JP6784124B2 - 情報処理システム、使用量情報生成方法、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、使用量情報生成方法、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、使用量情報生成方法、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、顧客環境の画像処理装置から情報を取得し、顧客環境の画像処理装置に関するレポートを生成して出力する情報処理システムが知られている。
例えば画像形成出力についての好適な環境構築を総合的にサポートするサービスにおいて生成されるレポートには、画像形成出力の実行回数や総コストなどの情報が含まれる場合がある。このようなサービスを利用するサービス利用者によっては、複数の拠点を有する会社など、組織が大規模な場合があり、拠点ごとや部署ごと等、任意の管理単位ごとにレポートを生成することが求められていた(例えば特許文献1参照)。
ところで、複数の拠点を有する会社など、比較的大規模な組織では、ある画像処理装置を利用する拠点や部署が、組織変更などにより、ある時期から変更される場合がある。しかしながら、顧客環境の画像処理装置に関するレポートを生成して出力する従来の情報処理システムでは、画像処理装置を利用する拠点や部署の変更を考慮しておらず、正しいレポートを生成できない場合があった。
本発明の実施の形態は、出力機器を利用するグループの変更を考慮した使用量情報を生成できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記した課題を達成するために本願請求項1は、グループに所属する出力機器の使用量情報をグループ単位に生成する情報処理システムであって、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移、及び、前記グループに所属していた所属を表す機器履歴情報を記憶する機器履歴情報記憶手段と、前記出力機器の使用実績に関する情報を日ごとに記憶する使用実績情報記憶手段と、所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属を前記機器履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属に基づき、前記所定期間における前記出力機器の日ごとの使用実績情報から、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移を考慮した所定期間毎の使用量情報をグループ単位に生成する処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、出力機器を利用するグループの変更を考慮した使用量情報を生成できる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 コンピュータの一例のハードウェア構成図である。 出力機器の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るカウンタ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る分析データ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るWebサーバ装置の一例の処理ブロック図である。 カウンタ設定の一例の構成図である。 日次データの一例の構成図である。 グループ情報の一例の構成図である。 機器情報の一例の構成図である。 機器履歴情報の一例の構成図である。 月次データの一例の構成図である。 カウンタ蓄積処理の手順を示した一例のフローチャートである。 機器グループ選択画面の一例のイメージ図である。 カウンタ分析処理の手順を示した一例のフローチャートである。 OLAPキューブについて説明する一例の図である。 Webページ表示処理の手順を示した一例のシーケンス図である。 トップページの一例の画面イメージ図である。 出力機器の所属するグループの変更について説明する一例の図である。 二つのグループの月次データを表すグラフ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は第1の実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は、顧客環境及びサービス提供環境が、インターネットなどのネットワーク50を介して接続されている。顧客はサービス提供環境によって提供されるサービスの顧客であって、企業、団体、教育機関、行政機関や部署などの組織が含まれる。顧客環境には1台以上の出力機器10と、クライアント端末12と、仲介機14と、ファイヤウォール16と、がLANなどのネットワーク60を介して接続されている。また、サービス提供環境にはカウンタ蓄積サーバ装置20と、分析データ蓄積サーバ装置30と、Webサーバ装置40と、がネットワーク50に接続されている。
出力機器10は、レーザプリンタや複合機(マルチファンクションプリンタ)などの画像形成装置、プロジェクタ、電子黒板、テレビ会議装置、カメラ、通信機能を備えた産業用又は家庭用機器、通信機能を備えた医療機器などである。クライアント端末12は、ユーザが利用するスマートフォンや携帯電話、タブレットPC、デスクトップPC、ノートPC、等の情報処理装置である。クライアント端末12には、Webブラウザなどの画面表示機能を有するアプリケーションが搭載されている。アプリケーションはWebサーバ装置40から受信したデータを画面表示する機能を有していればよくWebブラウザに限られない。
また、仲介機14は出力機器10から、その出力機器10の使用実績を示す情報(カウンタ値)を収集し、まとめてカウンタ蓄積サーバ装置20に送信する。なお、出力機器10は仲介機14を介さず、カウンタ値を自らカウンタ蓄積サーバ装置20に送信してもよい。情報処理システム1は仲介機14を有さない場合もある。
カウンタ蓄積サーバ装置20は顧客環境から受信した出力機器10のカウンタ値をOLTP(オンライントランザクション処理)テーブルで後述のように蓄積する。例えばOLTPテーブルには出力機器10のカウンタ値の日次データが蓄積される。分析データ蓄積サーバ装置30はカウンタ蓄積サーバ装置20のOLTPテーブルを利用し、後述のOLAP(オンライン分析処理)キューブを作成する。例えばOLAPキューブには、OLTPテーブルに蓄積されている日次データから、締め日を基準に生成した月次データが蓄積される。
また、Webサーバ装置40はカウンタ蓄積サーバ装置20のOLTPテーブル又は分析データ蓄積サーバ装置30のOLAPキューブから、出力機器10を利用するグループごとの日次データや月次データを取得する。Webサーバ装置40は、日次データや月次データをクライアント端末12に表示させる画面データを作成し、クライアント端末12に送信する。
なお、図1に示す情報処理システム1の構成は一例であって、顧客環境と、カウンタ蓄積サーバ装置20との間に1つ以上のサーバ装置(プロキシサーバやゲートウェイサーバなど)が介在していてもよい。また、クライアント端末12は、顧客環境以外にあってもよく、例えばネットワーク50に接続されていてもよい。図1のカウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40は1台の情報処理装置に統合して実現してもよいし、複数台の情報処理装置に分散して実現してもよい。
例えばカウンタ蓄積サーバ装置20の機能の一部又は全部は分析データ蓄積サーバ装置30、Webサーバ装置40、又は、その他のサーバ装置に備えてもよい。分析データ蓄積サーバ装置30の機能の一部又は全部はカウンタ蓄積サーバ装置20、Webサーバ装置40、又は、その他のサーバ装置に備えてもよい。また、Webサーバ装置40の機能の一部又は全部はカウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30、又は、その他のサーバ装置に備えてもよい。
このように本実施形態に係る情報処理システム1では出力機器10の日次データがカウンタ蓄積サーバ装置20に集められる。分析データ蓄積サーバ装置30は、カウンタ蓄積サーバ装置20から日次データを取得し、グループや出力機器10ごとの月次データを作成する。そして、Webサーバ装置40は、グループや出力機器10ごとの月次データを情報として含むWebページを作成し、クライアント端末12に搭載されたWebブラウザに表示させる。
図1の情報処理システム1はカウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40が顧客環境の外側のインターネットなどのネットワーク50に接続されている。言い換えれば図1の情報処理システム1は、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40が、いわゆるクラウド環境に備えられた例である。なお、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40は顧客環境の内側(オンプレミス環境)に備えられていてもよい。
<ハードウェア構成>
《コンピュータ》
図1のクライアント端末12は例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。また、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40を実現する一台以上の情報処理装置も図2に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。
図2はコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2のコンピュータ500は入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500を各種ネットワークに接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
クライアント端末12、カウンタ蓄積サーバ装置20、分析データ蓄積サーバ装置30及びWebサーバ装置40は例えば図2に示すコンピュータ500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
《出力機器》
図1の出力機器10は、複合機の場合、例えば図3に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図3は出力機器の一例のハードウェア構成図である。図3に示す出力機器10はコントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、出力機器10全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、出力機器10は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ、SIMカード等がある。
通信I/F604は、出力機器10をネットワーク60に接続させるインタフェースである。これにより、出力機器10は通信I/F604を介してデータ通信を行うことができる。プリンタ605は印刷データを被搬送物に印刷するための印刷装置である。例えば被搬送物は、紙、コート紙、厚紙、OHP、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔など、紙に限定されない。スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。なお、図3はあくまで出力機器10が複合機の場合の例を示しており、出力機器10が上述したように複合機でない場合にはプリンタ605やスキャナ606を必ずしも備える必要はない。また、カメラ、ランプ光源、タッチパネルなど図3に示した以外のハードウェアを有していてもよい。
<ソフトウェア構成>
《カウンタ蓄積サーバ装置》
本実施形態に係るカウンタ蓄積サーバ装置20は例えば図4に示す処理ブロックにより実現される。図4は、本実施形態に係るカウンタ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。カウンタ蓄積サーバ装置20はプログラムを実行することで、図4に示すような処理ブロックを実現する。
図4のカウンタ蓄積サーバ装置20は通信部21、カウンタ設定記憶部22、カウンタ蓄積処理部23、カウンタ記憶部24、カウンタ提供処理部25を実現している。通信部21は、外部とのデータ通信を行う。
カウンタ設定記憶部22は後述のカウンタ設定を記憶している。カウンタ設定はカウンタ蓄積処理部23においてカウンタ値の蓄積を行うために必要な情報である。カウンタ蓄積処理部23は通信部21によって受信したカウンタ値とカウンタ設定に基づいて作成した出力機器10ごとの日次データをカウンタ記憶部24に記憶させる。カウンタ記憶部24は出力機器10ごとの日次データを記憶する。
カウンタ提供処理部25は分析データ蓄積サーバ装置30からの要求に対し、カウンタ記憶部24に記憶されている出力機器10ごとの日次データを、通信部21によって分析データ蓄積サーバ装置30に提供する。また、カウンタ提供処理部25は、Webサーバ装置40からの要求に対し、カウンタ記憶部24に記憶されている日次データを、通信部21によってWebサーバ装置40に提供する。
《分析データ蓄積サーバ装置》
本実施形態に係る分析データ蓄積サーバ装置30は例えば図5に示す処理ブロックにより実現される。図5は本実施形態に係る分析データ蓄積サーバ装置の一例の処理ブロック図である。分析データ蓄積サーバ装置30はプログラムを実行することで、図5に示すような処理ブロックを実現する。
図5の分析データ蓄積サーバ装置30は通信部31、分析設定記憶部32、カウンタ分析処理部33、分析データ記憶部34、分析データ提供処理部35を実現している。通信部31は、外部とのデータ通信を行う。
分析設定記憶部32は、後述の分析設定を記憶している。分析設定は、カウンタ分析処理部33において日次データを分析に適した形(年月、グループ、カウンタ種類別の月次データなど)に再構築して保存するために必要な情報である。分析設定は、例えば後述のグループ情報、機器情報及び機器履歴情報などを含む。
カウンタ分析処理部33は通信部31によって受信した日次データと分析設定に基づき、出力機器10ごとの日次データを分析に適した条件別(年月別、グループ別、カウンタ種類別など)の月次データに再構築して分析データ記憶部34に記憶させる。分析データ記憶部34は、条件別の月次データを記憶する。また、分析データ提供処理部35はWebサーバ装置40からの要求に対し、分析データ記憶部34に記憶されている条件別の月次データを通信部31によってWebサーバ装置40に提供する。
《Webサーバ装置》
本実施形態に係るWebサーバ装置40は例えば図6に示す処理ブロックにより実現される。図6は、本実施形態に係るWebサーバ装置の一例の処理ブロック図である。Webサーバ装置40はプログラムを実行することで、図6に示すような処理ブロックを実現する。Webサーバ装置40は通信部41、認証部42、Webページ作成部43、カウンタ取得処理部44、分析データ取得処理部45を実現している。通信部41は外部とのデータ通信を行う。
認証部42はクライアント端末12を操作するユーザの認証を行う。ユーザの認証は例えば通信部41によって受信した認証情報(例えばユーザID及びパスワードの組み合わせ)がWebサーバ装置40に予め登録されている認証情報と一致するか否かを判断することで認証できるが、この方法以外の認証方法で認証してもよい。なお、予め登録されているユーザの認証情報はWebサーバ装置40の外部のデータベースに登録されていてもよい。Webページ作成部43は通信部41によって受信したクライアント端末12からの要求に基づいてWebページを作成し、そのWebページを通信部41によってクライアント端末12へ送信することでクライアント端末12に搭載されたWebブラウザにWebページを表示させる。また、Webページ作成部43は、Webページの作成に、出力機器10の日次データや条件別の月次データが必要であれば、カウンタ取得処理部44や分析データ取得処理部45に要求して取得する。
カウンタ取得処理部44は、Webページ作成部43から要求された出力機器10の日次データを通信部41によってカウンタ蓄積サーバ装置20から受信することで取得し、出力機器10の日次データをWebページ作成部43に提供する。また、分析データ取得処理部45はWebページ作成部43から要求された条件別の月次データを通信部41によって分析データ蓄積サーバ装置30から受信することで取得し、Webページ作成部43に提供する。
《カウンタ設定》
図7はカウンタ設定の一例の構成図である。カウンタ設定は、機器ID、MACアドレス、日次データIDを項目として有する。機器IDは出力機器10を一意に識別する識別情報の一例である。MACアドレスは通信ネットワーク上において出力機器10を一意に識別するための識別情報の一例である。また、日次データIDは機器IDやMACアドレスにより特定される出力機器10の日次データを一意に識別するための識別情報の一例である。なお、機器IDはIPアドレス、MACアドレス、シリアル番号などを含む概念である。また、機器IDは出力機器10に接続された記録媒体に記録されているID番号も含む。
図8は日次データの一例の構成図である。日次データは、日次データID、年月日、各種カウンタ値を項目として有する。日次データIDは、日次データを一意に識別する識別情報の一例である。年月日は、その日次データの各種カウンタ値がカウントされた日次である。各種カウンタ値は日次のカウンタ値であって、カウンタ値のトータル(合計値)、出力機器10の機能別、色別(カラー、モノクロ等)、用紙サイズ別などの異なる種類のカウンタ値である。
図9はグループ情報の一例の構成図である。グループ情報は、グループID、グループ名称、住所、電話番号、メールアドレス及び締め日を項目として有する。グループIDはグループを一意に識別する識別情報の一例である。グループは所定の単位で構成される組織を示し、企業、団体や部署などを含む。グループ名称はグループの名前である。住所、電話番号、メールアドレス及び締め日はグループの住所、電話番号、メールアドレス及び締め日である。なお、締め日は日次データから月次データを作成するための基準日である。メールアドレスはそのグループに所属するユーザや管理者のメールアドレスが登録されていてもよい。
図10は機器情報の一例の構成図である。機器情報は、機器ID、グループID、MACアドレス、日次データID、月次データIDを項目として有する。機器情報は、機器IDとグループIDとMACアドレスとを対応付けたことで、グループと、そのグループが利用している出力機器10とを対応付ける。
また、機器情報はグループIDと日次データID及び月次データIDとを対応付けたことにより、グループと、そのグループの日次データ及び月次データとを対応付ける。さらに、機器情報は、機器ID及びMACアドレスと日次データID及び月次データIDとを対応付けたことにより、出力機器10と、その出力機器10の日次データ及び月次データとを対応付ける。
図11は機器履歴情報の一例の構成図である。機器履歴情報は、機器ID、更新日及びグループIDを項目として有する。機器履歴情報は、機器IDにより識別される出力機器10が所属してきたグループの遷移を表す情報である。更新日は出力機器10の所属するグループが変わった日を表している。分析データ蓄積サーバ装置30は、図11の機器履歴情報から機器IDをキーに1つ以上のレコードを抽出することにより、出力機器10が所属していたグループのグループIDと、そのグループに出力機器10が所属していた期間と、を判断できる。
図12は月次データの一例の構成図である。月次データは、月次データID、年月、各種カウンタ値を項目として有する。月次データIDは、月次データを一意に識別する識別情報の一例である。年月は、その月次データの各種カウンタ値がカウントされた月次を表している。各種カウンタ値は月次のカウンタ値であって、トータル、機能別、色別、用紙サイズ別などの異なる種類のカウンタ値である。
<処理>
《カウンタ蓄積処理》
本実施形態に係る情報処理システム1のカウンタ蓄積サーバ装置20は、例えば図13に示す手順によりカウンタ蓄積処理を行う。図13は、カウンタ蓄積処理の手順を示した一例のフローチャートである。
カウンタ蓄積サーバ装置20のカウンタ蓄積処理部23は顧客環境の出力機器10又は仲介機14から、機器ID又はMACアドレスと対応付けられたカウンタ値を受信するまでステップS11で待機する。カウンタ蓄積処理部23は機器ID又はMACアドレスと対応付けられたカウンタ値を受信するとステップS12に進み、その機器ID又はMACアドレスをキーとして、カウンタ設定記憶部22から図7のカウンタ設定のレコードを読み出す。
ステップS13に進み、カウンタ蓄積処理部23はステップS12で読み出したカウンタ設定のレコードに基づき、受信したカウンタ値に日次データIDを付加して作成した日次データのレコードを、カウンタ記憶部24に記憶させる。
《機器グループ選択処理》
本実施形態に係る情報処理システム1のWebサーバ装置40は例えば図14のような機器グループ選択画面1000をクライアント端末12に表示し、ユーザから出力機器10が所属するグループの選択を受け付ける。例えば図14の機器グループ選択画面1000はグループ「2G」に、機器ID「10001」「10002」「10003」の出力機器10が所属している例を示している。
ユーザは、図14の機器グループ選択画面1000に表示されている機器IDを例えばドラッグ&ドロップすることで、その機器IDに対応する出力機器10の所属先のグループを変更できる。図14の機器グループ選択画面1000において行われた出力機器10の所属先のグループの変更により、出力機器10の機器IDに関連付けられるグループIDの変更と更新日の記録を行うことで図10の機器情報及び図11の機器履歴情報は更新される。
なお、機器グループ選択画面1000に示されているようにグループが階層化されていてもよい。この場合には図9に示したグループ情報は親グループ又は子グループのグループIDを関連付けて管理してもよい。さらに図10に示した機器情報と図11に示した機器履歴情報では複数のグループIDが関連付けられて管理されていてもよい。
《カウンタ分析処理》
本実施形態に係る情報処理システム1の分析データ蓄積サーバ装置30は、例えば図15に示す手順によりカウンタ分析処理を行う。図15はカウンタ分析処理の手順を示した一例のフローチャートである。
ステップS21に進み、分析データ蓄積サーバ装置30のカウンタ分析処理部33は分析設定に含まれる図9のグループ情報を参照し、現在の日時とグループ情報に含まれる締め日に基づいて締め日を経過したグループのグループIDを判断して抽出する。ここでグループIDを抽出したグループの月次データをステップS22以降で作成する。
ステップS22に進み、カウンタ分析処理部33は図11の機器履歴情報の更新日及びグループIDを参照し、月次データ作成期間に、ステップS21で抽出したグループIDのグループに所属していた出力機器10の機器IDと、その所属期間を抽出する。ステップS22の処理では、例えば月次データ作成期間中に所属が変更された出力機器10が含まれていたとしても、更新日に基づいてその出力機器10がグループに所属していた所属期間を判断できる。
ステップS23に進み、カウンタ分析処理部33は出力機器10がグループに所属していた所属期間を考慮して、そのグループに所属していた出力機器10の日次データをカウンタ蓄積サーバ装置20へ要求することによって取得する。具体的にはステップS22で抽出された出力機器10の機器IDについてステップS22で抽出された所属期間に含まれる日次データの要求を通信部31によって送信する。カウンタ蓄積サーバ装置20は通信部21によって受信した要求に応じてカウンタ記憶部24に記憶されている出力機器10ごとの日次データをカウンタ提供処理部25によって通信部31から分析データ蓄積サーバ装置30へ送信することで提供する。そして、ステップS24に進みカウンタ分析処理部33はカウンタ蓄積サーバ装置20から取得した日次データから図12に示す月次データを作成し、分析データ記憶部34に記憶させる。
なお、図15のフローチャートでは、グループの締め日を経過していれば、日次データから月次データを作成する例を示したが、これに限らない。例えばカウンタ分析処理部33はWebサーバ装置40から月次データを要求されたタイミングで日次データから月次データを作成するようにしてもよい。また、カウンタ分析処理部33は月次データに替えて、週次データ、四半期データ又は年次データを作成してもよい。
ステップS24でカウンタ分析処理部33は、取得した日次データから、分析に適した条件別(年月別、グループ別、カウンタ種類別など)の月次データとして、例えば図16に示すようなOLAPキューブ1001を作成する。図16はOLAPキューブについて説明する一例の図である。
図16(A)は、取得した日次データに基づいて作成されたOLAPキューブ1001の一例の月次データの構成図である。図16(A)のOLAPキューブ1001は条件としてグループ名称、年月、機器、カウンタ種類が設定されている。図16(A)のOLAPキューブ1001は例えば図16(B)に示すように、年月別、グループ名称別、カウンタ種類別にカウンタ値を分析できることを表している。図16(B)ではグループの締め日が経過する度に、年月(時間)軸方向にOLAPキューブ1001が追加されていくことになる。例えば指定されたグループと年月に対応する月次データを取得したい場合には、グループIDと年月が特定できれば図9に記載のグループ情報からグループ名称を特定することができるため、特定されたグループ名称と指定された年月の月次データをOLAPキューブ1001から抽出して取得することができる。なお、グループ名称ではなくグループIDをOLAPキューブ1001の条件として設定していてもよい。
なお、データベースのデータ構造の一例としてOLAP1001キューブを示したが他の形式のデータ構造のデータベースで管理されていてもよい。
《Webページ表示処理》
本実施形態に係る情報処理システム1は、例えば図17に示す手順によりWebページ表示処理を行う。図17は、Webページ表示処理の手順を示した一例のシーケンス図である。
ステップS31において、例えば顧客環境の管理者などのユーザはクライアント端末12を操作し、Webサーバ装置40へのログイン要求を送信する。Webサーバ装置40はユーザ情報としてユーザIDとユーザの所属するグループのグループIDを関連付けて記憶して管理している。ステップS32に進み、Webサーバ装置40の認証部24はログインを要求したユーザを通信部41によって受信したログイン要求に含まれるユーザの認証情報に基づいて認証する。図17では認証が成功した例を示している。なお、認証が失敗すれば、ステップS33以降の処理は行われない。
ステップS33に進み、Webサーバ装置40の分析データ取得処理部45はログインの認証に成功したユーザのユーザIDに関連付けられているグループIDを特定し、特定したグループIDと対応付けられている月次データを分析データ蓄積サーバ装置30から取得する。具体的にはログイン中のユーザのユーザIDに関連付けられているグループIDを特定し、特定したグループIDと対応付けられている月次データの要求を通信部41によって分析データ蓄積サーバ装置30へ送信し、要求に応じて分析データ蓄積サーバ装置30から送信された月次データを通信部41によって受信する。
ステップS34に進み、Webサーバ装置40のWebページ作成部43は分析データ蓄積サーバ装置30から受信することによって取得した月次データを含んだ後述のトップページ1100の画面データを作成する。ステップS35に進み、Webサーバ装置40はトップページ1100の画面データをクライアント端末12に通信部41によって送信する。ステップS36において画面データを受信したクライアント端末12のWebブラウザは、例えば図18に示すトップページ1100を表示する。
図18はトップページの一例の画面イメージ図である。ユーザはトップページ1100の報告書ボタン1101を押下することで、月次データの条件を選択する条件選択画面を表示させることができる。ユーザは条件選択画面からグループID、機器IDなどの条件を選択することで、選択した条件別の月次データをクライアント端末12のWebブラウザに表示させる。
例えばクライアント端末12のWebブラウザに表示されるグループ別の月次データは前述したように、選択したグループに他のグループから移動してきた出力機器10や選択したグループから他のグループへ移動した出力機器10を考慮したものとなる。
図19は、出力機器の所属するグループの変更について説明する一例の図である。グループの変更は図14に示した機器グループ選択画面1000によって変更できる。図19ではグループの一例である「企画部」に2016年5月まで所属していた出力機器10が2016年6月から「総務部」に所属が変更した例を示している。図19に示すケースでは、カウンタ値を機器IDと対応付けておくだけでは、図20(A)に示すように正しくない月次データが作成される。
図20は二つのグループの月次データを表すグラフ図である。図20(A)は出力機器10のグループ間の移動が考慮されない場合に作成される月次データの一例である。機器IDと対応付けられているカウンタ値から月次データを作成されるため、所属が変更される前の「企画部」でのカウンタ値も、所属が変更された後の「総務部」でのカウンタ値として誤って表示される。
本実施形態では、図11の機器履歴情報により出力機器10が所属してきたグループの遷移を記憶しておくか、図16のようにOLAPキューブ1001で月次データを記憶しておくことで、図20(B)に示すように、正しい月次データを作成できる。出力機器10のグループ間の移動が考慮されるため、図20(B)では所属が変更される前の「企画部」でのカウンタ値も、所属が変更された後の「総務部」でのカウンタ値も、正しく表示される。以上、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、出力機器10を利用するグループの変更を考慮した出力機器10の使用実績を顧客環境のユーザに報告できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。分析設定記憶部32は特許請求の範囲に記載した機器履歴情報記憶手段の一例である。カウンタ記憶部24は使用実績情報記憶手段の一例である。カウンタ分析処理部33は処理手段の一例である。Webページ作成部43は画面データ作成手段の一例である。分析データ記憶部34は使用量情報記憶手段の一例である。
また、カウンタ値は特許請求の範囲に記載した使用量情報の一例である。特許請求の範囲に記載した使用量情報は、出力機器10を使用した時間、出力機器10が撮像した画像のデータ量や枚数、出力機器10の通信データ量、出力機器10がデータを出力している時間や出力するデータの量も含まれる。
なお、本実施形態で説明した情報処理システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
1 情報処理システム
10 出力機器
12 クライアント端末
14 仲介機
16 ファイヤウォール
20 カウンタ蓄積サーバ装置
21 通信部
22 カウンタ設定記憶部
23 カウンタ蓄積処理部
24 カウンタ記憶部
25 カウンタ提供処理部
30 分析データ蓄積サーバ装置
31 通信部
32 分析設定記憶部
33 カウンタ分析処理部
34 分析データ記憶部
35 分析データ提供処理部
40 Webサーバ装置
41 通信部
42 認証部
43 Webページ作成部
44 カウンタ取得処理部
45 分析データ取得処理部
50、60 ネットワーク
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
1000 機器グループ選択画面
1001 OLAPキューブ
1100 トップページ
1101 報告書ボタン
B バス
特許第58538993号公報

Claims (9)

  1. グループに所属する出力機器の使用量情報をグループ単位に生成する情報処理システムであって、
    前記出力機器が所属していた前記グループの遷移、及び、前記グループに所属していた所属を表す機器履歴情報を記憶する機器履歴情報記憶手段と、
    前記出力機器の使用実績に関する情報を日ごとに記憶する使用実績情報記憶手段と、
    所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属を前記機器履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属に基づき、前記所定期間における前記出力機器の日ごとの使用実績情報から、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移を考慮した所定期間毎の使用量情報をグループ単位に生成する処理手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. ユーザの操作するクライアント端末から前記グループを指定した前記出力機器の使用量情報の取得要求を受け付け、指定された前記グループに対応する所定期間毎の前記出力機器の使用量情報を前記クライアント端末に表示させる画面データを生成し、前記クライアント端末に送信する画面データ作成手段、を更に有すること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記処理手段が生成した前記所定期間毎の前記出力機器の使用量情報を前記グループと対応付けて記憶する使用量情報記憶手段、を更に有し、
    前記処理手段は、前記クライアント端末から前記グループを指定した前記出力機器の使用量情報の取得要求を受け付けると、前記グループと対応付けられて記憶されている前記所定期間毎の前記出力機器の使用量情報を前記使用量情報記憶手段から取得し、指定された前記グループに対応する所定期間毎の前記出力機器の使用量情報を前記クライアント端末に表示させる画面データを生成すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記使用量情報記憶手段は、OLAP(Online Analytical Processing)キューブにより、前記所定期間毎の前記出力機器の使用量情報を前記グループと対応付けて記憶すること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  5. 前記使用実績情報記憶手段は、前記出力機器の使用実績情報として前記出力機器の使用により増加する日次のカウンタ値を記憶し、
    前記処理手段は、前記所定期間の前記日次のカウンタ値から週次、月次又は年次のカウンタ値を生成すること
    を特徴とする請求項1乃至4何れか一項記載の情報処理システム。
  6. 使用実績に関する情報を送信する出力機器と、グループに所属する前記出力機器の前記使用実績に関する情報を受信して前記出力機器の使用量情報をグループ単位に生成する情報処理装置により実行可能なプログラムと、を有する情報処理システムであって、
    前記出力機器が所属していた前記グループの遷移、及び、前記グループに所属していた所属を表す機器履歴情報を記憶する機器履歴情報記憶手段と、
    前記出力機器の使用実績に関する情報を日ごとに記憶する使用実績情報記憶手段と、
    所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属を前記機器履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属に基づき、前記所定期間における前記出力機器の日ごとの使用実績情報から、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移を考慮した所定期間毎の使用量情報をグループ単位に生成する処理手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  7. グループに所属する出力機器の使用量情報をグループ単位に生成する情報処理システムが実行する使用量情報生成方法であって、
    前記出力機器が所属していた前記グループの遷移、及び、前記グループに所属していた所属を表す機器履歴情報を機器履歴情報記憶部に記憶する機器履歴情報記憶ステップと、
    前記出力機器の使用実績に関する情報を日ごとに使用実績情報記憶部に記憶する使用実績情報記憶ステップと、
    所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属を前記機器履歴情報記憶部から抽出し、前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属に基づき、前記所定期間における前記出力機器の日ごとの使用実績情報から、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移を考慮した所定期間毎の使用量情報をグループ単位に生成する処理ステップと、
    を有することを特徴とする使用量情報生成方法。
  8. グループに所属する出力機器の使用量情報をグループ単位に生成する情報処理装置であって、
    前記出力機器が所属していた前記グループの遷移、及び、前記グループに所属していた所属を表す機器履歴情報を記憶する機器履歴情報記憶手段と、
    前記出力機器の使用実績に関する情報を日ごとに記憶する使用実績情報記憶手段と、
    所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属を前記機器履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属に基づき、前記所定期間における前記出力機器の日ごとの使用実績情報から、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移を考慮した所定期間毎の使用量情報をグループ単位に生成する処理手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. グループに所属する出力機器の使用量情報をグループ単位に生成する情報処理装置を、
    前記出力機器が所属していた前記グループの遷移、及び、前記グループに所属していた所属を表す機器履歴情報を記憶する機器履歴情報記憶手段、
    前記出力機器の使用実績に関する情報を日ごとに記憶する使用実績情報記憶手段、
    所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属を前記機器履歴情報記憶手段から抽出し、前記所定期間に前記グループに所属していた前記出力機器、及び、前記出力機器の所属に基づき、前記所定期間における前記出力機器の日ごとの使用実績情報から、前記出力機器が所属していた前記グループの遷移を考慮した所定期間毎の使用量情報をグループ単位に生成する処理手段、
    として機能させるためのプログラム。
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