JP2016140155A - 接続構造 - Google Patents

接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2016140155A
JP2016140155A JP2015012631A JP2015012631A JP2016140155A JP 2016140155 A JP2016140155 A JP 2016140155A JP 2015012631 A JP2015012631 A JP 2015012631A JP 2015012631 A JP2015012631 A JP 2015012631A JP 2016140155 A JP2016140155 A JP 2016140155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiving member
virtual axis
column
connection structure
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015012631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6441092B2 (ja
Inventor
和生 大里
Kazuo Osato
和生 大里
勝久 堯
Katsuhisa Gyo
勝久 堯
善徳 山口
Yoshinori Yamaguchi
善徳 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSO PRONITY CO Ltd
Original Assignee
NISSO PRONITY CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISSO PRONITY CO Ltd filed Critical NISSO PRONITY CO Ltd
Priority to JP2015012631A priority Critical patent/JP6441092B2/ja
Publication of JP2016140155A publication Critical patent/JP2016140155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6441092B2 publication Critical patent/JP6441092B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/10Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface
    • F24S25/12Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules extending in directions away from a supporting surface using posts in combination with upper profiles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/65Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for coupling adjacent supporting elements, e.g. for connecting profiles together
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/70Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules with means for adjusting the final position or orientation of supporting elements in relation to each other or to a mounting surface; with means for compensating mounting tolerances
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S2025/6008Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules by using toothed elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

【課題】支柱高さのバラつきや傾斜に応じて梁材を正しい状態に保持可能であり、簡素な構造で、組み立て作業性も良好であり、構成部品の製造も容易な接続構造を提供する。【解決手段】接続構造10は、支柱1aの長手方向Vに沿って昇降可能な状態で且つ長手方向Vと直交する第一仮想軸線Xを中心に傾動可能な状態で支柱1aに取り付けられた第一受け部材10と、第一仮想軸線Xと直角に立体交差する第二仮想軸線Yを中心に傾動可能な状態で第一受け部材10に取り付けられた第二受け部材20と、第一仮想軸線X及び第二仮想軸線Yと直交する第三仮想軸線Zを中心に回転可能な状態で第二受け部材20に取り付けられた梁材2aと、支柱1a、第一受け部材10、第二受け部材20及び梁材2aを所定状態に固定する締結手段であるボルト・ナットと、を備えている。第一受け部材10及び第二受け部材20は平板材に曲げ加工を施して形成されたものである。【選択図】図6

Description

本発明は、太陽光発電パネルや太陽熱温水パネルなどの各種平板状パネルを傾斜状態で保持するパネル構造に使用される支柱と梁材との接続構造に関する。
近年、日本各地において建設されている太陽光発電システム、特に、メガソーラーシステムなどと呼ばれる大規模な太陽光発電施設においては、広大な面積の設置面に多数の太陽光パネルが設置されるため、それに応じて、多数の支柱や梁材も使用されている。
多数の太陽光パネルを一定姿勢に保つためには、これらを支える支柱及び梁材を正確に組み立てる必要があるが、設置面に多数の支柱を立設する場合、全ての支柱を所定通りの高さで鉛直姿勢に立設するのは困難であり、実際には、立設後の支柱の高さにバラつきが生じたり、支柱が傾斜していたりしている。支柱の高さがバラついたり、支柱が傾斜していたりすると、これらによって支えられる太陽光発電パネルの高さや傾斜状態にバラつきが生じ、様々な悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで、支柱高さのバラつきや支柱傾斜による不具合を解消する「太陽光パネルの設置架台」が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2014−34830号公報
特許文献1記載の「太陽光パネルの設置架台」を使用すれば、支柱の高さのバラつきや支柱傾斜による不具合を解消することができるのであるが、この「太陽光パネルの設置架台」を構成する第1接続部材及び第2接続部材は構造が複雑であり、狭隘な部分もあるのでボルト・ナットの締め付け時の視認性が悪く、作業性を妨げることがある。
また、第1接続部材及び第2接続部材の構造が複雑であることにより、製造に多くの手間を要するので、大量の部品点数を必要とする大規模な太陽光発電施設を構築する場合は、その製造に要する労力と時間も大きな負担となっている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、支柱高さのバラつきや支柱の傾斜に対応して梁材を正しい状態に保持することができ、簡素な構造で、組み立て作業性も良好であり、構成部品の製造も容易な接続構造を提供することにある。
本発明の接続構造は、設置面に立設される支柱と、前記支柱の上端部に配置される梁材との接続構造であって、前記支柱の長手方向に沿って昇降可能な状態且つ前記長手方向と直交する第一仮想軸線を中心に傾動可能な状態で前記支柱に取り付けられた第一受け部材と、前記第一仮想軸線と直角に立体交差する第二仮想軸線を中心に傾動可能な状態で前記第一受け部材に取り付けられた第二受け部材と、前記第一仮想軸線及び前記第二仮想軸線と直交する第三仮想軸線を中心に前記梁材が回転可能な状態で前記第二受け部材に取り付けられた梁部材と、前記支柱、前記第一受け部材、前記第二受け部材及び前記梁材を所定状態に固定する締結手段と、を備え、前記第一受け部材及び前記第二受け部材が平板材に曲げ加工を施して形成されたことを特徴とする。
このような構成とすれば、第一受け部材は支柱に対して昇降可能且つ第一仮想軸線を中心に傾動可能であり、第二受け部材は第一仮想軸線と直角に立体交差する第二仮想軸線を中心に傾動可能であり、梁材は第一仮想軸線及び第二仮想軸線と直交する第三仮想軸線を中心に回動可能であり、支柱、第一受け部材、第二受け部材及び梁材は締結手段で所定状態に固定することができるので、支柱の高さのバラつきや支柱の傾斜に対応して梁材を正しい状態に保持することができる。
また、本発明の接続構造を構成する第一受け部材及び第二受け部材は平板材に曲げ加工を施して形成したものであるため、製造は容易であり、簡素な構造で、組み立て作業性も良好である。
ここで、前記支柱に対する前記第一受け部材の固定位置が重力方向に移動するのを防止する係合機構若しくは押圧機構を設けることが望ましい。
また、前記支柱及び前記梁材をCチャンネル材で形成されたものであり、
前記第一受け部材が、平板状の本体部と、前記本体部の周りに90度間隔で連設された四つの突片部とを有し、互いに180度離れて位置する一対の前記突片部が前記本体部の表面側にて対向するように折り曲げられ、残りの一対の前記突片部が前記本体部の裏面側にて対向するように折り曲げて形成されたものであり、
第二受け部材が、横断面がコ字状の本体部と、前記本体部の側縁に連設されたフランジ部と、を有する短樋形状をなすものとすることもできる。
さらに、前記支柱を形成するCチャネル材の側縁に沿って互いに屏風状に拡がるフランジ部を設けることもできる。
本発明により、支柱高さのバラつきや支柱の傾斜に対応して梁材を正しい状態に保持することができ、簡素な構造で、組み立て作業性も良好であり、構成部品の製造も容易な接続構造を提供することができる。
本発明の実施形態である接合構造を使用して構築されたパネル保持構造を示す一部省略平面図である。 図1中のA−A線における一部省略断面図である。 図1中の矢線B方向から見た側面図である。 図2中の矢線Cで示す部分の拡大図である。 図3中の矢線Dで示す部分の拡大図である。 図5で示す部分の一部省略斜視図である。 図6で示す部分の一部省略斜視図である。 図7に示す部分の分解斜視図である。 (a)は図7中の矢線E方向から見た平面図であり、(b)は図7中の矢線F方向から見た正面図であり、(c)は図7中の矢線G方向から見た側面図である。 第二受け部材に関するその他の実施形態を示す斜視図である。 図10中の矢線H方向から見た図である。 支柱と第一受け部材との係合機構を示す図である。 図12中のJ−J線における断面図である。 係合機構に関するその他の実施形態を示す図である。 図14中のK−K線における断面図である。 係合機構に関するその他の実施形態を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。図1〜図3に示すように、本実施形態の接続構造50は、地面GL上に構築された太陽光パネル保持構造100の一部をなし、設置面である地面GLに立設される支柱1a,1bと、支柱1a,1bの上端部に配置される梁材2a,2bとの接続部分に使用されている。
図4〜図6に示すように、接続構造50は、支柱1aの長手方向Vに沿って昇降可能な状態で且つ長手方向Vと直交する第一仮想軸線Xを中心に傾動可能な状態で支柱1aに取り付けられた第一受け部材10と、第一仮想軸線Xと直角に立体交差する第二仮想軸線Yを中心に傾動可能な状態で第一受け部材10に取り付けられた第二受け部材20と、第一仮想軸線X及び第二仮想軸線Yと直交する第三仮想軸線Zを中心に回転可能な状態で第二受け部材20に取り付けられた梁材2aと、支柱1a、第一受け部材10、第二受け部材20及び梁材2aを所定状態に固定する締結手段であるボルトナット(図示せず)と、を備えている。第一受け部材10及び第二受け部材20は平板材に曲げ加工を施して形成されたものである。
図1〜図3に示すように、地面GLには高さの異なる複数の支柱1a,1bが前後左右に一定間隔をおいて立設されている。低位側の支柱1aは太陽光パネル保持構造100の幅方向Wに沿って一定間隔ごとに立設され、同様に、高位側の支柱1bも幅方向Wに沿って一体間隔ごとに立設されている。低位側の複数の支柱1a同士を幅方向Wに連結するように梁材2aが配置され、高位側の複数の支柱1b同士を幅方向Wに連結するように梁材2bが配置されている。
図3に示すように、高さの異なる支柱1a,1bは幅方向W(図1参照)と直交する方向に沿って一定間隔をおいて立設され、低位側の支柱1aの上端部に接続構造50を介して接続された梁材2aと、高位側の支柱1bの上端部に接続構造50を介して接続された梁材2bとを連結するようにパネル保持部材3が傾斜状態で取り付けられている。図1に示すように、複数のパネル保持部材3は幅方向Wに沿って一定間隔ごとに配置され、これらのパネル保持部材3上に、複数の太陽光パネル4が前後左右に略同一平面をなすように配置されている。
図3に示すように、低位側の支柱1aの上端部と梁材2aとの間に介在する接続構造50、及び、高位側の支柱1bの上端部と梁材2bとの間に介在する接続構造50は同じ構造、機能を有するので、以下、図4〜図9に基づいて、低位側の支柱1aの上端部と梁材2aとの接続部分に介在する接続構造50について説明する。
図4〜図8に示すように、接続構造50を構成する第一受け部材10は、平板状の本体部11と、本体部11の周りに90度間隔で連設された四つの突片部12,13,14,15とを有し、互いに180度離れて位置する一対の突片部12,14が本体部11の表面11a側にて平行に対向するように折り曲げられ、残りの一対の突片部13,15が本体部11の裏面11b側にて平行に対向するように折り曲げて形成されている。四つの突片部12,13,14,15には、それぞれボルト挿通用の貫通孔12a,13a,14a,15aが開設されている。
第二受け部材20は、横断面がコ字状の本体部21と、本体部21の両方の側縁に沿って連設されたフランジ部24,25と、を有する短樋形状の部材である。本体部21の側壁部22,23には、それぞれボルト挿通用の貫通孔22a,23aが開設されている。また、フランジ部24,25には、それぞれボルト挿通用の貫通孔24a,25aが開設されている。貫通孔24a,25aはそれぞれフランジ部24,25の長手方向に拡がった長孔をなしている。
支柱1a及び梁材2aはそれぞれCチャンネル材で形成されている。支柱1aを形成するCチャネル材の両側縁に沿って互いに屏風状に拡がるフランジ部1f,1fが連設されている。支柱1aにおいて対向する側壁部1c,1cの上端部寄りの部分には、それぞれボルト挿通用の貫通孔1d,1eが開設されている。貫通孔1d,1eは支柱1aの長手方向に拡がった長孔をなしている。
図4〜図7に示すように、第一受け部材10はその突片部13,15を、支柱1aの側壁部1c,1cの間に差し込み、それぞれ側壁部1c,1cの内側面に接触させた状態に配置され、貫通孔1e,13a並びに貫通孔1d,15aをそれぞれ貫通するボルトとナット(図示せず)によって締結される。前記ボルト・ナットによる締結前の状態では、第一仮想軸線Xと同軸上に位置する前記ボルトを中心に第一受け部材10は傾動可能であり、且つ、支柱1aの貫通孔1d,1eの長手方向に沿って昇降可能である。この場合、高張力ボルト(図示せず)を使用して、支柱1aの側壁部1c,1cと突片部13,15とをそれぞれ締結すれば、両者を強固に押圧固定することができるが、これに限定するものではない。
第二受け部材20は、その側壁部22,23を、第一受け部材10の突片部12,14の間に差し込み、それぞれ突片部12,14の内側面に接触させた状態に配置され、貫通孔12a,22a並びに貫通孔14a,23aをそれぞれ貫通するボルトとナット(図示せず)によって締結される。前記ボルト・ナットによる締結前の状態では、第二仮想軸線Yと同軸上に位置する前記ボルトを中心に第二受け部材20は傾動可能である。
図4〜図6に示すように、第二受け部材20のフランジ部24,25上に配置される梁材2aは、フランジ部24,25に開設された貫通孔24a,25a及び梁材2aに開設された貫通孔(図示せず)を貫通するボルト20Bとナット20Nによって締結される。ボルト20Bとナット20Nによる締結前の状態では、第二受け部材20と梁材2aとは相対的に貫通孔24a,25aの長手方向に移動可能であり、且つ、第三仮想軸線Zを中心にして貫通孔24a,25aの長径の範囲内で回動可能である。
前述した構成を具備したことにより、接続構造50を構成する第一受け部材10及び第二受け部材20は、図9(c)に示すように、支柱1aに対し、貫通孔1eの長径の範囲内で昇降可能であり、且つ、第一仮想軸線Xを中心に傾動可能である。また、第二受け部材20は第一仮想軸線Xと直角に立体交差する第二仮想軸線Yを中心に傾動可能である。さらに、第一受け部材10及び第二受け部材20と梁材2aとは、第一仮想軸線X及び第二仮想軸線Yと直交する第三仮想軸線Zを中心にして第二受け部材20の貫通孔24a,25aの長径の範囲内で相対的に回動可能であり、且つ、貫通孔24a,25aの長径の範囲内で第二仮想軸線Y方向に移動可能である。
従って、支柱1aの高さがバラついていたり、支柱1aが傾斜していたりして、支柱1aと梁材2aとが設計通りの位置関係をなしていない場合でも、第一仮想軸線Xを中心とする傾動、第二仮想軸線Yを中心とする傾動あるいは第三仮想軸線Zを中心とする回動などにより各部材の姿勢の調整を行った後、ボルト・ナットで締結することにより、支柱1a、第一受け部材10、第二受け部材20及び梁材2aを所定状態に固定することができる。即ち、支柱1aと梁材2aとの間に接続構造50を介在させることにより、支柱1aの高さのバラつきや支柱1aの傾斜に対応して梁材2aを正しい状態に保持することができる。
また、接続構造50を構成する第一受け部材10及び第二受け部材20は平板材に曲げ加工を施して形成したものであるため、製造は容易であり、簡素な構造で、組み立て作業性も良好である。
次に、図10,図11に基づいて、その他の実施形態である第二受け部材20Xについて説明する。なお、図10,図11に示す第二受け部材20Xにおいて、図8に示す第二受け部材20と共通する部分については図8中の符号と同号を付して説明を省略する。
図10,図11に示すように、第二受け部材20Xにおいては、側壁部22,23とフランジ部24,25との境界をなす折り曲げ部26,27にそれぞれ複数のリブ28が形成されている。リブ28は、折り曲げ部26,27の凸側から凹側に向かって突出した形状をなし、複数のリブ28は折り曲げ部26,27の長手方向に沿って所定間隔をおいて形成されている。リブ28を形成したことにより、折り曲げ部26,27の強度が向上する。
次に、図12〜図16に基づいて、支柱に対する第一受け部材の固定位置が重力方向に移動するのを防止する係合機構について説明する。
図12,図13に示す支柱1xにおいては、その側壁部1xcに開設された貫通孔1eの周囲に、その長径方向を長手方向とする長方形の凹部30が形成され、凹部30の長辺部の内縁部分に沿って鋸刃状の凹凸部31が形成されている。また、凹凸部31と同位相の凹凸部32が周縁に形成された座金W1が用意されている。
従って、図7と同様に、支柱1xの上端部に第一受け部材10を取り付けた後、座金W1の凹凸部32が、凹部30の凹凸部31に噛み合うようにして、座金W1を凹部30に嵌め込んだ後、ボルト・ナットで締結すれば、支柱1xに対して第一受け部材10(図示せず)が重力方向に移動しないように固定することができる。
図14,図15に示す支柱1yにおいては、その側壁部1ycに開設された貫通孔1eの周囲に、その長径方向を長手方向とする長方形の凹部30が形成され、凹部30の底面全体に亘って洗濯板状の凹凸部33が形成されている。また、凹凸部33と同位相の洗濯板状の凹凸部34が裏面全体に形成された座金W2が用意されている。
従って、図7と同様に、支柱1xの上端部に第一受け部材10を取り付けた後、座金W2の凹凸部34が、凹部30の凹凸部33に噛み合うようにして、座金W2を凹部30に嵌め込んだ後、ボルト・ナットで締結すれば、支柱1yに対して第一受け部材10(図示せず)が重力方向に移動しないように固定することができる。
図16に示す支柱1zにおいては、その側壁部1zcに開設された貫通孔1eの周囲の、その長径方向を長手方向とする長方形の領域の全体に亘って円形穴状の凹部35が多数形成されている。また、複数の凹部35と同位相の半球状の凸部36が裏面全体に形成された座金W3が用意されている。
従って、図7と同様に、支柱1xの上端部に第一受け部材10を取り付けた後、座金W3の凸部36が凹部35に嵌入するようにして、座金W3を側壁部1zcに取り付けた後、ボルト・ナットで締結すれば、支柱1zに対して第一受け部材10(図示せず)が重力方向に移動しないように固定することができる。
なお、図1〜図16に基づいて説明した実施形態は、本発明を例示するものであり、本発明の接続構造は前述した実施形態に限定されない。
本発明に係る接続構造は、太陽光発電パネルや太陽熱温水パネルなどの各種平板状パネルを所定状態で保持する構造体の構成部分として、土木建設業の分野において広く利用することができる。
1a,1b,1x,1y,1z 支柱
1c,1xc,1yc,1zc,22,23 側壁部
1d,1e 貫通孔
1f フランジ部
2a,2b 梁材
3 パネル保持部材
4 太陽光パネル
10 第一受け部材
11,21 本体部
11a 表面
11b 裏面
12,13,14,15 突片部
12a,13a,14a,15a,22a,23a,24a,25a 貫通孔
20 第二受け部材
20B ボルト
20N ナット
26,27 折り曲げ部
30,35 凹部
31,32,33,34 凹凸部
36 凸部
W1,W2,W3 座金
X 第一仮想軸線
Y 第二仮想軸線
Z 第三仮想軸線

Claims (4)

  1. 設置面に立設される支柱と、前記支柱の上端部に配置される梁材との接続構造であって、前記支柱の長手方向に沿って昇降可能な状態で且つ前記長手方向と直交する第一仮想軸線を中心に傾動可能な状態で前記支柱に取り付けられた第一受け部材と、前記第一仮想軸線と直角に立体交差する第二仮想軸線を中心に傾動可能な状態で前記第一受け部材に取り付けられた第二受け部材と、前記第一仮想軸線及び前記第二仮想軸線と直交する第三仮想軸線を中心に回転可能な状態で前記第二受け部材に取り付けられた梁部材と、前記支柱、前記第一受け部材、前記第二受け部材及び前記梁材を所定状態に固定する締結手段と、を備え、前記第一受け部材及び前記第二受け部材が平板材に曲げ加工を施して形成されたものである接続構造。
  2. 前記支柱に対する前記第一受け部材の固定位置が重力方向に移動するのを防止する係合機構若しくは押圧機構を設けた請求項1記載の接続構造。
  3. 前記支柱及び前記梁材がCチャンネル材で形成され、
    前記第一受け部材が、平板状の本体部と、前記本体部の周りに90度間隔で連設された四つの突片部とを有し、互いに180度離れて位置する一対の前記突片部が前記本体部の表面側にて対向するように折り曲げられ、残りの一対の前記突片部が前記本体部の裏面側にて対向するように折り曲げて形成されたものであり、
    第二受け部材が、横断面がコ字状の本体部と、前記本体部の側縁に連設されたフランジ部と、を有する短樋形状をなすものである請求項1または2記載の接続構造。
  4. 前記支柱を形成するCチャネル材の側縁に沿って互いに屏風状に拡がるフランジ部を設けた請求項3記載の接続構造。
JP2015012631A 2015-01-26 2015-01-26 接続構造 Expired - Fee Related JP6441092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015012631A JP6441092B2 (ja) 2015-01-26 2015-01-26 接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015012631A JP6441092B2 (ja) 2015-01-26 2015-01-26 接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016140155A true JP2016140155A (ja) 2016-08-04
JP6441092B2 JP6441092B2 (ja) 2018-12-19

Family

ID=56560610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015012631A Expired - Fee Related JP6441092B2 (ja) 2015-01-26 2015-01-26 接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6441092B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016182028A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日栄インテック株式会社 太陽電池パネル支持架台
JP2018074854A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 アルファブロス株式会社 太陽電池パネルの支持フレームの支持脚構造
TWI711772B (zh) * 2019-10-28 2020-12-01 鼎立合成金屬有限公司 可調整角度之樑柱組合結構
CN117559883A (zh) * 2024-01-09 2024-02-13 深圳创维光伏技术研发有限公司 一种装配式屋顶预制光伏支架

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202006014047U1 (de) * 2006-09-13 2006-12-07 Leichtmetallbau Schletter Gmbh Stellsystem für aufgeständerte Solaranlagen
JP2009302123A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池架台装置
US20120056066A1 (en) * 2009-05-15 2012-03-08 Habdank Pv-Montagesysteme Gmbh & Co. Kg Support arrangement for solar modules
JP2014005654A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Nisso Pronity Co Ltd パネル保持構造
JP2014034830A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Ohbayashi Corp 太陽電池パネルの設置架台、及び、太陽電池パネルの設置方法
JP2014201889A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 シャープ株式会社 太陽電池モジュールの支持構造、及びその支持構造を用いた太陽光発電システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202006014047U1 (de) * 2006-09-13 2006-12-07 Leichtmetallbau Schletter Gmbh Stellsystem für aufgeständerte Solaranlagen
JP2009302123A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池架台装置
US20120056066A1 (en) * 2009-05-15 2012-03-08 Habdank Pv-Montagesysteme Gmbh & Co. Kg Support arrangement for solar modules
JP2014005654A (ja) * 2012-06-25 2014-01-16 Nisso Pronity Co Ltd パネル保持構造
JP2014034830A (ja) * 2012-08-09 2014-02-24 Ohbayashi Corp 太陽電池パネルの設置架台、及び、太陽電池パネルの設置方法
JP2014201889A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 シャープ株式会社 太陽電池モジュールの支持構造、及びその支持構造を用いた太陽光発電システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016182028A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日栄インテック株式会社 太陽電池パネル支持架台
JP2018074854A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 アルファブロス株式会社 太陽電池パネルの支持フレームの支持脚構造
TWI711772B (zh) * 2019-10-28 2020-12-01 鼎立合成金屬有限公司 可調整角度之樑柱組合結構
CN117559883A (zh) * 2024-01-09 2024-02-13 深圳创维光伏技术研发有限公司 一种装配式屋顶预制光伏支架
CN117559883B (zh) * 2024-01-09 2024-04-19 深圳创维光伏技术研发有限公司 一种装配式屋顶预制光伏支架

Also Published As

Publication number Publication date
JP6441092B2 (ja) 2018-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6441092B2 (ja) 接続構造
WO2014162834A1 (ja) 太陽電池モジュールの支持構造、及びその支持構造を用いた太陽光発電システム
JP2014034830A (ja) 太陽電池パネルの設置架台、及び、太陽電池パネルの設置方法
TWM582723U (zh) Steel connecting piece
KR101919834B1 (ko) 태양광발전 지지구조물용 브라켓
JP5472535B2 (ja) パネル支持架台
JP6623946B2 (ja) 太陽光発電パネル用固定具
JP6170750B2 (ja) ソーラーパネル用架台
JP6277209B2 (ja) 太陽光発電パネル設置用架台を構成するための部材
JP2015218479A (ja) 仮設構築物用ブレース
JP6170749B2 (ja) ソーラーパネル用架台
JP5922568B2 (ja) 架台の設置工法
JP6985076B2 (ja) 屋根パネル組付金具および建物
JP5829657B2 (ja) 太陽電池モジュール設置具
KR101632927B1 (ko) 판넬 조립식 구조물 구축용 연결부재
JP2014034796A (ja) 鉛直支柱と傾斜状鋼材との接続構造
WO2022024542A1 (ja) 斜め梁接合金物および梁の接合構造
JP5692836B1 (ja) 接合部材
TWM569526U (zh) 型鋼支撐件
JP5403189B1 (ja) パネル支持架台
JP6925215B2 (ja) 建物の天井及び建物の天井の施工方法
KR200367283Y1 (ko) 시설물의 골조 조립구조
JP2020165091A (ja) 仮囲いおよびその構築方法
JP7126202B2 (ja) 手すり
KR20140002321A (ko) 건축용 빔의 연결부재

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6441092

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees