JP2005032129A - ドキュメント履歴解析装置、ドキュメント履歴解析システム、ドキュメント履歴解析方法およびプログラム - Google Patents

ドキュメント履歴解析装置、ドキュメント履歴解析システム、ドキュメント履歴解析方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ドキュメントに関する処理の履歴情報に基づくドキュメント検索において、ユーザの負担の軽減および検索効率の向上を実現することのできるドキュメント履歴解析装置、ドキュメント履歴解析システム、ドキュメント履歴解析方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得部と、前記履歴情報取得部により取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析部とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ドキュメント履歴解析装置、ドキュメント履歴解析システム、ドキュメント履歴解析方法およびプログラムに関するものである。
ネットワークや高性能なPCの普及によって、オフィス環境での電子ドキュメントの作成と利用がより一般的になり、電子ドキュメント情報の量は日々増大の一途をたどっている。電子ドキュメントから必要な情報を検索するためのドキュメント検索技術は、電子ドキュメントの氾濫する環境においては必須の技術となっており、ドキュメント検索システムの性能はオフィス業務の効率化に重要な影響を持っている。
このようなドキュメントの検索技術としては、あらかじめユーザがドキュメントに割り当てたキーワードを用いたキーワード検索や、ドキュメントのコンテンツから指定文字列を検索する全文検索などがある。キーワード型の検索ではキーワードの登録漏れや、登録者が使うキーワードと検索者が使うキーワードとが異なっていると検索できないなどの問題がある。一方、全文検索型の検索ではドキュメントのコンテンツに含まれるキーワードを検索者が思いつかないと検索することができないなどの問題がある。
そこで、ユーザがドキュメントにアクセスした業務の履歴に着目し、あらかじめ業務履歴を保存しておくことで、ドキュメントからそのドキュメントにアクセスした業務及び、その業務のなかで使用されたドキュメントの一覧を検索したり、逆に誰がいつ行ったかで業務を検索して、その中に含まれるドキュメントを検索することでキーワードの指定を不要にし、検索者が直感的に発想できる業務の担当者や業務の発生した時期に基づくドキュメントの検索を可能にする技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開2001−265768号公報 (第3―6頁、第1図) 特開平11−39320号公報 (第9―15頁、第2図) 特開平9−330312号公報 (第1―2頁、第1図)
しかし、上記従来技術では検索される結果が業務で使用されたドキュメントの一覧となってしまうため、複数のドキュメントアクセスが含まれる業務履歴から、検索者が関連するドキュメントを探し出す必要があり、特に同じドキュメントが複数の業務で使われている場合は、複数の業務履歴を確認する必要があったため、検索者の負担が大きかった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ドキュメントに関する処理の履歴情報に基づくドキュメント検索において、ユーザの負担の軽減および検索効率の向上を実現することのできるドキュメント履歴解析装置、ドキュメント履歴解析システム、ドキュメント履歴解析方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るドキュメント履歴解析装置は、複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得部と、前記履歴情報取得部により取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析部とを有することを特徴とするものである。
また、本発明に係るドキュメント履歴解析装置は、複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報と、これらの履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報とを取得する履歴・業務情報取得部と、前記履歴・業務情報取得部により取得された前記履歴情報および業務情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析部とを有することを特徴とするものである。
この他、本発明に係るドキュメント履歴解析システムは、上述のようなドキュメント履歴解析装置を備え、前記複数のドキュメントに対する処理が行われる機器において前記履歴情報を収集する履歴情報収集部と、前記収集した履歴情報を前記履歴情報取得部に送信する履歴情報送信部とを有することを特徴としている。
また、本発明に係るドキュメント履歴解析方法は、複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得ステップと、前記履歴情報取得ステップにおいて取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有する構成となっている。
この他、本発明に係るドキュメント履歴解析方法は、複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報と、これらの履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報とを取得する履歴・業務情報取得ステップと、前記履歴・業務情報取得ステップにおいて取得された前記履歴情報および業務情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有する構成とすることもできる。
また、本発明に係るドキュメント履歴解析プログラムは、複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得ステップと、前記履歴情報取得ステップにおいて取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有するドキュメント履歴解析方法をコンピュータに実行させるものである。
この他、本発明に係るドキュメント履歴解析プログラムは、複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報と、これらの履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報とを取得する履歴・業務情報取得ステップと、前記履歴・業務情報取得ステップにおいて取得された前記履歴情報および業務情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有するドキュメント履歴解析方法をコンピュータに実行させるものである。
以上に詳述したように本発明によれば、ドキュメントに関する処理の履歴情報に基づくドキュメント検索において、ユーザの負担の軽減および検索効率の向上を実現することのできるドキュメント履歴解析装置、ドキュメント履歴解析システム、ドキュメント履歴解析方法およびプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本実施の形態によるドキュメント履歴解析システムの構成を示す機能ブロック図である。
本実施の形態におけるドキュメント履歴解析システムは、クライアント端末(機器)101、ファイルサーバ112、ドキュメントアクセス履歴サーバ103およびドキュメント情報サーバ107から構成されている。
クライアント端末101は、ユーザがドキュメントの操作及び検索を行う端末である。同図ではクライアント端末が1つである構成としているが、これに限られるものではなく、複数のクライアント端末を配置可能である。
クライアント端末101は、ドキュメントアクセスモニタ102とドキュメント関連ブラウザ111とから構成されている。ドキュメントアクセスモニタ102(履歴情報収集部および履歴情報送信部に相当)は、クライアント端末101におけるドキュメントに対する処理内容をモニタ(収集)し、モニタした内容(履歴情報)をドキュメントアクセス履歴サーバ103における履歴情報取得部Sに送信する。
なお、モニタ対象となるドキュメントはクライアント端末上で一意のドキュメントとして識別でき、クライアント端末における処理をモニタすることができるドキュメントであれば、ドキュメントのフォーマットや格納場所の異なるものが混在してもよい。
例えばデータベースシステムのように、ドキュメントがデータベースファイルとデータベース内での識別子により識別されるシステムの場合、個々のドキュメントが別々のファイルに分かれていないが、ユーザにはそれぞれ別々のドキュメントとして識別/モニタ可能である。また、Web文書はひとつのドキュメントが複数のファイルに分かれている場合があるが、ユーザには一つのドキュメントとして認識される状態でモニタ可能である。よって、いずれも本システムにおける対象ドキュメントとすることができる。
ドキュメント関連ブラウザ111は、クライアント端末101上で動作し、ユーザの要求に応じてドキュメント情報格納部110(後述)にアクセスし、ドキュメント間の関連情報を表示するためのアプリケーションである。
ドキュメントアクセス履歴サーバ103は、クライアント端末(複数のクライアント端末であってもよい)で発生したドキュメントに対する処理の履歴情報を受信し、個々の業務履歴を抽出するサーバであり、履歴情報格納部104、履歴解析処理部105、業務履歴格納部106および履歴情報取得部Sから構成されている。履歴情報格納部104は、クライアント端末から送信された複数のドキュメントに関する履歴情報を格納するデータベースである。履歴情報の内容についての詳細は後述する。
履歴解析処理部(業務情報抽出部)105は、履歴情報格納部104に格納された履歴情報を解析し、履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報を抽出する処理を行う。例えば、連続して発生する履歴情報に適当な区切り(例えば、ユーザ毎の区切り等)を入れることで、ドキュメント操作者の業務の区切りとし、業務内でアクセスされたドキュメントの操作履歴を把握可能なように業務履歴を生成する。ここでの業務情報とは、業務内容と履歴情報とを対応付ける情報であり、業務履歴とは履歴情報と業務情報とを組み合わせたものである(図3参照)。

業務履歴格納部106は、履歴解析処理部105による履歴情報の解析処理の結果、抽出された業務情報と履歴情報とを業務履歴として格納する。
履歴情報取得部Sは、クライアント端末において複数のドキュメントそれぞれに対して行われた処理の履歴に関する履歴情報を取得する。
なお、ドキュメントアクセスモニタ102、履歴情報格納部104、履歴解析処理部105、および業務履歴格納部106の機能は、例えばドキュメントのフローを管理するワークフローシステムとワークフロー履歴でこれらを置き換えて利用することもできる。
ドキュメント情報サーバ107は、ドキュメントアクセス履歴サーバ103で生成された業務履歴(履歴情報および業務情報)に基づいて、ドキュメント間の関連を解析するサーバであり、履歴・業務情報取得部R、ドキュメント関連解析部108、関連解析ルール格納部109およびドキュメント情報格納部110から構成されている。
履歴・業務情報取得部Rは、ドキュメントアクセス履歴サーバ103において生成された業務履歴(履歴情報および業務情報から構成される情報)を取得する。
ドキュメント関連解析部108は、 履歴・業務情報取得部Rにより取得された業務履歴(すなわち、履歴情報および業務情報)の内容を関連解析ルール格納部109に格納されたルール(所定の解析ルール)に基づいて解析し、複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得る。解析の結果求められたドキュメント間の関連に関する情報は、ドキュメント情報としてドキュメント情報格納部110に格納される。
関連解析ルール格納部109は、業務履歴内で発生する処理のパターンからドキュメント間の関連を求めるための解析ルールを格納する。この解析ルールの詳細については、図4で説明する。ドキュメント情報格納部110は、ドキュメント間の関連情報を、関連の種別及び、関連の強さなどの情報と共に格納するデータベースである。詳細については図5で説明する。
本実施の形態で示しているように、履歴情報および業務情報に基づくドキュメント間の関連の解析を行う場合、履歴・業務情報取得部R、ドキュメント関連解析部108からドキュメント履歴解析装置が構成される。
なお、ここではドキュメントアクセス履歴サーバ103とドキュメント情報サーバ107とを分けた構成としているが、これに限られるものではなく、これらを同一サーバ内に設けることも可能である。このような構成とした場合、履歴情報の内容のみを解析ルールに基づいて解析することによっても、複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得ることができる。
このように履歴情報のみに基づく解析を行う場合、履歴情報取得部S、ドキュメント関連解析部108からドキュメント履歴解析装置が構成される。
ファイルサーバ112は、ユーザがクライアント端末からアクセスするドキュメントを保存するサーバである。モニタ対象のドキュメントはクライアント端末における処理操作をモニタできるドキュメントであればよく、ドキュメントのフォーマットや格納場所の異なるものが混在してもよい。このファイルサーバはドキュメントの格納場所の一例である。
図2は、履歴情報の構造と内容の例を示したものである。
アクセス時間201は、クライアント端末でドキュメントアクセスが発生した日時を意味する。
ドキュメント202は、クライアント端末においてユーザがアクセスした対象のドキュメントを意味する。このフィールドはドキュメント毎に一意となるネットワークパス、URLなどの形式で記録され、異なるフォーマット・所在場所のドキュメントも同様に記録することができる。
ユーザ203は、ドキュメントへのアクセスを行ったユーザのユーザID等を意味する。
アクセス内容204は、ユーザがドキュメントに対して行った処理操作の内容である。ドキュメントに対して行う操作内容の種別には、Read,Write(Update),Print,DeLete,Create,Sendなどの処理内容が含まれる。
図3は、履歴解析処理部105において生成された業務履歴の例を示したものである。
業務ID301は、履歴情報を解析した結果、抽出された業務毎に割り当てられる一意のIDである。同じ業務内で発生したドキュメントアクセス操作には、同じ業務IDが割り当てられる。ここでは、一まとまりの業務を表す業務IDおよびこの業務IDと履歴情報との関係を表す情報が業務情報に相当する。
アクセス時間302は、業務に含まれるドキュメントへのアクセスの発生時間を記録する。この内容は図2で説明した、アクセス時間の内容に等しい。業務の発生時間は、同じ業務IDを持つドキュメントアクセス履歴のうち、最も古いものの時間が業務開始時間、最も新しいものが業務終了時間に相当する。
ドキュメント303は、業務に含まれるドキュメントアクセスの対象となったドキュメントを意味する。この内容は図2で説明した、ドキュメントの内容に等しい。
ユーザ304は、業務に含まれるドキュメントアクセスを行ったユーザのIDを意味する。この内容は図2で説明した、ユーザの内容に等しい。ひとつの業務に含まれるユーザIDは、ドキュメントアクセス履歴から業務の解析方法や、ワークフローシステムでの業務の定義内容に依存して、ひとつの業務にひとつのユーザIDしか含まれない場合と、ひとつの業務に複数のユーザIDが含まれる場合とがあるが、本システムでは両者を同様に処理することができる。
アクセス内容305は、業務に含まれるドキュメントアクセスの操作内容を意味する。この内容は図2で説明した、アクセス内容の内容に等しい。
図4は業務履歴からドキュメント間の関連を抽出するために使用する関連解析ルールの例を示したものである。
ルールID401は、ユーザがあらかじめ複数のルールを定義して保存しておく場合に、複数のルールを識別するためにルールごとに割り当てられた一意のID情報である。
アクセスパターン402は、ルールを適用するかどうかを判定するための一致するパターンの条件を記述する。
関連種別403は、アクセスパターンによって判別されるドキュメント間の関連の種別を記述する。本実施の形態では、Aの情報を使ってBの情報を作成した場合には、「AはBの参照情報である」逆に「BはAの派生情報である」という意味で「参照」「派生」の関連を定義し、また、同時に利用される可能性の高いドキュメント間には「共起」という関連を用いている。
関連の強さ404は、アクセスパターンにより判別されて求められる関連種別の強さを記述する。例えば「ドキュメントAとドキュメントBとが同じ業務内でReadされた」場合の関連の強さは1であるが、「ドキュメントAとドキュメントBと同じ業務内でPrintされた」場合は、関連の強さを5とし、Readよりもドキュメント操作者の強い関心を示す Print操作がドキュメント間の関連に強く反映されるようにしている。
なお、アクセスパターンの記述には、単独の業務内でのパターンを示すものと、複数の業務履歴にまたがって判定するものが記述可能であり、後者を用いるためには過去に発生した業務履歴が記録されている必要があるが、より詳しいアクセスパターンを記述することが可能である。
単独の業務内でのパターンを判別するルールの例としては、同じ業務の中でドキュメントAを保存する前に参照したドキュメントB(参照関連)、同じ業務の中でドキュメントAを参照してからドキュメントBを保存した(派生関連)、同じ業務の中で同時に参照したドキュメントのペア(共起関連)、同じ業務の中で印刷したドキュメントのペア(共起関連)およびドキュメントAとドキュメントBとが同じ業務の中で保存された(共起関連)などがある。
また、複数の業務履歴をまたがってアクセスパターンを判別するルールの例としては、二つのドキュメントA,Bを含む業務の数が所定回数N以上(強い共起関連)などが記述できる。
図5は、業務履歴の解析の結果得られるドキュメント間の関連を記録するためのドキュメント情報のデータベースである。
ドキュメント501は、関連情報を記述するための単位である、ドキュメントを一意に識別する情報を意味している。
関連ドキュメント502には、ドキュメント501に対する、関連ドキュメントの識別子を記述する。
作成者503は、関連ドキュメント502の作成者のユーザIDを記述する。この項目は本情報データベースを利用するユーザの便宜のための情報であり、システム動作に必須の情報ではないため、対象とするドキュメントから作成者情報が得られない場合は空欄としてもよい。
関連種別504には、ドキュメント501に対する、関連ドキュメント502の関連の種別が記録される。
関連の強さ505は、ドキュメント501に対する、関連ドキュメント502の関連の強さを意味している。
以上のように、本実施の形態によるドキュメント履歴解析システムは、ユーザの行った業務の単位で業務中に使用したドキュメントへのアクセス内容である業務履歴を管理するシステムであって、業務履歴のパターンから関連解析ルールを用いて業務中に使用されたドキュメント間の関連を抽出するドキュメント関連解析部と、ドキュメント間の関連の内容や関連の強さを記録するドキュメント情報格納部を有する構成となっている。このドキュメント関連解析部は、複数の業務履歴を用いてパターン検出を行うことにより、ドキュメント間の関連を抽出することもできる。
もちろん、このようなドキュメント履歴解析システムと、ドキュメントへのアクセス履歴を収集するドキュメントアクセスモニタと、ドキュメントへのアクセス履歴を解析して業務履歴を抽出する履歴解析処理部とを有し、過去に履歴解析処理部により解析された業務履歴を用いて解析を行う構成を実現することも可能である。
次に、本実施の形態によるドキュメント履歴解析方法について説明する。図6は、業務履歴から関連ドキュメントの情報を解析して記録する処理のフローを示したものである。
まず、ドキュメント関連解析部108が、新しい業務履歴を検知すると、発生した新規業務履歴を対象に解析処理を開始する(S11)。
新規に発生した業務履歴に含まれる、履歴情報のリストと、関連解析ルールに記録されているアクセスパターンとを比較し、該当するルールを検索(ドキュメント関連解析ステップ)する(S12)。
該当するアクセスパターンが見つかった場合は、該当するドキュメント間の関連情報をドキュメント情報格納部110に記録する(S13)。複数のアクセスパターンが該当した場合は、該当した全てのルールに定義された関連を記録する。新たに検出されたドキュメント間の関連が、すでにドキュメント情報格納部に格納されたドキュメント情報に記録されていた場合には、すでに記録されている「関連の強さ」に、今回検出されたルールに指定された「関連の強さ」を加算する。
図7は、過去の業務に関する業務履歴が業務履歴格納部106に格納されていた場合に、業務履歴から関連ドキュメントの情報を解析して記録する場合の処理のフローを示したものである。
ドキュメント関連解析部108が、新しい業務履歴を検知すると、発生した新規業務履歴を対象に解析処理を開始する(S21)。
新規に発生した業務履歴に含まれる、履歴情報のリストと、関連解析ルールに記録されているアクセスパターンを比較し、該当するルールを検索する。関連解析ルールに、業務履歴間の比較の必要なルールが定義されている場合には、過去に発生した業務履歴を業務履歴格納部106から読み出し、関連解析ルールの適用条件に該当するかどうかを検索する(S22)。
該当するアクセスパターンが見つかった場合は、該当するドキュメント間の関連情報をドキュメント情報格納部110に格納する(S23)。複数のアクセスパターンが該当した場合は、該当した全ての関連解析ルールに定義された関連を記録する。新たに検出されたドキュメントの関連がすでにドキュメント情報としてドキュメント情報格納部110に格納されていた場合には、すでに記録されている「関連の強さ」に、今回検出されたルールに指定された「関連の強さ」を加算する。
図8は、ドキュメント情報格納部110に格納されたドキュメント間の関連をクライアント端末から利用するためのアプリケーションの画面表示例を示したものである。この画面はクライアント端末に設けられた不図示の表示部に表示される。以下、同アプリケーションについて説明する。
注目ドキュメントフィールド801は、検索の対象となるドキュメントの識別子を入力するフィールドである。「選択文書に注目」ボタン(後述)により、注目ドキュメントを切り替えた場合には、切り替え後のドキュメントの識別子が表示される。アプリケーションを起動したユーザはまず、検索したいドキュメントの識別子をこのフィールドに入力し、「関連表示」ボタンによって関連ドキュメントを検索することから処理を開始する。
この「関連表示」ボタン802を押すことにより、注目ドキュメントフィールドに入力されているドキュメント識別子を用いてドキュメント情報データベースを検索し、検索結果の関連ドキュメントが、「参照」「派生」「共起」ドキュメントリストに表示される。
参照したドキュメントリスト803には、「注目ドキュメント」に対して、「参照」の関連のあるドキュメントが関連の強いものから順に表示される。
派生したドキュメントリスト804には、「注目ドキュメント」に対して、「派生」の関連のあるドキュメントが関連の強いものから順に表示される。
共起するドキュメントリスト805には、「注目ドキュメント」に対して、「共起」の関連のあるドキュメントが関連の強いものから順に表示される。
検索結果のドキュメントリストのひとつを選択して、「選択文書に注目」ボタン806を押すと、選択ドキュメントを注目ドキュメントとした場合の、「参照」「派生」「共起」関連ドキュメントの検索を行い、表示を更新する。これにより、注目ドキュメントフィールド801へキーボードで再入力することなく、マウスクリックだけで簡単にドキュメントの関連をたどることができる。
また、検索結果のドキュメントリストのひとつを選択して、「選択文書の起動」ボタン807を押すことで、選択されたドキュメントを起動する。
検索結果のドキュメントリストのひとつを選択して、「選択文書の印刷」ボタン808を押すことで、選択されたドキュメントの印刷処理を起動する。
以上詳述したように、本発明によれば、ユーザのドキュメントアクセス履歴、または業務履歴からドキュメント間の関連情報を自動的に抽出し、効率的でかつ信頼性の高い検索機能を実現するドキュメント履歴解析システムを提供することができる。
換言すれば、本発明は、業務履歴からドキュメント間の関連を抽出するためのルールをあらかじめ定義し、業務履歴に含まれるドキュメント関連を抽出して有効な関連情報だけを記録しておくことで不要なアクセス履歴を排除し、検索者のドキュメント検索結果の視認性を向上する方法を提案するものである。
なお、上述したドキュメント履歴解析方法は、ドキュメントアクセス履歴サーバ103およびドキュメント情報サーバ107に配置されている不図示のCPUにドキュメント履歴解析プログラムを実行させることによって実現されるものである。
このドキュメント履歴解析プログラムは、ドキュメントアクセス履歴サーバ103およびドキュメント情報サーバ107に配置されている不図示のROMに格納されている。
本実施の形態では装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得る機能は装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、1つのクライアント端末を複数のユーザが使用する場合や、それぞれ別のユーザが使用するクライアント端末が複数ある場合でも、本実施の形態によるドキュメント履歴解析システムの効果を発揮することができることは言うまでもない。
本発明の実施の形態によるドキュメント履歴解析システムの構成を示す機能ブロック図である。 履歴情報の構造と内容の例を示した図である。 履歴解析処理部において生成された業務履歴の例を示す図である。 業務履歴からドキュメント間の関連を抽出するために使用する関連解析ルールの例を示した図である。 業務履歴の解析の結果得られるドキュメント間の関連を記録するためのドキュメント情報のデータベースを説明するための図である。 業務履歴から関連ドキュメントの情報を解析して記録する処理のフローを示すフローチャートである。 過去の業務履歴が業務履歴格納部に格納されていた場合に業務履歴から関連ドキュメントの情報を解析して記録する場合のフローチャートである。 ドキュメント間の関連をクライアント端末から利用するためのアプリケーションの画面表示例を示す図である。
符号の説明
101 クライアント端末、103 ドキュメントアクセス履歴サーバ、105 履歴解析処理部、107 ドキュメント情報サーバ、108 ドキュメント関連解析部、109 関連解析ルール格納部、110 ドキュメント情報格納部、S 履歴情報取得部、R 履歴・業務情報取得部。

Claims (7)

  1. 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得部と、
    前記履歴情報取得部により取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析部とを有するドキュメント履歴解析装置。
  2. 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報と、これらの履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報とを取得する履歴・業務情報取得部と、
    前記履歴・業務情報取得部により取得された前記履歴情報および業務情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析部とを有するドキュメント履歴解析装置。
  3. 請求項1に記載のドキュメント履歴解析装置を備え、
    前記複数のドキュメントに対する処理が行われる機器において前記履歴情報を収集する履歴情報収集部と、
    前記収集した履歴情報を前記履歴情報取得部に送信する履歴情報送信部とを有するドキュメント履歴解析システム
  4. 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得ステップと、
    前記履歴情報取得ステップにおいて取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有するドキュメント履歴解析方法。
  5. 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報と、これらの履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報とを取得する履歴・業務情報取得ステップと、
    前記履歴・業務情報取得ステップにおいて取得された前記履歴情報および業務情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有するドキュメント履歴解析方法。
  6. 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報を取得する履歴情報取得ステップと、
    前記履歴情報取得ステップにおいて取得された履歴情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有するドキュメント履歴解析方法をコンピュータに実行させるドキュメント履歴解析プログラム。
  7. 複数のドキュメントそれぞれに対する処理の履歴に関する履歴情報と、これらの履歴情報がそれぞれ関連する業務に関する業務情報とを取得する履歴・業務情報取得ステップと、
    前記履歴・業務情報取得ステップにおいて取得された前記履歴情報および業務情報を所定の解析ルールに基づいて解析し、前記複数のドキュメントにおけるドキュメント間の関連を得るドキュメント関連解析ステップとを有するドキュメント履歴解析方法をコンピュータに実行させるドキュメント履歴解析プログラム。
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