JP2016141447A - にら等の物品出荷調製装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】にらの結束作業中の滲出汁の付着によりバネの劣化が促進されて、耐久性が低いという課題がある。【解決手段】上部を開放したU型形状のバケット10を搬送方向に複数並設して構成した搬送装置11と、前記バケットによる搬送中の物品を把持する把持装置17と、把持された物品を結束する結束アーム34を有する結束装置33とをフレーム1に設け、前記バケット10は略水平の前進横移動中に物品を受け入れ、その後に前記把持装置17により把持されて下降して結束するようにし、前記把持アーム18は、バネを省略してバケット10側に取付軸21により回動自在に取付けると共に、把持アーム18の移動路には、所定位置で把持アーム18に当接して把持位置に回動させる把持用ガイド19と把持位置の把持アーム18を受入位置に回動させる受入用ガイド20とを設けたにら等の物品出荷調製装置。【選択図】図6

Description

本発明は、にら等の物品出荷調製装置に係るものである。
従来、上部を開放したU型形状のバケットを搬送方向に並設して構成した搬送装置と、前記バケットによる搬送中の物品を把持する把持装置と、把持された物品を結束する結束装置とを設け、把持装置は、バケットの腕部に対して側面視重なる把持位置と重ならない退避位置の間回動自在であってバネにより常時開くように付勢された把持アームと、該把持アームに当接して把持位置に回動させる把持用ガイドとにより構成した構成は、公知である(特許文献1参照)
特開2009−96494号公報
前記公知例は、把持用ガイドをバネにより常時開くように付勢する構成のため、にらの結束作業では、にらの結束作業中の滲出汁の付着によりバネの劣化が促進されて、耐久性が低いという課題がある。
即ち、公知例は、本出願人の先願であり、空運転では問題はないが、実際のにらの結束作業では、バネが破損することがあり、にらの滲出汁が破損原因であると究明したので、バネを用いない物品出荷調製装置を提供しようとしたものである。
また、公知例では、バネの取付けは面倒であり、全体の組立時間を長くするという課題もある。
また、縦移動中の物品が、バケットから零れて、結束する際の姿勢が変化して、結束の不安定化、結束部分の乱れが生じるという課題がある。
そこで、本願は、前記課題を解決するように工夫したものである。
請求項1の発明は、上部を開放したU型形状のバケット10を搬送方向に複数並設して構成した搬送装置11と、前記バケットによる搬送中の物品を把持する把持装置17と、把持された物品を結束する結束装置33とをフレーム1に設け、前記バケット10は上方にU型形状に突き出る傾斜部12の基部を無端チエン6に所定間隔を置いて設け、前記無端チエン6は、前後に所定間隔を置いて設けた左右方向の後側横軸2および前側上部横軸3と、前記前側上部横軸3の略真下に設けた前側下部横軸4の夫々に設けた歯車5に掛け回し、前記把持装置17は、バケット10の傾斜部12に対して側面視重なる把持位置と重ならない退避位置の間回動自在の把持アーム18を有して構成し、前記バケット10は略水平の前進横移動中に物品を受け入れ、その後に前記把持装置17により把持されて下降して結束するようにし、前記結束装置33は下降するバケット10の移動路を挟んで回動する結束アーム34と該結束アーム34が運ぶ貼着テープ35の端部を貼着させて切断する貼着台36とを設けて構成し、前記把持アーム18は、バネを省略してバケット10側に取付軸21により回動自在に取付けると共に、把持アーム18の移動路には、所定位置で把持アーム18に当接して把持位置に回動させる把持用ガイド19と把持位置の把持アーム18を受入位置に回動させる受入用ガイド20とを設けたにら等の物品出荷調製装置としたものである。
請求項2の発明は、前記受入用ガイド20は、後側横軸2の上方に、該後側横軸2を中心とする円弧よりも後側横軸2側に近づく円弧状の案内面55を有して形成し、バケット10には前記案内面55に当接する当接部23を設け、案内面55と当接部23により、把持アーム18を受入位置に強制的に回動させる構成としたにら等の物品出荷調製装置としたものである。
請求項3の発明は、前記バケット10の縦移動路Yの前方には、縦状の物品誘導体58を設け、該物品誘導体58の下方には、平板状の平面部62と前方に至るに従い低く傾斜する傾斜部63を有する落下誘導体60を設けたにら等の物品出荷調製装置としたものである。
請求項4の発明は、前記結束装置33の下方には、結束処理が済んだ物品を把持アーム18により把持した状態で物品の根本側を切断して揃える円形回転刃50を設け、前記バケット10は、移動方向に対して交差方向に複数分割して構成し、分割したバケット10のうちの根本側バケット10Aは、後側の傾斜部12を、中間に前記把持アーム18が通る空間28を有して左右一対設け、後側の一対の傾斜部12のうち、物品根元側の傾斜部12の側方には前記円形回転刃50が通る間隔をおいて支持体52を設けたにら等の物品出荷調製装置としたものである。
請求項1の発明では、把持アーム18はバネを省略してバケット10側に取付けているので、にらの滲出汁の付着による劣化を抑制でき、耐久性を向上させることができると共に、組立を容易にできる。
請求項2の発明では、把持アーム18はバネを省略して耐久性を向上させると共に、強制的に物品の受入位置に回動するので、受入作業の操作性を向上させられる。
請求項3の発明では、バケット10内の物品を結束装置33まで確実に誘導して、安定した姿勢で結束でき、また、結束後の物品回収を回収籠61により確実にできる。
請求項4の発明では、円形回転刃50による物品の根本側の切断を確実かつ美麗にでき、商品の付加価値を向上させることができる。
物品出荷調製装置の全体概略斜視図。 同斜視図。 同側面図。 同平面図。 同正面図。 搬送装置の概略斜視図。 搬送装置の根本側バケット部分の側面図。 同平面図。 同斜視図。 同把持アームの把持状態斜視図。 搬送装置の中間側バケットと先端側バケット部分の側面図。 同平面図。 同斜視図。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は、細ねぎ、青ねぎ、にら、三つ葉、アスパラガス等の長さに対して束の細い物品の自動結束装置のフレームであり、フレーム1の上方位置には、左右方向の後側横軸2と前側上部横軸3を前後に所定間隔を置いて設け(図4)、前側上部横軸3の略真下に前側下部横軸4を設け、各後側横軸2と前側上部横軸3と前側下部横軸4の夫々には左右方向に所定間隔を置いて複数の歯車5を設け、各歯車5には無端チエン6を夫々掛け回す。7は前記無端チエン6を回転させる搬送用モータ、8はチエン案内レールである。
前記無端チエン6には前記物品を載置して搬送する左右方向のバケット10を前後方向に所定間隔を置いて複数取付ける。即ち、バケット10は搬送方向に所定間隔を置いて複数取付けて搬送装置11を構成する。
また、各バケット10は、左右側に複数分割し、少なくとも、根本側バケット10Aと中間側バケット10Bと先端側バケット10Cを有して構成し(図6)、各バケット10は、上方に突き出る前後一対の傾斜部12の基部を円弧状の底部13により連結してU型形状に構成し、底部13の取付部14を無端チエン6に取付ける。
なお、図7、図8では、理解を容易にするため、根本側バケット10Aのみを図示し、図11〜図13では、根本側バケット10Aを省略している。
前記バケット10は、前記後側横軸2から前側上部横軸3の間の物品の載置を容易にする横移動路Xを略水平に横移動しているときに上方から一対の傾斜部12の間に物品を受け入れ、横移動の終端の前側上部横軸3から前側下部横軸4にかけてのバケット10が物品を把持した状態で縦移動路Yを下降し、縦移動中に物品を結束して端部を切断する。
しかして、バケット10には横移動中は一対の傾斜部12の間を開放してバケット10への物品の載置を受け入れ、後述する結束装置16により結束するときバケット10の底部13に物品を固定するように把持する把持装置17を設ける。
把持装置17は、各バケット10の傾斜部12に対して側面視重なる把持位置と重ならない退避位置の間回動する把持アーム18をバケット10に取付け、所定位置で把持アーム18に当接して把持位置に回動させる把持用ガイド19と把持位置の把持アーム18を受入位置に回動させる受入用ガイド20を設けて構成する。
把持アーム18の基部はバケット10の底部13に取付軸21により回動自在に取付ける。把持アーム18には把持アーム18が受入位置に位置すると、バケット10の取付部14側に当接して開き方向の過剰回動を停止させるための当接部23を設ける。当接部23は把持アーム18と一体回動するように把持アーム18側に設ければよいが、本例では、把持アーム18の基部に別途アーム22の基部を一体状に設け、アーム22の先端には当接部23を設けている。
バケット10のうち、根本側バケット10Aでは、後側の傾斜部12を左右一対設け、左右の傾斜部12間に空間28を形成し、この空間28に把持アーム18が入るようにして、側面視において、傾斜部12と把持アーム18とが重なって、底部13上の物品を把持する。
把持アーム18の移動路Yの所定位置には、前記把持用ガイド19を設ける。把持用ガイド19は把持アーム18の前面(裏面)に当接し、把持アーム18を取付軸21中心に後方回動させ、後側の傾斜部12とラップさせて、底部13上の物品を把持する。
即ち、上方に起立した傾斜部12間より底部13に物品を載置したバケット10は前方に横移動し、前側上部横軸3の歯車5にて無端チエン6とバケット10は縦移動に移動方向を変換し、この移動方向を変換する際に、バケット10の傾斜部12に先行して把持アーム18が把持用ガイド19に当たって移動方向後側に回動し、これによりバケット10の傾斜部12と側面視重なって物品を把持する。
したがって、把持用ガイド19は縦移動の無端チエン6から、所定間隔をおいた前側で、バケット10の縦移動路Yと平行になるように縦長の軸棒形状に形成し、把持用ガイド19の上部および下部は、把持アーム18の移動路に合わせた円弧状の円弧部29に形成すると、把持アーム18の移動を円滑にでき、好適である。
また、把持用ガイド19は取付部材30によりフレーム1に、把持アーム18の移動路に対して遠近位置調節可能に取付けると、把持アーム18の回動量を調節することができ、ひいては把持する物品の大きさに合わせてバケット10との把持空間の大きさを変更調節できる。
把持アーム18の側縁には、左右の一方側に突出するストッパ31を設け、ストッパ31は空間28の側縁に当接して把持アーム18の後方向の過剰回動を停止させ、把持アーム18と底部13により形成される物品の把持空間を確保する。
また、バケット10のうち、中間バケット10Bでは、後側の傾斜部12の一部を切り欠いて前記空間28を形成し、この空間28に対峙する部分の底部13の前側部分に把持アーム18の基部を取付軸21により回動自在に取付ける。
また、把持アーム18には、把持アーム18を安定して受入位置に位置させるバランサー32を設ける。
中間バケット10Bの把持アーム18の移動路には、根本側バケット10Aの把持アーム18の把持用ガイド19と同一構成の把持用ガイド19を設ける。
即ち、把持用ガイド19は、根本側バケット10Aの把持アーム18および中間側バケット10Bの把持アーム18の夫々に、所定位置で当接して把持位置に回動させるように、左右に並設する。
しかして、把持アーム18は左右に複数並設したバケット10のうち根本側バケット10Aと中間側バケット10Bの夫々に設けて2か所で把持するようにし、この一対の把持アーム18の間に結束装置33を設ける。結束装置33はバケット10の搬送方向に対して並行方向に回動する結束アーム34と該結束アーム34が運ぶ貼着テープ35の端部を貼着させて切断する貼着台36を有して構成し、公知のものである。
しかして、バケット10の縦移動路Yには、図示は省略するが、結束後の貼着テープ35のひらひら分離している端部を物品または貼着テープ35の外周に貼着させて処理する当接部材を有するテープ端部処理装置を設ける。
当接部材はスポンジ等の弾性部材で形成し、縦移動路Yに出入りして、貼着テープ35のひらひら分離端部を貼着処理する。
テープ端部処理装置の当接部材および結束装置33の結束アーム34の駆動源は任意であるが、本発明では、コンプレッサによる圧縮空気により作動するようにしている。
しかして、前記テープ端部処理装置によりテープ端部の処理が済んだ物品を把持アーム18により把持したバケット10の移動路には、側面視移動軌跡と重合するように物品の根本側を切断して揃える円形回転刃50を設ける。51は円形回転刃50を回転させる切断用モータ51である。
根本側バケット10Aの後側の一対の傾斜部12のうち、右側の傾斜部12の側方には前記円形回転刃50が通る間隔をおいて、支持体52を設ける。右側の傾斜部12と支持体52との間を円形回転刃50が下側から通過しながら物品を切断するようにする。
そのため、物品を上側から押さえて円形回転刃50の切断を確実にする。
しかして、後側横軸2の後側から上方に掛けて、把持位置の把持アーム18を受入位置に回動させる前記受入用ガイド20を設ける。受入用ガイド20は後側横軸2を中心とする円弧より後側横軸2側に近づく円弧状の案内面55を有して形成する。案内面55には、把持アーム18の当接部23が当接して、後側横軸2を中心とする円弧より後側横軸2側に近づくように当接部23を移動させ、その結果、把持アーム18を受入位置に強制的に回動させる。
したがって、当接部23は前記した把持アーム18の回動ストッパと強制回動させる誘導体とを兼用する。
受入用ガイド20は左右に複数並設したバケット10のうち根本側バケット10Aと中間側バケット10Bの夫々の把持アーム18の当接部23の移動路に夫々設ける。
しかして、先端側バケット10Cの縦移動路Yの前方には、縦状の物品誘導体58を設ける。物品誘導体58は横向きになった把持アーム18の物品の葉先側が把持アーム18から落下するのを防止する。物品誘導体58は縦板状に形成し、取付部材59を介してフレーム1側に取付ける。
物品誘導体58の下方には、落下誘導体60を設ける。落下誘導体60はバケット10から把持アーム18が自重回動して物品を開放したとき、物品を回収籠(箱)61に誘導するものである。
落下誘導体60は、平板状の平面部62と前方に至るに従い低く傾斜する傾斜部63を有して構成する。
64は落下誘導体60を支持する支持脚である。
なお、図2〜図4では、回収籠61に搬送する搬送コンベア65を設けている。
(実施形態の作用)
搬送用モータ7に通電すると、搬送装置11の無端チエン6がバケット10一個分の距離移動して所定時間停止し、また、バケット10一個分の距離移動して所定時間停止して、これを反復して間欠的にバケット10を移動させる。
各バケット10には把持アーム18の基部を取付軸21により回動自在に取付け、把持アーム18に設けた当接部23により所定位置に把持アーム18が開いて停止するように構成しているから、特別にシリンダ等の駆動源を設けることなく把持アーム18は開いて状態で横移動して、物品の載置を容易にする。
そこで、計量済のにら、三つ葉等の物品を把持アーム18が開いた状態でバケット10の前後の傾斜部12の間に入れると、バケット10は移動して横移動路の終端に至る。
把持アーム18の基部にはアーム22の基部を一体状に設け、アーム22の先端には当接部23を設け、当接部23は把持アーム18が受入位置に位置すると、バケット10の取付部14側に当接して開き方向の過剰回動を停止させるので、各バケット10の把持アーム18は常時一定の受入位置にて移動し、物品の載置作業を容易にする。
バケット10は、物品の載置を容易にする横移動路Xの終端に下方に移動する縦移動路Yを移動するように構成し、縦移動路Yの所定距離を置いた前側に把持用ガイド19を設けているので、バケット10が上向きから横向きに姿勢変化するとき、把持用ガイド19に把持アーム18が当接して取付軸21中心に閉じる方向に回動し、把持アーム18とバケット10の傾斜部12と底部13とにより物品を把持する。
把持装置17の把持アーム18にはバネを設けていないので、耐久性を頗る向上させられる。
即ち、取付軸21に金属バネを設けて把持アーム18を常時開くように付勢させると、物品の草液により金属バネの劣化が著しく、直ぐに破損して、把持アーム18が開かなくなるが、本願では、後述するように、把持装置17を機械的に把持アーム18を開閉するように構成しているので、耐久性を頗る向上させられる。
また、把持アーム18は把持用ガイド19に当接するだけで回動して、物品を把持するので、把持装置17は、特別にシリンダ等の駆動源を設ける必要がなく、簡素に構成でき、頗るコストを低くする。
また、把持アーム18の側縁には、左右の一方側に突出するストッパ31を設け、ストッパ31は空間28の側縁に当接して把持アーム18の後方向の過剰回動を停止させるので、把持アーム18と底部13により形成される物品の把持空間を確保でき、物品の損傷を防止する。
また、把持用ガイド19は、根本側バケット10Aの把持アーム18および中間側バケット10Bの把持アーム18の夫々に、所定位置で当接して把持位置に回動させるように、左右に並設しているので、中間バケット10Bの把持アーム18は把持用ガイド19により取付軸21中心に回動して物品を把持する。
そのため、物品は、根本側バケット10Aと中間バケット10Bとの二カ所にて把持されながら縦移動路Yを下降する。
しかして、把持用ガイド19の上部および下部に、把持アーム18の移動路に合わせた円弧状の円弧部29を形成しているから、把持アーム18が物品を把持するだけでなく、搬送中の物品も案内する。
次に、バケット10の移動路には結束アーム34と貼着台(図示省略)との間の糊面が搬送方向下手側を向いた状態で貼着テープ35を張っているから、把持アーム18により把持状態で結束アーム34を回動させて、結束アーム34の先端を貼着台に当接させ、このとき、物品の外周に貼着テープ35が巻かれて、その端部が切断され、根本側が貼着テープ35により結束される。
結束装置33により結束されると、再び搬送用モータ7に通電し、把持アーム18とバケット10の傾斜部12により物品を把持した状態で縦移動路Yを下降し、円形回転刃50に至り、物品の根本を把持アーム18により把持した状態で切断して揃える。
根本側バケット10Aの後側の一対の傾斜部12のうち、右側の傾斜部12の側方には前記円形回転刃50が通る間隔をおいて、支持体52を設けているので、円形回転刃50は右側の傾斜部12と支持体52との間を下側から通過しながら物品を切断する。
したがって、物品を把持アーム18により把持しつつ、しかも、右側の傾斜部12と支持体52とにより支持した状態で、円形回転刃50により切断するので、切断抵抗を確実に支持できて、切断作業を確実にすると共に、切断面を美麗にできる。
次ぎに、バケット10が更に下降すると、把持アーム18は把持用ガイド19から離れ、把持アーム18の自重で開放方向に回動し、物品は前下がりのバケット10の傾斜部12に誘導されて、前方に自重落下する。
縦移動路Yの前方には、回収籠61を設置しているので、バケット10から落下した物品は回収籠回収籠61に回収される。
このとき、先端側バケット10Cの縦移動路Yの上部前方に、縦状の物品誘導体物品誘導体58を設けているので、横向きになったバケット10の物品の葉先側が物品誘導体58によりバケット10から落下するのを防止しながら下降させられる。
次に、物品誘導体58の下方には、縦移動路Y側は略水平で、回収籠61側に至るに従い低く傾斜する落下誘導体60を設けているので、把持アーム18により把持されている根元側に比し、先に落下する葉先側を落下誘導体60により受け止めつつ落下誘導する。
そのため、物品は、根元側と葉先側を揃えた状態で、回収籠61に回収でき、物品の品質を低下さずに、結束作業を行える。
しかして、前側下部横軸4付近にて物品を放擲したバケット10は、後側横軸2に向かって移動する。
後側横軸2の後側から上方に掛けて、後側横軸2を中心とする円弧より後側横軸2側に近づく円弧状の案内面55を有する受入用ガイド20を設け、案内面55は把持アーム18の当接部23の移動路に臨ませているから、バケット10(根本側バケット10A・中間側バケット10B)の前後の傾斜部12が後側横軸2にまで至って下向きから上向きに姿勢変化するときに、当接部23は案内面55に誘導されて、取付軸21中心に回動して把持位置の把持アーム18を受入位置に強制的に回動させる。
即ち、後側横軸2回りにバケット10が回転するとき、把持アーム18は自重で取付軸21中心に下方回動して把持位置となってしまうので、この把持位置の把持アーム18を、受入用ガイド20の案内面55により強制的受入位置に復帰させる。
1…フレーム、2…後側横軸、3…前側上部横軸、4…前側下部横軸、5…歯車、6…無端チエン、7…搬送用モータ、8…チエン案内レール、10…バケット、11…搬送装置、12…傾斜部、14…取付部、16…結束装置、17…把持装置、18…把持アーム、19…把持用ガイド、20…受入用ガイド、21…取付軸、22…アーム、23…当接部、28…空間、29…円弧部、30…取付部材、31…ストッパ、33…結束装置、34…結束アーム、35…貼着テープ、36…貼着台、37…当接部材、38…テープ端部処理装置、39…アーム、50…円形回転刃、51…切断用モータ、52…支持体、55…案内面、58…物品誘導体、59…取付部材、60…落下誘導体、61…回収籠、62…平面部、63…傾斜部。

Claims (4)

  1. 上部を開放したU型形状のバケット10を搬送方向に複数並設して構成した搬送装置11と、前記バケットによる搬送中の物品を把持する把持装置17と、把持された物品を結束する結束アーム34を有する結束装置33とをフレーム1に設け、前記バケット10は上方にU型形状に突き出る傾斜部12の基部を無端チエン6に所定間隔を置いて設け、前記無端チエン6は、前後に所定間隔を置いて設けた左右方向の後側横軸2および前側上部横軸3と、前記前側上部横軸3の略真下に設けた前側下部横軸4の夫々に設けた歯車5に掛け回し、前記把持装置17は、バケット10の傾斜部12に対して側面視重なる把持位置と重ならない退避位置の間回動自在の把持アーム18を有して構成し、前記バケット10は略水平の前進横移動中に物品を受け入れ、その後に前記把持装置17により把持されて下降して結束するようにし、前記把持アーム18は、バネを省略してバケット10側に取付軸21により回動自在に取付けると共に、把持アーム18の移動路には、所定位置で把持アーム18に当接して把持位置に回動させる把持用ガイド19と把持位置の把持アーム18を受入位置に回動させる受入用ガイド20とを設けたにら等の物品出荷調製装置。
  2. 請求項1において、前記受入用ガイド20は、後側横軸2の上方に、該後側横軸2を中心とする円弧よりも後側横軸2側に近づく円弧状の案内面55を有して形成し、バケット10には前記案内面55に当接する当接部23を設け、案内面55と当接部23により、把持アーム18を受入位置に強制的に回動させる構成としたにら等の物品出荷調製装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記バケット10の縦移動路Yの前方には、縦状の物品誘導体58を設け、該物品誘導体58の下方には、平板状の平面部62と前方に至るに従い低く傾斜する傾斜部63を有する落下誘導体60を設けたにら等の物品出荷調製装置。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、前記結束装置33の下方には、結束処理が済んだ物品を把持アーム18により把持した状態で物品の根本側を切断して揃える円形回転刃50を設け、前記バケット10は、移動方向に対して交差方向に複数分割して構成し、分割したバケット10のうちの根本側バケット10Aは、後側の傾斜部12を、中間に前記把持アーム18が通る空間28を有して左右一対設け、後側の一対の傾斜部12のうち、物品根元側の傾斜部12の側方には前記円形回転刃50が通る間隔をおいて支持体52を設けたにら等の物品出荷調製装置。
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