JP2016139178A - 業務仕様再生システム、業務仕様再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】システムのログから、組織やロールレベルでの人とシステムとのやり取りを抽出することが可能な業務仕様再生装置、業務仕様再生方法を提供する。【解決手段】案件を実行するために必要な業務における担当者ごとの操作が記録された操作ログデータに基づいて、案件における担当者が行った業務の流れを示す案件フローを生成する案件フロー生成部202と、業務の組織と業務とを対応付けた組織データと、案件フロー生成部により生成された案件フローとに基づいて、組織と業務との関係を示す業務階層テンプレートと組織と担当者との関係を示す組織テンプレートとを生成するテンプレート生成部203と、テンプレート生成部が生成した業務階層テンプレートと組織テンプレートとに基づいて、組織ごとに業務の流れを示す業務フローを生成する業務フロー生成部204と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、業務仕様再生システム、業務仕様再生方法に関する。
旧システムから新システムに移行する際において、そのリプレースに伴うシステム開発(リプレース開発)が必要となる。リプレース開発では、新システムが旧システムの仕様を踏襲する部分が多くの割合を占め、旧システムの正確なドキュメントが残されていることが稀な場合がある。このような場合、旧システムのソースを解析することにより、その旧システムの仕様を再生させることが行われているが、システムレベルの仕様はソースから再生することができても、業務レベルの仕様の再生は困難である場合が多い。したがって、従来では、業務レベルの仕様は、ユーザへのヒアリングや手順書などのドキュメントにより再生していることが多いが、ユーザの主観、手順書のメンテナンスがされていないなどの理由により、正確な仕様は把握できていない。
このような問題点に鑑み、例えば、特許文献1では、指定されたURLを起点として、Webページを取得、画面キャプチャ、ページに含まれるリンク抽出、リンク先のページ取得、という手順を再帰的に行うことでページ遷移を自動的に取得している。また、特許文献2では、プリンタや複合機の印刷を指示したユーザのID及び印刷した文書の画像を示す画像ログを蓄積し、この情報をもとに登録されたログレコード群に含まれる画像ログ同士の比較から、同一の個別業務に属するログレコードの集合を求め、その類似画像の処理時刻とユーザ情報等の属性により個別業務に対応する業務フローを推定している。
特開2010−79342号公報 特開2009−224958号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、画面遷移図というシステムの仕様を再生することができるが、これが業務上どんな意味を持つか、実際の業務でどのように使われているかを抽出することができないという問題がある。また、上記特許文献2に記載された技術では、類似する帳票の承認印の有無などの違いにより業務の流れを推定するが、帳票の形が大きく異なる業務(たとえば、一覧表と単票など)、流れを追うことができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、システムのログから、組織やロールレベルでの人とシステムとのやり取りを抽出することが可能な業務仕様再生システム、業務仕様再生方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明にかかる業務仕様再生システムは、案件を実行するために必要な業務における担当者ごとの操作が記録された操作ログデータに基づいて、前記案件における前記担当者が行った業務の流れを示す案件フローを生成する案件フロー生成部と、前記業務の組織と前記業務とを対応付けた組織データと、前記案件フロー生成部により生成された案件フローとに基づいて、前記組織と前記業務との関係を示す業務階層テンプレートと前記組織と前記担当者との関係を示す組織テンプレートとを生成するテンプレート生成部と、前記テンプレート生成部が生成した前記業務階層テンプレートと前記組織テンプレートとに基づいて、前記組織ごとに前記業務の流れを示す業務フローを生成する業務フロー生成部と、を備えることを特徴とする業務仕様再生システムとして構成される。
また、本発明は、上記業務仕様再生システムで行われる業務仕様再生方法としても把握される。
本発明によれば、システムのログから、組織やロールレベルでの人とシステムとのやり取りを抽出することができる。
業務仕様再生装置を有した業務仕様再生システムの構成例を示す図である。 記憶部が記憶する操作ログの例を示す図である。 案件フロー生成部が生成した案件フローの例を示す図である。 案件フローの生成する案件フロー生成処理の処理手順を示すフローチャートである。 テンプレート生成部が生成する業務階層図テンプレートの例を示す図である。 テンプレート生成部が生成する組織図テンプレートの例を示す図である。 テンプレート生成部が生成する業務階層図テンプレートの例を示す図である(担当部署記録時)。 テンプレート生成部が生成する組織図テンプレートの例を示す図である(担当部署記録時)。 画面レベルの業務フロー図の例を示す図である。 業務レベルの業務フロー図の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる業務仕様再生システム、業務仕様再生方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、業務仕様再生装置を有した業務仕様再生システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、業務仕様再生システム1000は、業務仕様の再生対象となる旧システムの操作ログを保持する対象サーバ100と、対象サーバ100から受け取った操作ログに基づいて最終的な業務フローを生成する分析サーバ200とを有し、これらがネットワークNを介して接続されている。なお、ネットワークNは、インターネット等の一般的な通信回線網である。
対象サーバ100は、一般的なサーバから構成され、記憶部101と、制御部102と、通信部103とを有している。記憶部101は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の一般的な記憶装置であり、旧システムにおける業務の操作ログを記憶する。
図2は、記憶部101が記憶する操作ログの例を示す図である。図2に示すように、操作ログは、ユーザにより旧システムを操作した時刻と、そのユーザと、そのユーザが操作した画面と、その操作または画面により識別される業務の案件番号とが対応付けて記憶されている。図2では、例えば、7月1日の10時00分に、ユーザである佐藤さんが、案件番号00100によって識別される案件についての見積登録画面から見積登録し、同日の10時01分に、その見積登録がエラーとなって登録エラー画面が対象サーバ100に接続されている操作端末の表示部に表示され、さらに、同日の10時02分に、再び見積登録画面から見積登録し、同日の10時05分に、見積登録が完了して見積承認画面から見積承認を依頼したことを示している。そして、7月1日の11時05分に、ユーザである鈴木さんが、その見積承認依頼を承認依頼確認画面から確認し、同日の11時07分に、その見積承認依頼を承認画面から承認したことを示している。具体的には後述するが、このように対象サーバ100に記憶されている操作ログを、分析サーバ200の操作ログ取得部201が取得する。
制御部102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の一般的な演算装置であり、対象サーバ100に接続されている上記ユーザが操作する操作端末から入力された情報を上記操作ログに記憶したり、対象サーバ100の各部の動作を制御する。
通信部103は、例えば、NIC(Network Interface Card)等の一般的な通信機器であり、上記操作端末や分析サーバ200との間の各種情報を送受信する。
分析サーバ200は、対象サーバ100と同様、一般的なサーバから構成され、操作ログ取得部201と、案件フロー生成部202と、テンプレート生成部203と、業務フロー生成部204と、制御部205と、通信部206とを有している。なお、制御部205は、対象サーバ100の制御部102と同様のものであり、分析サーバ200における各部の動作を制御し、通信部206は、対象サーバ100の通信部103と同様のものであり、対象サーバ100との間の各種情報を送受信する。
操作ログ取得部201は、対象サーバ100に記憶されている操作ログを、所定のタイミング(例えば、毎週土曜日夜間、あるいはリアルタイム)で取得し、案件フロー生成部202に出力する。
案件フロー生成部202は、操作ログ取得部201が取得した操作ログを受け取り、案件フローを生成する。図3は、案件フロー生成部202が生成した案件フローの例を示す図である。
図3に示すように、生成された案件フローは、上記案件番号と、「見積登録」、「登録エラー」、「見積承認依頼」、「承認依頼確認」、「承認」の各業務に対応する画面とが対応付けられ、上記各画面には、その画面を操作してその業務を行ったユーザが記録されている。図3では、例えば、上記操作ログにおいて説明した業務の流れが記録されている。「見積登録」から「登録エラー」への流れは、イレギュラーな場合であり、生じる頻度が低いため細線で記録し、「見積登録」から「見積承認依頼」への流れ、「承認確認依頼」から「承認」への流れは通常の業務の流れであり、生じる頻度が高いため太線で記録する。このような線の太さは、例えば、その業務の流れが生じた回数がある閾値以下であれば細線とし、それよりも大きければ太線とする等、適宜定めることができる。また、「見積登録」から「見積承認依頼」までの業務は、一人のユーザ(佐藤さん)が行い、「承認確認依頼」から「承認」までの業務は、別のユーザ(鈴木さん)に変わっているため、その境界には人の切れ目を記録している。
図4は、上記案件フローの生成する案件フロー生成処理の処理手順を示すフローチャートである。図4に示すように、まず、案件フロー生成部202は、案件番号をキーにして、操作ログ取得部201から受け取った操作ログの中から、1案件分の操作ログ一式を取り出す(S401)。
続いて、案件フロー生成部202は、表(図3に示した案件フロー)の縦軸に案件番号を追加し(S402)、取り出した操作ログを時刻でソートする(S403)。さらに、案件フロー生成部202は、ソート後の操作ログの先頭から順番に操作ログを1件取り出し(S404)、USER1=操作ログ.ユーザ(操作ログのユーザ欄の値)、PAGE1=操作ログ.画面(操作ログの画面欄の値)を読み取り(S405)、S402で案件番号を追加した表の横軸に操作ログ.画面(例えば、見積登録)がなければ右側に追加してその欄を生成する(S406)。
そして、案件フロー生成部202は、S406で生成した縦軸:案件、横軸:PAGE1の欄にUSER1(例えば、佐藤)のノードを追加し(S407)、次の操作ログを取り出す(S408)。さらに、案件フロー生成部202は、表の横軸に操作ログ.画面(例えば、登録エラー)がなければ右側に追加してその欄を生成し(S409)、縦軸:案件、横軸:操作ログ.画面の欄にUSER1(例えば、佐藤)のノードを追加する(S407)。
案件フロー生成部202は、USER1==操作ログ.ユーザであるか否か(すなわち、S405で読み取ったユーザと、S407およびS410で追加したユーザが同じであるか否か)を判定し(S411)、ユーザが同じであると判定した場合(S411;Yes)、フロー種別=区切りなしであると判定し、図3に示した人の切れ目を記録せずにS414に進む。一方、案件フロー生成部202は、ユーザが同じでないと判定した場合(S411;No)、フロー種別=区切りありであると判定し、図3に示した人の切れ目を記録してS414に進む。
そして、案件フロー生成部202は、S407で追加した縦軸:案件、横軸:PAGE1のUSER1のノードから、S410で追加した縦軸:案件、横軸:操作ログ.画面の操作ログ.ユーザのノードに、フロー種別のフロー(線)を追加し(S414)、次のUSER1=操作ログ.ユーザ(操作ログのユーザ欄の値)、PAGE1=操作ログ.画面(操作ログの画面欄の値)を読み取る(S416)。ここでは、S407に追加した「佐藤」の下側に示す「佐藤」が読み取られる。
案件フロー生成部202は、一つの案件についてすべての操作ログについて、S408〜S415の処理が終了したか否かを判定し(S416)、S408〜S415の処理が終了していないと判定した場合(S416;No)、S408に戻って以降の処理を繰り返す。一方、案件フロー生成部202は、S408〜S415の処理が終了したと判定した場合(S416;Yes)、さらにすべての案件について処理が終了したか否かを判定し(S417)、すべての処理が終了していないと判定した場合(S417;No)、S401に戻って以降の処理を繰り返す。一方、案件フロー生成部202は、すべての処理が終了したと判定した場合(S417;Yes)、本案件フロー生成処理を終了する。このように案件フロー生成処理を繰り返し実行することにより、図3に示した案件フローが生成される。続いて、テンプレート生成部203について説明する。
テンプレート生成部203は、案件フロー生成部202が生成した案件フローから、組織と業務との関係を示す業務階層図テンプレート、組織と担当者との関係を示す組織階層を示す組織図テンプレートを生成する。図5は、テンプレート生成部203が生成する業務階層図テンプレートの例を示す図である。また、図6は、テンプレート生成部203が生成する組織図テンプレートの例を示す図である。
図5に示すように、業務階層図テンプレートは、組織で行われる業務と、その組織内の個人により行われる業務と、その個人が行う業務で用いられる画面とが対応付けられている。図5では、組織1で行われる業務のうち、「業務1」には、「見積登録」、「登録エラー」、「見積承認依頼」が含まれ、「業務2」には、「承認確認依頼」、「承認」が含まれることを示している。
テンプレート生成部203は、上記業務階層図テンプレートを、図4に示した案件フロー生成処理により生成された案件フローを読み取り、ある業務は、人の切れ目が記録された箇所の前までの「見積登録」、「登録エラー」、「見積承認依頼」が一つの業務であると判断し、「業務1」に対応付けて「見積登録」、「登録エラー」、「見積承認依頼」を上記業務階層図テンプレートに記録する。同様に、テンプレート生成部203は、人の切れ目が記録された箇所以降の「承認確認依頼」、「承認」が一つの業務であると判断し、「業務2」に対応付けて「承認確認依頼」、「承認」を上記業務階層図テンプレートに記録する。
また、図6に示すように、組織図テンプレートは、組織で行われる業務と、その組織内の個人により行われる業務と、担当者である個人とが対応付けられている。図6では、組織1で行われる業務のうち、「業務1」は、佐藤さん、小泉さん、山田さんが担当者であり、「業務2」は、鈴木さん、山田さんが担当者であることを示している。
テンプレート生成部203は、上記業務階層図テンプレートと、図4に示した案件フロー生成処理により生成された案件フローとを読み取り、上記組織図テンプレートを読み取り、人の切れ目が記録された箇所の前までの一つの業務であると判断された業務に含まれる人物である佐藤さん、小泉さん、山田さんを「業務1」に対応付けて記録し、人の切れ目が記録された箇所以降の一つの業務であると判断された業務に含まれる人物である鈴木さん、山田さんを「業務2」に対応付けて上記組織図テンプレートに記録する。
さらに、テンプレート生成部203は、あらかじめ定められた組織図と組織内における担当業務とを対応付けた組織データ(例えば、上記「業務1」、「業務2」とその担当部署とされた「組織1」である「営業部」とを対応付けたデータ)を読み出して、図7、8に示すような具体的な担当部署を記録した組織図テンプレートや業務階層図テンプレートを生成する。このとき、テンプレート生成部203は、上記業務階層図テンプレートの業務(個人)に対応する「画面」に記録されている内容(例えば、「見積登録」、「登録エラー」、「見積承認依頼」)の共通的な意味を判断し、その業務(個人)の名称を定める。例えば、「画面」に記録されている内容が「見積登録」、「登録エラー」、「見積承認依頼」の場合には「見積作成」業務であると判断する。同様に、「業務2」については、「承認依頼確認」、「承認」の共通的な意味を判断し、その業務(個人)を「見積承認」とする。続いて、業務フロー生成部204について説明する。
業務フロー生成部204は、図3に示した案件フロー、図7(または図6)に示した組織図テンプレート、図8(または図5)に示した業務階層図テンプレートを読み取り、画面レベルの業務フロー図を生成する。図9は、画面レベルの業務フロー図の例を示す図である。図9に示すように、画面レベルの業務フロー図は、業務の担当部署と、その業務を行う担当者である個人と、画面レベルでの業務フローとが対応付けて記録されている。図9では、図2に示した案件フローにおける画面、その画面により行われる業務、業務の流れを示す線(細線、太線)が対応付けられ、組織ごとおよび個人ごとに画面レベルの業務フローが生成されている。
さらに、業務フロー生成部204は、上記画面レベルの業務フロー図を読み取り、その業務フロー図から業務レベルの業務フロー図を生成する。図10は、業務レベルの業務フロー図の例を示す図である。図10に示すように、業務レベルの業務フロー図は、業務の担当部署と、業務レベルの業務フローとが対応付けて記録されている。図10では、図9に示した担当者個人の業務ごとに業務レベルの業務フローが生成されている。
このように、本システムでは上記処理を行って業務フロー図を生成するので、操作ログ等のシステムのログから、組織やロールレベルでの人とシステムとのやり取りを抽出することができる。例えば、時刻、ユーザID,画面ID、案件IDからなるアプリケーションの操作ログから、一つの案件に着目した案件フローを生成し、案件フロー上の人の切れ目に着目して、一定割合で人が切り替わるポイントを特定する。これにより、一人の人が行う画面遷移の系列を業務として切り出すことができる。また、切り出した情報をもとに業務フロー図(画面レベル、業務レベル)を生成することができる。したがって、特許文献1に記載された従来技術では抽出できなかった、業務上意味のある画面の集合を特定することができる。また、操作ログに必要な情報があれば、特許文献2に記載された従来技術のように帳票の形が異なっていても、抽出することが可能となる。その結果、旧システムの操作ログから、そのシステムで実現している業務仕様を業務フロー図の形で再生できるため、従来俗人的なヒアリング等で行っていた、旧システムの業務要件の獲得を実態に沿った情報をもとに行うことが可能となる。また、分析サーバ200での処理(分析)に関しては、特定の画面での作業を除いて処理を実行するとよりよい。例えば、メニュー画面のように、多数の利用者にて利用される画面での作業を除くことで、特徴が抽出しやすくなる。
ところで、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
1000 業務仕様再生システム
100 対象サーバ100
101 記憶部
102 制御部
103 通信部
200 分析サーバ
201 操作ログ取得部
202 案件フロー生成部
203 テンプレート生成部
204 業務フロー生成部
205 制御部
206 通信部
N ネットワーク。

Claims (6)

  1. 案件を実行するために必要な業務における担当者ごとの操作が記録された操作ログデータに基づいて、前記案件における前記担当者が行った業務の流れを示す案件フローを生成する案件フロー生成部と、
    前記業務の組織と前記業務とを対応付けた組織データと、前記案件フロー生成部により生成された案件フローとに基づいて、前記組織と前記業務との関係を示す業務階層テンプレートと前記組織と前記担当者との関係を示す組織テンプレートとを生成するテンプレート生成部と、
    前記テンプレート生成部が生成した前記業務階層テンプレートと前記組織テンプレートとに基づいて、前記組織ごとに前記業務の流れを示す業務フローを生成する業務フロー生成部と、
    を備えることを特徴とする業務仕様再生システム。
  2. 前記案件フロー生成部は、前記業務に対応付けられた前記操作を行うための画面ごとに前記業務の流れを示す案件フローを生成し、
    前記テンプレート生成部は、前記案件フローと前記組織データとに基づいて、前記業務階層テンプレートを生成し、
    前記業務フロー生成部は、前記業務階層テンプレートと前記組織テンプレートとに基づいて、前記画面レベルで前記業務フローを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の業務仕様再生システム。
  3. 前記案件フロー生成部は、生成した前記案件フローのなかで前記担当者が変わっている業務の境目を記録し、前記境目までの業務を前記担当者の業務と判断し、
    前記テンプレート生成部は、前記組織データと前記境目が記録された前記案件フローとに基づいて前記担当者の業務を判断し、前記業務階層テンプレートを生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の業務仕様再生システム。
  4. 案件を実行するために必要な業務における担当者ごとの操作が記録された操作ログデータに基づいて、前記案件における前記担当者が行った業務の流れを示す案件フローを生成する案件フロー生成ステップと、
    前記業務の組織と前記業務とを対応付けた組織データと、前記案件フロー生成ステップにより生成された案件フローとに基づいて、前記組織と前記業務との関係を示す業務階層テンプレートと前記組織と前記担当者との関係を示す組織テンプレートとを生成するテンプレート生成ステップと、
    前記テンプレート生成ステップにより生成した前記業務階層テンプレートと前記組織テンプレートとに基づいて、前記組織ごとに前記業務の流れを示す業務フローを生成する業務フロー生成ステップと、
    を含むことを特徴とする業務仕様再生方法。
  5. 前記案件フロー生成ステップでは、前記業務に対応付けられた前記操作を行うための画面ごとに前記業務の流れを示す案件フローを生成し、
    前記テンプレート生成ステップでは、前記案件フローと前記組織データとに基づいて、前記業務階層テンプレートを生成し、
    前記業務フロー生成ステップでは、前記業務階層テンプレートと前記組織テンプレートとに基づいて、前記画面レベルで前記業務フローを生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の業務仕様再生方法。
  6. 前記案件フロー生成ステップでは、生成した前記案件フローのなかで前記担当者が変わっている業務の境目を記録し、前記境目までの業務を前記担当者の業務と判断し、
    前記テンプレート生成ステップでは、前記組織データと前記境目が記録された前記案件フローとに基づいて前記担当者の業務を判断し、前記業務階層テンプレートを生成する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の業務仕様再生方法。
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