽減することが容易になる。
本発明のズームレンズは例えば物体側より像側へ順に配置された次のレンズ群より構成されている。正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群、負の屈折力の第6レンズ群より構成される6群ズームレンズである。そして第6レンズ群(第Nレンズ群)でフォーカシングを行う。その他にも例えば物体側より像側へ順に配置された次のレンズ群より構成されている。
その他にも、物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群より構成される5群ズームレンズである。そして第5レンズ群(第Nレンズ群)でフォーカシングを行う。また、それぞれのフォーカシング用のレンズ群より像側に、正又は負の屈折力のレンズ群を配置しても良い。それにより、フォーカシング用のレンズ群のフォーカシングによる像面移動の敏感度を上げ易くなる。
以下、各実施例における構成について説明する。実施例1は、物体側より像側へ順に配置された次のレンズ群より構成されている。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5、負の屈折力の第6レンズ群L6で構成される、6群ズームレンズである。ズーミングに際して第2レンズ群L2と第5レンズ群L5は不動である。広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1、第3レンズ群L3、第6レンズ群L6が物体側に移動し、第4レンズ群L4が像側に移動している。
実施例3は物体側より像側へ順に配置された次のレンズ群より構成されている。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、負の屈折力の第4レンズ群L4、正の屈折力の第5レンズ群L5、負の屈折力の第6レンズ群L6、正の屈折力の第7レンズ群L7で構成される。実施例3は7群ズームレンズである。ズーミングに際して第2レンズ群L2、第5レンズ群L5、第7レンズ群L7は不動である。広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1、第3レンズ群L3、第6レンズ群L6が物体側に移動し、第4レンズ群L4が像側に移動している。
実施例4は、物体側より像側へ順に配置された次のレンズ群より構成されている。正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4、負の屈折力の第5レンズ群L5で構成される、5群ズームレンズである。ズーミングに際して第2レンズ群L2は不動である。広角端から望遠端へのズーミングに際し、第1レンズ群L1、第3レンズ群L3、第4レンズ群L4、第5レンズ群L5が物体側に移動している。また、第5レンズ群L5を像側に、移動することで、無限遠から近距離へのフォーカシングを行っている。

Claims (14)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、3つ以上のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、物体側から数えてN番目(5≦N)に配置された第Nレンズ群は負の屈折力を有し、
    無限遠から近距離へのフォーカシングに際して前記第Nレンズ群は像側に移動し、前記第Nレンズ群は、物体側より物体側へ順に配置された、負レンズ、正レンズ、負レンズ、正レンズより構成され、
    前記第Nレンズ群の焦点距離をf、望遠端における全系の焦点距離をf、前記第Nレンズ群の最も物体側の面頂点から前記第Nレンズ群の前側主点位置までの距離をo1N、前記第Nレンズ群の光軸上の長さをdとするとき、
    −0.15<f/f<−0.05
    −0.30<o1N/d<0.05
    なる条件式を満たすことを特徴とするズームレンズ。
  2. 望遠端における前記第Nレンズ群の最も物体側の面頂点から像面までの距離をLとするとき、
    0.15<L/f<0.35
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第Nレンズ群に含まれるレンズの中で物体側から数えて3番目に配置された第3レンズと物体側から数えて4番目に配置された第4レンズの光軸上の間隔をd34とするとき、
    0.15<d34/d<0.60
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 物体側から数えてN−1番目に配置された第N−1レンズ群は、正の屈折力を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記第N−1レンズ群の焦点距離をfN−1とするとき、
    0.05<fN−1/f<0.20
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項4に記載のズームレンズ。
  6. 望遠端における全系の焦点距離の5倍の物体距離に合焦可能であり、望遠端において、無限遠から物体距離X(mm)にフォーカシングするときの前記第Nレンズ群の移動量をD(X)とするとき、
    0.015<D(5f)/f<0.030
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. フォーカシングに際し、物体側から数えて3番目に配置された第3レンズ群から、物体側から数えてN−1番目に配置された第N−1レンズ群のうち、少なくとも1つのレンズ群が移動することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 物体側から数えてN−2番目に配置された第N−2レンズ群は負の屈折力を有し、無限遠から近距離へのフォーカシングに際し前記第N−2レンズ群は物体側に移動することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 前記第1レンズ群の焦点距離をf するとき、
    0.35<f/f<0.60

    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  10. 前記第2レンズ群の焦点距離をf とするとき、
    −0.20<f /f <−0.10
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群、負の屈折力の第6レンズ群より構成され、前記第Nレンズ群は前記第6レンズ群であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群、負の屈折力の第6レンズ群、正の第7レンズ群より構成され、前記第Nレンズ群は前記第6レンズ群であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  13. 物体側より像側へ順に配置された、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群より構成され、前記第Nレンズ群は前記第5レンズ群であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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