JP2010157183A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】業務の手順を生成する場合にあって、既に行われている業務に即した業務の手順を生成するようにした情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置の操作履歴受付手段は、文書に対する操作履歴を受け付け、業務手順抽出手段は、前記操作履歴受付手段によって受け付けられた操作履歴に基づいて、業務の手順を抽出し、提示手段は、前記業務手順抽出手段によって抽出された業務の手順を提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
業務に用いられる文書を管理するシステムとして文書管理システムがある。その文書管理システムが管理している文書を用いて、さまざまな情報を収集することが行われている。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、階層構造やタイトル構造という文書管理システム固有の管理体系を情報収集に有効に活用することが可能な情報収集システムを実現することを課題とし、情報収集システムは、収集方式選択画面を管理者ユーザーのクライアント端末に表示し、管理者ユーザーは、収集方式選択画面で「書棚から書類箱を選択」する方式と「タイトル構造を選択」する方式のどちらかを選択することができ、「書棚から書類箱を選択」する方式が選択された場合には、階層構造に従って収集対象とすべき登録場所を指定するための情報がクライアント端末に提供され、また「タイトル構造を選択」する方式が選択された場合には、複数種のタイトル構造のなかから収集対象とすべきタイトル構造を指定するための情報がクライアント端末に提供されることが開示されている。
特開2004−086334号公報
本発明は、業務の手順を生成する場合にあって、既に行われている業務に即した業務の手順を生成するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、文書に対する操作履歴を受け付ける操作履歴受付手段と、前記操作履歴受付手段によって受け付けられた操作履歴に基づいて、業務の手順を抽出する業務手順抽出手段と、前記業務手順抽出手段によって抽出された業務の手順を提示する提示手段を具備することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記操作履歴受付手段が受け付ける操作履歴として、操作が行われた時、操作、操作対象である文書名を含み、前記業務手順抽出手段は、前記操作履歴に基づいて、前記操作及び前記操作対象である文書名に基づいて、業務における活動を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記操作履歴受付手段が受け付ける操作履歴として、さらに操作者を含み、前記操作者を業務における役割に変更する操作者・役割変更手段をさらに具備し、前記業務手順抽出手段は、前記操作者・役割変更手段によって変更された役割及び前記操作対象である文書名に基づいて、異なる業務における活動であるか否かを判断し、業務毎に該業務の手順を抽出し、前記提示手段は、業務毎に該業務の手順を提示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記提示手段は、複数の業務における活動で、共通する活動とそれ以外の活動を異なる態様で提示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記操作対象の文書は、階層構造を有している記憶装置に記憶されており、前記文書名として、該階層の名称を含み、前記業務手順抽出手段は、前記操作及び前記操作対象である文書名内の前記階層の名称に基づいて、業務における活動を抽出することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記提示手段は、財務内部統制における業務フローに関する情報として業務の手順を提示し、複数の業務における活動で、共通する活動とそれ以外の活動がリスク又はコントロールの対象となり得ることを提示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、コンピュータを、文書に対する操作履歴を受け付ける操作履歴受付手段と、前記操作履歴受付手段によって受け付けられた操作履歴に基づいて、業務の手順を抽出する業務手順抽出手段と、前記業務手順抽出手段によって抽出された業務の手順を提示する提示手段として機能させることを特徴とする情報処理プログラムである。
請求項1記載の情報処理装置によれば、業務の手順を生成する場合にあって、既に行われている業務に即した業務の手順を生成できる。
請求項2記載の情報処理装置によれば、業務の手順を生成する負荷を軽減できる。
請求項3記載の情報処理装置によれば、複数の業務における履歴がある場合であっても、業務毎にその業務の手順を生成することができる。
請求項4記載の情報処理装置によれば、他の業務と比較して、異なる業務を発見しやすくすることができる。
請求項5記載の情報処理装置によれば、文書が階層構造を有している記憶装置に記憶されている場合であっても、業務の手順を生成することができる。
請求項6記載の情報処理装置によれば、財務内部統制における業務フローの生成に適した情報を提示することができる。
請求項7記載の情報処理プログラムによれば、業務の手順を生成する場合にあって、既に行われている業務に即した業務の手順を生成できる。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な各種の実施の形態の例を説明する。
図1は、第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前であることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
本実施の形態で取り扱う文書とは、画像、テキストデータ、動画、音声等の電子データ、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。
本実施の形態である情報処理装置は、文書管理システム140によって管理されている文書に対する操作履歴を用いて、業務の手順(以下、業務フローともいう)を提示するものであって、図1に示すように、操作履歴抽出モジュール110、業務フロー抽出モジュール120、業務フロー提示モジュール130を有しており、文書管理システム140、ユーザー管理システム150と接続されている。
文書管理システム140は、操作履歴抽出モジュール110と接続されており、文書の管理(文書の記憶、文書の属性/アクセス権等の付与/記憶等、文書の検索等)を行い、その管理している文書は操作対象となり、その編集履歴を記憶している。操作履歴抽出モジュール110からの要求にしたがって、記憶している編集履歴を渡す。
また、文書管理システム140は、階層構造を有している記憶装置として、操作対象の文書を記憶してもよい。例えば、階層構造として、フォルダ内に文書が格納されている場合がある。また、そのフォルダ内にフォルダがあってもよい。
ユーザー管理システム150は、操作履歴抽出モジュール110と接続されており、ユーザーの管理(文書管理システム140、情報処理装置等のユーザーを対象とし、そのユーザーに関する情報(例えば、ユーザーの属性(役割))等の記憶等)を行い、操作履歴抽出モジュール110からの要求にしたがって、その管理しているユーザーに関する情報を渡す。例えば、ユーザーと役割を対応させたテーブルを記憶しており、このテーブルを操作履歴抽出モジュール110に渡す。
操作履歴抽出モジュール110は、文書管理システム140、業務フロー抽出モジュール120、ユーザー管理システム150と接続されており、文書管理システム140から文書に対する操作履歴を受け付ける。そして、その操作履歴(操作履歴抽出モジュール110によって変更処理が加えられた操作履歴を含む)を業務フロー抽出モジュール120に渡す。
例えば、受け付ける操作履歴として、操作が行われた時、操作、操作対象である文書名を含んでもよい。
また、受け付ける操作履歴として、さらに操作者を含んでもよい。操作者とは、その文書に対して操作を行った者をいい、操作履歴として含まれる操作者として、その操作者を特定するユーザーID、ユーザー名等がある。
また、操作履歴抽出モジュール110は、受け付けた操作者を業務における役割に変更するようにしてもよい。例えば、ユーザー管理システム150にユーザーと役割を対応させたテーブルを要求し、そのテーブルからユーザーを役割に変更するようにしてもよい。
また、文書名として、その文書単独の名称の他に、その文書が格納されている記憶装置(文書管理システム140)における階層の名称(いわゆるパス名)を含んでいてもよい。なお、文書名は業務の名称を含んでいるように付与(名付け)されている。その業務の名称が含まれている位置は、文書単独の名称の部分であってもよいし、階層の部分であってもよい。以下、この文書名のことを、ファイルID、ファイルパスともいう。
また、操作履歴抽出モジュール110が行う変更処理として、ユーザーから役割に変更することの他に、操作が行われた時をその操作の順番に変更し、階層の名称を含んでいる文書名から予め定められた階層部分を抽出するようにしてもよい。
業務フロー抽出モジュール120は、操作履歴抽出モジュール110、業務フロー提示モジュール130と接続されており、操作履歴抽出モジュール110によって受け付けられた操作履歴に基づいて、業務の手順を抽出する。業務は活動を含み、その活動の順番が決まっているものである。さらに、その活動を行う役割が決まっていてもよい。そして、抽出した業務の手順を業務フロー提示モジュール130に渡す。
また、業務フロー抽出モジュール120は、受け取った操作履歴に基づいて、操作及び操作対象である文書名に基づいて、業務における活動を抽出するようにしてもよい。
また、操作履歴抽出モジュール110によって変更された役割及び操作対象である文書名に基づいて、異なる業務における活動であるか否かを判断し、業務毎にその業務の手順を抽出するようにしてもよい。
また、操作及び操作対象である文書名内の階層の名称に基づいて、業務における活動を抽出するようにしてもよい。
業務フロー提示モジュール130は、業務フロー抽出モジュール120と接続されており、業務フロー抽出モジュール120によって抽出された業務の手順を提示する。
また、複数の業務があれば、業務毎にその業務の手順を提示するようにしてもよい。
また、複数の業務における活動で、共通する活動とそれ以外の活動を異なる態様で提示するようにしてもよい。異なる態様で提示とは、例えば、活動に対応するアイコン(小画像)を他のものと区別できるようにするものであり、色彩、形状、模様、音声又はこれらの組み合わせを変更することが該当する。なお、音声を変更するとは、該当するアイコンを選択すると他とは異なる音声が出力される等が該当する。
図2は、本実施の形態(第1から3の実施の形態)を実現するためのシステム構成例を示す説明図である。
文書管理システム140、ユーザー管理システム150、業務フロー抽出システム200は、通信回線を介して接続されている。図1の例に示した操作履歴抽出モジュール110、業務フロー抽出モジュール120、業務フロー提示モジュール130は、業務フロー抽出システム200内に構築されている。また、文書管理システム140、ユーザー管理システム150、業務フロー抽出システム200は、図2の例ではそれぞれ1つずつであるが、複数あってもよい。主に、文書管理システム140、ユーザー管理システム150はサーバーとして動作し、業務フロー抽出システム200はそのサーバーに対するクライアントとして動作する。また、文書管理システム140に管理されている文書を編集するためのPC(パーソナルコンピュータ)が接続されていてもよい。
図3は、操作履歴抽出モジュール110、文書管理システム140、ユーザー管理システム150内のモジュール構成例を示す説明図である。
文書管理システム140は、文書DB141、操作履歴DB142を有している。文書DB141は文書を記憶しているデータベースであり、文書はユーザーによる操作によって編集され得る。
例えば、図6の例に示す文書DB141のように、階層構造を有している文書を記憶している。図6の例に示すものは、フォルダである業務文書フォルダ600下に2つのフォルダである受注業務フォルダ610、受注業務フォルダ630を有しており、受注業務フォルダ610下に3つのフォルダである見積依頼フォルダ611、見積フォルダ614、注文フォルダ617を有しており、見積依頼フォルダ611下には2つの文書である見積依頼書1 612、見積依頼書2 613を有しており、見積フォルダ614下には2つの文書である見積書1 615、見積書2 616を有しており、注文フォルダ617下には2つの文書である注文書1 618、注文書2 619を有している。
操作履歴DB142は、その文書に対する操作の履歴を記憶しているデータベースである。操作履歴として、例えば、操作した時(年、月、日、時、分、秒等のいずれか、これらの組み合わせであって、2つの操作の前後が判明し得るものであればよい)、操作、操作したユーザー、操作対象の文書名(以下、ファイルID、ファイルパスともいう)等がある。
ユーザー管理システム150は、ユーザー情報DB151を有している。ユーザー情報DB151は、ユーザーに関する情報を記憶しているデータベースである。例えば、図7の例に示すようにユーザー情報テーブル700を記憶している。図7は、ユーザー情報テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー情報DB151は、ユーザー情報テーブル700を記憶しており、ユーザー情報テーブル700は、ユーザー欄710、ロール欄720を有している。ユーザー欄710はユーザーとしてその名称を記憶しており、ロール欄720はそのユーザーに対応する役割(以下、ロールともいう)としてその名称を記憶している。
操作履歴抽出モジュール110は、対象操作履歴抽出モジュール111、操作履歴変更モジュール112を有している。
対象操作履歴抽出モジュール111は、文書管理システム140から業務フロー抽出対象の階層(フォルダ)下の文書に対する操作履歴を取得する。そして、その取得した操作履歴を操作履歴変更モジュール112へ渡す。
そして、操作履歴変更モジュール112は、その取得したデータから操作順序、ロール、操作ファイルの階層情報、ファイルIDといった形式の操作履歴を抽出する。その抽出は、文書管理システム140から取得した操作履歴からデータを選別することの他に、必要に応じてデータを変換する。例えば、ユーザー管理システム150に問い合わせて、操作履歴に含まれるユーザー名をロール名に変換する。
また、業務フロー抽出システム200は、本実施の形態の処理対象(業務の手順として解析すべき文書(その操作履歴群))の指定を受ける。この指定には、ユーザーの操作に応じた指定、又は予め定められた指定等がある。例えば、図8の例に示す設定テーブル810によって指定される。そして、業務フロー抽出システム200は、業務フロー抽出モジュール120による業務フローの抽出結果である操作履歴テーブル820を記憶している。
図4は、業務フロー抽出モジュール120内のモジュール構成例を示す説明図である。業務フロー抽出モジュール120は、操作履歴抽出モジュール110からの操作履歴から業務フローのインスタンス(実体)を抽出する。
業務フロー抽出モジュール120は、サブフロー抽出モジュール121、操作ルール適用モジュール122、ロール・サブフロールール適用モジュール123、ファイルIDルール適用モジュール124を有している。
サブフロー抽出モジュール121は、操作履歴抽出モジュール110によって抽出されたファイルIDからサブフローを抽出する。ここで、サブフローとは、業務を構成しており、活動名の部分を構成するものである。サブフローの抽出は、後述する設定テーブル810の階層サブフロー対応欄812によって指定されたものにしたがって抽出する。より具体的には、例えば、図24に示したフローチャートに従う。この具体的な処理については後述する。
操作ルール適用モジュール122は、操作履歴抽出モジュール110によって抽出された操作履歴にルールを適用して、業務フローを抽出する。ここで、ルールとして、例えば、同じロールによる同じ文書種別の新規登録(操作)が業務フローの1インスタンスで1回のみ行われること、ある業務フローのインスタンスで登録された文書に対する更新の活動は、登録した業務フローのインスタンスに含まれるということ等がある。このルールに基づき、ロール・サブフロールール適用モジュール123、ファイルIDルール適用モジュール124を制御して、業務フローのインスタンスを操作履歴から抽出する。より具体的には、例えば、図19に示したフローチャートに従う。この具体的な処理については後述する。
ロール・サブフロールール適用モジュール123は、ロールとサブフローを対象として、予め定められたルールに従って、操作履歴内の操作を活動として含めるか否かを判断する。具体的な例として、操作履歴内の操作が登録であり、ロールとサブフローの組み合わせと同じものが、既に業務フローとして抽出されていなければ、その登録操作を業務フローの活動として抽出する。
ファイルIDルール適用モジュール124は、ファイルIDを対象として、予め定められたルールに従って、操作履歴内の操作を活動として含めるか否かを判断する。具体的な例として、操作履歴内の操作が更新であって、その更新対象のファイルIDが、既に抽出されている業務フロー内の登録操作の活動のファイルIDに含まれている場合は、その業務フローの活動として抽出する。
図5は、業務フロー提示モジュール130内のモジュール構成例を示す説明図である。業務フロー提示モジュール130は、業務フロー抽出モジュール120が抽出した業務フローのインスタンスのデータを、業務フロー図やワークフローシステムの定義データとして、画面やファイルに提示する。また、業務フロー抽出モジュール120により、複数の異なる業務フローのインスタンスが抽出された場合、抽出された業務フローを抽出インスタンス数の多いものから順に画面に提示し、提示する業務フローを選択する機能を備えるようにしてもよい。
業務フロー提示モジュール130は、アクティビティ名生成モジュール131、ファイルリンク生成モジュール132、共通アクティビティ抽出モジュール133、提示モジュール134を有している。
アクティビティ名生成モジュール131は、活動(アクティビティ)の名称を生成する。より具体的には、例えば、サブフロー名と操作名を結合して活動名を生成するようにしてもよい。
ファイルリンク生成モジュール132は、その活動と対応付けられている文書とのリンクを生成する。
共通アクティビティ抽出モジュール133は、複数の業務フローが抽出された場合は、その複数の業務フロー内の活動で共通するものを抽出する。また、それ以外の活動(共通していない活動)を抽出してもよい。
提示モジュール134は、業務フロー抽出システム200のディスプレイに業務フロー図を提示、また、業務フローを定義するデータ(その業務フローの定義データの原型を含む)を提示する。
図8は、設定・結果テーブル群800のデータ構造例を示す説明図である。業務フロー抽出システム200は、設定・結果テーブル群800を有している。設定・結果テーブル群800には、設定テーブル810、操作履歴テーブル820が含まれている。
設定テーブル810は、解析対象欄811、階層サブフロー対応欄812を有している。解析対象欄811は、文書管理システム140内の対象としている文書を記憶しているフォルダを記憶している。階層サブフロー対応欄812は、サブフローとして抽出すべき対象を記憶している。
図8に示す例では、解析対象として「/受注業務」が指定されており、これは図6の例に示す受注業務フォルダ610下の文書を対象とすることを示している。そして、サブフローとして抽出すべき対象は、子フォルダであることが指定されており、これは図6の例に示す受注業務フォルダ610下の3つのフォルダである見積依頼フォルダ611、見積フォルダ614、注文フォルダ617の名称をサブフローとして抽出することを示している。
操作履歴テーブル820は、順序欄821、操作欄822、ロール欄823、階層欄824、ファイルID欄825を有している。
順序欄821は、その活動の業務内における順番を記憶する。
操作欄822は、その活動における操作を記憶する。
ロール欄823は、その操作を行ったロールを記憶する。
階層欄824は、その操作対象である文書の階層名の部分(その文書単独の名称を含んでいてもよい)を記憶する。
ファイルID欄825は、その活動における操作の対象であるファイルIDを記憶する。
なお、本実施の形態による処理を行う前の状態は、図8の例に示すように各欄とも空の状態である。また、解析対象に含まれている業務が複数ある場合は、処理結果として操作履歴テーブル820が業務数だけ生成されることになる。
図9は、第1の実施の形態によるステップ(1)の処理例を示すフローチャートである。この処理は、操作履歴抽出モジュール110によって行われる。操作履歴抽出モジュール110は、設定テーブル810の解析対象欄811から解析対象となるフォルダを取得し、文書管理システム140から解析対象であるフォルダ下にある文書の操作履歴を取得し、業務フロー抽出モジュール120における処理で必要な情報(順序、操作(操作の種別)、ロール、階層、ファイルID)を抽出する。なお、ロールは、ユーザー管理システム150から取得する。
ステップS902では、対象操作履歴抽出モジュール111が、文書管理システム140から解析対象である「/受注業務」フォルダ下の文書に対する操作履歴を取得する。例えば、図10の例に示す取得操作履歴テーブル1000がある。図10は、取得操作履歴テーブル1000のデータ構造例を示す説明図である。取得操作履歴テーブル1000は、日時欄1010、操作欄1020、ユーザー欄1030、ファイルID欄1040等を有している。日時欄1010は、その操作が行われた日時(年、月、日、時、分、秒等のいずれか、これらの組み合わせであって、2つの操作の前後が判明し得るものであればよい)を記憶している。操作欄1020は、行われた操作を記憶している。ユーザー欄1030は、その操作を行ったユーザーIDを記憶している。ファイルID欄1040は、操作対象であるファイルIDを記憶している。これらの他の情報を記憶していてもよい。
ステップS904では、対象操作履歴抽出モジュール111が、取得操作履歴テーブル1000から日時欄1010、操作欄1020、ユーザー欄1030、ファイルID欄1040のデータのみを抽出する。
ステップS906では、操作履歴変更モジュール112が、ステップS904での処理結果に対して、日時欄1010内の日時列を順序に置き換える。ここで、順序とは順序を表す符号(数字等)であればよい。
ステップS908では、操作履歴変更モジュール112が、ステップS906での処理結果に対して、ユーザー管理システム150に問い合わせを行い、ユーザーをロールに置き換える。つまり、ユーザー情報テーブル700を用いて、ユーザーに対応するロールを抽出して、そのロールに置き換える。
ステップS910では、操作履歴変更モジュール112が、ステップS908での処理結果に対して、ファイルID欄1040内のファイルパスから、設定テーブル810の階層サブフロー対応欄812に従って、「/受注業務」を取り除いたもの(中間フォルダ名と文書単独のファイル名(ファイルパスの部分))を「階層」列(ステップ(1)抽出結果テーブル1100の階層欄1140)として追加する。
このステップ(1)の処理例によって、図10の例に示す取得操作履歴テーブル1000は図11の例に示すステップ(1)抽出結果テーブル1100のようになる。図11は、ステップ(1)抽出結果テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果テーブル1100は、順序欄1110、操作欄1120、ロール欄1130、階層欄1140、ファイルID欄1150を有している。
順序欄1110は、ステップS906によって取得操作履歴テーブル1000の日時欄1010から変換されたものである。
操作欄1120は、取得操作履歴テーブル1000の操作欄1020と同じものである。
ロール欄1130は、ステップS908によって取得操作履歴テーブル1000のユーザー欄1030から変換されたものである。
階層欄1140は、ステップS910によって取得操作履歴テーブル1000のファイルID欄1040から変換して追加されたものである。
ファイルID欄1150は、取得操作履歴テーブル1000のファイルID欄1040と同じものである。
図12は、第1の実施の形態によるステップ(2)の処理例を示すフローチャートである。この処理は、業務フロー抽出モジュール120によって行われる。業務フロー抽出モジュール120がステップ(1)による抽出結果から業務フローを抽出する。操作履歴から業務フローの1案件単位の文書の集合と登録・更新順に基づいて、設定テーブル810の階層サブフロー対応欄812で規定している階層情報とサブフロー名の対応関係を基に、業務フローを抽出する。
ステップS1202では、変数Mに1を代入して、ステップ(1)による抽出結果(ステップ(1)抽出結果テーブル1100)の全行が削除されるまで、ステップS1204からステップS1208までの処理を繰り返す(ループB)。つまり、このステップ(2)の処理が終了した時点では、変数Mは業務フローの数に1を加えた数となり、ステップ(1)による抽出結果は空となり、代わりに業務フローの数だけ新しい抽出結果のテーブルができあがることになる。
これを図13から図15を用いて説明する。
図13は、ステップ(1)抽出結果テーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果テーブル1300は、順序欄1310、操作欄1320、ロール欄1330、階層欄1340、ファイルID欄1350を有しており、これは、ステップ(1)抽出結果テーブル1100が空の状態になったものである。
図14は、ステップ(2)抽出結果1テーブル1400のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(2)抽出結果1テーブル1400は、順序欄1410、操作欄1420、ロール欄1430、サブフロー欄1440、ファイルID欄1450を有しており、これは、ステップ(1)抽出結果テーブル1100から業務1にかかわる操作の行を抽出したものである。
図15は、ステップ(2)抽出結果2テーブル1500のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(2)抽出結果2テーブル1500は、順序欄1510、操作欄1520、ロール欄1530、サブフロー欄1540、ファイルID欄1550を有しており、これは、ステップ(1)抽出結果テーブル1100から業務2にかかわる操作の行を抽出したものである。
ステップS1204では、引数として変数Mを用いた処理Bを行う。処理Bは、図16の例に示したフローチャートを用いて後述する。
ステップS1206では、変数Mを1増加させる。つまり、次の業務フローを抽出対象とするためである。
ステップS1208では、ステップS1202へ戻り、ステップ(1)による抽出結果の全行が削除されている状態であるならば、ステップ(2)の処理を終了する(ステップS1299)。
図16は、第1の実施の形態による処理Bの処理例を示すフローチャートである。この処理は、業務フロー抽出モジュール120によって行われる。図12の例に示したフローチャートのステップS1204の処理である。変数M番目の業務フローを抽出する。
ステップS1602では、業務フローMの抽出結果を格納する空のテーブルを作成する。具体的な例として、図17に示すような抽出結果1テーブル1700を作成する。図17は、抽出結果1テーブル1700のデータ構造例を示す説明図である。抽出結果1テーブル1700は、順序欄1710、操作欄1720、ロール欄1730、サブフロー欄1740、ファイルID欄1750を有している。ステップ(1)の抽出結果であるステップ(1)抽出結果テーブル1100とは、階層欄1140ではなく、サブフロー欄1740であることが異なる。
ステップS1604では、ステップ(1)による抽出結果(ステップ(1)抽出結果テーブル1100)の各行のそれぞれを対象とした処理(ステップS1606からステップS1608までの処理)を繰り返す(ループA)。つまり、この処理Bが終了した時点では、業務フローMの抽出結果のテーブルができあがることになる。
これを図18を用いて説明する。図18は、Mが1の場合の業務フローの抽出結果1テーブル1800のデータ構造例を示す説明図である。抽出結果1テーブル1800は、順序欄1810、操作欄1820、ロール欄1830、サブフロー欄1840、ファイルID欄1850を有している。つまり、抽出結果1テーブル1700に抽出結果を挿入したものである。
ステップS1606では、引数として変数Mと現在の対象行を用いた処理Aを行う。処理Aは、図19の例に示したフローチャートを用いて後述する。
ステップS1608では、ステップS1604へ戻り、ステップ(1)の抽出結果の各行に対する処理が終了している状態であるならば、処理Bを終了する(ステップS1699)。
図19は、第1の実施の形態による処理Aの処理例を示すフローチャートである。この処理は、業務フロー抽出モジュール120によって行われる。図16の例に示したフローチャートのステップS1606の処理である。ステップ(1)の抽出結果(ステップ(1)抽出結果テーブル1100)の対象行は、変数M番目の業務フローにおける操作であるか否かを判断して、変数M番目の業務フローにおける操作である場合のその操作を抽出する。
具体的な例として、ステップ(1)の抽出結果であるステップ(1)抽出結果テーブル1100の1行目、M=1である場合を図20の例に示す。図20は、引数行=ステップ(1)抽出結果1行目2000のデータ構造例を示す説明図である。引数行=ステップ(1)抽出結果1行目2000は、順序欄2010、操作欄2020、ロール欄2030、階層欄2040、ファイルID欄2050を有している。つまり、引数行=ステップ(1)抽出結果1行目2000は、ステップ(1)抽出結果テーブル1100の1行目を複写して対象としたものである。
ステップS1902では、処理Cを行う。処理Cは、図24の例に示したフローチャートを用いて後述する。処理Cが終了した時点での引数行=ステップ(1)抽出結果1行目2000を対象とした1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100の状態を図21の例に示す。図21は、1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100のデータ構造例を示す説明図である。1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100は、順序欄2110、操作欄2120、ロール欄2130、サブフロー欄2140、ファイルID欄2150を有している。つまり、処理Cによって「階層」が「サブフロー」に変換されている。
ステップS1904では、操作ルール適用モジュール122が、引数行(1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100)の操作欄2120が“登録”であるか否かを判断する。“登録”である場合はステップS1906へ進み、それ以外の場合はステップS1908へ進む。
ステップS1906では、ロール・サブフロールール適用モジュール123が、引数行(1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100)のロール欄2130とサブフロー欄2140の値の組み合わせが、ステップ(2)の抽出結果Mに存在しなければ、その引数行を抽出結果Mに含める。つまり、同じ役割の人によって同じサブフローの操作(登録)が既に抽出されているか否かを判断して、抽出されていなければ抽出結果Mとして抽出する。ステップS1906が終了した時点での1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100を対象としたステップ(2)抽出結果1テーブル2200の状態を図22の例に示す。図22は、ステップ(2)抽出結果1テーブル2200のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(2)抽出結果1テーブル2200は、順序欄2210、操作欄2220、ロール欄2230、サブフロー欄2240、ファイルID欄2250を有している。つまり、抽出結果1では何も抽出されていない状態(抽出結果1テーブル1700)であったので、1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100の行をステップ(2)抽出結果1テーブル2200に含める。
ステップS1908では、操作ルール適用モジュール122が、引数行(1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)2100)の操作欄2120が“更新”であるか否かを判断する。“更新”である場合はステップS1910へ進み、それ以外の場合はステップS1999(処理Aを終了して、図16の例に示したフローチャートのステップS1606へ戻る)へ進む。
ステップS1910では、ファイルIDルール適用モジュール124が、ステップ(2)の抽出結果Mのテーブルの操作欄が“登録”である行に、引数行のファイルID(ファイルパス)欄内のファイルパスが含まれていれば、ステップ(2)の抽出結果Mのテーブルに引数行を含める。つまり、操作が行われていることは、既に登録が行われているはずであり、同じファイルパスが含まれている場合(既に登録された文書に対しての更新である)、その業務フローMにおける操作であるので、引数行を抽出結果Mのテーブルに含める。
ステップS1912では、引数行をステップ(1)の抽出結果(ステップ(1)抽出結果テーブル1100)から削除する。ただし、ここで削除する引数行は、ステップS1906又はステップS1910の処理で、抽出結果Mに含めた行のことをいう。したがって、抽出結果Mに含められなかった行は削除されずに、そのまま残ることになる。
ステップS1912の処理が終了した時点でのステップ(1)抽出結果テーブル1100の状態を図23の例に示す。図23は、ステップ(1)抽出結果テーブル2300のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果テーブル2300は、順序欄2310、操作欄2320、ロール欄2330、階層欄2340、ファイルID欄2350を有している。つまり、ステップ(1)抽出結果テーブル1100から順序1の行を削除したものである。
図24は、第1の実施の形態による処理Cの処理例を示すフローチャートである。この処理は、業務フロー抽出モジュール120によって行われる。図19の例に示したフローチャートのステップS1902の処理である。階層をサブフローに変換する。
ステップS2402では、引数行の階層欄にあるファイルパス内の最上位フォルダ名を値として、サブフロー欄に置き換える。この処理は、設定テーブル810の階層サブフロー対応欄812にしたがって行われるものである。具体的な例として、図6の例に示した見積依頼フォルダ611、見積フォルダ614、注文フォルダ617のフォルダ名を抽出したことになる。
図25は、第1の実施の形態によるステップ(2)の処理結果例を示す説明図である。
図25(a)の例に示すステップ(1)抽出結果テーブル2500は、ステップ(1)の処理結果を示す(図11の例に示したステップ(1)抽出結果テーブル1100と同等)。ステップ(1)抽出結果テーブル2500は、順序欄2510、操作欄2520、ロール欄2530、階層欄2540、ファイルID欄2550を有している。
図25(b)の例に示すステップ(2)抽出結果1テーブル2500Aは、業務フロー1として抽出された操作である。
ステップ(2)抽出結果1テーブル2500Aは、順序欄2510A、操作欄2520A、ロール欄2530A、サブフロー欄2540A、ファイルID欄2550Aを有している。つまり、ステップ(1)抽出結果テーブル2500の階層欄2540をサブフロー欄2540Aに変換(処理C)して、操作欄2520が“登録”のうち、ロールとサブフローの組み合わせが最初に現れたものが抽出され、操作欄2520が“更新”のうち、ファイルパスとしてステップ(2)抽出結果1テーブル2500A内に既にあるものが抽出されたものである。
図25(c)の例に示すステップ(2)抽出結果2テーブル2500Bは、業務フロー2として抽出された操作である。
ステップ(2)抽出結果2テーブル2500Bは、順序欄2510B、操作欄2520B、ロール欄2530B、サブフロー欄2540B、ファイルID欄2550Bを有している。つまり、ステップ(1)抽出結果テーブル2500の階層欄2540をサブフロー欄2540Bに変換(処理C)して、操作欄2520が“登録”のうち、ロールとサブフローの組み合わせが2番目に現れたものが抽出され、操作欄2520が“更新”のうち、ファイルパスとしてステップ(2)抽出結果2テーブル2500B内に既にあるものが抽出されたものである。
図26は、第1の実施の形態の業務フロー提示モジュール130による処理結果の提示例を示す説明図である。
図26(a)の例に示す抽出結果1 2600Aは、図25(b)の例に示すステップ(2)抽出結果1テーブル2500Aを図示したものである。
受付担当2610A、見積・注文担当2620A、管理担当2630Aは、ステップ(2)抽出結果1テーブル2500Aのロール欄2530Aから生成したものである。
各活動(見積依頼_登録2611A、見積依頼_更新2631A、見積_登録2621A、見積_更新2633A、注文_登録2623A)には業務フローの抽出に使用した文書へのリンクアイコン(見積依頼書1 2612A、見積依頼書1 2632A、見積書1 2622A、見積書1 2634A、注文書1 2624A)が置かれている。
そして、各活動は、順序欄2510Aにしたがって矢印で結ばれている。
抽出結果1 2600Aの各活動は、ステップ(2)の抽出結果(ステップ(2)抽出結果1テーブル2500A)の各行に対応しており、活動名は操作欄2520Aとサブフロー欄2540A内の文字列を連結したものとしている。例えば1行目の見積依頼_登録2611Aの活動名は、サブフロー「見積依頼」と操作「登録」を連結して、「見積依頼_登録」としている。
また、図26(b)の例に示す抽出結果2 2600Bも同様に、図25(c)の例に示すステップ(2)抽出結果2テーブル2500Bを図示したものである。
業務フロー提示モジュール130は、複数の抽出結果(抽出結果1 2600Aと抽出結果2 2600B)を提示する。そして、例えば、共通部分を青色、非共通部分を赤色(図26では見積_更新2633Aを斜線付き)で示す。
次に第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態のモジュール構成例等は、第1の実施の形態(図1から図5)と同等のものである。
第2の実施の形態は、文書管理システム140が、図27の例に示すような階層構造を有している文書を記憶している場合に対応するものである。図27は、文書DB141内の文書の構成例を示す説明図である。つまり、第1の実施の形態が対象としていた階層構造とは異なり、受注業務フォルダ2710内はフォルダ分けされておらず、直接文書(見積依頼書1 2711から注文書2 2716)が記憶されている場合に対応するものである。そして、活動の名称がファイル名として予め定められたルールで含められている。
また、このような階層構造に対応するために、業務フロー抽出システム200の設定・結果テーブル群2800内の設定テーブル2810(第1の実施の形態では図8の例に示した設定テーブル810に対応)が、図28の例に示すように解析対象欄2811、階層サブフロー対応欄2812を有している。図28は、設定・結果テーブル群2800のデータ構造例を示す説明図である。解析対象欄2811は、設定テーブル810の解析対象欄811と同等である。階層サブフロー対応欄2812は、設定テーブル810の階層サブフロー対応欄812に対応するが、その内容は、ファイルパスである文字列からサブフローを抽出するための正規表現(regular expression)である。図28の例に示した正規表現は、例えば、注文書2 2716から「注文」という文字列をサブフローとして抽出するものである。
図29は、第2の実施の形態によるステップ(1)の処理例を示すフローチャートである。この処理は、操作履歴抽出モジュール110によって行われる。操作履歴抽出モジュール110は、設定テーブル2810の解析対象欄2811から解析対象となるフォルダを取得し、文書管理システム140から解析対象であるフォルダ下にある文書の操作履歴を取得し、業務フロー抽出モジュール120における処理で必要な情報(順序、操作(操作の種別)、ロール、階層、ファイルID)を抽出する。なお、ロールは、ユーザー管理システム150から取得する。
ステップS2902からステップS2908までの処理は、第1の実施の形態による図9の例に示したフローチャートのステップS902からステップS908までの処理と同等である。
ステップS2910では、操作履歴変更モジュール112が、ステップS2908での処理結果に対して、ファイルID欄3040内のファイルパスから、設定テーブル2810の階層サブフロー対応欄2812(ただし、ここでは正規表現の対象となる部分を抽出するという指示の意)に従って、「/受注業務」を取り除いたもの(文書単独のファイル名)を「階層」列(ステップ(1)抽出結果テーブル3100の階層欄3140)として追加する。
なお、第2の実施の形態による処理対象の操作履歴として、図30の例に示す取得操作履歴テーブル3000がある。図30は、取得操作履歴テーブル3000のデータ構造例を示す説明図である。取得操作履歴テーブル3000は、日時欄3010、操作欄3020、ユーザー3030、ファイルID欄3040等を有しており、図10の例に示した取得操作履歴テーブル1000に対応するものである。
また、図29の例に示した処理によって、取得操作履歴テーブル3000は、図31の例に示すステップ(1)抽出結果テーブル3100のようになる。図31は、ステップ(1)抽出結果テーブル3100のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果テーブル3100は、順序欄3110、操作欄3120、ロール欄3130、階層欄3140、ファイルID欄3150を有しており、図11の例に示したステップ(1)抽出結果テーブル1100に対応するものである。
第2の実施の形態が行うステップ(2)の処理は、第1の実施の形態における図12、図16、図19の例に示したフローチャートによる処理例と同等である。ただし、処理Cは、図32の例に示すフローチャートにしたがう。
図32は、第2の実施の形態による処理Cの処理例を示すフローチャートである。この処理は、業務フロー抽出モジュール120によって行われる。図19の例に示したフローチャートのステップS1902の処理である。階層をサブフローに変換する。
ステップS3202では、設定テーブル2810の階層サブフロー対応欄2812内の正規表現を使って、取得した引数行の階層欄にある文字列から、サブフロー名を抽出し、階層欄をサブフロー欄に置き換える。
図32の例に示すフローチャートの処理例を図33、図34を用いて説明する。
処理Cにおける引数行の例を図33に示す。図33は、ステップ(1)抽出結果1行目3300のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果1行目3300は、順序欄3310、操作欄3320、ロール欄3330、階層欄3340、ファイルID欄3350を有している。つまり、ステップ(1)抽出結果1行目3300は、ステップ(1)抽出結果テーブル3100の1行目を複写して対象としたものである。
処理Cが終了した時点でのステップ(1)抽出結果1行目3300を対象とした1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)3400の状態を図34の例に示す。図34は、1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)3400のデータ構造例を示す説明図である。1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)3400は、順序欄3410、操作欄3420、ロール欄3430、サブフロー欄3440、ファイルID欄3450を有している。つまり、処理Cによって「階層」が「サブフロー」に変換されている。
図35は、第2の実施の形態による処理結果例を示す説明図である。
図35(a)の例に示すステップ(1)抽出結果テーブル3500は、ステップ(1)の処理結果を示す(図31の例に示したステップ(1)抽出結果テーブル3100に対応)。ステップ(1)抽出結果テーブル3500は、順序欄3510、操作欄3520、ロール欄3530、階層欄3540、ファイルID欄3550を有している。
図35(b)の例に示すステップ(2)抽出結果1テーブル3500Aは、業務フロー1として抽出されたテーブルである。
ステップ(2)抽出結果1テーブル3500Aは、順序欄3510A、操作欄3520A、ロール欄3530A、サブフロー欄3540A、ファイルID欄3550Aを有している。第1の実施の形態の処理例における図25(b)の例に示したステップ(2)抽出結果1テーブル2500Aに対応するものである。
図35(c)の例に示すステップ(2)抽出結果2テーブル3500Bは、業務フロー2として抽出されたテーブルである。
ステップ(2)抽出結果2テーブル3500Bは、順序欄3510B、操作欄3520B、ロール欄3530B、サブフロー欄3540B、ファイルID欄3550Bを有している。第1の実施の形態の処理例における図25(c)の例に示したステップ(2)抽出結果2テーブル2500Bに対応するものである。
次に第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態のモジュール構成例等は、第1の実施の形態(図1から図5)と同等のものである。
第3の実施の形態は、文書管理システム140が、図36の例に示すような階層構造を有している文書を記憶している場合に対応するものである。図36は、文書DB141内の文書の構成例を示す説明図である。つまり、第1の実施の形態又は第2の実施の形態が対象としていた階層構造とは異なり、受注業務フォルダ3610内は年度毎にフォルダ分け(2008年度フォルダ3620)され、さらに、案件毎にフォルダ分け(案件101フォルダ3630、案件102フォルダ3640)されており、その下は図6の例に示したフォルダと文書の階層構造と同等である。複数の階層によって構成されている場合に対応するものである。そして、活動の名称がいずれかの階層のフォルダ名として予め定められたルールで含められている。
また、このような階層構造に対応するために、業務フロー抽出システム200の設定・結果テーブル群3700内の設定テーブル3710(第1の実施の形態では図8の例に示した設定テーブル810に対応)が、図37の例に示すように解析対象欄3711、階層サブフロー対応欄3712を有している。図37は、設定・結果テーブル群3700のデータ構造例を示す説明図である。解析対象欄3711は、設定テーブル810の解析対象欄811と同等である。階層サブフロー対応欄3712は、設定テーブル810の階層サブフロー対応欄812に対応するが、その内容は、ファイルパスである文字列からサブフローを抽出するための正規表現である。図37の例に示した正規表現は、例えば、見積依頼書3632のファイルパスの文字列から「見積依頼」という文字列をサブフローとして抽出するものである。
図38は、第3の実施の形態によるステップ(1)の処理例を示すフローチャートである。この処理は、操作履歴抽出モジュール110によって行われる。操作履歴抽出モジュール110は、設定テーブル3710の解析対象欄3711から解析対象となるフォルダを取得し、文書管理システム140から解析対象であるフォルダ下にある文書の操作履歴を取得し、業務フロー抽出モジュール120における処理で必要な情報(順序、操作(操作の種別)、ロール、階層、ファイルID)を抽出する。なお、ロールは、ユーザー管理システム150から取得する。
ステップS3802からステップS3808までの処理は、第1の実施の形態による図9の例に示したフローチャートのステップS902からステップS908までの処理と同等である。
ステップS3810では、操作履歴変更モジュール112が、ステップS3808での処理結果に対して、ファイルID欄3940内のファイルパスから、設定テーブル3710の階層サブフロー対応欄3712(ただし、ここでは正規表現の対象となる部分を抽出するという指示の意)に従って、「/受注業務」を取り除いたもの(複数の中間フォルダ名と文書単独のファイル名)を「階層」列(ステップ(1)抽出結果テーブル4000の階層欄4040)として追加する。
なお、第3の実施の形態による処理対象の操作履歴として、図39の例に示す取得操作履歴テーブル3900がある。図39は、取得操作履歴テーブル3900のデータ構造例を示す説明図である。取得操作履歴テーブル3900は、日時欄3910、操作欄3920、ユーザー3930、ファイルID欄3940等を有しており、図10の例に示した取得操作履歴テーブル1000に対応するものである。
また、図38の例に示した処理によって、取得操作履歴テーブル3900は、図40の例に示すステップ(1)抽出結果テーブル4000のようになる。図40は、ステップ(1)抽出結果テーブル4000のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果テーブル4000は、順序欄4010、操作欄4020、ロール欄4030、階層欄4040、ファイルID欄4050を有しており、図11の例に示したステップ(1)抽出結果テーブル1100に対応するものである。
第3の実施の形態が行うステップ(2)の処理は、第1の実施の形態における図12、図16、図19の例に示したフローチャートによる処理例と同等である。ただし、処理Cは、図41の例に示すフローチャートにしたがう。
図41は、第3の実施の形態による処理Cの処理例を示すフローチャートである。この処理は、業務フロー抽出モジュール120によって行われる。図19の例に示したフローチャートのステップS1902の処理である。階層をサブフローに変換する。
ステップS4102では、設定テーブル3710の階層サブフロー対応欄3712内の正規表現を使って、取得した引数行の階層欄にある文字列から、サブフロー名を抽出し、階層欄をサブフロー欄に置き換える。
図41の例に示すフローチャートの処理例を図42、図43を用いて説明する。
処理Cにおける引数行の例を図42に示す。図42は、ステップ(1)抽出結果1行目4200のデータ構造例を示す説明図である。ステップ(1)抽出結果1行目4200は、順序欄4210、操作欄4220、ロール欄4230、階層欄4240、ファイルID欄4250を有している。つまり、ステップ(1)抽出結果1行目4200は、取得操作履歴テーブル3900の1行目を複写して対象としたものである。
処理Cが終了した時点でのステップ(1)抽出結果1行目4200を対象とした1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)4300の状態を図43の例に示す。図43は、1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)4300のデータ構造例を示す説明図である。1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)4300は、順序欄4310、操作欄4320、ロール欄4330、サブフロー欄4340、ファイルID欄4350を有している。つまり、処理Cによって「階層」が「サブフロー」に変換されている。
図44は、第3の実施の形態による処理結果例を示す説明図である。
図44(a)の例に示すステップ(1)抽出結果テーブル4400は、ステップ(1)の処理結果を示す(図40の例に示したステップ(1)抽出結果テーブル4000に対応)。ステップ(1)抽出結果テーブル4400は、順序欄4410、操作欄4420、ロール欄4430、階層欄4440、ファイルID欄4450を有している。
図44(b)の例に示すステップ(2)抽出結果1テーブル4400Aは、業務フロー1として抽出されたテーブルである。
ステップ(2)抽出結果1テーブル4400Aは、順序欄4410A、操作欄4420A、ロール欄4430A、サブフロー欄4440A、ファイルID欄4450Aを有している。第1の実施の形態の処理例における図25(b)の例に示したステップ(2)抽出結果1テーブル2500Aに対応するものである。
図44(c)の例に示すステップ(2)抽出結果2テーブル4400Bは、業務フロー2として抽出されたテーブルである。
ステップ(2)抽出結果2テーブル4400Bは、順序欄4410B、操作欄4420B、ロール欄4430B、サブフロー欄4440B、ファイルID欄4450Bを有している。第1の実施の形態の処理例における図25(c)の例に示したステップ(2)抽出結果2テーブル2500Bに対応するものである。
次に本実施の形態を財務内部統制に用いる場合について説明する。
近年、財務内部統制が求められている。その財務内部統制とは、1992年にCOSO(トレッドウェイ委員会組織委員会)が発表した「内部統制−統合的枠組み」が、事実上の標準となっており、「(1)業務の有効性・効率性、(2)財務諸表の信頼性、(3)関連法規の遵守の3つの目的を達成するために、合理的な保証を提供することを意図した、取締役会、経営者及びその他の職員によって遂行される一つのプロセス」と定義されている。
本実施の形態は、財務内部統制(以下、内部統制ともいう)に用いられることが好適である。
財務内部統制を行うために、活動/システム/資源/知識情報などの関係を整理して業務プロセス(以下、単にプロセスともいう)を文書化し、その文書を活用、評価(整備評価、運用評価)等するためのシステムを構築する必要がある。
まず、文書化対象の内部統制の「基本4文書」について説明する。
基本4文書とは、内部統制の対象となる業務プロセス毎に作成される基本文書のことをいい、具体的には、業務記述書、業務フロー図、RCM(リスク・コントロール・マトリックス)、職務分離表がある。
業務記述書は、ナラティブとも呼ばれる。取引の開始から最終的な総勘定元帳への記帳、報告へ至るまでの一連の業務の流れを文書化したものである。人事規定、経理業務規定などの規定書類は、業務記述書の上位文書であり、その改訂は、業務記述書に影響を与える。また、業務マニュアルは、業務記述書の下位文書であり、その改訂により影響を受ける。
業務フロー図とは、取引の開始から最終的な総勘定元帳への記帳、報告へ至るまでの一連の業務の流れを視覚的にフローチャート化したものである。リスクとコントロールもこの業務フロー上に配置される。
RCMとは、業務プロセスに関連する内部統制活動について、達成されるべき統制上の要点(アサーション)、想定されるリスク、対応する内部統制活動を一覧表としてまとめたものである。
職務分離表とは、業務プロセスの流れのなかで、財務統制上問題となるような、同一の担当者による処理の重複が発生していないかをチェックするためのものである。
なお、アサーションとは、財務情報が信頼性のある情報といえるための前提条件となるものであり、具体的には、実在性、網羅性、評価、権利と義務、期間/配分、表示の6項目が一般的には使用される。しかし、各社又は監査法人により一部変更つまりカスタマイズされる場合もあり、前述の6項目に限られる必要はない。
リスクとは、業務プロセス上で想定されるアサーションに対する阻害要因のことをいう。
コントロール(統制)とは、リスクに対する内部統制活動のことをいい、統制のタイプとして、防止的、発見的等がある。
また、その内部統制の文書通りに運用されているかを証跡を用いてテストする評価を実施する必要がある。したがって、この証跡は保存しておく必要がある。
前述の実施の形態は、内部統制における業務フロー図を作成するのに好適である。特に、業務フロー提示モジュール130によって提示される業務の手順(例えば、図26の例に示したもの)を、内部統制における業務フローに関する情報(例えば、業務フロー図又はその原型等)としてもよい。したがって、内部統制システムを導入するにあたっても利用し得る。
また、前述の実施の形態の業務フロー提示モジュール130は、複数の業務における活動で、共通する活動とそれ以外の活動を異なる態様で提示する場合に、共通する活動以外の活動をリスクとなり得ると判断して、そのメッセージを提示するようにしてもよい。また、共通する活動以外の活動をコントロールの対象となり得ると判断して、そのメッセージを提示するようにしてもよい。
なお、前述の実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータ(業務フロー抽出システム200、文書管理システム140、ユーザー管理システム150)のハードウェア構成は、図45に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU4501を用い、記憶装置としてRAM4502、ROM4503、HD4504(例えばハードディスクを用いることができる)を用いている。操作履歴抽出モジュール110、業務フロー抽出モジュール120、業務フロー提示モジュール130等のプログラムを実行するCPU4501と、そのプログラムやデータを記憶するRAM4502と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM4503と、補助記憶装置であるHD4504と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置4506と、CRTや液晶ディスプレイ等の提示装置4505と、通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース4507(例えばネットワークインタフェースカードを用いることができる)、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス4508により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図45に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、前述の実施の形態は、図45に示す構成に限らず、前述の実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図45に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
前記実施の形態においては、操作として「登録」と「更新」の例を示したが、その他の操作を対象としてもよい。例えば、操作として「参照」を含め、操作履歴内に「参照」の操作があった場合は、業務フローとしては抽出しないように処理してもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
第1の実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 第1から3の実施の形態を実現するためのシステム構成例を示す説明図である。 操作履歴抽出モジュール、文書管理システム、ユーザー管理システム内のモジュール構成例を示す説明図である。 業務フロー抽出モジュール内のモジュール構成例を示す説明図である。 業務フロー提示モジュール内のモジュール構成例を示す説明図である。 文書DB内の文書の構成例を示す説明図である。 ユーザー情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 設定・結果テーブル群のデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態によるステップ(1)の処理例を示すフローチャートである。 取得操作履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(1)抽出結果テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態によるステップ(2)の処理例を示すフローチャートである。 ステップ(1)抽出結果テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(2)抽出結果1テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(2)抽出結果2テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理Bの処理例を示すフローチャートである。 抽出結果1テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 抽出結果1テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理Aの処理例を示すフローチャートである。 引数行=ステップ(1)抽出結果1行目のデータ構造例を示す説明図である。 1行目取得行の階層サブフローの置き換え(子フォルダ)のデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(2)抽出結果1テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(1)抽出結果テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理Cの処理例を示すフローチャートである。 第1の実施の形態による処理結果例を示す説明図である。 第1の実施の形態による処理結果の提示例を示す説明図である。 文書DB内の文書の構成例を示す説明図である。 設定・結果テーブル群のデータ構造例を示す説明図である。 第2の実施の形態によるステップ(1)の処理例を示すフローチャートである。 取得操作履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(1)抽出結果テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第2の実施の形態による処理Cの処理例を示すフローチャートである。 ステップ(1)抽出結果1行目のデータ構造例を示す説明図である。 1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)のデータ構造例を示す説明図である。 第2の実施の形態による処理結果例を示す説明図である。 文書DB内の文書の構成例を示す説明図である。 設定・結果テーブル群のデータ構造例を示す説明図である。 第3の実施の形態によるステップ(1)の処理例を示すフローチャートである。 取得操作履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ステップ(1)抽出結果テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 第3の実施の形態による処理Cの処理例を示すフローチャートである。 ステップ(1)抽出結果1行目のデータ構造例を示す説明図である。 1行目取得行の階層サブフローの置き換え(正規表現)のデータ構造例を示す説明図である。 第3の実施の形態による処理結果例を示す説明図である。 第1から3の実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
110…操作履歴抽出モジュール
111…対象操作履歴抽出モジュール
112…操作履歴変更モジュール
120…業務フロー抽出モジュール
121…サブフロー抽出モジュール
122…操作ルール適用モジュール
123…ロール・サブフロールール適用モジュール
124…ファイルIDルール適用モジュール
130…業務フロー提示モジュール
131…アクティビティ名生成モジュール
132…ファイルリンク生成モジュール
133…共通アクティビティ抽出モジュール
134…提示モジュール
140…文書管理システム
141…文書DB
142…操作履歴DB
150…ユーザー管理システム
151…ユーザー情報DB
200…業務フロー抽出システム

Claims (7)

  1. 文書に対する操作履歴を受け付ける操作履歴受付手段と、
    前記操作履歴受付手段によって受け付けられた操作履歴に基づいて、業務の手順を抽出する業務手順抽出手段と、
    前記業務手順抽出手段によって抽出された業務の手順を提示する提示手段
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記操作履歴受付手段が受け付ける操作履歴として、操作が行われた時、操作、操作対象である文書名を含み、
    前記業務手順抽出手段は、前記操作履歴に基づいて、前記操作及び前記操作対象である文書名に基づいて、業務における活動を抽出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記操作履歴受付手段が受け付ける操作履歴として、さらに操作者を含み、
    前記操作者を業務における役割に変更する操作者・役割変更手段
    をさらに具備し、
    前記業務手順抽出手段は、前記操作者・役割変更手段によって変更された役割及び前記操作対象である文書名に基づいて、異なる業務における活動であるか否かを判断し、業務毎に該業務の手順を抽出し、
    前記提示手段は、業務毎に該業務の手順を提示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示手段は、複数の業務における活動で、共通する活動とそれ以外の活動を異なる態様で提示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記操作対象の文書は、階層構造を有している記憶装置に記憶されており、前記文書名として、該階層の名称を含み、
    前記業務手順抽出手段は、前記操作及び前記操作対象である文書名内の前記階層の名称に基づいて、業務における活動を抽出する
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示手段は、財務内部統制における業務フローに関する情報として業務の手順を提示し、複数の業務における活動で、共通する活動とそれ以外の活動がリスク又はコントロールの対象となり得ることを提示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    文書に対する操作履歴を受け付ける操作履歴受付手段と、
    前記操作履歴受付手段によって受け付けられた操作履歴に基づいて、業務の手順を抽出する業務手順抽出手段と、
    前記業務手順抽出手段によって抽出された業務の手順を提示する提示手段
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
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