JP2016136372A - サーバ、プログラム、券データ生成方法、及び券媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
ーザ端末装置からウェブブラウザを介して各種チケットの予約を行うことができる。ユー
ザは、自宅等のプリンタを用いて印刷することで、予約したチケットの発券を行うことが
できる。これらのチケットには、チケットの予約に関するデータがエンコード化された二
次元コードが印刷されるものがある。
管理ウェブページを介してフライトの予約を行うことができる。予約手続きを完了したユ
ーザは、自宅等のプリンタを用いて、二次元コードが記載された予約搭乗券を印刷するこ
とができる。予約搭乗券を持ったユーザは、空港のチェックイン機等にある、CCDセン
サ等の光学的読取部を備え、二次元コードをデコードする二次元コードリーダに、予約搭
乗券のうちの二次元コード箇所を翳す。これにより、ユーザは、そのチェックイン機等で
受けられることになっているチェックインや搭乗等の所定のサービスが受けられる。
いられるのが一般的である。これらの印刷用紙は、専用の発券装置で用いられる予約搭乗
券用の印刷用紙よりも薄く柔らかいため、腰がない。また、A4サイズやレターサイズの
印刷用紙に印刷された予約搭乗券は、印刷された二次元コード箇所に対して紙面の面積が
大きい。
所を二次元コードリーダに翳す場合、予約搭乗券の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保った状態
で、予約搭乗券の二次元コード箇所を二次元コードリーダに対して翳すことが困難な場合
がある。つまり、予約搭乗券の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保たれていない状態では、二次
元コード箇所の読取不良が生じる場合がある。
体に印刷された二次元コード箇所を二次元コードリーダへ正しく翳すことができるよう導
く券媒体を発券できるサーバ、プログラム、券データ生成方法、及び券媒体を提供するこ
とである。
び二次元コードを印刷する位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータを印刷用紙
サイズに応じて記憶するフォーマットデータ記憶部と、ユーザ端末装置から入力された情
報に基づき決定される情報である予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成す
る二次元コード生成部と、前記フォーマットデータ記憶部に記憶されたフォーマットデー
タに基づき、前記折り線及び前記二次元コード生成部で生成した二次元コードを含む券デ
ータを印刷用紙サイズに応じて生成する券データ生成部と、前記券データ生成部で生成し
た券データを前記ユーザ端末装置へ送信する券データ送信部と、を有する。
記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データを外部か
ら取得し、前記取得した予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成し、印刷用
紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び二次元コードを印刷する位置を
示す情報を含む券媒体のフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記生成した二次
元コードを含む券データを生成し、前記生成した券データをプリンタへ送信する。
ータを生成する方法であって、前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定され
る情報である予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成する二次元コード生成
ステップと、印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び二次元コー
ドを印刷する位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータに基づき、前記折り線及
び前記生成した二次元コードを含む券データを生成する券データ生成ステップと、前記生
成した券データを前記ユーザ端末装置へ送信する券データ送信ステップと、を有する。
である。
媒体である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係わる発券システムの構成について説明する。図
1は、本発明の実施形態に係わる発券システムの構成例を示すブロック図である。ここで
は、フライトの予約手続きや予約搭乗券等の券媒体の発券手続きを行うためのフライト管
理ウェブページの提供を行う発券側である航空会社等の事業者と、フライトの予約手続き
や予約搭乗券等の発券手続きを行うためのパーソナルコンピュータ(PC)等のユーザ端
末装置20を操作するユーザ側である顧客と、を例に挙げて説明する。
イトの予約手続きや予約搭乗券の発券手続きを行う顧客が操作するユーザ側のシステムと
、を含む。発券システムは、発券側のコンピュータシステムに備えられるサーバ10と、
ユーザ側のシステムに備えられるユーザ端末装置20及びプリンタ30と、を有する。サ
ーバ10及びユーザ端末装置20は互いにネットワーク40で接続される。ユーザ端末装
置20及びプリンタ30は、互いに有線で接続されたり、ホームネットワークを介して接
続されたり等、互いに通信可能に接続される。
ットワーク40に接続されるとともに、チェックインや搭乗に用いる券媒体である予約搭
乗券の発券処理を行うものである。発券側のコンピュータシステム内ではフライトの予約
手続きも行われるが、サーバ10が、このフライトの予約手続き機能をさらに含むように
してもよい。
トワーク40に接続可能なものである。ユーザ端末装置20は、例えば、PCや、携帯電
話やタブレットのような無線通信端末装置等、ユーザが操作する装置である。ユーザ端末
装置20は、ネットワーク40を介してサーバ10にアクセスし、発券側である航空会社
が提供するフライト管理ウェブページを表示すること等が可能である。
設置されるものであり、ユーザ端末装置20に接続可能なものである。プリンタ30は、
ユーザ端末装置20からの印刷指示に伴い後述の券データを受信し、印刷用紙にその券デ
ータを印刷し、印刷用紙に印刷された予約搭乗券である券媒体を出力するものである。
。図2は、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の構成例を示す機能ブロック図であ
る。サーバ10は、制御部110と、記憶部120と、ネットワーク通信部130と、を
有する。制御部110及び記憶部120は、予約搭乗券の発券処理に係わる機能を実現す
るためのものである。ネットワーク通信部130は、サーバ10をネットワーク40に接
続するインターフェースである。
二次元コード生成部113と、券データ生成部114と、券データ送信部115と、を有
する。
を介してフライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である予約デ
ータを、フライトの予約手続き完了後に、発券側のコンピュータシステムに備えられる予
約システム(図示せず)から取得する機能部である。予約データ取得部111は、取得し
た予約データを、各ユーザのフライト予約を識別する固有の予約番号とともに、後述の予
約データ記憶部121に記憶させる。
等の情報であってもよいし、これらの入力された情報に紐づけて付与される識別データ(
予約番号)であってもよいし、またこれらの組み合わせであってもよい。
求するときに、ユーザがユーザ端末装置20からインターネットブラウザを介してフライ
ト管理ウェブページに入力した、A4やレターサイズ等の印刷用紙サイズデータを、受け
付ける機能部である。
合等は、省略される場合もある。
部121に記憶された予約データのうち、チェックインや搭乗等のユーザが受けるサービ
スに必要なデータをエンコードして、二次元コードCを生成する機能部である。この二次
元コードCは、例えば、各ユーザのフライト予約の識別データ(予約番号)の他に、搭乗
者名や搭乗便番号、搭乗便の発着空港、搭乗便の発着日時等の各種データがエンコードさ
れたものである。
ンコードされたものである場合もある。この場合、ユーザが二次元コードCをチェックイ
ン機の二次元コードリーダに翳すと、チェックイン機はこの予約番号のみを読み取り、こ
の予約番号を上位サーバに送信し、この上位サーバ側が、この予約番号に紐づけされたそ
の他の情報である搭乗者名や搭乗便番号等を記憶した記憶装置から読み取り、チェックイ
ン可否の判定を行い、その判定結果をチェックイン機に送信する。
生成するものである。この画像データは、JPEGやBMP等の拡張子で表される画像デ
ータだけでなく、XMLやHTML等の拡張子で表すものであってもよい。
サイズデータ受付部112が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに対
応するフォーマットデータを選択する。このフォーマットデータに基づき、予約データ取
得部111が取得した予約データに基づいて予約搭乗券に印刷する予約印刷情報Rと、二
次元コード生成部113が生成した二次元コードCと、を含む券データを生成する。生成
された券データは、後述の券データ記憶部123に記憶させる。
じて、券データが生成される。
40を介して、ユーザ端末装置20へ送信するものである。券データ送信部115からユ
ーザ端末装置20への券データの送信は、ユーザからの発券要求を契機に、券データが券
データ生成部114により生成された後に、行われる。
いてユーザから再度発券要求があった場合には、後述の券データ記憶部123に記憶され
ている券データの送信を開始する。なお、ユーザ端末装置20へ送信された券データは、
ユーザ端末装置20からそのユーザ端末装置20に接続されているプリンタ30へ送信さ
れ、ユーザが指定したサイズの印刷用紙へ印刷される。
データ記憶部123と、を有する。
ものである。また、予約データ記憶部121は、二次元コード生成部113及び券データ
生成部114により参照され、予約データの一部または全部が読み出されるものである。
のフォーマットデータを記憶するものである。フォーマットデータは、券データを印刷し
た時の印刷用紙における二次元コードCを印刷する位置を示す情報、予約印刷情報Rを印
刷する位置を示す情報、及び後述の折り線Fを印刷する位置を示す情報等の、予約搭乗券
に印刷する情報の配置情報を含む。フォーマットデータは、さらに、予約搭乗券に印刷す
る二次元コードCや文字のサイズ情報と、その他の印刷情報と、を含む。その他の印刷情
報は、例えば、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文のテキスト情報や画像等の情報が含
まれる。
予約搭乗券を折り畳んだときに二次元コードCが折り畳んだ予約搭乗券の表面に露出し、
翳し易くなるような配置情報となっている。予約印刷情報Rは、予約搭乗券に印刷されて
もされなくてもよい。
あればよい。実際の線が描かれていなくても、例えば、予約搭乗券の紙面の他の箇所が文
字や色で覆われており、所定の箇所が白抜きされており、ユーザがその白抜きされた箇所
を折り畳むよう促されるような形態が挙げられる。
二次元コードCが折り畳まれた外側の面に露出するよう、折り方が示されていると、予約
搭乗券を意図された順番及び方向に折り畳むようユーザを促す効果がある。ここで、折る
順番とは、例えば、折り線に「1番」、「2番」、と番号を振る形態により、示される。
また、折る方向とは、例えば、折り線に「山折り」、「谷折り」、と文字を付記する形態
により、示される。この他にも、例えば、折り線F自体を、山折りを意味する長短が交互
の破線とする形態や、上に凸の矢印を用いて山折りを示す形態等によっても、折る方向は
示される。
ある。券データ記憶部123は、券データ送信部115が券データをユーザ端末装置20
へ送信するときに券データ送信部115により参照され、券データが読み出されるもので
ある。これにより、券データ送信部115は、券データ生成後、ユーザからの任意のタイ
ミングでの発券要求に応じた券データの送信が可能となる。すなわち、一度発券された券
データについては、再度券データを生成することなく、発券がすぐ行える。
する。図3は、予約データの一例を示す図である。予約データは、予約時に、ユーザがユ
ーザ端末装置20からインターネットブラウザを介してフライト管理ウェブページに入力
した情報に基づき決定される情報である。予約データには、例えば、各ユーザのフライト
予約の識別データ(予約番号)と、搭乗者名や搭乗者の性別等の搭乗者を特定する搭乗者
データや、搭乗便番号や搭乗便の発着空港等の搭乗便データの、各種データが含まれる。
や、フライトの購入金額等のデータを含むようにしてもよい。なお、この予約データの全
てまたは一部は、予約データ取得部111により取得され、その後、予約データ記憶部1
21に記憶され、二次元コード生成部113及び券データ生成部114により参照され、
券データの生成に用いられる。
データについて説明する。図4は、画像ファイルを用いたフォーマットデータの一例を示
す図である。フォーマットデータは、印刷用紙サイズ毎に、二次元コードCを印刷する位
置を示す情報、予約印刷情報Rを印刷する位置を示す情報、及び後述の折り線Fを印刷す
る位置を示す情報等の、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報を含む。フォーマットデー
タは、さらに、予約搭乗券に印刷する二次元コードCや文字のサイズ情報と、その他の印
刷情報と、を含む。その他の印刷情報は、例えば、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文
のテキスト情報や画像等の情報が含まれる。
この画像ファイルは、任意の保存形式で記憶される。図4では、印刷用紙サイズの例とし
て、A4、B5、レター、及びA3の4つサイズを示す。この例に示されるように、印刷
用紙サイズによって、印刷用紙を折り畳むための指示線である折り線Fの本数が異なって
いる。
になるまで折り畳む回数に基づいて決められる。折り畳んでいない状態でユーザが片手で
印刷用紙を持った場合、二次元コード箇所の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保つことが難しい
。このように二次元コード箇所の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保つことができない程柔らか
く腰がない印刷用紙であっても、折り畳まれた状態であれば紙面の姿勢を保つことができ
る。その結果、上記のような印刷用紙に印刷された予約搭乗券は、折り線Fに沿って折り
畳まれることで、ユーザが二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳し易くなる。
む回数は3回である。A4サイズの印刷用紙に対して紙面の面積が2倍あるA3サイズの
印刷用紙の場合は、ユーザが手で持ち易いサイズとなるまで折り畳む回数が、A4サイズ
の印刷用紙の場合よりも1回多い4回となる。
て、印刷用紙に印刷された二次元コードCの大きさは、二次元コードリーダの光学的読取
部で読み取り可能な大きさとなるよう、印刷用紙サイズに依らず一定の範囲内の大きさと
なる。また、印刷用紙サイズによって、例えば予約印刷情報Rのフォントサイズを変えて
いる。
報に関連する事項として、航空会社のロゴ画像やテンプレートの注意書き欄等があっても
よい。
配置情報の例のように、ユーザにとって二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳し易
くなるよう、多様な配置情報を決めることができる。
は一点鎖線等、何れの形態により表記されてもよい。
券に印刷する情報の配置情報が、座標で示されている。例えば、各サイズの印刷用紙にお
いて、所定の基準点及び基準軸(X軸、Y軸)を用いて座標を表すことができる。この例
では、予約印刷情報Rは、A4サイズの印刷用紙のうちの、任意の点(X0、Y0)と任
意の点(X1、Y1)を対角線の頂点とする四角形の枠内に印刷される。また、第1の折
り線Fは、任意の点(X0、Y1)から(X1、Y1)まで印刷され、第2の折り線Fは
点(X2、Y1)から(X2、Y2)まで印刷され、第3の折り線Fは点(X2、Y3)
から(X3、Y3)まで印刷される。
るものでも、座標等の意味情報で表されるものでもよい。
は、券データの一例を示す図である。券データは、ユーザが印刷する予約搭乗券の画像デ
ータである。券データは、ユーザが指定した印刷用紙サイズに対応したフォーマットデー
タに基づき、予約データ取得部111が取得し、予約データ記憶部121に記憶された予
約データと、二次元コード生成部113が生成した二次元コードCとを用いて、券データ
生成部114により生成されたものである。
イズで記載されている。また、折る順番と「山折り」という折る方向を示す記載が、折り
線F上にそれぞれ表記されている。これにより、ユーザが、搭乗予約券を印刷後に折り畳
む手順が分かり易く伝わる。さらに、二次元コードCが、二次元コードリーダの光学的読
取部で読み取り可能な大きさとなるように、また、折り畳んだ搭乗予約券をユーザが持っ
たときにユーザの手で隠れない位置に、印刷されている。その他、予約搭乗券の取り扱い
に関する注意書きや、航空会社のロゴ等が印刷されている。
らにユーザ端末装置20からプリンタ30へ送信される。券データを受信したプリンタ3
0が、ユーザが指定したサイズの印刷用紙へ印刷することで、予約搭乗券が発券される。
明する。図7は、本発明の第1の実施形態に係わる発券システムの処理手順例を示すシー
ケンス図である。ここでは、ユーザがフライトの予約を開始し、予約搭乗券を印刷し発券
を完了するまでの、サーバ10、ユーザ端末装置20、及びプリンタ30による処理手順
を説明する。
ブブラウザを用いて、発券側のコンピュータシステムにアクセスし、フライト管理ウェブ
ページを表示させる。このフライト管理ウェブページ上において、ユーザは所望のフライ
トを選択し、予約する。ユーザは、このフライト管理ウェブページ上において支払い方法
を選択し、選択した方法に従い決済を行う。例えば、ユーザがクレジットカード決済を選
択した場合には、このフライト管理ウェブページ上においてクレジットカード番号を入力
することにより、オンラインでの決済を行うことができる。以上により、ユーザは、航空
会社が提供するフライト管理ウェブページ上で、フライトの予約手続きを完了させる(ス
テップS101)。
入力した情報に基づき決定される情報である予約データを発券側のコンピュータシステム
に備えられる予約システムから取得し、記憶する(ステップS102)。
に予約搭乗券印刷画面を表示させる指示を送る(ステップS103)。これに伴い、予約搭
乗券の印刷の要否を確認するメッセージ等が、ユーザ端末装置20の画面に表示される(
図8参照)。
リンタ30で印刷したい印刷用紙の印刷用紙サイズを選択する(ステップS104)。印刷
用紙サイズが選択されると、航空会社のサーバ10は、この印刷用紙サイズデータを受け
取ったことを契機として、ユーザが指定した印刷用紙サイズに対応した券データを生成す
る(ステップS105)。
択ステップ(ステップS104)は省略される。
送信する(ステップS106)。券データを受信したユーザ端末装置20は、ユーザ端末装
置20に接続されているプリンタ30へ印刷指示及び券データを送信する(ステップS1
07)。これに伴い、プリンタ30が券データを印刷用紙に印刷する(ステップS108)
。これにより予約搭乗券の発券が完了する。
後、ユーザは、フライトの出発日に空港に備えられるチェックイン機の二次元コードリー
ダや、搭乗ゲートに設置される二次元コードリーダ等の所定の二次元コードリーダに予約
搭乗券の二次元コード箇所を翳すことで、その二次元コードリーダで受けられることにな
っているチェックインや搭乗等の所定のサービスを受けることができる。
約搭乗券印刷画面について説明する。図8は、印刷用紙サイズを選択する画面の一例を示
す図である。
手続きが完了したこと及び予約搭乗券の印刷の要否確認を示す予約搭乗券印刷画面が、ユ
ーザ端末装置20の画面に表示される。ユーザは、その時点で予約搭乗券の印刷を希望す
る場合には、画面上において「印刷用紙サイズ」のタブから印刷用紙サイズを選択し、「
印刷」ボタンをクリックする。
行うこともできる。その場合は再度、例えば、ユーザの予約番号を入力してフライト管理
ウェブページにログインし、図8と同じ予約搭乗券印刷画面から、印刷手続きへ進むこと
ができる。
とができるように、フライトの予約手続き完了後にフライト管理ウェブページにログイン
すると、予約搭乗券印刷画面に、再度印刷するための「再印刷」ボタンを設けるようにし
てもよい。この場合、券データ記憶部123にすでに記憶された券データがユーザ端末装
置20へ送信されるため、サーバ10で再度券データを生成することなく発券をすぐ行う
ことも可能である。
。図9は、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の処理手順例を示すフローチャート
である。
、発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システムから予約データを取得し、予
約データを予約データ記憶部121へ記憶させる(ステップS11)。
ズデータを受け付けると(ステップS12でYES)、発券処理に進む。
択ステップは省略されるが、ユーザ端末装置20から発券要求または発券要求とみなされ
る条件が満たされた場合(ステップS12でYES)、発券処理に進む。
た予約データの少なくとも一部から、二次元コードCを生成する(ステップS13)。
の生成は、券データ生成部114が、フォーマットデータ記憶部122を参照し、印刷用
紙サイズデータ受付部112が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに
対応するフォーマットデータを選択する。この選択されたフォーマットデータに基づき、
予約データ取得部111が取得した予約データのうち予約搭乗券に印刷する予約印刷情報
Rと、二次元コード生成部113が生成した二次元コードCとを含む券データを生成する
。
端末装置20へ送信する(ステップS15)。
ユーザによる予約搭乗券の発券(印刷)が開始される。発券された予約搭乗券等の券媒体
は、ユーザにより、券媒体に印刷された折り線F及び折る順番、折る方向に従って、折り
線F箇所が全て折り畳まれる。適切に折り畳まれた券媒体は、二次元コード箇所が折り畳
まれた外側の面に露出するため、折り畳まれても二次元コードCを二次元コードリーダに
翳すことが可能な状態となる。また、この券媒体は、折り畳まれたことにより二次元コー
ド箇所の紙面がほぼ真っ直ぐの姿勢で安定するので、この折り畳まれた券媒体の二次元コ
ード箇所は二次元コードリーダに翳し易い大きさ及び硬さとなる。
Cの配置情報を含むフォーマットデータを選択し、折り線F及び二次元コードCが記載さ
れた券媒体を印刷するための券データを生成することで、ユーザは、二次元コードリーダ
へ翳し易い券媒体を得ることができる。
第1の実施形態では、券データの生成をサーバ10が行うことを説明した。第2実施形
態では、券データの生成を行うプログラムをユーザが操作するユーザ端末装置20にイン
ストールしておき、ユーザ端末装置20で券データの生成を行う形態を示す。
形態について説明する。第2の実施形態に係わる発券システムの構成は、第1の実施形態
に係わる図1の発券システムの構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、
プログラムのユーザ端末装置20へのインストールは、ユーザが発券要求する以前に完了
していればよい。
ーザ端末装置20の構成を説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係るプログラ
ムがインストールされたユーザ端末装置20の構成例を示す機能ブロック図である。
0と、ネットワーク通信部230と、プリンタ通信部240と、を有する。制御部210
及び記憶部220は、予約搭乗券の発券処理に係わる機能を実現するためのものである。
ネットワーク通信部230は、ユーザ端末装置20をネットワーク40に接続するインタ
ーフェースである。プリンタ通信部240は、ユーザ端末装置20をプリンタ30に接続
するインターフェースである。
二次元コード生成部213と、券データ生成部214と、券データ送信部215と、を有
する。
を介してフライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である予約デ
ータを、フライトの予約手続き完了後に、発券側のコンピュータシステムに備えられる予
約システム(図示せず)からネットワーク40を介して取得する機能部である。予約デー
タ取得部211は、取得した予約データを、各ユーザのフライト予約を識別する固有の予
約番号とともに、後述の予約データ記憶部221に記憶させる。
求するときに、ユーザが入力した、A4やレターサイズ等の印刷用紙サイズデータを、受
け付ける機能部である。
合等は、省略される場合もある。
部221に記憶された予約データのうち、チェックインや搭乗に必要なデータをエンコー
ドして、二次元コードCを生成する機能部である。この二次元コードCは、例えば、各ユ
ーザのフライト予約の識別データ(予約番号)の他に、搭乗者名や搭乗便番号、搭乗便の
発着空港、搭乗便の発着日時等の各種データがエンコードされたものである。
を生成するものである。この画像データは、JPEGやBMP等の拡張子で表される画像
データだけでなく、XMLやHTML等の拡張子で表すものであってもよい。
サイズデータ受付部212が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに対
応するフォーマットデータを選択する。このフォーマットデータに基づき、予約データ取
得部211が取得した予約データに基づいて予約搭乗券に印刷する予約印刷情報Rと、二
次元コード生成部213が生成した二次元コードCと、を含む券データを生成する。生成
された券データは、後述の券データ記憶部223に記憶させる。
じて、券データが生成される。
部240を介して、ユーザ端末装置20に接続されるプリンタ30へ送信するものである
。券データ送信部215からプリンタ30への券データの送信は、ユーザからの発券要求
を契機に、券データが券データ生成部214により生成された後に、行われる。
いてユーザから再度発券要求があった場合には、後述の券データ記憶部223に記憶され
ている券データの送信を開始する。なお、プリンタ30へ送信された券データは、ユーザ
が指定したサイズの印刷用紙へ印刷される。
トデータ記憶部222と、券データ記憶部223と、を有する。
サーバ10と同等の機能として実行させるプログラムを記憶するものである。このプログ
ラムが展開されて実行されると、プログラムがインストールされたユーザ端末装置20の
各機能部が機能する。すなわち、予約データ取得部211と、印刷用紙サイズデータ受付
部212と、二次元コード生成部213と、券データ生成部214と、券データ送信部2
15と、予約データ記憶部221と、フォーマットデータ記憶部222と、券データ記憶
部223と、は、第1の実施形態に係るサーバ10の機能部と同等の機能を実行する。
ものである。また、予約データ記憶部221は、二次元コード生成部213及び券データ
生成部214により参照され、予約データの一部または全部が読み出されるものである。
のフォーマットデータを記憶するものである。フォーマットデータは、券データを印刷し
た時の印刷用紙における二次元コードCを印刷する位置を示す情報、予約印刷情報Rを印
刷する位置を示す情報、及び後述の折り線Fを印刷する位置を示す情報等の、予約搭乗券
に印刷する情報の配置情報を含む。フォーマットデータは、さらに、予約搭乗券に印刷す
る二次元コードCや文字のサイズ情報と、その他の印刷情報と、を含む。その他の印刷情
報は、例えば、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文のテキスト情報や画像等の情報が含
まれる。
予約搭乗券を折り畳んだときに二次元コードCが折り畳んだ予約搭乗券の表面に露出し、
翳し易くなるような配置情報となっている。さらに、折り線Fは、券データが印刷された
印刷用紙を、折る順番及び折る方向に沿って折り畳むと二次元コードCが折り畳まれた外
側の面に露出するよう、折り方が示されている場合もある。予約印刷情報Rは、予約搭乗
券に印刷されてもされなくてもよい。
同様に、図4または図5に例示される情報を示すものである。
ある。券データ記憶部223は、券データ送信部215が券データをプリンタ30へ送信
するときに券データ送信部215により参照され、券データが読み出されるものである。
これにより、券データ送信部215は、券データ生成後、ユーザからの任意のタイミング
での発券要求に応じた券データの送信が可能となる。
ocessing Unit)等のプロセッサが、プログラム記憶部224に格納された
プログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。
するよう構成される。
説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に係わる発券システムの処理手順例を示す
シーケンス図である。ここでは、ユーザがフライトの予約を開始し、予約搭乗券を印刷し
発券を完了するまでの、サーバ10、プログラムがインストールされたユーザ端末装置2
0、及びプリンタ30による処理手順を説明する。
ブブラウザを用いて、発券側のコンピュータシステムにアクセスし、フライト管理ウェブ
ページを表示させる。このフライト管理ウェブページ上において、ユーザはフライトの予
約手続きを完了させる(ステップS201)。
をユーザ端末装置20に表示させる指示を送る(ステップS202)。これに伴い、プログ
ラムインストールの要否を確認するメッセージ等が、ユーザ端末装置20の画面に表示さ
れる。
ンピュータシステムから、または、発券側のコンピュータシステムから送られてくる情報
に含まれるプログラムのダウンロードサイトから、ネットワーク40を介して、ユーザ端
末装置20へ提供される。ユーザは、このプログラムをこのユーザ端末装置20へインス
トールを完了した後に、このプログラムを起動する(ステップS203)。これで、発券処
理の準備が整う。
いてプログラムが起動されてもよい。また、これらステップS202とステップS203
は、次のステップS204以前であれば、いつ行われてもよい。
定される情報である予約データを発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システ
ムから取得し、記憶する(ステップS204)。
券印刷画面を表示させる指示を送る(ステップS205)。これに伴い、予約搭乗券の印刷
の要否を確認するメッセージ等が、ユーザ端末装置20の画面に表示される(図8参照)
。
0で印刷したい印刷用紙の印刷用紙サイズを選択する(ステップS206)。印刷用紙が選
択されると、プログラムは、この印刷用紙サイズデータを受け取ったことを契機として、
ユーザが指定した印刷用紙サイズに対応した券データを生成する(ステップS207)。
択ステップ(ステップS206)は省略される。
を介して、ユーザ端末装置20に接続されているプリンタ30へ印刷指示及び券データを
送信する(ステップS208)。これに伴い、プリンタ30が券データを印刷用紙に印刷す
る(ステップS209)。これにより、予約搭乗券の発券が完了する。
後、ユーザは、出発日に空港に備えられるチェックイン機の二次元コードリーダや、搭乗
ゲートに設置される二次元コードリーダ等の所定の二次元コードリーダに、予約搭乗券の
二次元コード箇所を翳すことで、その二次元コードリーダで受けられることになっている
チェックインや搭乗等の所定のサービスを受けることができる。
る。図12は、本発明の第2の実施形態に係るプログラムの実行手順例を示すフローチャ
ートである。
ストールを完了させると、例えば、予約手続き完了を示す画面上の操作から発券手続きへ
移行し、発券側のコンピュータシステムによりこのプログラムが起動される。その後、ユ
ーザ端末装置20にインストールされているプログラムが所定の手順で実行される。
ステムから予約データを取得し、予約データを予約データ記憶部221へ記憶させる(ス
テップS21)。
ズデータを受け付けると(ステップS22でYES)、発券処理に進む。
択ステップは省略されるが、ユーザ端末装置20から発券要求または発券要求とみなされ
る条件が満たされた場合(ステップS22でYES)、発券処理に進む。
た予約データの少なくとも一部から、二次元コードCを生成する(ステップS23)。
の生成は、券データ生成部214が、フォーマットデータ記憶部222を参照し、印刷用
紙サイズデータ受付部212が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに
対応するフォーマットデータを選択する。この選択されたフォーマットデータに基づき、
予約データ取得部211が取得した予約データのうち予約搭乗券に印刷する予約印刷情報
Rと、二次元コード生成部213が生成した二次元コードCとを含む券データを生成する
。
タ30へ送信する(ステップS25)。
ユーザによる予約搭乗券の発券(印刷)が開始される。以上のように発券された予約搭乗
券等の券媒体は、第1の実施形態で発行された券媒体と同様に、券媒体に印刷された折り
線F及び折る順番、折る方向に従って、折り線F箇所が全て折り畳まれる。折り畳まれた
券媒体は、ユーザにより折り畳まれた券媒体の二次元コード箇所が二次元コードリーダに
翳されて用いられる。
Cの配置情報を含むフォーマットデータを選択し、折り線F及び二次元コードCが記載さ
れた券媒体を印刷するための券データを生成することで、ユーザは、二次元コードリーダ
へ翳し易い券媒体を得ることができる。
券するようにしているため、一度券媒体が発券された後は券データが券データ記憶部22
3に記憶されており、一度券媒体を発券した後であれば、再度の券データ生成の処理を経
ずにその券媒体を印刷できる。また、券データはユーザ端末装置20内に記憶されている
ため、発券側のコンピュータシステムとの通信を行えない状態、例えばユーザ端末装置2
0がインターネットに接続していない状態でもその券媒体を印刷することが可能となる。
以下、上述した本発明の第1の実施形態または第2の実施形態の何れかにより発券され
る券媒体について、説明する。図13から図18を参照して、予約搭乗券の配置情報につ
いて説明する。
係る何れかの実施形態により発券される券媒体は、折り線Fと、折り線Fを折る順番及び
折る方向等の折り方を示す情報と、予約印刷情報Rと、二次元コードCと、が印刷される
。折り方を示す情報や、予約データは、あってもなくてもよい。
、中央左下部分に位置する。このように、二次元コードCの位置は、予約搭乗券を折り線
Fの手順通りに折り畳んだ状態で表面に露出する箇所に位置すれば、予約搭乗券上の何れ
の位置にあってもよい。
つ折りにするよう折り線Fが印刷されている。このように、折り畳んだ状態で二次元コー
ドCが表面の何れかの箇所に露出するようであれば、折り線Fは予約搭乗券上のどこにあ
ってもよい。
互の破線や、その他の破線、点線、または一点鎖線等、何れの形態により表記されてもよ
い。
れにより、折り畳んだ予約搭乗券を二次元コードリーダに翳す際に、二次元コードCがユ
ーザの指で覆い隠されてしまうことを防ぐことができる。持ち手の位置は、図16のよう
に「持ち手」と明記してもよいし、指の形を描いてもよいし、その他折り畳んだ予約搭乗
券を持つ際の手や指を置くべき位置が分かるものであれば、何れの形態でもよい。
搭乗券にとって二次元コードCが印刷された表面に対する他表面から、指示されている配
置情報である。図17に示す予約搭乗券は、折り畳んだ予約搭乗券の二次元コード箇所を
二次元コードリーダへ翳す際に、二次元コードCが印刷された面が二次元コードリーダと
向かい合うことから、ユーザが二次元コードCと二次元コードリーダとの正確な位置関係
を把握できないため、二次元コードCと二次元コードリーダとの位置関係を容易に把握す
るための情報を示したものである。
すれば、折り畳まれた状態の予約搭乗券にとって二次元コードCが印刷された表面に対す
る他表面、すなわち二次元コードCと二次元コードリーダが向かい合った状態においてユ
ーザから見える折り畳まれた状態の予約搭乗券の面のうち、二次元コードが印刷された位
置と対応する位置に、「裏面」等の表記をする。これは、折り線Fのうち最後に折る折り
線Fを挟んで、二次元コードCを印刷する位置と略線対称な位置に、「裏面」等の表記を
することに相当する。
二次元コードリーダへ目掛けて翳すべき二次元コードCの位置を把握できるようになる。
ード箇所を指示するようにする場合は、印刷用紙に両面印刷をする必要がある。しかし、
本実施形態のように予約搭乗券等の券媒体を折り畳んで使用するようにしているため、二
次元コードCと二次元コード箇所を指示する表記とは、印刷用紙の同一の面となる。その
ため、片面印刷により、上記のような二次元コード箇所がその裏側に位置することの表記
を行うことができる。
の図形等、ユーザに二次元コードCの位置を指示する内容の表記であれば、何れの表記形
態でもよい。
置情報である。これにより、折り線Fの意図を、誤解なくユーザに理解してもらえるよう
になる。例えば、図18のように、折り畳まれた予約搭乗券の最終形態を図示しておけば
、券媒体の便利な使い方が、ユーザにとってより一層一目瞭然となる。
示した配置情報の何れかを組み合わせたものであってもよい。
刷用紙における二次元コードCを印刷する位置を示す情報、及び折り線Fを印刷する位置
を示す情報等の配置情報を含むフォーマットデータを印刷用紙サイズ毎に記憶しておき、
ユーザにより指定された印刷用紙サイズ用のフォーマットデータに応じて、当該フォーマ
ットデータに基づき二次元コードC及び折り線Fを含む券データを生成する。
なプリンタ30で印刷されることにより発券される。このように発券された券媒体は、券
媒体に印刷された折り線Fに沿って折り畳まれることにより、二次元コード箇所の紙面が
ほぼ真っ直ぐの姿勢となり安定するので、この二次元コードCは二次元コードリーダに翳
し易い大きさ及び硬さとなる。その結果、券媒体に印刷された二次元コード箇所の紙面の
姿勢がより保ち易い券媒体を得ることができる。
、ユーザの着衣に備えられるポケットやユーザが携帯する鞄の取り出し易い位置のポケッ
ト等に収納することができ、携帯性も向上する。この折り畳む手順は、印刷された券媒体
を、例えばA4の印刷用紙に印刷された場合であれば、券媒体に印刷される折り線Fに沿
って3回折り畳むだけの非常に簡便な方法により、実現できる。
ドリーダに翳す際に二次元コードCが何れの位置にあるかを示す表記等を、券媒体にさら
に印刷するようにすることで、ユーザにとって、券媒体に印刷された二次元コード箇所を
二次元コードリーダへより翳し易い券媒体を提供できる。
上記第1の実施形態及び第2の実施形態では、ユーザが選択した印刷用紙サイズに応じ
て券媒体を発券するようにしているが、ユーザが印刷用紙サイズを選択することなく、所
定の印刷用紙サイズに印刷するようにしてもよい。すなわち、二次元コード箇所の紙面の
姿勢を安定させることができる折り線Fを含むフォーマットデータ、つまり、印刷用紙サ
イズに合ったフォーマットデータに基づき券媒体の券データを生成するようにしてもよい
。
また、1次元コードを含めてもよい。一次元コードとは、例えばバーコードである。
形態により発券する券媒体は、フライトの予約搭乗券に限らず、電車やバス等の乗車券や
、遊戯施設等の施設内への入場に利用される入場券等の何れであってもよい。各種入場券
、搭乗券、乗車券、乗船券、食券等の有料券、或いはこれらの予約券、また、優待券、割
引券、招待券等の無料券等、種々の態様が想定される。
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様
々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、
置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に
含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるもので
ある。
20…ユーザ端末装置
30…プリンタ
111、211…予約データ取得部
112、212…印刷用紙サイズデータ受付部
113、213…二次元コード生成部
114、214…券データ生成部
115、215…券データ送信部
121、221…予約データ記憶部
122、222…フォーマットデータ記憶部
123、223…券データ記憶部
224…プログラム記憶部
Claims (18)
- 折り線を印刷する位置を示す情報及び二次元コードを印刷する位置を示す情報を含む券
媒体のフォーマットデータを印刷用紙サイズに応じて記憶するフォーマットデータ記憶部
と、
ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データの少なく
とも一部から二次元コードを生成する二次元コード生成部と、
前記フォーマットデータ記憶部に記憶されたフォーマットデータに基づき、前記折り線
及び前記二次元コード生成部で生成した二次元コードを含む券データを印刷用紙サイズに
応じて生成する券データ生成部と、
前記券データ生成部で生成した券データを前記ユーザ端末装置へ送信する券データ送信
部と、
を有するサーバ。 - 前記ユーザ端末装置から印刷用紙サイズのデータを受け付ける印刷用紙サイズデータ受
付部をさらに備え、
前記券データ生成部は、前記印刷用紙サイズデータ受付部が受け付けた印刷用紙サイズ
データに応じて、前記フォーマットデータ記憶部に記憶されたフォーマットデータを選択
し、前記選択されたフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記二次元コード生成
部で生成した二次元コードを含む券データを生成する、
請求項1に記載のサーバ。 - 前記印刷用紙サイズデータ受付部は、複数の印刷用紙サイズから選択された印刷用紙サ
イズのデータを受け付ける、
請求項2に記載のサーバ。 - 前記フォーマットデータ記憶部は、フォーマットデータとして、印刷用紙サイズに応じ
て、折り線を印刷する位置を示す情報と、前記折り線の折り方を示す情報を印刷する位置
を示す情報と、二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を記憶し、
前記券データ生成部は、前記フォーマットデータ記憶部に記憶されたフォーマットデー
タに基づき、前記折り線、前記折り線の折り方を示す情報、及び前記二次元コード生成部
で生成した二次元コードを含む券データを印刷用紙サイズに応じて生成する、
請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のサーバ。 - 前記折り線の折り方を示す情報は、前記折り線の折る順番を示す情報を含む、
請求項4に記載のサーバ。 - 前記折り線の折り方を示す情報は、前記折り線の折る方向を示す情報を含む、
請求項4又は請求項5に記載のサーバ。 - 前記フォーマットデータ記憶部は、フォーマットデータとして、さらに、持ち手の位置
を指示する情報を印刷する位置を示す情報を記憶し、
前記券データ生成部は、券データとして、さらに前記持ち手の位置を指示する情報を含
む、券データを生成する、
請求項4乃至請求項6の何れか1項に記載のサーバ。 - 前記フォーマットデータ記憶部は、フォーマットデータとして、さらに、折り畳まれた
状態の券媒体にとって二次元コードが印刷された表面に対する他表面のうち、二次元コー
ドが印刷された位置と対応する位置に、二次元コードの位置を指示する情報を印刷する位
置を示す情報を記憶し、
前記券データ生成部は、券データとして、さらに前記二次元コードの位置を指示する情
報を含む、券データを生成する、
請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載のサーバ。 - 前記フォーマットデータ記憶部は、フォーマットデータとして、さらに、前記折り線の
うち最後に折る折り線を挟んで、二次元コードを印刷する位置と略線対称な位置に、二次
元コードの位置を指示する情報を印刷する位置を示す情報を記憶し、
前記券データ生成部は、券データとして、さらに前記二次元コードの位置を指示する情
報を含む、券データを生成する、
請求項4乃至請求項7の何れか1項に記載のサーバ。 - ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データを外
部から取得し、
前記取得した予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成し、
印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び二次元コードを印刷す
る位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記生成
した二次元コードを含む券データを生成し、
前記生成した券データをプリンタへ送信する、
プログラム。 - ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、
前記ユーザ端末装置から印刷用紙サイズのデータを受け付け、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データを外
部から取得し、
前記取得した予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成し、
前記受け付けた印刷用紙サイズデータに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び
二次元コードを印刷する位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータを選択し、前
記選択されたフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記生成した二次元コードを
含む券データを生成し、
前記生成した券データをプリンタへ送信する、
プログラム。 - ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、
前記ユーザ端末装置から、複数の印刷用紙サイズから選択された印刷用紙サイズのデー
タを受け付け、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データを外
部から取得し、
前記取得した予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成し、
前記受け付けた印刷用紙サイズデータに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び
二次元コードを印刷する位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータを選択し、前
記選択されたフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記生成した二次元コードを
含む券データを生成し、
前記生成した券データをプリンタへ送信する、
プログラム。 - ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データを外
部から取得し、
前記取得した予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成し、
印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、前記折り線の折り方を
示す情報を印刷する位置を示す情報と、二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含
む券媒体のフォーマットデータに基づき、前記折り線、前記折り線の折り方を示す情報、
及び前記二次元コード生成部で生成した二次元コードを含む券データを生成し、
前記生成した券データをプリンタへ送信する、
プログラム。 - ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、
前記ユーザ端末装置から印刷用紙サイズのデータを受け付け、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データを外
部から取得し、
前記取得した予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成し、
前記受け付けた印刷用紙サイズデータに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、
前記折り線の折り方を示す情報を印刷する位置を示す情報と、二次元コードを印刷する位
置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータを選択し、前記折り線、前記折り線
の折り方を示す情報、及び前記二次元コード生成部で生成した二次元コードを含む券デー
タを生成し、
前記生成した券データをプリンタへ送信する、
プログラム。 - ユーザ端末装置と通信するサーバにより、券データを生成する方法であって、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データの少
なくとも一部から二次元コードを生成する二次元コード生成ステップと、
印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び二次元コードを印刷す
る位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記生成
した二次元コードを含む券データを生成する券データ生成ステップと、
前記生成した券データを前記ユーザ端末装置へ送信する券データ送信ステップと、
を有する券データ生成方法。 - ユーザ端末装置と通信するサーバにより、券データを生成する方法であって、
前記ユーザ端末装置から印刷用紙サイズのデータを受け付ける印刷用紙サイズデータ受
付ステップと、
前記ユーザ端末装置から入力された情報に基づき決定される情報である予約データの少
なくとも一部から二次元コードを生成する二次元コード生成ステップと、
前記受け付けた印刷用紙サイズデータに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報及び
二次元コードを印刷する位置を示す情報を含む券媒体のフォーマットデータを選択し、前
記選択されたフォーマットデータに基づき、前記折り線及び前記生成した二次元コードを
含む券データを生成する券データ生成ステップと、
前記生成した券データを前記ユーザ端末装置へ送信する券データ送信ステップと、
を有する券データ生成方法。 - 請求項1乃至請求項9の何れか1項に記載のサーバにより生成された券データが、印刷
された券媒体。 - 請求項10乃至請求項14の何れか1項に記載のプログラムにより生成された券データ
が、印刷された券媒体。
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